JPS6125849Y2 - - Google Patents

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JPS6125849Y2
JPS6125849Y2 JP7361583U JP7361583U JPS6125849Y2 JP S6125849 Y2 JPS6125849 Y2 JP S6125849Y2 JP 7361583 U JP7361583 U JP 7361583U JP 7361583 U JP7361583 U JP 7361583U JP S6125849 Y2 JPS6125849 Y2 JP S6125849Y2
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JP
Japan
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moisture
container
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airtight container
adsorbent
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JP7361583U
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JPS59180720U (ja
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  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は使用中の吸湿剤又は脱臭剤等の吸着剤
が、まだ吸着能力を有するか否かを表示する吸着
量表示器に関するものである。
従来吸湿剤等の乾湿の指示には塩化コバルトが
用いられ、例えばシリカゲルに塩化コバルトの飽
和溶液を含浸させ、前記塩化コバルトが水を含む
と青色から無色に変化する性質を利用したものが
ある。しかしながら、吸湿剤等は家屋の収納庫等
比較的薄暗い場所で使用されることが多く、この
ような場所では薄いブルーであるか無色であるか
判別し難いために、従来のものは実際上役立たな
い欠点があり、更に除湿剤や脱臭剤等の実際の吸
着量と、塩化コバルトの変色とが符号しないこと
が多かつた。
また、脱臭剤については吸着量表示器がなく、
脱臭力がなくなつているのに引続き使用されるこ
とも少なくなく不便であつた。
本考案の目的は、前述のような従来の欠点を解
消したもの、即ち、薄暗い場所においても吸湿剤
や脱臭剤の吸着量が判別し易く、しかも吸湿剤や
脱臭剤等の実際の吸着量と表示器の表示とが符合
し易く、吸湿剤や脱臭剤等の吸着剤を包装した本
体容器に取付けて使用するのに好適な吸着量表示
器を提供することにある。
そしてこのような目的は、略平たい密閉容器に
湿気により発色する染料を混合した吸湿剤が充填
され、密閉容器の一部に通湿孔が形成され、該通
湿孔は通湿性を有するシートで塞がれ、前記密閉
容器は透明であるか又は前記染料の発色を確認す
るための透明部を有し、前記密閉容器内は通湿量
制限部材により複数の室に区分されてなる吸着剤
の吸着量表示器によつて達成される。
以下図面を参照して本考案の好適な実施例を説
明する。
第1図及び第2図はその一例を示すもので、1
は吸湿剤2が充填された略平たい密閉容器であつ
て、透明な合成樹脂製のトレイ状の本体11と平
たい蓋12からなり、蓋12又は/及び本体11
の適所には、例えば有孔ポリエチレン等の通湿性
を有するシート3で塞がれた通湿孔4が形成され
ている。
前記密閉容器1内は、蓋12の本体11との対
向面に形成され、かつその頂部が本体11の内底
面に接しない程度の突条51よりなる通湿量制限
部材5によつて三つの室に区分されている。従つ
て、三つの室相互は突条51の頂部と本体11の
内底面との間に形成される間隙で連通した状態と
なつている。
通湿量制限部材5は、第3図及び第4図のよう
に、蓋12と一体で頂部が本体11の内底面に達
しかつ同一線上に断続する状態の突壁52に代え
ても実施することができるし、第8図のように、
連続するスポンジ等の多孔材料53で形成しても
実施することができる。また、前記のような突条
51又は突壁52はこれを本体11の側に形成し
てもよく、あるいは本体11と蓋12の両方に形
成してもよい。更に、密閉容器1の本体11の内
底面を、第5図のように通湿孔4の存する室にお
いて最も高く、通湿孔4から遠ざかるに従つて低
くなるように、通湿量制限部材5で区分された各
