JP5347789B2 - ガス遮断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定期的なガス供給設備やガス消費設備の点検の管理を行うガス遮断装置に関するものである。
近年、ガス機器の経年劣化等による事故が増加し、また消費生活用製品安全法の改正により特定機器の点検が求められている。また、事業者においても供給設備の点検や機器の調査等の保安業務が重要視されている。
従来のこの種のガス遮断装置を図10を参照しながら説明する。
図10に示すように、例えば、制御部10は、ボンベ交換する際にボンベリセット手段14からボンベ交換信号を受信すると、遮断弁1の閉及び開動作を行わせ、弁閉状態検出部5及び弁開状態検出部6からの出力により、そのいずれもが正常であることを検出して、検査終了信号が予め定められた所定の時間内に制御部10に入力されるか否かにより遮断弁1の正常、異常を判定し、センターに通信などで通報することにより、自動的に点検作業を行うことができるようになっていた(例えば、特許文献1参照)。
また、機器の性能劣化や故障予測を実施して事業者や顧客に知らせることができる機器管理システムに関して、図11を参照しながら説明する。
図11に示すように、例えば、情報管理センター装置107は、家電機器102に有する機器管理データ部101に保持する、機器の稼動時間や性能あるいは構成部品のメンテナンス状態などの稼動情報や、機器の故障箇所や故障状態などを示す故障情報などの機器管理データを、通信ネットワーク103を介して監視する情報管理端末104から家庭外の外部ネットワーク106を介して収集し、家電機器102の内部状態から性能劣化あるいは故障予測を行うための故障予測判定用データ部105に有する故障予測判定用データと比較して、家電機器102の故障予測を行うようになっていた(例えば、特許文献2参照)。
特許第3733646号公報 特開2004−70699号公報
しかしながら、前記従来の構成では、自動的に点検作業を行うことにより定期検査のために改めて係員を各家庭に派遣する必要性がなく、省力化が可能になるが、定期的な点検や調査がなされない可能性があるという課題を有していた。
また、使用器具が点検時期であることを認識していても、点検せず、使用し続けることにより、事故発生の危険性が高まるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、器具毎の所定の点検時期になると外部に通信し、現場で点検を行わないと繰り返し外部に通信するとともに、該当器具の使用可能時間を短縮し、更に点検が実施されない場合には、該当器具が使用されるとガスを遮断す
る構成としたガス遮断装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のガス遮断装置は、ガス供給管に接続されガスの供給や遮断を行う遮断手段と、前記遮断手段を制御する制御手段と、前記ガス供給管に流れるガスの流量を計測する流量計測手段と、前記流量計測手段によって計測された流量値を処理して流量変化パターンを検出する演算処理手段と、前記流量計測手段によって計測された流量値や前記演算処理手段で検出された流量変化パターンにより使用器具を判別し登録する器具判別手段と、外部との通信が可能な外部通信手段と、前記器具判別手段で判別された使用器具の点検間隔をカウントする第1点検間隔カウント手段とを備え、前記制御手段は、前記第1点検間隔カウント手段のカウント値が第1所定値に達すると、前記外部通信手段で点検が必要であることを通信すると共に、予め設定された前記使用器具の使用可能時間を短縮し、前記使用器具の使用時間が前記使用可能時間に達すると前記遮断手段でガスを遮断することを特徴とするものである。
これによって、定期的な点検や調査が現場で確実に実施されることになり、たとえ実施されない場合があっても、該当器具が使用ができなくなることで、確実に現場で確認されることになる。
本発明のガス遮断装置は、定期的な点検を確実に実施することができ、たとえ実施されない場合でも、繰り返し外部通信され、点検忘れ等を防止するとともに、点検が実施されるまでは該当器具の使用時間が短縮され、また、さらに点検せず使用し続ける場合にも、該当器具が所定回数使用された時にはガスを遮断することにより、安全性を向上することができる。
