JP5086610B2 - 警報装置 - Google Patents

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本発明は、検知対象の異常状態を検知する検知手段と、外部へ外部警報を出力する外部機器へ警報外部信号を出力可能な外部出力手段と、前記検知手段で前記異常状態を検知した場合に前記外部出力手段に前記警報外部信号を出力させる警報手段を備えた警報装置に関する。
従来の警報装置として、家庭や事業所等の検知対象において、ガス漏れ、不完全燃焼、火災等を検知可能なものが知られている。かかる警報装置として、例えば、都市ガス等が漏れてメタン濃度が所定の閾値を超えた時にガス漏れの発生を通知するガス漏れ警報装置、一酸化炭素濃度が所定の閾値を超えた時に不完全燃焼が発生していることを通知する不完全燃焼警報装置、室内の温度が所定の閾値を超えた時や煙の発生を検知した時に火災が発生していることを通知する火災警報装置等がある。
この種の警報装置の出力は、ガス漏れ、不完全燃焼、火災等の異常を検知した時に、警報音を出力したり、LED等により警報表示を出力したり、外部に警報外部信号を出力させる形態で、警報を出力するようになっている。
この種の警報装置として、外部に備えられた外部機器としての集中監視盤に接続され、異常状態と検知した場合にその外部機器へ警報外部信号を出力するように構成され、その外部機器が警報装置から受信した警報外部信号に応じて、玄関等で発するブザー音等の外部警報を出力するものが知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2000−207660号公報
しかしながら、上記従来の警報装置では、異常が発生していないのにも関わらず警報装置から外部機器に対して警報外部信号を出力している場合や、安全対策を講じて安全を確保した場合などにおいても、上記外部機器が外部警報を出力しつづけて、使用者や近隣に不要な不安感や不快感を与えてしまう場合がある。
また、このような不要な不安感及び不快感を与えないようにするために、外部機器の電源を切るなどして、外部機器が外部警報を出力しないようにすることができるが、この場合には、実際に異常状態である場合において、利用者や近隣がそれに気づかずに、危険な状態となることが懸念される。
本願発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、使用者の安全性を維持しながら、使用者や近隣に対して不要な不安感や不快感を与えない警報装置を提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係る警報装置は、検知対象の異常状態を検知する検知手段と、外部へ外部警報を出力する外部機器へ警報外部信号を出力可能な外部出力手段と、前記検知手段で前記異常状態を検知した場合に前記外部出力手段に前記警報外部信号を出力させる警報手段を備え、初期モード、点検モード及び監視モードを含み、初期モードを実行した後に点検モードを実行する警報装置であって、その第1特徴構成は、前記警報手段が、前記警報外部信号の出力を許容する通常警報状態と、前記警報外部信号の出力を停止する外部出力停止状態との間で、前記警報外部信号の出力状態を切り替え可能に構成されるとともに、前記初期モード時に前記外部出力停止状態に切り替え可能に構成され、前記警報外部信号の出力状態の切り替えは、スイッチの操作により行うように構成され、さらに、前記点検モード時、前記スイッチの操作が行われ、且つ、前記検知手段が異常状態を検知している場合には、前記監視モードに移行するように構成され、前記監視モードに移行するときに、前記警報外部信号の出力状態を前記通常警報状態へ強制的に切り替える点にある。
上記第1特徴構成によれば、例えば、外部機器が玄関で発するブザー音などの外部警報を出力する必要がない場合において、警報手段が外部機器へ警報外部信号の出力を停止する外部出力停止状態とすることで、外部機器により不要な外部警報が出力されることを防止できる。この結果、使用者や近隣に対して不要な不安感や不快感を与えることを防止することができる。
また、警報手段は、上記の場合においてのみ警報外部信号の出力を停止し、それ以外の外部機器が外部警報を出力すべき場合においては、警報外部信号の出力を許容する通常警報状態とすることで、使用者の安全性を維持することができる。
加えて、記特徴構成によれば、ガス事業者等の作業員が警報装置を点検する点検モード時、又は、当該警報装置の作動を確認する確認処理時に、警報手段が予め警報外部信号の出力状態を外部出力停止状態とすることで、点検又は確認時に外部機器が不要な外部警報を出力することを防止できる。この結果、使用者や近隣に対して不要な不安感や不快感を与えることを防止することができる。
