JPH1099417A - 消臭器具 - Google Patents

消臭器具

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JPH1099417A
JPH1099417A JP8258216A JP25821696A JPH1099417A JP H1099417 A JPH1099417 A JP H1099417A JP 8258216 A JP8258216 A JP 8258216A JP 25821696 A JP25821696 A JP 25821696A JP H1099417 A JPH1099417 A JP H1099417A
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Masatoshi Fujiwara
雅俊 藤原
Yasushi Atsuta
靖 熱田
Yoshiko Saida
佳子 斎田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来使用されている消臭剤のうち、悪臭成分
を吸着させることにより消臭するものは、消臭効果が目
視できず、また製品の交換時期が分からない。また、消
臭成分を揮発させて悪臭成分を無臭化するものは、消臭
成分が空気中に分散して濃度が薄くなるため、悪臭成分
と接触しにくく、無臭化に限界がある。また、消臭成分
が100%揮発せず、消臭効果が無くなった時期を判断
できない。 【解決手段】 潮解性粒子1と、消臭性粒子2とを混合
して透明な収納容器3内に入れる。収納容器3の開口部
3aを通気性シート5で覆って、この通気性シート5の
上から、穴4aが設けられた蓋4を閉める。潮解性粒子
1は空気中の湿気を吸湿して潮解し、この潮解液にアン
モニア等の窒素系の悪臭成分が溶けて消臭され、消臭性
粒子2によりイオウ系の悪臭成分が無臭化される。この
潮解性粒子の潮解の進み具合により消臭効果が目視で
き、交換時期を判断できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玄関やトイレおよ
び車の中などに置かれる消臭器具に係り、悪臭成分を効
果的に消臭でき、且つ消臭効果の有無を目で確認でき、
製品の交換時期を容易に判断できる消臭器具に関する。
【0002】
【従来の技術】玄関やトイレなどの悪臭を消すために、
芳香剤や消臭剤が用いられている。特に最近では、家庭
内などでの無臭を好む傾向があり、このようなニーズに
合わせて、悪臭成分を消臭するいわゆる消臭剤の需要が
高くなっている。消臭剤には、活性炭などの悪臭成分を
吸着することにより消臭する物理吸着型の消臭剤、およ
びパラジクロロベンゼンなどの消臭成分を揮発させて空
気中に拡散させる揮発型の消臭剤等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、活性炭などの
吸着型の消臭剤は、悪臭分子をどの程度吸収できたのか
目視で判断することはできず、消臭剤の消臭効果の限界
時点、すなわち消臭剤の交換時期が見た目で判断できな
い。また、揮発型の消臭剤は、空気中に揮発拡散して悪
臭成分中の悪臭分子と中和・付加反応等の化学反応を起
こし、悪臭成分を分解して他の無臭の分子に変化させた
り、または悪臭分子を包み込む(包接する)ことにより
消臭するものであり、悪臭成分を元から分解・無臭化す
るため、消臭効果が優れている。しかし、消臭成分は空
気中に揮発した後拡散されるものであるため、空気中の
濃度は非常に薄く、悪臭分子に直接作用する確率が低
く、消臭効果の点において問題があった。更に揮発され
ない成分が容器の中に残るなどして製品の交換時期の判
断が困難であった。また、悪臭成分が無くても揮発して
しまい、製品の寿命が短くなるなどの問題がある。
【0004】本発明は上記従来の問題を解決するもので
あり、悪臭を消臭する効果が高く、しかも消臭効果を目
視でき、消臭剤の消臭効果が無くなる時期を判断でき、