本発明の実施の形態1〜7におけるガス遮断装置のブロック図 本発明の実施の形態1におけるガス遮断装置の点検期間到達時の処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態2におけるガス遮断装置の点検期間到達以降の処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態3におけるガス遮断装置の点検期間到達以降の処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態3におけるガス遮断装置の器具使用不可フラグセット状態の処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態4におけるガス遮断装置の登録器具別処理の概念を示すブロック図 本発明の実施の形態5におけるガス遮断装置の点検時期表示処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態6におけるガス遮断装置の事業者連絡表示処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態5におけるガス遮断装置の点検間隔カウンタの宅内初期化処理を示すフローチャート 従来のガス遮断装置のブロック図 従来の機器管理システムの構成図
第1の発明は、ガス供給管に接続されガスの供給や遮断を行う遮断手段と、前記遮断手段を制御する制御手段と、前記ガス供給管に流れるガスの流量を計測する流量計測手段と
、前記流量計測手段によって計測された流量値を処理して流量変化パターンを検出する演算処理手段と、前記流量計測手段によって計測された流量値や前記演算処理手段で検出された流量変化パターンにより使用器具を判別し登録する器具判別手段と、外部との通信が可能な外部通信手段と、前記器具判別手段で判別された使用器具の点検間隔をカウントする第1点検間隔カウント手段とを備え、前記制御手段は、前記第1点検間隔カウント手段のカウント値が第1所定値に達すると、前記外部通信手段で点検が必要であることを通信すると共に、予め設定された前記使用器具の使用可能時間を短縮し、前記使用器具の使用時間が前記使用可能時間に達すると前記遮断手段でガスを遮断することを特徴とするものである。
これにより、点検期間が経過すると外部に通信して事業者の点検忘れを防止し、定期的な点検を確実に実施することができ、また、点検期間経過以降に点検が実施されるまでは器具の使用可能時間を短縮することにより安全性を向上することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、使用器具の点検が実施されたら点検済情報を出力する点検済情報出力手段と、外部への通信間隔をカウントする第2点検間隔カウント手段を有し、制御手段は、第1点検間隔カウント手段のカウント値が第1所定値に達すると、前記第2点検間隔カウント手段でカウントを開始し、前記第2点検間隔カウント手段のカウント値が第2所定値に達すると、外部通信手段により点検が必要であることを通信すると共に、再度、第2点検間隔カウント手段によるカウントを開始することで、使用器具の点検が行われるまで繰り返し前記外部通信手段により通信することを特徴とするものである。
これにより、点検期間が経過すると外部に通信して事業者の点検忘れを防止し、定期的な点検を確実に実施することができ、たとえ実施されない場合でも、繰り返し外部通信され、早期の点検を促すことができ、また、点検期間経過以降に点検が実施されるまでは器具の使用可能時間を短縮することにより安全性を向上することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明において、制御手段は、第2点検間隔カウント手段のカウント値が第2所定値に達する回数をカウントする第2点検間隔到達回数カウント手段を有し、前記第2点検間隔到達回数カウント手段のカウント値が所定回数到達以降に、器具が使用されると遮断手段でガスを遮断することを特徴とするものである。
これにより、点検期間が経過すると外部に通信して事業者の点検忘れを防止し、定期的な点検を確実に実施することができ、たとえ実施されない場合でも、繰り返し外部通信され、早期の点検を促すことができ、また点検期間経過以降に点検が実施されるまでは器具の使用可能時間を短縮するとともに、所定回数外部通信したのちに器具が使用された場合にはガスを遮断することにより、器具劣化等による危険な状況を回避することができ、安全性を向上することができる。
第4の発明は、特に、第3の発明において、器具判別手段により登録された器具毎に、第1点検間隔カウント手段、点検済情報出力手段、第2点検間隔カウント手段および第2点検間隔到達回数カウント手段とを備え、前記器具判別手段により登録された器具毎に独立して動作することを特徴とするものである。