また、警報装置の故障時に、警報手段が外部機器へ警報外部信号を出力することを停止することによって、外部機器が誤って外部警報を出力することを迅速且つ簡便に停止することができる。この結果、使用者や近隣に対して不要な不安感や不快感を与えることを防止することができる。
さらに、記特徴構成によれば、スイッチの操作により警報外部信号の出力を停止する外部出力停止状態へ簡単に切り替えることができる。
また、上記特徴構成によれば、検知対象の異常状態を監視する監視モードに移行するときに、警報外部信号の出力状態を通常警報状態へ強制的に切り替えて、外部機器による外部警報の出力が無意識に停止されていることを防止し、使用者の安全性を維持することができる。
本発明に係る警報装置の第特徴構成は、上記第1の特徴構成に加えて、前記検知手段が、複数の異常状態を検知し、前記外部出力手段が、前記複数の異常状態の夫々に対して警報外部信号を出力可能であり、前記警報手段が、前記外部出力停止状態において、前記警報外部信号の夫々の出力を各別に停止可能に構成されている点にある。
上記第特徴構成によれば、警報手段が外部出力停止状態において、複数の異常状態の夫々に対する警報外部信号の出力を、各別に停止することができる。このため、一部の異常状態を誤検知するような故障が発生している場合などにおいて、その異常状態に対応する警報外部信号の出力のみを停止して、他の異常状態に対応する警報外部信号の出力を継続することができる。
本発明に係る警報装置の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、警報装置100の立面図、図2は、警報装置100の構成を示すブロック図である。また、図3〜8は、警報装置100により実行される各種処理フローを示す図である。
図1及び図2に示すように、警報装置100は、利用者等に対してガス漏れや不完全燃焼や火災などの異常が発生したことを報知するものであり、検知対象の異常状態を検知する検知手段10と、その検知手段10で異常状態が検知したときに各種出力部に警報を出力させるCPUからなる警報手段20と、記憶部としての不揮発性メモリ(以下、EEPROM)6とを備えている。
上記出力部としては、各種警報音をスピーカ32から出力可能な音声回路31(音声出力手段の一例)、各種警報表示を出力可能な表示回路41、警報外部信号を出力可能な外部出力回路51(外部出力手段の一例)が設けられている。
上記音声回路31は、異常が発生した場合に警報手段20からの信号に応答して、スピーカ32からビープ音や音声メッセージを出力させる形態で、その異常に応じた警報音を出力する。即ち、警報手段20は、検知手段10で異常状態が検知されたときに音声回路31から警報音を出力させる手段として機能する。
上記表示回路41は、異常が発生した場合に警報手段20からの信号に応答して、複数のLEDの夫々を点灯・点滅させる形態で、その異常に応じた警報表示を出力する。即ち、警報手段20は、検知手段10で異常状態を検知したときに表示回路41から警報表示を出力させる手段として機能する。
尚、上記複数のLEDとしては、筐体1の前面右部に配置され赤色光を発する火災用LED42、及び、筐体1の前面左部に配置され赤色光、黄色光、及び、緑色光の夫々を発するガス漏れ用LED43、不完全燃焼用LED44、動作状態表示用LED45が設けられている。
上記外部出力回路51は、異常が発生した場合に警報手段20からの信号に応答して、外部信号線52を通じて外部に対して有電圧信号を出力したり接点信号を出力したりする形態で、その異常に応じた警報外部信号を出力する。即ち、警報手段20は、検知手段10で異常状態を検知したときに外部出力回路51から警報外部信号を出力させる手段として機能する。
また、外部信号線52には、屋外等に対して異常の発生を通報するべく玄関等で音声を出力するような集中監視盤やインターホン親機等の外部機器53が接続される。
上記有電圧信号は、上記異常が発生していないときには6Vに維持され、上記異常が発生しているときには12V乃至18Vとされる信号である。また、外部出力回路51は、警報装置100の故障時には、有電圧信号を0Vとすることで、外部機器53に対して故障を通知するように構成されている。
上記検知手段10としては、筐体1の前面に形成された通気孔2の内部に設けられメタンの濃度を検知するメタンセンサ11、同通気孔2の内部に設けられCO(一酸化炭素)の濃度を検知するCOセンサ12、及び、筐体1の前面に設けられ室内温度を検知する熱センサ13が設けられている。
上記メタンセンサ11は、図示は省略するが公知の半導体式のセンサ素子と当該センサ素子を制御する制御回路とを有し、警報手段20からの信号に応答して周囲のメタン濃度に応じた出力を警報手段20に発信する。
上記COセンサ12は、図示は省略するが公知の半導体式のセンサ素子と当該センサ素子を制御する制御回路とからなり、警報手段20からの信号に応答して周囲のCO濃度に応じた出力を警報手段20に発信する。
