JP3298511B2 - 厨芥処理機 - Google Patents

厨芥処理機

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JP3298511B2 JP17553398A JP17553398A JP3298511B2 JP 3298511 B2 JP3298511 B2 JP 3298511B2 JP 17553398 A JP17553398 A JP 17553398A JP 17553398 A JP17553398 A JP 17553398A JP 3298511 B2 JP3298511 B2 JP 3298511B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に家庭の台所で発
生する生ごみを処理する厨芥処理機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の厨芥処理機において、特に厨芥を
乾燥させて処理する方法として、厨芥を収納した乾燥庫
の上部に加熱用のヒータとファンを設けて、厨芥を撹拌
しながら厨芥に温風を当てて乾燥処理する温風方式、乾
燥庫の底部を加熱して乾燥庫内の厨芥を煮沸させて乾燥
処理する直接加熱方式、蒸気を乾燥庫の外周に循環させ
て大きな熱容量で乾燥させる蒸気方式などがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の内、温風方
式の場合、厨芥が乾燥するに従い、乾燥して軽くなった
厨芥が舞い上がり、それがヒータに付着して、焦げ臭を
発するなどの問題があった。
【0004】また、直接加熱方式の場合、乾燥庫の加熱
温度を上げると、乾燥庫の内壁に厨芥が焦げ付くなどの
問題があった。さらに乾燥庫が高温になるため、乾燥庫
を形成する材料などが限られてしまう問題もあった。さ
らに乾燥庫の底部が高温になるため、他の構成部品に熱
影響が及ぼさないように複雑な断熱構成をとる必要があ
り高価なものになっていた。
【0005】また、蒸気で加熱する方式では、蒸気用の
設備が必要であるなど構造が複雑で大型となり、家庭の
台所等の近傍で使用することができなかった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、厨芥
を効率よく乾燥させるとともに、安価で小型な厨芥処理
機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、生ごみを収納する生ごみ収納容器の下部をヒ
ーターで加熱し、生ごみ収納容器に伝達された熱で生ご
み収納容器内の生ごみを加熱し、加熱時に生ごみから発
生する水蒸気を、生ごみ収納容器内部と外気と連通する
吸気口から取り入れられる外気と共に排気通路を通じて
強制的に排出手段で外部に排出するようにしたもので、
水蒸気の排気が促進され乾燥時間が短縮される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
生ごみを収納する生ごみ収納容器と、前記生ごみ収納容
器の下部を加熱するヒーターと、本体に開閉自在に設け
られると共に前記生ごみ収納容器の開口を覆う蓋と、
本体に内蔵された脱臭装置と、前記生ごみ収納容器内
部と外気と連通する吸気口と、前記生ごみ収納容器内の
水蒸気を前記脱臭装置を経て外部に排出する排気通路
と、同水蒸気を強制的に外部に排出する排出手段を備
え、前記生ごみ収納容器と前記脱臭装置との間の排気通
路の一部を前記蓋内に設けたもので、加熱時に生ごみか
ら発生する水蒸気を、生ごみ収納容器内部と外気と連通
する吸気口から取り入れられる外気と共に排気通路を通
じて強制的に排出手段で外部に排出するようにしたもの
で、水蒸気の排気が促進され乾燥時間が短縮される。
【0009】また、生ごみの加熱時に発生する臭気を除
く脱臭装置を備えたもので、水蒸気に含まれる臭気が除
去され、快適に使用できる。
【0010】本発明の請求項2記載の発明は、排出手段
を排気通路の後段に設けた吸気手段で形成したもので、
生ごみ収納容器内部並びにそれに連通した排気通路に負
圧が加わるので、その間での蒸気漏れや、臭気漏れが起
こりにくいので、シール構成が容易になる。
