JP2011028468A - 警報器 - Google Patents

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Abstract

【課題】警報停止スイッチの操作により警報を停止する機能を有するガス警報器において、警報停止中のガスに対する安全性を高める。
【解決手段】マイコン1によりガスセンサ2でCO濃度を検出する。検出濃度が予め設定された警報濃度になると警報を発生する。警報停止スイッチ3の操作があると警報を停止する。警報停止時点での検出濃度の値に応じて60秒、30秒、10秒の警報停止時間を選択する。警報停止中にガス濃度または検出濃度傾きを監視する。警報停止中にガスセンサ2で検出される検出濃度が高くなるほど、警報停止時間を短くする。警報停止中にガスセンサ2で検出される検出濃度傾きが高くなるほど、警報停止時間を短くする。煙センサで煙を検出する火災警報器あるいは温度センサで温度を検出する火災警報器にも同様に適用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば一酸化炭素(CO)などの検出対象ガス等のガス濃度を検出するガスセンサ、火災発生時の煙濃度を検出する煙センサ、あるいは火災発生時の温度を検出する温度センサなど、監視領域の雰囲気がもつ監視対象の物理量を検出するセンサを備え、該センサが検出した検出物理量が所定の警報レベルになると警報を発生するとともに、ユーザの操作により警報を停止することが可能な警報器に関する。
従来、この種の警報器として、例えばガス警報器があり、警報発生時にユーザがスイッチ(警報停止スイッチ)を操作すると一定時間警報を停止させるガス警報器がある。また、この警報を停止させる警報停止時間として複数用意したものが、例えば特開2008−16010号公報(特許文献1)に開示されている。この特許文献1のものは、警報を停止した時点でガスセンサによって検出されたCO濃度に応じて、警報を再開するまでの時間(警報停止時間)を変更するようにしている。例えば、100〜999ppmのときは60秒後に警報を再開させ、1000〜1999ppmのときは30秒後に警報を再開させ、2000ppm以上のときは10秒後に警報を再開させるようにしている。
特開2008−16010号公報
特許文献1のものは、ユーザが警報停止スイッチを操作した時点、すなわち警報停止時点でのCO濃度に応じて、警報停止時間を異ならせるようにし、CO濃度が高いほど警報停止時間を短く設定している。しかしながら、前記一定時間警報を停止されるものでも、この特許文献1のものでも、設定された警報停止時間は一定であり、その警報停止時間内はCO濃度の変化に係わりなく警報が停止されるため、次のような問題がある。
警報中に警報停止スイッチを押した時点でのCO濃度が、例えば1000ppm以下であった場合、警報停止時間は1分(60秒)となり、この間にCO濃度が上昇する可能性がある。CO濃度が2500ppmまで上昇した場合、警報状態となっているので、COHbは既に20%を超えており、2000ppmで1分の間にさらにCOHbが15.8%上昇し、COHbは35.8%となって、ユーザの安全を確保できない可能性がある。
本発明は、警報音を停止させる機能を有する警報器において、警報停止中の監視対象の物理量の上昇、例えば検知対象ガスのガス濃度の上昇等に対する安全性を確保することを課題とする。
請求項1の警報器は、監視領域の雰囲気がもつ監視対象の物理量を検出するセンサを備え、該センサが検出した検出物理量が所定の警報レベルになると警報を発生する警報器であって、警報停止スイッチの操作に応じて警報を停止する警報停止手段と、前記警報停止手段による警報停止中に前記センサの検出する検出物理量または該検出物理量の変化量を監視する停止中監視手段とを備え、前記停止中監視手段は、警報停止中の検出物理量または該検出物理量の変化量に応じて警報を再開させるまでの時間を変更することを特徴とする。
請求項2の警報器は、請求項1に記載の警報器であって、前記停止中監視手段は、前記警報停止手段による警報停止の開始時の検出物理量または該検出物理量の変化量に応じて警報を再開させるまでの初期時間を選択することを特徴とする。
請求項3の警報器は、請求項1または2に記載の警報器であって、前記停止中監視手段は、前記警報停止中の検出物理量または該検出物理量の変化量が予め設定された所定レベルを超えた場合に直ぐに前記警報手段により警報を発生することを特徴とする。