室毎に階段状に形成することにより好ましい。
第6図及び第7図は他の実施例を示すもので、
密閉容器1は四周がシールされた透明な合成樹脂
製の袋からなり、その内部には吸湿剤2が充填さ
れ、適所には通湿性のシート3で塞がれた通湿孔
4が形成され、袋状の密閉容器1は、その相対す
る面を部分的に溶着又は接着して形成され隔壁5
4からなる通湿量制限部材5により複数の室に区
分されている。
密閉容器1を第6図,第7図のように構成する
には、例えば四周の一部を開口状態として他の部
分を熱シールして袋を形成するとともに、前述の
ように溶着又は接着により隔壁54を形成し、通
湿孔4を通湿性のシート3で塞いだ後、前記開口
状態の部分から吸湿剤2を充填し、開口状態の部
分を熱シールする。
密閉容器1に充填される吸湿剤2には、例えば
粒状のセピオライトのような多孔性の鉱物を担体
とし、この担体に適量の塩化カルシウムを添加し
て担持させたものが用いられ、この吸湿剤2には
適量の(吸湿剤の表面にまぶれる程度に)染料が
混合する。
塩化カルシウムは潮解性を有するが、潮解液は
セピオライト等の担体の細孔に吸収されて流れ出
さないようになつている。
前記染料は湿気により発色する性質を有するも
のであればよく、例えば塩基性染料(メチレンブ
ルー)、各種食品用色素、酸性染料、直接染料、
分散染料、媒染染料、硫化染料などが好適に用い
られる。
前記実施例において、密閉容器1の平面形状は
特に限定されず、正方形や長方形その他の多角形
のみならず、円形、楕円形、判円形あるいは輪状
のものでも実施することができる。また前記実施
例において、通湿孔4はどの位置にあつてもよ
く、二箇所以上に形成しても実施することができ
るが、好ましくは密閉容器1の一端部に形成す
る。更に、通湿孔4は容器1の内壁面又は外壁面
に沿つてスライド若しくは摺動するような調整板
(図示しない)によつてその大きさを調節できる
ようき構成してもよい。
前記実施例の密閉容器1は全体が透明であるが
これに代えて、吸湿剤2に混合されている染料の
発色状態を、通湿孔4の部分から他の部分に順次
確認し得る状態に一部のみを透明としても実施す
ることができる。従つてこの透明部は、容器1の
一端に通湿孔4が形成されている場合に、容器1
の当該一端から他端へ連続していてもよいし、断
続した状態であつてもよい。
吸湿剤2の中の染料は乾燥状態ではその粒子が
光を乱反射して極薄い色を呈するが、湿気を帯び
るに従つて鮮明な色になるから、吸湿孔4を経て
容器1内に入る湿気を吸湿剤2が吸収すると、吸
湿剤2に付着している染料が発色して次第に鮮明
になり、このようにして容器1内の吸湿剤2は通
湿孔4の部分より次第に他端方向へ着色されてい
くので、薄暗い場所でも極めて見易い。
本考案に係る吸着量表示器aは、前記のように
構成され、その姿勢を変化させても容器1内の吸
湿剤2はほとんど動かないので、例えば第9図の
ように通気性を有する本体容器6に包装されて使
用される吸着剤の本体容器6に取付けて使用する
のに好適である。例えば本体容器6内の吸着剤が
吸着剤である場合には、表示器aの表示(染料の
発色による表示)と本体容器6内の吸湿剤の実際
の吸湿量とが符合するように、密閉容器1内の吸
湿剤2には本体容器6内の除湿剤と同一のものを
用い、かつ通湿孔4の大きさ及び吸着剤2の量
を、本体容器6の吸湿剤と吸湿剤2とが略同時期
に吸湿限界に達するように設定する。
本考案に係る吸着量表示器aを、第9図のよう
な本体容器6に包装された脱臭のための吸着剤、
即ち脱臭剤の吸着量表示器として用いる時は、当
該脱臭剤の所定使用場所(例えば「冷蔵庫内」)
における平均的寿命を割出し、当該場所における
平均湿度も大体決つているので、その寿命の期間
の経過によつて密閉容器1内の吸湿剤2が吸湿限
界に達するように吸湿剤2の量と通湿孔4の大き
さとを設定する。
尚、通湿孔4は表示器aを使用するまでは通湿
性のないテープ等でシールしておく。
第9図のような本体容器6に包装された吸着剤
は、第10図の線Aで示すような吸着傾向を示
す。即ち、第10図にはX軸方向に経過時間、Y
軸方向に吸着量が示されており、これによつて理
解されるように、箱型容器6に包装された吸着剤
は使用開始直後は吸着量が多く、使用開始から時
間が経過するに従つて吸着量は少なくなる。これ
に対し、実験によると密閉容器1に充填された吸
湿剤2の吸湿傾向は、容器1が小さいことや吸湿
剤2の絶対量が少ないこと等から、第10図線B
で示すように、使用開始から時間が経過しても吸
着量は略一定している。従つて、箱型容器6内の
吸着剤の吸着量と表示器aの表示、即ち吸湿剤2
