JP2001336741A - ガス遮断装置 - Google Patents

ガス遮断装置

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JP2001336741A JP2000158670A JP2000158670A JP2001336741A JP 2001336741 A JP2001336741 A JP 2001336741A JP 2000158670 A JP2000158670 A JP 2000158670A JP 2000158670 A JP2000158670 A JP 2000158670A JP 2001336741 A JP2001336741 A JP 2001336741A
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昇 磯野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス器具の異常使用状態を検出し遮断すると
自動復帰させた時、遮断要因が未改善時に再遮断して再
度遮断要因の改善がされる迄遮断弁を開く動作を繰り返
すが、所定復帰回数でその動作を中止して停止状態にす
るガス遮断装置の提供。 【解決手段】 ガス器具の異常使用を検出し遮断手段2
7で流路1を閉じると、自動復帰手段29で自動的に流
路1を開け再度ガス使用可能とするが、さらに流量検知
時或いは外部センサ手段による異常検出時、再遮断して
再度自動復帰可能とするものの、復帰回数が復帰回数計
測手段30で所定回数計測すると復帰を停止する構成に
してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波を用いて配
管内を流れる各種媒体、例えば各種都市ガスあるいはL
Pガス等の流量を検出しその媒体使用量を正確に計測し
その使用状態が安全か否かを監視するガス遮断装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のガス遮断装置は、例えば
特開昭56−160520号公報に示されるように図4
の構成になっていた。
【0003】図4において、1は配管で、ガス供給源2
の近くに配管中の使用ガスを遮断したり、開けたりする
遮断弁3が取り付けられている。4はガスストーブ等の
ガス燃焼器具で、器具栓5が取り付けられている。6は
制御本体で遮断弁3に制御信号を送る。7は圧力検知部
で、遮断弁3の下流に取り付けられている。8は器具栓
開閉検知部で、器具栓7の開閉に連動して器具栓開閉信
号が出力される。9は使用ガス圧監視回路で、又10は
残留ガス圧検知回路で、器具栓開閉検知部8より器具栓
開閉信号が出力され、更に圧力検知部7でガス圧を検知
すると、使用ガス圧監視回路9、及び残留ガス圧検知回
路10に出力される。11は記憶回路で、使用ガス圧監
視回路9及び残留ガス圧検知回路10からのガス圧信号
を記憶する。12は遮断弁開閉回路で、記憶回路11に
使用ガス圧監視回路9及び残留ガス圧検知回路10から
圧力低下信号が入力されると、低下状態を受け遮断弁3
に閉塞信号を出力する。13は復帰ボタンで、14はタ
イマ回路である。15は安全復帰回路で、記憶回路11
及びタイマ回路12からの出力信号を受信すると記憶回
路11、タイマ回路12とランプブザー回路16に信号
を送りチェック中状態を保持する。
【0004】次に従来例の構成の動作を説明する。ガス
ストーブ等のガス燃焼器具4の器具栓5が開かれると器
具栓開閉検知部8より使用ガス圧監視回路9と残留ガス
圧検知回路10に器具栓開閉信号が出力される。更に圧
力検知部7からのガス圧検知信号が使用ガス圧監視回路
9と残留ガス圧検知回路10に入力される。使用ガス圧
監視回路9は入力したガス圧検知信号と器具栓開閉信号
とを記憶回路11に出力する。この信号に基づき器具栓
が開くと遮断弁開閉回路12に出力し、ホース抜け等で
急激に圧力が一定値以下に低下すると出力を停止する。
残留ガス圧検知回路10でガス圧検知信号と器具栓開閉
信号との入力信号は記憶回路11に出力され、記憶回路
11は異常を検知する。一方器具栓開閉部8の出力信号
は各回路に出力され、器具栓5が閉じると残留ガス検知
回路10がセットされる。
【0005】残留ガス圧検知回路10は器具栓5が閉じ
ると残留ガス圧の検知を開始し、ガス圧が一定値より低
下すると、記憶回路11及び安全復帰回路15は遮断弁
開閉回路12とタイマ回路14に信号を送り、タイマを
スタートさせると共に遮断弁3を一旦開にして遮断す
る。タイマ回路14で設定した一定時間(5〜15分)
内に残留ガス圧が再度一定値より低下するかどうか監視
する。ガス圧が低下した場合には、記憶回路11に信号
を送り遮断弁開閉回路12を経て遮断弁3がロックされ
る。もしガス圧の低下がない場合には記憶回路11をリ
セットする。記憶回路11は使用ガス圧監視回路9や残
留ガス圧検知回路10からのガス圧低下信号を記憶し、
異常であれば遮断弁開閉回路12に出力し遮断弁3を閉
塞する。併せて使用ガス監視回路9からの信号はタイマ
回路14及び安全復帰回路15を経てランプブザー回路
16に出力しブザーや警報ランプが作動する。
