JPH046047A - 除湿剤包装体 - Google Patents

除湿剤包装体

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JPH046047A
JPH046047A JP10428190A JP10428190A JPH046047A JP H046047 A JPH046047 A JP H046047A JP 10428190 A JP10428190 A JP 10428190A JP 10428190 A JP10428190 A JP 10428190A JP H046047 A JPH046047 A JP H046047A
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JP
Japan
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moisture
package
water
dehumidifier
filter paper
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JP10428190A
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Takehide Miyasaka
宮坂 武秀
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HARMO SOGO KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は除湿剤包装体に関し、更に詳しくは、吸湿剤が
封入されている除湿剤包装体に関する。
(従来技術) 梱包、包装されている精田部品、食品、薬品等の吸湿に
因る錆の発生、変質を防止すべく、シリカゲルや生石灰
等の吸湿剤が封入されている除湿剤包装体を梱包、包装
中に加えている。
かかる除湿剤包装体は、従来濾紙等から成る一重袋から
成るものであって、使用中に封入されている吸湿剤が包
装体の表面に滲み出すようなことがあったり、吸湿剤と
して使用するシリカゲルや生石灰はその吸湿速度が遅く
且つ単位重量当りの吸湿量も少ないため、大量に使用す
ることを要するといった欠点を有していた。
更に、生石灰を吸湿剤として用いる場合シこは、吸湿に
よって生石灰が発熱するという欠点も有している。
この様な生石灰やシリカゲルに比較して、塩化カルシウ
ムや塩化マグネシウム等の潮解性を有する吸湿剤は吸湿
速度が速く且つ単位重量当りの吸湿量も大であるため、
吸湿剤の使用量が少なく且つ紙や不織布等に含浸させて
層状にして使用することができる。
唯、これら潮解性を有する吸湿剤を濾紙等の透水性のシ
ート状体から成る一重袋に封入している場合は、吸湿し
て液状になった吸湿剤が袋表面から滲み出し、包装され
ている精密部品等の製品を変質させたり或いは錆を発生
させたりすることがある。
この様な欠点を解消すべく、実開昭62−17323号
公報には、透湿性で且つ非透水性の不織布から成る一重
袋に塩化カルシウム等を含浸せしめた層状体が封入され
ている除湿剤包装体が提案されている。
(発明が解決しようとする課B) 前掲の実開昭に開示されている除湿剤包装体においては
、使用している不織布の厚さ方向に形成されている微細
孔が複雑に交差しており、水蒸気(湿気)等の気体は不
織布を通過できるものの、水滴等の液体は不織布を容易
に通過できないため、潮解性を有する吸湿剤を用いても
吸湿して液状となった吸湿剤の滲み出しを防止すること
ができる。
ところで、塩化カルシウムに代表される潮解性を有する
吸湿剤は吸湿速度が極めて速いため、かかる吸湿剤が封
入されている吸湿剤包装体は、−船釣に包装体中に封入
密閉して保存される。
しかしながら、精密部品等の製品の除湿剤包装体として
潮解性吸湿剤を有する除湿剤包装体を使用せんとする際
、前述の保存包装体から除湿剤包装体を取り出して室内
に放置しておくと、極めて短時間に急激に吸湿し吸湿能
力が急激に低下することもあるため、除湿剤包装体の室
内放置時間を厳格に管理することを要する。
