JP6516486B2 - 警報器 - Google Patents

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Description

本発明は、電池で動作する警報器に関する。
ガス漏れ警報器やCOガス警報器には、電源投入直後の初期状態において自己点検動作である自動初期点検動作及び検知機能確認のための点検モード動作が自動的に行われるものがある。自動初期点検動作では、例えば、各種電気回路のチェックや表示ランプの点灯チェック、各種センサの故障チェックなどが行われる。点検モード動作では、通常動作時より短い検知周期でガス漏れやCOガスの検知動作が行われ、点検用ガスを吹きかけることにより、正常に検知が行われるかを点検できる。
このような警報器は、設置後に点検が行われることがあり、その場合、点検員が警報器を点検モード動作とする必要がある。そして、例えば、特許文献1に開示される従来の警報器である家庭用防災感知器は、家庭用電源ライン(商用電源)より電源供給を受けて動作するものであるため、電源プラグを壁面にあるコンセントから抜き差しすることで、感知器に電源投入時の動作を再度実行させることにより自動初期点検動作及び点検モード動作をさせてその点検を行っていた。
特開平10−124769号公報
内蔵した電池により動作する警報器においても、自動初期点検動作及び点検モード動作が行われるものがある。このような電池動作の警報器では、一旦電源オンされると、保安機器としての動作を確保するために容易に電源オフができない構成、例えば、一度オン操作をするとオフに戻せない電源スイッチを備えた構成、警報器内部に電源スイッチが設けられており警報器のケースをあけないと電源スイッチを操作できない構成などが採用されている。そのため、容易に電源オフができないので、電源オン後に再度自動初期点検動作や点検モード動作を行なわせることが困難であった。
本発明は、かかる問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、自動初期点検動作及び点検モード動作のうちの少なくとも一方を比較的容易に行わせることができる電池動作の警報器を提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、上記目的を達成するために、電源として電池を内蔵し、電源投入直後の初期状態において自己点検動作である自動初期点検動作及び検知機能確認のための点検モード動作を自動的に実行する警報器であって、操作入力手段と、電源投入直後の前記自動初期点検動作及び前記点検モード動作の実行終了後に前記操作入力手段に入力された操作を検出する入力操作検出手段と、前記入力操作検出手段によって基本機能実行操作が検出されたとき、所定の基本機能を実行する基本機能実行手段と、前記入力操作検出手段によって前記基本機能実行操作より入力に労力を要する再点検実行操作が検出されたとき、前記自動初期点検動作及び前記点検モード動作のうちの少なくとも一方の動作を実行する再点検動作実行手段と、前記入力操作検出手段によって前記基本機能実行操作より入力に労力を要しかつ前記再点検実行操作より入力に労力を要しない拡張機能実行操作が検出されたとき、所定の拡張機能を実行する拡張機能実行手段と、を有していることを特徴とする警報器である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記操作入力手段が、前記基本機能実行操作として前記警報器の状態の表示を指示する操作を入力するための点検スイッチであることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記警報器の状態の表示を指示する操作を入力するための点検スイッチと、前記点検スイッチとは別の他のスイッチと、を有し、前記操作入力手段が、前記他のスイッチであることを特徴とするものである。
本発明によれば、基本機能実行操作よりも入力に労力を要する再点検実行操作が操作入力手段に入力されると、電源投入直後に自動的に実行される自動初期点検動作及び点検モード動作のうちの少なくとも一方の動作を実行する。このようにしたことから、容易に電源オフができない構成であっても、通常時には基本機能実行操作が入力される操作入力手段に、入力が比較的困難な再点検実行操作を入力することで、自動初期点検動作及び点検モード動作のうちの少なくとも一方を比較的容易に行わせることができる。また、再点検実行操作は、比較的入力に労力を要するため、一般使用者が誤って当該再点検実行操作を入力してしまうことにより、意図せず自動初期点検動作や点検モード動作が行われてしまうことを抑制することができる。
