JPH1094777A - 生ごみ処理装置 - Google Patents
生ごみ処理装置Info
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- JPH1094777A JPH1094777A JP8250502A JP25050296A JPH1094777A JP H1094777 A JPH1094777 A JP H1094777A JP 8250502 A JP8250502 A JP 8250502A JP 25050296 A JP25050296 A JP 25050296A JP H1094777 A JPH1094777 A JP H1094777A
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- JP
- Japan
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- garbage
- stirring tank
- garbage disposal
- stirring
- tank
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- Granted
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- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
- Refuse Receptacles (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 撹拌槽だけを取り外せるようにして生ごみ処
理材の取り出しが容易にできるようにする。 【解決手段】 生ごみと生ごみ処理材とを装填して回転
駆動することで撹拌する撹拌槽1を本体ハウジング2内
に回転自在に配設する。上記撹拌槽1を回転駆動するモ
ータ3のような駆動手段と撹拌槽2との間の動力を伝達
する部分のジョイント方式を分離可能とすると共に本体
ハウジング2の開口14から撹拌槽1を出し入れ自在に
する。
理材の取り出しが容易にできるようにする。 【解決手段】 生ごみと生ごみ処理材とを装填して回転
駆動することで撹拌する撹拌槽1を本体ハウジング2内
に回転自在に配設する。上記撹拌槽1を回転駆動するモ
ータ3のような駆動手段と撹拌槽2との間の動力を伝達
する部分のジョイント方式を分離可能とすると共に本体
ハウジング2の開口14から撹拌槽1を出し入れ自在に
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ごみを分解処理
するための生ごみ処理装置に関するものである。
するための生ごみ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、生ごみ処理槽内に生ごみとバ
イオチップと称される生ごみ処理材とを装填し、この生
ごみ処理材により生ごみ処理槽内に入れられた生ごみを
分解処理する生ごみ処理装置が知られている。このとき
生ごみと生ごみ処理材とを撹拌する手段としては生ごみ
処理槽内に撹拌羽根を配置して撹拌するものと、生ごみ
処理槽を撹拌槽として撹拌槽を回転駆動することで撹拌
するものとがある。
イオチップと称される生ごみ処理材とを装填し、この生
ごみ処理材により生ごみ処理槽内に入れられた生ごみを
分解処理する生ごみ処理装置が知られている。このとき
生ごみと生ごみ処理材とを撹拌する手段としては生ごみ
処理槽内に撹拌羽根を配置して撹拌するものと、生ごみ
処理槽を撹拌槽として撹拌槽を回転駆動することで撹拌
するものとがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の生ご
み処理装置では生ごみ処理材の交換が必要であるが、上
記の生ごみ処理装置では処理槽を取り外したり、撹拌羽
根を取り外したりできないために生ごみ処理材の取り出
しがしにくくて生ごみ処理材の取り出しに時間がかかる
と共に取り出しが面倒な作業となるという問題があっ
た。
み処理装置では生ごみ処理材の交換が必要であるが、上
記の生ごみ処理装置では処理槽を取り外したり、撹拌羽
根を取り外したりできないために生ごみ処理材の取り出
しがしにくくて生ごみ処理材の取り出しに時間がかかる
と共に取り出しが面倒な作業となるという問題があっ
た。
【0004】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、撹拌槽だけを取り外せるようにして生ごみ処理
材の取り出しが容易にできるようにすることを課題とす
る。