また、−旦吸湿して液状となった吸湿剤も、包装体を押
圧すると容易に包装体外表面に液状の吸湿剤が滲み出す
ことあり、精密部品の製品を変質又は錆を発生させるお
それがある。
そこで、本発明の目的は、室内に放置しても極めて短時
間に急激に吸湿し吸湿能力が低下することがなく、且つ
吸湿後においても包装体を押圧しても包装体外表面に液
状の吸湿剤が容易に滲み出すことのない除湿剤包装体を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前述した従来の除湿剤包装体が有している問題点、つま
り保存包装体から取り出した除湿剤包装体の極めて短時
間の急激な吸湿、及び吸湿後の包装体の押圧に因る液状
の吸湿剤の滲み出しは、本発明の構成を有する除湿剤包
装体によって防止することができる。
即ち、本発明は、少なくとも二重の袋体から構成される
装体の内装に吸湿剤が封入されている除湿剤包装体であ
って、該包装体は、吸水性を有するシート状体で形成さ
れる内装と、多数の微細孔が形成され、透湿性で且つ非
透水性である不織布が少なくとも一部を形成する、前記
内装を包む外装と、前記外装の不織布の内側面に積層さ
れ、布の微細孔よりも微細な微細孔が多数形成されてい
る多孔フィルムとから構成されることを特徴とする除湿
剤包装体にある。
かかる除湿剤包装体において、内装を形成するシート状
体の内側面に、間欠的に粘着剤が塗布されて粘着剤層が
形成され、前記粘着剤層に粉状及び/又は粒状の吸湿剤
が展着されていることが、除湿剤包装体の製造工程の自
動化が容易で、封入する吸湿剤の厚さを均一にし易く、
除湿速度等のバラツキを可及的に小さくすることができ
る。
(作用) 本発明の除湿剤包装体は、多数の微細孔が形成されてお
り、透湿性で且つ非透水性の不織布から成る外装と吸水
性を有する内装とから構成され、前記外装の不織布の内
側面には、不織布の微細孔よりも微細な微細孔が多数形
成されているフィルムが積層されている。
このため、内装に封入されている吸湿剤には、前記外装
及び内装を通過した水蒸気(湿気)が吸収される。
この様に、湿度は除湿剤包装体の外装及び内装の通過抵
抗を受けるため、同時に吸湿剤に到達し吸収される湿気
の量が制限される。
従って、室内に除湿剤包装体を放置しておいても、極め
て短時間に吸湿剤が急激に吸湿して吸湿能力を低下させ
ることがな(、充分な吸湿能力を維持しつつ除湿剤包装
体を製品の包装中に封入することができる。
また、吸湿剤が吸湿に因る潮解等によって液状(水)に
なり、内装に吸水保持されるようになったとしても、水
は外装の表面に滲み出すことがない。
しかも、この様に外装内に水を保持している状態におい
て包装体を押圧しても、水は外装体の内側に積層されて
いるフィルムの微細孔を通過することができず、外装表
面に水が滲み出すことを防止できる。
(実施例) 本発明を図面の実施例を用いて更に詳細に説明する。
第1図は本発明の除湿剤包装体の一実施例を示す断面図
である。
吸湿剤1として粉体状の塩化カルシウムは、濾紙2から
成る内装に封入されて吸湿体Aを形成しており、前記吸
湿体Aは外装3に封入されている。
かかる外装3は、透湿性で且つ非透水性の不織布から成
る透湿部4及び非透湿性の透明フィルムから成る透明部
5によって構成されている。
透湿部4は、ポリエチレン又はポリプロピレン等の熱可
塑性重合体から成る粗水性繊維をシート状にした後に繊
維同志を高温、高圧で結合せしめて得られる不織布であ
る。
この不織布の厚さ方向には、微細孔が複雑に交差してお
り、水蒸気等の気体は通過できるものの、水等の液体は
容易に通過することができない。
尚、かかる不織布としては、透湿度(JISL−109
9CaCl 2法で測定)が5500〜7000g /
Tri/24HR(特に好ましくは6300〜6900
g /rd/24Hr)で且つ耐水圧(JIS L−1
092高水圧法で測定)が1200〜2500mm H
zO(特に好ましくは1700〜1500mm H2O
)程度のものが好マシい また、透明部5は、ポリエチレン又はポリプロピレン等
を溶融製膜して得られる透明フィルムである。
本実施例においては、透湿部4の内側面に、透湿部4を
