JP2001336739A - ガス遮断装置 - Google Patents

ガス遮断装置

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JP2001336739A
JP2001336739A JP2000156629A JP2000156629A JP2001336739A JP 2001336739 A JP2001336739 A JP 2001336739A JP 2000156629 A JP2000156629 A JP 2000156629A JP 2000156629 A JP2000156629 A JP 2000156629A JP 2001336739 A JP2001336739 A JP 2001336739A
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JP2000156629A
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English (en)
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Koichi Ueki
浩一 植木
Norio Niimura
紀夫 新村
Kazutaka Asano
一高 浅野
Jiro Mizukoshi
二郎 水越
Noboru Isono
昇 磯野
Fujio Hori
富士雄 堀
Isao Masuda
功 増田
Tomiisa Yamashita
富功 山下
Toshihiro Harada
鋭博 原田
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Yazaki Corp
Toyo Gas Meter Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Toyo Gas Meter Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼器具の口火流量を素早く検出でき、かつ
口火流量の有無を瞬時流速に基づいて即座に判定できる
安全性の高いガス遮断装置を提供する。 【解決手段】 流速検出手段12が媒体内の信号伝搬時
間を計測して検出した流速を、流量演算手段18が瞬時
流量に換算し、この瞬時流量が異常判定手段19で異常
と判定されたときには遮断手段20により媒体流路を遮
断し、前記瞬時流量が器具流量以下で流量零以外のとき
に最小流量判定手段21で最小流量かどうかを判定して
最小流量を検出し、この最小流量より最小値を最小流量
記憶手段22で登録更新し格納し、器具の口火流量を観
測する期間を計時する口火計時手段で所定期間が経過し
た後に前記最小値を口火登録手段24で口火登録する
が、流量零判定手段25で前記瞬時流量が流量零と判定
されると口火無と設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波等を用いて
配管内を流れる各種媒体、例えばLPガス等の流量を検
出し、ガス器具において常時点火、燃焼する口火(パイ
ロットバーナ)の流量を計測し、登録する機能とガス漏
洩を監視する機能とを備えたガス遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の口火流量計測機能を備えた
ガス遮断装置は、例えば特開平3−194422号公報
に示されるようなものがある。図3はこのガス遮断装置
の制御ブロック図である。
【0003】図3において、1は流量測定手段で、ガス
供給ラインに設けられた通過ガス量に応じて信号を発す
る。2は流量演算部で、流量測定手段1から送られた流
量信号でガス流量を演算する。3はタイマーで、所定期
間を計時する。4は起動信号印加部で、流量演算部2の
信号が所定値を超えるとタイマー3へ計時開始の起動信
号を送る。5は最小流量記憶部で、タイマー3作動中の
流量演算部2の信号の最小値を記憶する。6は許容流量
範囲判定部で、前記タイマー3での所定期間経過後に最
小流量記憶部5の値が許容範囲かどうかを判定する。7
は口火流量登録部で、許容流量範囲内のガス流量が検出
