JPH0357455A - 靴用脱臭除湿剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は靴の不使用時に靴内に残った不快臭を取り除き
、同時に発汗により湿った靴内の水分を吸着により除湿
する靴用脱臭除湿剤に関する。

（従来の技術） 一般に靴用の脱臭・消臭剤としては、活性炭を不織布層
内に混合分散してマット状にしたものや、金属銅による
菌類抑制効果を目的としたものなどが知られている。し
かし、Ｔ快臭の発生を二酸化塩素〃スで抑え、湿気を吸
着効果により除湿する靴用脱臭除湿剤は知られていない
。

（発明が解決しようとする問題点） 中敷型靴用脱臭剤や防臭加工靴下などは、使用時に継続
して人体と接触したり、発汗により高温多湿となり、不
快臭を発する菌類の温床と化すことが予想され、必ずし
も完全に脱臭されることはなく、また、古くなれば効果
も低下する。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、本発明の脱臭除湿剤は、亜塩素酸のアルカリ金属塩
および亜塩素酸のアルカリ土類金属塩よりなる群から選
ばれた亜塩素酸の金属塩と、酸性系の無機化合物を同一
の不織布製の袋内に分離充填してなる靴用脱臭除湿剤で
ある。

本発明に用いられる亜塩素酸塩は、アルカリ金属亜塩素
酸塩またはアルカリ土預金属亜塩素酸塩のいずれら用い
られるが、実際的で経済的な亜塩素酸塩は亜塩素酸ナト
リウムである。

本発明に用いられる一方の酸性系無磯化合物とは、その
固体を水の中に入れると、その水が酸性になるような無
磯化合物をいい、酸性白土、カオリンクレー、タルク、
ゼオライト、アルミナシリケートなどがある。前記無磯
化合物には５〜８オングストロームの微細孔が無数に存
在し、自重の３０〜５０％の水分を吸着する性質がある
ため、靴の中に入れると内部の湿気を吸着することがで
きる。

本発明の脱臭除湿剤は、通常、重量比で約１〜２０％の
亜塩素酸塩と９９〜８０％の酸性系無機化合物となるよ
うに調製される。亜塩素酸塩の量が２０％を越えると不
快臭の脱臭効果はあるが、二酸化塩素ガスの濃度が高く
なりすぎ、二酸化塩素ガスが残存することがある．また
、１％未満では脱臭効果不足となることがある。

本発明の靴用脱臭除湿剤の大きさは、５０φ×１００ｍ
ｍ程度で、総重量は１００ｇ以下とすると使い易い。ま
た、二酸化塩素ガス濃度は、靴の中に入れた場合、近傍
で約２０ｐｐｍ以下になるように配合比を調製したちの
が好ましい。

亜塩素酸塩と酸性系無磯化合物を分離する手段は、不織
布製袋の中央部をペーパークリップでふさいで分離する
方法、中央部を折り曲げて分離する方法、中央部を軽く
接着して分離する方法、その池通常の分離手段が用いら
れる。

本発明の脱臭除湿剤は、１史用時に上記分離手段を解除
し塩素酸塩と酸性系の無磯化合物とを単に混合するだけ
で微量の二酸化塩素ガスを発生させることができる。

（実施例） 円筒状不織布（材質ポリエステル）の中央をべ−バーク
リップで分離して２室とし、一方に亜塩素酸ナトリウム
粉末［日本カーリット（株）製　シルブライト１を、も
う一方にゼオライト［日東粉化工業（株）ｇ１１を第１
表のような割合で充填して脱臭除湿剤を調製した。ペー
パークリップを取り除き、２威分を良く混合した後、各
々の脱臭除湿剤を革靴の片方に入れ、１時間後に脱臭除
湿剤を入れなかった方の靴の臭気と比較した。

パネラー５人の総合判断による脱臭効果の判定とデジタ
ル湿度計（チノー製　ＮＨ−Ｋ型）て゛測定した靴内の
湿度を第１表に示す。

（発明の効果） 本発明の脱臭除湿剤は、使用時に亜塩素酸塩と無磯化合
物を混合するだけなので、不純物や有機化合物などとの
接触らなく、急激な分解は少なく、化学的、物理的に極
めて安定である。また、二酸化塩素がスの発生量を亜塩
素酸塩の混合量の増減で容易にフントロールできる．

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、亜塩素酸のアルカリ金属塩および亜塩素酸のアルカ
   リ土類金属塩よりなる群から選ばれた亜塩素酸の金属塩
   と、酸性系の無機化合物を同一の不織布製の袋内に分離
   充填してなる靴用脱臭除湿剤。 ２、亜塩素酸の金属塩が亜塩素酸ナトリウムである請求
   項１記載の靴用脱臭除湿剤。