JPS58185513A - 浴槽用芳香剤 - Google Patents
浴槽用芳香剤Info
- Publication number
- JPS58185513A JPS58185513A JP6921582A JP6921582A JPS58185513A JP S58185513 A JPS58185513 A JP S58185513A JP 6921582 A JP6921582 A JP 6921582A JP 6921582 A JP6921582 A JP 6921582A JP S58185513 A JPS58185513 A JP S58185513A
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- JP
- Japan
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- aromatic
- solid
- carrier
- fragrance
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、入浴時の浴槽用の芳香剤に係るものである。
従来、入浴時に芳香を漂わせる方法としては、液状芳香
剤または付香した水溶性の芳香粉末を浴槽内の水中に加
える方法が一般的であり、これらの商品も市販されてい
る。しかるに、これら公知の商品では芳香を浴槽に漂わ
せる効果はあるものの、同時に入浴者の身体に香りが付
着する欠点があるために一般にはあまり普及していない
のが実情である。
剤または付香した水溶性の芳香粉末を浴槽内の水中に加
える方法が一般的であり、これらの商品も市販されてい
る。しかるに、これら公知の商品では芳香を浴槽に漂わ
せる効果はあるものの、同時に入浴者の身体に香りが付
着する欠点があるために一般にはあまり普及していない
のが実情である。
本発明は、浴槽に芳香を漂わせるだけで、入浴者の身体
には香りが付着しない浴槽用の芳香剤を提供するのを目
的とする。
には香りが付着しない浴槽用の芳香剤を提供するのを目
的とする。
本発明者らは、各種吸着担体に香料を吸着させた芳香剤
の経時変化を研究しているうちに、用いる吸着担体の種
類によっては、香料を揮散させた後の香りが少なくなっ
た吸着物を湿度の高い雰囲気中におくとか、あるいはこ
れに水を吸着させると再び香りを揮散する性質があるこ
と、しかも、この傾向は用いる固体状吸着担体のうちと
くに成形された吸着担体に著しいことを見出して本発明
を完成させたものである。
の経時変化を研究しているうちに、用いる吸着担体の種
類によっては、香料を揮散させた後の香りが少なくなっ
た吸着物を湿度の高い雰囲気中におくとか、あるいはこ
れに水を吸着させると再び香りを揮散する性質があるこ
と、しかも、この傾向は用いる固体状吸着担体のうちと
くに成形された吸着担体に著しいことを見出して本発明
を完成させたものである。
本発明を詳しく説明すると、まず本発明は、香料を吸着
させた固体状芳香剤と、これを収納できしかも水中に浮
かべることのできる収納具とから構成される。
させた固体状芳香剤と、これを収納できしかも水中に浮
かべることのできる収納具とから構成される。
本発明で用いる固体状芳香剤としては、固体状無機また
は有機化合物の吸着担体に液状香料を吸着させた実質的
に乾燥状態の固体状芳香剤があげられる。ここで固体状
吸着担体としては、活性アルミナ、活性アルミナ・シリ
カの粉末またはその成形物、合成珪酸カルシウム粉末ま
たはその成形物などの無機化合物吸着担体、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロースのごときセルロース誘導体の
粉末またはその成形物、フェルト、ろ紙などの有機化合
物吸着担体があげられる。これらの担体はいづれも１０
重量％以上の液状香料を吸着し本発明芳香剤用担体とし
て用いうるが、本発明の効果をより顕著に発揮したい場
合は、吸着容量が５０〜２５０重量％の香料を吸着でき
る担体、たとえば活性アルミナ、合成珪酸カルシウムな
どの使用が好ましい。さらに、本発明芳香剤としての芳
香発散の持続性と香りの強さとをとくに要求される場合
は、合成珪酸カルシウムのごとき吸着容量の比較的大き
い担体の成形物を用いて吸着させる香料の絶対量を多く
すると共に、吸着容量限度一杯まで香料を吸着させずに
、例えば吸着用量のうち１０〜５０％程度の吸着余力を
残して水を吸着できる状態にしておくことが望ましい。