これにより、器具毎に独立して動作させることで、器具別に細かに管理することが可能となり、もれなく器具の点検を実施することができる。
第5の発明は、特に、第4の発明において、宅内通信手段を有し、制御手段は、器具判別手段により登録されたいずれかの器具の第1点検間隔カウント手段のカウント値が第1
所定値に達する前に、器具の点検時期を前記宅内通信手段により通信手段を備えた宅内表示装置に通信することを特徴とするものである。
これにより、事業者による点検が近づいていることを顧客に知らせることで、顧客の保安意識を高めることができ、点検を確実に実施することができる。
第6の発明は、特に、第4の発明において、宅内通信手段を有し、制御手段は、器具判別手段により登録されたいずれかの器具の第1点検間隔カウント手段のカウント値が第1所定値に達すると、点検を促す表示を行うように前記宅内通信手段により宅内表示装置通信することを特徴とするものである。
これにより、事業者による点検が必要なことを使用者に知らせることで、顧客の保安意識を高め、また点検がなされない場合も、事業者に連絡することで点検を実施することができ、安全性を向上することができる。
第7の発明は、特に、第5または6の発明において、制御手段は、宅内表示装置での所定の操作による出力が宅内通信手段に入力された場合に、指定された器具の第1点検間隔カウント手段及び/又は第2点検間隔カウント手段のカウント値を初期化すると共に、使用可能時間を短縮前の時間に戻すことを特徴とするものである。
これにより、事業者による点検が実施されたことを、顧客が確認したことで、確実に点検が実施された記録として残すことができ、また顧客の安心感を高めることができる。
第8の発明は、第1から第7のいずれか1つの発明に記載のガス遮断装置の全てコンピュータにより機能させるプログラムである。そして、プログラムであるので汎用コンピュータやサーバーを用いて本発明のプログラム容易に実現できる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、各実施の形態の説明において、同一構成並びに同一作用効果を奏するところには、同一符号を付して重複した説明を行わないものとする。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるガス遮断装置のブロック図である。
図1において、20はガス遮断装置であり、ガス供給管21の途中に設けられ、その下流側の配管には各顧客宅内に設置された1台以上のガス器具が接続されている。
ガス遮断装置20は、流量計測手段2、遮断手段22、制御手段23、演算処理手段31、器具判別処理手段32、点検済情報出力手段24、外部通信手段25、宅内通信手段26、第1点検間隔カウント手段27、第2点検間隔カウント手段28、第2点検間隔到達回数カウント手段30を有して構成される。
流量計測手段2は、ガス供給管21の経路中に接続され、ガス供給管21内のガス流量を計測するものである。
遮断手段22は、ガス供給管21の経路中に接続され、制御手段23からの指示に基づいてガス供給管21を閉塞してガスの供給を遮断するものである。
制御手段23は、ガス遮断装置20内の各部の動作制御の他、各種警告や遮断などの保安処理等をおこなうものであり、器具の連続使用時間が器具毎に予め定められた使用可能時間に達するとガスの供給を遮断する機能を有する。なお、マイクロコンピュータおよびその周辺回路からなる制御手段23は、所定の動作プログラムを実行して対応する処理をおこなうことにより、各機能が実現される。
演算処理手段31は、流量計測手段2によって計測された流量値を処理して流量変化パターンを検出するものである。
器具判別手段32は、流量計測手段2によって計測された流量値や演算処理手段31からの情報により使用器具を判別し登録するものである。
点検済情報出力手段24は、事業者が器具の点検を実施したのちに所定操作(例えば通信)をおこなうと点検済情報を制御手段23に出力するものである。
外部通信手段25は、有線または無線による通信機能を有し、例えば公衆回線を介して管理センター(図示せず)と接続される。この外部通信手段25は、各種情報及びコマンドや信号を管理センターとの間で授受するものである。
管理センターは、コンピュータ等を有して構成され、管理部の機能を実現するもので、コンピュータ等を構成するプロセッサ及び動作プログラムを含み、プロセッサにおいて所定の動作プログラムを実行して対応する処理をおこなうことにより、各機能が実現される。
宅内通信手段26は、宅内表示装置29と各種情報通信し、宅内表示装置29に各種表示を行うとともに、宅内表示装置29で操作された情報を入力する。