請求項1の警報器によれば、警報停止中の検出物理量または該検出物理量の変化量を監視して、検出物理量または該検出物理量の変化量が上昇したとき、警報を再開するまでの時間を短くすることが可能となり、警報停止の機能を果たしながら検出物理量または該検出物理量の上昇に対する安全性を確保することができる。
請求項2の警報器によれば、請求項1の効果に加えて、警報停止の開始時の検出物理量または該検出物理量の変化量に応じて初期時間を選択するので、警報停止直後に、検出物理量または該検出物理量の変化量に応じた適正な時間に設定できる。
請求項3の警報器によれば、請求項1または2の効果に加えて、高いガス濃度あるいは高い濃度変化量など、高い検出物理量または検出物理量の高い変化量に対応する所定レベルを超えた場合、即座に警報を再開することができ、さらに安全性を確保することができる。
本発明の実施形態のガス警報器の要部ブロック図である。 実施形態における第1実施例のマイコンの制御を示す要部フローチャートである。 実施形態における第2実施例のマイコンの制御を示す要部フローチャートである。 実施形態における第3実施例のマイコンの制御を示す要部フローチャートである。 実施形態における第4実施例のマイコンの制御を示す要部フローチャートである。
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態は警報器としてガス警報器の例を示すものであるが、後述するように、本発明の警報器としては火災警報器等にも適用できる。図1は実施形態のガス警報器の要部ブロック図である。この実施形態のガス警報器は、ガス及び火災監視を行う複合型のガス警報器であり、マイコン1、例えば「監視対象の物理量」として一酸化炭素(CO)の濃度を検出する電気化学式ガスセンサ等のガスセンサ2、ユーザが操作可能な警報停止スイッチ3,各種設定データ等を記憶するEEPROM4、警報時に例えばLED等を点灯する表示部5,警報時にユーザに対して警報音やメッセージ等を発生する音声出力回路6及びスピーカ7等を備えている。なお、マイコン1の処理は以下の各実施例によって異なるが、ブロック図は同様である。
マイコン1はCPU11、ROM12及びRAM13等で構成されている。CPU11は、周知のように、予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御などを行うものであり、ROM12には、このCPU11のための制御プログラム等が格納されている。そして、CPU11は、RAM13のワーキングエリアを利用して各種の処理を行う。なお、EEPROM4には、CO濃度に応じて警報を発生する閾値となる予め決められた警報濃度のデータが記憶されている。また、第1実施例の場合には、EEPROM4には、警報停止中にCO濃度を比較する予め設定された「設定レベル」としての基準値(濃度値X%)のデータが記憶されている。また、第3実施例の場合には、EEPROM4には、CO濃度のガス濃度変化量を比較する予め設定された「設定レベル」としての基準値(傾き値a)のデータが記憶されている。
マイコン1のCPU11は、ガス警報器の電源コード(図示せず)がコンセントに接続されて電源が供給され始めると、点検モードの時間の経過後、通常モードに入り、ROM12に格納されたガス及び火災の監視に関する制御プログラムに従って、ガス及び火災監視モードの処理を実行する。そして、CO濃度が所定の警報濃度に達すると警報音を発生し、この警報発生時に警報停止スイッチ3が操作されると警報音を停止する。また、この警報音が停止されるとガスセンサ2によりCO濃度あるいはCO濃度変化量を監視し、このCO濃度またはCO濃度変化量に応じて警報を再開始するまでの警報停止時間を制御する。第1実施例では、CO濃度が基準値(X%)を超えていると、直ぐに警報を再開始する。
マイコン1が後述のプログラムを実行することにより実現する機能が、警報停止スイッチ2の操作により警報を停止する警報停止手段、警報停止中にガス濃度(検出濃度)または検出濃度傾き(ガス濃度変化量)を監視する停止中監視手段にそれぞれ対応する。
以下の第1実施例及び第2実施例はCO濃度の値に応じた制御を行い、第3実施例及び第4実施例はCO濃度の濃度変化量に応じた制御を行う。以下、ガスセンサ2で検出される現在のCO濃度を「検出濃度」とし、このCO濃度の濃度変化量を「検出濃度傾き」とする。なお、マイコン1はガスセンサ2によりCO濃度を所定の間隔でサンプリングする。また、濃度変化量は所定の時間差をもってサンプリングした前後の検出濃度の差を時間差で除算した値である。