適当な時期に製品を交換することが可能な消臭器具を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の消臭器具は、外
部の空気が通過可能な容器の内部に、空気中の水分を吸
水して潮解する潮解性物質と、消臭性物質とが混合され
て収納されていることを特徴とするものである。
【0006】前記潮解性物質は、例えばアルカリ金属塩
またはアルカリ土類金属塩のうち、1種または2種以上
の混合物から成る。
【0007】また、前記消臭性物質は、イオウ系の悪臭
分子を消臭するものであることが好ましい。
【0008】さらに、潮解性物質から成る粒子と、消臭
性物質を含む着色された粒子とが混合されているものと
することが可能である。
【0009】また、本発明の消臭器具は、容器内が上層
と下層とに分離され、両層の境界が液通過構造とされて
おり、上層に前記潮解性物質と消臭性物質とが収納さ
れ、上層の潮解性物質に外部の空気が接触可能とされ、
且つ上層の潮解性物質の溶解液が下層へ流下する構造と
することが可能である。
【0010】この場合に、消臭器具の容器内の下層に、
上層から流下する液体を吸収する液吸収体が設けられて
いるものにできる。この液吸収体としては、吸水性ポリ
マーを用いることが好ましい。
【0011】また、前記容器内が上層と下層に分離され
た容器は、上層は上面と側面が非通気性で、下層に対面
する下面が通気性を有し、前記容器には、前記上層の下
面に外部の空気を接触させる通気部が設けられているも
のであってもよい。
【0012】本発明の消臭器具は、外部の空気が通過可
能な容器内に、空気中の水分を吸湿して潮解する潮解性
物質と消臭性物質とが混合されて入れられているもので
ある。前記潮解性物質は、例えば塩化カルシウムや塩化
マグネシウム、または酢酸ナトリウムなどのアルカリ金
属塩、またはアルカリ土類金属塩であり、例えばこれら
の潮解性物質のうち1種から成る粒子、または2種以上
が混合されて成る粒子、あるいはこれらの複数種の粒子
が混合されているものである。
【0013】前記潮解性物質は空気に触れると空気中の
水分を吸水して、溶解(潮解)する。人に不快感を与え
る悪臭成分の代表的なものとして、アンモニアやトリメ
チルアミン、硫化水素やメチルメルカプタンなどが挙げ
られる。これらの悪臭成分のうち、窒素系のアンモニア
やトリメチルアミンは、水に溶解しやすいく、その溶解
液はアルカリ性を呈する。前記潮解性物質の溶解液は酸
性を呈するため、前記のアンモニアやトリメチルアミン
などの窒素系の悪臭分子と中和反応及び置換反応を起こ
し、悪臭分子は吸収・分解されて消臭される。
【0014】また、前記潮解性物質に混合される消臭性
物質としてはイオウ系の悪臭成分を無臭化するものが好
ましく、例えば、緑茶エキスや柿縮合タンニンなどの植
物抽出物や、界面活性剤応用消臭剤などの脂肪酸塩系消
臭剤などが使用される。これらの消臭性物質は、例えば
セルロースやゼオライトの粒子に含浸されて消臭性粒子
とされ、前記潮解性物質から成る粒子と混合されてい
る。前記緑茶エキスや柿縮合タンニン、あるいは界面活
性剤応用消臭剤などは、硫化水素やメチルメルカプタン
を化学的に分解して無臭分子に変えたり、またはこれら
悪臭分子を包み込んで(包接して)無臭化させるもので
ある。
【0015】したがって、前記潮解性物質と消臭性物質
とにより、窒素系の悪臭成分とイオウ系の悪臭成分の双
方を効果的に無臭化することができる。
【0016】また、前記消臭性物質は前記のイオウ系の
悪臭分子を無臭化するものであればよく、悪臭性分子を
物理的に吸着することにより消臭する活性炭などを使用
してもよい。または、消臭性物質として、前記窒素系の
悪臭成分を消臭するものを用いてもよく、あるいはイオ
ウ系の悪臭成分を無臭化する消臭性物質と、窒素系の悪
臭成分を消臭する消臭性物質の双方を、前記潮解性物質
に混合しても良い。
【0017】また、前記消臭性物質が含浸された粒子
に、前記潮解性粒子の潮解液により変色するpH指示薬
を含浸させて着色させることも可能である。