は有機化合物の吸着担体に液状香料を吸着させた実質的
に乾燥状態の固体状芳香剤があげられる。ここで固体状
吸着担体としては、活性アルミナ、活性アルミナ・シリ
カの粉末またはその成形物、合成珪酸カルシウム粉末ま
たはその成形物などの無機化合物吸着担体、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロースのごときセルロース誘導体の
粉末またはその成形物、フェルト、ろ紙などの有機化合
物吸着担体があげられる。これらの担体はいづれも１０
重量％以上の液状香料を吸着し本発明芳香剤用担体とし
て用いうるが、本発明の効果をより顕著に発揮したい場
合は、吸着容量が５０〜２５０重量％の香料を吸着でき
る担体、たとえば活性アルミナ、合成珪酸カルシウムな
どの使用が好ましい。さらに、本発明芳香剤としての芳
香発散の持続性と香りの強さとをとくに要求される場合
は、合成珪酸カルシウムのごとき吸着容量の比較的大き
い担体の成形物を用いて吸着させる香料の絶対量を多く
すると共に、吸着容量限度一杯まで香料を吸着させずに
、例えば吸着用量のうち１０〜５０％程度の吸着余力を
残して水を吸着できる状態にしておくことが望ましい。
その理由は、吸着容量の大きい（吸着能１００〜２５０
重量％）合成珪酸カルシウムなどに、たとえば５０重量
％の液状香料を吸着させて吸着余力を残した固体状芳香
剤を浴槽などの湿度の高い雰囲気中に置いた場合、香気
がより強く感じられる現象がたびたび経験されているこ
とによる。この現象の理論的説明は十分についたわけで
はないが、吸着担体の水を吸着する吸着力がより分子量
の大きい香料を吸着する吸着力よりも強いために、水を
吸着することによってすでに吸着されている香料が担体
より揮散されやすくなるためであろうと推考されている
。
重量％）合成珪酸カルシウムなどに、たとえば５０重量
％の液状香料を吸着させて吸着余力を残した固体状芳香
剤を浴槽などの湿度の高い雰囲気中に置いた場合、香気
がより強く感じられる現象がたびたび経験されているこ
とによる。この現象の理論的説明は十分についたわけで
はないが、吸着担体の水を吸着する吸着力がより分子量
の大きい香料を吸着する吸着力よりも強いために、水を
吸着することによってすでに吸着されている香料が担体
より揮散されやすくなるためであろうと推考されている
。
本発明において、吸着担体への香料の吸着は、担体への
香料のスプレーまたは滴下などの常法によってなされる
。この際、香料中に着色剤を添加するなどの手技で吸着
担体を着色して見栄えをよくすることは一向に差支えな
い。
香料のスプレーまたは滴下などの常法によってなされる
。この際、香料中に着色剤を添加するなどの手技で吸着
担体を着色して見栄えをよくすることは一向に差支えな
い。
本発明芳香剤は、既述のごとく吸着担体に香料を吸着さ
せた芳香剤を用いて浴槽の異臭をマスキングすることを
主旨とするものであるが、吸着担体中に香料と共存して
吸着されて香りに影響を及ぼさず、しかも揮発性消臭効
果を有する薬剤、たとえば、安定化二酸化塩素液のごと
き消臭剤を吸着担体に香料と併用して吸着させることは
とくに妨げない。
せた芳香剤を用いて浴槽の異臭をマスキングすることを
主旨とするものであるが、吸着担体中に香料と共存して
吸着されて香りに影響を及ぼさず、しかも揮発性消臭効
果を有する薬剤、たとえば、安定化二酸化塩素液のごと
き消臭剤を吸着担体に香料と併用して吸着させることは
とくに妨げない。
本発明は上述の固体状芳香剤と、これを収納できしかも
水中に浮かべることのできる収納具とから成るものであ
るが、ここで収納具の態様としては、収納された固体状
芳香剤が通気性のある状態で収納され、しかも芳香剤が
水中に散乱しない様な構造と、水中に安定的に浮かべる
ことができる形状とを満たしておればとくにその制限は
ない。もっとも一般的には、例えば固体状芳香剤の収納
部を持った舟型模型、動物模型など、あるいは通気性は
あるが通液性はないシート状で該固体状芳香剤を収納し
た袋などがあげられる。ここで通気性シート材を使用す
る場合、その通気度は香気の発散能の点から考えて５０
以上、好ましくは１００以上（ガレー式、ｓｅｃ／１０
０ｃｃ）が望ましい。
水中に浮かべることのできる収納具とから成るものであ
るが、ここで収納具の態様としては、収納された固体状
芳香剤が通気性のある状態で収納され、しかも芳香剤が
水中に散乱しない様な構造と、水中に安定的に浮かべる
ことができる形状とを満たしておればとくにその制限は