(第1実施例)図2は実施形態に係るCPU11が実行する第1実施例の制御プログラムの要部フローチャートである。まず、ステップS1で検出濃度が警報濃度以上になるのを監視する。検出濃度が警報濃度以上になると、ステップS2で警報を発生してステップS3に進む。ステップS3では警報停止スイッチ3がONとなっているかを判定し、ONとなっていなければステップS8に進み、ONとなっていればステップS4で警報を停止する。
次に、ステップS5でEEPROM4から基準値(X%)を読み出して比較用に設定し、ステップS6で検出濃度が基準値(X%)以下であるかを判定し、基準値(X%)以下でなければステップS2で直ぐに警報を発生する。基準値(X%)以下であれば、ステップS7で警報開始から5分経過しているかを判定し、5分経過していなればばステップS6の判定を繰り返す。5分経過していれば、ステップS8で、検出濃度が警報濃度以下であるかを判定する。警報濃度以下でなければステップS2に進んで警報の発生を持続し、警報濃度以下になっていれば、ステップS9で警報を停止してステップS1に戻る。
以上のように、この第1実施例では、ステップS6及びステップS2の処理により、警報停止中でも検出濃度(CO濃度)が基準値(X%)(所定レベル)を超えていると直ぐに警報を発生する。
(第2実施例)図3は実施形態に係るCPU11が実行する第2実施例の制御プログラムの要部フローチャートである。まず、ステップS11で検出濃度が警報濃度以上になるのを監視する。検出濃度が警報濃度以上になると、ステップS12で警報を発生してステップS13に進む。ステップS13では警報停止スイッチ3がONとなっているかを判定し、ONとなっていなければステップS26に進み、ONとなっていればステップS14で警報を停止する。
次に、ステップS15で現在の検出濃度を比較用の濃度(Xppm)として設定し、ステップS16で濃度(Xppm)が何れの濃度域に有るかを判定する。濃度(Xppm)が100〜999ppmの濃度域であればステップS17に進み、濃度(Xppm)が1000〜1999ppmの濃度域であればステップS21に進み、濃度(Xppm)が2000〜2500ppmの濃度域であればステップS24に進む。
濃度(Xppm)が100〜999ppmの濃度域のとき、ステップS17で現在の検出濃度が濃度(Xppm)以下であるかを判定し、濃度(Xppm)以下であれば、ステップS18で警報開始から60秒経過したかを判定する。60秒経過していなればばステップS17の判定を繰り返す。60秒経過していれば、ステップS26で、検出濃度が警報濃度以下であるかを判定する。警報濃度以下でなければステップS12に進んで警報の発生を持続し、警報濃度以下になっていれば、ステップS27で警報を停止してステップS11に戻る。
ステップS17で現在の検出濃度が濃度(Xppm)以下でなければ、ステップS19で現在の検出濃度を比較用の濃度(Xppm)として設定し、ステップS20で濃度(Xppm)が何れの濃度域に有るかを判定する。濃度(Xppm)が1000〜1999ppmの範囲であればステップS22に進み、濃度(Xppm)が2000〜2500ppmの範囲であればステップS25に進む。
ステップS16で濃度(Xppm)が1000〜1999ppmの濃度域のとき、ステップS21で現在の検出濃度が濃度(Xppm)以下であるかを判定し、濃度(Xppm)以下であれば、ステップS22で警報開始から30秒経過したかを判定する。30秒経過していなければステップS21の判定を繰り返す。30秒経過していれば、ステップS26で、検出濃度が警報濃度以下であるかを判定する。警報濃度以下でなければステップS12に進んで警報の発生を持続し、警報濃度以下になっていれば、ステップS27で警報を停止してステップS11に戻る。ステップS21で現在の検出濃度が濃度(Xppm)以下でなければ、ステップS23で現在の検出濃度を比較用の濃度(Xppm)として設定し、ステップS25に進む。