あって、撹拌槽だけを取り外せるようにして生ごみ処理
材の取り出しが容易にできるようにすることを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の生ごみ処理装置は、生ごみと生ごみ処理材と
を装填して回転駆動することで撹拌する撹拌槽1を本体
ハウジング2内に回転自在に配設し、上記撹拌槽1を回
転駆動するモータ3のような駆動手段と撹拌槽2との間
の動力を伝達する部分のジョイント方式を分離可能とす
ると共に本体ハウジング2の開口14から撹拌槽1を出
し入れ自在にして成ることを特徴とする。このようにし
たことにより撹拌槽1だけを本体ハウジング2から取り
出すことができ、撹拌槽1だけを取り出して撹拌槽1内
の生ごみ処理材を容易に取り出すことができる。
に本発明の生ごみ処理装置は、生ごみと生ごみ処理材と
を装填して回転駆動することで撹拌する撹拌槽1を本体
ハウジング2内に回転自在に配設し、上記撹拌槽1を回
転駆動するモータ3のような駆動手段と撹拌槽2との間
の動力を伝達する部分のジョイント方式を分離可能とす
ると共に本体ハウジング2の開口14から撹拌槽1を出
し入れ自在にして成ることを特徴とする。このようにし
たことにより撹拌槽1だけを本体ハウジング2から取り
出すことができ、撹拌槽1だけを取り出して撹拌槽1内
の生ごみ処理材を容易に取り出すことができる。
【0006】また撹拌槽1内への生ごみや生ごみ処理材
のこびりつきを取る除去手段を撹拌槽内に着脱自在に設
けて成ることを特徴とすることも好ましい。この場合、
撹拌槽内に生ごみや生ごみ処理材がこびりつくのを防止
でき、撹拌を促進して効果的に生ごみを消化できる。ま
た撹拌槽1の外側面に対向するようにヒータ4を設けた
ことを特徴とすることも好ましい。この場合、撹拌槽1
が回転駆動されるものでもヒータ4にて撹拌槽1を介し
て生ごみ処理材が効果的に暖められ、微生物の活動がよ
くなり、消化が促進される。また撹拌槽1とヒータ4と
の間に空間があると共に撹拌槽1が回転されるために生
ごみ処理材を局所的でなく全体的に暖めることができる
ので、撹拌槽1内の生ごみ処理材の状態にばらつきを少
なくでき、微生物の活動がよくなり、消化が促進され
る。
のこびりつきを取る除去手段を撹拌槽内に着脱自在に設
けて成ることを特徴とすることも好ましい。この場合、
撹拌槽内に生ごみや生ごみ処理材がこびりつくのを防止
でき、撹拌を促進して効果的に生ごみを消化できる。ま
た撹拌槽1の外側面に対向するようにヒータ4を設けた
ことを特徴とすることも好ましい。この場合、撹拌槽1
が回転駆動されるものでもヒータ4にて撹拌槽1を介し
て生ごみ処理材が効果的に暖められ、微生物の活動がよ
くなり、消化が促進される。また撹拌槽1とヒータ4と
の間に空間があると共に撹拌槽1が回転されるために生
ごみ処理材を局所的でなく全体的に暖めることができる
ので、撹拌槽1内の生ごみ処理材の状態にばらつきを少
なくでき、微生物の活動がよくなり、消化が促進され
る。
【0007】また撹拌槽1内に温風を送風する温風送風
手段を設けたことを特徴とすることも好ましい。この場
合、温風にて生ごみ処理材が効率よく暖められ、微生物
の活動がよくなり、生ごみの消化が促進される。
手段を設けたことを特徴とすることも好ましい。この場
合、温風にて生ごみ処理材が効率よく暖められ、微生物
の活動がよくなり、生ごみの消化が促進される。
【0008】
【発明の実施の形態】生ごみ処理装置は、図1、図2、
図3に示すように外殻となる本体ハウジング2、外槽
5、撹拌槽1等で主体が構成されている。外槽5や撹拌
槽1は一端を開口せる有底円筒状に形成され、外槽2内
に撹拌槽1を回転自在に内装してある。この撹拌槽1は
外槽2にベアリング6のような部材を介して回転自在に
してあり、撹拌槽1が撹拌槽1の筒芯を回転中心軸とし
て回転するようになっている。撹拌槽1の一端は出し入
れ用の開口7となっており、この開口7からバイオチッ
プと称される生ごみ処理材や生ごみを投入することがで
きるようになっている。この撹拌槽1と外槽5とは本体
ハウジング2内に内装されるが、本体ハウジング2内に
開口7が斜め上方を向くように外槽5や撹拌槽1が内装
されており、外槽5が本体ハウジング2の固定部8にて
固定されている。図1の例の場合、撹拌槽1は外槽2に
ベアリング6のような部材を介して回転自在に支持して
いるが、図2や図3の例の場合、撹拌槽1は本体ハウジ
ング2にベアリング6のような部材を介して回転自在に
支持している。外槽2には駆動手段としてのモータ3を
装着してあり、モータ3の駆動軸9と撹拌槽1の被駆動
軸10とを噛み合いクラッチのようなクラッチ11を介