【0006】遮断弁開閉回路12は残留ガス圧検知回路
10からの信号を受けた記憶回路11よりの信号を受信
し、異常信号があると遮断弁3への通電を停止する。タ
イマ回路14は記憶回路11、安全復帰回路15や復帰
ボタン13からの信号を受信して作動し、ランプブザー
回路16及び安全復帰回路5に出力する。安全復帰回路
15で記憶回路11並びにタイマ回路14からの出力を
受信しランプブザー回路16に信号出力しチェック中状
態を保持する。
【0007】ここで安全復帰機構であるが、復帰ボタン
13を操作すると遮断弁3が一旦開いてガスを配管内に
呼び込み閉じる。その後一定時間(約1〜5分間)内に
残留ガス圧が低下するかどうかを監視する。この間ラン
プが点滅しチェック中であることを知らせる。この場
合、ガス圧が低下しなければチェック終了後に正常に使
える。使用中ガス圧が一定値より低下した場合、遮断弁
3が閉じられランプが点滅しブザーがなる。即ち遮断弁
3が開かないのでガスを使用することができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、復帰ボタン13を操作しタイマ回路14を
動作させガス圧の変化が一定値以下になるかどうかを一
定時間監視して漏れがあるかどうか判定するため長い判
定時間を要し、復帰時の漏れ判定や、又漏れがあると判
定して遮断するのに長い時間を要し、かつ復帰させるの
にガス器具のコックを閉め忘れていたり再度遮断した場
合手動で復帰させねばならなかった。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、ガス
遮断装置が遮断しその後自動的に復帰させた時、都市ガ
スやLPガス等の使用がないかのガス漏洩判定を素早く
行い、かつ外部センサからの異常信号がないかを確認
し、異常状態が改善されていない場合再遮断するが、そ
の後自動的に復帰し、ガス器具の使用状態が安全か否か
を監視するガス遮断装置を提供することを目的としたも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、地震やガス漏れ等の異常を検出する外部セ
ンサ手段と、媒体内の信号伝搬時間を計測し流速を検出
する流速検出手段と、前記流速検出手段で検出した流速
より流量に換算する流量演算手段と、前記流量演算手段
で求めた使用流量が正常値かどうか或いは外部センサ手
段による異常がないかどうかを判定する異常判定手段
と、前記異常判定手段で異常と判定した時媒体流路を遮
断する遮断手段と、前記遮断手段により流路を遮断後媒
体流路を開けるため前記遮断手段に復帰信号を出力する
自動復帰手段と、前記自動復帰手段により流路を開けた
後前記流速検出手段で流量を検知或いは前記外部センサ
によりガス漏れや地震等を検知した異常判定時に再度遮
断手段を駆動し流路を閉じた後再度自動的に流路を開く
と共に復帰回数を計数し所定回数に達すると自動復帰を
停止する復帰回数計測手段とを備えた構成としてある。
【0011】これにより、ガス遮断装置により異常使用
を検知した時に流路を遮断し再度ガス器具を使用可能な
状態か或いはガス漏洩状態かを素早く判定でき、異常状
態が改善されず、例えばガス漏洩状態ならば即遮断する
が、その場合人間が復帰手段を操作して又器具の確認を
するため家の外と中とを行ったり来たりするという手間
が省力化され、使い勝手が向上し、かつ人間はガス漏れ
がないか等の保安チェックに専念できるので安全であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載のガス遮断
装置は、地震やガス漏れ等の異常を検出する外部センサ
手段と、媒体内の信号伝搬時間を計測し流速を検出する
流速検出手段と、前記流速検出手段で検出した流速より
流量に換算する流量演算手段と、前記流量演算手段で求
めた使用流量が正常値かどうか或いは外部センサ手段に
よる異常がないかどうかを判定する異常判定手段と、前
記異常判定手段で異常と判定した時媒体流路を遮断する
遮断手段と、前記遮断手段により流路を遮断後媒体流路
を開けるため前記遮断手段に復帰信号を出力する自動復
帰手段と、前記自動復帰手段により流路を開けた後前記
流速検出手段で流量を検知或いは前記外部センサにより
ガス漏れや地震等を検知した異常判定時に再度遮断手段
を駆動し流路を閉じた後再度自動的に流路を開くと共に
復帰回数を計数し所定回数に達すると自動復帰を停止す
る復帰回数計測手段とを備えた構成としてある。
【0013】そしてガス器具の異常な使用状態を異常判
定手段により判定し遮断手段により流路を遮断した場
合、再度ガス器具を使用出来るように自動復帰手段によ
り遮断手段を駆動し流路を自動的に開け、その後流速検
出手段で流量を検出したり或いは外部センサ手段により
ガス漏れや地震等の異常を再度検出した時遮断要因が改
善されるまで遮断手段を駆動し再度遮断及び復帰を繰り
返すが、自動復帰手段による流路開状態時に人間が遮断
要因を改善しなかった場合は、復帰回数を計測し自動的
に遮断状態に戻すので、人間が遮断要因の改善を忘れて
先に遮断弁が復帰して再遮断しても、そのたびにガス遮
断装置の設置場所まで行かずにすみ、遮断要因の改善に
真っ先に取り組めるようになって、使い勝手が良くかつ
