JP2713066B2 - ガス供給設備異常検出装置 - Google Patents

ガス供給設備異常検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス供給設備である圧
力調整器の異常及びガス供給配管からのガス漏れを検出
するガス供給設備異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガス漏れによる爆発事故や、ガス
器具の消し忘れによる火災事故などを防ぐために、ガス
メータの中にガス漏れやガス器具の使用時間を監視し、
長時間にわたってガス器具が使われ続けた場合ガス器具
の消し忘れであると判断し、ガスの供給を停止するガス
遮断装置が組み込まれていた。この装置により、ガスメ
ータから下流側に対してガス利用上の安全が確保されて
いた。
【0003】一方、ガスメータの上流側、すなわち、L
Pガスではボンベからガスメータまでの安全管理につい
ては、所定の時期(例、2年に一度)に作業員が現場に
出向いて安全チェックを行っていた。図3は従来のガス
供給設備におけるメータ上流側の安全チェック方法のブ
ロック構成図である。図3において、1はLPガスボン
ベ、2はボンベの元栓、3は圧力調整器、4はガスメー
タ、5はガス器具、6は圧力計、7はペンレコーダであ
る。
【0004】以上のように構成された従来のガス供給設
備では、作業者が現場に出向き、圧力調整器3とガスメ
ータ4の間のガス配管の途中に圧力計6を接続し、ペン
レコーダ7によりガス配管内部のガス圧力を測定してい
た。すなわち、ガスメータ4に内蔵されているガス遮断
弁、及び、ボンベの元栓2を閉じ、ペンレコーダ7に記
録される値を観測し、もしガス漏れがあれば時間ととも
に記録されるガス圧力は低下していくのでこれを見て異
常であると判定できた。
【0005】また、圧力調整器3の圧力調整能力につい
てもチェックされ、LPガスボンベの元栓2及びガスメ
ータ4内のガス遮断弁を開状態にし、ガス器具5を通常
の使用状態として圧力計6によりガス圧力を測定してい
た。測定されたガス圧力が所定の値(230〜330
(mmH2 O))の間にあれば正常であり、それ以外であ
れば圧力調整器の故障と判断していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、作業者がいちいち現場に行き、圧力チェ
ック機器を設置して安全確認を行う必要があり、手間と
時間がかかるとともに、常時監視出来ないという課題を
有していた。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決す
るもので、自動的にガス供給設備の異常、すなわち、メ
ータより上流側のガス漏れを確実に検出することのでき
るガス供給設備異常検出装置を提供することを第1の目
的とするものである。
【0008】さらに本発明は、ガス使用が停止された後
の周囲温度変化に応じて加温手段を制御し、ガス漏れを
確実に検出することのできるガス供給設備異常検出装置
を提供することを第2の目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し第1の
目的を達成するために、本発明のガス供給設備異常検出
装置は、ガス供給設備として設けられた圧力調整器より
下流側のガス圧を検出するガス圧センサと、前記ガス供
給設備を加温するガス供給設備加温手段と、ガス供給設
備を流れるガス流量を検出するガス流量検出手段と、前
記ガス流量検出手段からガス使用が停止された信号を受
けて作動する計時手段と、同じくガス使用が停止された
ときの前記ガス圧力センサの信号を記憶する閉塞圧記憶
手段と、前記計時手段からの信号に基づく第1の所定タ
イミングで前記ガス圧力センサの信号を前記閉塞圧記憶
手段に保持された値と比較するガス圧比較手段と、同じ
く前記計時手段からの信号に基づく第2の所定タイミン
グで前記ガス供給設備加温手段を制御する加温手段制御
部とを備えたものである。
【0010】また、第2の目的を達成するために本発明
のガス供給設備異常検出装置は、上記構成に加えて、ガ
ス供給設備の温度あるいは供給設備内のガスの温度を検
出する温度検出部と、前記温度検出部からの信号及び計
時手段からの信号に基づく第2の所定タイミングに応じ
てガス供給設備加温手段を制御する加温手段制御部とを
備えたものである。
【0011】
【作用】本発明は、上記した構成によって、ガス器具が
使われていて、その後、使用が停止した状態、すなわ
ち、ガス流量がなくなった状態をガス流量検出手段が検
出すると、その信号を受けて計時手段が計時を開始する