【0018】例えば潮解性物質として、塩化カルシウム
や塩化マグネシウムを使用した場合、この潮解性物質の
溶解液は、酸性を呈する。このため、前記pH指示薬と
しては、酸性側に変色域のあるメチルオレンジやメチル
レッドなどを使用するとよい。このものでは潮解性物質
の溶解液により、前記pH指示薬の色が変化し、例えば
メチルオレンジおよびメチルレッドはアルカリ性の黄色
から酸性の赤色に変色する。したがって、消臭性物質が
含浸された粒子の色の変化により、消臭効果を目視にて
イメージ的に感じることができる。また、このpH指示
薬は消臭性粒子とは別のセルロース粒子などに含浸され
て、潮解性粒子および消臭性粒子と混合されていてもよ
い。
【0019】前記の潮解性物質および消臭性物質は、図
1および図2に示すような通気性を有する容器内に収納
される。図1および図2では、潮解性物質と消臭性物質
が収納された容器の開口部に、不織布や紙などの通気性
のシートが覆われており、このシート上から穴の設けら
れた蓋が閉められている。外気は蓋の穴を通りさらに通
気性シートを通って容器内に吸収される。潮解性物質
は、外気中の水分を積極的に吸水して溶解する。このよ
うに、潮解性物質が積極的に外気中の水分を吸水するの
で、容器内に外気が吸収されやすい。このため、潮解性
物質と消臭性物質とがイオウ系のあるいは窒素系の悪臭
成分を吸収しやすく、消臭効果の優れたものとなる。
【0020】また、前記通気性のシートの粗密を調節す
ることにより、潮解性物質および消臭性物質と、空気と
の接触面積を調節できる。したがって、潮解性物質が無
駄に潮解することを防止でき、製品の寿命を長くでき
る。また、潮解性物質の大きさを変えることによっても
製品の寿命、および消臭効果を調節することができる。
潮解性物質の大きさが大きいと、潮解性物質は溶解しに
くくなるため製品が長持ちし、小さいと溶解しやすく消
臭効果が高くなる。
【0021】潮解性物質が完全に潮解した時点で、潮解
性物質による消臭効果はほとんど無くなるため、このと
きに製品を新しいものと交換すればよい。このように、
潮解性物質の潮解の進み具合により製品の交換時期を判
断できるため、目視にて容易に交換時期を知ることがで
きる。また、潮解性物質の溶解の様子を見ることによ
り、消臭効果をイメージ的に感じることができる。ま
た、潮解性物質および消臭性物質にシリカゲルや高吸水
性ポリマー(SAP)などの吸水するとゲルになる物質
を混合すると、シリカゲルやSAPは潮解性物質の溶解
液を吸水してゲル状となるので、このゲル化の状態によ
り消臭効果をイメージ的に感じることができ、またシリ
カゲルやSAPがほぼ完全にゲル化した時点を製品の交
換時期として判断することができる。
【0022】また、前記潮解性物質と消臭性物質とが収
納される容器は、例えば図3に示すような上層と下層と
に分離され、両層の境界が液通過構造とされた容器で、
この容器の上層に潮解性物質と消臭性物質とが他の容器
等に入れられて収納された構造とすることが可能であ
る。図3に示すように、潮解性物質と消臭性物質が収納
された上層の容器は下面が開口しており、この開口部は
不織布あるいは紙などの通気性のシートで覆われてい
る。そして、この下面側通気性シートを通って上層の容
器内に外気が入る構造となっている。容器内に外気が入
り、潮解性物質が外気中の水分を吸水して溶解すると、
この溶解液は、両層の境界の液透過構造を通って、下層
へ流下する。よって、潮解性物質の溶解液と、潮解して
いない潮解性物質とを分離することができ、潮解してい
ない潮解性物質が、潮解した潮解性物質の溶解液を吸収
することを防止でき、潮解性物質を無駄なく使用するこ
とができる。
【0023】この容器内の下層には、流下する液体を吸
収する液吸収体が設けられていることが好ましい。この
液吸収体は、例えば、吸水性ポリマーのような吸水によ
り膨潤してゲル状になるものが好ましい。このとき、下
層での吸水性ポリマーのゲル化の状態を見ることによ
り、潮解性物質がどの程度溶解したかを知ることができ