されたとき、口火として登録する。8は流量零判定部
で、タイマー計時中の最小流量記憶部5の値が零か否か
を判定し、零と判定したときには口火計測期間用のタイ
マー3の計時を停止すると共に口火無と口火流量登録部
7に登録する。
【0004】次に上記従来例の動作を説明する。起動信
号印加部4は流量演算部2からの信号が図4に示す所定
値Qpを超えるとタイマー3に所定期間の計時を開始さ
せる起動信号を出力する。最小流量記憶部5ではタイマ
ー計時中の最小流量値を記憶更新していく。タイマー3
が計時終了した時点で、許容流量範囲判定部6にて最小
流量記憶部5の記憶している流量値が設定された許容流
量範囲内ならば口火として口火流量登録部7に登録す
る。
【0005】口火流量は所定の流量域Qh〜Qlで設定
された許容流量範囲がある。最大値は通常ガス器具燃焼
量の最小値、例えば500kcal/hである。この許
容流量範囲のある流量値Qpを超えるとタイマー3が所
定期間の計時を開始する。所定期間の計時が終了する時
間までの期間では、最小流量値Qminが最小流量記憶
部5に記憶され、最小値が計測される毎に随時、登録更
新されていく。この最小値で設定された許容流量範囲の
Qminが、口火流量として登録される。また流量零判
定部8は、タイマー計時中の最小流量記憶部5の値が零
かどうかを判定する。流量零と判定したときには、口火
計測期間用のタイマー3の計時を停止すると共に口火無
と口火流量登録部7に登録する。
【0006】この口火流量登録機能を有した膜式のガス
メータの流量特性を図4で説明する。ガスメータのガス
器具異常使用監視領域は500Kcal/h〜最大使用
流量Mであり、ガスメータはガス流量として最大使用流
量Mまでガスを流すことができる。それを超えるとガス
ホース抜けや配管の折損等の不安定な状態が発生したも
のとして無条件にガスメータが所有する電磁弁を付勢し
てガスを遮断する。一番少ない流量である500Kca
l/hという値は、ガス器具使用上での一番小さい値で
あるガスコンロを絞って使ったときの値に相当する。上
記膜式のガスメータの計量部は一定の容積を有する2つ
の袋が交互にガスを吸入吐出する機構的動きを流量測定
手段1で検出して流量演算部2で計数するものであり、
前述の500Kcal/hを計数するのに2分程度かか
る。口火流量域である500Kcal/h未満を計数す
る口火流量計測には数分以上かかる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ガス器具の口火流量を計測する場合、器具
の最小流量以下である口火流量域を計数するには通常膜
式メータの流量測定手段1では数分以上数十分要する
が、特に流量零判定部8で流量零と判定するのに例えば
60分もかかり、ガス需要家がガス器具の口火を止めた
場合、止められているにもかかわらず口火流量無の検出
に60分という最も長い判定時間を要する。したがっ
て、口火流量無との登録がされるまでは口火流量域と同
じ流量域であるガス漏れ等の保安判定を行うことができ
ないという問題があった。
【0008】そこで本発明は上記問題点を解消し、都市
ガスやLPガス等の燃焼器具の口火流量を素早く検出で
き、かつ口火流量の有無を瞬時流速に基づいて即座に判
定できる安全性の高いガス遮断装置を提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願第1発明は上記目的
を達成するため、媒体内の信号伝搬時間を計測して流速
を検出する流速検出手段と、この流速検出手段で検出し
た流速より流量に換算する流量演算手段と、この流量演
算手段で求めた流量が正常使用かどうかを判定する異常
判定手段と、この異常判定手段で異常と判定されたとき
に媒体流路を遮断する遮断手段と、前記流量演算手段で
求めた流量が器具流量以下で流量零以外のときにその流
量が最小流量かどうかを判定する最小流量判定手段と、
この最小流量判定手段で判定された最小流量によって最
小値を登録更新し格納する最小流量記憶手段と、器具の
口火流量を観測する期間を計時する口火計時手段と、こ
の口火計時手段で所定期間が経過した後に前記最小流量
記憶手段に格納した最小値を口火流量として登録する口