本発明の一実施形態にかかる警報器の概略構成を示す機能ブロック図である。 図1の警報器の正面図である。 図1の警報器の電源投入直後の動作の一例を示すタイミングチャートである。 図1の警報器が備えるCPUによって実行される操作検出処理の一例を示すフローチャートである。 図1の警報器に短押し操作が入力されたときの動作の一例を示すタイミングチャートである。 図1の警報器に長押し操作が入力されたときの動作の一例を示すタイミングチャートである。 図1の警報器に長々押し操作が入力されたときの動作の一例を示すタイミングチャートである。
以下に、本発明の一実施形態にかかる警報器について、図1〜図7を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる警報器の概略構成を示す機能ブロック図である。図2は、図1の警報器の正面図である。図3は、図1の警報器の電源投入直後の動作の一例を示すタイミングチャートである。図4は、図1の警報器が備えるCPUによって実行される操作検出処理の一例を示すフローチャートである。図5〜図7は、それぞれ、図1の警報器に短押し操作、長押し操作又は長々押し操作が入力されたときの動作の一例を示すタイミングチャートである。
本実施形態の警報器は、ガス漏れ及びCOガス発生を検知して警報するガス・CO警報器であり、例えば、屋内の壁面等に設置されるものである。勿論、例えば、火災警報器などのガス・CO警報器以外の警報器に本発明を適用してもよい。
図1に示すように、本実施形態に係るガス・CO警報器AL(以下、単に「警報器AL」という)は、マイクロコンピュータ(以下、μCOMと記す)10に接続された点検スイッチ20、ガスセンサ30およびCOセンサ40を備えている。ガスセンサ30は、たとえば、半導体式センサや接触燃焼式センサを用いることができ、必要に応じて適切な種類のものが用いられる。また、COセンサ40は、例えば、電気化学式COセンサである。
μCOM10は、プログラムに従って各種の処理を行う制御手段としてのCPU(中央処理ユニット)10aと、CPU10aが行う処理プログラムなどが格納されたROM10bと、CPU10aでの各種の処理過程で使用するワークエリアや各種データを格納するデータ格納エリアなどを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM10cとを有する。
また、警報器ALは、μCOM10に接続され、ガス漏れ検知時に警報を音声で行うための音声出力回路60および鳴動手段としてのスピーカ70と、CO検知時に警報表示するための警報表示手段としての不完全燃焼警報ランプ80と、ガス漏れ検知時に警報表示するための警報表示手段としてのガス漏れ警報ランプ90と、故障発生時に故障を報知するための故障表示手段としての故障報知ランプ100と、不揮発性メモリである記憶手段としてのEEPROM110を備えている。EEPROM110には、予め設定されたガス漏れ警報しきい値や不完全燃焼警報しきい値等が格納されている。
不完全燃焼警報ランプ80は、たとえば黄色に発光するLEDからなり、ガス漏れ警報ランプ90は、たとえば赤色に発光するLEDからなり、故障報知ランプ100は、たとえば緑色に発光するLEDからなる。また、不完全燃焼警報ランプ80、ガス漏れ警報ランプ90および故障報知ランプ100は、μCOM10に接続され、μCOM10によって点灯/消灯制御が行われる。
また、警報器ALは、電池Baを内蔵し、電池BaからμCOM10等の各部に電源供給を行う電源回路50と、この電源回路50に接続されて電源回路50をオフ状態からオン状態にする(即ち、警報器ALを電源オフから電源オンにする)電源スイッチ4を備えている。電源スイッチ4は、警報器ALのケース内に配置されており、操作するためにはケースを開ける必要がある。
点検スイッチ20は、押しボタンスイッチであって、オフ状態ではCPU10aにハイ(H)レベルの信号を供給しており、その押しボタン部分20aの押下げ操作によりオン状態となると、CPU10aにロー(L)レベルの点検指示信号を供給する。点検スイッチ20は、操作入力手段に相当する。
CPU10aは、押しボタン部分20aの押下げ時間(即ち、点検スイッチ20のローレベル出力時間)によって入力された操作を区別し、各操作に割り当てられた動作を行う。押しボタン部分20aに入力される操作は、所定の長押し操作検出時間T1(例えば、3秒)より短い押下げ時間となる短押し操作、長押し操作検出時間T1より長くかつ所定の長々押し操作検出時間T2(例えば、8秒)より短い押下げ時間となる長押し操作、長々押し操作検出時間T2より長い押下げ時間となる長押し操作がある。短押し操作、長押し操作及び長々押し操作が、それぞれ基本機能実行操作、拡張機能実行操作及び再点検実行操作に相当する。
なお、ここでは図示しないが、警報器ALは、他の家屋等に設置されている他の警報器で検知された異常を連動警報する連動タイプのものであり、他の警報器と通信する通信部を備えている。警報器ALには、この通信部を通じて保守用治具であるパソコン(PC)に接続される。