【0011】本発明の請求項3記載の発明は、脱臭装置
の後段に吸気手段を配したもので、脱臭装置取り付け部
での蒸気漏れや、臭気漏れが起こりにくく、さらに脱臭
装置内部での通風抵抗が小さくなり、脱臭装置の能力を
有効に活用できる。
【0012】本発明の請求項4記載の発明は、生ごみ収
納容器の内部に、生ごみを攪拌する攪拌手段を備えたも
ので、乾燥が均等に行われると共に、部分的な異常加熱
で乾燥したごみが焦げることがない。
【0013】本発明の請求項5記載の発明は、吸気手段
を送風ファンで形成したもので、安価で構成が簡単にな
る。
【0014】本発明の請求項6記載の発明は、吸気手段
をモータで回転駆動される遠心ファンで形成し、前記遠
心ファンの吸気側と排気通路を連通させたもので、蒸気
の排出能力が大幅に向上する。
【0015】
【実施例】(実施例1) 以下、本発明の第1の実施例について図1〜図3をもと
に説明する。
【0016】図において、12は生ゴミを収納する生ご
み収納容器で、11は前記生ごみ収納容器12を受ける
乾燥用容器である。40は生ごみ収納容器12の上部を
支持する支持体で、乾燥用容器11の上方開口部の開口
縁に取着されている。さらにその支持体40は、生ごみ
収納容器12を形成する材料よりも熱膨張係数の小さい
材料で成形されている。
【0017】生ごみ収納容器12を乾燥用容器11内に
収納したとき、生ごみ収納容器12の外壁と乾燥用容器
11の内壁との間の隙間で空気層41を形成している。
前記隙間は、下方すなわち乾燥用容器11の後述のヒー
タ30側底部において大きく設定し、上方に向かって次
第に狭くなるように設定している。
【0018】さらに詳細に述べると、乾燥用容器11の
側面はほぼ垂直に設定してあり、一方生ごみ収納容器1
2の側面は、上方へ行くほど径が大きくなるすり鉢状の
形状に設定してある。42は生ごみ収納容器12の外周
側面に垂直方向に複数個設けられたリブで、その径方向
の先端が乾燥用容器11の内壁に接するように設定され
ている。
【0019】生ごみ収納容器12の内壁には固定刃13
が設けられている。14は固定刃13と交差しながら回
転する回転刃で、センター軸16に連結されている。セ
ンター軸16は、乾燥用容器11底部に設けた接続装置
17により着脱自在に回転軸18に連結されており、回
転軸18には、回転モータ15の回転がプーリー19と
ベルト23、および小ギヤと大ギヤからなる減速装置2
3により減速されて伝達される。これら固定刃13と回
転刃14により生ごみ収納容器12の内部の生ごみを粉
砕撹拌する粉砕撹拌手段を構成している。
【0020】30は乾燥用容器11を加熱するヒ−タで
あり、乾燥用容器11の底部に略円環状に配置し、その
径は乾燥用容器11の下部とほぼ同一に設定してある。
31はヒータ温度やモータの回転をコントロールするた
めの制御回路を収納する回路ケースである。33は乾燥
用容器11を覆う円筒状の断熱ケースで、内部に断熱材
34を配備してある。24は厨芥処理機本体に開閉可能
に設けた蓋で、生ごみ収納容器12の開口を蓋24に取
着したパッキン25にてシールしている。
【0021】36は蓋24の内側に設けた裏蓋37に設
けた吸気口である。20は、図3に示すように、蓋24
の内側に設けた裏蓋37に設けた排出口であり、小パッ
キン38に至るまで空気通路を形成している。小パッキ
ン38は、吸気フィルタ39と蓋24閉時に当接するよ
う配置してあり、吸気フィルタ39は本体側に設けた排
気ホース21と連通されている。さらに排気ホース21
は脱臭装置22に接続されている。
【0022】脱臭装置22の排気側には、遠心ファン2
6とモータ27からなる吸引手段を有しており、生ごみ
収納容器12内の蒸気は吸引されることより、裏蓋37
の排出口20から脱臭装置22に至って外部へ排出され
る。
【0023】以上のように構成された厨芥処理機におい
て、その動作を説明する。生ごみ収納容器12に投入さ
れた生ごみは、回転刃14により攪拌されると共に回転
刃14と固定刃13により粉砕される。ヒータ30によ
り加熱された乾燥用容器11は、生ごみ収納容器12に
全周から熱を伝え、生ごみ収納容器12内の温度が上昇
して生ごみが加熱される。加熱された生ごみからは水蒸