第1点検間隔カウント手段27は、第1の所定の点検期間をカウントするものである。
第2点検間隔カウント手段28は、第1点検間隔カウント手段27のカウント値が第1所定値に達した以降に、カウントを開始し、点検が実施されるまで第2の所定期間を繰り返しカウントするものである。
第2点検間隔到達回数カウント手段30は、第2点検間隔カウント手段28が第2の所定期間を繰り返しカウントした回数をカウントするものである。
以上のように構成されたガス遮断装置について、以下点検期間到達時の処理に関して、その動作について説明する。
図2は本発明の実施の形態1におけるガス遮断装置の点検期間到達時の処理を示すフローチャートである。
図2において、制御手段23はステップ(以下、Sと表記する)101で、点検済情報出力手段24から点検済出力があったかどうか判定し、点検済出力がなければS104へ進む。S101で点検済出力があった場合は、第1点検間隔カウント手段27の点検間隔カウンタを初期化する(S102)。S103では器具使用可能時間を初期化し、通常の使用可能時間とする。S104では第1点検間隔カウント手段27の点検間隔カウンタが第1所定値に達したかどうか判定し、第1所定値に達した場合は、S105で外部通信手段25に出力して外部に通信し、S106では器具使用可能時間を短縮する。
以上のように、本実施の形態においては、点検期間が経過すると外部に通信することにより、事業者の点検忘れを防止し定期的な点検を確実に実施することができ、また、点検期間経過以降に点検が実施されるまでは器具の使用可能時間を短縮することにより安全性を向上することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2におけるガス遮断装置の点検期間到達以降の処理を示すフローチャートである。実施の形態1における図1に示す制御手段23とプログラムのみが異なるだけで、ガス遮断装置のブロック図は図1と同一である。すなわち、制御手段23は図3に示すS201からS214の制御フローを実行するプログラムを格納したものである。
図3において、制御手段23は、点検済情報出力手段24から点検済出力があったかどうか判定し(S201)、点検済出力がなければS206へ進む。S201で点検済出力があった場合は、第1点検間隔カウント手段27の点検間隔カウンタを初期化し(S202)、S203では第2点検間隔カウント手段28の第2点検間隔カウンタを初期化し、第2点検間隔カウント手段28のカウントを停止し(S204)、S205では器具使用可能時間を初期化し、通常の使用可能時間とし、処理を抜ける。S206では、第2点検間隔カウント手段28のカウントが停止しているかどうか判定し、カウントが停止している場合にはS207へ進み、カウントが停止していない場合にはS212へ進む。S207では第1点検間隔カウント手段27の点検間隔カウンタが第1所定値に達したかどうか判定し、第1所定値に達した場合は、第2点検間隔カウント手段28の第2点検間隔カウンタを初期化し(S208)、第2点検間隔カウント手段28のカウントを開始し(S209)、外部通信手段25に出力して外部に通信し(S210)、S211では器具使用可能時間を短縮する。S212では、第2点検間隔カウント手段28の第2点検間隔カウンタが第2所定値に達したかどうか判定し、第2所定値に達した場合は、第2点検間隔カウント手段28の第2点検間隔カウンタを初期化し(S213)、外部通信手段25に出力して外部に通信する(S214)。
以上のように、本実施の形態においては、点検期間が経過すると外部に通信することにより、事業者の点検忘れを防止し定期的な点検を確実に実施することができ、たとえ実施されない場合でも、繰り返し外部通信され、早期の点検を促すことができ、また、点検期間経過以降に点検が実施されるまでは器具の使用可能時間を短縮することにより安全性を向上することができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3におけるガス遮断装置の点検期間到達以降の処理を示すフローチャート、図5は器具使用不可フラグセット状態の処理を示すフローチャートである。実施の形態1における図1に示す制御手段23とプログラムのみが異なるだけで、ガス遮断装置のブロック図は図1と同一である。すなわち、制御手段23は図4に示すS301からS319、および図5に示すS401からS404の制御フローを実行するプログラムを格納したものである。
