JPH06288544A - ガス供給設備異常監視装置 - Google Patents

ガス供給設備異常監視装置

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Publication number
JPH06288544A
JPH06288544A JP7550093A JP7550093A JPH06288544A JP H06288544 A JPH06288544 A JP H06288544A JP 7550093 A JP7550093 A JP 7550093A JP 7550093 A JP7550093 A JP 7550093A JP H06288544 A JPH06288544 A JP H06288544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
gas
signal
temperature
flow rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7550093A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Saito
潤一 斉藤
Kazutaka Asano
一高 浅野
Shinichi Nakane
伸一 中根
Shinji Miyauchi
伸二 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7550093A priority Critical patent/JPH06288544A/ja
Publication of JPH06288544A publication Critical patent/JPH06288544A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用停止中のガス閉塞圧が気温等の温度変化
で変っても温度補正し、圧力変化に併う異常使用の誤判
定を回避する。 【構成】 圧力測定手段6からの圧力測定信号を温度検
出手段20からの温度検出信号により補正する圧力補正
手段21と、ガス使用停止直後のガス配管5内のガス閉
塞圧を閉塞圧基準値として記憶する閉塞圧記憶手段9
と、圧力補正手段21からの補正圧力信号と流量検出手
段7からのガス流量信号と計時手段10からの計時信号
とを入力し、所定時間毎の計時信号入力時にガス使用停
止以降の補正されたガス閉塞圧とガス閉塞圧記憶手段9
に記憶されている補正後の閉塞圧基準値とを比較し、ガ
ス供給設備の異常判定を行うガス圧力監視手段11とで
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス供給路、ガス供給
圧力調整機器等の異常を検出するガス供給設備異常監視
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在のガスメータには、ガスメータから
下流側のガス供給設備については、ガスメータでガス器
具の使用時間を監視し、規定値以上の長時間使用はガス
器具の消し忘れと判断し、ガスの供給を停止するガス遮
断装置が組み込まれるようになっている。また、ガスメ
ータから上流側のガス供給設備については、ガス非使用
時のガス配管内のガス圧変動を監視し、異常検出を行う
ものが提案されている。
【0003】この種の従来のガスメータの上流側のガス
供給設備異常を検出する装置について図3を用いて説明
する。
【0004】図3において、1はプロパンガス等を貯蔵
したガスボンベ、2はボンベ1の手動の元栓、3はガス
供給圧力を調節する圧力調整器、4はガス使用量を計測
するガスメータ、5はガス配管、6はガス配管5に接続
されたガス圧力を測定する圧力検出手段、7はガス配管
5内のガス流量を測定する流量検出手段、8は端末でガ
ス使用するガス器具である。
【0005】さらに、9はガスの使用が停止された直後
に圧力検出手段6からの圧力測定信号を閉塞圧基準値と
して記憶する閉塞圧記憶手段、10は所定時間毎の計時
信号を出力する計時手段、11は圧力検出手段6からの
圧力測定信号と流量検出手段7からのガス流量信号と計
時手段10からの計時信号とを入力し、計時手段10か
らの所定時間毎の計時信号入力時にガス使用停止以降の
閉塞圧とガス閉塞圧記憶手段9に記憶されている閉塞圧
基準値とを比較し、ガス供給設備の異常判定を行うガス
圧力監視手段とで構成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成において、ガ
ス供給設備が正常であれば、日中の気温の上昇や日射の
作用により前記設備内のガスが膨張し、ガス使用停止以
降の閉塞圧は前記基準値より上昇する。圧力検出手段6
等が前記の上昇を検出できなかった時には、ガス供給設
備にガス漏れなどのなんらかの異常があるものと判断す
るものである。
【0007】しかしながら上記従来の構成では、圧力検
出手段6が温度変化によってガス漏れ等の異常検出が行
えなかったり、誤検出するという課題があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、圧力
検出手段の温度変化等の影響を回避する信頼性の高いガ
ス供給設備異常監視装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、ガス流体の圧力を測定する圧力検出手段
と、ガス流量を計量する流量検出手段と、ガス流体を供
給するガス配管と、圧力検出手段もしくはそれと連動す
る温度を測定する温度検出手段と、圧力検出手段からの
圧力測定信号を温度検出手段からの温度検出信号により
補正する圧力補正手段と、ガス使用停止された直後に圧
力補正手段からの信号を閉塞圧基準値として記憶する閉
塞圧記憶手段と、時間を計時する計時手段と、圧力補正
手段からの補正圧力信号と流量検出手段からのガス流量
信号と計時手段からの計時信号とを入力し、計時手段か
らの所定時間毎の計時信号入力時にガス使用停止以降の
補正された閉塞圧と前記ガス閉塞圧記憶手段に記憶され
ている補正後の閉塞圧基準値とを比較し、ガス供給設備
の異常判定を行うガス圧力監視手段とから構成されたも
のである。
【0010】
【作用】本発明は、上記の構成によって、圧力検出手段
からの圧力測定信号を温度検出手段からの温度検出信号
により補正し、常に補正された閉塞圧値を使用し外気温
度、日光等のガス供給設備内のガスの温度上昇による膨
張収縮現象での圧力上昇と降下の有無を判定する。よっ
て、圧力検出手段の時間変化による温度特性の影響を解
消することとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0012】図1において、本発明のガス供給設備異常
検出装置は、ガス圧力調整器3より下流側に設けられた
ガス供給設備のガス圧を検出するガス圧力検出手段6
と、前記ガス供給設備を流れるガス流量を検出するガス
流量検出手段7と、前記ガス流体を供給するガス配管5
と、前記ガス配管5内の温度を測定する温度検出手段2
0と、前記圧力測定手段6からの圧力測定信号を前記温