ステップS16で濃度(Xppm)が2000〜2500ppmの濃度域のとき、ステップS24で現在の検出濃度が濃度(Xppm)以下であるかを判定し、濃度(Xppm)以下であれば、ステップS25で警報開始から10秒経過したかを判定する。10秒経過していなればばステップS25の判定を繰り返す。10秒経過していれば、ステップS26で、検出濃度が警報濃度以下であるかを判定する。警報濃度以下でなければステップS12に進んで警報の発生を持続し、警報濃度以下になっていれば、ステップS27で警報を停止してステップS11に戻る。ステップS24で現在の検出濃度が濃度(Xppm)以下でなければ、ステップS12で直ぐに警報を発生する。
以上のように、この第2実施例では、警報停止時の濃度(Xppm)が、100〜999ppm、1000〜1999ppm、2000〜2500ppmの各濃度域の何れであるかを判定し、その濃度域に応じて60秒の停止、30秒の停止、10秒の停止に切り替えられ、検出濃度が高いほど早く警報停止が中止され、警報が開始される。すなわち、警報停止時の検出濃度により警報停止時間(初期時間)が選択される。
なお、濃度(Xppm)と検出濃度との比較時には、単純に濃度(Xppm)と検出濃度の大小関係を比較するのではなく、ノイズ等により突発的に測定濃度が大きくなった場合を考慮して、濃度(Xppm)よりYppm(設定値)以上高くなった場合に、測定濃度が高いと判定するとよい。
また、以上の第2実施例では、検出濃度の濃度域が3種類で、これに対応して警報停止時間(初期時間)が60秒、30秒、10秒の3種類であるが、さらに多くの濃度域とそれに対応する警報停止時間としてもよい。また、警報停止時間の長さは検出濃度に応じて変化させてもよい。
(第3実施例)図4は実施形態に係るCPU11が実行する第3実施例の制御プログラムの要部フローチャートである。まず、ステップS31で検出濃度が警報濃度以上になるのを監視する。検出濃度が警報濃度以上になると、ステップS32で警報を発生してステップS33に進む。ステップS33では警報停止スイッチ3がONとなっているかを判定し、ONとなっていなければステップS38に進み、ONとなっていればステップS34で警報を停止する。
次に、ステップS35でEEPROM4から基準値(a)を読み出して比較用に設定し、ステップS36で、検出濃度傾きが基準値(a)以下であるかを判定し、基準値(a)以下でなければステップS32で直ぐに警報を発生する。基準値(a)以下であれば、ステップS37で警報開始から5分経過しているかを判定し、5分経過していなればばステップS36の判定を繰り返す。5分経過していれば、ステップS38で、検出濃度が警報濃度以下であるかを判定する。警報濃度以下でなければステップS32に進んで警報の発生を持続し、警報濃度以下になっていれば、ステップS39で警報を停止してステップS31に戻る。
以上のように、この第3実施例では、ステップS36及びステップS32の処理により、警報停止中でも検出濃度(CO濃度)の検出濃度傾き、すなわち濃度変化量が基準値(a)(所定レベル)を超えていると直ぐに警報を発生する。
図5は実施形態に係るCPU11が実行する第4実施例の制御プログラムの要部フローチャートである。なお、この第4実施例では、CO濃度の濃度変化量である検出濃度傾きの値の範囲を基準値(a,b,c)により3つの範囲に振り分ける。すなわち、検出濃度傾き≦基準値(a)の範囲、基準値(a)<検出濃度傾き≦基準値(b)の範囲(「a〜b」と書く)、基準値(b)<検出濃度傾き≦基準値(c)の範囲(「b〜c」と書く)の、各範囲に振り分ける。
まず、ステップS41で検出濃度が警報濃度以上になるのを監視する。検出濃度が警報濃度以上になると、ステップS42で警報を発生してステップS43に進む。ステップS43では警報停止スイッチ3がONとなっているかを判定し、ONとなっていなければステップS53に進み、ONとなっていればステップS44で警報を停止する。
次に、ステップS45で検出濃度(Xppm)が何れの濃度域に有るかを判定する。濃度(Xppm)が100〜999ppmの濃度域であればステップS46に進み、濃度(Xppm)が1000〜1999ppmの濃度域であればステップS49に進み、濃度(Xppm)が2000〜2500ppmの濃度域であればステップS51に進む。
濃度(Xppm)が100〜999ppmの濃度域のとき、ステップS46で現在の検出濃度傾きが基準値(a)以下であるかを判定し、基準値(a)以下であれば、ステップS47で警報開始から60秒経過したかを判定する。60秒経過していなればばステップS46の判定を繰り返す。60秒経過していれば、ステップS53で、検出濃度が警報濃度以下であるかを判定する。警報濃度以下でなければステップS42に進んで警報の発生を持続し、警報濃度以下になっていれば、ステップS54で警報を停止してステップS41に戻る。