安全性が向上する。
【0014】また本発明の請求項2記載のガス遮断装置
は、地震やガス漏れ等の異常を検出する外部センサ手段
と、媒体内の信号伝搬時間を計測し流速を検出する流速
検出手段と、前記流速検出手段で検出した流速より流量
に換算する流量演算手段と、前記流量演算手段で求めた
使用流量が正常値かどうか或いは外部センサ手段による
異常がないかどうかを判定する異常判定手段と、前記異
常判定手段で異常と判定した時媒体流路を遮断する遮断
手段と、前記遮断手段により流路を遮断した後計時開始
する時間計時手段と、前記時間計時手段により所定時間
経過後前記遮断手段に自動的に復帰信号を出力する自動
復帰手段と、前記自動復帰手段により流路を開けた後前
記流速検出手段で流量を検知或いは前記外部センサによ
りガス漏れや地震等を検知した異常判定時に再度遮断手
段を駆動し流路を閉じた後再度自動的に流路を開くと共
に復帰回数を計数し所定回数に達すると自動復帰を停止
する復帰回数計測手段とを備えた構成としてある。
【0015】そしてガス器具の異常な使用状態を異常判
定手段により判定し遮断手段により流路を遮断した場
合、再度ガス器具を使用出来るように前記遮断後に時間
計測手段により計時する時間が経過すると自動復帰手段
により遮断手段を駆動し流路を自動的に開け、その後流
速検出手段で流量を検出したり或いは外部センサ手段に
よりガス漏れや地震等の異常を再度検出した時に遮断手
段を駆動し再度遮断要因が改善されるまで遮断及び復帰
の動作を繰り返す。そしてその際、すなわち時間計測手
段により所定時間経過後自動復帰手段により自動的に流
路を開状態にし、人間が遮断要因を改善しなかった場
合、復帰回数を計測し自動的に遮断状態に戻すので、人
間が遮断要因の改善を忘れて先に遮断弁が復帰しても再
度遮断する。よって、そのたびにガス遮断装置の設置場
所まで行かずにすみ、遮断要因の改善に真っ先に取り組
める。すなわち、遮断後一定時間おいて再度自動復帰手
段により遮断手段を開けるので、ガス需要家或いはガス
事業者が落ち着いて遮断要因の改善に努められる。また
ガス遮断装置は電池電源を使用しており遮断手段を駆動
するのに大電力を要するが、連続的に遮断手段を開閉し
電池容量を消耗していくのを防止でき、使い勝手が良く
かつ安全性が向上する。
【0016】更に本発明の請求項3記載のガス遮断装置
は、地震やガス漏れ等の異常を検出する外部センサ手段
と、媒体内の信号伝搬時間を計測し流速を検出する流速
検出手段と、前記流速検出手段で検出した流速より流量
に換算する流量演算手段と、前記流量演算手段で求めた
使用流量が正常値かどうか或いは外部センサ手段による
異常がないかどうかを判定する異常判定手段と、前記異
常判定手段で異常と判定した時媒体流路を遮断する遮断
手段と、媒体流路を開けるため前記遮断手段に復帰信号
を出力する復帰手段と、前記復帰手段により流路を開け
た後前記流速検出手段で流量を検知或いは前記外部セン
サによりガス漏れや地震等を検知した異常判定時に再度
遮断手段を駆動し流路を閉じた後再度自動的に流路を開
く自動復帰手段と、前記自動復帰手段により復帰回数を
計数し所定回数に達すると自動復帰を停止する復帰回数
計測手段とを備えた構成としてある。
【0017】そしてガス器具の異常な使用状態を異常判
定手段により判定し遮断手段により流路を遮断した場
合、一旦ガス事業者やガス需要家自らがガス器具等をチ
ェックし復帰手段で流路を開けることになる。その後遮
断要因が改善されず再遮断した場合、再びガス器具を使
用出来るように自動復帰手段により遮断手段を駆動し流
路を自動的に開けその後流速検出手段で流量を検出した
り、或いは外部センサ手段によりガス漏れや地震等を検
出した時遮断手段を駆動し再度遮断要因が改善されるま
で遮断及び復帰動作を繰り返すが、人間が遮断要因を改
善しなかった場合、復帰回数を計測し自動的に遮断状態
に戻す。よって、人間が遮断要因の改善を忘れて先に遮
断弁が復帰し再遮断しても、最初の遮断時に必ずガス需
要家等に復帰操作をさせることによってガス器具のコッ
ク閉め忘れ等があるために遮断していることを再認識さ
せることができ、確実に遮断要因の改善に真っ先に取り
組むことになり、使い勝手が良くかつ安全性が向上す
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の第1、第2及び第3の実施例
を図1、図2、図3を参照して説明する。
【0019】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
のガス遮断装置を示す。19は流速検出手段で、都市ガ
ス或いはLPG等のガス媒体の流路1に対向設置された
上流側振動子17、下流側振動子18間で超音波信号を
一方から他方に発信しその伝搬時間より使用ガスの流速
を検出する。流速検出手段19の一例として次の様な方
法がある。即ち流速検出手段19は、切替手段20と、
送信手段21と、受信手段22と、繰返手段23と、伝
搬時間計測手段24とからなる。送信手段21と受信手
段22とは切替手段20に接続され、切替手段20はま
ず送信手段21を上流側振動子17に、受信手段22を
下流側振動子18に接続し、次は送信手段21を下流側