火登録手段と、前記流量演算手段で求めた瞬時流量より
流量零かどうかを判定し、流量零と判定したときに前記
口火登録手段に口火無と設定する流量零判定手段とを備
えたことを特徴とする。
【0010】この第1発明によれば、流速検出手段で流
速を検出し、流量演算手段にて前記流速を瞬時流量に換
算し、異常判定手段にて前記瞬時流量が異常使用の流量
域でないかどうかを判定し、異常の場合は媒体流路を遮
断手段にて遮断する。前記瞬時流量が器具流量以下で流
量零以外のときには最小流量判定手段にてその流量が最
小流量つまり口火流量かどうかを判定して最小流量を検
出し、この最小流量によって最小値を登録更新して最小
流量記憶手段に格納し、その最小値を口火計時手段によ
り所定観測期間が経過した後に口火流量として口火登録
手段に登録する。そして口火登録中に、流量零判定手段
で、前記瞬時流量より流量零と判定したときには直ちに
口火登録を停止して口火登録手段に口火無と設定させる
ので、ガス漏れ異常がないかどうかの異常判定に速やか
に移行できる。したがって従来例のように口火流量の計
測に数分〜数十分を要し、かつ口火流量無の検出まで6
0分という長時間を要することがなく、流量零判定によ
る口火登録停止からガス漏れ判定への移行までが速やか
に行われるので、長時間、口火流量無かどうかわからな
いという不具合がなく、ガス配管等の設備上の不具合か
ら生ずる漏洩監視に即座に移行できるため安全性や、使
い勝手、信頼性が向上する。
【0011】本願第2発明は上記目的を達成するため、
媒体内の信号伝搬時間を計測して流速を検出する流速検
出手段と、この流速検出手段で検出した流速より流量に
換算する流量演算手段と、この流量演算手段で求めた流
量が正常使用かどうかを判定する異常判定手段と、この
異常判定手段で異常と判定されたときに媒体流路を遮断
する遮断手段と、前記流量演算手段で求めた流量が器具
流量以下で流量零以外の流量のときにその流量が最小流
量かどうかを判定する最小流量判定手段と、この最小流
量判定手段で判定された最小流量によって最小値を登録
更新し格納する最小流量記憶手段と、器具の口火流量を
観測する期間を計時する口火計時手段と、この口火計時
手段で所定期間が経過した後に前記最小流量記憶手段に
格納した最小値を口火流量として口火登録する口火登録
手段と、前記流量演算手段で求めた瞬時流量より流量零
かどうかを判定する流量零判定手段と、この流量零判定
手段で流量零と判定した回数を計測し、それが所定回数
に達したときに前記口火登録手段に口火無と設定する流
量零回数計測手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】この第2発明によれば、流速検出手段で流
速を検出し、流量演算手段にて前記流速を瞬時流量に換
算し、異常判定手段にて前記瞬時流量が異常使用の流量
域でないかどうかを判定し、異常の場合は媒体流路を遮
断手段にて遮断する。前記瞬時流量が器具流量以下で流
量零以外のときには最小流量判定手段にてその流量が最
小流量つまり口火流量かどうかを判定して最小流量を検
出し、この最小流量によって最小値を登録更新して最小
流量記憶手段に格納し、その最小値を口火計時手段によ
り所定観測期間が経過した後に口火流量として口火登録
手段に登録する。そして口火登録中に、流量零判定手段
で、前記瞬時流量より流量零と判定し、その判定回数を
流量零回数計測手段で計測するが、その際にノイズ等で
流量零を誤検出せず正確に行えるように前記判定回数が
所定回数に達すれば、口火登録を停止して口火登録手段
に口火無と設定させるので、ガス漏れ異常がないかどう
かの異常判定に速やかに移行できる。したがって従来例
のように口火流量の計測に数分〜数十分を要し、かつ口
火流量無の検出まで60分という長時間を要することが
なく、流量零判定による口火登録停止からガス漏れ判定
への移行までが速やかに行われるので、長時間、口火流
量無かどうかわからないという不具合がなく、ガス配管
等の設備上の不具合から生ずる漏洩監視に即座に移行で
きるため安全性や、使い勝手、信頼性が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1と