る。特に、上層に収納された潮解性物質が全て溶解した
ときにこの溶解液を完全に吸水した吸水性ポリマーの上
部が達する容器の壁面の箇所に印をしておくと、この印
の所まで吸水性ポリマーが膨潤したときに製品の交換を
すればよく、製品の交換時期の目安が明確になる。ま
た、溶解液を吸水性ポリマーに保持できるため、下層に
滴下した溶解液が気化せず、上層の潮解性物質が下層か
ら気化した水分を吸水することを防止でき、容器外の水
分のみを効果的に吸水でき、この点でも消臭効果を高く
できる。
【0024】以上のように、本発明の消臭器具は、消臭
効果が高く、しかも消臭効果をイメージ的に捉えること
ができ、製品の交換時期を目視にて判断しやすいものと
なる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にて説明する。図1は本発明の消臭器具の一例を示す斜
視図、図2はその断面図である。図1にて符号1は潮解
性粒子であり、符号2は消臭性粒子である。潮解性粒子
1は、主に塩化カルシウムまたは塩化マグネシウム、酢
酸カリウムなどのアルカリ金属塩またはアルカリ土類金
属塩等の潮解性の吸湿性物質が粒状に成形されたもので
ある。この粒状の潮解性粒子1は、前記潮解性物質のう
ち1種または2種以上が混合されてそれぞれの粒を形成
しているものである。または、前記の異なる潮解性粒子
が複数種類混合されて使用されてもよい。
【0026】人間に不快感を与える悪臭成分としては、
主に窒素系のアンモニアやトリメチルアミン、およびイ
オウ系の硫化水素およびメチルメルカプタンなどがあ
る。前記アンモニアやトリメチルアミンは水によく溶け
るものであるため、潮解性粒子1が空気中の湿気を吸っ
て溶解すると、この溶解液に溶け込む。これにより、ア
ンモニアやトリメチルアミンが消臭される。前記潮解性
物質の中では、特に塩化カルシウムや塩化マグネシウム
が安全性および吸湿性の点で優れている。
【0027】また、消臭性粒子2は、例えば緑茶エキス
や柿縮合タンニンなどの植物抽出物あるいは界面活性剤
応用消臭剤などの脂肪酸塩系消臭剤が、粒状に成形され
たゼオライト、セルロースなどに含浸されたもの、ある
いはこれらの成分自体が粒状に成形されたものである。
前記緑茶エキスや柿縮合タンニン、あるいは界面活性剤
応用消臭剤などは、硫化水素やメチルメルカプタンを化
学的に分解して無臭分子に変えたり、またはこれら悪臭
分子を包み込んで(包接して)無臭化させるものであ
る。消臭性粒子2としては、前記潮解性粒子1により消
臭できない硫化水素やメチルメルカプタンなどのイオウ
系の悪臭分子を消臭するものであることが好ましく、こ
れらイオウ系の悪臭分子を物理的に吸着して消臭する活
性炭、あるいはゼオライトと金属イオンとの混合物など
を使用してもよい。
【0028】この消臭性粒子2には、収納容器3内に潮
解性粒子1の溶解液により変色するpH指示薬が含浸さ
れて、これにより着色させることも可能である。例えば
潮解性粒子1として塩化カルシウムや塩化マグネシウム
を使用した場合、塩化カルシウムまたは塩化マグネシウ
ムは空気中の水分により溶解され、その溶解液は酸性を
呈する。このため、前記pH指示薬としては、酸性側に
変色域のあるメチルオレンジやメチルレッドなどを使用
するとよい。潮解性粒子1が溶解すると、この溶解液に
より前記pH指示薬の色が変化して消臭性粒子2の色が
変化し、例えばメチルオレンジおよびメチルレッドはア
ルカリ性の黄色から酸性の赤色に変色する。この色の変
化により消臭効果をイメージ的に感じることができる。
また、このpH指示薬は消臭性粒子とは別のセルロース
粒子などに含浸されて、潮解性粒子1および消臭性粒子
2と混合されていてもよい。
【0029】また、図示の例では、潮解性粒子1と消臭
性粒子2は別個の粒子であるが、前述した潮解性物質と
消臭性物質を混合して粒状としたものであってもよい。
また消臭性物質から成る粒の表面に、前記潮解性物質が
コーティングされているものであってもよい。
【0030】図1に示すように、前記潮解性粒子1と消