気が発生し、生ごみ収納容器12上部の排出口20から
排出される。
【0024】排出された水蒸気は遠心ファン26とモー
タ27からなる吸引手段により吸引され、吸気フィルタ
39、排気ホース21を通り、脱臭装置22にて臭いを
除去された後、外部に排出される。よって乾燥中は異臭
もない上、粉砕、乾燥された生ごみは、生ごみ収納容器
12に残るが、嵩が減っており、棄てやすく、また乾燥
して水分活性が低下しているので、腐敗したりカビが発
生することはない。従って生ごみ収納容器12が一杯に
なるまで、次々、乾燥した生ごみの上に生ごみを入れて
乾燥処理することができる。よって生ごみに比べ、扱い
やすく、減量され、処理しやすいごみに変換することが
できる。
【0025】生ごみ収納容器12はすり鉢状の形状にな
っているため、生ごみ収納容器12の外壁と乾燥用容器
11の内壁との間の隙間は、上方に向かって次第に狭く
なるように設定されているので、ヒータ30に近い乾燥
用容器11底部の温度は高くなる( 約250℃)が、底
部では生ごみ収納容器12と乾燥用容器11との隙間が
大きいため、生ごみ収納容器12の温度は低く抑えられ
る( 約130℃) 。
【0026】一方、乾燥用容器11側面は上に行くほど
ヒータ30の熱が伝わりにくく、温度が低下してくる
(約160℃)が生ごみ収納容器12と乾燥用容器11
との隙間が狭いため、生ごみ収納容器12への熱伝達は
良くなり、底面とほぼ同じ温度になる( 約130℃) 。
【0027】よって生ごみ収納容器12は、上下方向に
渡ってほぼ均一の温度に加熱されるので比較的低い温度
でも従来の温風を送り込む方式と同等の加熱能力を発揮
し、生ごみを短時間で乾燥することができる。しかもヒ
ータ温度が高くなっていても生ごみ収納容器12の温度
は耐熱樹脂で耐えられる温度で抑えられるので、直接生
ごみ収納容器12を加熱する方法に比べ、形成が自由な
材料で形成することができる。また樹脂でも形成できる
ので金属で形成する場合と比べ、表面の剥離性をあげる
ことができ、こびり付きも少なくなるなどその効果は大
なるものがある。
【0028】又、生ごみ収納容器12の上部が、生ごみ
収納容器12の材料よりも熱膨張係数の小さい材料で成
形され乾燥用容器11に取着した支持体40で支持され
ているので、加熱温度が上がるほど生ごみ収納容器が支
持体40に圧接され、生ごみ収納容器12と乾燥用容器
11とので形成される空気層41の熱気が逃げにくくな
り、より熱効率があがって乾燥が速くなる。
【0029】また生ごみ収納容器12の側面外周に設け
た複数個のリブ42の先端を乾燥用容器11に接するよ
うに設定することにより、空気層41内の熱対流をスム
ーズにし、かつ温度が上がりにくい生ごみ収納容器12
側面に乾燥用容器11の熱がリブ42を介して伝わるこ
とにより、さらに生ごみ収納容器11の加熱効率をあげ
るとともに、生ごみ収納容器12の乾燥用容器11内の
がたつきをおさえることができる。
【0030】また生ごみ収納容器12をすり鉢状の形状
にして側面を傾斜させることにより、上昇する熱対流か
ら熱を受けやすくなり、加熱効率を上げるとともに、投
入ごみが攪拌部を有する生ごみ収納容器12底部中央へ
集める効果を有し、粉砕されやすくなり、乾燥効率を上
げることができる。さらにヒータ30は、円形に形成
し、発熱部の位置を乾燥用容器11側壁の下方に配備し
たことにより、上方に上がるヒータの熱の範囲内に乾燥
用容器11側面が位置するため、乾燥用容器11側面の
温度が上がりやすくなり、結果として生ごみ収納容器1
2の温度分布が均一になるとともに、中央に有する攪拌
部に対し、スペースを有効に活用でき、コンパクトな構
造に結び付けることができる。
【0031】(実施例2) 次に第2の実施例を図4、図5を用いて説明する。上記
実施例と同一部分については、同一符号を付してその説
明を省略する。
【0032】35は乾燥用容器11の底部に設けられ、
外気と連通する吸引口で、43は生ごみ収納容器12内
部と空気層41とを連通する第二の吸気口で、生ごみ収
納容器12の上部に設けられている。
【0033】33は略円筒状の断熱ケースで、乾燥用容
器11の外周を覆い、熱を保温するとともに内方に向け