上記熱センサ13は、公知の熱電対からなり、室内温度に応じた出力を警報手段20に発信する。
更に、上記メタンセンサ11及び上記COセンサ12の近傍温度に応じた出力を警報手段20に発信する温度サーミスタ4が設けられており、警報手段20は、温度サーミスタ4で検知されたセンサ11、12の近傍温度に基づいて、センサ11、12の出力を補正するように構成されている。
そして、警報手段20は、詳細については後述するが、上記メタンセンサ11、上記COセンサ12、又は、上記熱センサ13で検知されたメタン濃度、CO濃度、又は、室内温度が所定の遅延時間継続して所定の判定用閾値を越えた状態をガス漏れ、不完全燃焼、又は、火災と判定し、上記音声回路31、上記表示回路41、及び、上記外部出力回路51から、ガス漏れ、不完全燃焼、又は、火災の発生を利用者等に通知するための警報音、警報表示、及び、警報外部信号を出力させる。
更に、筐体1の前面下部には押しボタン式のスイッチ5が配置されており、筐体1の右側面下部には、商用電源より電力の供給を受けるためのコンセント25が配置されている。尚、各々、電源が必要な回路や部品については、コンセント25から供給される100Vをトランス、平滑回路、定電圧回路等により必要電圧に変換され、電力が供給される。
更に、警報手段20は、外部出力回路51に対して警報外部信号の出力を許容する通常警報状態と、警報外部信号の出力を停止する外部出力停止状態との間で、警報外部信号の出力状態を切り替え可能に構成されている。
以下、このような構成による処理を含め、警報手段20により実行される各種処理フローについて説明する。
〔全体処理〕
警報装置100の警報手段20は、図3に示すように、電源がONとなったときに、先ず内部メモリ等の初期化(ステップ#11)を行った上で、詳細については後述する初期モード(ステップ#12)及び点検モード(ステップ#13)を実行した後に、ガス漏れ、不完全燃焼、火災等の異常を監視するための監視モード(ステップ#14)を実行する。
〔監視モード〕
先ず、警報手段20が実行する上記監視モードについて説明する。
図6に示すように、以下で説明する監視モードを、繰り返し実行する。
警報手段20は、監視モードでは、図6に示すように、監視モード中であることを示すために動作状態表示用LED45を点灯させ(ステップ#301)、更に、後述する外部出力停止状態から通常警報状態へ強制的に切り替え(ステップ#302)、更に、ガス漏れ判定用閾値、不完全燃焼判定用閾値、及び、火災判定用閾値を、予めEEPROM6に記憶している監視閾値に設定する(ステップ#303)。
尚、上記EEPROM6には、後述する監視モードにおける異常判定処理で利用されるガス漏れ判定用閾値、不完全燃焼判定用閾値、及び、火災判定用閾値の夫々についての監視閾値が記憶されており、例えば、ガス漏れ判定用の監視閾値は、メタン濃度5000ppm時のメタンセンサ11の出力値に設定されており、不完全燃焼判定用の監視閾値は、CO濃度500ppm時のCOセンサ12の出力値に設定されており、火災判定用の監視閾値としては室内温度65℃時の熱センサ13の出力値に設定されている。
また、監視モードでは、スイッチ5が押されたか否かを判定し(ステップ#304)、スイッチ5が押されていない場合には、異常判定処理を実行する(ステップ#308)。
この異常判定処理は、ガス漏れ、不完全燃焼、火災等の異常の発生を判定する処理であり、具体的には、メタンセンサ11で検知されたメタン濃度が所定の遅延時間継続して上記ガス漏れ判定用閾値を越えた状態をガス漏れと判定し、COセンサ12で検知されたCO濃度が所定の遅延時間継続して上記不完全燃焼判定用閾値を越えた状態を不完全燃焼と判定し、熱センサ13で検知された室内温度が所定の遅延時間継続して上記火災判定用閾値を超えた状態を火災と判定する。また、ここで、上記夫々の判定用閾値を複数段階に設定し、異常の程度を複数段階に判定しても構わない。
更に、上記ステップ#308で上記異常判定処理を実行した後には、下記の表1に示すように、上記異常判定処理で判定された異常に応じた警報を出力する警報出力処理を実行する(ステップ#312)。
Figure 0005086610
即ち、ガス漏れ判定時には、表示回路41によりガス漏れ用LED43を点灯させる形態で警報表示出力を行い、音声回路31により「ピッピッピッピッ ガスが漏れていませんか」等のガス漏れ警報音を出力させる形態で警報音出力を行い、更に、外部信号出力回路51により有電圧信号を12Vとする形態で警報外部信号の出力を行う。
また、不完全燃焼判定時には、表示回路41により不完全燃焼用LED44を点灯させる形態で警報表示出力を行い、音声回路31により「ピッポッピッポッ 空気が汚れて危険です。窓を開けて換気してください。」等の不完全燃焼警報音を出力させる形態で警報音出力を行い、更に、外部信号出力回路51により有電圧信号を18Vとする形態で警報外部信号の出力を行う。
