JPH0774112B2 - 有機性廃棄物の処理装置 - Google Patents

有機性廃棄物の処理装置

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JPH0774112B2
JPH0774112B2 JP3296497A JP29649791A JPH0774112B2 JP H0774112 B2 JPH0774112 B2 JP H0774112B2 JP 3296497 A JP3296497 A JP 3296497A JP 29649791 A JP29649791 A JP 29649791A JP H0774112 B2 JPH0774112 B2 JP H0774112B2
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drum
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hot air
organic waste
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耕一 宮田
久次郎 藤本
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株式会社ミヤタテクニカル
藤本 久司
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    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
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    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生ゴミ等の有機性廃棄
物を処理して、肥料化又は飼料化する有機性廃棄物の処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生ゴミ等の有機性廃棄物の処理を行う装
置としては、例えば、特開平1−145388号公報等
に示すものがある。これらのものでは、加熱装置及び攪
拌装置を備えた処理槽が少なくとも2槽以上直列に配置
されており、各処理槽に有機性廃棄物が順次移送され
て、処理された後、処理物が排出されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置では、
処理槽が2槽以上必要で、装置が複雑であると共に、処
理時間が、2〜3日を要するという問題があった。本発
明の目的は、簡易な構造であって、極めて短時間で処理
を行うことができる有機性廃棄物の処理装置を提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴とするところは、横設されて、軸心回
りに回転駆動されるドラムと、ドラムの両端開口を施蓋
する一対の蓋体と、ドラム内へ熱風を供給する熱風供給
装置とを有し、一方の蓋体に、熱風供給装置用の給気口
が備えられ、他方の蓋体に、排気口が備えられた有機性
廃棄物の処理装置において、ドラムが、(1) 軸心方
向中央部を構成し、軸心方向に関して、一定径とされた
円筒状の円筒部と、(2) 軸心方向両側部を構成し、
円筒部に連設されると共に、軸心方向外側方に向かっ
て、テーパー状とされた一対のテーパー部とを有し、円
筒部内面にのみ攪拌羽根が周方向等間隔に複数配設され
ると共に、攪拌羽根が、円筒部内面における、両端部を
除く、軸心方向全長部分から立設され、他方の蓋体に排
気ダクトが挿通され、排気ダクトにおける、ドラム内部
側の端部に、テーパー部内に位置し且つ真下に開口する
排気口が形成された点にある。尚、給気口及び排気口
が、ドラムの軸心よりも上位とされることもある。
【0005】
【作用】有機性廃棄物の処理時には、ドラム内に、有機
性廃棄物を処理物として投入して、ドラムを回転駆動す
ると共に、熱風供給装置から熱風をドラム内に供給す
る。これによって、ドラム内に投入された処理物は攪