図4において、制御手段23は、点検済情報出力手段24から点検済出力があったかどうか判定し(S301)、点検済出力がなければS307へ進む。S301で点検済出力があった場合は、第1点検間隔カウント手段27の点検間隔カウンタを初期化し(S302)、S303では第2点検間隔カウント手段28の第2点検間隔カウンタを初期化し、第2点検間隔カウント手段28のカウントを停止し(S304)、S305では器具使用可能時間を初期化し、通常の使用可能時間とし、S306では器具使用不可フラグをクリ
アし処理を抜ける。S307では、第2点検間隔カウント手段28のカウントが停止しているかどうか判定し、カウントが停止している場合にはS308へ進み、カウントが停止していない場合にはS314へ進む。S308では第1点検間隔カウント手段27の点検間隔カウンタが第1所定値に達したかどうか判定し、第1所定値に達した場合は、第2点検間隔カウント手段28の第2点検間隔カウンタを初期化し(S309)、第2点検間隔カウント手段28のカウントを開始し(S310)、外部通信手段25に出力して外部に通信し(S311)、S312では器具使用可能時間を短縮し、第2点検間隔到達回数カウント手段30の第2点検間隔到達回数をクリアする。S314では、第2点検間隔カウント手段28の第2点検間隔カウンタが第2所定値に達したかどうか判定し、第2所定値に達した場合は、第2点検間隔カウント手段28の第2点検間隔カウンタを初期化し(S315)、外部通信手段25に出力して外部に通信し(S306)、S317では第2点検間隔到達回数カウント手段30の第2点検間隔到達回数をアップし、S318では第2点検間隔到達回数が所定回数に到達したかどうか判定し、所定回数に到達した場合は、器具使用不可フラグをセットする(S319)。
図5において、制御手段23は、器具使用不可フラグが1(セット状態)かどうか判定し、器具使用不可フラグが1(セット状態)ならば、流量計測手段2からの流量情報により器具が使われたかどうか判定する(S402)。S402で器具使用ありと判定した場合、遮断手段22へ遮断出力をおこない(S403)ガスを遮断し、外部通信手段25に出力して遮断したことを外部に通信する(S404)。
以上のように、本実施の形態においては、点検期間が経過すると外部に通信することにより、事業者の点検忘れを防止し定期的な点検を確実に実施することができ、たとえ実施されない場合でも、繰り返し外部通信され、早期の点検を促すことができ、また点検期間経過以降に点検が実施されるまでは器具の使用可能時間を短縮するとともに、所定回数外部通信したのちに器具が使用された場合にはガスを遮断することにより、器具劣化等による危険な状況を回避することができ、安全性を向上することができる。
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4におけるガス遮断装置の登録器具別処理の概念を示すブロック図である。
図6において、第1点検間隔カウント手段27は、器具判別手段32により判別し登録された器具、例えば器具aについては第1点検間隔カウント手段27a、器具bについては第1点検間隔カウント手段27b、器具cについては第1点検間隔カウント手段27cというように、器具毎の手段を有し、同様に、点検済情報出力手段24、第2点検間隔カウント手段28および第2点検間隔到達回数カウント手段30においてもそれぞれ器具毎の手段を有する構成となっている。
制御手段23は、器具判別手段32により判別し登録された器具aの場合には、第1点検間隔カウント手段27a、点検済情報出力手段24a、第2点検間隔カウント手段28aおよび第2点検間隔到達回数カウント手段30aをそれぞれ連動させて処理をおこなう。同様に、器具bの場合は、第1点検間隔カウント手段27b、点検済情報出力手段24b、第2点検間隔カウント手段28bおよび第2点検間隔到達回数カウント手段30bを、また、器具cの場合は、第1点検間隔カウント手段27c、点検済情報出力手段24c、第2点検間隔カウント手段28cおよび第2点検間隔到達回数カウント手段30cをそれぞれ連動させて処理し、器具の管理をおこなう。また、制御手段23は、各手段を器具毎には独立して動作させる。すなわち、図中に点線で囲んだ各手段は連動して動作するが、別の点線で囲んだ各手段とは独立して動作する。
なお、器具別の各手段の動作に関しては、前述した図2(実施の形態1)、図3(実施の形態2)および図4(実施の形態3)の各フローチャートの内容と同一のため、説明は省略する。