警報器ALの製造後の出荷時には、電源スイッチ4はオフ状態とされている。そして、電源スイッチ4は、警報器ALを一般使用者宅等の適宜な設置場所へ設置した際に、販売業者の作業員によりオン状態に切り替えられる。警報器ALは、電源が投入されると後述する自動初期点検動作及び点検モード動作を自動的に実行し、その後、ガス漏れ及びCOガス発生の検知を行う監視モード動作を実行する。
監視モード動作時には、CPU10aは、所定の時間間隔(例えば、5秒間隔)でガスセンサ30およびCOセンサ40を監視しており、監視領域における異常発生時、ガスセンサ30がしきい値以上のガス濃度を検知すると、CPU10aは、所定の警報形態で、たとえば音声出力回路60を駆動してスピーカ70により音声メッセージ(または警報音)を出力させるとともにガス漏れ警報ランプ90を点滅させることによりガス漏れを報知する。また、COセンサ40がしきい値以上のCOを検知すると、CPU10aは、同様に、音声出力回路60を駆動してスピーカ70により音声を出力させるとともに不完全燃焼警報ランプ80を点滅させることによりCO警報を報知する。また、CPU10aは、故障発生時には故障報知ランプ100を点滅させて故障表示を行う。警報状態において点検スイッチ20の押しボタン部分20aの押下を検出することにより、警報を停止する。
図2に警報器ALの正面図を示す。警報器ALは、正面視矩形状に形成されており、正面中央箇所に上下方向に間隔を開けて配列されたスリットが形成されており、その内側にガスセンサ30が収容されている。また、正面右上箇所に同様のスリットが形成されており、その内側にCOセンサ40が収容されている。正面左下箇所には、複数の孔が形成されており、その内側にスピーカ70が収容されている。正面右下箇所には、上から順に不完全燃焼警報ランプ80、ガス漏れ警報ランプ90および故障報知ランプ100が間隔をあけて配列されている。正面下部中央箇所には、点検スイッチ20の押しボタン部分20aが設けられている。
以下、警報器ALの電源投入直後の動作、及び、点検スイッチ20の押しボタン部分20aに入力される各操作に割り当てられた動作(短押し操作、長押し操作、長々押し操作)の一例について、図3、図5〜図7を参照して説明する。各図に示すタイミングチャートにおいて、不完全燃焼警報ランプ80、ガス漏れ警報ランプ90及び故障報知ランプ100は、それぞれ黄LED、赤LED及び緑LEDに対応する。
(電源投入直後の動作)
警報器ALは、電源スイッチ4が操作されて電源オフから電源オンになると、図3に示すように、以下の(1)〜(8)の動作を行う。
(1)回路電圧チェック動作
(2)PC通信入力チェック動作
(3)電池電圧チェック動作
(4)全ランプ点灯・起動音鳴動動作
(5)自動初期点検動作
(6)鳴動原因表示動作
(7)点検モード動作
(8)監視モード動作
(1)回路電圧チェック動作
μCOM10等の各電子部品などで構成された回路に対して電源回路50から供給される電源電圧が適正範囲にあるか否かをチェックする。
(2)PC通信入力チェック動作
回路電圧チェック動作終了後の所定期間内(例えば、0.5秒)に、通信部を通じて保守用治具であるパソコンから通信要求があるか否かをチェックする。
(3)電池電圧チェック動作
PC通信入力チェック動作終了後に電源回路50に接続されている電池Baの出力電圧が適正範囲にあるか否かをチェックする。
(4)全ランプ点灯・起動音鳴動動作
PC通信入力チェック動作終了後の所定期間内(例えば、0.5秒)に、不完全燃焼警報ランプ80、ガス漏れ警報ランプ90および故障報知ランプ100を全て点灯したのち消灯する。また、警報器ALが起動したことを示す起動音(例えば、短い「ピッ」音)をスピーカ70から出力する。この起動音の出力により音声出力回路60及びスピーカ70の故障をチェックする。
(5)自動初期点検動作
全ランプ点灯・起動音鳴動動作終了後の所定期間内(例えば、60秒)に、(i)故障報知ランプ100を所定周波数(例えば、2Hz)で上記所定期間にわたって点滅させる動作(ii)、ガスセンサ30及びCOセンサ40の安定待ち動作、(iii)安定待ち動作中のCOセンサ40に故障がないかチェックする動作、を行う。
(6)鳴動原因表示動作
自動初期点検動作終了後、全ランプを点灯するとともに直前の警報鳴動原因に係るランプを他のランプより長い時間点灯し、そのあと、上記(1)〜(5)までの動作において異常が検出されなかったときは、正常であることを示す音声メッセージ(例えば、「正常です」)をスピーカ70から出力する。
(7)点検モード動作
