JPS6096256A - こたつ用消臭剤 - Google Patents

こたつ用消臭剤

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JPS6096256A
JPS6096256A JP58205384A JP20538483A JPS6096256A JP S6096256 A JPS6096256 A JP S6096256A JP 58205384 A JP58205384 A JP 58205384A JP 20538483 A JP20538483 A JP 20538483A JP S6096256 A JPS6096256 A JP S6096256A
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JP
Japan
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deodorant
kotatsu
odor
agent
product
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Pending
Application number
JP58205384A
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English (en)
Inventor
岩山 陽治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TANPEI SEIYAKU KK
Original Assignee
TANPEI SEIYAKU KK
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Publication date
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、こたつ、殊にやぐらごたつ内の不快臭を消滅
させ又は減弱させるために有用なこたつ用消臭剤に関す
る。
俗に「こたつ」、より正確には「やぐらごたつ」又は「
座敷ごたつ」と称される、枠の内部に発熱体を入れ、上
面から布団や毛布で覆う形式の暖房器具は、日本固有の
省エネルギー型暖房手段である。今日、日本人の生活が
欧風化し、集中暖房法や空気調和法のような部屋全体を
加温する形式の暖房手段が相当普及してきているが、一
般家庭内の暖房手段として主流を占めるのは、依然とし
てストーブやこたつによる局部的暖房手段である。゛と
りわけ、本発明の対象であるこたつは、人体の内で寒冷
に対し抵抗性の弱い下半身部を集中的°iこ加温すると
いう生理学的な効果に加え、省エネルギー的にも優れて
おり、その上、家族団らんの場としても好適であるとい
うことから、近来その存在価値が再認識されつつある。
さらに料亭や旅館等の接客施設においても、こたつは利
用者の心を安らげると共に相互の親密さを増すという無
形の効用を有するところから、従来より広く利用されて
いる。
しかしながら、反面、こたつはやぐらの内部の狭い空間
内で人体の下半身のみを高温に加温するため、「こたつ
臭」と呼ばれる異臭を発生しゅすいという欠点がある。
ここにこたつ臭の原因となる臭気物質としては、例えば
外分泌物に由来する低級脂肪酸類、アルデヒド類及び脂
肪酸エステル類、病的な社中に含まれるケトン性化合物
、薬剤の代謝産物、例えばビタミン島を常用する者の発
する糠臭、硫黄を多量含有する食品、例えばネギ、ニラ
、ニンニク、キャベツ等を多食したとき、社中に出現す
るチオアルコール及びスルフィド類、水虫その他の皮膚
疾患の者の病的分泌物乃至その分解物、下着に微量付着
する排泄物及びその分解物の発するインドール、スカト
ール及びアンモニア、こたつ内へ潜りこんだペット動物
の体臭成分などを例示することができ、これら多種多様
の臭気成分が複雑に混じりあってこたつ臭を構成する。
従って、本臭気は、掛布団や敷物等を如何に清潔にして
も除去することは不可能であって、このため多くの使用
者は内心不快とは思いながらも何時しか臭気に慣れて、
結局、成る12度の臭気は避は難いものと観念しながら
使用しているのが現状であると言える。従って、こたつ