ステップS46で現在の検出濃度傾きが基準値(a)以下でなければ、ステップS48で現在の検出濃度傾きが何れの濃度傾きの範囲に有るかを判定する。検出濃度傾きがa〜bの範囲であればステップS50に進み、検出濃度傾きがb〜cの範囲であればステップS52に進む。
ステップS45で検出濃度(Xppm)が1000〜1999ppmの濃度域のとき、ステップS49で現在の検出濃度傾きが基準値(b)以下であるかを判定し、基準値(b)以下であれば、ステップS50で警報開始から30秒経過したかを判定する。30秒経過していなればばステップS49の判定を繰り返す。30秒経過していれば、ステップS53で、検出濃度が警報濃度以下であるかを判定する。警報濃度以下でなければステップS42に進んで警報の発生を持続し、警報濃度以下になっていれば、ステップS54で警報を停止してステップS41に戻る。ステップS49で現在の検出濃度傾きが基準値(b)以下でなければ、ステップS52に進む。
ステップS45で検出濃度(Xppm)が2000〜2500ppmの濃度域のとき、ステップS51で現在の検出濃度傾きが基準値(c)以下であるかを判定し、基準値(c)以下であれば、ステップS52で警報開始から10秒経過したかを判定する。10秒経過していなればばステップS51の判定を繰り返す。10秒経過していれば、ステップS53で、検出濃度が警報濃度以下であるかを判定する。警報濃度以下でなければステップS42に進んで警報の発生を持続し、警報濃度以下になっていれば、ステップS54で警報を停止してステップS41に戻る。ステップS51で現在の検出濃度傾きが基準値(c)以下でなければ、ステップS42で直ぐに警報を発生する。
以上のように、この第4実施例では、第2実施例と同様に、検出濃度が100〜999ppm、1000〜1999ppm、2000〜2500ppmの各濃度域の何れであるかに応じて、60秒の停止、30秒の停止、10秒の停止に切り替えられ、検出濃度が高いほど早く警報停止が中止され、警報が開始される。また、検出濃度傾きが大きくなると、その基準値a〜b、b〜cの範囲に応じて30秒の停止、10秒の停止に切替えられる。
以上の実施形態ではCO濃度に関する警報について説明したが、他のガスを検出対象ガスとする場合でも同様である。
また、上記の実施形態はガス警報器の例であるが、火災にともなって発生する煙を煙センサで感知して警報する煙感知式火災警報器、熱を温度センサで感知して警報する熱感知式火災警報器等にも本発明を適用できる。この場合、煙の濃度、温度が本発明における「監視対象の物理量」に相当し、煙の濃度あるいは濃度変化量、温度あるいは温度変化量に応じて、実施形態におけるガス濃度あるいはガスの濃度変化量に応じた処理と同様な処理を行えばよい。この場合、判定対象とする所定レベルや濃度域あるいは温度域は、煙濃度あるいは温度に対応して適宜設定することはいうまでもない。
1 マイコン(警報停止手段、停止中監視手段)
2 センサ
3 警報停止スイッチ

Claims (3)

  1. 監視領域の雰囲気がもつ監視対象の物理量を検出するセンサを備え、該センサが検出した検出物理量が所定の警報レベルになると警報を発生する警報器であって、
    警報停止スイッチの操作に応じて警報を停止する警報停止手段と、前記警報停止手段による警報停止中に前記センサの検出する検出物理量または該検出物理量の変化量を監視する停止中監視手段とを備え、
    前記停止中監視手段は、警報停止中の検出物理量または該検出物理量の変化量に応じて警報を再開させるまでの時間を変更することを特徴とする警報器。
  2. 請求項1に記載の警報器であって、
    前記停止中監視手段は、前記警報停止手段による警報停止の開始時の検出物理量または該検出物理量の変化量に応じて警報を再開させるまでの初期時間を選択することを特徴とする警報器。
  3. 請求項1または2に記載の警報器であって、
    前記停止中監視手段は、前記警報停止中の検出物理量または該検出物理量の変化量が予め設定された所定レベルを超えた場合に直ぐに前記警報手段により警報を発生することを特徴とする警報器。
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