鳴動原因表示動作終了後の所定期間内(例えば、5分)に、監視モード動作時よりも短い時間間隔(例えば、2秒間隔)でガスセンサ30及びCOセンサ40による検知動作を行う。この点検モード動作中に、点検員が点検用ガスを吹きかけることにより正常にガス検知が行われるかを点検する。
(8)監視モード動作
そして、点検モード動作終了後に、上述したようにガス漏れ及びCOガス発生の検知を行う。
(点検スイッチ20の押しボタン部分20aに入力される各操作に割り当てられた動作)
警報器ALは、監視モード動作中にガス漏れ及びCOガス発生の検知を行うのと並行して、図4に示す操作検出処理を実行する。
CPU10aは、点検スイッチ20の押しボタン部分20aが押下された時間(ローレベル出力時間)を計測して、このローレベル出力時間に基づき押しボタン部分20aに入力された操作を検出する(S100)。
具体的には、CPU10aは、点検スイッチ20の出力を監視し、この出力がローレベルになるとローレベル出力時間の計時を開始し、次の、短押し操作検出、長押し操作検出及び長々押し動作検出を行う。
(短押し操作検出)
スピーカ70から短押し操作検出音(例えば、「ピッ」)を出力する。ローレベル出力時間がさらに長押し操作検出時間T1を経過する前に点検スイッチ20の出力がローレベルからハイレベルに変化したことを検出すると、短押し操作が入力されたことを検出する。
(長押し操作検出)
ローレベル出力時間が長々押し操作検出時間T2を経過すると、スピーカ70から長押し操作検出音(例えば、「ピピッ」)を出力する。ローレベル出力時間がさらに長々押し操作検出時間T2を経過する前に点検スイッチ20の出力がローレベルからハイレベルに変化したことを検出すると、長押し操作が入力されたことを検出する。
(長々押し操作検出)
ローレベル出力時間が長々押し操作検出時間T2を経過すると、スピーカ70から長々押し操作検出音(例えば、「ピピピッ」)を出力する。点検スイッチ20の出力がローレベルからハイレベルに変化したことを検出すると、長々押し操作が入力されたことを検出する。
図5(a)、(b)に示すように、短押し操作が入力されたことが検出されると(S110でY)、状態表示動作を行う(S120)。状態表示動作は基本機能に相当する。具体的には、警報器ALの故障が検出されていないときは、上記(6)鳴動原因表示動作を行う。鳴動履歴がない場合は、全ランプを一時的に点灯し、そのあと、正常であることを示す音声メッセージ(例えば、「正常です」)をスピーカ70から出力する。鳴動履歴がある場合は、全ランプを点灯するとともに直前の警報鳴動原因に係るランプを他のランプより長い時間点灯し(図では赤LED)、そのあと、正常であることを示す音声メッセージをスピーカ70から出力する。また、図示していないが、警報器ALの故障が検出されているときは、故障原因を示す表示(故障報知ランプ100(緑LED)を故障原因に応じたパターンで点灯する)を行い、故障が検出されていることを示すメッセージ(例えば、「ピピピッ故障です」、「ピッ電池切れです」等)をスピーカ70から出力する。
または、図6に示すように、長押し操作が入力されたことが検出されると(S110でN、S130でY)、鳴動点検動作を行う(S140)。鳴動点検動作は拡張機能に相当する。具体的には、(9)ガス漏れ警報ランプ90を点滅させると同時にガス漏れ警報音(例えば「ガスが漏れています」)をスピーカ70から出力させるガス漏れ警報動作をガス漏れ警報音の1フレーズ分の期間行い、そして、(10)不完全燃焼警報ランプ80を点滅させると同時にCO警報音(例えば「不完全燃焼です」)をスピーカ70から出力させるCO警報動作をCO警報音の1フレーズ分の期間行う。そのあと、(11)終了音(例えば、「ピピッ」)をスピーカ70から出力する。
または、図7に示すように、長々押し操作が入力されたことが検出されると(S130でN)、自動初期点検動作、鳴動原因表示動作及び点検モード動作を行う(S150)。具体的には、図7に示すように、上述した(5)自動初期点検動作、(6)鳴動原因表示動作及び(7)点検モード動作を順に行う。なお、(5)自動初期点検動作及び(7)点検モード動作のみ行ってもよく、又は、(5)自動初期点検動作及び(7)点検モード動作のいずれか一方のみ行ってもよい。
上記各操作に対応する動作を行ったのち、再度監視モード動作に戻る。
CPU10aは、図4に示すフローチャートのステップS100を実行することにより入力操作検出手段として機能し、ステップS120を実行することにより基本機能実行手段として機能し、ステップS140を実行することにより拡張機能実行手段として機能し、ステップS150を実行することにより再点検動作実行手段として機能する。
