JPH1030948A - ガスメータ - Google Patents

ガスメータ

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JPH1030948A
JPH1030948A JP18465896A JP18465896A JPH1030948A JP H1030948 A JPH1030948 A JP H1030948A JP 18465896 A JP18465896 A JP 18465896A JP 18465896 A JP18465896 A JP 18465896A JP H1030948 A JPH1030948 A JP H1030948A
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JP
Japan
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gas
temperature
valve
shut
temperature sensor
Prior art date
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Application number
JP18465896A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Kadoi
信夫 角井
Hideyuki Bingo
英之 備後
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP18465896A priority Critical patent/JPH1030948A/ja
Publication of JPH1030948A publication Critical patent/JPH1030948A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】火災などによる温度上昇を検知してガスの供給
を遮断できるようにしたガスメータを提供する。 【解決手段】温度センサ15を内蔵し、この温度センサ
15の出力に基づいて、マイクロコンピュータ12は、
所定温度以上になったときには、電磁弁7を閉じてガス
の供給を遮断するように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスメータに関
し、さらに詳しくは、地震やガス漏れ等の異常時に、ガ
スの供給を遮断する遮断弁を備えたガスメータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家庭のガスメータには、地震
を感知する感震器およびガスの流量を計測する流量セン
サが内蔵されるとともに、それらの出力が与えられる制
御回路が内蔵されており、地震の発生時やガス漏れ時と
いった異常事態の発生時には、感震器や流量センサの出
力に基づいて、制御回路は、ガス遮断用の遮断弁を閉じ
て当該ガスメータよりも下流側のガスコンロ等の末端機
器へのガスの供給を遮断するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例のガ
スメータでは、火災時においては、その火災によるガス
漏れを検知して遮断弁を閉じる構成となっており、火災
による温度の上昇を検知してガスの供給を遮断すること
はできなかった。
【0004】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、火災などによる温度上昇を検知してガスの供
給を遮断できるようにしたガスメータを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0006】すなわち、本発明は、ガスの供給を遮断す
る遮断弁を備えるガスメータにおいて、温度センサの検
出出力に基づいて、前記遮断弁を制御する制御回路を備
えている。
【0007】前記温度センサは、当該ガスメータに内蔵
されることが好ましく、前記制御回路は、所定温度以上
になったときに、遮断弁を閉じてガスの供給を遮断する
ものであり、温度センサとしては、サーミスタを、遮断
弁としては、電磁弁を用いてもよい。
【0008】本発明のガスメータによれば、火災などに
よる温度の上昇を温度センサで検出して遮断弁を制御す
ることができ、温度が、所定温度以上になったときに
は、遮断弁を閉じてガスの供給を遮断できることにな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の一つの実施の形態に係る
ガスメータの外観斜視図である。
【0011】ガスメータ1の正面には、計量したガス量
を表示する表示部2が設けられており、このガスメータ
1の上端部の一側には、ガスの流入口3が、他側には、
ガスの流出口4が設けられている。
【0012】このガスメータ1の上部ケース5の内部に
は、後述の制御回路等が収納された収納室が設けられて
おり、下部ケース6の内部には、流入口3から流出口4
へ通り抜けるガス量を計量する計量室が設けられてい
る。
【0013】図2は、図1のガスメータ1の内部の構成
を示すブロック図である。
【0014】ガスの流入口3側の流路には、ガスの供給
を遮断する遮断弁としての電磁弁7が設けられるととも
に、この電磁弁7が遮断動作した後に、初期位置に復帰
させるために手指で操作される復帰ボタン8が、電磁弁
7に対向配置されている。
【0015】電磁弁7は、例えば図3に示されるよう