して連動させてある。このクラッチ11の部分で駆動軸
9と被駆動軸10との連結を取り外すことができる(噛
合させたり、噛合を外したりするだけで連結を外すこと
ができる)ようになっており、撹拌槽1だけを外槽2の
開口から取り出すことができるようになっている。この
撹拌槽1には図4(a)のように持ち手12を起倒自在
に設けてあり、持ち手12を持って撹拌槽1を容易に取
り出すことができるようになっている。また外槽5の内
面側の側周面や底面には面状ヒータのようなヒータ4を
略全面に亙るように貼ってあり、ヒータ4と撹拌槽1の
外面とは所定の隙間を隔てて対向している。撹拌槽1の
開口7と対応する位置で本体ハウジング2には開口7の
面と平行になる傾斜面13を設けてあり、この傾斜面1
3には開口7と対応する開口14を設けてある。この本
体ハウジング2の傾斜面13の位置には開口14を開閉
する開閉蓋15を開閉自在に装着してある。つまり、開
閉蓋15の上端を支持軸16にて回転自在にしてあり、
開閉蓋15を上下に回動することで開口14を開閉でき
るようになっている。この開閉蓋15には吸気口17と
排気口18とを設けてあり、吸気口17には吸気ファン
20を設けてある。また撹拌槽1内への生ごみや生ごみ
処理材のこびりつきを取る除去手段としての固定羽根部
材19は図4(b)のように円環状の固定部19aと、
複数の羽根部19bと、放射状の結合部19cとで形成
されている。この固定羽根部材19は本体ハウジング2
の開口14、撹拌槽1の開口7を介して撹拌槽1内に挿
入され、開閉蓋15と開口14縁との間に固定部19a
を挟持することで保持されている。
図3に示すように外殻となる本体ハウジング2、外槽
5、撹拌槽1等で主体が構成されている。外槽5や撹拌
槽1は一端を開口せる有底円筒状に形成され、外槽2内
に撹拌槽1を回転自在に内装してある。この撹拌槽1は
外槽2にベアリング6のような部材を介して回転自在に
してあり、撹拌槽1が撹拌槽1の筒芯を回転中心軸とし
て回転するようになっている。撹拌槽1の一端は出し入
れ用の開口7となっており、この開口7からバイオチッ
プと称される生ごみ処理材や生ごみを投入することがで
きるようになっている。この撹拌槽1と外槽5とは本体
ハウジング2内に内装されるが、本体ハウジング2内に
開口7が斜め上方を向くように外槽5や撹拌槽1が内装
されており、外槽5が本体ハウジング2の固定部8にて
固定されている。図1の例の場合、撹拌槽1は外槽2に
ベアリング6のような部材を介して回転自在に支持して
いるが、図2や図3の例の場合、撹拌槽1は本体ハウジ
ング2にベアリング6のような部材を介して回転自在に
支持している。外槽2には駆動手段としてのモータ3を
装着してあり、モータ3の駆動軸9と撹拌槽1の被駆動
軸10とを噛み合いクラッチのようなクラッチ11を介
して連動させてある。このクラッチ11の部分で駆動軸
9と被駆動軸10との連結を取り外すことができる(噛
合させたり、噛合を外したりするだけで連結を外すこと
ができる)ようになっており、撹拌槽1だけを外槽2の
開口から取り出すことができるようになっている。この
撹拌槽1には図4(a)のように持ち手12を起倒自在
に設けてあり、持ち手12を持って撹拌槽1を容易に取
り出すことができるようになっている。また外槽5の内
面側の側周面や底面には面状ヒータのようなヒータ4を
略全面に亙るように貼ってあり、ヒータ4と撹拌槽1の
外面とは所定の隙間を隔てて対向している。撹拌槽1の
開口7と対応する位置で本体ハウジング2には開口7の
面と平行になる傾斜面13を設けてあり、この傾斜面1
3には開口7と対応する開口14を設けてある。この本
体ハウジング2の傾斜面13の位置には開口14を開閉
する開閉蓋15を開閉自在に装着してある。つまり、開
閉蓋15の上端を支持軸16にて回転自在にしてあり、
開閉蓋15を上下に回動することで開口14を開閉でき
るようになっている。この開閉蓋15には吸気口17と
排気口18とを設けてあり、吸気口17には吸気ファン
20を設けてある。また撹拌槽1内への生ごみや生ごみ
処理材のこびりつきを取る除去手段としての固定羽根部
材19は図4(b)のように円環状の固定部19aと、
複数の羽根部19bと、放射状の結合部19cとで形成
されている。この固定羽根部材19は本体ハウジング2
の開口14、撹拌槽1の開口7を介して撹拌槽1内に挿
入され、開閉蓋15と開口14縁との間に固定部19a
を挟持することで保持されている。
【0009】しかして生ごみ処理を行うに場合、図1に
示すように撹拌槽1内に生ごみ処理材と生ごみを入れ、
撹拌槽1をモータ3で回転駆動することで生ごみや生ご
み処理材を撹拌し、微生物で生ごみを消化して生ごみの
