JPH1092919A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH1092919A JPH1092919A JP8244445A JP24444596A JPH1092919A JP H1092919 A JPH1092919 A JP H1092919A JP 8244445 A JP8244445 A JP 8244445A JP 24444596 A JP24444596 A JP 24444596A JP H1092919 A JPH1092919 A JP H1092919A
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Abstract
ゲート電極膜端部近傍の電界集中に起因したMOS型ト
ランジスタのリーク電流増加あるいは耐圧特性の低下を
引き起こすことのないような素子分離酸化膜構造を有す
る半導体装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 溝分離構造を有する半導体装置におい
て、従来の方法で選択的に溝表面を酸化した後、酸化防
止膜を除去し基板あるいは溝表面の酸化膜のみが露出し
た状態で再び基板表面全体を酸化し、溝上端近傍の酸化
膜形状に曲率を持たせた構造にする。
Description
離構造を有する半導体装置及びその製造方法に関する。
に絶縁分離する構造としてLOCOS(Local Oxidatio
n of Silicon)構造がある。この構造は基板表面を選択
的に酸化して厚い熱酸化膜を形成したものであり、多く
の半導体装置に採用されている。しかしながらこのLO
COS構造は加工精度が低く、ディープサブミクロンデ
バイスのように熱酸化膜の加工寸法精度を要求される高
集積化半導体装置の絶縁分離構造には適していない。高
集積化を要求される半導体装置の絶縁分離構造としてL
OCOS構造に代わり例えば特開昭63−143835号公報に
開示されているような基板表面に浅溝を形成しその溝部
分を選択的に酸化して熱酸化膜を形成する、いわゆる選
択酸化法の溝分離構造が採用され始めている。
て平面寸法の小さな素子分離酸化膜が形成できるという
利点があることから0.5μm以下の加工寸法精度が要
求されるディープサブミクロンデバイス製造に好適であ
る。
るシリコン基板表面を酸化してシリコン熱酸化膜を形成
する場合、形成された熱酸化膜とシリコン基板との界面
に大きな機械的応力が発生する。これは、シリコン基板
(Si)の一部が酸化されて熱酸化膜(SiO2)に変
化する際に約2倍の体積膨張をするためである。この機
械的応力が増加するとシリコン基板内に転位や積層欠陥
等の結晶欠陥が発生しやすくなり半導体装置の信頼性を
劣化させる。また、酸化反応自体(酸化種の拡散挙動や
酸化界面での反応率等)が応力の影響を受けて成長する
酸化膜の形状が変化することが明らかになっている。発
生する応力は、二次元あるいは三次元形状の端点(角
点)近傍で集中して発生するため、この応力集中場では
特に結晶欠陥や形状変化に注意しなければならない。
構造の製造工程の模式図である。図1に示したように従
来の方法では、シリコン基板1の表面にパッド酸化膜
(シリコン熱酸化膜)2を介して酸化防止膜3を堆積し
た後、素子分離酸化膜を形成したい領域の酸化防止膜
3、パッド酸化膜2及びシリコン基板1を部分的に除去
して溝を形成(図1(b))し、その溝部分を酸化して
シリコン熱酸化膜5を形成する。この溝分離構造におい
ては、必ず基板の溝上端あるいは下端近傍に端点(角
点)が存在するため、この端点(角点)近傍に応力集中
場が形成される。この応力集中場の形成により、特に溝
上端近傍の基板形状が図1(c)に示したように鋭角に
とがった形状4に酸化される場合がある。素子分離用酸
化膜形成後、図1(d)に示すように酸化保護膜3に覆
われていた素子形成領域にトランジスタ、容量等の電子
回路を形成するが、このような鋭角部4が基板表面に残
留すると例えばA.Bryant等が「Technical Digest of IE
DM '94, pp.671-674」に公表しているように、回路動作
中にこの部分に電界集中が発生し回路を構成するトラン
ジスタや容量の耐圧特性を劣化させる場合がある。
体装置において、回路を構成するトランジスタや容量の
耐圧特性を劣化させることのない信頼性の高い半導体装
置及びその製造方法を提供することにある。
表面の素子分離用溝上端近傍の基板形状の鋭角化を防止
することにより達成される。◆上記目的を達成するため
に本発明に係る半導体装置の製造方法は次の工程を含ん
でいる。◆ (1)半導体基板の回路形成面に酸化防止膜を形成する
工程。◆半導体基板としてはシリコン基板等が考えられ
る。◆酸化防止膜の膜厚は後工程(4)(7)等での酸
化工程で全ての酸化防止膜が酸化されない膜厚とする必
要がある。◆酸化防止膜としては、多結晶シリコン薄
膜、窒化ケイ素膜等が考えられる。多結晶シリコン薄膜
等の酸化されやすい材料は、シリコン基板の酸化に伴う
体積膨張に対する拘束力が低く、溝上端部の応力集中が
低減される。また、窒化ケイ素膜等の酸化されにくい材
料は、酸化工程での酸化量が少ないため膜厚を薄くする
ことができる。