て熱を反射させ、乾燥用容器11の加熱を促進するため
のものである。そして乾燥用容器11と断熱ケース33
とで第二の空気層45が形成されている。44は断熱ケ
ース33の底部に設けられ外気と連通した空気取り入れ
口である。
【0034】上記構成による作用は以下の通りである。
【0035】空気取り入れ口44より流入する外気は、
吸引口35を経て、空気層41に入り、下から上へ迂回
するように通過する。その際、外気は空気層41の熱対
流にのって移動するため、通過中に外気は加熱され、仮
に外気が低温でも第二の吸気口43を経て生ごみ収納容
器12に入る際には、高い温度になっている。よって生
ごみ収納容器12に温風が送り込まれることになり、乾
燥が一層促進される。
【0036】また上昇気流に乗って外気が上昇するた
め、遠心ファン26とモータ27からなる吸引手段の能
力に加えて吸引力が働くことになり、モータ27の負荷
が低減されることになる。
【0037】また乾燥用容器11と断熱ケース33との
間の第二の空気層45により、断熱効果が一層たかま
り、さらに空気取り入れ口44からの外気が第二の空気
層45内でも対流し、乾燥用容器11の底部の熱を乾燥
用容器11の側面上部に伝える効果をなし、乾燥用容器
11の加熱効率が上がり、省電力で乾燥処理することが
できる。
【0038】(実施例3) 次に第3の実施例を図6を用いて説明する。なお、上記
実施例と同一部分については、同一符号を付してその説
明を省略する。
【0039】蓋24の下面の裏蓋37には生ごみ処理容
器12内部の空気を攪拌するファン46が設置されてい
る。47はファン46を回すモ−タ、48はファン46
によって発生した風を下方に導くガイド、49は面全体
に空気が通過する開口を有するファンカバ−である。モ
−タ47の回転軸47aが貫通する箇所に吸気口50を
設け、蓋24内部を通る外気を生ごみ収納容器12内に
導入する。
【0040】51は、乾燥用容器11の外周部に巻かれ
た第2のヒ−タで、生ごみ収納容器12の側壁を間接的
に加熱するためのものである。好ましくは、第2のヒー
タ51は生ごみ収納容器12の高さ方向の温度分布を考
慮して上方に設けるのがよい。
【0041】上記構成による作用は以下の通りである。
【0042】遠心ファン26の吸引力によって、蓋24
内の空気は吸気口50から生ごみ収納容器12と蓋24
で囲まれた空間に取り入れられる。乾燥用容器11の外
周部に巻かれた第2のヒ−タ51によって生ごみ収納容
器12の側壁が加熱される。蓋24の下面に設けたファ
ン46は生ごみ収納容器12内の空気を攪拌し、この
時、生ごみ収納容器12の側壁の熱も奪って生ごみ収納
容12器内の空気の温度を高め、高温度の空気を循環さ
せることにより、生ごみの乾燥速度を早めることができ
る。
【0043】さらに、蓋24の下面に設けたファン46
により生ごみ収納容器12内の空気を攪拌し、底面の熱
を奪って生ごみ収納容器12内の温度を均一にすると共
に生ごみの表面の蒸気を飛散させることによって蒸気の
発生を促進させて乾燥速度を早めることができる。
【0044】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明によれば、
生ごみを収納する生ごみ収納容器と、前記生ごみ収納容
器の下部を加熱するヒーターと、本体に開閉自在に設け
られると共に前記生ごみ収納容器の開口を覆う蓋と、
本体に内蔵された脱臭装置と、前記生ごみ収納容器内
部と外気と連通する吸気口と、前記生ごみ収納容器内の
水蒸気を前記脱臭装置を経て外部に排出する排気通路
と、同水蒸気を強制的に外部に排出する排出手段を備
え、前記生ごみ収納容器と前記脱臭装置との間の排気通
路の一部を前記蓋内に設けたもので、加熱時に生ごみか
ら発生する水蒸気を、生ごみ収納容器内部と外気と連通
する吸気口から取り入れられる外気と共に排気通路を通
じて強制的に排出手段で外部に排出するようにしたもの
で、水蒸気の排気が促進され乾燥時間が短縮される。
【0045】また、生ごみの加熱時に発生する臭気を除
く脱臭装置を備えたもので、水蒸気に含まれる臭気が除
去され、快適に使用できる。
【0046】本発明の請求項2記載の発明によれば、排
出手段を排気通路の後段に設けた吸気手段で形成したも