図2を参照して説明する。
【0014】(第1実施形態)図1は本発明の第1実施
形態のガス遮断装置を示す。12は流速検出手段で、L
Pガス等のガス(媒体)の流路9に対向設置された上流
側振動子10、下流側振動子11間で超音波信号を一方
から他方に発信し、その伝搬時間より使用ガスの流速を
検出する。Aはガス媒体の流れる方向を示す。
【0015】流速検出手段12はその1例として図1に
示すように、切替手段13と、送信手段14と、受信手
段15と、繰返手段16と、伝搬時間計測手段17とか
らなるものを採用している。送信手段14と受信手段1
5とは切替手段13に接続され、切替手段13はまず送
信手段14を上流側振動子10に、受信手段15を下流
側振動子11に接続し、次は送信手段14を下流側振動
子11に、受信手段15を上流側振動子10に接続する
というように交互に送信手段14と受信手段15の接続
先を切り替える。繰返手段16は切替手段13により上
流側振動子10に受信手段15を、下流側振動子11に
送信手段14をそれぞれ接続した時、送信手段14から
発信された超音波信号を下流側振動子11より流路9を
経て上流側振動子10から受信手段15で受信する。こ
うして超音波信号の送信から受信迄を繰り返し行い、更
に伝搬時間計測手段17でその間の超音波信号の伝搬時
間を計測する動作を繰り返し行う。伝搬時間計測手段1
7は超音波信号の送信から受信までの時間を計測し累積
する。次に切替手段13により下流側振動子11に受信
手段15を、上流側振動子10に送信手段14を接続
し、前述の動作を繰り返し行う。伝搬時間計測手段17
は最初に計測した伝搬時間と、次に切替手段13により
切り替えた後に計測した伝搬時間とから伝搬時間差を求
める。
【0016】18は流量演算手段で、求めた伝搬時間よ
り使用しているガス(媒体)量を換算し求める。19は
異常判定手段で、流量演算手段18で求めたガス使用量
から異常な使用状態かどうかを判定する。例えばストー
ブ等の器具への接続ホース等が誤ってはずれた時に発生
する異常な大流量を監視するための合計流量遮断値や、
器具の通常使用する最大使用時間よりはるかに長く使用
された場合に対応した使用時間の制限時間を規定した使
用時間遮断テーブルが格納され、それに該当する異常が
ないかを監視する。20は遮断手段で、異常判定手段1
9から異常と判定された時に遮断信号が出力されガス流
路9を遮断する。
【0017】21は最小流量判定手段で、異常判定手段
19で器具流量未満の流量を検出した時にその流量が最
小流量かどうかの口火流量の判定を行い、最小流量の検
出を行う。22は最小流量記憶手段で、最小流量判定手
段21で最小流量を検出した時にその最小値を登録更新
し格納する。23は口火計時手段で、口火登録開始設定
が行われると口火流量計測のための観測期間の計時を開
始する。24は口火登録手段で、口火計時手段23によ
り所定観測期間のタイマー計時が完了すると最小流量記
憶手段22に格納した最小値を口火流量として登録す
る。25は流量零判定手段で、流速検出手段12で瞬時
流速を伝搬時間で検出すると、流量演算手段18で換算
した瞬時流量が零か、或いは零に近い所定流量以内かど
うかを判定し、零か或いは所定流量以下ならば流量零と
判定し口火登録手段24に口火無と設定する。26は報
知手段で、異常判定手段19でガスの使用状態が異常と
判定され、遮断手段20が駆動された場合、遮断状態や
遮断内容を液晶表示素子等に表示すると共に、ガスの安
全監視を行っているセンタに電話回線などで通報する。
【0018】次に上記構成の動作を説明する。上記ガス
遮断装置を設置時、ガス需要家が口火を使用するガス器
具を保有しているかどうかを確認し口火流量の登録設定
有を設定する。以降、流速検出手段12で検出した流速
値を流量演算手段18で換算した瞬時流量値が零か、或
いは口火流量域の流量か、器具流量かを判定してガス器
具の使用状態を瞬時流量で監視している。検出流量が器
具流量未満で流量零以外のときつまり口火流量域の場合
には、最小流量判定手段21で最小流量として検出し最
小流量記憶手段22に出力する。ガス需要家宅でガスス
トーブや給湯器等のガス器具を異常に長時間使用した