用の消臭剤も既に開発されていて然るべきであるが、未
だに実現しないのは、上述のようにこたつ臭の原因であ
る臭気成分が余りにも複雑であるため、普遍的に有効な
消臭剤の開発が至難であるという事実に因るものであろ
う。
本発明者は、従来より意を各種トイレタリーの研究に指
向し、特に従来未開発であった特殊消臭剤の研究に専念
してきた。そして本研究の一環として先にタバコ用消臭
剤の研究を完成した(特願昭58−152266)。こ
れら研究の1IlS程において、発明者は、活性)kは
飼象臭気物質が酸性、中性及び塩基性のいずれであるか
を問わず、該物質に対する普遍的な吸着剤ではあるが、
高度の活性を保たせたまま使用上適当な形態に成型する
のが技術的に困難であること、及びその吸着性は、塩基
性臭気物質に対しては酸性白土に及ばず、さらに酸性臭
気物質に対しても、発明者らが考案したアルカリ石膏に
比し著しく劣ることを見いだした。既述のように、やぐ
らごたつ等の内部にび漫する臭気成分は化学的に雑多な
混合物であるから、単品の吸着剤や化学反応性物質のみ
ではこれを減弱又は消臭させるのは困難である。
本発明者は、当初直接やぐらごたつ内の空気を試料とし
て、その臭気成分の量比やその経時的変化をガスクロマ
トグラフィー及び高速液体クロマトグラフィーを用いて
追跡、定量しようと試みたが、意外にもこれら近代的分
析機器で測定しうる限界値以下においても官能的に検知
しうる多数の臭気成分が実在した。そこでさらに研究を
進めた結果、官能的に■大変有効、■有効、及び■無効
の3段階に分けて評価すると共に、標準臭気成分として
、l&Mアンモニウム、インドール、11f11.〜酸
、ワレイルアルデヒド、酪酸、酪酸エチル、ピロブドウ
酸、カプロン酸、ジエチルアミン、エチルメルカプタン
及びジクロルベンゼンを主体とするものを使用すると、
一般的なやぐらごたつ内の臭気と酷似する悪臭が得られ
、かっこの実験室的悪臭に対する消臭組成物の効果につ
いて、官能的に■大変有効、■有効、及び■無効の3段
階に分けて評価すると、充分再現性のある結果の得られ
ることが発見された。なお、実験設備としては木枠と厚
手の毛布で囲まれた内容量1 m’の空間を用い、この
空間内の中心部にサーミスターで制御された30W電気
行火2個を置いて内部の温度を正確に40°C±0.5
°Cに調節した。試験用の消臭剤組成物は100gづつ
通気性の和紙袋内に収容して上記装置の一隅に置き、他
方一定量(種々の予備試験の結果、再現性を示しうるこ
とが確認された量)の臭気成分を該装置の空間内に噴霧
し、2時間経過後にその効果を官能的に判断した。下表
は実験成績の一例である。
■実施例1の実施品、■水晶自体アンモニア臭あり。但
し処方No25のような組成物に2〜3%配合すると、
臭気の種類によっては極めて有効。
」二表の実験が示す如く、活性炭及び酸性白土は試験臭
気物質に対する消臭効果が弱いが(処方陥l及び3)、
これらに硫酸水素ナトリウムを添加、加熱して多孔質化
すると本↓4効力が増強され(処方No22)、さらに
無水硫酸ナトリウム及び炭酸水素ナトリウI、を添加、
加熱して多孔質化すると格段に効力が増強される。従っ
て、実用的なこたつ用消臭剤の組成は、中−の吸収剤だ
けでは充分ではなく、種々の吸着剤を組合せたとき始め
て実用効果を奏しうるようになる。
本発明に係る消臭剤は、粉末、顆粒、ペレット又は球状
、さいころ状、円盤状、棒状、その他任意の成型物の形
で使用される。粉末、顆粒、ペレットなどの無定型物の
ときは和紙又は不織布製の袋に入れた上、そのまま又は
適当なプラスチック製容器内に収容して使用する。また
組成物が球状、さいころ状、円盤状、棒状、その(+l
s仔意の成型物の形に成型されている場合は、そのまま
又はさらにプラスチック製の容器内に収容して使用する
のがよい。なお別の剤形として、組成物を和紙又は不織
布などの吸着剤に含浸もしくは付着させる方法がある。
いずれにしろ、粉末以外の有形組成物は、なるべく多孔
質の状態であるのが望ましい。かつ、酸性の吸着剤と塩
基性の吸着剤のように、互いに配合禁忌性の関係を有す
るものが併用されるときは、必要に応じ両者を隔離する
のが好適である。
以下、実施例を掲げ発明組成物の処方例及び製剤化につ
いて説明するが、例示は勿論単なる説明用のものであっ