臭性粒子2はプラスチックなどの透明な収納容器3に均
一に混合されて収納されている。収納容器3内には必要
に応じてパラベンなどの防腐剤が入れられる。図2の断
面図に示すように、この収納容器3の開口部3aは、多
数の小さい穴が開けられた不織布などの多孔質性のシー
トあるいは紙シートなどの通気性シート5で覆われて閉
じられている。また、使用する前は、前記通気性シート
5の上からアルミシートなどの通気しない密閉シート6
が容器の開口部3aを気密に覆っており、この密閉シー
ト6により、収納容器3の内部が外気から遮断され、密
閉した状態となっている。そして、この密閉シート6の
上から蓋4が閉められ、消臭器具S1が構成されてい
る。
【0031】この消臭器具S1が居室やトイレや自動車
の中などに置かれて使用されるとき、蓋4が外され前記
密閉シート6が剥されると、収納容器3の開口部3aに
は通気性シート5が現れる。そして通気性シート5の上
から再び蓋4が閉められる。蓋4には通気のための穴4
aが開口しているため、図1において矢印で示されてい
るように外気が穴4aを通り、さらに通気性シート5を
通って収納容器3内に入る。このようにして、収納容器
3内に空気が入り潮解性粒子1に触れると、潮解性粒子
1は空気中の湿気を吸湿して溶解(潮解)する。そして
この溶解液にアンモニアやトリメチルアミンなどの悪臭
分子が溶け、悪臭分子が消臭される。潮解性粒子1は外
気を積極的に取り込んで吸湿するものであるため、容器
内に外部の空気を吸収しやすい。このため、外部の空気
が消臭性粒子2に接触しやすくなっている。よって、消
臭性粒子2により大気中の硫化水素やメチルメルカプタ
ンなどのイオウ系の悪臭分子が効果的に無臭化される。
【0032】潮解性粒子1は収納容器3内において表面
に現われているもの、すなわち空気に触れたものから液
状化していく。潮解性粒子1が潮解するとこの潮解液は
収納容器3の下方に浸透していき、潮解した潮解性粒子
1の下方にあった潮解性粒子1および消臭性粒子2が表
面に現われて外気と触れるようになる。そして、空気と
接触した潮解性粒子1が潮解し、潮解性粒子1および消
臭性粒子2が悪臭分子を消臭する。これを繰返すことに
より潮解性粒子1がほぼ完全に潮解し、収納容器3内の
潮解性粒子1が完全に液状化する。このようにして、接
触した空気中の悪臭成分をほぼ確実に消臭することがで
きるので、従来の揮発型の消臭剤に比べて消臭効果が高
いものとなる。また、潮解性粒子1が潮解していく様子
を収納容器3の外側から容易に見ることができる、これ
によりイメージ的ではあるが消臭効果を目視できる。
【0033】潮解性粒子1が完全に溶解し、この溶解液
にアンモニアやトリメチルアミンがこれ以上溶け込めな
い状態、すなわち飽和状態になる。この飽和状態になる
時期は空気中の悪臭分子の量によって異なるが、潮解性
粒子1がほぼ完全に液状化した時点である。したがっ
て、収納容器3内の潮解性粒子1が完全に液状化した時
点で新しい製品と取り換えればよい。
【0034】開口部3aは通気性シート5に覆われてい
るため、潮解性粒子1および消臭性粒子2と外気との接
触がこの通気性シート5によりある程度制限されてい
る。したがって、このシートの粗密を調節することによ
り、潮解性粒子1および消臭性粒子2と空気との接触面
積を調節でき、潮解性粒子の過剰な潮解を防止できる。
このため、適度な消臭効果を得られ、製品の寿命を長く
することができる。
【0035】さらに、収納容器3内にシリカゲル、また
はポリアクリル酸塩などの高吸水性ポリマー(SAP)
を入れて、潮解性粒子1と消臭性粒子2と混ぜてもよ
い。潮解性粒子1が吸水して溶解したとき、これらシリ
カゲルやSAPはこの溶解液を吸収してゲルとなる。し
たがって、このゲル化の状態を見ることにより、潮解性
粒子1がどの程度潮解したかを目視にて判断でき、収納
容器3内のシリカゲル等がほぼ完全にゲル化したときを
製品の交換時期として判断することが可能である。
【0036】また、潮解性粒子1の粒径は、消臭効果お
