JP6009203B2 - 火災警報器及び火災判断方法 - Google Patents

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Description

本発明は、火災警報器及び火災判断方法に関する。
従来、熱、煙及び一酸化炭素(以下COとも記載する)のそれぞれを検出して、これらを複合的に判断して火災を検出する火災警報器が提案されている(例えば特許文献1参照)。この火災警報器によれば、火災発生時において熱、煙及びCOが重複して発生することに着目し、火災の検出精度を向上させることができる。
特開2007−316765号公報
ここで、火災には、煙草の不始末等により発生する燻焼火災というものがある。この燻焼火災は、無炎火災と呼ばれることもあり、火災警報器が熱や煙を検知したときには、多量のCOが発生していることが多い。このため、火災警報器は、この燻焼火災を早期に判断して警報することが望ましい。
しかし、特許文献1に記載の火災警報器では、熱、煙及びCOから複合的に火災を判断するため、燻焼火災の判断を早期に行うことが困難となっている。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、COセンサからの信号に基づいて、より早期に燻焼火災を判断することが可能な火災警報器及び火災判断方法を提供することにある。
本発明の火災警報器は、周囲の一酸化炭素濃度に応じた信号を出力するCOセンサと、COセンサからの信号に基づいて火災を判断する判断部と、判断部により火災が判断された場合に火災警報を発する火災警報部と、を備え、判断部は、COセンサからの信号に基づいて所定濃度範囲内の一酸化炭素濃度が所定時間継続した場合に、燻焼火災が発生していると判断すると共に、所定濃度範囲の上限値を超える濃度領域において、一酸化炭素濃度の上昇度合いが所定の上昇度合い以上である場合、他の部屋における火災の発生と判断することを特徴とする。
本発明の火災警報器によれば、COセンサからの信号に基づいて所定濃度範囲内の一酸化炭素濃度が所定時間継続した場合に、燻焼火災が発生していると判断する。ここで、本件発明者らは、燻焼火災の初期及び中期においてCOは低濃度領域で緩やかに増加する傾向を見出した。このため、例えば所定濃度範囲として、人体の血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度があまり増加しないと想定される100ppm以下のCO濃度を設定し、この範囲のCO濃度が所定時間継続したことを判断することで、燻焼火災の発生を判断することができる。従って、COセンサからの信号に基づいて、より早期に燻焼火災を判断することができる。さらに、所定濃度範囲の上限値を超える濃度領域において、一酸化炭素濃度の上昇度合いが所定の上昇度合い以上である場合、他の部屋における火災の発生と判断する。ここで、本件発明者らは、他の部屋において火災が発生している場合、ある程度の時間が経つと、他の部屋の熱気流等(フラッシュオーバーやバックドラフトを含む)の関係から火災警報器が設置される部屋において急激にCO濃度が上昇する傾向があることを見出した。このため、上記の場合に他の部屋における火災の発生と判断することができる。
また、本発明の火災警報器は、所定濃度範囲は、第1所定濃度範囲と、第1所定濃度範囲の上限値よりも下限値が高い第2所定濃度範囲とを有し、火災警報部は、判断部によりCOセンサからの信号に基づいて第1所定濃度範囲内の一酸化炭素濃度が第1所定時間継続した場合、及び、判断部によりCOセンサからの信号に基づいて第2所定濃度範囲内の一酸化炭素濃度が第2所定時間継続した場合のそれぞれの場合において、警報出力を変化させることが好ましい。
この火災警報器によれば、所定濃度範囲は、第1所定濃度範囲と、第1所定濃度範囲の上限値よりも下限値が高い第2所定濃度範囲とを有し、第1所定濃度範囲内の一酸化炭素濃度が第1所定時間継続した場合、及び、第2所定濃度範囲内の一酸化炭素濃度が第2所定時間継続した場合のそれぞれの場合において、警報出力を変化させる。このため、例えば後者の方が前者の場合よりも、より危険度が高い警報出力を行うなどでき、燻焼火災について段階的な警報を行うことができる。