構成する不織布の微細孔よりも微細な微細孔が多数形成
されているポリエチレンフィルムから成る多孔フィルム
8が積層されている。
本実施例で使用した多孔フィルム8の微細孔は約1μ程
度であった。
この様な微細孔が形成されている多孔フィルム8は、不
織布も熱可塑性重合体によって形成されているため、両
者を容易にヒートシールすることができる。
尚、不織布に積層されている多孔フィルム8としては、
不織布に形成されている?l1m孔よりも微細な微細孔
が形成されていれば、市販されている多孔フィルムを任
意に使用することができる。
これら透湿部4及び透明部5は共に熱可塑性重合体から
成るものであるため、両者の端部をヒートシールするこ
とムこよって容易に袋状となすことができ、更に透湿部
5の不織布表面が平滑であるために模様、文字等を多色
で印刷することができる。
かかる外装3に封入されている吸湿体Aは、二枚の濾紙
2が重ね合わされて内装が形成されているものである。
この内装を形成する濾紙2の内側面には、第2図に示す
様に、濾紙2上に粘着剤が塗布されて形成される粘着剤
層(以下、粘着層と称することがある)6に展着されて
いる。
かかる粘着層6には、間欠的に粘着剤の非塗布部分7が
設けられており、非塗布部分7には吸湿剤粒子Pが粘着
されておらず、濾紙2の面が露出している。
第2図は、吸湿体Aを構成する濾紙2の部分拡大断面図
であり、非塗布部分7はピンホール程度の大きさで充分
であって、その個々の大きさ及び濾紙2上の位置もラン
ダムに設けられている。
かかる非塗布部分7を間欠的に有する粘着N6は、濾紙
2上に粘着剤粒子を吹き付けてから加熱し、粘着剤粒子
を発泡させることによって容易に形成することができる
この際に使用される粘着剤としては、吸湿した水等によ
って溶解するものであってもよく、食料品の包装に封入
する除湿包装体の場合には、澱粉系の粘着剤又はアクリ
ル酸エステル系の粘着剤が好ましい。
従って、吸湿体Aは、二枚の濾紙2が互いの吸湿剤粒子
Pの展着面を内側に接合して形成されるものである。
かかる二枚の濾紙2の接合は、吸湿剤粒子Pの展着面を
内側にしてローラ等で圧着することによって容易に行う
ことができる。
吸湿体への内装を構成する濾紙2が淡色に着色されてい
ると、濾紙2が吸水するに従い色調が淡色から濃色に変
化するため、包装体3の透明部5から濾紙2の吸水程度
を観察できる。
また、包装体3の透明部5に対応する濾紙2の表面に、
塩化コバルト溶液を紙等に含浸させ乾燥して得られるイ
ンクゲータを貼付、又は塩化コバルトを含有するインク
等によって透明部5の吸湿体A側の面(内側面)に印刷
しても、濾紙2の吸水程度を観察できる。
この様に、包装体3の外側から濾紙2の吸水程度を観察
できる吸水表示手段が濾紙2や透明部5に設けられてい
ることによって、除湿包装体の吸湿能力や交換時期を判
断することができる。
尚、濾紙2としては、吸水性を有するものであればよく
、例えば包装体3に使用している不織布よりも微細孔が
大きく透湿性で且つ透水性である不織布も使用すること
ができる。
この様な濾紙2に粘着されている吸湿剤1としては、本
実施例において用いる粉体状の塩化カルシウムに代えて
、粒状の塩化カルシウムであってもよく、粉状及び粒状
の塩化カルシウムが混合されているものであってもよい また、塩化カルシウムに代えて塩化マグネシウムも使用
することができる。
更に、吸湿剤1として、吸水性樹脂、例えばトウモロコ
シ澱粉とアクリロニトリルとをグラフト重合し、水酸化
ナトリウムで加水分解して得られる樹脂の粉状体、特に
好ましくは前記樹脂の粉状体と粉状の塩化カルシウム等
との混合物も使用することができる。
かかる吸湿剤1には、消臭剤、防カビ剤、芳香剤等が含
有されていてもよい。
この様な本実施例の除湿包装体を製造するには、先ず粘
着剤が塗布されて間欠的に粘着剤の非塗布部分7を有す
る粘着層6が形成されている濾紙2に、粉状の塩化カル
シウムを振掛けて塩化カルシウム粒子Pを粘着層6に展
着させてから過剰の塩化カルシウムをハケ等で除去する
ことによって、所定量の塩化カルシウムが均一に展着さ
れている濾紙2を得る。
次いで、前記濾紙2の二枚を塩化カルシウムが展着され