ない。もっとも一般的には、例えば固体状芳香剤の収納
部を持った舟型模型、動物模型など、あるいは通気性は
あるが通液性はないシート状で該固体状芳香剤を収納し
た袋などがあげられる。ここで通気性シート材を使用す
る場合、その通気度は香気の発散能の点から考えて５０
以上、好ましくは１００以上（ガレー式、ｓｅｃ／１０
０ｃｃ）が望ましい。
本発明芳香剤は、浴槽水中に浮かべておくだけで十分な
香りを浴槽内に漂わせることができ、しかし、この種の
従来品のごとく浴場に付香するものでないから、入浴者
の身体に香りが付着するおそれもない。また、使用上簡
便であることや、とくに、ため置きの浴場を翌日再び沸
かした場合などに経験される浴槽特有の臭気をマスキン
グして感じにくくできるなど多くの特徴と効果を有する
ものである。
香りを浴槽内に漂わせることができ、しかし、この種の
従来品のごとく浴場に付香するものでないから、入浴者
の身体に香りが付着するおそれもない。また、使用上簡
便であることや、とくに、ため置きの浴場を翌日再び沸
かした場合などに経験される浴槽特有の臭気をマスキン
グして感じにくくできるなど多くの特徴と効果を有する
ものである。
以下実施例を示すが、部数および％はそれぞれ重量部及
び重量％による。
び重量％による。
実施例１、
市販合成珪酸カルシウム粉末（商品名マイクロヒルＥ、
米国ジョンズ・マンビレ・コーポレーション製）を５０
ｍ／ｍφの錠剤に成型した吸着担体は１２０％の吸液能
を示した。この担体（７部）に６０％（４．２部）のレ
モン香料を吸着させて固体状芳香剤とした。市販のボー
ト模型の内部に上記芳香剤を網に入れて固定して本発明
浴槽用芳香剤とし、これを浴槽の水中に浮かべて用いた
ところ、約２０日間芳香剤として効果が持続した。
米国ジョンズ・マンビレ・コーポレーション製）を５０
ｍ／ｍφの錠剤に成型した吸着担体は１２０％の吸液能
を示した。この担体（７部）に６０％（４．２部）のレ
モン香料を吸着させて固体状芳香剤とした。市販のボー
ト模型の内部に上記芳香剤を網に入れて固定して本発明
浴槽用芳香剤とし、これを浴槽の水中に浮かべて用いた
ところ、約２０日間芳香剤として効果が持続した。
実施例２、
市販の３〜５ｍ／ｍφの球状活性アルミナ（商品名ネオ
ビード、水沢化学工業株式会社製）１００部にシャネル
＃５タイプの香料（牛田香料株式会社製）２０部を吸着
させた固体状芳香剤１０部と液体不透過性の通気性シー
ト（商品名ＮＦシート、徳山曹達株式会社製、ガレー式
通気度２，０００）でつくった袋中に密封シールして本
発明芳香剤をえた。これを浴槽内水面に浮かべて用いた
ところ、袋内への水の浸入もなく、くり返しの使用に耐
え、しかもため置いた浴湯を翌日再使用した場合の臭気
をマスキングする効果は顕著であった。
ビード、水沢化学工業株式会社製）１００部にシャネル
＃５タイプの香料（牛田香料株式会社製）２０部を吸着
させた固体状芳香剤１０部と液体不透過性の通気性シー
ト（商品名ＮＦシート、徳山曹達株式会社製、ガレー式
通気度２，０００）でつくった袋中に密封シールして本
発明芳香剤をえた。これを浴槽内水面に浮かべて用いた
ところ、袋内への水の浸入もなく、くり返しの使用に耐
え、しかもため置いた浴湯を翌日再使用した場合の臭気
をマスキングする効果は顕著であった。
実施例３、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース粉末（商品名メト
ローズ、信越化学工業株式会社製）５０部にばらの花調
香料１５部、５，０００ｐｐｍ安定化二酸化塩素液２０
部およびエチルアルコール２部を吸着させて通気性袋（
商品名タイベック、米国デュポン社製）に収納してシー
ルし本発明浴槽用芳香剤とした。これを浴槽内に浮かべ
て用いたところ、４０日間芳香消臭剤として有効であっ
た。
ローズ、信越化学工業株式会社製）５０部にばらの花調
香料１５部、５，０００ｐｐｍ安定化二酸化塩素液２０
部およびエチルアルコール２部を吸着させて通気性袋（
商品名タイベック、米国デュポン社製）に収納してシー
ルし本発明浴槽用芳香剤とした。これを浴槽内に浮かべ
て用いたところ、４０日間芳香消臭剤として有効であっ
た。
（以 上）
Claims (3)
- （１）、固体状芳香剤と、これを収納できて、かつ水中
に浮かべることのできる収納具とから構成されたことを
特長とする浴槽用芳香剤。 - （２）、固体状芳香剤が、固体状吸着担体の吸着容量の
限度以下に香料を吸着させて水に対する吸着余力を持た