また、本発明の火災警報器は、種々の一酸化炭素濃度に応じた血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度が所定値に達するまでの到達時間のデータを記憶した記憶手段をさらに備え、判断部は、COセンサからの信号と記憶手段の記憶内容とに基づいて、COセンサからの信号に基づく一酸化炭素濃度が特定値以上となってから、血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度が所定値に達したと判断するまでの継続時間が規定時間以上となる場合に燻焼火災が発生していると判断することが好ましい。
この火災警報器によれば、血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度が所定値に達したと判断するまでの継続時間が規定時間以上である場合に燻焼火災が発生していると判断する。ここで、本件発明者らは、燻焼火災の初期及び中期においてCOは低濃度領域で緩やかに増加する傾向を見出した。このため、燻焼火災発生時において、血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度が所定値に達したと判断するまでの継続時間は、COが低濃度領域で緩やかに増加することに起因して、規定時間以上となる。従って、COセンサからの信号に基づいて、燻焼火災を判断することができる。
また、本発明の火災判断方法は、周囲の一酸化炭素濃度に応じた信号を出力するCOセンサからの信号に基づいて火災を判断する判断工程と、判断工程において火災が判断された場合に火災警報を発する火災警報工程と、を有し、判断工程では、COセンサからの信号に基づいて所定濃度範囲内の一酸化炭素濃度が所定時間継続した場合に、燻焼火災が発生していると判断することを特徴とする。
この火災判断方法によれば、COセンサからの信号に基づいて所定濃度範囲内の一酸化炭素濃度が所定時間継続した場合に、燻焼火災が発生していると判断する。ここで、本件発明者らは、燻焼火災の初期及び中期においてCOは低濃度領域で緩やかに増加する傾向を見出した。このため、例えば所定濃度範囲として、人体の血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度があまり増加しないと想定される100ppm以下のCO濃度を設定し、この範囲のCO濃度が所定時間継続したことを判断することで、燻焼火災の発生を判断することができる。従って、COセンサからの信号に基づいて、より早期に燻焼火災を判断することができる。
本発明の火災警報器及び火災判断方法よれば、より早期に燻焼火災を判断することができる。
本発明の実施形態に係る火災警報器の概略図である。 燻焼火災発生後のCO濃度を示すグラフであり、燻焼火災の初期を示している。 燻焼火災発生後のCO濃度を示すグラフであり、燻焼火災の中期を示している。 燻焼火災発生後のCO濃度及び煙濃度を示すグラフであり、図3の燻焼火災が進行した場合を示している。 1階での火災発生時における2階でのCO濃度を示す第1グラフである。 1階での火災発生時における2階でのCO濃度を示す第2グラフである。 本実施形態に係る火災警報器の火災判断方法を示すフローチャートであって、第1手法を示している。 本実施形態に係る火災警報器の火災判断方法を示すフローチャートであって、第2手法を示している。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る火災警報器の概略図である。同図に示す火災警報器1は、居室等で火災が発生した場合に火災を検知して警報するものであって、例えば居室等の空間の天井部位に設置されている。なお、本実施形態に係る火災警報器1は天井に限らず、壁や床面等のあらゆる箇所に設置可能である。
このような火災警報器1は、COセンサ10と、熱センサ20と、煙センサ30と、CPU(判断部)(Central Processing Unit)40と、音声警報部(火災警報部)50とから構成されている。
COセンサ10は、周囲の一酸化炭素濃度に応じた信号を出力するものである。具体的にCOセンサ10は、COの酸化反応によりCO濃度に応じた電流が流れる電気化学式のセンサであり、CO濃度に応じた電流を電圧に変換してCPU30に出力する。
熱センサ20は、温度に応じた信号を出力するものである。具体的に熱センサ20は、雰囲気温度により抵抗値が変化するサーミスタを含み、この抵抗値に基づく雰囲気温度に応じた温度信号を出力する。