とともに、閉塞圧記憶手段がガス流量停止時のガス圧力
センサの信号を記憶する。その後、計時手段が第1の所
定タイミングで信号を発し、その信号に同期してガス圧
比較手段がガス圧力センサの信号を取り込み、その信号
値と閉塞圧記憶手段に記憶されている値とを比較する。
また、同じく前記計時手段からの信号に基づく第2の所
定タイミングで加温手段制御部が作動しガス供給設備加
温手段を制御することにより、結果として供給設備内の
ガスが加熱される。このようにして比較された結果、圧
力差が所定値以上ない場合には、ガス供給設備内でガス
漏れが発生している可能性があると判定され、警報など
を発する。
【0012】また、本発明は、加温手段制御部が、ガス
供給設備の温度あるいは供給設備内のガスの温度を検出
する温度検出部からの信号及び計時手段からの信号に基
づく第2の所定タイミングに応じてガス供給設備加温手
段を制御するので、外気温度の変化を捉え、その変化に
対応して制御することにより、さらに確実にガス供給設
備内のメータ上流側ガス漏れを検出する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0014】(一実施例)図1において、本発明のガス
供給設備異常検出装置16は、ガス供給設備である圧力
調整器3より下流側のガス供給設備のガス圧を検出する
ガス圧センサ8と、ガス供給設備を流れるガス流量を検
出するガス流量検出手段9と、ガス流量検出手段9から
ガス使用が停止された信号を受けて作動する計時手段1
0と、同じくガス使用が停止されたときの前記ガス圧力
センサ8の信号を記憶する閉塞圧記憶手段11と、計時
手段10からの信号に基づく第1の所定タイミングでガ
ス圧力センサ8の信号を閉塞圧記憶手段11に保持され
た値と比較するガス圧比較手段12と、ガス供給設備加
温手段14と、同じく計時手段10からの信号に基づく
第2の所定タイミングでガス供給設備加温手段14を制
御する加温手段制御部15から構成されている。また、
13は警報手段である。
【0015】上記構成においてガス器具が使用されてい
て停止したとき、ガス流量検出手段9がガス使用停止を
検出し、この検出信号を受けて閉塞圧記憶手段11がガ
ス使用停止時のガス圧センサ8の検出値を記憶する。ま
た、計時手段10は同じくガス使用停止の検出信号を受
けて計時を開始する。計時手段10は計時開始以降第1
の所定タイミング(例えば30分)で信号を発し、ガス
圧比較手段12はこの信号を受けて、ガス圧力センサ8
の信号を閉塞圧記憶手段11に保持された値と比較す
る。この比較の結果、第1の所定タイミング毎に検出さ
れたガス圧力センサ8の信号と閉塞圧記憶手段11に保
持された値の差が所定値以上ない場合に異常と判断し、
警報手段13を作動させる。また、ガス供給設備の一部
あるいは全体を加温するガス供給設備加温手段14は、
加温手段制御部15によって計時手段10からの信号に
基づく第2の所定タイミング(例えば5分後)で制御さ
れる。すなわち、ガス供給設備加温手段14によってガ
ス供給設備、つまり、ガスの温度が上昇する。そして、
供給設備からガス漏れがない場合には、温度の上昇と共
にガス圧力も上昇し、ガス圧力センサ8にて検出される
圧力は閉塞圧よりも大きいことが確認される。しかし、
ガス流量停止状態におけるガス圧上昇が観測されない場
合には、ガス供給設備の中(特にメータより上流側)で
ガス漏れが発生している可能性があると判断して、警報
を発する。
【0016】ここで、計時手段10はガスが使用されて
いないとき、すなわち、ガス流量検出手段9がガス使用
を検出していないときに計時を継続し、前述のように第
1の所定タイミングで信号を発する。また、ガス圧比較
手段12も計時手段10が作動しているときに作動す
る。そして、ガス供給設備加温手段14によって加温さ
れた状態において、ガス流量停止状態におけるガス圧上
昇が観測されない場合には、ガス漏洩の危険性を警報す
る。本発明は、自然現象の日射によりガス供給設備の温
度上昇を期待する方法に比較し、天候などにより日射が
十分に得られず温度上昇が少ない地域、あるいはそのよ
うなメータ設置場所に対して効果を有する。
【0017】このように、本発明のガス供給設備異常検
出装置16によれば、ガスメータの設置された現場に作
業者が出向くことなく、自動的にガス供給設備の異常、
すなわち、メータより上流側のガス漏れを検出すること
ができる。
【0018】(他の実施例)図2において、本発明のガ
ス供給設備異常検出装置19は、ガス供給設備の温度あ
るいは供給設備内のガスの温度を検出する温度検出部1
7と、温度検出部17からの信号及び計時手段10から
の信号に基づく第2の所定タイミングに応じてガス供給