振動子18に、受信手段22を上流側振動子17に接続
するというように交互に送信手段21と受信手段22の
接続先を切り替える。繰返手段23は切替手段20によ
り上流側振動子17に受信手段22を、一方下流側振動
子18に送信手段21を接続された時の超音波信号の送
受信を繰り返す。すなわち、送信手段21から発信され
た超音波信号が上流側振動子17から流路1を経て更に
下流側振動子18から受信手段22で受信されるが、こ
の超音波信号の送信から受信迄を繰り返し行い、更に伝
搬時間計測手段24でその間の信号伝搬時間を計測する
動作を繰り返し行う。伝搬時間計測手段24は超音波信
号の送信から受信までの時間を計測し累積する。次に切
替手段20により下流側振動子18に受信手段22を、
上流側振動子17に送信手段21が接続され、前述の動
作を繰り返し行う。伝搬時間計測手段24は最初受信し
求めた伝搬時間と、次に切替手段20により切り替えた
後計測した信号伝搬時間とから伝搬時間差を求める。
【0020】25は流量演算手段で、求めた伝搬時間よ
り使用している媒体量、即ちガス流量を換算し求める。
26は異常判定手段で、流量演算手段25で求めたガス
使用量から異常な使用状態かどうかを判定する。例えば
ストーブ等の使用器具へガスを供給するホースが何らか
の原因で外れた時に発生する異常な大流量を監視するた
めの合計流量遮断値や、器具の通常使用する最大使用時
間よりはるかに長く使用された場合に対応した使用時間
の制限時間を規定した使用時間遮断テーブルが格納され
ており、それに該当する異常がないか監視する。27は
遮断手段で、異常判定手段26から異常と判定された時
遮断信号が出力されガス流路1を遮断する。
【0021】一方、28は外部センサ手段で、家屋倒壊
するような地震や、ガス漏れなどを検出すると、異常判
定手段26に信号出力し、異常判定手段26でガス器具
を使用するには異常と判定すると、遮断手段27に遮断
信号を出力する。29は自動復帰手段で、異常と判定し
遮断手段27で閉じた流路を自動的に開け再びガス媒体
を使用可能とするため復帰信号を遮断手段27に出力し
流路を開ける。30は復帰回数計測手段で、自動復帰手
段29より遮断手段27を開制御する信号が出力される
と、復帰回数としてカウントする。所定回数に達すると
自動復帰を停止し、遮断手段27に復帰信号を出力しな
い。31は報知手段で、異常判定手段26でガスの使用
状態が異常と判定し、遮断手段27を駆動した場合遮断
状態や遮断内容を、あるいは復帰状態を液晶表示素子等
に表示すると共にガスの安全監視を行っているセンタに
電話回線などで通報する。32はガス遮断装置の制御手
段で、前述したような各構成が入り、33は電池電源手
段で制御手段32の電源である。
【0022】次に上記構成の動作を説明する。ガス遮断
装置は設置以降、ガス器具の使用状態を流速検出手段1
9で検出した流量より求めた流量で監視する。ガス需要
家宅でガスストーブや給湯器等のガス器具を異常に長時
間使用したり、或いはガスホースが何らかの原因ではず
れ異常な流量が流れた場合、ガス器具の異常使用と判定
してガスの供給を遮断する。つまり異常判定手段26で
は流速検出手段19で検出した伝搬時間、即ち流速値よ
り流量演算手段25で換算した流量値が異常に長く継続
しているか、或いは予め設定した値より異常に大きな流
量値かを判定し、使用ガス量が正常流量範囲か、又異常
かを判定する。ここで流速検出手段19の一例の動作を
説明する。
【0023】流路( ガス配管) 1内で、斜向設置された
上流側振動子17、および下流側振動子18との間で超
音波信号を送受信する。切替手段20により上流側振動
子17に送信手段21が接続され、一方受信手段22に
下流側振動子18が接続され、送信手段21から発信さ
れた信号を上流側振動子17から下流側振動子18を介
し受信する。この動作を繰返手段23で設定された回数
だけ行う。いわゆるシングアラウンド系を構成する。送
信手段21より発射された超音波信号を受信手段22が
受信する迄の伝搬時間を累積し、その時間を伝搬時間計
測手段24で求める。
【0024】次に、切替手段20は下流側振動子18に
送信手段21を接続し上流側振動子17に受信手段22
を接続する。送信手段21より超音波信号を出力し下流
側振動子18を介し流路1を経て上流側振動子17に接
続された受信手段22で信号受信する。前述同様に繰返
手段23で設定された回数だけ行う。送信手段21より
発射された超音波信号を受信手段22が受信する迄の伝
搬時間を伝搬時間計測手段24で累積し求め、更に上流
から下流へ超音波信号を発射した時の伝搬時間と、下流
から上流へ発射した時の伝搬時間とから伝搬時間差を求
める。次に流量演算手段25は伝搬時間計測手段19で
求めた伝搬時間、即ち流速値Vより流量値Qに換算す
る。図1でAはガス媒体の流れる方向を示す。求められ
た流量値は、異常判定手段26で異常流量と判定された
場合、遮断信号を遮断手段27に出力する。そこで、遮
断手段27を駆動し流路1を閉じガスの供給を停止す
る。一方、外部センサ手段28で、ガス漏れや大きな地
震を検出すると異常判定手段27にセンサ信号を出力す
る。異常判定手段27では家屋倒壊に至るような所定ガ