煙センサ30は、煙量に応じた信号を出力するものである。具体的に煙センサ30は、所定の光路上の光量に応じた光量信号を出力する光電素子を含んで構成される。
CPU40は、火災警報器1の全体を制御するものである。このCPU40は、各センサ10〜30の信号に基づいて火災を判断する判断機能(判断部)を有している。
音声警報部50は、CPU40により火災が判断された場合に火災警報を発するものであって、例えば音声出力回路とスピーカやブザーなどの音声出力部とから構成されている。
ここで、従来の火災警報器では各センサからの信号に基づいて複合的火災を判断する機能のみを有していた。しかし、火災には、煙草の不始末等により発生する燻焼火災というものがある。この燻焼火災は、無炎火災と呼ばれることもあり、火災警報器が熱や煙を検知したときには、多量のCOが発生していることが多い。しかし、従来の火災警報器では、熱、煙及びCOから複合的に火災を判断するため、燻焼火災の判断を早期に行うことが困難となっている。
ところが、本件発明者らは、火災状況について鋭意研究を重ねた結果、燻焼火災の初期及び中期においてCOは低濃度領域で緩やかに増加する傾向を見出した。そこで、本件発明者らは、各センサ10〜30からの信号に基づいて複合的火災を判断するのみならず、COセンサ10からの信号に基づいて、第1手法及び第2手法により燻焼火災の発生を検知する火災警報器1の開発に至った。
第1手法について説明する。本実施形態に係る火災警報器1のCPU40は、COセンサ10からの信号に基づいて所定濃度範囲内のCO濃度が所定時間継続した場合に、燻焼火災が発生していると判断する。
より詳細にCPU40は、第1所定濃度範囲と、第1所定濃度範囲の上限値よりも下限値が高い第2所定濃度範囲とを記憶している。そして、CPU40は、第1所定濃度範囲内のCO濃度が第1所定時間継続した場合に、燻焼火災の初期であると判断する。また、CPU40は、第2所定濃度範囲内のCO濃度が第2所定時間継続した場合に、燻焼火災が継続中(中期)であると判断する。第2所定濃度範囲の下限値は、第1所定濃度範囲の上限値よりも高い値となっている。
図2は、燻焼火災発生後のCO濃度を示すグラフであり、燻焼火災の初期を示している。まず、経過時間0において燻焼火災が発生したとする。このとき、図2に示すように、燻焼火災発生から約4分の時点からCO濃度が上昇していく。そして、例えば床から225cmの位置では燻焼火災発生から約10分の時点で20ppmに至り、約16分の時点で60ppmに至る。また、例えば床から30cmの位置では燻焼火災発生から約13分の時点で20ppmに至り、約16分の時点で35ppmに至る。また、双方ともに18分の時点で20ppm以上のCO濃度を維持している。
このように、燻焼火災では火災発生の初期段階において、COが低濃度領域で緩やかに増加する。よって、CPU40は、COセンサ10からの信号に基づいて第1所定濃度範囲内のCO濃度が第1所定時間継続した場合に、燻焼火災が発生していると判断する。
本実施形態において第1所定濃度範囲は、20ppm以上50ppm未満の範囲である。すなわち、本実施形態においてCPU40は、20ppm以上50ppm未満のCO濃度が第1所定時間検出された場合に燻焼火災が発生していると判断する。なお、第1所定濃度範囲は、例えば人体の血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度(以下COHb濃度とも称する)があまり増加しないと想定される100ppm以下の範囲であれば、上記に限られるものではない。このような範囲に設定することにより、人体への影響が明らかとなる前に警報を行ってユーザへ対応を促すことができるからである。また、本実施形態において第1所定時間は、例えば5分に設定されているが、これに限らず、適宜変更可能である。
図3は、燻焼火災発生後のCO濃度を示すグラフであり、燻焼火災の中期を示している。なお、図3に示すグラフは、図2に示すグラフと異なる環境で計測したものであり、必ずしも図2に示すグラフと現象が一致するものではない。
まず、経過時間0において燻焼火災が発生したとする。このとき、図3に示すように、例えば床から230cmの位置では燻焼火災発生から徐々にCO濃度が上昇していき、約20分の時点で20ppmに至る。その後もCO濃度は上昇していき、約40分の時点で50ppmに至り、その後2次曲線的に上昇し60分で約170ppmに至る。