ので、生ごみ収納容器内部並びにそれに連通した排気通
路に負圧が加わるので、その間での蒸気漏れや、臭気漏
れが起こりにくいので、シール構成が容易になる。
【0047】本発明の請求項3記載の発明によれば、脱
臭装置の後段に吸気手段を配したもので、脱臭装置取り
付け部での蒸気漏れや、臭気漏れが起こりにくく、さら
に脱臭装置内部での通風抵抗が小さくなり、脱臭装置の
能力を有効に活用できる。
【0048】本発明の請求項4記載の発明によれば、生
ごみ収納容器の内部に、生ごみを攪拌する攪拌手段を備
えたもので、乾燥が均等に行われると共に、部分的な異
常加熱で乾燥したごみが焦げることがない。
【0049】本発明の請求項5記載の発明によれば、吸
気手段を送風ファンで形成したもので、安価で構成が簡
単になる。
【0050】本発明の請求項6記載の発明によれば、吸
気手段をモータで回転駆動される遠心ファンで形成し、
前記遠心ファンの吸気側と排気通路を連通させたもの
で、蒸気の排出能力が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す厨芥処理機の全体
断面図
【図2】同厨芥処理機の斜視図
【図3】同厨芥処理機の要部断面図
【図4】本発明の第2の実施例を示す厨芥処理機の全体
断面図
【図5】同厨芥処理機の要部断面図
【図6】本発明の第3の実施例を示す厨芥処理機の全体
断面図
【符号の説明】 11 乾燥用容器 12 生ごみ収納容器 20 排出口 24 蓋 26 遠心ファン 30 ヒータ 33 断熱ケース 34 断熱材 35 吸引口 36 吸気口 37 裏蓋 40 支持体 41 空気層 42 リブ 43 第二の吸気口 44 空気取り入れ口 45 第二の空気層 46 ファン 51 第2のヒ−タ
フロントページの続き (72)発明者 三島 基道 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 横山 隆文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 伊藤 健二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 小立 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−49977(JP,A) 特開 平8−14749(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 303 B09B 5/00 F26B 1/00 - 25/22 B65F 1/00 - 1/16

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみを収納する生ごみ収納容器と、前
    記生ごみ収納容器の下部を加熱するヒーターと、本体に
    開閉自在に設けられると共に前記生ごみ収納容器の開口
    覆う蓋と、前記本体に内蔵された脱臭装置と、前記生
    ごみ収納容器内部と外気と連通する吸気口と、前記生ご
    み収納容器内の水蒸気を前記脱臭装置を経て外部に排出
    する排気通路と、同水蒸気を強制的に外部に排出する排
    出手段を備え、前記生ごみ収納容器と前記脱臭装置との
    間の排気通路の一部を前記蓋内に設けた厨芥処理機。
  2. 【請求項2】 排出手段を排気通路の後段に設けた吸気
    手段で形成した請求項1記載の厨芥処理機。
  3. 【請求項3】 脱臭装置の後段に吸気手段を配した請求
    項2記載の厨芥処理機。
  4. 【請求項4】 生ごみ収納容器の内部に、生ごみを攪拌
    する攪拌手段を備えた請求項1〜3のいずれか1項記載
    の厨芥処理機。
  5. 【請求項5】 吸気手段を送風ファンで形成した請求項
    2〜4のいずれか1項記載の厨芥処理機。
  6. 【請求項6】 吸気手段をモータで回転駆動される遠心
    ファンで形成し、前記遠心ファンの吸気側と排気通路を
    連通させた請求項2〜4のいずれか1項記載の厨芥処理
    機。
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