処理をする。生ごみを投入する場合、開閉蓋15を開閉
して開口14,7を介して撹拌槽1内に投入し、生ごみ
を漸次処理する。撹拌槽1を回転駆動するとき、撹拌槽
1内に固定羽根部材19を挿入してあるために生ごみや
生ごみ処理材が撹拌槽1にこびりつくのを防止できる。
このことで撹拌槽1と生ごみ処理材とが一緒に回るのを
防止できて撹拌を促進し、微生物に効果的に酸素を供給
して生ごみ処理を促進でき、また生ごみ処理材が一緒に
回るのを防止することにより回転トルクが増大すること
なく低いトルクのモータ3を使用できる。また撹拌槽1
で撹拌して生ごみを処理するとき、ヒータ4に通電され
てヒータ4にて撹拌槽1を介して生ごみ処理材が暖めら
れ、生ごみ処理材を暖めることにより微生物の活動がよ
くなり、生ごみの消化が促進される。またこのときヒー
タ4と撹拌槽1との間に空間があると共に撹拌槽1が回
転駆動されるために局所的でなく全体的に暖めることが
できて撹拌槽1内の生ごみ処理材の状態のばらつきが少
なくなり、微生物の活動がよくなる。また生ごみ処理を
しているとき、吸気口17、排気口18を介して換気さ
れ、微生物に酸素等が十分供給されて生ごみの処理が促
進される。
示すように撹拌槽1内に生ごみ処理材と生ごみを入れ、
撹拌槽1をモータ3で回転駆動することで生ごみや生ご
み処理材を撹拌し、微生物で生ごみを消化して生ごみの
処理をする。生ごみを投入する場合、開閉蓋15を開閉
して開口14,7を介して撹拌槽1内に投入し、生ごみ
を漸次処理する。撹拌槽1を回転駆動するとき、撹拌槽
1内に固定羽根部材19を挿入してあるために生ごみや
生ごみ処理材が撹拌槽1にこびりつくのを防止できる。
このことで撹拌槽1と生ごみ処理材とが一緒に回るのを
防止できて撹拌を促進し、微生物に効果的に酸素を供給
して生ごみ処理を促進でき、また生ごみ処理材が一緒に
回るのを防止することにより回転トルクが増大すること
なく低いトルクのモータ3を使用できる。また撹拌槽1
で撹拌して生ごみを処理するとき、ヒータ4に通電され
てヒータ4にて撹拌槽1を介して生ごみ処理材が暖めら
れ、生ごみ処理材を暖めることにより微生物の活動がよ
くなり、生ごみの消化が促進される。またこのときヒー
タ4と撹拌槽1との間に空間があると共に撹拌槽1が回
転駆動されるために局所的でなく全体的に暖めることが
できて撹拌槽1内の生ごみ処理材の状態のばらつきが少
なくなり、微生物の活動がよくなる。また生ごみ処理を
しているとき、吸気口17、排気口18を介して換気さ
れ、微生物に酸素等が十分供給されて生ごみの処理が促
進される。
【0010】また生ごみ処理材の寿命がきて生ごみ処理
材を交換するときには次のように行う。図2に示すよう
に開閉蓋15を開いて開口14から固定羽根部材19と
一緒に撹拌槽1を取り出す。このとき撹拌槽1に持ち手
12があるために撹拌槽1の取り出しが容易にできる。
撹拌槽1を取り出した後、図3に示すように撹拌槽1か
ら固定羽根部材19を抜き取る。そして撹拌槽1だけを
取り出して撹拌槽1の生ごみ処理材を取り出すことがで
きるために生ごみ処理材の取り出しが容易にできて生ご
み処理材の交換が容易になる。また撹拌槽1を回転駆動
して生ごみを処理しているとき、固定羽根部材19にて
撹拌槽1への生ごみや生ごみ処理材のこびりつきを防止
しているために撹拌槽1から生ごみ処理材を取り出すと
きの取り出しが一層しやすくなる。生ごみ処理材を取り
出した後、撹拌槽1に新しい生ごみ処理材を入れ、撹拌
槽1や固定羽根部材19を上記と逆にセットする。
材を交換するときには次のように行う。図2に示すよう
に開閉蓋15を開いて開口14から固定羽根部材19と
一緒に撹拌槽1を取り出す。このとき撹拌槽1に持ち手
12があるために撹拌槽1の取り出しが容易にできる。
撹拌槽1を取り出した後、図3に示すように撹拌槽1か
ら固定羽根部材19を抜き取る。そして撹拌槽1だけを
取り出して撹拌槽1の生ごみ処理材を取り出すことがで
きるために生ごみ処理材の取り出しが容易にできて生ご
み処理材の交換が容易になる。また撹拌槽1を回転駆動
して生ごみを処理しているとき、固定羽根部材19にて
撹拌槽1への生ごみや生ごみ処理材のこびりつきを防止
しているために撹拌槽1から生ごみ処理材を取り出すと
きの取り出しが一層しやすくなる。生ごみ処理材を取り
出した後、撹拌槽1に新しい生ごみ処理材を入れ、撹拌
槽1や固定羽根部材19を上記と逆にセットする。
【0011】次に図5に示す例について説明する。本例
も上記例と基本的に同じであり、異なる点だけを述べ
る。本例の場合、撹拌槽1は本体ハウジング2にベアリ
ング6のような部材を介して回転自在に装着してあり、