拌、混合されると共に、加熱されて、乾燥され、これに
より、黒褐色、細粉状の完成処理物、即ち、腐食土化し
た肥料又は飼料となる。その後、熱風供給装置によるド
ラム内への熱風の供給が停止されて、ドラム内の温度が
低下し、乾燥した完成処理物は、放冷される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1及び図2等に示すように、有機性廃棄物の処
理装置は、架台1と、ドラム2と、左右一対の支持装置
3と、蓋体4,5と、ギアモータ6と、検出スイッチ7
と、バーナ8と、排気ダクト9と、カバー10,11
と、台車12等から成る。架台1は、左右方向に横設さ
れた前後一対の横フレーム14と、各横フレーム14の
左右両端部から下設された4本の脚部15と、両横フレ
ーム14の左右両端部を夫々連結する左右一対宛の連結
フレーム16と、架台1の左右両端部で各一対の連結フ
レーム16の前後方向中央部上面を夫々連結する連結板
17,18とから成る。
【0007】図3乃至図5に示すように、ドラム2は、
架台1の上方で左右方向に横設されて、回転駆動される
もので、本体20と、着脱蓋21から成る。本体20
は、その軸心方向中央部を構成し且つ軸心方向に関して
一定径とされた円筒状の円筒部23と、本体20の軸心
方向両端部側を構成し且つ軸心方向外側方に向かってテ
ーパー状とされたテーパー部24,25と、各テーパー
部24,25の外端部に付設されたリング部26,27
とから構成されている。円筒部23の内面のみに、周方
向に面状を呈し且つ軸心方向に配置された山形材の攪拌
羽根28が周方向等間隔に3枚配設されている。攪拌羽
根28は、円筒部23の内面における、両端部を除く、
軸心方向全長部分から立設されている。円筒部23の軸
心方向中央部には、開口部29が形成されて、この開口
部29が着脱蓋21により着脱自在に施蓋されている。
各リング部26,27の内端部には、他の部分より大径
とされた大径部30,31が形成されると共に、左側リ
ング部26の外端部には、従動スプロケット32が外嵌
固定されている。
【0008】図6に示すように、各支持装置3は、ドラ
ム2を回転自在に支持するもので、各連結板17,18
に固定されるブラケット34と、ブラケット34の前後
両端部に左右方向の支軸35により回転自在に支持され
る前後一対の鍔付きローラ36とからなり、各ローラ3
6がドラム2の各大径部30,31を転動自在に支持し
ている。各蓋体4,5は、円盤状とされると共に、外周
縁部が軸心方向内方に突出しており、ドラム2の各リン
グ部26,27に外嵌されて、ドラム2の両端開口を施
蓋している。左側蓋体4は左側連結板17にブラケット
38を介して支持されている。図7及び図8に示すよう
に、左側蓋体4には、その軸心よりも上方に位置する円
筒体39が左右方向に挿着されると共に、この蓋体4に
おける円筒体39の前後両側には、通気口40が形成さ
れている。左側蓋体4の上端内側面には、円筒体39の
上方に位置し且つ上方に突出する円弧状のカバー41が
軸心方向内方に突設されて、円筒体39よりも軸心方向
内方に突出している。右側蓋体5の軸心よりも上部に
は、挿入口42が形成されている。
【0009】ギアモータ6は、ドラム2を回転駆動する
もので、左側に一対ある連結フレーム16の内の外側の
ものの後部にモータサドル44を介して備えられてい
る。ギアモータ6からは、内側方に出力軸45が突設さ
れて、この出力軸45に駆動スプロケット46が固設さ
れ、このスプロケット46が従動スプロケット32とチ
ェーン47を介して連動連結されている。検出スイッチ
7は、近接タイプとされており、ドラム2の回転位置を
検出し、ギアモータ6を制御して、ドラム2の開口部2
9を周方向に関して任意の位置で停止させるもので、図
9に示すように、左側蓋体4の外周部の外側面にブラケ
ット49を介して着脱自在に取付けられており、従動ス
プロケット32に取付けられたボルト50を検出する。
【0010】バーナ8は、ドラム2内に熱風を供給する
熱風供給装置として例示されるもので、左側蓋体4に装
着されて、その熱風吹出筒51が円筒体39に挿通され
