JPH1098946A - 園芸用結束紐 - Google Patents

園芸用結束紐

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JPH1098946A
JPH1098946A JP8254587A JP25458796A JPH1098946A JP H1098946 A JPH1098946 A JP H1098946A JP 8254587 A JP8254587 A JP 8254587A JP 25458796 A JP25458796 A JP 25458796A JP H1098946 A JPH1098946 A JP H1098946A
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公之 三觜
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】充填剤の添加量を増やして低価格にしたときで
も、物性の低下を抑え園芸用結束紐としての機能を保持
することのできる、園芸用結束紐を提供する。 【解決手段】この園芸用結束紐は、生分解性脂肪族ポリ
エステル樹脂 100重量部に対して表面処理された充填剤
10〜 150重量部を添加してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柔軟性と可撓性が
改善されると共に低コストで物性のバランスのとれた、
特には苺の苗取りの際のランナー止めとして有用な園芸
用結束紐に係るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、苺の栽培では、伸長した苺のラ
ンナーを、殺菌した土を入れた育苗ポットの中で針金入
りのビニール紐などのランナー止めで固定し、その止め
た部分で発根させ、ランナーの前後でカットすることに
より、苺の子株を得る方法が採られている。苗取りが終
わった育苗ポットはランナー止めと共に土中に埋めて自
然に分解させることが望ましく、このために、その材料
として生分解性ポリエステル樹脂の採用が検討された。
しかし、従来の生分解性ポリエステル樹脂は、それ自体
の価格が 900〜 2,000円/kgと高いため、上記の用途に
使用することが難しく、充填剤を添加して低価格にする
試みもなされたが、添加量を増すと物性、特に伸びの低
下が著しく、脆くなってしまって、ランナー止めとして
の実用性が期待できなかった。他方、紙をこより状にし
たランナー止めも使用されてきたが、紐の端が切れてい
たりすると、この部分で苺のランナーを傷付けてしまい
炭疽病の原因となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、充填剤の添加量を増やして低価格にしたときで
も、物性の低下を抑え園芸用結束紐としての機能を保持
することのできる、園芸用結束紐を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の園芸用結束紐
は、生分解性脂肪族ポリエステル樹脂 100重量部に対し
て表面処理された充填剤10〜 150重量部を添加してなる
ものである。この充填剤には、炭酸カルシウム、クレ
ー、タルク、水酸化アルミニウムおよび水酸化マグネシ
ウムから選択される少なくとも1種を、チタネートカッ
プリング剤、アルミニウムカップリング剤、アセチレン
グリコールおよびその誘導体から選択される少なくとも
1種で表面処理したもの;シリカ、セラミックバルー
ン、ガラスバルーンおよびガラスビーズから選択される
少なくとも1種を、エポキシ系シランカップリング剤で
表面処理したもの;または澱粉をアセチレングリコール
およびその誘導体から選択される少なくとも1種で表面
処理したものが、好適に使用される。これらの材料から
なる園芸用結束紐は、充填剤の高充填が可能で、かつ物
性のバランスのとれたものとなる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の園芸用結束紐で用いられる生分解性脂肪族ポリ
エステル樹脂は、生分解性を有するものであればよく、
具体的には、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピ
ン酸、セバシン酸、フマル酸、マレイン酸、ドデカン
酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸などの多価カルボン酸
及びこれらの無水物などと、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオー
ル、オクタンジオール、デカンジオール、グリセリン、