撹拌槽1の外周に間隔を隔てて外筒21を配置してあ
る。モータ3は固定部22にて本体ハウジング1に固定
してあり、外筒21を固定部23にて本体ハウジング1
に支持してある。そして外筒21の内周にヒータ4を装
着してあり、ヒータ4にて撹拌槽1を介して生ごみ処理
材を暖めることができるようになっている。また図6の
例では、図5の例の外筒21をなくして固定部23に直
接ヒータ4を設けてあり、ヒータ4にて撹拌槽1を介し
て生ごみ処理材を暖めることができるようになってい
る。なお、図5や図6の例でヒータ4は全周に亙って環
状に設けてあっても、周方向に部分的に設けてあっても
よい。
も上記例と基本的に同じであり、異なる点だけを述べ
る。本例の場合、撹拌槽1は本体ハウジング2にベアリ
ング6のような部材を介して回転自在に装着してあり、
撹拌槽1の外周に間隔を隔てて外筒21を配置してあ
る。モータ3は固定部22にて本体ハウジング1に固定
してあり、外筒21を固定部23にて本体ハウジング1
に支持してある。そして外筒21の内周にヒータ4を装
着してあり、ヒータ4にて撹拌槽1を介して生ごみ処理
材を暖めることができるようになっている。また図6の
例では、図5の例の外筒21をなくして固定部23に直
接ヒータ4を設けてあり、ヒータ4にて撹拌槽1を介し
て生ごみ処理材を暖めることができるようになってい
る。なお、図5や図6の例でヒータ4は全周に亙って環
状に設けてあっても、周方向に部分的に設けてあっても
よい。
【0012】次に図7に示す例について説明する。本例
も図1乃至図3に示すものと基本的に同じであり、外槽
5の外面に断熱材24を装着した点だけが異なる。この
場合、外槽5の外周に断熱材24を設けることで放熱を
防いで生ごみ処理材の温度の低下を防ぎ、微生物の活動
を促進して消化を促進することができる。次に図8に示
す例について説明する。本例も図1乃至図3に示すもの
と基本的に同じであり、異なる点だけを述べる。本例の
場合、開閉蓋15の吸気口17と一体に撹拌槽1内に突
出する筒体25を装着してあり、筒体25にヒータ26
を装着してある。このとき吸気口17から外気が吸気フ
ァン20にて撹拌槽1内に吸気されると共に排気口18
から外部に排気されて換気が行えるが、吸気ファン20
にて吸気して空気がヒータ26にて暖められ、生ごみ処
理材が暖められて微生物の活動が促進されて消化が促進
される。また図9は他の例を示す。本例の場合、吸気口
17に吸気ファン20を設けなく、撹拌槽1に設けた筒
体25にヒータ26と吸気ファン20を設けてある。そ
してヒータ26に通電すると共に吸気ファン20を駆動
すると、温風が発生して温風が撹拌槽1内で循環するよ
うになっている。このように撹拌槽1の空気を循環させ
ることにより放熱ロスを少なくでき、また生ごみ処理材
の過乾燥を防いで生ごみの消化が促進される。
も図1乃至図3に示すものと基本的に同じであり、外槽
5の外面に断熱材24を装着した点だけが異なる。この
場合、外槽5の外周に断熱材24を設けることで放熱を
防いで生ごみ処理材の温度の低下を防ぎ、微生物の活動
を促進して消化を促進することができる。次に図8に示
す例について説明する。本例も図1乃至図3に示すもの
と基本的に同じであり、異なる点だけを述べる。本例の
場合、開閉蓋15の吸気口17と一体に撹拌槽1内に突
出する筒体25を装着してあり、筒体25にヒータ26
を装着してある。このとき吸気口17から外気が吸気フ
ァン20にて撹拌槽1内に吸気されると共に排気口18
から外部に排気されて換気が行えるが、吸気ファン20
にて吸気して空気がヒータ26にて暖められ、生ごみ処
理材が暖められて微生物の活動が促進されて消化が促進
される。また図9は他の例を示す。本例の場合、吸気口
17に吸気ファン20を設けなく、撹拌槽1に設けた筒
体25にヒータ26と吸気ファン20を設けてある。そ
してヒータ26に通電すると共に吸気ファン20を駆動
すると、温風が発生して温風が撹拌槽1内で循環するよ
うになっている。このように撹拌槽1の空気を循環させ
ることにより放熱ロスを少なくでき、また生ごみ処理材
の過乾燥を防いで生ごみの消化が促進される。
【0013】
【発明の効果】本発明は叙述のように生ごみと生ごみ処
理材とを装填して回転駆動することで撹拌する撹拌槽を
本体ハウジング内に回転自在に配設し、上記撹拌槽を回
転駆動するモータのような駆動手段と撹拌槽との間の動
力を伝達する部分のジョイント方式を分離可能とすると
共に本体ハウジングの開口から撹拌槽を出し入れ自在に
しているので、撹拌槽だけを本体ハウジングから取り出
すことができるものであって、撹拌槽だけを取り出して
撹拌槽内の生ごみ処理材を容易に取り出すことができ、