せた固体状芳香剤である特許請求の範囲第１項記載の浴
槽用芳香剤。 - （３）、収納具が気体を透過するが液体を透過しない通
気性袋である特許請求の範囲第１項記載の浴槽用芳香剤
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6921582A JPS58185513A (ja) | 1982-04-24 | 1982-04-24 | 浴槽用芳香剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6921582A JPS58185513A (ja) | 1982-04-24 | 1982-04-24 | 浴槽用芳香剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58185513A true JPS58185513A (ja) | 1983-10-29 |
Family
ID=13396268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6921582A Pending JPS58185513A (ja) | 1982-04-24 | 1982-04-24 | 浴槽用芳香剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58185513A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010044746A (ko) * | 2001-03-21 | 2001-06-05 | 진형근 | 피부 미용용 루이보스 보습제 |
| WO2002055117A1 (en) | 2001-01-15 | 2002-07-18 | The Procter & Gamble Company | A method of dispensing volatile and soluble substances and a device for use therein |
| US6901609B2 (en) | 2001-01-15 | 2005-06-07 | The Procter & Gamble Company | Method of dispensing volatile and soluble substances and a device for use therein |
| JP2016165386A (ja) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | 株式会社アルビオン | 芳香具 |
-
1982
- 1982-04-24 JP JP6921582A patent/JPS58185513A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002055117A1 (en) | 2001-01-15 | 2002-07-18 | The Procter & Gamble Company | A method of dispensing volatile and soluble substances and a device for use therein |
| US6901609B2 (en) | 2001-01-15 | 2005-06-07 | The Procter & Gamble Company | Method of dispensing volatile and soluble substances and a device for use therein |
| US6944889B2 (en) | 2001-01-15 | 2005-09-20 | The Procter & Gamble Company | Method of dispensing volatile and soluble substances and a device for use therein |
| KR20010044746A (ko) * | 2001-03-21 | 2001-06-05 | 진형근 | 피부 미용용 루이보스 보습제 |
| JP2016165386A (ja) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | 株式会社アルビオン | 芳香具 |
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