また、床から150cmの位置においてCO濃度は、燻焼火災発生から約30分の時点で略0ppmとなっているが、この時点からCO濃度は2次曲線的に上昇し、約40分の時点では30ppmに上昇する。その後もCO濃度は上昇していき、約50分の時点で110ppmに至り、約60分の時点で約200ppmに至る。
また、床から30cmの位置においてもCO濃度は、燻焼火災発生から30分経過する直前まで略0ppmとなっているが、この時点からCO濃度は2次曲線的に上昇し、約30分の時点では20ppmに上昇する。その後もCO濃度は上昇していき、約40分〜60分の時点では110ppm〜130ppmに至る。
このように、燻焼火災では火災発生の中期段階において、COが低濃度から2次曲線的に増加し始める傾向がある。よって、CPU40は、この傾向を捉えるべく、COセンサ10からの信号に基づいて第2所定濃度範囲内のCO濃度が第2所定時間継続した場合に、燻焼火災が継続中(中期)であると判断する。
本実施形態において第2所定濃度範囲は、50ppm以上100ppm未満の範囲である。すなわち、本実施形態においてCPU40は、50ppm以上100ppm未満のCO濃度が第2所定時間検出された場合に燻焼火災が継続中であると判断する。なお、第2所定濃度範囲は、第1所定濃度範囲と同様に、100ppm以下の範囲であれば、上記に限られるものではない。また、本実施形態において第2所定時間は、例えば5分に設定されているが、これに限らず、適宜変更可能である。
図4は、燻焼火災発生後のCO濃度及び煙濃度を示すグラフであり、図3の燻焼火災が進行した場合を示している。図4に示すように、煙濃度は燻焼火災発生から約90分経過した時点において急激に上昇している。このため、熱、煙、及びCOから複合的に火災を判断する従来の火災警報器では、この90分の時点において火災を判断し警報する可能性が高い。
しかし、この90分の時点において、CO濃度は、床から230cmで約900ppm、150cmで850ppm、30cmで550ppmとなっている。このため、CO濃度は、人体のCOHb濃度があまり増加しないと想定される100ppmをはるかに超えており、この時点で警報を行ってもユーザに適切な対応を促せない可能性が高くなってしまう。
これに対して、本実施形態に係る火災警報器1においてCPU40は、上記したように20ppm以上50ppm未満のCO濃度が第1所定時間(5分)検出された場合に燻焼火災の初期であると判断する。また、CPU40は、50ppm以上100ppm未満のCO濃度が第2所定時間(5分)検出された場合に燻焼火災の中期であると判断する。よって、熱、煙、及びCOから複合的に火災を判断する火災警報器と比較して早期に燻焼火災を判断でき、ユーザに適切な対応を促すことができる。
なお、本実施形態では燻焼火災の初期と中期とで警報出力を変化させることが好ましい。例えば音声警報部50は、CPU40により燻焼火災の初期が判断された場合、「室内、もしくは隣室で燻りがありませんか?火の元の確認をして下さい。」と出力し、燻焼火災の中期が判断された場合、「室内、もしくは隣室で出火する恐れがあります。室内及び、火の元の確認をして下さい。」と出力する。これにより、例えば後者の方が前者の場合よりも、より危険度が高い警報出力を行うなどでき、燻焼火災について段階的な警報を行うことができるからである。
また、本実施形態においてCPU40は、他の部屋における燻焼火災が進行して通常の火災となった場合を判断する機能についても有している。図5及び図6は、1階での火災発生時における2階でのCO濃度を示すグラフである。
図5に示すように、1階で火災が発生した場合、2階では1階の火災発生時からCO濃度が徐々に上昇していき、火災発生から約24分の時点で約80ppmに至る。また、図6に示すように、CO濃度は、この時点から急激に上昇していき、火災発生から約25分の時点では500ppmを超え、約26分の時点で2000ppmに至る。このように、本件発明者らは、他の部屋において火災が発生している場合、ある程度の時間が経つと、他の部屋の熱気流等(フラッシュオーバーやバックドラフトを含む)の関係から火災警報器1が設置される部屋において急激にCO濃度が上昇する傾向があることを見出した。