り、或いはガスホースが何らかの原因ではずれ異常な流
量が流れた場合、ガス器具の異常使用としてガスの供給
を遮断する。つまり異常判定手段19では、検出した瞬
時流量が流量零ではなく、器具流量以上の時には使用時
間が異常に長く継続しているか、或いは予め設定した値
より異常に大きな流量値かを判定し、使用ガス量が正常
流量範囲か、また異常かを判定する。ここで流速検出手
段12の1例の動作を説明する。
【0019】流路( ガス配管) 9内で、斜向設置された
上流側振動子10、および下流側振動子11との間で超
音波信号を送受信する。切替手段13により上流側振動
子10に送信手段14が接続され、一方受信手段15に
下流側振動子11が接続され、送信手段14から発信さ
れた信号を上流側振動子10から下流側振動子11を介
し受信する。この動作を繰返手段18で設定された回数
だけ行う。いわゆるシングアラウンド系を構成する。送
信手段14より送信された超音波信号を受信手段15が
受信する迄の伝搬時間を累積し、その時間を伝搬時間計
測手段17で求める。
【0020】次に、切替手段13は下流側振動子11に
送信手段14を接続する一方、上流側振動子10に受信
手段15を接続する。送信手段14より出力された超音
波信号は、下流側振動子11を介して流路9を経て上流
側振動子10に接続された受信手段15で受信される。
この動作は繰返手段16で設定された回数だけ行う。送
信手段14より送信された超音波信号が受信手段15で
受信される迄の伝搬時間を伝搬時間計測手段17で累積
し求め、更に上流から下流へ超音波信号を送信した時の
伝搬時間と、下流から上流へ送信した時の伝搬時間とか
ら伝搬時間差を求める。流量演算手段18は伝搬時間計
測手段17で求めた伝搬時間を流速値に換算し、次に流
量値に換算する。
【0021】次に、求めた瞬時流量値について、器具流
量は異常判定手段19で、器具流量以下の場合には最小
流量判定手段21で口火流量かどうかを判定する。また
同時に流量零判定手段25で流量零かどうかを判定す
る。もし異常流量と判定された場合、遮断信号を遮断手
段20に出力し、流路9を閉じガスの供給を停止する。
また遮断信号が出力されると遮断内容を報知手段26で
表示する。
【0022】流速検出手段12で検出した流速を流量演
算手段18で換算し求めた瞬時流量がガス器具の最小流
量より小さい場合(LPガス器具の場合500kcal
/h)、異常判定手段19では判定されず、口火流量登
録判定を行うため最小流量判定手段21で最小流量かど
うかを判定する。ガス遮断装置が設置された後、ガス需
要家に口火燃焼器具を保有しているかを調査し、保有し
ている場合には口火流量有を設定する。この後、最小流
量判定手段21で器具流量以下の瞬時流量を検出すると
最小流量記憶手段22で記憶する。記憶後に最小流量判
定手段21で最小流量を検出すると、最小流量記憶手段
22で記憶中の流量と比較し更に小さい流量を記憶す
る。通常貯湯式給湯器の口火は器具を使用開始すると口
火は点火しっぱなしである。そこで口火流量を計測する
ため、口火計時手段23がタイマーカウント開始する。
所定期間、口火流量の観測を行い、最小流量を最小流量
記憶手段22に格納する。口火計時手段23により所定
期間経過すると最小流量記憶手段22に格納された最小
値が口火流量として口火登録手段24に格納される。と
ころが最小流量を観測中に、ガス需要家がガス器具を停
止すると共に口火も停止した場合、流速検出手段12で
検出する流速信号は零もしくは所定値以下の小さい瞬時
流量となる。流量零判定手段25で瞬時流量が零である
のを検出するとただちに口火流量登録を停止し、口火無
と口火登録手段24に設定する。また、口火流量を観測
し登録判定を行っている期間はガス漏れの判定を行えな
い。つまり、口火流量とガス漏れと判定する流量域が同
じため口火流量登録中はガス漏れ判定ができない。しか
し本実施形態では、瞬時流量を流速検出手段12で検出
し流量零判定手段25で流量零判定を即座に行える上、
膜式メータのように流量計測に長時間を要することもな
いので、すぐさまガス漏れ監視に移行でき、安全性が向
上する。
【0023】このようにして本実施形態では、ガス器具