に、ガス流路の途中に設けられた弁座16に圧接・離間
する弁体17と、この弁体17が固定されたプランジャ
18を有するソレノイド19と、弁体17を弁座方向
(図の左方)に付勢するスプリング20とを備えてお
り、ソレノイド19は、コイル21と、このコイル21
を外囲するヨーク22およびヨーク22の底部に設けら
れた永久磁石23とを備えている。
【0016】この電磁弁7は、無通電状態では、プラン
ジャ18がスプリング20の付勢力に打ち勝って永久磁
石23に吸着し、弁体17は、図3に示されるように、
弁座16から離間して開弁状態にあるが、後述のマイク
ロコンピュータ12から遮断信号を与えてコイル21に
通電して逆磁場を与えると、スプリング20の付勢力に
よって弁体17を弁座16に圧接して閉弁状態を保持す
るようになっている。
【0017】上述の復帰ボタン8を操作して閉弁状態に
ある弁体17を、スプリング20の付勢力に抗して押圧
することにより、プランジャ18が永久磁石23に吸着
して再び開弁状態に保持することができる。
【0018】下部ケース6の内部の計量室内には、図2
に示されるように、ガス流量を計量するリンク機構など
からなる計量機構9が配設されており、この計量機構9
によってその流量に応じて旋回動作するように磁石10
が設けられるとともに、1回の旋回の度に、前記磁石1
0が対向するように配置されたリードスイッチ等の磁界
検出器11が設けられており、この磁界検出器11は、
磁石10が対向したときに、その磁気力によってオンす
るようになっている。磁石10および磁界検出器11に
よって計量センサが構成されており、この磁界検出器1
1の出力が、制御回路を構成するマイクロコンピュータ
12に与えられる。
【0019】このマイクロコンピュータ12には、流路
の途中に配設された圧力センサ13の出力が与えられる
とともに、地震を感知する鋼球式や静電容量式の感震器
14の出力が与えられる。
【0020】以上の構成は、従来例のガスメータと基本
的に同様であり、マイクロコンピュータ12は、感震器
14の出力に基づいて、所定の震度レベル以上の地震の
発生時には、電磁弁7を閉じてガスの供給を遮断し、ま
た、計量センサの出力に基づいて、ガス流量が正常範囲
から外れているときには、ガス漏れ等の異常であるとし
て電磁弁7を閉じてガスの供給を遮断し、さらに、圧力
センサ13の出力に基づいて、圧力の異常低下時には、
立ち消え等の虞れがあるとして電磁弁7を閉じてガスの
供給を遮断する。
【0021】この実施の形態のガスメータ1では、火災
などによる温度上昇を検知してガスの供給を遮断できる
ようにするために、サーミスタや熱電対などからなる温
度センサ15を内蔵しており、この温度センサ15の出
力がマイクロコンピュータ12に与えられるようになっ
ている。
【0022】マイクロコンピュータ12は、この温度セ
ンサ15の出力に基づいて、予め定めた所定温度以上に
なったときには、電磁弁7に遮断信号を出力して電磁弁
7を閉じてガスの供給を遮断するようにしている。
【0023】予め定めた所定の温度は、マイクロコンピ
ュータ12やその他の回路部品等が正常に動作できる温
度範囲内で、適宜設定される。
【0024】このように火災などによって温度が上昇し
たときには、それを検知して直ちににガスの供給を遮断
できるので、火災によるガス漏れを検知して遮断弁を閉
じる従来例に比べて迅速にガスの供給を遮断できること
になる。
【0025】上述の実施の形態では、温度センサ15を
ガスメータ1に内蔵したけれども、本発明の他の実施の
形態として、温度センサを、ガスの供給先である家庭の
壁等に配設して温度センサの出力をガスメータに取り込
むように構成してもよく、この場合には、家屋の火災に
よる温度上昇を一層迅速に検知してガスの供給を遮断で
きることになる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、火災など
による温度の上昇を温度センサで検知して遮断弁を制御
することができ、温度が、所定温度以上になったときに
は、遮断弁を閉じてガスの供給を遮断できることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係るガスメータの
外観斜視図である。
【図2】図1のガスメータの内部の構成を示すブロック
図である。
【図3】電磁弁の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ガスメータ 7 電磁弁(遮断弁) 12 マイクロコンピュータ(制御回
路) 15 温度センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスの供給を遮断する遮断弁を備えるガ
    スメータにおいて、 温度センサの検出出力に基づいて、前記遮断弁を制御す
    る制御回路を備えることを特徴とするガスメータ。
  2. 【請求項2】 前記温度センサを内蔵し、前記制御回路
    は、所定温度以上になったときに、前記遮断弁を閉じて
    ガスの供給を遮断する請求項1記載のガスメータ。
  3. 【請求項3】 前記温度センサがサーミスタであり、前
    記遮断弁が電磁弁である請求項1または2記載のガスメ
    ータ。
JP18465896A 1996-07-15 1996-07-15 ガスメータ Pending JPH1030948A (ja)

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