生ごみ処理材の交換を容易にできるものである。
理材とを装填して回転駆動することで撹拌する撹拌槽を
本体ハウジング内に回転自在に配設し、上記撹拌槽を回
転駆動するモータのような駆動手段と撹拌槽との間の動
力を伝達する部分のジョイント方式を分離可能とすると
共に本体ハウジングの開口から撹拌槽を出し入れ自在に
しているので、撹拌槽だけを本体ハウジングから取り出
すことができるものであって、撹拌槽だけを取り出して
撹拌槽内の生ごみ処理材を容易に取り出すことができ、
生ごみ処理材の交換を容易にできるものである。
【0014】また本発明の請求項2記載の発明にあって
は、撹拌槽内への生ごみや生ごみ処理材のこびりつきを
取る除去手段を撹拌槽内に着脱自在に設けているので、
撹拌槽内に生ごみや生ごみ処理材がこびりつくのを防止
でき、撹拌を促進して微生物に効果的に酸素を供給して
生ごみを消化できるものであり、撹拌槽へのこびりつき
を防止することで撹拌槽を回転駆動するときの回転トル
クの増大が少なくなり、撹拌槽の駆動に低トルクのモー
タを使用できるものであり、さらに撹拌槽に生ごみ処理
材がこびりつかないために撹拌槽を取り出して生ごみ処
理材を取り出すときも一層取り出しやすくなるものであ
る。
は、撹拌槽内への生ごみや生ごみ処理材のこびりつきを
取る除去手段を撹拌槽内に着脱自在に設けているので、
撹拌槽内に生ごみや生ごみ処理材がこびりつくのを防止
でき、撹拌を促進して微生物に効果的に酸素を供給して
生ごみを消化できるものであり、撹拌槽へのこびりつき
を防止することで撹拌槽を回転駆動するときの回転トル
クの増大が少なくなり、撹拌槽の駆動に低トルクのモー
タを使用できるものであり、さらに撹拌槽に生ごみ処理
材がこびりつかないために撹拌槽を取り出して生ごみ処
理材を取り出すときも一層取り出しやすくなるものであ
る。
【0015】また本発明の請求項3記載の発明にあって
は、撹拌槽の外側面に対向するようにヒータを設けたの
で、撹拌槽が回転駆動されるものでもヒータにて撹拌槽
を介して生ごみ処理材が効果的に暖められ、微生物の活
動がよくなり、消化が促進されるものであり、また撹拌
槽とヒータとの間に空間があると共に撹拌槽が回転され
るために生ごみ処理材を局所的でなく全体的に暖めるこ
とができるので、撹拌槽内の生ごみ処理材の状態にばら
つきを少なくでき、微生物の活動がよくなり、消化が促
進されるものである。
は、撹拌槽の外側面に対向するようにヒータを設けたの
で、撹拌槽が回転駆動されるものでもヒータにて撹拌槽
を介して生ごみ処理材が効果的に暖められ、微生物の活
動がよくなり、消化が促進されるものであり、また撹拌
槽とヒータとの間に空間があると共に撹拌槽が回転され
るために生ごみ処理材を局所的でなく全体的に暖めるこ
とができるので、撹拌槽内の生ごみ処理材の状態にばら
つきを少なくでき、微生物の活動がよくなり、消化が促
進されるものである。
【0016】また本発明の請求項4記載の発明にあって
は、撹拌槽内に温風を送風する温風送風手段を設けたの
で、温風にて生ごみ処理材が効率よく暖められ、微生物
の活動がよくなり、生ごみの消化が促進されるものであ
る。
は、撹拌槽内に温風を送風する温風送風手段を設けたの
で、温風にて生ごみ処理材が効率よく暖められ、微生物
の活動がよくなり、生ごみの消化が促進されるものであ
る。
【図1】本発明の実施の形態の一例の断面図である。
【図2】同上の撹拌槽を取り出す状態を説明する断面図
である。
である。
【図3】同上の固定羽根部材を取り出す状態を説明する
断面図である。
断面図である。
【図4】(a)は撹拌槽を示す斜視図、(b)は固定羽
根部材を示す斜視図である。
根部材を示す斜視図である。
【図5】同上の他例の断面図である。
【図6】同上の他例の断面図である。
【図7】同上の他例の断面図である。
【図8】同上の他例の断面図である。
【図9】同上の他例の断面図である。
1 撹拌槽 2 本体ハウジング 3 モータ 4 ヒータ 14 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河原 昌靖 兵庫県姫路市西延末404番1号 池田電機 株式会社内 (72)発明者 高原 邦夫 兵庫県姫路市西延末404番1号 池田電機 株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 生ごみと生ごみ処理材とを装填して回転
駆動することで撹拌する撹拌槽を本体ハウジング内に回
転自在に配設し、上記撹拌槽を回転駆動するモータのよ
うな駆動手段と撹拌槽との間の動力を伝達する部分のジ
ョイント方式を分離可能とすると共に本体ハウジングの
開口から撹拌槽を出し入れ自在にして成ることを特徴と