ル値以上の地震と判定すると、或いは所定濃度以上のガ
ス漏れと判定すると遮断手段27に対し遮断信号を出力
しガス供給と停止する。又、この時遮断信号が出力され
ると遮断内容を報知手段30で表示する。
【0025】次にガス需要家が、遮断要因を解除、例え
ばガスホースはずれならばガスホースを接続し直す等の
対応を行い、並行して自動復帰手段29は遮断手段27
を駆動し流路を開状態にする。その後、ガス器具使用
者、或いはガス事業者が確実に遮断要因を改善したかど
うかを流速検出手段17からの流量値や、外部センサ手
段28のセンサ信号の有無で確認する。通常、異常な大
流量で遮断した場合(合計流量遮断)にガスホースはず
れなどを直した後、あるいは、ストーブなどのガス器具
を異常な長時間使用し遮断した場合(使用時間遮断)に
ガス器具のコックを閉める等の改善を行うと、流速検出
手段19で検出した流速値は零となり、またガス漏れ濃
度が低下し外部センサ手段28よりセンサ信号が出力さ
れなくなる。
【0026】しかし、何らかの原因で遮断要因を改善せ
ずにそのまま自動復帰手段29により遮断手段27を開
方向へ駆動しガス供給を開始し、例えば生ガスが漏れ始
めたりすると、流速検出手段19で流速値を検出し流量
演算手段25で流量換算しガス流量があることで異常判
定手段26が異常と判定する。すなわち、異常判定手段
26で所定流量以上の流量を検出するとガス漏れと判定
して再度遮断手段27に遮断信号を出力しガス供給を停
止する。
【0027】一方、自動遮断した後、ガス需要家が遮断
要因改善に対応すると、自動復帰手段29の復帰信号に
より遮断手段27が開かれても異常流量を検出していな
いのでそのまま使用可能となる。すなわち流速検出手段
19でガスの流れ有無を検出し遮断要因が改善されたか
どうかを判定する。よって短時間に漏れがあるかどうか
を判定できると共に、漏れ等が検出されない場合は遮断
要因が改善された正常時と判定し、流路1を開け通常通
りガス器具が使用できる状態にする。しかしガス需要家
が一向に遮断要因の改善を図らない場合は、再遮断及び
自動復帰が繰り返す。このときは復帰回数計測手段30
で復帰回数をカウントする。そしてこれが所定回数に達
したら、自動復帰を停止し遮断状態を維持する。その結
果ガス遮断装置の制御手段32の電源である電池電源手
段33の電池消耗を防げ、かつ遮断要因が改善されない
まま復帰された場合の生ガスの漏れを最小限に抑制でき
る。
【0028】このようにしてガス器具使用時の異常を検
出して遮断した後自動復帰手段29により遮断手段27
を復帰以降、復帰回数計測手段30で復帰回数をカウン
トしガス漏れ等がないかどうかを流速検出手段19や外
部センサ手段28で監視し、遮断要因が改善されるまで
最低限繰り返すが、復帰回数が所定回数に到達すると、
自動復帰を停止し電池電源手段33の電池容量の低下を
防げ、更に再度ガス器具を使用可能状態かどうかを短時
間に判定できる。例えば異常な大流量と判定し合計流量
遮断とした時、又使用時間遮断しガス器具の元コックが
確実に閉状態なった等の遮断要因が改善されたのを短時
間で確認できると共に、ガス需要家が遮断要因の改善に
のみ対応すれば良く復帰操作は難しいものとの先入観か
ら対応遅れになることがなく、使い勝手がよく、安全性
や信頼性が向上する。
【0029】(実施例2)図2は本発明の第2の実施例
のガス遮断装置である。図2において、図1と同一機能
を有する構成要素には同一番号を付し説明は省略する。
【0030】図2において、34は時間計測手段で、異
常判定手段26でガス器具の使用状態を異常と判定し遮
断手段27を駆動し流路1を遮断すると、時間カウント
開始する。即ち次の自動復帰手段29による復帰信号に
よる遮断手段27の開制御を遅延させ、電池電源手段3
3の電池消耗を抑制すると共に、ガス需要家の遮断要因
改善対応の時間確保を行う。所定時間が経過すると、自
動復帰手段29が復帰信号出力制御を行う。
【0031】次に上記構成の動作を説明する。ガス遮断
装置は先の実施例と同様にして流量を検出するが、異常
判定手段26で異常流量と判定した場合、遮断信号を遮
断手段27に出力する。そこで、遮断手段27を駆動し
流路1を閉じガスの供給を停止する。一方、外部センサ
手段28で、ガス漏れや大きな地震を検出すると異常判
定手段27にセンサ信号を出力する。異常判定手段27
では家屋倒壊に至るような所定ガル値以上の地震と判定
すると、或いは所定濃度以上のガス漏れと判定すると、
遮断手段27に対し遮断信号を出力しガス供給と停止す
る。又、この時遮断信号が出力されると遮断内容を報知
手段30で表示する。遮断手段27が駆動されると、時
間計測手段34がカウント開始する。時間計測手段34
は、異常手段26でガス器具の使用状態を異常と判定し
遮断手段27を駆動し流路1を遮断した後、次の自動復
帰手段29による復帰操作が開始されるが、その復帰信
号による遮断手段27の開制御を遅延させ、電池電源手
段33の電池消耗を抑制すると共に、ガス需要家の遮断
要因改善対応の時間確保を行う。
【0032】時間計測手段34が時間カウントしている
間に、ガス需要家が遮断要因を解除し、例えばガスホー
スはずれならばガスホースを接続し直す等の対応を行
い、並行して自動復帰手段29は遮断手段27を駆動し