よって、CPU40は、100ppm(所定濃度範囲)を超える濃度領域において、CO濃度の上昇度合いが所定の上昇度合い以上である場合、他の部屋における火災の発生と判断する。ここで、CO濃度の上昇度合いが所定の上昇度合い以上である場合とは、例えばCO濃度が10秒間に20ppm以上上昇する場合をいう。このように、本実施形態においてCPU40は上記傾向を反映した判断を行うことにより、他の部屋の火災を判断できることとなる。
なお、図5及び図6では階下の部屋を他の部屋の一例として説明したが、これに限らず、例えば隣室など、同じ建屋内の全ての部屋であれば、階下の部屋に限られるものではない。また、本実施形態に係る火災警報器1は、他の部屋の火災を判断できることから、自己と他の部屋の火災警報器1とのそれぞれの判断結果から、他の部屋の火災を精度良く判断することもできる。
さらに、本実施形態に係る火災警報器1は他の部屋の火災を判断するにあたり、段階的に警報内容を変化させることが好ましい。より具体的に説明すると、CPU40は、100ppm以上200ppm未満の濃度範囲において10秒間に20ppm以上の濃度上昇があった場合、第1火災警報を出力すると判断する。そして、音声警報部50は、例えば「室内、もしくは隣室で出火した恐れがあります。速やかに、室内及び、火の元の確認をして下さい。」(第1火災警報)と警報する。
また、CPU40は、200ppm以上濃度範囲において10秒間に20ppm以上の濃度上昇があった場合、第2火災警報を出力すると判断する。そして、音声警報部50は、例えば「室内、もしくは隣室で出火した恐れがあります。速やかに、避難して下さい。」(第2火災警報)と警報する。
なお、CPU40は、CO濃度の上昇度合いに関わらず、500ppm以上のCO濃度を検出した場合には、音声警報部50から例えば「室内、もしくは隣室で出火した恐れがあります。直ちに避難して下さい。」(第3火災警報)と出力させ、1000ppm以上のCO濃度を検出した場合、音声警報部50から例えば「火災です。直ちに避難して下さい。」(第4火災警報)と出力させる。
次に、第2手法について説明する。本実施形態に係る火災警報器1は、上記第1手法に加えて、COHb濃度に応じた火災検出を行う機能を備えている。以下、COHb濃度に応じた火災検出について説明する。
この機能においてCPU40は、COセンサ10からの信号に基づくCO濃度から、COHb濃度が所定値にまで達する到達時間Tを求め、この到達時間Tの逆数を積算していくことで、火災を判断する。
具体的に説明すると、例えば酸素濃度18%において、人体は300ppmのCOに曝されると14.54分後にCOHb=10%となり、400ppmのCOに曝されると10.07分後に、COHb=10%となる。本実施形態においてCPU40は、このようなデータを記憶している。なお、記憶されるデータは、酸素濃度18%に限るものではなく21%等であってもよい。さらに、COHb濃度も10%に限らず、20%及び30%であってもよい。
また、CPU40は、300ppmのCOが1分間検出された場合、1/14.54を到達時間Tの逆数として積算する。また、300ppmのCOが1分間検出された後に、400ppmのCOが5分間検出された場合、5/10.07を到達時間Tの逆数として積算する。このようにCPU40は、順次積算していき積算値が1以上となったときに、COHb濃度が10%に到達したと判断して火災が発生していると判断する。
さらに、本実施形態では積算を開始して積算値が1となり火災が発生していると判断するまでの継続時間が規定時間(例えば30分)以上である場合に燻焼火災が発生していると判断し、継続時間が規定時間未満である場合に他の火災が発生していると判断する。上記したように、燻焼火災の初期では低濃度のCOが発生し、その後急激にCO濃度が上昇するため、積算値が1となり火災が発生していると判断するまでの継続時間が規定時間以上となる。よって、このような場合には燻焼火災であると判断する。
なお、到達時間Tの逆数の積算については、CO濃度に応じて重み付けを行ってもよいし、火災警報器1のケースによる遅延時間を考慮してもよい。さらには積算値について補正を行ってもよいし、CO濃度が特定値より低くなった場合には、積算値をリセットするようにしてもよい。さらに、CO濃度が特定値以上となった場合に積算を開始し、特定値未満の場合には積算を行わなくともよい。
次に、本実施形態に係る火災警報器1の火災判断方法について、フローチャートを参照して説明する。図7は、本実施形態に係る火災警報器1の火災判断方法を示すフローチャートであって、第1手法を示している。