トリメチロールプロパンなどの多価アルコールとの縮重
合物、乳酸の環状二量体であるラクチドやε−カプロラ
クトンなどの環状エステルの開環重合物、乳酸やヒドロ
キシ酪酸、ヒドロキシ吉草酸のようなヒドロキシ酸の縮
重合物などが例示され、1種または2種以上の混合物と
して使用される。
【0006】充填剤には無機充填剤と有機充填剤とがあ
り、無機充填剤としては炭酸カルシウム、クレー、タル
ク、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、シリ
カ、セラミックバルーン、ガラスバルーン、ガラスビー
ズなどが挙げられ、有機充填剤としてはコムギ、トウモ
ロコシなどの穀物、バレイショ、サツマイモ、タピオカ
などの芋類などの澱粉が挙げられる。その粒径は 0.1〜
100μmのものがよく、これらの充填剤は1種または2
種以上の混合物として使用され、混合することにより互
いに特性を補完することもできる。
【0007】これらの内、炭酸カルシウムについては、
平均粒径が 0.1〜6μmのものであれば重質、軽質、コ
ロイド質のいずれでもよいが、脂肪酸などによる表面処
理はなされていないほうが好ましい。また粒径による比
表面積の差異により、成形時の粘度、物性に影響が出る
ので、粒径の小さな炭酸カルシウムは粒径の大きな炭酸
カルシウムよりも添加量を少なくするのが望ましい。ク
レー、タルク、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ムまたはシリカについても、炭酸カルシウムと同様の粒
径、表面処理のものが用いられる。
【0008】セラミックバルーン、ガラスバルーンまた
はガラスビーズについては、粒径が100μm以下程度で
あればよい。これら球状の充填剤は充填時の粘度上昇が
小さく、特にセラミックバルーン、ガラスバルーンは中
空であるから比重が小さく、この添加によって生分解性
樹脂の比重も小さくなるのでコスト面で有利となる。ま
た真円のセラミックバルーン、ガラスバルーンを使用す
ると、添加した生分解性樹脂中で方向性が現れないた
め、成形の際に方向性のない製品の得られる利点があ
る。
【0009】澱粉は、材料の種類によって種々の形状を
とり、アミロース及びアミロペクチンの含量、その重合
度も異なり、粒径も種々であるが、平均粒径は 100μm
以下程度であればよい。また、澱粉は滑性があるので樹
脂との混合物に滑剤を添加せずに成形時の滑性を付与す
ることができるため、配合の手間、コストの点で有利と
なる。
【0010】これらの充填剤の表面処理剤としては、セ
ラミックバルーン、ガラスバルーン、ガラスビーズ及び
シリカについてはエポキシ系シランカップリング剤(表
1)がよく、これら以外の無機充填剤についてはチタネ
ート系カップリング剤(表2)、アルミニウムカップリ
ング剤(表3)あるいはアセチレングリコール及びこの
誘導体(表4)が適当である。これらの内、エポキシ系
シランカップリング剤とチタネート系カップリング剤
は、無機の充填剤に対して、各カップリング剤の無機の
部分が配向し、有機の部分が樹脂中に向かう形を取る。
すなわち、無機物を有機物で包んだ構造となり、均一分
散が可能となり、樹脂との相互作用により、物性低下を
最小にすることができる。
【0011】
【表1】
【0012】
【表2】
【0013】
【表3】
【0014】
【表4】
【0015】一方、澱粉の表面処理剤にはアセチレング
リコールまたはその誘導体が好ましい。アセチレングリ
コールは、強力な界面活性剤で、澱粉中のOH基に配向
し、有機の部分が樹脂に向かう形となるため樹脂中への
均一分散および相互作用が生じることにより物性低下が
小さくなると考えられる。澱粉などの有機の粉末を樹脂
中に均一に分散させるのは、通常の表面処理剤には期待
できないものであり、アセチレングリコールの大きな効
果である。
【0016】これらの充填剤の表面処理の方法について
は、湿式法(加水分解による方法)、乾式法、ミキシン
グロール上でのインテグラルブレンドなど、いずれの方
法で処理しても差しつかえなく、この表面処理剤の添加
量は 0.5〜5PHR の範囲で十分である。これが0.5PHR未
満では表面処理剤としての効果があまり期待できず、ま
た5PHR を超えると高価になって経済性に劣るものとな
る。
【0017】本発明の園芸用結束紐は、前述した生分解
性脂肪族ポリエステル樹脂 100重量部に対して、この表
面処理された充填剤が10〜 150重量部の範囲内で必要な
特性に応じて添加されるもので、10重量部未満では充填
剤の添加による粘度調整、流動性、接着性、強度などに
及ぼす効果が少なくなってしまい、 150重量部を超える
と粘度が上がり過ぎて成形性、物性の低下が著しく実用
性がなくなってしまう。