なお、図2のS104、図3のS207および図4のS308に示した、第1点検間隔カウント手段27の点検間隔カウンタと比較する第1所定値、図3のS212および図4のS314に示した、第2点検間隔カウント手段28の第2点検間隔カウンタと比較する第2所定値、および図4のS318に示した、第2点検間隔到達回数カウント手段30の第2点検間隔到達回数と比較する所定回数については、それぞれ器具毎に任意の値であり、同一の値でも構わない。また、器具の使用頻度等による劣化状態や器具の使用環境等により、同じ器具でも途中から値を変更してもよい。
なお、点検済情報出力手段24から点検済出力は、器具の点検毎に該当器具の出力をおこなってもよく、また、各器具を全て点検後に点検済出力を一括出力するような操作を設けてもよい。あるいは、全点検済出力を新たに設けてもよい。
以上のように、本実施の形態においては、器具毎に独立して動作させることにより、器具別に細かに管理することが可能となり、もれなく器具の点検を実施することができる。
(実施の形態5)
図7は、本発明の実施の形態5におけるガス遮断装置の点検時期表示処理を示すフローチャートである。実施の形態1における図1に示す制御手段23とプログラムのみが異なるだけで、ガス遮断装置のブロック図は図1と同一である。すなわち、制御手段23は図7に示すS501からS506の制御フローを実行するプログラムを格納したものである。
図7において、制御手段23は、点検済情報出力手段24から点検済出力があったかどうか判定し(S501)、点検済出力がなければS503へ進む。S501で点検済出力があった場合は、宅内通信手段26に出力し、宅内表示装置29の点検時期表示をクリアする(S502)。S503では宅内表示装置29に点検時期が未表示かどうか判定し、点検時期未表示の場合は、第1点検間隔カウント手段27の点検間隔カウンタが第1所定時間よりも小さな第3所定値に達したかどうか判定し(S504)、第3所定値に達した場合は、第1点検間隔カウント手段27の点検間隔カウンタ値と現在の日付情報から点検時期を算出し(S505)、宅内表示装置29に点検時期表示を行うように宅内通信手段26に出力する(S506)。
以上のように、本実施の形態においては、事業者による点検が近づいていることを顧客に知らせることで、顧客の保安意識を高めることができ、点検を確実に実施することができる。
(実施の形態6)
図8は、本発明の実施の形態6におけるガス遮断装置の事業者連絡表示処理を示すフローチャートである。実施の形態1における図1に示す制御手段23とプログラムのみが異なるだけで、ガス遮断装置のブロック図は図1と同一である。すなわち、制御手段23は図8に示すS601からS608の制御フローを実行するプログラムを格納したものである。
図8において、制御手段23は、点検済情報出力手段24から点検済出力があったかどうか判定し(S601)、点検済出力がなければS603へ進む。S601で点検済出力があった場合は、宅内通信手段26に出力し、宅内表示装置29の点検時期表示または事
業者連絡表示をクリアする(S602)。S603では宅内表示装置29に点検時期が未表示かどうか判定し、点検時期未表示の場合はS604へ進み、点検時期表示の場合はS607へ進む。S604では、第1点検間隔カウント手段27の点検間隔カウンタが第1所定時間よりも小さな第3所定値に達したかどうか判定し、第3所定値に達した場合は、第1点検間隔カウント手段27の点検間隔カウンタ値と現在の日付情報から点検時期を算出し(S305)、宅内表示装置29に点検時期表示を行うように宅内通信手段26に出力する(S606)。S607では、第1点検間隔カウント手段27の点検間隔カウンタが第1所定値に達したかどうか判定し、所定値に達した場合は、宅内表示装置29に事業者連絡表示を行うように宅内通信手段26に出力する(S608)。
以上のように、本実施の形態においては、事業者による点検が必要なことを使用者に知らせることで、顧客の保安意識を高め、また点検がなされない場合も、事業者に連絡することで点検を実施することができ、安全性を向上することができる。
(実施の形態7)
図9は、本発明の実施の形態7におけるガス遮断装置の点検間隔カウンタの宅内初期化処理を示すフローチャートである。実施の形態1における図1に示す制御手段23とプログラムのみが異なるだけで、ガス遮断装置のブロック図は図1と同一である。すなわち、制御手段23は図9に示すS701からS705の制御フローを実行するプログラムを格納したものである。
図9において、制御手段23は、宅内表示装置29からの初期化出力があったかどうか判定し(S701)、初期化出力があった場合は、S702で第1点検間隔カウント手段27の点検間隔カウンタを初期化し、S703で第2点検間隔カウント手段28の第2点検間隔カウンタを初期化し、S704で第2点検間隔カウント手段28のカウントを停止し、外部通信手段25に出力して外部に通信する(S705)。