流路を開状態にする。その後、ガス器具使用者、或いは
ガス事業者が確実に遮断要因を改善したかどうかを流速
検出手段17からの流量値や、外部センサ手段28のセ
ンサ信号の有無で確認する。通常、異常な大流量で遮断
した場合(合計流量遮断)にガスホースはずれなどを直
した後、あるいは、ストーブなどのガス器具を異常な長
時間使用し遮断した場合(使用時間遮断)にガス器具の
コックを閉める等の改善を行うと、流速検出手段19で
検出した流速値は零となり、またガス漏れ濃度が低下し
外部センサ手段28よりセンサ信号が出力されなくる。
【0033】しかし、何らかの原因で遮断要因を改善せ
ずにそのまま自動復帰手段29により遮断手段27を開
方向へ駆動しガス供給を開始し、例えば生ガスが漏れ始
めたりすると、又流速検出手段19でガス流速を検出し
流量演算手段25で流量換算しガス流量があることで異
常判定手段26が異常と判定する。すなわち異常判定手
段26で所定流量以上の流量を検出するとガス漏れと判
定して再度遮断手段27に遮断信号を出力しガス供給を
停止する。又時間計測手段34により時間カウント開始
する。
【0034】一方、自動遮断した後ガス需要家が遮断要
因改善に対応すると、所定時間経過後次の自動復帰手段
29の復帰信号により遮断手段27を駆動し開状態とな
り、そのときに又流速検出手段19でガスの流れ有無を
検出し遮断要因が改善されたかどうかを判定する。よっ
て短時間に漏れがあるかどうかを判定できると共に、漏
れ等が検出されない場合遮断要因が改善された正常時と
判定し、流路1を開け通常通りガス器具が使用できる状
態にする。
【0035】しかしガス需要家が一向に遮断要因の改善
を図らない場合、再遮断及び自動復帰が繰り返される
が、復帰回数計測手段30で復帰回数をカウントする。
そしてこれが所定回数に達したら、自動復帰を停止し遮
断状態を維持する。その結果ガス遮断装置の制御手段3
2の電源である電池電源手段33の電池消耗を防げ、か
つ遮断要因が改善されないまま復帰された場合の生ガス
の漏れを最小限に抑制できる。
【0036】このようにしてガス器具使用時の異常を検
出して遮断した後時間計測手段34により時間計測し所
定時間経過したら、自動復帰手段29による遮断手段2
7の復帰制御を開始するので、電池電源手段33の電池
容量の消耗を防げ、かつガス需要家の遮断要因対応の時
間確保が出来、同時に復帰回数計測手段30で復帰回数
をカウントし、次にガス漏れ等がないかどうかを流速検
出手段19や外部センサ手段28で監視し、遮断要因が
改善されるまで最低限繰り返すが復帰回数が所定回数に
到達すると自動復帰停止する。よって電池電源手段33
の電池容量の消耗を防げ、更に再度ガス器具を使用可能
状態かどうかを短時間に判定でき、かつ異常な大流量と
判定し合計流量遮断とした時、又使用時間遮断しガス器
具の元コックが確実に閉状態なった等の遮断要因が改善
されたのを短時間で確認できると共に、ガス需要家が遮
断要因の改善にのみ対応すれば良く復帰操作は難しいも
のとの先入観から対応遅れになることがなく、使い勝手
がよく、安全性や信頼性が向上する。
【0037】(実施例3)図3は本発明の第3の実施例
のガス遮断装置である。図3において、図1、図2と同
一機能を有する構成要素には同一番号を付し説明は省略
する。
【0038】図3において、35は復帰手段で、例えば
スイッチ等で構成されガス需要家或いはガス事業者が操
作し、流路1を遮断している遮断手段27に復帰信号を
出力し開状態にする。その後、流速検出手段19や外部
センサ手段28で使用ガス器具の状態を監視し生ガス漏
れや、ガスコックの閉め忘れによるガス漏れ流量がない
かを確認し、漏れや流量検出した場合再度遮断するが、
以降は自動復帰手段29により自動的に復帰制御が行わ
れる。
【0039】次に上記構成の動作を説明する。ガス遮断
装置は先の各実施例と同様にして流量を検出するが、異
常判定手段26で異常流量と判定された場合、遮断信号
を遮断手段27に出力する。そこで、遮断手段27を駆
動し流路1を閉じガスの供給を停止する。一方、外部セ
ンサ手段28で、ガス漏れや大きな地震を検出すると異
常判定手段27にセンサ信号を出力する。異常判定手段
27では家屋倒壊に至るような所定ガル値以上の地震と
判定すると、或いは所定濃度以上のガス漏れと判定する
と遮断手段27に対し遮断信号を出力しガス供給と停止
する。又、この時遮断信号が出力されると遮断内容を報
知手段30で表示する。
【0040】次にガス需要家がガスを再度使用するため
に遮断要因を解除し、例えばガスホースはずれならばガ
スホースを接続し直す等の対応を行い、次にこの実施例
では需要家などが復帰手段35により復帰操作を行う。
この操作がなされると復帰手段35は遮断手段27を駆
動し流路を開状態にする。その後、ガス器具使用者、或
いはガス事業者が確実に遮断要因を改善したかどうかを
異常判定手段26で、流速検出手段17からの流量値
や、外部センサ手段28のセンサ信号の有無で確認す
る。通常、異常な大流量で遮断した場合(合計流量遮
断)にガスホースはずれなどを直した後、あるいは、ス
トーブなどのガス器具を異常な長時間使用し遮断した場