ている面を内側にしつつ接合して内装を形成し、この内
装から成る吸湿体Aを予め透湿性で且つ非透水性である
不織布から成る透湿部4をヒートシール等によって接合
して袋状としである包装体3に封入する。
この様に本実施例の除湿包装体を製造する際には、吸湿
剤1の計量、袋体への充填等の作業を必要とせず製造工
程の自動化を容易に行うことができる。
次に、本実施例に係る除湿包装体の吸湿作用について説
明する。
除湿包装体の外部にある水蒸気(湿気)は、包装体3の
透湿部4、多孔フィルム8、及び濾紙2の非塗布部分7
を通過し、濾紙2上の粘着層6に展着されている吸湿剤
粒子Pに吸収される。
本実施例の除湿包装体の吸湿剤1として使用されている
塩化カルシウムは、吸fW=によって潮解し液状(水)
となるが、この水は非塗布部分7から濾紙2ムこ吸収さ
れるため、吸湿剤粒子Pは常に水蒸気と接触することが
でき、使用開始当初の吸湿速度と使用途中の吸湿速度と
を略同程度とすることができる。
更に、本実施例の除湿包装体に封入されている吸湿体A
は、二枚の濾紙2が互いの吸湿剤粒子Pの展着面を内側
にして接合されているものであるため、湿気が透湿部4
、多孔フィルム8、及び濾紙2の非塗布部分7を通過す
る際に、比較的大きな通過抵抗を受け、吸湿剤1に同時
に到達し吸湿される湿気量が制限される。
このため、本実施例に係る除湿包装体を多量の湿気が存
在する室内に放置しておいても急激に多量の湿気が吸湿
剤1に吸収されることがないため、吸湿剤1の吸湿能力
を著しく低下させることがない。
尚、精密部品、食品等の製品の包装内における様乙こ、
比較的少量の湿気に対しては透湿部4、多孔フィルム8
、及び非塗布部分7の通過抵抗が極めて小さく、容易に
吸湿剤1に吸湿される。
本実施例の如く、塩化カルシウムの様な潮解性の吸湿剤
を用いている場合には、吸湿によって吸湿剤1は徐々に
水となって前述した様に吸水性の濾紙2に滲み込み、濾
紙2に吸収されている水量の程度は、包装体の透明部5
の内側面又は透明部5に対応する濾紙2に設けられてい
る吸水表示手段によって表示され、包装体3の外側から
観察される。
即ち、濾紙2が淡色に着色されている場合は、濃色に変
色される程度を、或いは塩化コバルトを含浸、乾燥させ
て得られる紙等を濾紙2に貼付している場合又は塩化コ
バルトが含有されているインクで透明部5の内側面に印
刷されている場合は、塩化コバルトの青色から紅色への
変色の程度を観察することによって、濾紙2に吸収され
ている水量の程度を知ることができる。
この様に濾紙2に吸収される水は、包装体3の透明部5
は勿論のこと、透湿部4も非透水性であるため、包装体
3の表面に滲み出すことがなく、吸湿剤lに吸収される
湿気の略全量が包装体3内に保持される。
しかも、透湿部4の内側面には、透湿部4を形成する不
織布の微細孔よりも微細孔が形成されている多孔フィル
ム8が積層されているため、包装体3を押圧しても包装
体3の外表面に水が滲み出すことがない。
このため、吸湿剤1に吸収される湿気は、水となって再
度包装体3の外側に出てくることがないため、精密部品
、食品等の製品を乾燥状態で保持することができる。
かかる本実施例の除湿剤包装体において、湿気の吸湿速
度をより一層大にしたい場合には、透明部5を形成する
ことなく透湿部4を構成する透湿性で且つ非透水性の不
織布によって包装体3全体を形成することで可能となる
尚、本実施例に係る除湿包装体の保存は、非透湿性の包
装体に封入密閉して行うことが好ましい。
以上、述べてきた第1図に示す除湿剤包装体は、精密部
品等の製品の包装中に封入される比較的小形のものであ
るが、押し入れ等のフトン中に挿入してフトンの湿気の
除去等のために使用される、比較的大形の除湿剤包装体
の例を第3図に示す。
第3図において、吸湿体Aは、濾紙12の表面に第2図
に示す如く展着されている吸湿剤粒子P(塩化カルシウ
ム)を内側に接合しつつ内装状に形成したものである。
この吸湿体Aは、ポリプロビレの不織布から成る袋体1
0に、複数個内包されている。
袋体10は、吸湿体Aの各々の位置決めを行う袋体であ
って、黒色で且つ目の荒い不織布で形成されている。
更に、袋体10は外装14に内包されている。