また、火災判定時には、表示回路41により火災用LED42を点灯させる形態で警報表示出力を行い、音声回路31により「ピーッピーッ 火災警報装置が作動しました。確認してください。」等の火災警報音を出力させる形態で警報音出力を行い、更に、外部信号出力回路51により接点信号をONとする形態で警報外部信号の出力を行う。
尚、この警報出力処理において、上記ガス漏れ、上記不完全燃焼、及び、上記火災のうちの複数の異常が併発した場合には、複数の異常に対応する警報出力を組み合わせて行う。例えば、ガス漏れと不完全燃焼との両方が発生したと判定した場合には、表示回路41によりガス漏れ用LED43と不完全燃焼用LED44との両方を点灯させる形態で警報表示出力を行い、音声回路31により上記ガス漏れ警報音と上記不完全燃焼警報音との両方を順次出力させる形態で警報音出力を行い、更に、外部信号出力回路51により有電圧信号を12Vと18Vとに交互に切り替える形態で警報外部信号の出力を行う。
また、異常が無いと判定した場合には、上記警報表示出力、上記警報音出力、及び、上記警報外部信号の出力を行わず、上記有電圧信号は6Vの状態となり、接点信号はOFFとなる。
また、監視モードにおいて、上記ステップ#304においてスイッチ5が押されたときに、上述した異常判定処理において上記ガス漏れ、不完全燃焼、火災の異常を発生している異常状態であるか否かを判定する(ステップ#305)。
そして、上記ステップ#305において異常状態であると判定した場合には、上記ステップ#312の警報出力処理による警報音を出力させる警報音出力状態を、不快度低下状態ではない状態において出力させる通常警報音に対して不快度を低下させた不快度低下警報音を出力させる不快度低下状態に切り替える(ステップ#306)。
ここで、不快度低下状態とは、上述したガス漏れ警報音、不完全燃焼警報音、火災警報音のように、当該不快度低下状態ではない状態での通常警報音に対して、不快度を低下させた不快度低下警報音を音声回路31に出力させる警報音出力状態である。
また、この不快度低下警報音としては、上記通常警報音に対して音圧レベル(音量)を低下させたものを利用することができるが、上記通常警報音に対して音圧レベルの低下を伴わないで不快度だけを低下させたものを利用することもできる。
例えば、音圧レベルの低下を伴わなくとも、通常警報音が間歇的に出力されるものである場合には、その間歇出力の間隔を拡大したものを上記不快度低下警報音として利用することができる。また、通常警報音が、不快度が比較的高いビープ音等の不快音を一部に含む、例えば、その不快音に続いて音声メッセージを付加したものである場合には、通常警報音の一部の不快音を消去したものや、その不快音をチャイム音等の不快度が小さい音に変更したものを上記不快度低下警報音として利用することができる。
よって、上述した警報出力処理(ステップ#312)において、不快度低下状態では、上記異常判定処理(ステップ#308)で判定された異常に応じた不快度低下警報音を出力する形態で警報音出力を行うことになり、誤報時や異常認識後における利用者に対する不快度が低下される。
また、異常判定処理で異常が発生したと判定した場合には、メタンセンサ11、COセンサ12、熱センサ13で検出されたメタン濃度、CO濃度、室内温度のレベル(高さ)を危険度とし、上記不快度低下状態に切り替えたときに(ステップ#306)、そのときの上記危険度を初期危険度として予めEEPROM6に記録する(ステップ#307)。即ち、上記危険度をメタン濃度、CO濃度、室内温度のレベルとすることで、それらレベルの上昇を危険度の上昇として認識することができる。
更に、上記危険度に基づいて不快度低下状態を制御する不快度低下状態制御として、不快度低下状態において、危険度が上昇したときには、不快度低下状態ではない状態へ強制的に切り替える不快度低下解除制御を実行する(ステップ#310)。
即ち、この不快度低下解除制御では、異常判定処理(ステップ#308)において判定された上記危険度が、上記予め記録された初期危険度に対して上昇した場合には(ステップ#309)には、上記不快度低下状態を解除して、警報音出力状態を不快度低下状態ではない状態へ強制的に切り替えることで、利用者に対していち早く且つ正確に危険度の上昇を知らせることができる。
更に、上記危険度に基づいて不快度低下状態を制御する不快度低下状態制御として、不快度低下状態において、危険度が高いほど不快度低下警報音の不快度の低下程度を減少させる不快度低下状態制御を実行する(ステップ#311)。
例えば、この不快度低下状態制御では、不快度低下状態において、危険度が高いほど、不快度低下警報音の音圧レベルの低下程度や間歇出力の間隔を拡大程度等の不快度低下警報音の不快度低下程度を減少させて、利用者に対していち早く且つ正確に危険度の上昇を知らせることができ、逆に、危険度が低いほど、同不快度低下程度を増加させて、利用者に対する不快度を低減することができる。