合(使用時間遮断)にガス器具のコックを閉める等の改
善を行うと、流速検出手段19で検出した流速値は零と
なり、またガス漏れ濃度が低下し外部センサ手段28よ
りセンサ信号が出力されなくる。
【0041】しかし、何らかの原因で遮断要因を改善せ
ずにそのまま復帰操作した場合、遮断手段27を開方向
へ駆動しガス供給を開始すると、例えば生ガスが漏れ始
め、流速検出手段19で流速値を検出し流量演算手段2
5で流量換算しガス流量があることで異常判定手段26
が異常と判定する。すなわち異常判定手段26で所定流
量以上の流量を検出するとガス漏れと判定して再度遮断
手段27に遮断信号を出力しガス供給を停止する。
【0042】一方、遮断した時ガス需要家が遮断要因改
善に対応すると、次は復帰手段35を操作する必要はな
く、自動復帰手段29の復帰信号により自動的に遮断手
段27を駆動し開状態となり、又流速検出手段19でガ
スの流れ有無を検出し遮断要因が改善されたかどうかを
判定する。よって短時間に漏れがあるかどうかを判定で
きると共に、漏れ等が検出されない場合遮断要因が改善
された正常時と判定し、流路1を開け通常通りガス器具
が使用できる状態にする。
【0043】しかしガス需要家が一向に遮断要因の改善
を図らない場合、再遮断及び自動復帰が繰り返される
が、この場合復帰回数計測手段30で復帰回数をカウン
トする。そして所定回数に達したら、自動復帰を停止し
遮断状態を維持する。その結果ガス遮断装置の制御手段
32の電源である電池電源手段33の電池消耗を防げ、
かつ遮断要因が改善されないまま復帰された場合の生ガ
スの漏れを最小限に抑制できる。
【0044】このようにしてガス器具使用時の異常を検
出して遮断した後、まずガス需要家或いはガス事業者が
直接復帰手段35を操作し、復帰手段35により遮断手
段27を開制御する。そして以降は復帰回数計測手段3
0で復帰回数をカウントしガス漏れ等がないかどうかを
流速検出手段19や外部センサ手段28で監視すると共
に、遮断要因が改善されるまで最低限遮断と自動復帰と
が繰り返されるが、復帰回数が所定回数に到達すると、
自動復帰を停止し電池電源手段33の電池容量の低下を
防ぎ、再度ガス器具を使用可能状態かどうかを短時間に
判定できる。例えば異常な大流量と後判定し合計流量遮
断とした時、又使用時間遮断しガス器具の元コックが確
実に閉状態なった等の遮断要因が改善されたのを短時間
で確認できると共に、ガス需要家が遮断要因の改善にの
み対応すれば良く復帰操作は難しいものとの先入観から
対応遅れになることがなく、使い勝手がよく、安全性や
信頼性が向上する。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
よれば、再度ガス器具を使用出来るように自動復帰手段
により遮断手段を駆動し流路を自動的に開け、その後流
速検出手段で流量を検出したり或いは外部センサ手段に
よりガス漏れや地震等の異常を再度検出した時遮断手段
を駆動し再度遮断するが、自動復帰手段により自動的に
流路を開状態にし、遮断要因が改善されるまでこれを繰
り返し、人間が遮断要因を改善しなかった場合、復帰回
数を計測し自動的に遮断状態に戻すので、人間が遮断要
因の改善を忘れて先に遮断弁が復帰した時再遮断して
も、そのたびにガス遮断装置の設置場所まで行かずにす
み、遮断要因の改善に真っ先に取り組めるようになり、
使い勝手が良くかつ安全性が向上する。
【0046】又本発明の請求項2によれば、遮断後一定
時間おいて再度自動復帰手段により遮断手段を開けるの
で、ガス需要家或いはガス事業者が落ち着いて遮断要因
の改善に努められる。またガス遮断装置は電池電源を使
用しており遮断手段を駆動するのに大電力を要するが、
連続的に遮断手段を開閉し電池容量を消耗していくのを
防止でき、使い勝手が良くかつ安全性が向上する。
【0047】又本発明の請求項3によれば、ガス器具の
異常な使用状態を異常判定手段により判定し遮断手段に
より流路を遮断した場合、一旦ガス事業者やガス需要家
自らがガス器具等をチェックし復帰手段で流路を開ける
ことになる。その後遮断要因が改善されず再遮断した場
合、再びガス器具を使用出来るように自動復帰手段によ
り遮断手段を駆動し流路を自動的に開けその後流速検出
手段で流量を検出したり、或いは外部センサ手段により
ガス漏れや地震等を検出した時遮断手段を駆動し再度遮
断要因が改善されるまで遮断及び復帰動作を繰り返す
が、人間が遮断要因を改善しなかった場合、復帰回数を
計測し自動的に遮断状態に戻す。よって、人間が遮断要
因の改善を忘れて先に遮断弁が復帰し再遮断しても、最
初の遮断時に必ずガス需要家等に復帰操作をさせること
によってガス器具のコック閉め忘れ等があるために遮断
していることを再認識させることができ、確実に遮断要
因の改善に真っ先に取り組むことになり、使い勝手が良
くかつ安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるガス遮断装置の制御
ブロック図
【図2】本発明の実施例2におけるガス遮断装置の制御
ブロック図
【図3】本発明の実施例3におけるガス遮断装置の制御
ブロック図
【図4】従来のガス遮断装置の制御ブロック図
【符号の説明】