【0018】表面処理された充填剤が添加された生分解
性脂肪族ポリエステル樹脂は、通常使用時に光劣化を起
こしてはならないもののため、例えば、紫外線吸収剤、
酸化防止剤などを添加してもよく、また着色のための顔
料や柔軟性を付与するための可塑剤などを添加してもよ
い。
【0019】更に、生分解性脂肪族ポリエステル樹脂は
通常発熱量がポリエチレンなどの約1/2であるが、表面
処理された充填剤が添加された上記生分解性脂肪族ポリ
エステル樹脂では、発熱量が更に少なく(1/3 〜 1/
4)、焼却炉での焼却処理も全く問題なく、更に澱粉な
どを添加して埋設した場合には、微生物による分解が更
に促進されるという副次効果も期待できる。
【0020】本発明の園芸用結束紐の形状はチューブ状
のほかテープ状のものでもよい。チューブの場合には外
径:1〜4mm、内径: 0.5〜3mm、厚さ: 0.2〜 1.8mm
のものが、テープ状の場合には幅:2〜20mm、厚さ:
0.1〜1mmのものが、蔓などを支柱に取り付けたりする
作業性の点から望ましく、蔓などとの接触による損傷を
防ぐために表面が平滑なものが好ましい。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例に基づいて
具体的に説明するが、本発明は実施例の記載に限定され
るものではない。 実施例1 脂肪族ポリエステル樹脂:ビオノーレ3010(昭和高分子
社製、商品名、1,4-ブタンジオールとコハク酸及び/又
はアジピン酸との共重合体) 100重量部、チタネートカ
ップリング剤としてのテトライソプロピルビス(ジオク
チルホスファイト)チタネート1重量部を添加した平均
粒径2μm の重質炭酸カルシウム 120重量部、ステアリ
ン酸2重量部およびアルキルベンゼンスルホン酸カルシ
ウム:7764(昭島化学工業社製、商品名)3重量部を、
90℃のミキシングロールで樹脂の溶融5分後まで混練
し、シート状で取り出した。これを厚さ2mmの型枠に入
れ、130℃で5分間プレスして厚さ2mmのシートとし
た。このシートからJISに規定されている2号ダンベ
ルで打ち抜き試験用サンプルを作製し、200mm/分の速度
で引張り試験を行い、強度、伸び、 100%モジュラスを
測定し、その結果を表5に示した。
【0022】他方、前記シート状物を室温に冷却後、粉
砕してペレットを作製し、これを用いて、スクリュー径
50mmの押出機を用いて、シリンダー温度: 130℃、ダイ
ス温度: 135℃にて、外径 2.5mm、内径 1.5mmの表面平
滑なチューブを押出した。これを長さ10cmに切り、中央
部でU字状に曲げて本発明の園芸用結束紐を作製した。
他方、苺の苗取りのためランナーを、殺菌した土を入れ
たポリエチレン製のポットに伸ばしておき、そこの土中
に、上記園芸用結束紐を突き刺してランナーを固定し
た。7〜10日後に、そのランナー固定部より発根した。
この状態でさらに100日後に前後のランナーを切断した
ところ、ランナーを傷付けることもなく根の発育状況も
良好な子株が得られた。
【0023】実施例2 脂肪族ポリエステル樹脂:ビオノーレ3010(前出) 100
重量部と、アセチレングリコールの酸化エチレン付加
体:サーフィノール440 (日信化学工業社製、商品名)
1重量部を添加した平均粒径15μm のコーンスターチ 1
00重量部(日本製粉社製)とを、90℃のミキシングロー
ルで樹脂の溶融5分後まで混練した。これをシート状で
取り出し、実施例1と同様にして打ち抜き試験用サンプ
ルを作製し、同様の測定を行ったところ、表5に示す結
果が得られた。また上記シート状物を室温に冷却後粉砕
してペレットを作製し、これを用いて実施例1と同じ要
領で同じ寸法のチューブを作製したところ、表面に微細
な凹凸を持ったチューブが得られた(なお、凹凸部も鈍
角状で柔らかく何の問題もなかった)。これより実施例
1と同様にして園芸用結束紐を作製し、苺の苗取りのた
めランナーの固定に用いたところ、同様の経過で良好な
子株が得られた。
【0024】実施例3 脂肪族ポリエステル樹脂:ビオノーレ3010(前出) 100
重量部、高分子量エポキシ系シランカップリング剤:MA
C2101 (日本ユニカー社製、商品名)1重量部を添加し
た平均粒径50μm のガラスバルーン:X-39(旭硝子社
製、商品名)60重量部、ステアリン酸を2重量部および
アルキルベンゼンスルホン酸カルシウム:7764(前出)
3重量部を、90℃のミキシングロールで樹脂の溶融5分
後まで混練した。これをシート状で取り出し、実施例1
と同様にして打ち抜き試験用サンプルを作製し、同様の
測定を行ったところ、表5に示す結果が得られた。また
上記シート状物を室温に冷却後粉砕してペレットを作製
し、これを用いて実施例1と同じ要領で同じ寸法のチュ