また、上記判定用閾値を複数段階に設定している場合において、異常判定処理(ステップ#308)において取得された上記危険度が、初期危険度が上回った最大の判定用閾値よりも上位の判定用閾値を上回っている場合に、上記危険度が上昇したと判定するように構成しても構わない。
また、監視モードにおいて、上記ステップ#304においてスイッチ5が押され、且つ、上記ステップ#305において異常状態でないと判定した場合には、そのスイッチ5の操作が長押しであるか否かを判定する(ステップ#313)。
そして、上記ステップ#313においてスイッチ5が長押しされたと判定した場合には、音声回路31により「ピッ リセットします。」等のリセット通知音を出力させた上で(ステップ#315)、初期モードに移行する(ステップ#316)。
一方、上記ステップ#313においてスイッチ5が長押しされていないと判定した場合には、後述する警報出力の確認等を行うための確認処理を実行する(ステップ#314)。
〔確認処理〕
次に、警報手段20が実行する上記確認処理について説明する。
上記確認処理では、図7に示すように、先ず、音声回路31により「ピッ 自己診断中です。しばらくおまちください。」等の自己診断開始通知音を出力させた上で(ステップ#401)、自己診断を実行する(ステップ#402)。
ここで、自己診断としては、警報手段20として機能するCPU内部の異常チェック(ソフトチェック機能)や、メタンセンサ11、COセンサ12、熱センサ13、温度サーミスタ4等の異常出力チェック、各種回路の異常チェック等の内部チェックや、ガス漏れ、不完全燃焼、火災等の異常に対するテスト判定等のような診断を自動的に行う処理を実行することができる。
上記自己診断が終了したときには、音声回路31により「警報装置は正常です。安心してお使いください。」等の自己診断完了通知音を出力させる(ステップ#403)。よって、利用者は、正常に作動していることを認識することができる。
次に、この確認処理が開始されてからの経過時間が所定の保持時間(例えば2〜5分)に達して確認処理終了と判定されるまでに(ステップ#405)、スイッチ5が押されたか否かを判定し(ステップ#404)、更に、上記ステップ#404においてスイッチ5が押された場合には、そのスイッチ5の操作が長押しであるか否かを判定する(ステップ#406)。
上記ステップ#406においてスイッチ5が長押しされたと判定した場合には、上述した警報表示、警報音、警報外部信号のテスト出力を行う(ステップ#408)。
尚、警報表示、警報音、警報外部信号のテスト出力は、上述した警報出力処理でのガス漏れ判定時、不完全燃焼判定時、火災判定時の夫々における警報信号の出力状態(表1)を一定時間模擬したものである。
一方、上記ステップ#406においてスイッチ5が長押しされていないと判定した場合には、上記警報表示、警報音のテスト出力のみを行い(ステップ#407)、玄関等にある外部機器で警報が鳴るような上記警報外部信号の出力を停止することができる。
即ち、警報手段は、当該確認処理において、警報外部信号の出力を停止する外部出力停止状態に切り替え可能に構成されている。
〔初期モード〕
次に、警報手段20が、電源ON時に続いて実行する初期モードについて説明する。
上記初期モードでは、図4に示すように、先ず、初期モード中であることを示すために動作状態表示用LED45を点滅させ(ステップ#101)、所定のリセット処理及び内部チェック処理を行う(ステップ#102)。
ここで、リセット処理においては、電源ONからの通電時間を0secに設定し、後述するガス漏れ判定用閾値、不完全燃焼判定用閾値、及び、火災判定用閾値を、予めEEPROM6に記憶している監視閾値に設定し、更に、外部出力回路51により出力される有電圧信号を警報外部信号を出力しない状態である6Vに設定する。
また、上記内部チェック処理においては、警報手段20として機能するCPU内部の異常チェック(ソフトチェック機能)や、メタンセンサ11、COセンサ12、熱センサ13、温度サーミスタ4等の異常出力チェック、各種回路の異常チェック等を実行する。
また、初期モードでは、通電時間が所定の設定時間(例えば60秒)に達して初期モード終了と判定されるまでに(ステップ#107)、スイッチ5が長押しされたか否かを判定し(ステップ#103)、更に、スイッチ5が特殊操作されたか否かを判定する(ステップ#105)。
尚、上記特殊操作とは、偶然に起こりえないスイッチ5の操作であり、例えば、「長押し」や「複数回の連続押し」など、ある程度の確率で行われそうな操作ではなく、長押しと連続押しとを組み合わせた操作、例えば、「1回の長押しに続いて3回連続押し」、「10秒以上の長押しに続いて10回連続押し」など、その操作を知っていなければ偶然には起こりえないようなスイッチ5の押圧操作等を含む。また、上記特殊操作を、複数のスイッチ5の夫々に対する押圧操作を組み合わせた操作や、上記スイッチ5とは別の隠しスイッチを併用した操作等、より複雑なものとしても構わない。