て、発明精神の限定を意味するものはない。
実施例1(やぐらごたつ用消臭剤(1))無水硫酸カル
シウム800gと炭酸水素ナトリウム20gをよく混和
後、水3001を加えてよく撹拌し、凝固が始まる前に
金属製バット上に流延、自然乾燥させ、最後に内温18
0℃のオーブン内で強制的に乾燥させた0次いで加熱物
を乾燥室内にて放冷後、オシレーターにより16メツシ
ユ通、30メッシュ不通に整粒した。一部粉末化したも
のを除く平均収量は8e〜90%である。
この顆粒状半製品囚は、製造時組成中に添加された炭酸
水素ナトリウムから発生した炭酸ガスのため無数の微孔
を備える多孔質物質で、内部に含まれる炭酸ナトリウム
が極めて強力に酸性臭気物質分子を吸着する。
別に活性炭950gに20%白糖液2501を加えて練
合し、湿式法で整粒後、風乾した(原料活性炭の種類に
より白糖だけでは粘結が不充分であるときは、さらに少
祉のカルボキシメチルセルロースナトリウム又はポリヴ
イニルピロリドン等の粘結剤を併用する。)、この風乾
物を電気炉内で400〜500℃に加熱して砂糖を完全
に炭化させた後、嫌気的に冷却し、さらに上と同様に篩
別して顆粒状半製品(8)を得た。
別に、乾燥、脱水した硫酸水素ナトリウム250gを酸
性白土又はカオリン750gとよく混合し、スラグマシ
ンで圧縮後、破砕、篩別し、A及びBと同一粒度の顆粒
状半製品(C=処方N09)とした。
−I−記半製品lAl330 g、同口1330 g及
び回Ic1340 gを混合すると処方No25に相当
する製品が得られる。この製品200gをリンネル製の
袋に収容し、やぐらごたつ内の一隅に吊る工 しおくと、1週間以上に亘りこたつ内の臭気を完全に消
臭する。
実施例2(やぐらごたつ用消臭剤]2))実施例1の顆
粒状製品を圧縮成型機を用いて径100mmφ、厚さ約
20mm、重S約150〜200gの円盤形に成型した
。この製品を和紙又は不織布で包み、固形消臭剤を得た
。このものもやぐらごたつ用消臭剤として前例と同様の
効力を特徴する 特許出願人 月平製薬株式会社 1 346−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【1] 化学的に中性、酸性又は塩基性である臭気物質
    を選択的又は非選択的に吸着、無臭化もしくは減弱する
    性質を有する物質の複数を有効成分とするこたつ用消臭
    剤。 12) 剤が、活性炭、酸性白土及び硫酸水素ナトリウ
    ムを有効成分として含む特許請求の範囲第1項記載の消
    臭剤。 13) 剤が、無水硫酸カルシウム及び炭酸ナトリウム
    を含む特許請求の範囲ffs 2 yfl記載の消臭剤
    。 「4) 剤が、粉末もしくは多孔質の顆粒、ペレットも
    しくは任意の成型物又は天然もしくは人造多孔質吸着材
    に吸着された布帛状物である特許請求の範囲第1項から
    第3項のいずれかに記載の消臭剤。 151 剤を構成する複数種類の成分が、配合禁忌性を
    右するもの4げに1メ:分されている4、’l dl請
    求の範囲第1項から第4川のいずれかに記載の消臭剤。
JP58205384A 1983-10-31 1983-10-31 こたつ用消臭剤 Pending JPS6096256A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02161951A (ja) * 1988-12-15 1990-06-21 Sekisui Chem Co Ltd 複合脱臭剤
JPH0382471A (ja) * 1989-08-25 1991-04-08 Nippon Petrochem Co Ltd 顆粒状脱臭剤組成物
JPH0527734U (ja) * 1991-09-18 1993-04-09 旭光学工業株式会社 カメラの電気回路実装構造
JPH0664647U (ja) * 1992-02-26 1994-09-13 光三郎 岩井 クリーン袋
JPH06296667A (ja) * 1993-04-14 1994-10-25 Tomoegawa Paper Co Ltd 脱臭性ペレット及びその製造方法

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