よび製品の寿命に合わせて適当な大きさに調節すること
が好ましい。また、潮解性粒子1の粒の大きさを容器の
上方と下方とで変えてもよい。このとき、例えば収納容
器3の開口部3a側、すなわち上方に入れられている潮
解性粒子1の粒径を小さくし、下方に入れられている粒
子の粒径を大きくすると、粒径の小さい潮解性粒子1は
潮解しやすいため、潮解性粒子1の潮解が早く進み、消
臭効果が高くなる。逆に上方の粒子の径を大きくして下
方の粒子の径を小さくすると、上方の粒子は潮解しにく
くなり、容器内の潮解性粒子1が完全に液化するのに時
間がかかる。このため、製品の寿命を長くすることがで
きる。
【0037】図3は本発明の消臭器具の他の実施の形態
を示すものであり、図4は図3のIV−IV線の断面図
である。図3と図4に示す消臭器具S2では、潮解性粒
子1と消臭性粒子2が入れられた収納容器7が、その開
口部7aを下方に向けた状態で、この収納容器7よりも
大型の容器8内に入れられている。容器8の内部では、
側壁8dの上下のほぼ中央に、多数の穴8cが全面に開
けられた仕切り板8bが設けられており、この仕切り板
8bにより容器8内は上室(上層)8Aと下室(下層)
8Bとに分けられている。
【0038】上室(上層)8Aに収納される前記収納容
器7の開口部7aは、不織布、あるいは紙などの空気を
通す通気性シート11で閉じられている。収納容器7は
開口部7aを下向きとして仕切り板8bの上に載せられ
る。潮解性粒子1が吸水して溶解すると、この溶解液は
仕切り板8bの穴8cを通って下室(下層)8Bに流下
する。したがって、下室8B内に溜まる溶解液の量によ
り、消臭効果を判断できる。しかし、さらに好ましく
は、下室8Bに、SAPやシリカゲルなどの水分を吸水
すると膨潤してゲルとなる吸水性樹脂10が入れられて
いることが好ましい。下室8Bに流化した溶解液は、吸
水性樹脂10に吸収され、吸水性樹脂10は膨潤しゲル
化する。このゲル化の状態を見ることにより、消臭効果
をイメージ的に捉えることができる。また、溶解液を吸
水性樹脂10に保持できるため、下層に滴下した溶解液
が気化せず、上層の潮解性粒子1が気化した水分を吸水
することを防止できる。したがって、外気中の水分を積
極的に吸水でき、アンモニアやトリメチルアミンなどの
悪臭分子を効率よく消臭できる。
【0039】このように、下室8Bには潮解性粒子1の
溶解液の吸収量を目視できる液吸収体を入れておけばよ
いが、この液吸収体は、前記ゲル化する吸水性ポリマー
に限らずスポンジや親水性の不織布などでもよい。
【0040】収納容器7が容器8の上室8A内に設置さ
れた後、容器8の開口部8aは通気しないアルミシート
などの密閉シート12などで気密に閉じられ、容器8内
は密封状態にされる。そして密閉シート12の上から全
面に穴9aが形成された蓋9が閉められ、この状態で製
品として出荷される。
【0041】そして使用するときに、蓋9が開けられ
て、密閉シート12が剥がされ、再び蓋9が閉められて
トイレットなどに置かれる。すると図4において矢印で
示すように蓋9の穴9aから空気が容器8内に入り、さ
らに通気性シート11を通って開口部7aから収納容器
7内に入り、開口部7a側において表面に現われている
潮解性粒子1と消臭性粒子2に接触する。潮解性粒子1
は空気中の湿気を吸湿して溶解(潮解)し、この溶解液
にアンモニアやトリメチルアミンが吸収される。溶解液
は仕切り板8bの穴8cを通って下室8Bに滴下され、
下室8B内の吸水性樹脂10に吸収される。吸水性樹脂
10は潮解液を吸収することにより膨潤してゲルとな
る。また、このゲル化の状態により、消臭効果をイメー
ジできる。また、容器8の側面に、潮解性粒子1が完全
に溶解したとき、この溶解液を完全に吸収した状態の吸
水性樹脂10の上部が達する位置に印M(図3参照)を
付けておくと、膨潤した吸水性樹脂10の上部がこの線
に達したときに製品を交換すればよいため、製品の交換
時期が判断しやすい。
【0042】このように、収納容器7の開口部7aを下
方に向けて潮解性粒子1の溶解液を収納容器7から除く