て、先端の給気口52が軸心方向内方に開口している。
尚、熱風吹出筒51は、カバー41よりも軸心方向内方
に突出していない。排気ダクト9は、簡易集塵式とされ
て、ドラム2内から排気するためのもので、立設された
角筒状の本体54と、本体54の上部内側面から内側方
に突設され且つ本体54と連通する挿入部55等から成
る。本体54は右側連結板18に取付けられると共に、
その内側面に右側蓋体5が取付けられている。本体54
の下端部には、粉塵等を取り出すための取出口56が形
成されて、この取出口56にキャップ57が着脱自在に
施蓋されている。又、本体54の上端部には排気筒58
が連設されている。挿入部55は右側蓋体5の挿入口4
2から内部に挿入されており、その先端部の下面には、
ドラム2内から排気するための排気口59が、テーパー
部25内で、真下に開口しており、排気口59はドラム
2の軸心よりも上位とされている。
【0011】各カバー10,11は、架台1の横フレー
ム14に着脱自在に取付けられており、左側カバー10
は、ギアモータ6、バーナ8、駆動スプロケット、従動
スプロケット32及びチェーン等を覆被し、右側カバー
11は排気ダクト9等を覆被する。台車12は、上方及
び右側方に開口するもので、架台1に内有状とされて、
ドラム2の下方に位置する。
【0012】処理装置により、有機性廃棄物の処理、例
えば、発酵乾燥処理を行う場合には、次のように行う。
即ち、発酵乾燥処理を行う有機物としては、例えば、
頭、骨付魚のアラや残飯等を使用し、これらの含水率は
65〜75%程度である。このような有機物に含水率1
0%程度の乾燥おから又はおがくずを水分調整材として
加え、水分率40〜60%の範囲に調整して処理物を形
成する。又、発酵乾燥処理時に併用される上壌菌は、到
適活動範囲が温度60〜75℃、水分率50%前後のも
のが選定され、例えば、市販のMU菌(長野県松本市大
字入山辺8961 内城農法研究所製)が好適である。
【0013】処理時には、まず、ドラム2を開口部29
を上側とした状態で停止させると共に、着脱蓋21を取
り外しておき、水分調節された処理物と土壌菌を、重量
比で、1対1/10000の割合で配合して、ドラム2
内にその開口部29から投入する。この場合において、
通気口40、給気口52及び排気口59がドラム2の軸
心よりも上位とされているので、ドラム2内に、処理物
を、良好な攪拌混合が可能な軸心位置まで投入でき、作
業能率を向上できる。次に、ギアモータ6を駆動して、
ドラム2を回転駆動すると共に、バーナ8から給気口5
2を介して熱風をドラム2内に供給する。
【0014】これにより、ドラム2内に投入された処理
物及び土壌菌は、ドラム2の回転により、ドラム2の内
面と連れ回って、全体的に反転させられながら、攪拌、
混合される。これを、処理槽内に、回転駆動される攪拌
混合用スクリユーが備えられている一例と比較した場合
に、上記一例では、攪拌混合が部分的にとどまるのに対
し、本発明では、攪拌混合を全体的に行え、攪拌混合を
より良好に行える。又、本発明では、ドラム2内に大き
な処理物を投入した場合でも、処理物がスクリュー等に
絡んで、撹拌混合が不能になることがないと共に、スク
リュー等に絡んだ処理物を取り除く処理を行う必要もな
い。更に、ドラム2内に誤って異物が投入された場合で
も、スクリュー等が破損、損傷することもない。
【0015】又、上記の場合において、ドラム2の軸心
方向両端部が、軸心方向中央部に向かうテーパー状のテ
ーパー部24,25とされているので、テーパー部2
4,25上の処理物はドラム2の回転に伴い、軸心方向
中央部側に送られて、その攪拌混合がより一層良好に行
われると共に、処理物が給気口52及び排気口59に行
きにくく、給気口52及び排気口59が処理物で詰まる
惧れはない。特に、給気口52の上方に、給気口52よ
りも軸心方向内側方に突出するカバ−41があるので、
給気口52に処理物が行きにくく、給気口52が詰まり
にくいと共に、カバー41は、上方に突出する円弧状と
されているので、カバー41上に処理物が乗っても、容
易に落ちる。又、ドラム2の軸心方向一端部内に挿入部