の口火使用時に口火流量登録有と設定すると、流速検出
手段12で検出した流速を流量演算手段18で即座に換
算し、その瞬時流量で流量零判定手段25にて零検出を
行え、口火登録中に流量零を検出した時には即座に口火
無と判定し、口火登録を直ちに停止してガス漏れ異常判
定に移行できる。したがって、膜式メータを使用した従
来例のように口火登録停止及びガス漏れ異常判定に長時
間を要することなく、使い勝手がよく、安全性や信頼性
が向上する。すなわち流速検出手段12で流速検出を行
い、求めた流速信号を瞬時流量に換算し、求めた瞬時流
量でガス器具の異常使用の流量域でないか、又流量零か
どうかを判定し、どちらでもない場合は最小流量判定手
段21で口火流量の判定を行い、一方求めた瞬時流量が
流量零もしくは所定流量未満の時流量零として口火流量
無と判定し口火登録手段24に口火無と登録するが、瞬
時流量で口火流量の有無を判定できるので即座にガス漏
れかどうかの判定に移行でき、よって安全性が向上し、
かつ口火流量計測に数分〜数十分と長時間要するのを妨
げ、結果口火無を瞬時に判定できてガス配管等の設備上
の不具合から生ずる漏洩監視に即座に移行できることに
なり、使い勝手、信頼性や安全性が向上する。
【0024】(第2実施形態)図2は本発明の第2実施
形態のガス遮断装置を示す。図2において、第1実施形
態と同一機能を有する構成要素には同一番号を付し、そ
の説明や動作説明は詳述しない。
【0025】図2において、27は流量零回数計測手段
で、流量演算手段18で求めた瞬時流量が零であると流
量零判定手段25で判定した場合、流量零と判定した回
数を計測し、所定回数カウントすると口火登録手段24
に口火無と設定する。28は間欠駆動手段で、流速検出
手段12を所定時間毎、例えば数秒単位で瞬時流量を計
測するために定期的に駆動する。
【0026】次に上記構成の動作を説明する。上記第1
実施形態で説明したように、上記ガス遮断装置を設置
時、ガス需要家が口火を使用するガス器具を保有してい
るかどうかを確認し口火流量の登録設定有を設定する。
以降、ガス器具の使用状態を間欠駆動手段28で数秒毎
に流速検出手段12を駆動し、検出した流量で監視す
る。そして流速検出手段12で検出した流速値を流量演
算手段18で換算した瞬時流量値が零か、或いは口火流
量域の流量か、器具流量かを判定してガス器具の使用状
態を瞬時流量で監視している。検出流量が器具流量未満
で流量零以外のときつまり口火流量域の場合には、最小
流量判定手段21で最小流量として検出し最小流量記憶
手段22に出力する。ガス需要家宅でガスストーブや給
湯器等のガス器具を異常に長時間使用したり、或いはガ
スホースが何らかの原因ではずれ異常な流量が流れた場
合、ガス器具の異常使用としてガスの供給を遮断する。
つまり異常判定手段19では、検出した瞬時流量が流量
零ではなく、器具流量以上の時には使用時間が異常に長
く継続しているか、或いは予め設定した値より異常に大
きな流量値かを判定し、使用ガス量が正常流量範囲か、
また異常かを判定する。
【0027】第1実施形態で説明したようにして流量演
算手段18で求めた瞬時流量値について、器具流量は異
常判定手段19で、器具流量以下の場合には最小流量判
定手段21で口火流量かどうかを判定する。また同時に
流量零判定手段25で流量零かどうかを判定する。もし
異常流量と判定された場合、遮断信号を遮断手段20に
出力し、流路9を閉じガスの供給を停止する。また遮断
信号が出力されると遮断内容を報知手段26で表示す
る。
【0028】流速検出手段12で検出した流速を流量演
算手段18で換算し求めた瞬時流量がガス器具の最小流
量より小さい場合(LPガス器具の場合500kcal
/h)、異常判定手段19では判定されず、口火流量登
録判定を行うため最小流量判定手段21で最小流量かど
うかを判定する。ガス遮断装置が設置された後、ガス需
要家に口火燃焼器具を保有しているかを調査し、保有し
ている場合には口火流量有を設定する。この後、最小流
量判定手段21で器具流量以下の瞬時流量を検出すると
最小流量記憶手段22で記憶する。記憶後に最小流量判
定手段21で最小流量を検出すると、最小流量記憶手段
22で記憶中の流量と比較し更に小さい流量を記憶す