そして、上記ステップ#103においてスイッチ5が長押しされたと判定した場合には、外部出力回路51による警報外部信号の出力を停止する外部出力停止状態に切り替える(ステップ#104)。
ここで、外部出力停止状態に切り替えるとは、外部出力回路51において、有電圧信号を、警報外部信号の出力を停止した状態に対応する6Vの状態に固定すること、及び、接点信号を警報外部信号の出力を停止した状態に対応するOFF状態に固定することを言う。
また、上記ステップ#105においてスイッチ5が特殊操作されたと判定した場合には、後述する個別設定処理を実行する(ステップ#106)。
〔個別設定処理〕
次に、警報手段20が実行する上記個別設定処理について説明する。
上記個別設定処理では、音声回路31により「個別機能設定モードです。設定番号の数だけスイッチ5を押してください」などの通知音を出力させた上で、図8に示すように、スイッチ5の押圧回数をカウントし(ステップ#501)、次に、下記の表2に示すように、そのカウントした押圧回数に応じた設定番号の設定処理を行う(ステップ#502)。以下、その夫々の設定番号の設定処理内容について、説明する。
尚、上記ステップ#501において、使用者がスイッチ5の押圧回数を間違えないように、スイッチ5が押圧される毎にそれまでにカウントした押圧回数を通知するなどの形態で、スイッチ5の押圧回数を通知するように構成しても構わない。
Figure 0005086610
上記設定番号1〜3の設定処理は、上述した異常判定処理におけるガス漏れ判定処理、不完全燃焼判定処理、火災判定処理の各種異常判定処理を各別に停止する処理である。
そして、このような設定処理を行うことで、万一、メタンセンサ11、COセンサ12、熱センサ13等の検知手段の故障や誤作動が起きた場合、警報装置の電源を切ることなく、問題がある異常判定処理を停止することが可能となり、問題のない異常判定処理及び警報出力処理を生かした状態で警報装置の作動を継続することができる。
上記設定番号4、5の設定処理は、ガス漏れ判定時又は不完全燃焼判定時に有電圧信号が6Vから12V又は18Vになることを禁止する形態で、上述した警報出力処理におけるガス漏れ判定時又は不完全燃焼判定時の外部出力回路51による警報外部信号の出力を各別に停止する処理である。
また、上記設定番号6の設定処理は、火災判定時に接点信号がOFFからONになることを禁止する形態で、上述した警報出力処理における火災判定時の外部出力回路51による警報外部信号の出力を停止する処理である。
そして、このような設定処理を行うことで、各種異常判定処理は停止したくないが、外部出力回路51による警報外部信号を出力した場合に集中監視盤やインターホン親機等の外部機器53により玄関等で音声が出力されることにより他人へ不快感を与えることを防止したい場合に、当該警報外部信号の出力を各種判定処理毎に停止することができる。
即ち、警報手段は、上記設定番号4〜6の設定処理において、複数の異常状態の夫々に対して警報外部信号の出力を各別に停止可能に構成されている。
上記設定番号7、8の設定処理は、上述した異常判定処理でガス漏れ判定に利用するガス漏れ判定用閾値を、例えばその時点の値に対して1.25倍や2倍など所定割合だけ、一時的に上昇させる。
そして、このような設定処理を行うことで、ガス漏れに対する判定処理の鋭敏化等により、明らかにガス漏れが判定されやすくなっている場合であっても、ガス漏れ判定を完全に停止させずに、ガス漏れ判定用閾値を上昇させて、そのガス漏れ判定の感度を下げることができる。よって、ガス漏れの誤判定を防止するとともに、より危険な状態に対してのガス漏れ判定の機能は残すことができる。
上記設定番号9の設定処理は、上述した警報出力処理で出力する外部出力信号としての有電圧信号を常時6Vに固定する処理である。
そして、このような設定処理を行うことで、点検等により異常判定処理において異常を判定した場合でも、外部出力回路51により集中監視盤やインターホン親機等の外部機器53への警報外部信号を出力せずに、外部機器53の音声出力を停止し、使用者や近隣に対して不要な不安感及び不快感を与えることを防止することができる。
上記設定番号10の設定処理は、上述した警報出力処理で出力する注意報メロディを停止する処理である。ここで、注意報メロディは、異常判定処理において、メタンセンサ11で検知されたメタン濃度が上述したガス漏れ判定用閾値よりも小さい注意報閾値を超えたことを判定した場合に、警報出力処理により音声回路31に出力されるメロディである。