19 流速検出手段 25 流量演算手段 26 異常判定手段 27 遮断手段 28 外部センサ手段 29 自動復帰手段 30 復帰回数計測手段 34 時間計測手段 35 復帰手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F16K 17/36 F16K 17/36 A K (72)発明者 新村 紀夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 浅野 一高 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 水越 二郎 富山県新湊市本江2795番地 東洋ガスメー ター株式会社内 (72)発明者 磯野 昇 富山県新湊市本江2795番地 東洋ガスメー ター株式会社内 (72)発明者 堀 富士雄 富山県新湊市本江2795番地 東洋ガスメー ター株式会社内 Fターム(参考) 3H061 AA02 AA05 GG05 3K003 QA00 QB05 QB09 VC08 3K068 AA01 BB12 BB23 BB24 DA01 DA09 DA14 DA16 NA00 NA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地震やガス漏れ等の異常を検出する外部セ
    ンサ手段と、媒体内の信号伝搬時間を計測し流速を検出
    する流速検出手段と、前記流速検出手段で検出した流速
    より流量に換算する流量演算手段と、前記流量演算手段
    で求めた使用流量が正常値かどうか或いは外部センサ手
    段による異常がないかどうかを判定する異常判定手段
    と、前記異常判定手段で異常と判定した時媒体流路を遮
    断する遮断手段と、前記遮断手段により流路を遮断後媒
    体流路を開けるため前記遮断手段に復帰信号を出力する
    自動復帰手段と、前記自動復帰手段により流路を開けた
    後前記流速検出手段で流量を検知或いは前記外部センサ
    によりガス漏れや地震等を検知した異常判定時に再度遮
    断手段を駆動し流路を閉じた後再度自動的に流路を開く
    と共に復帰回数を計数し所定回数に達すると自動復帰を
    停止する復帰回数計測手段とを備えたガス遮断装置。
  2. 【請求項2】地震やガス漏れ等の異常を検出する外部セ
    ンサ手段と、媒体内の信号伝搬時間を計測し流速を検出
    する流速検出手段と、前記流速検出手段で検出した流速
    より流量に換算する流量演算手段と、前記流量演算手段
    で求めた使用流量が正常値かどうか或いは外部センサ手
    段による異常がないかどうかを判定する異常判定手段
    と、前記異常判定手段で異常と判定した時媒体流路を遮
    断する遮断手段と、前記遮断手段により流路を遮断した
    後計時開始する時間計時手段と、前記時間計時手段によ
    り所定時間経過後前記遮断手段に自動的に復帰信号を出
    力する自動復帰手段と、前記自動復帰手段により流路を
    開けた後前記流速検出手段で流量を検知或いは前記外部
    センサによりガス漏れや地震等を検知した異常判定時に
    再度遮断手段を駆動し流路を閉じた後再度自動的に流路
    を開くと共に復帰回数を計数し所定回数に達すると自動
    復帰を停止する復帰回数計測手段とを備えたガス遮断装
    置。
  3. 【請求項3】地震やガス漏れ等の異常を検出する外部セ
    ンサ手段と、媒体内の信号伝搬時間を計測し流速を検出
    する流速検出手段と、前記流速検出手段で検出した流速
    より流量に換算する流量演算手段と、前記流量演算手段
    で求めた使用流量が正常値かどうか或いは外部センサ手
    段による異常がないかどうかを判定する異常判定手段
    と、前記異常判定手段で異常と判定した時媒体流路を遮
    断する遮断手段と、媒体流路を開けるため前記遮断手段
    に復帰信号を出力する復帰手段と、前記復帰手段により
    流路を開けた後前記流速検出手段で流量を検知或いは前
    記外部センサによりガス漏れや地震等を検知した異常判
    定時に再度遮断手段を駆動し流路を閉じた後再度自動的
    に流路を開く自動復帰手段と、前記自動復帰手段により
    復帰回数を計数し所定回数に達すると自動復帰を停止す
    る復帰回数計測手段とを備えたガス遮断装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007114425A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 燃料電池システム
JP2007278649A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Osada Res Inst Ltd 歯科用ガスバーナ
JP2009047363A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Panasonic Corp ガス遮断装置

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