図7に示すように、まずCPU40は、COセンサ10からの信号に基づいてCO濃度を検出する(S1)。次いで、CPU40は、検出したCO濃度が20ppm(第1所定濃度範囲の下限値)以上であるか否かを判断する(S2)。CO濃度が20ppm以上でないと判断した場合(S2:NO)、処理はステップS1に移行する。
一方、CO濃度が20ppm以上であると判断した場合(S2:YES)、CPU40は、検出したCO濃度が50ppm(第2所定濃度範囲の下限値)以上であるか否かを判断する(S3)。CO濃度が50ppm以上でないと判断した場合(S3:NO)、CPU40は20ppm以上50ppm未満のCO濃度が第1所定時間継続したか否かを判断する(S4)。
第1所定時間継続していないと判断した場合(S4:NO)、処理はステップS1に移行する。第1所定時間継続していると判断した場合(S4:YES)、CPU40は、燻焼火災の初期であると判断し、音声警報部50から第1燻焼火災警報を出力させる(S5)。この際、音声警報部50は、「室内、もしくは隣室で燻りがありませんか?火の元の確認をして下さい。」と出力する。その後、図7に示す処理は終了する。
CO濃度が50ppm以上であると判断した場合(S3:YES)、CPU40は、検出したCO濃度が100ppm以上である(第2所定濃度範囲の上限値を超える)か否かを判断する(S6)。CO濃度が100ppm以上でないと判断した場合(S6:NO)、CPU40は50ppm以上100ppm未満のCO濃度が第2所定時間継続したか否かを判断する(S7)。
第2所定時間継続していないと判断した場合(S7:NO)、処理はステップS1に移行する。第2所定時間継続していると判断した場合(S7:YES)、CPU40は、燻焼火災の中期であると判断し、音声警報部50から第2燻焼火災警報を出力させる(S8)。この際、音声警報部50は、「室内、もしくは隣室で出火する恐れがあります。室内及び、火の元の確認をして下さい。」と出力する。その後、図7に示す処理は終了する。
CO濃度が100ppm以上であると判断した場合(S6:YES)、CPU40は、検出したCO濃度が200ppm以上であるか否かを判断する(S9)。CO濃度が200ppm以上でないと判断した場合(S9:NO)、CPU40は100ppm以上200ppm未満においてCO濃度の上昇度合いが所定の上昇度合い以上であるか否かを判断する(S10)。
所定の上昇度合い以上でないと判断した場合(S10:NO)、処理はステップS1に移行する。所定の上昇度合い以上であると判断した場合(S10:YES)、CPU40は、他の部屋での火災であると判断し、音声警報部50から第1火災警報を出力させる(S11)。この際、音声警報部50は、「室内、もしくは隣室で出火した恐れがあります。速やかに、室内及び、火の元の確認をして下さい。」と出力する。その後、図7に示す処理は終了する。
CO濃度が200ppm以上であると判断した場合(S9:YES)、CPU40は、検出したCO濃度が500ppm以上であるか否かを判断する(S12)。CO濃度が500ppm以上でないと判断した場合(S12:NO)、CPU40は200ppm以上500ppm未満においてCO濃度の上昇度合いが所定の上昇度合い以上であるか否かを判断する(S13)。
所定の上昇度合い以上でないと判断した場合(S13:NO)、処理はステップS1に移行する。所定の上昇度合い以上であると判断した場合(S13:YES)、CPU40は、他の部屋での火災であると判断し、音声警報部50から第2火災警報を出力させる(S11)。この際、音声警報部50は、「室内、もしくは隣室で出火した恐れがあります。速やかに、避難して下さい。」と出力する。その後、図7に示す処理は終了する。
CO濃度が500ppm以上であると判断した場合(S12:YES)、CPU40は、検出したCO濃度が1000ppm以上であるか否かを判断する(S15)。CO濃度が1000ppm以上でないと判断した場合(S12:NO)、CPU40は音声警報部50から第3火災警報を出力させる(S16)。この際、音声警報部50は、「室内、もしくは隣室で出火した恐れがあります。直ちに避難して下さい。」と出力する。その後、図7に示す処理は終了する。