以上より、本実施形態によれば、点検スイッチ20に短押し操作より入力に労力を要する長々押し操作が入力されると、電源投入直後に自動的に実行される自動初期点検動作及び点検モード動作の両方を実行する。このようにしたことから、容易に電源オフができない構成であっても、通常時には短押し操作が入力される点検スイッチ20に、入力が比較的困難な長々押し操作を入力することで、自動初期点検動作及び点検モード動作の両方を比較的容易に行わせることができる。また、長々押し操作は、比較的入力に労力を要するため、一般使用者が誤って長々押し操作を入力してしまい、意図せず自動初期点検動作及び点検モード動作が行われることを抑制することができる。
以上、本発明について、好ましい実施形態を挙げて説明したが、本発明の警報器はこれらの実施形態の構成に限定されるものではない。
上述した実施形態では、点検スイッチ20に長々押し操作が入力されることにより、自動初期点検動作及び点検モード動作を再度行う構成であったがこれに限定されるものではない。例えば、上述した警報器ALにおいて、押しボタンスイッチからなる電源スイッチ4が警報器のケース外から操作可能に設けられているとともに、電源オフ状態において電源スイッチ4に初めて短押し操作が入力されることにより電源回路50がオフ状態からオン状態となり、その後電源スイッチ4を操作しても電源回路50がオフ状態にならないように構成する。そして、電源スイッチ4に入力される操作を監視して、長々押し操作が入力されたときに、自動初期点検動作及び点検モード動作のうちの少なくとも一方の動作を行うように構成してもよい。この構成では、電源スイッチ4が、点検スイッチ20とは別の他のスイッチとなり操作入力手段に相当する。
また、上述した実施形態では、短押し操作を基本機能実行操作とし、短押し操作より労力を要する操作として長押し操作、さらに労力を要する操作として長々押し操作を採用した構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、短押し操作より労力を要する操作として、所定の時間内(例えば、3秒間)に2回又はそれ以上の複数回の短押し操作を行う連続押し操作を採用してもよい。また、点検スイッチ20として押しボタンスイッチ以外に、例えばスライドスイッチを採用した構成においては、1往復させるスライド操作を基本機能実行操作とし、この1往復のスライド操作より労力を要する操作として、所定の時間内に2往復又はそれ以上往復させるスライド操作を行う複数回スライド操作を採用してもよい。即ち、基本機能実行操作より労力を要する操作には、基本機能実行操作に比べて入力にかかる時間が長い操作や、入力が複雑な操作、入力にスキルが必要な操作を含む。
上述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の警報器の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
AL ガス・CO警報器(警報器)
10 μCOM(入力操作検出手段、基本機能実行手段、再点検動作実行手段、拡張機能実行手段)
20 点検スイッチ(操作入力手段)
30 ガスセンサ
40 COセンサ
50 電源回路
60 音声出力回路
70 スピーカ
80 不完全燃焼警報ランプ(黄LED)
90 ガス漏れ警報ランプ(赤LED)
100 故障報知ランプ(緑LED)

Claims (3)

  1. 電源として電池を内蔵し、電源投入直後の初期状態において自己点検動作である自動初期点検動作及び検知機能確認のための点検モード動作を自動的に実行する警報器であって、
    操作入力手段と、
    電源投入直後の前記自動初期点検動作及び前記点検モード動作の実行終了後に前記操作入力手段に入力された操作を検出する入力操作検出手段と、
    前記入力操作検出手段によって基本機能実行操作が検出されたとき、所定の基本機能を実行する基本機能実行手段と、
    前記入力操作検出手段によって前記基本機能実行操作より入力に労力を要する再点検実行操作が検出されたとき、前記自動初期点検動作及び前記点検モード動作のうちの少なくとも一方の動作を実行する再点検動作実行手段と、
    前記入力操作検出手段によって前記基本機能実行操作より入力に労力を要しかつ前記再点検実行操作より入力に労力を要しない拡張機能実行操作が検出されたとき、所定の拡張機能を実行する拡張機能実行手段と、を有していることを特徴とする警報器。
  2. 前記操作入力手段が、前記基本機能実行操作として前記警報器の状態の表示を指示する操作を入力するための点検スイッチであることを特徴とする請求項1に記載の警報器。
  3. 前記警報器の状態の表示を指示する操作を入力するための点検スイッチと、
    前記点検スイッチとは別の他のスイッチと、を有し、
    前記操作入力手段が、前記他のスイッチであることを特徴とする請求項1に記載の警報器。
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