設備加温手段14を制御する加温手段制御部15を有し
ている。なお図1と同じ番号を付した構成要素は、同じ
機能を有する。
【0019】上記構成において、温度検出部17にてガ
ス供給設備の温度あるいは供給設備内のガスの温度が検
出されるが、閉塞圧検出時点に比較して計時手段10か
らの信号に基づく第2の所定タイミングでの温度上昇が
所定値以上ない場合には、加温手段制御部15にてガス
供給設備加温手段14を制御する。すなわち、強制的に
ガス供給設備の温度を一部、あるいは、全体に及んで上
昇させ、ガス漏洩を前記温度上昇に伴う圧力上昇として
検出し、判断するのである。また、前述した閉塞圧検出
時点に比較して計時手段10からの信号に基づく第2の
所定タイミングでの温度上昇が所定値以上ある場合に
は、ガス供給設備加温手段14を制御することなく、ガ
ス漏洩検出のための圧力判定が可能となる。
【0020】このように、本発明のガス供給設備異常検
出装置19によれば、温度検出部17を参照してガス供
給設備加温手段14を制御するので、エネルギーの消費
を抑制することができる。前記例では、5分後なり、3
0分後なりの比較的短い時間を示したが、自然現象によ
りガス供給設備の温度変化を観測する場合にはさらに長
時間を設定してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明のガス供給設備異常
検出装置によれば、次の効果が得られる。 (1)ガスの温度を上昇させ、計時手段の出す第1の所
定タイミング毎に検出されたガス圧力センサの信号と、
閉塞圧記憶手段に保持された値の差が比較され、その差
が所定値以上ない場合には異常と判断し警報手段を作動
させるので、作業者がガスメータの設置された現場に出
向くことなく、確実にしかも自動的にガス供給設備の異
常、すなわち、メータより上流側のガス漏れを検出する
ことができる。 (2)温度検出部の信号を参照してガス供給設備加温手
段を制御するので、加温のためのエネルギーの消費を抑
制することができると共に、確実にガス供給設備の異
常、すなわち、メータより上流側のガス漏れを検出する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるガス供給設備異常検
出装置の機能ブロック構成図
【図2】本発明の他の実施例におけるガス供給設備異常
検出装置の機能ブロック構成図
【図3】従来のガス供給設備安全チェック構成図
【符号の説明】
8 ガス圧センサ 9 ガス流量検出手段 10 計時手段 11 閉塞圧記憶手段 12 ガス圧比較手段 14 ガス供給設備加温手段 15 加温手段制御部 17 温度検知部 16,18 ガス供給設備異常検出装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス供給設備として設けられた圧力調整器
    と、この圧力調整器より下流側に設けられガス圧を検出
    するガス圧センサと、前記ガス供給設備を加温するガス
    供給設備加温手段と、前記ガス供給設備を流れるガス流
    量を検出するガス流量検出手段と、ガスの使用が停止さ
    れた場合に前記ガス流量検出手段から出力される信号を
    受けてそれぞれ作動する、計時手段及び前記ガス圧力セ
    ンサの信号を記憶する閉塞圧記憶手段と、前記計時手段
    からの信号に基づく第1の所定タイミングで前記ガス圧
    力センサの信号を前記閉塞圧記憶手段に保持された値と
    比較するガス圧比較手段と、前記計時手段からの信号に
    基づく第2の所定タイミングで前記ガス供給設備加温手
    段を制御する加温手段制御部とから構成されたガス供給
    設備異常検出装置。
  2. 【請求項2】ガス供給設備の温度あるいはこのガス供給
    設備内のガスの温度を検出する温度検出部と、前記温度
    検出部からの信号及び計時手段からの信号に基づく第2
    の所定タイミングに応じてガス供給設備加温手段を制御
    する加温手段制御部とから構成された請求項1記載のガ
    ス供給設備異常検出装置。
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CN103196626B (zh) * 2013-03-22 2015-06-10 北京长城电子装备有限责任公司 语音播报型数字压力检测系统
JP6396716B2 (ja) * 2014-08-08 2018-09-26 矢崎エナジーシステム株式会社 ガスメータ

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