以上のように、本実施の形態においては、事業者による点検が実施されたことを、顧客が確認したことで、確実に点検が実施された記録として残すことができ、また顧客の安心感を高めることができる。
なお、上記各実施の形態においては制御手段に格納してあるプログラムでマイクロコンピュータを機能させて制御フローを実行しているが、プログラムに代えハードを以って実行することも可能である。
以上のように、本発明にかかるガス遮断装置は、点検時期に達すると外部通信することにより点検を確実に実施することができ、また、未実施の場合でも、繰り返し外部通信し点検忘れを防止することができることから、電気機器等に対しても適用できる。
2 流量計測手段
20 ガス遮断装置
21 ガス供給管
22 遮断手段
23 制御手段
24 点検済情報出力手段
25 外部通信手段
26 宅内通信手段
27 第1点検間隔カウント手段
28 第2点検間隔カウント手段
29 宅内表示装置
30 第2点検間隔到達回数カウント手段
31 演算処理手段
32 器具判別手段

Claims (8)

  1. ガス供給管に接続されガスの供給や遮断を行う遮断手段と、前記遮断手段を制御する制御手段と、前記ガス供給管に流れるガスの流量を計測する流量計測手段と、前記流量計測手段によって計測された流量値を処理して流量変化パターンを検出する演算処理手段と、前記流量計測手段によって計測された流量値や前記演算処理手段で検出された流量変化パターンにより使用器具を判別し登録する器具判別手段と、外部との通信が可能な外部通信手段と、前記器具判別手段で判別された使用器具の点検間隔をカウントする第1点検間隔カウント手段とを備え、前記制御手段は、前記第1点検間隔カウント手段のカウント値が第1所定値に達すると、前記外部通信手段で点検が必要であることを通信すると共に、予め設定された前記使用器具の使用可能時間を短縮し、前記使用器具の使用時間が前記使用可能時間に達すると前記遮断手段でガスを遮断することを特徴とするガス遮断装置。
  2. 使用器具の点検が実施されたら点検済情報を出力する点検済情報出力手段と、外部への通信間隔をカウントする第2点検間隔カウント手段を有し、制御手段は、第1点検間隔カウント手段のカウント値が第1所定値に達すると、前記第2点検間隔カウント手段でカウントを開始し、前記第2点検間隔カウント手段のカウント値が第2所定値に達すると、外部通信手段により点検が必要であることを通信すると共に、再度、第2点検間隔カウント手段によるカウントを開始することで、使用器具の点検が行われるまで繰り返し前記外部通信手段により通信することを特徴とする請求項1記載のガス遮断装置。
  3. 制御手段は、第2点検間隔カウント手段のカウント値が第2所定値に達する回数をカウントする第2点検間隔到達回数カウント手段を有し、前記第2点検間隔到達回数カウント手段のカウント値が所定回数到達以降に、器具が使用されると遮断手段でガスを遮断することを特徴とする請求項2記載のガス遮断装置。
  4. 器具判別手段により登録された器具毎に、第1点検間隔カウント手段、点検済情報出力手段、第2点検間隔カウント手段および第2点検間隔到達回数カウント手段とを備え、前記器具判別手段により登録された器具毎に独立して動作することを特徴とする請求項3記載のガス遮断装置。
  5. 宅内通信手段を有し、制御手段は、器具判別手段により登録されたいずれかの器具の第1点検間隔カウント手段のカウント値が第1所定値に達する前に、器具の点検時期を前記宅内通信手段により通信手段を備えた宅内表示装置に通信することを特徴とする請求項4記載のガス遮断装置。
  6. 宅内通信手段を有し、制御手段は、器具判別手段により登録されたいずれかの器具の第1点検間隔カウント手段のカウント値が第1所定値に達すると、点検を促す表示を行うように前記宅内通信手段により宅内表示装置通信することを特徴とする請求項4記載のガス遮断装置。
  7. 制御手段は、宅内表示装置での所定の操作による出力が宅内通信手段に入力された場合に、指定された器具の第1点検間隔カウント手段及び/又は第2点検間隔カウント手段のカウント値を初期化すると共に、使用可能時間を短縮前の時間に戻すことを特徴とする請求項5または6に記載のガス遮断装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のガス遮断装置の全てコンピュータにより機能させるプログラム。
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