そして、このような設定処理を行うことで、誤報により注意報メロディが出力されやすくなっている場合であっても、ガス漏れ判定を完全に停止させずに、注意報メロディの吹鳴を停止し、使用者や近隣に対して不要な不安感及び不快感を与えることを防止できる。
上記設定番号11の設定処理は、故障時において有電圧信号が6Vから0Vになることを禁止する形態で、故障時の外部出力回路51による警報外部信号の出力を停止する処理である。
そして、このような設定処理を行うことで、故障していても、有電圧信号が0Vとなることが防止でき、0Vとなった場合に集中監視盤が故障警告を発するといったことや、インターホン親機が鳴るといったことがなく、使用者や近隣に対して不要な不安感及び不快感を与えることを防止することができる。
即ち、警報手段は、上記設定番号11の設定処理において、警報外部信号の出力を停止する外部出力停止状態に切り替え可能に構成されている。
上記設定番号12、13の設定処理は、上述した異常判定処理でガス漏れ判定又は不完全燃焼判定に利用する遅延時間を、例えばその時点の値に対して所定割合だけ、延長させる処理である。
そして、このような設定処理を行うことで、遅延時間が短すぎることによるガス漏れや不完全燃焼に対する判定処理の鋭敏化を抑制することができ、ガス漏れ判定時や不完全燃焼判定時の警報の頻発による利用者の不快感を低減できる。
上記設定番号14の設定処理は、上述した警報出力処理で音声回路31に出力させる警報音から、ビープ音等は残しながら、音声メッセージのみを削除する処理である。そして、このような設定処理を行うことで、利用者やその他の使用者や近隣の者に対して、音声メッセージの内容により過剰な不安感を与えることを抑制することができる。
上記設定番号15の設定処理は、これまで説明した各種設定を標準状態にリセットする処理である。そして、このような設定処理を行うことで、万一間違った設定をしてしまっても、標準状態に戻すことができる。なお、この標準状態とは、工場出荷時の状態であってもよく、例えば、判定用閾値を工場での設定値に戻すといったことでもよい。
上記設定番号16、17の設定処理は、その時点から所定時間(例えば1分)経過後までのメタンセンサ11又はCOセンサ12の最大出力を、ガス漏れ判定用閾値又は不完全燃焼判定用閾値に設定する処理である。
そして、このような設定処理を行うことで、設置場所の環境下で変化したガス漏れ判定用閾値や不完全燃焼閾値を、メタンセンサ11やCOセンサ12に標準メタンガス(5000ppm)や標準COガス(500ppm)をかけてその設置環境の条件下で設定しなおすことができ、工場での設定環境と全くことなる設置環境下で、目標のガス濃度に対し、適正にガス漏れや不完全燃焼の判定を行うことができる。
〔点検モード〕
次に、警報手段20が、上記初期モードに続いて実行する点検モードについて説明する。
上記点検モードでは、図5に示すように、上述した監視モードと同様に動作状態表示用LED45を点灯させ(ステップ#201)、ガス漏れ判定用閾値を、予めEEPROM6に記憶している点検閾値に設定し(ステップ#202)、それ以降のステップを、通電時間が所定の設定時間(例えば1分)に達して点検モード終了と判定されるまでに(ステップ#212)繰り返し実行する。
尚、EEPROM6には、上述した監視モードにおいてガス漏れ判定に利用される監視閾値とは別に、本点検モードでガス漏れ判定に利用される点検閾値が記憶されている。また、この点検閾値は、上記監視閾値よりも小さめに設定されており、例えば、ガス漏れ判定用の点検閾値は、メタン濃度1000ppm時のメタンセンサ11の出力値に設定されている。
また、本実施形態では、ガス漏れ判定用閾値のみを監視閾値よりも小さい点検閾値に設定するが、別に、不完全燃焼判定用閾値や火災判定用閾値等についても監視閾値よりも小さい点検閾値に設定しても構わない。
また、点検モードでは、監視モードでのステップ#308、#312と同様に、異常判定処理及び警報出力処理を実行する(ステップ#206、#207)。
ここで、この点検モードでの異常判定処理においては、ガス漏れ判定用閾値が監視閾値よりも小さい点検閾値に設定されているので、比較的メタン濃度が低い点検用ガスを吹きかけたときでも、ガス漏れを判定しやすい状態となる。
また、この点検モードにおける異常判定処理では、監視モードとは異なり、例えば火災の発生を省略するように構成してもよい。
更に、上記ステップ#207の警報出力処理では、上記初期モードのステップ#104において外部出力停止状態に切り替えられている場合には、ガス漏れ判定時又は不完全燃焼判定時に有電圧信号が6Vから12V又は18Vになることを禁止する形態で、ガス漏れ判定時又は不完全燃焼判定時の外部出力回路51による警報外部信号の出力を停止するので、集中監視盤が故障警告を発することや、インターホン親機が鳴ることにより使用者や近隣に対して不要な不安感及び不快感を与えることを防止することができる。