CO濃度が1000ppm以上であると判断した場合(S15:YES)、CPU40は音声警報部50から第4火災警報を出力させる(S17)。この際、音声警報部50は、「火災です。直ちに避難して下さい。」と出力する。その後、図7に示す処理は終了する。
図8は、本実施形態に係る火災警報器1の火災判断方法を示すフローチャートであって、第2手法を示している。図8に示すように、まずCPU40は、COセンサ10からの信号に基づいてCO濃度を検出する(S21)。次いで、CPU40は、検出したCO濃度が20ppm(特定値)以上であるか否かを判断する(S22)。なお、本実施形態において特定値は20ppmであるが、これに限らず、特定値は0ppmを含む他の値であってもよい。
CO濃度が20ppm以上であると判断した場合(S22:YES)、CPU40は、タイマをスタートさせる(S23)。そして、CPU40は、ステップS21にて検出したCO濃度から、例えばCOHb濃度が10%に達するまでの到達時間Tを求め、この逆数をΣ(1/T)なる式にて積算する(S24)。
次いで、CPU40は、積算値Σ(1/T)が1以上であるか否かを判断する(S25)。積算値Σ(1/T)が1以上でないと判断した場合(S25:NO)、処理はステップS21に移行する。一方、積算値Σ(1/T)が1以上であると判断した場合(S25:NO)、CPU40は、火災が発生していると判断する(S26)。
そして、CPU40は、ステップS23にてタイマをスタートさせてきあら、ステップS26にて火災が判断されるまでの継続時間が規定時間未満であるか否かを判断する(S27)。継続時間が規定時間未満でないと判断した場合(S27:NO)、CPU40は、燻焼火災が発生していると判断する(S28)。そして、CPU40は、音声警報部50から燻焼火災警報を出力させる(S29)。このとき、音声警報部50は、第1〜第2燻焼火災警報と同様の音声を出力してもよいし、他の音声を出力してもよい。その後、図8に示す処理は終了する。
一方、継続時間が規定時間未満であると判断した場合(S27:YES)、図8に示す処理は終了する。
ところで、CO濃度が20ppm以上でないと判断した場合(S22:NO)、CPU40は、この状態が例えば特定時間(例えば1時間)以上継続したか否かを判断する(S30)。特定時間以上継続していないと判断した場合(S30:NO)、処理はステップS21に移行する。
一方、特定時間以上継続したと判断した場合(S30:YES)、CPU40は、ステップS24にて得た積算値Σ(1/T)及びステップS23にてスタートさせたタイマをリセットする(S31)。その後、処理はステップS21に移行する。
このようにして、本実施形態に係る火災警報器1及び火災判断方法によれば、COセンサ10からの信号に基づいて所定濃度範囲内の一酸化炭素濃度が所定時間継続した場合に、燻焼火災が発生していると判断する。ここで、本件発明者らは、燻焼火災の初期及び中期においてCOは低濃度領域で緩やかに増加する傾向を見出した。このため、例えば所定濃度範囲として、人体の血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度があまり増加しないと想定される100ppm以下のCO濃度を設定し、この範囲のCO濃度が所定時間継続したことを判断することで、燻焼火災の発生を判断することができる。従って、COセンサからの信号に基づいて、より早期に燻焼火災を判断することができる。
また、所定濃度範囲は、第1所定濃度範囲と、第1所定濃度範囲の上限値よりも下限値が高い第2所定濃度範囲とを有し、第1所定濃度範囲内の一酸化炭素濃度が第1所定時間継続した場合、及び、第2所定濃度範囲内の一酸化炭素濃度が第2所定時間継続した場合のそれぞれの場合において、警報出力を変化させる。このため、例えば後者の方が前者の場合よりも、より危険度が高い警報出力を行うなどでき、燻焼火災について段階的な警報を行うことができる。
また、所定濃度範囲の上限値を超える濃度領域において、CO濃度の上昇度合いが所定の上昇度合い以上である場合、他の部屋における火災の発生と判断する。ここで、本件発明者らは、他の部屋において火災が発生している場合、ある程度の時間が経つと、他の部屋の熱気流等(フラッシュオーバーやバックドラフトを含む)の関係から火災警報器が設置される部屋において急激にCO濃度が上昇する傾向があることを見出した。このため、上記の場合に他の部屋における火災発生と判断することができる。