に混合された染料の発色状態とは符合しないこと
となる。しかしながら、本考案においては密閉容
器1が通湿量制限部材5によつて区分されてお
り、通湿量制限部材5の部分では通湿量が制限さ
れ、通湿孔4のある室における染料の発色後次の
室における染料の発色までに時間がかかるため、
第1図に矢印bの方向から見ると通湿孔4の存す
る室における吸着剤2の発色が使用開始直後にお
いて促進した状態に見え、本体容器6内の吸着剤
の吸着量と、容器1内の吸湿剤2に混合されてい
る染料の発色状態(表示器aの表示)とは符合し
易くなる。
本考案に係る吸着量表示器は、密閉容器1内に
染料を混合した吸湿剤2を充填し、容器1の適所
に通湿孔4を形成し、該孔4を通湿性のシート3
で被覆したものであり、吸着剤2が湿気を吸収す
るに従つてそれに混合されている染料が鮮明に発
色するから、収納庫のような比較的薄暗い場所で
も明確に吸湿剤等の吸湿量を確認することがで
き、また、本体容器6に包装して使用される吸湿
剤や脱臭剤等の当該本体容器6に取付けて使用す
るのに適する。更に、密閉容器1は通湿量制限部
材5により複数の室に区分されているので、表示
器aの表示と本体容器6内の吸着剤の吸着量とが
符合し易い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る吸着量表示器の一例を示
す断面図、第2図は第1図C−Cの断面図、第3
図は他の実施例の表示器を示す断面図、第4図は
第3図D−Dの断面図、第5図は更に他の実施例
の表示器を示す断面図、第6図は更に他の実施例
の表示器を示す平面図、第7図は第6図E−E線
の断面図、第8図は更に他の実施例の表示器の断
面図、第9図は本考案に係る表示器の使用例を示
す斜視図、第10図は吸着剤の吸着傾向を示す線
図である。 図中主要符号の説明、1は密閉容器、11は容
器の本体、12は蓋、2は吸着剤、3は通湿性を
有するシート、4は通湿孔、5は通湿量制限部
材、51は突条、52は突壁、53は多孔性材
料、54は隔壁である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 略平たい密閉容器には染料を混合した吸湿剤
    が充填され、前記容器の一部には通湿孔が形成
    され、該通湿性を有するシートで塞がれ、前記
    密閉容器は透明であるか又は前記染料の発色状
    態を確認するための透明部を有し、前記密閉容
    器内は通湿量制限部材により複数の室に区分さ
    れてなる吸着剤の吸着量表示器。 (2) 密閉容器は合成樹脂製のトレイ状の本体と平
    たい蓋からなり、通湿量制御部材は本体又は/
    及び蓋の互いに相対する面に形成されかつ対向
    面にその頂部が接しない状態の突条からなる、
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載の吸着剤
    の吸着量表示器。 (3) 密閉容器は合成樹脂製のトレイ状の本体と平
    たい蓋からなり、通湿量制限部材は本体又は/
    及び蓋の互いに相対する面においてその頂部が
    対向面に達しかつ同一線上に断続する状態に形
    成された突壁からなる、実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の吸着剤の吸着量表示器。 (4) 密閉容器は合成樹脂製のトレイ状の本体と平
    たい蓋からなり、通湿量制限部材は多孔性材料
    又は多孔板からなる、実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の吸着剤の吸着量表示器。 (5) 密閉容器は四周がシールされた合成樹脂製の
    袋からなり、通湿量制限部材は前記袋の相対す
    る面を部分的に溶着して形成した隔壁からな
    る、実用新案登録請求の範囲第1項に記載の吸
    着剤の吸着量表示器。
JP7361583U 1983-05-17 1983-05-17 吸着剤の吸着量表示器 Granted JPS59180720U (ja)

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JPS59180720U JPS59180720U (ja) 1984-12-03
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JPS59180720U (ja) 1984-12-03

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