即ち、警報手段は、当該点検モードにおいて、警報外部信号の出力を停止する外部出力停止状態に切り替え可能に構成されている。
また、点検モードにおいて、スイッチ5が押され、且つ、異常状態であると判定した場合には、監視モードに移行する(ステップ#203〜#205)。
これにより、点検モード中の一旦警報を出力している状態から、スイッチ5の押圧により速やかに点検モードを終了して、監視モードを開始することができる。すると、各種判定用閾値が、点検閾値から監視閾値に変更されることになるため、点検のために警報を出力しやすくなっていた状態を元の状態に戻して、早く警報の出力を停止することができる。
また、このように監視モードに移行する際に、適宜、警報音出力状態を不快度低下状態に切り替えるように構成して、例えば監視モードに移行した後でも、警報の出力が継続される場合に、不快度を低下させた不快度低下警報音を出力させることができる。
また、点検モードにおいて、上述した監視モードでのステップ#313〜#316と同様に、異常状態でないと判定し、且つ、スイッチ5が長押しされたと判定した場合には、リセット通知音を出力させた上で、初期モードに移行し、一方、スイッチ5が長押しされていないと判定した場合には、監視モードと同様の確認処理を実行する(ステップ#208〜#211)。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、監視モード(図6)に移行すると強制的に、警報外部信号の出力状態を外部出力停止状態から通常警報状態へ強制的に切り替えた(ステップ#302)が、危険度上昇や、設定時間の経過に応じて、外部出力停止状態を通常警報状態に切り替える構成としても構わない。
(2)上記実施形態の監視モード(図6)において、例えば、一時的に外部出力を停止可能に構成しても構わない。
(3)上記実施形態では、メタンセンサ11とCOセンサ12とを個別に設置したが、それらの代わりに、メタンとCOの両方を検知できるメタンCOセンサを設置しても構わない。
(4)上記実施形態において、警報装置100の形状を円形や多角形、楕円形等としたり、スイッチ5を引き紐スイッチとしたり、電源として電池を設けるなど、形状及び構造等について適宜改変可能である。
(5)上記実施形態において、夫々の点検閾値及び監視閾値については、特に限定されることなく適宜設定可能である。
本願発明の警報装置は、使用者の安全性を維持しながら、使用者や近隣に対して不要な不安感や不快感を与えない警報装置として有効に利用可能である。
警報装置の立面図 警報装置の構成を示すブロック図 警報手段による電源ONから電源OFFまでの全体処理を示すフロー図 警報手段による初期モードの処理を示すフロー図 警報手段による点検モードの処理を示すフロー図 警報手段による監視モードの処理を示すフロー図 警報手段による確認処理を示すフロー図 警報手段による個別設定処理を示すフロー図
符号の説明
1:筐体
2:通気孔
4:温度サーミスタ
5:スイッチ
6:不揮発性メモリ(EEPROM)
10:検知手段
20:警報手段
25:コンセント
31:音声回路
32:スピーカ
41:表示回路
42:火災用LED
43:ガス漏れ用LED
44:不完全燃焼用LED
45:動作状態表示用LED
51:外部出力回路(外部出力手段)
52:外部信号線
53:外部機器
100:警報装置

Claims (2)

  1. 検知対象の異常状態を検知する検知手段と、外部へ外部警報を出力する外部機器へ警報外部信号を出力可能な外部出力手段と、前記検知手段で前記異常状態を検知した場合に前記外部出力手段に前記警報外部信号を出力させる警報手段を備え、初期モード、点検モード及び監視モードを含み、初期モードを実行した後に点検モードを実行する警報装置であって、
    前記警報手段が、前記警報外部信号の出力を許容する通常警報状態と、前記警報外部信号の出力を停止する外部出力停止状態との間で、前記警報外部信号の出力状態を切り替え可能に構成されるとともに、前記初期モード時に前記外部出力停止状態に切り替え可能に構成され、
    前記警報外部信号の出力状態の切り替えは、スイッチの操作により行うように構成され、
    さらに、前記点検モード時、前記スイッチの操作が行われ、且つ、前記検知手段が異常状態を検知している場合には、前記監視モードに移行するように構成され、
    前記監視モードに移行するときに、前記警報外部信号の出力状態を前記通常警報状態へ強制的に切り替える警報装置。
  2. 前記検知手段が、複数の異常状態を検知し、
    前記外部出力手段が、前記複数の異常状態の夫々に対して警報外部信号を出力可能であり、
    前記警報手段が、前記外部出力停止状態において、前記警報外部信号の夫々の出力を各別に停止可能に構成されている請求項1に記載の警報装置。
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