る。通常貯湯式給湯器の口火は器具を使用開始すると口
火は点火しっぱなしである。そこで口火流量を計測する
ため、口火計時手段23がタイマーカウント開始する。
所定期間、口火流量の観測を行い、最小流量を最小流量
記憶手段22に格納する。口火計時手段23により所定
期間経過すると最小流量記憶手段22に格納された最小
値が口火流量として口火登録手段24に格納される。と
ころが最小流量を観測中に、ガス需要家がガス器具を停
止すると共に口火も停止した場合、流速検出手段12で
検出する流速信号は零もしくは所定値以下の小さい瞬時
流量となる。流量零判定手段25で瞬時流量が零である
のを検出すると、流量零回数計測手段27で零検出回数
をカウントする。通常は間欠駆動手段28により、流速
検出手段12は所定時間毎、例えば数秒毎に駆動され、
駆動周期間隔で瞬時流量の零判定を行いカウントし、ノ
イズ等で瞬時流量零を誤検出するのを防いでいる。流量
零回数計測手段27で所定回数検出した時には直ちに口
火流量登録を停止し、口火無と口火登録手段24に設定
する。間欠駆動手段28で駆動される周期の倍数でカウ
ントされるので、膜式メータで流量零判定するよりはる
かに短時間で零判定できる。また口火流量とガス漏れと
を判定する流量域が同じため、口火流量を観測し登録判
定を行っている間はガス漏れの判定は行えないが、本実
施形態では瞬時流量を流速検出手段12で検出し流量零
判定手段25で流量零判定を即座に行い、流量零回数計
測手段27で所定回数計測すると零と判定するので、従
来の膜式メータのように流量計測に長時間を要すること
もなく短時間ですぐさまガス漏れ監視に移行でき、安全
性が向上する。
【0029】このようにして本実施形態では、ガス器具
の口火使用時に口火流量登録有と設定すると、流速検出
手段12で検出した流速を流量演算手段18で即座に流
量に換算するので、流量零判定手段25にて即座に流量
を判定でき、また流量零回数計測手段27で所定回数計
測後に正確に流量零と判定できるので、口火登録中に流
量零を検出した時には即座に口火無と判定し、口火登録
を直ちに停止してガス漏れ異常判定に移行できる。した
がって、膜式メータを使用した従来例のように口火登録
停止及びガス漏れ異常判定に長時間を要することなく、
使い勝手がよく、安全性や信頼性が向上する。すなわち
流速検出手段12で流速検出を行い、求めた流速信号を
瞬時流量に換算し、ガス器具の異常使用の流量域でない
か、又流量零かどうかを判定し、どちらでもない場合は
最小流量判定手段21で口火流量の判定を行い、一方求
めた瞬時流量が流量零もしくは所定流量未満の時流量零
と判定して回数をカウントし、所定回数検知時口火流量
無と判定し、口火登録手段24に口火無と登録するが、
間欠駆動手段28による駆動周期で求めた所定回数の瞬
時流量で口火流量の有無を判定するので、即座にガス漏
れかどうかの判定に移行でき、よってノイズ等の影響に
よる誤判定等することがなくなり信頼性が向上し、口火
流量計測に数分〜数十分と長時間要することなく口火無
を瞬時に判定でき、更に口火無と判定時ガス配管等の設
備上の不具合から生ずる漏洩監視に即座に移行でき使い
勝手、信頼性や安全性が向上する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、流
速検出より求めた瞬時流量に基づいて膜式メータのよう
に口火流量の計測に長時間を要することなく短時間で口
火流量を計測して流量零の判定を速やかに行えるので、
その判定によって即座に口火登録を停止して口火無を設
定し、口火登録中は同時に行うことのできないガス漏れ
の異常判定に速やかに移行できるので、長時間、口火流
量無かどうかわからないという不具合がなく、ガス配管
等の設備上の不具合から生ずる漏洩監視に即座に移行で
きるため安全性や、使い勝手、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のガス遮断装置の制御ブ
ロック図。
【図2】本発明の第2実施形態のガス遮断装置の制御ブ
ロック図。
【図3】従来のガス遮断装置の制御ブロック図。
【図4】従来のガス遮断装置の動作説明図。
【符号の説明】