また、COHb濃度が所定値に達するまでの継続時間が規定時間以上である場合に燻焼火災が発生していると判断する。ここで、本件発明者らは、燻焼火災の初期及び中期においてCOは低濃度領域で緩やかに増加する傾向を見出した。このため、燻焼火災発生時において、COHb濃度が所定値に達するまでの継続時間は、COが低濃度領域で緩やかに増加することに起因して、規定時間以上となる。従って、COセンサからの信号に基づいて、燻焼火災を判断することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。例えば、上記実施形態において各値は上記した値に限らず、適宜変更可能である。
また、所定濃度範囲は、100ppmを超える範囲に設定されていてもよい。さらに、所定濃度範囲は、下限値のみを有し、上限値が無限大となるように設定されていてもよい。さらに、所定時間は固定値であってもよいし可変値であってもよい。
また、上記実施形態ではCO濃度に基づく到達時間の逆数の積算にあたり、分単位で説明したが、分単位に限らず、数秒単位などで積算が行われるようになっていてもよいし、数μ秒単位などで積算が行われるようになっていてもよい。
加えて、上記実施形態ではCOHb濃度10%を基準に火災を判断しているが、これに限らず、20%や30%等を基準に判断してもよいし、基準%以上で段階的に警報内容を変化させるようにしてもよい。
1…火災警報器
10…COセンサ
20…熱センサ
30…煙センサ
40…CPU(判断部)
50…音声警報部(火災警報部)

Claims (4)

  1. 周囲の一酸化炭素濃度に応じた信号を出力するCOセンサと、
    前記COセンサからの信号に基づいて火災を判断する判断部と、
    前記判断部により火災が判断された場合に火災警報を発する火災警報部と、を備え、
    前記判断部は、前記COセンサからの信号に基づいて所定濃度範囲内の一酸化炭素濃度が所定時間継続した場合に、燻焼火災が発生していると判断すると共に、前記所定濃度範囲の上限値を超える濃度領域において、一酸化炭素濃度の上昇度合いが所定の上昇度合い以上である場合、他の部屋における火災の発生と判断する
    ことを特徴とする火災警報器。
  2. 前記所定濃度範囲は、第1所定濃度範囲と、前記第1所定濃度範囲の上限値よりも下限値が高い第2所定濃度範囲とを有し、
    前記火災警報部は、前記判断部により前記COセンサからの信号に基づいて第1所定濃度範囲内の一酸化炭素濃度が第1所定時間継続した場合、及び、前記判断部により前記COセンサからの信号に基づいて第2所定濃度範囲内の一酸化炭素濃度が第2所定時間継続した場合のそれぞれの場合において、警報出力を変化させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の火災警報器。
  3. 種々の一酸化炭素濃度に応じた血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度が所定値に達するまでの到達時間のデータを記憶した記憶手段をさらに備え、
    前記判断部は、前記COセンサからの信号と前記記憶手段の記憶内容とに基づいて、前記COセンサからの信号に基づく一酸化炭素濃度が特定値以上となってから、血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度が所定値に達したと判断するまでの継続時間が規定時間以上となる場合に燻焼火災が発生していると判断する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の火災警報器。
  4. 周囲の一酸化炭素濃度に応じた信号を出力するCOセンサからの信号に基づいて火災を判断する判断工程と、
    前記判断工程において火災が判断された場合に火災警報を発する火災警報工程と、を有し、
    前記判断工程では、前記COセンサからの信号に基づいて所定濃度範囲内の一酸化炭素濃度が所定時間継続した場合に、燻焼火災が発生していると判断すると共に、前記所定濃度範囲の上限値を超える濃度領域において、一酸化炭素濃度の上昇度合いが所定の上昇度合い以上である場合、他の部屋における火災の発生と判断する
    ことを特徴とする火災警報器の火災判断方法。
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