する生ごみ処理装置。 - 【請求項2】 撹拌槽内への生ごみや生ごみ処理材のこ
びりつきを取る除去手段を撹拌槽内に着脱自在に設けて
成ることを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項3】 撹拌槽の外側面に対向するようにヒータ
を設けたことを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理装
置。 - 【請求項4】 撹拌槽内に温風を送風する温風送風手段
を設けたことを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理装
置。
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---|---|---|---|
JP08250502A JP3131391B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 生ごみ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08250502A JP3131391B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 生ごみ処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1094777A true JPH1094777A (ja) | 1998-04-14 |
JP3131391B2 JP3131391B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=17208843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08250502A Expired - Fee Related JP3131391B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 生ごみ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3131391B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004014576A1 (ja) * | 2002-08-08 | 2004-02-19 | Ota Chuzosho Co., Ltd. | 有機廃棄物処理装置 |
US20100265791A1 (en) * | 2007-11-05 | 2010-10-21 | Thinky Corporation | Mixing and degassing apparatus |
JP2014083510A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Fujio Hori | 容器回転装置 |
JP2014094380A (ja) * | 2014-01-10 | 2014-05-22 | Fujio Hori | 容器回転装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101509591B1 (ko) | 2013-06-25 | 2015-04-07 | 주식회사 남신테크 | 음식물쓰레기 처리기용 착탈식 쓰레기통 |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP08250502A patent/JP3131391B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|---|
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US20100265791A1 (en) * | 2007-11-05 | 2010-10-21 | Thinky Corporation | Mixing and degassing apparatus |
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Publication number | Publication date |
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JP3131391B2 (ja) | 2001-01-31 |
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