度検出手段20からの温度検出信号により補正する圧力
補正手段21と、ガス使用停止直後のガス閉塞圧を閉塞
圧基準値として記憶する閉塞圧記憶手段9と、時間を計
時する計時手段10と、前記圧力補正手段21からの補
正圧力信号と前記流量検出手段7からのガス流量信号と
前記計時手段10からの計時信号とを入力し、前記計時
手段10からの所定時間毎の計時信号入力時にガス使用
停止以降の補正された閉塞圧と前記ガス閉塞圧記憶手段
9に記憶されている補正後の閉塞圧基準値とを比較し、
ガス供給設備の異常判定を行うガス圧力監視手段11と
で構成されている。その他、従来例の図3と同一番号の
構成要素は同じ名称と同じ機能を有するものとして説明
は省略する。
【0013】上記構成においてガス器具8が使用されて
いて停止したとき、ガス流量検出手段7がガス使用停止
を検出し、このガス流量信号を受けて閉塞圧記憶手段9
がガス使用停止時の圧力検出手段6の圧力測定値を温度
検出手段20の温度検出値によって補正する圧力補正手
段21により閉塞圧基準値として記憶する。例えば図2
のような温度特性を有する圧力測定手段があった場合、
温度が10℃の場合は圧力検出値は実際は270mmH2
Oであるが圧力検出手段6の温度特性を考慮すると10
mmH2 Oプラスした値(280mmH2 O)が真値である
ためこの値を補正値とする。また、−30℃であれば圧
力検出値に10mmH2 Oマイナスした値を補正値として
出力する。この事により圧力検出手段6の時間変化によ
る温度特性の影響を回避する事ができる。
【0014】また、圧力監視手段11は、ガス使用停止
以降、計時手段10からの計時信号毎に閉塞圧記憶手段
9に記憶されている閉塞圧基準値と圧力補正手段により
補正された圧力補正値とを比較して、例えば閉塞圧基準
値より計時信号毎の圧力補正値が所定値未満(例えば3
0mmH2 O)の圧力変動が所定期間(例えば30日)継
続された場合漏洩異常と判定する。
【0015】なお、本実施例では、温度検出手段20は
ガス配管内の温度を測定しているが、圧力検出手段6そ
のもの、もしくは周囲温度等の温度を測定する構成でも
よい。また、ガス供給設備異常監視装置12をガスメー
タ4に内蔵する構成によりコンパクトに設計することが
可能となる。さらに、ガス供給設備異常監視装置12を
圧力調整器3に内蔵する構成でも同様の効果を有するこ
とは言うまでもない。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明のガス供給設備異常
検出装置によれば、ガス供給設備が温度上昇してガス供
給設備内のガス膨張によってガス閉塞圧が変化する原理
を用いてガス供給設備内の異常を検出するもので、ガス
閉塞圧を検出する圧力検出手段も温度の影響を受け誤作
動しやすい課題を有しているが、圧力検出手段からの圧
力測定信号を温度検出手段からの温度検出信号により補
正し、常に補正された圧力値を使用してガス閉塞圧の基
準値を記憶し、それ以降のガス閉塞圧を測定比較するこ
とにより、圧力検出手段の時間変化による温度特性の影
響を回避して誤検出、誤動作の無い信頼性の高いガス供
給設備の異常監視を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるガス供給設備異常監
視装置の制御ブロック図
【図2】同装置の圧力検出手段の温度特性図
【図3】従来のガス供給設備異常監視装置の制御ブロッ
ク図
【符号の説明】
3 圧力調整器 6 圧力検出手段 7 流量検出手段 8 ガス器具 9 閉塞圧記憶手段 10 計時手段 11 圧力監視手段 12 ガス供給設備異常監視装置 20 温度検出手段 21 圧力補正手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮内 伸二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス流体の圧力を調整する圧力調整器と、
    前記ガス流体の圧力を測定する圧力測定手段と、前記ガ
    ス流量を計量する流量検出手段と、前記ガス流体を供給
    するガス配管と、前記圧力検出手段もしくはそれと連動
    する温度を測定する温度検出手段と、前記圧力測定手段
    からの圧力測定信号を前記温度検出手段からの温度検出
    信号により補正する圧力補正手段と、ガス使用停止直後
    の前記ガス配管内のガス閉塞圧を閉塞圧基準値として記
    憶する閉塞圧記憶手段と、時間を計時する計時手段と、
    前記圧力補正手段からの補正圧力信号と前記流量検出手
    段からのガス流量信号と前記計時手段からの計時信号と
    を入力し、前記計時手段からの所定時間毎の計時信号入
    力時にガス使用停止以降の補正された前記ガス配管内の
    ガス閉塞圧と前記ガス閉塞圧記憶手段に記憶されている
    補正後の閉塞圧基準値とを比較し、ガス供給設備の異常
    判定を行うガス圧力監視手段とで構成されたガス供給設
    備異常監視装置。
JP7550093A 1993-04-01 1993-04-01 ガス供給設備異常監視装置 Pending JPH06288544A (ja)

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JP7550093A JPH06288544A (ja) 1993-04-01 1993-04-01 ガス供給設備異常監視装置

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JP7550093A JPH06288544A (ja) 1993-04-01 1993-04-01 ガス供給設備異常監視装置

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JPH06288544A true JPH06288544A (ja) 1994-10-11

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ID=13578048

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JP7550093A Pending JPH06288544A (ja) 1993-04-01 1993-04-01 ガス供給設備異常監視装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101483755B1 (ko) * 2013-07-10 2015-01-16 코원에너지서비스 주식회사 가스 배관 내 가스 압력 및 온도 정보 측정 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101483755B1 (ko) * 2013-07-10 2015-01-16 코원에너지서비스 주식회사 가스 배관 내 가스 압력 및 온도 정보 측정 장치

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