12 流速検出手段 18 流量演算手段 19 異常判定手段 20 遮断手段 21 最小流量判定手段 22 最小流量記憶手段 23 口火計時手段 24 口火登録手段 25 流量零判定手段 27 流量零回数計測手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植木 浩一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 新村 紀夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 浅野 一高 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 水越 二郎 富山県新湊市本江2795番地 東洋ガスメー ター株式会社内 (72)発明者 磯野 昇 富山県新湊市本江2795番地 東洋ガスメー ター株式会社内 (72)発明者 堀 富士雄 富山県新湊市本江2795番地 東洋ガスメー ター株式会社内 (72)発明者 増田 功 静岡県天竜市二俣町南鹿島23番地 矢崎計 器株式会社内 (72)発明者 山下 富功 静岡県天竜市二俣町南鹿島23番地 矢崎計 器株式会社内 (72)発明者 原田 鋭博 静岡県天竜市二俣町南鹿島23番地 矢崎計 器株式会社内 Fターム(参考) 2F030 CC13 CF05 CF11 3H106 FB12 FB43 KK15 3K003 AA04 AB02 AB06 BA01 BC00 CB05 CC04 DA03 3K068 AA01 BB12 DA01 DA14 EA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体内の信号伝搬時間を計測して流速を
    検出する流速検出手段と、この流速検出手段で検出した
    流速より流量に換算する流量演算手段と、この流量演算
    手段で求めた流量が正常使用かどうかを判定する異常判
    定手段と、この異常判定手段で異常と判定されたときに
    媒体流路を遮断する遮断手段と、前記流量演算手段で求
    めた流量が器具流量以下で流量零以外のときにその流量
    が最小流量かどうかを判定する最小流量判定手段と、こ
    の最小流量判定手段で判定された最小流量によって最小
    値を登録更新し格納する最小流量記憶手段と、器具の口
    火流量を観測する期間を計時する口火計時手段と、この
    口火計時手段で所定期間が経過した後に前記最小流量記
    憶手段に格納した最小値を口火流量として登録する口火
    登録手段と、前記流量演算手段で求めた瞬時流量より流
    量零かどうかを判定し、流量零と判定したときに前記口
    火登録手段に口火無と設定する流量零判定手段とを備え
    たガス遮断装置。
  2. 【請求項2】 媒体内の信号伝搬時間を計測して流速を
    検出する流速検出手段と、この流速検出手段で検出した
    流速より流量に換算する流量演算手段と、この流量演算
    手段で求めた流量が正常使用かどうかを判定する異常判
    定手段と、この異常判定手段で異常と判定されたときに
    媒体流路を遮断する遮断手段と、前記流量演算手段で求
    めた流量が器具流量以下で流量零以外の流量のときにそ
    の流量が最小流量かどうかを判定する最小流量判定手段
    と、この最小流量判定手段で判定された最小流量によっ
    て最小値を登録更新し格納する最小流量記憶手段と、器
    具の口火流量を観測する期間を計時する口火計時手段
    と、この口火計時手段で所定期間が経過した後に前記最
    小流量記憶手段に格納した最小値を口火流量として口火
    登録する口火登録手段と、前記流量演算手段で求めた瞬
    時流量より流量零かどうかを判定する流量零判定手段
    と、この流量零判定手段で流量零と判定した回数を計測
    し、それが所定回数に達したときに前記口火登録手段に
    口火無と設定する流量零回数計測手段とを備えたガス遮
    断装置。
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