ことにより、空気中の湿気と反応していない潮解性粒子
1と分けることができ、潮解していない潮解性粒子1が
溶解液を吸収することを防止できる。よって、さらに効
果的に吸湿および消臭ができる。
【0043】また、図5は図3に示した消臭器具の変形
例を示す斜視図であり、図6は図5のVI−VI線での
断面図である。図5の消臭器具S3では、図3に示した
ものと同じ仕切り板8bを有する容器8の上室(上層)
8A内に、潮解性粒子1および消臭性粒子2が収納され
たドーナツ形状の収納容器13が入れられている。この
収納容器13は、透明プラスチックなどで形成されてお
り、図6に示されているように、この収納容器13の中
央の穴13aの径は上方から下方にいくにしたがい除々
に小さくなっており、この穴13aの内壁13bには通
気のための小穴が多数開けられている。また、収納容器
13の底部13cにも通気のための小穴が多数開けられ
ている。または内壁13bにのみ小穴が空けられていて
もよい。あるいは、収納容器の穴13aの内壁および底
面、あるいは内壁のみが不織布や紙シートなどの通気性
のシートで形成されてもよい。
【0044】外気は、収納容器13の穴13aの内壁1
3bおよび収納容器13の底面13cの小穴(主に内壁
の小穴)から吸収され、収納容器13内の潮解性粒子1
および消臭性粒子2と接触する。中央の穴13aがテー
パ形状であり、この内壁13bを介して収納容器13の
内部に通気できるため、蓋9の穴9aからの外気が収納
容器13内の潮解性粒子1と消臭性粒子2に接触しやす
くなり、また接触面積も大きくでき、効果的に悪臭成分
を無臭化できる。
【0045】また、図7に示す消臭器具も図3に示す消
臭器具の変形例である。この消臭器具S4は円錐形の2
つの容器14,15から成り、容器14内が上層で、容
器15内が下層である。容器14,15は円錐の径の小
さい方が開口しており、この開口部どうしが合わせられ
て接合された砂時計型となっている。上層となる容器1
4内には潮解性粒子1と消臭性粒子2が入れられ、その
下端が通気性で且つ液透過性の通気性シート16で塞が
れている。
【0046】下層となる容器15内には、潮解性粒子1
の潮解液が流下したときにこの潮解液を吸収するための
吸水性樹脂10が入れられている。また上下の容器14
と15が接合された首部15aでは、前記通気性シート
16の下方に多数の通気穴15bが円周上に多数配列し
て開けられている。
【0047】使用される前では、この通気穴15bは外
側からシールなどが貼られ、空気が入らないよう気密な
状態にされている。使用するときに、このシールを剥が
すと、通気穴15bから空気が入り、容器14の下端側
において潮解性粒子1と消臭性粒子2が空気と接触す
る。そして潮解性粒子1が空気中の水分を吸水して潮解
すると、この潮解液が容器内14に滴下され、容器15
内の吸水性樹脂10に吸収される。容器14内の潮解性
粒子1の溶解が進んで消臭が行われるにつれて、容器1
4内の潮解性粒子1の量が減り、その分、容器15内の
吸水性樹脂10が潮解液を吸水して膨潤するため、体積
が増加する。したがって、容器内の潮解性粒子1と吸水
性樹脂10の増減が、砂時計の砂と同様の変化をするも
のとなる。よって、デザイン的にも優れ、しかも消臭効
果をイメージ的に感じることができる。
【0048】また、製品の交換時期を判断するために
は、必ずしも容器の内部全体が見える必要はない。例え
ば図1に示した収納容器3では、最後に潮解する収納容
器3の下方の潮解性粒子1が溶解されたか否かを見れれ
ばよく、また図3ないし図7に示した容器8では、吸水
性樹脂10の上部、あるいは側壁の印Mを見ることがで
きればよい。よって、この部分以外の壁面が不透明のプ
ラスチックなどで覆われていたり、または製品を表すた
めのラベルが貼られていてもよい。
【0049】例えば図8に示す消臭器具S5は図1に示
した消臭器具において、収納容器3の側面に商品を表示
すためのラベルLを貼ったものである。ラベルLは収納
容器3の下部を除いた部分に貼られており、図8におい