ーブを作製したところ、表面が平滑なチューブが得られ
た。これより実施例1と同様にして園芸用結束紐を作製
し、苺の苗取りのためランナーの固定に用いたところ、
同様の経過で良好な子株が得られた。
【0025】比較例1 実施例1において、重質炭酸カルシウムをチタネート処
理しなかったほかは同様にしてミキシングロールで均一
に混練した。これをシート状で取り出し、実施例1と同
様にして打ち抜き試験用サンプルを作製し、同様の測定
を行ったところ、表5に示す結果が得られた。また、上
記シート状物を室温に冷却後粉砕してペレットを作製
し、これを用いて実施例1と同じ要領で同じ寸法のチュ
ーブを押出したが、チューブの外観が悪くU字状に曲げ
たときに折れ曲がってしまった。
【0026】比較例2 実施例2において、コーンスターチをアセチレングリコ
ールで処理しなかったほかは同様にしてミキシングロー
ルで均一に混練した。これをシート状で取り出し、実施
例1と同様にして打ち抜き試験用サンプルを作製し、同
様の測定を行ったところ、表5に示す結果が得られた。
また、上記シート状物を室温に冷却後粉砕してペレット
を作製し、これを用いて実施例1と同じ要領で同じ寸法
のチューブを押出したが、コーンスターチをアセチレン
グリコール処理したものと比較して表面の凹凸が多くざ
らついた状態であった。また、U字状に曲げたときに折
れ曲がってしまった。
【0027】比較例3 実施例3において、ガラスバルーンをエポキシ系シラン
カップリング剤で処理しなかったほかは同様にしてミキ
シングロールで均一に混練した。これをシート状で取り
出し、実施例1と同様にして打ち抜き試験用サンプルを
作製し、同様の測定を行ったところ、表5に示す結果が
得られた。また、上記シート状物を室温に冷却後粉砕し
てペレットを作製し、これを用いて実施例1と同じ要領
で同じ寸法のチューブを押出したところ、表面平滑なチ
ューブが得られたが、このチューブは伸びが少なくU字
状に曲げたときに折れてしまった。
【0028】
【表5】
【0029】比較例4 長さ10cmのこより状の紙製園芸用結束紐をU字状に曲げ
たところ、内側に硬い皺ができ、この皺でランナーが動
いたときに擦れてランナーに傷を付けてしまった。また
ランナーを水に濡らしたり乾燥したりを繰り返すと、紙
が剥れて硬くなり、同様にランナーを傷付けてしまっ
た。
【0030】また、上記実施例1〜3で得られた本発明
の園芸用結束紐と比較例4で得られた紙製園芸用結束紐
とを腐葉土中に埋設し、23℃で55%RHの恒温室中に放
置したところ、本発明の園芸用結束紐では分解がかなり
進行していたが、紙製園芸用結束紐の分解は余り進んで
いなかった。
【0031】
【発明の効果】本発明の園芸用結束紐は、 充填剤を多量に充填しても物性の低下が少なく、土中
に埋設しておけば樹脂分が少ない分だけ分解が早く、澱
粉の充填剤であれば分解が微生物に助けられるので更に
早くなる。また焼却したときの発熱量も従来の生分解性
樹脂の 1/2程度で焼却炉を痛めることがないなどの利点
も有する。 苺のランナー止めのほか、メロン、スイカ、カボチ
ャ、サツマイモなどの野菜や果物の蔓の扱いにも使用で
きる。 伸ばすと柔軟性のある紐状になるので支柱を使用する
トマト、キュウリなどの野菜や花卉、さらには幼木、棚
を使用するブドウ、キウイなどの果樹の結束紐としても
使用することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生分解性脂肪族ポリエステル樹脂 100重量
    部に対して表面処理された充填剤10〜 150重量部を添加
    してなることを特徴とする園芸用結束紐。
  2. 【請求項2】表面処理された充填剤が、炭酸カルシウ
    ム、クレー、タルク、水酸化アルミニウムおよび水酸化
    マグネシウムから選択される少なくとも1種を、チタネ
    ートカップリング剤、アルミニウムカップリング剤、ア
    セチレングリコールおよびその誘導体から選択される少
    なくとも1種で表面処理したものである請求項1記載の
    園芸用結束紐。
  3. 【請求項3】表面処理された充填剤が、シリカ、セラミ
    ックバルーン、ガラスバルーンおよびガラスビーズから
    選択される少なくとも1種を、エポキシ系シランカップ
    リング剤で表面処理したものである請求項1記載の園芸
    用結束紐。
  4. 【請求項4】表面処理された充填剤が、澱粉をアセチレ
    ングリコールおよびその誘導体から選択される少なくと
    も1種で表面処理したものである請求項1記載の園芸用
    結束紐。
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