55が挿入され、挿入部55の挿入部分に、ドラム2の
テーパー部25内で真下に開口する排気口59が形成さ
れて、排気口59が軸心方向内側方に開口していないの
で、給気口52からドラム2内に供給された熱風が排気
口59から直接出にくく、熱効率を向上できる。
【0016】又、上記の場合において、ドラム2内面
に、有機性廃棄物及び土壌菌を攪拌混合する攪拌羽根2
8が備えられているので、攪拌混合を更に良好に行え
る。更に、 イ.攪拌羽根28が、ドラム2の円筒部23内面におけ
る、両端部を除く、軸心方向全長部分から立設されてい
るので、円筒部23の軸心方向中央部側の処理物を大き
く掻き上げることができる。 ロ.攪拌羽根28が、円筒部23内面における両端部に
は形成されていないので、攪拌羽根28が、円筒部23
の両端部側の処理物を掻きあげることがない。 ハ.攪拌羽根28が円筒部23にのみ配設されているの
で、攪拌羽根28が、テーパー部24,25内の処理物
を掻き上げることがない。 等の作用を奏するので、ドラム2内の処理物の表面を、
正面から視て(図3に示す状態で)、上方に湾曲突状と
できて、その表面積を大とでき、これにより、熱風との
接触面積を大とできて、処理時間を短縮できる。
【0017】又、上記ロにより、テーパー部24,25
が処理物を円筒部23側に送る作用が阻害されず、処理
物の攪拌、混合作用が阻害されない。更に、排気口59
が、テーパー部25内に位置して、真下に開口している
ことと、上記ロ、ハの相乗作用により、排気口59が処
理物で詰まることを更に良好に防止できる。ところで、
バーナ8から供給される250〜350℃の熱風によ
り、ドラム2内の温度は急速に上昇し、これにより、ド
ラム2内の上層部は300〜350℃に達する。これに
よって、処理物の温度は、運転開始後、約20分で約6
0℃に加熱され、又、処理物の水分率は投入時より2〜
3%低下する。この場合、ドラム2全体が高温となっ
て、このドラム2内面と処理物が連れ回るので、処理物
の乾燥がより一層良好に行われる。
【0018】ところで、上記のようなドラム2の回転駆
動と、バーナ4からのドラム2内への熱風の供給によ
り、発酵処理が進行し、処理物は連続して熱風を受けて
更に加熱されると共に、発酵処理速度が高進する。この
状態で約30分間経過すると、処理物の温度は約75℃
となり、水分率は投入時より5〜7%低下し、ここで処
理物は準完熟状態となる。この準完熟処理された中間処
理物は、更にバーナ8からの熱風により、乾燥処理が行
われる。この乾燥処理を約30分行うと、処理物の温度
は約85℃に上昇し、水分率は10%以下に低下して、
黒褐色、細粉状の完成処理物、即ち腐食土化した肥料又
は飼料となる。上記のようにして、有機性廃棄物は、ド
ラム2内で土壌菌の作用と熱風とにより発酵及び乾燥が
促進され、投入から約1時間半で黒褐色、細粉状の完成
処理物、即ち腐食土化した肥料又は飼料とされる。
【0019】即ち、高温の熱風をドラム2内に供給する
ことにより、土壌菌の最適活動温度域に極めて短時間に
加熱できると共に、有機性廃棄物の高温処理が行えるの
で、発酵処理時間を著しく短縮することができ、しか
も、1個のドラム2で発酵処理に連続して乾燥処理が行
え、構造が簡易である。そして、上記のように乾燥する
と、バーナ8によるドラム2内への熱風の供給が停止さ
れ、通気口40からの外部の空気により、ドラム2内の
温度が低下して、乾燥した完成処理物は、放冷される。
完成処理物の温度が低下すれば、一旦、ギアモータ6の
駆動を停止して、着脱蓋21を取外し、開口部29を開
放する。この状態で、ドラム2の下方に台車12を配置
して、ギアモータ6により、ドラム2を回転駆動する。
【0020】これにより、ドラム2の回転に伴い、その
内部の完成処理物は開口部29から順次台車12内に落
下する。尚、上記の間において、ドラム2内の蒸発水分
及び、乾燥してドラム2内に浮遊する粉塵は排気ダクト
9の挿入部55の排気口59を介して本体54に入り、
粉塵は本体54の下方に溜まり、ガス成分は挿入部55
を介して外部に俳出される。又、本体54の下部に溜ま
った粉塵は、キャップ57を取り外すことにより、取出