この外装14は、第1図に示す除湿剤包装体の透湿部4
を形成する不織布と同様の不織布で形成されている。
また、第3図に示す除湿剤包装体においては、外装14
の内側面の全面に亘って、約1μ程度の微細孔が形成さ
れているポリエチレンフィルムから成る多孔フィルム1
8が積層さている。
尚、第3図に示す外装14は、自在に開閉できる様に、
チャック又は面ファスナーが設けられている(図示せず
)。
この様な第3図に示す除湿剤包装体は、複数個の吸湿体
Aを内包する大形とすることができ、しかも吸湿して吸
湿剤1(塩化カルシウム)が液状となった状態において
、外装14を押圧しても液体が外装14の外表面に滲み
出すことがない。
更に、第3図に示す除湿剤包装体は、吸湿して吸湿性能
が低下した吸湿剤体Aを袋体10と共に外装14から取
り出し、日光に当て乾燥することによって容易に再生す
ることができる。
このため、かかる除湿剤包装体をトライシーツとして、
フトン、押入れ、タンス、ベット等の乾燥に使用できる
特に、寝たきり老人の寝具の乾燥に好適に用いることが
できる。
以上、述べてきた実施例において用いられている吸湿体
Aは、二枚の吸水性シート状体が互いの吸湿剤の展着面
を内側にして接合されているものであるが、二枚のシー
ト状体の一方として吸湿剤を展着して得られる吸水性シ
ート状体を用い、前記吸水性シート状体の吸湿剤の展着
面に、吸湿剤を展着することなく他方のシート状体を接
合して得られる吸湿体を使用してもよい。
かかる他方のシート状体は、任意のシート状体を使用す
ることができ、非透湿性のシート状体であってもよい。
勿論、他方のシート状体としては、吸水性シート状体で
あってもよい。
(発明の効果) 本発明の除湿剤包装体によれば、吸湿剤に一旦吸収され
た湿気は再度水として包装体の外部に滲み出してこない
ため、湿気を嫌う精密部品、食品、薬品等の包装中に除
湿用として好適に用いることができる。
しかも、精密部品等の製品と共に除湿用包装体も包装し
ようとして、除湿剤包装体の保存包装体から取り出し室
内に放置しておいても、吸湿剤の吸湿能力が急激に低下
することなく充分な吸湿能力を保持しつつ製品と共に包
装することができる。
このため、除湿剤包装体の室内放置時間を厳格に管理す
ることを要しないため、包装作業を容易化することがで
きる。
更に、吸湿剤が潮解性を有しており、吸湿によって水と
なっている状態において、外装を押圧しても水が外装の
外表面に滲み出すことがな(、フトン等のドライシーツ
として好適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す除湿包装体の断面図、
及び第2図は第1図に示す吸湿体Aを構成する濾紙2の
部分拡大断面図、及び第3図は他の実施例を示す断面図
を各々示す。 図において、 A・・・吸湿体、 P・・・吸湿剤粒子、1.11・・
・吸湿剤、 2.12・・・濾紙、 3・・・包装体、 4・・・透湿性で且つ非透水性の不織布、5・・・非透
湿性の透明フィルム。 6・・・粘着側層、 7・・・粘着剤の非塗布部分。 8・・・多孔フィルム、  14・・・外装。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも二重の袋体から構成される 包装体の内装に吸湿剤が封入されている 除湿剤包装体であって、該包装体は、吸 水性を有するシート状体で形成される内 装と、 多数の微細孔が形成され、透湿性で且 つ非透水性である不織布が少なくとも一 部を形成する、前記内装を包む外装と、 前記外装の不織布の内側面に積層され、 布の微細孔よりも微細な微細孔が多数形 成されている多孔フィルムとから構成さ れることを特徴とする除湿剤包装体。 2、内装を形成するシート状体の内側面に、間欠的に粘
    着剤が塗布されて粘着剤層が 形成され、 前記粘着剤層に粉状及び/又は粒状の 吸湿剤が展着されている請求項第1項記 載の除湿剤包装体。
JP10428190A 1990-04-19 1990-04-19 除湿剤包装体 Pending JPH046047A (ja)

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