てラベルLの貼られている部分は斜線で示されている。
斜線にて示されていない下部の壁面は透明になってお
り、収納容器3の外から潮解性粒子1の潮解の進み具合
を見ることができる。
【0050】また、図9に示す消臭器具S6は図3に示
した消臭器具S2の容器8の上室8Aの壁面にラベルL
を貼ったものである。容器8の下室8Bの壁面は透明で
あり、この部分において吸水性樹脂10のゲル化の状態
を見ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明の消臭器具は、潮解
性物質が外気中の水分を積極的に吸収するものであるた
め、容器内に外気が吸収しやすくなり、消臭性物質と悪
臭成分が接触しやすくなる。よって、潮解性物質により
アンモニアなどの窒素系の悪臭成分を消臭でき、消臭性
物質により硫化水素などのイオウ系の悪臭成分を消臭で
き、悪臭成分のほとんどを消臭することができ、消臭効
果が高くなる。
【0052】また、消臭するにつれて潮解性物質が溶解
していくため、潮解性物質の減少量により消臭効果をイ
メージ的に捉えることができ、また製品の交換時期を容
易に判断できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の消臭器具の実施の形態の一例を示す斜
視図、
【図2】図1のII−II線の断面図、
【図3】本発明の消臭器具の他の実施の形態を示す斜視
図、
【図4】図3のIV−IV線での断面図、
【図5】図3に示した消臭器具の変形例を示す斜視図、
【図6】図5のVI−VI線での断面図、
【図7】図3に示した消臭器具の変形例を示す斜視図、
【図8】図1の消臭器具の壁面にラベルを貼った状態を
示す図、
【図9】図3の消臭器具の壁面にラベルを貼った状態を
示す図、
【符号の説明】
1 潮解性粒子 2 消臭性粒子 3 収納容器 4 蓋 5 通気性シート 6 密閉シート 7 収納容器 8 容器 9 蓋 10 吸水性樹脂 11 通気性シート 12 密閉シート 13 収納容器 14 容器 15 容器 15b 通気穴 16 通気性シート S1、S2、S3、S4、S5、S6 消臭器具 L ラベル M 印

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の空気が通過可能な容器の内部に、
    空気中の水分を吸水して潮解する潮解性物質と、消臭性
    物質とが混合されて収納されていることを特徴とする消
    臭器具。
  2. 【請求項2】 潮解性物質は、アルカリ金属塩またはア
    ルカリ土類金属塩のうち、1種または2種以上の混合物
    から成る請求項1記載の消臭器具。
  3. 【請求項3】 消臭性物質は、イオウ系の悪臭分子を消
    臭するものである請求項1または2記載の消臭器具。
  4. 【請求項4】 潮解性物質から成る粒子と、消臭性物質
    を含む着色された粒子とが混合されている請求項1ない
    し3のいずれかに記載の消臭器具。
  5. 【請求項5】 容器内が上層と下層とに分離され、両層
    の境界が液通過構造とされており、上層に前記潮解性物
    質と消臭性物質とが収納され、上層の潮解性物質に外部
    の空気が接触可能とされ、且つ上層の潮解性物質の溶解
    液が下層へ流下する請求項1ないし4のいずれかに記載
    の消臭器具。
  6. 【請求項6】 容器内の下層には、上層から流下する液
    体を吸収する液吸収体が設けられている請求項5記載の
    消臭器具。
  7. 【請求項7】 液吸収体は、吸水性ポリマーである請求
    項6記載の消臭器具。
  8. 【請求項8】 上層は上面と側面が非通気性で、下層に
    対面する下面が通気性を有し、容器には前記上層の下面
    に外部の空気を接触させる通気部が設けられている請求
    項5ないし7のいずれかに記載の消臭器具。
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