口56から容易に取出すことができる。尚、ドラム2の
リング部26,27と蓋体4,5間には、隙間がある
が、この隙間には、完成処理物が詰まって、シールされ
るので、2回目の処理からは、上記隙間から有機性廃棄
物が漏れ出たりすることはない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
処理物全体を良好に攪拌、混合できると共に、処理時間
を著しく短縮でき、しかも、構造が簡単で、処理物によ
り給気口が詰まりにくい。又、 イ.攪拌羽根が、ドラムの円筒部内面における、両端部
を除く、軸心方向全長部分から立設されているので、円
筒部の軸心方向中央部側の処理物を大きく掻き上げるこ
とができる。 ロ.攪拌羽根が、円筒部内面における両端部には形成さ
れていないので、攪拌羽根が、円筒部の両端部側の処理
物を掻きあげることがない。 ハ.攪拌羽根が円筒部にのみ配設されているので、攪拌
羽根が、テーパー部内の処理物を掻き上げることがな
い。 等の作用を奏するので、処理時に、ドラム内の処理物の
表面を、正面から視て、上方に湾曲突状とできて、その
表面積を大とでき、これにより、熱風との接触面積を大
とできて、処理時間を短縮できる。更に、攪拌羽根を備
えたにもかかわらず、上記ロにより、テーパー部が処理
物を円筒部側に送る作用が阻害されず、処理物の撹拌、
混合作用が阻害されない。又、排気口が、テーパー部内
に位置し且つ真下に開口していることと、上記ロ、ハの
相乗作用により、排気口が処理物で詰まる惧れがない。
更に、排気口が軸心方向内側方に開口していないので、
給気口からドラム内に供給された熱風が排気口から直接
出にくく、熱効率を向上できる。又、請求項2のよう
に、給気口及び排気口をドラムの軸心よりも上位とすれ
ば、ドラム内に、処理物を、良好な攪拌混合が可能な軸
心位置まで投入でき、作業能率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す全体正面図である。
【図2】 同全体側面図である。
【図3】 同正面断面図である。
【図4】 図1のA−A線矢視断面図である。
【図5】 図3のB−B線矢視断面図である。
【図6】 図4のC−C線矢視断面図である。
【図7】 図3のD−D線矢視断面図である。
【図8】 図7のE−E線矢視断面図である。
【図9】 図4のF−F線矢視断面図である。
【符号の説明】 2…ドラム、8…バーナ(熱風供給装
置)、52…給気口、59…排気口、9…排気ダクト、
24,25…テーパー部、28…攬拌羽根。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横設されて、軸心回りに回転駆動される
    ドラムと、 ドラムの両端開口を施蓋する一対の蓋体と、 ドラム内へ熱風を供給する熱風供給装置と を有し、 一方の蓋体に、熱風供給装置用の給気口が備えられ、 他方の蓋体に、排気口が備えられた有機性廃棄物の処理
    装置において、 ドラムが、 (1) 軸心方向中央部を構成し、軸心方向に関して、
    一定径とされた円筒状の円筒部と、 (2) 軸心方向両側部を構成し、円筒部に連設される
    と共に、軸心方向外側方に向かって、テーパー状とされ
    た一対のテーパー部とを有し、 円筒部内面にのみ攪拌羽根が周方向等間隔に複数配設さ
    れると共に、 攪拌羽根が、円筒部内面における、両端部を除く、軸心
    方向全長部分から立設され、 他方の蓋体に排気ダクトが挿通され、 排気ダクトにおける、ドラム内部側の端部に、テーパー
    部内に位置し且つ真下に開口する排気口が形成されたこ
    とを特徴とする有機性廃棄物の処理装置。
  2. 【請求項2】 給気口及び排気口が、ドラムの軸心より
    も上位とされた請求項1記載の有機性廃棄物の処理装
    置。
JP3296497A 1991-10-15 1991-10-15 有機性廃棄物の処理装置 Expired - Lifetime JPH0774112B2 (ja)

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