化膜をシリコン基板に形成することも有効である。パッ
ド酸化膜が存在すると、パッド酸化膜に接している酸化
防止膜の下端及び半導体基板の上端近傍は溝端から順に
酸化されていき、いわゆるバーズビークが形成され、結
果として半導体基板の上端近傍の曲率化が促進される。
の位置に前記半導体基板に溝が形成されるような所定の
深さの溝を形成する工程。◆この溝は、例えばフォトレ
ジストを用いた通常の露光法とエッチングにより形成す
ることができる。
路形成面に形成される角部を除去する工程。◆この工程
は必ずしも必要ではないが、この工程により角部を除去
すれば後工程(7)の酸化が不要となる場合が多い。
酸化する工程。◆この酸化により溝部分を厚さ数nm〜
数10nm程度酸化する。この酸化により溝部分にバー
ズビークが成長して溝上端部に曲率が形成される。
縁膜を埋め込む工程。◆埋め込み絶縁膜として使用する
材料は基本的に絶縁性の材料でかつ誘電率が低いことが
望ましい。これは、誘電率が大きい材料を使用すると、
後工程において配線材料をこの上部に堆積した場合に形
成される結合容量が大きくなるためである。この観点か
らは埋め込み材料としてはシリコン酸化膜等が好まし
く、多結晶シリコン等は好ましくない。
記埋め込み絶縁膜を除去する工程。◆埋め込み絶縁膜
を、化学機械研磨(CMP)法あるいはドライエッチン
グ法等を使用してエッチバックする。この場合、酸化防
止膜はエッチングストッパーとなり、酸化防止膜の下の
半導体基板のエッチングを防止する働きも持つ。
記埋め込み絶縁膜を除去した前記半導体基板を酸化する
工程。◆この工程により半導体基板の溝上端部の曲率が
成長してリーク電流増加防止に十分な曲率とする。ま
た、この酸化により埋め込み絶縁膜が緻密化されるとい
う効果もある。◆前工程(4)の酸化によって半導体基
板の溝上端部の曲率がリーク電流増加防止に十分となっ
ている場合には、この工程は不要である。◆この工程は
前工程(6)の前または次工程(8)の後に実施しても
構わない。なお、次工程(8)の後に実施する場合は、
半導体基板の表面も同時に酸化されることになるがこの
半導体基板の表面に形成された酸化膜は追酸化終了後に
除去することで素子分離酸化膜形成工程は完了する。
形成された前記酸化防止膜を除去する工程。◆この工程
により素子分離酸化膜の形成工程は終了するので、この
素子分離酸化膜が形成された半導体基板にトランジスタ
等の回路を形成して半導体装置が形成される。
導体装置は、半導体基板の回路形成面に形成された素子
分離酸化膜構造が溝分離構造である半導体装置であっ
て、前記半導体基板の回路形成面と前記溝分離構造を構
成する溝の深さ方向の前記半導体基板の側面とのなす角
度θを90度<θ<180度の範囲となるように構成し
た。そしてこの構成により溝上端部での電界集中を防止
することができるので、半導体基板上に構成するトラン
ジスタや容量等の回路の耐圧特性の劣化に伴うリ−ク電
流増加を防止することができる。
率の低い絶縁性材料で埋め込むことにより、半導体基板
上に構成する配線の結合容量を小さくすることができ、
半導体装置の信頼性をさらに高めることができる。
示した実施例を参照して説明する。
スタの製造工程を図2及び図3を用いて説明する。図2
は第1実施例のMOS型トランジスタの製造工程の模式
図、図3は第1実施例のMOS型トランジスタの製造工
程のフローチャートである。
工程は次のようになる。◆ (1) シリコン基板1の表面を熱酸化して厚さ10〜
数10nmのパッド酸化膜2を形成する〔図3(10
1)〜(102)〕。
コン薄膜18を厚さ10〜200nm程度堆積する〔図
3(103)〕。この多結晶シリコン薄膜18は、素子
分離熱酸化膜5を形成した時の酸化防止膜として使用す
る。なお、パッド酸化膜2の形成を省略して、シリコン
基板1の上に直接多結晶シリコン膜18を堆積しても構
わない。◆なお、以下の記載はパッド酸化膜2を形成し
たことを前提としている。従って、パッド酸化膜2の形
成を省略した場合、パッド酸化膜2に関する工程は不要
である。
レジスト19を形成する〔図2(b)、図3(10
4)〕。
離膜を形成する領域のホトレジスト19を除去した後、
多結晶シリコン薄膜18、パッド酸化膜2及びシリコン
基板1の一部をエッチング除去し、シリコン基板1の表
面に側壁が所定の角度(実質的には60〜90度程度)
を有する浅溝を形成する〔図2(c)〜(d)、図3
(105)〜(107)〕。
熱酸化を行い、シリコン基板1の表面に形成した溝部分
を厚さ数nm〜数10nm程度酸化する〔図2(e)〜
(f)、図3(108)〜(109)〕。なお、酸化防
止膜として堆積する多結晶シリコン薄膜18の膜厚さ
は、この熱酸化時に多結晶シリコン薄膜18が全て酸化
されて多結晶シリコン薄膜18の下のシリコン基板1の
全体が酸化されないよう酸化防止膜として機能するに十
分な膜厚を確保しなければならない。この時、多結晶シ
リコン薄膜18の表面も酸化される。パッド酸化膜2が
存在すると、パッド酸化膜2に接している多結晶シリコ
ン薄膜18の下端及びシリコン基板1の上端近傍のシリ
コンは溝端から順に酸化されていき、いわゆるバーズビ
ークが形成され、結果としてシリコン基板1の上端近傍
の曲率化は促進される。この観点からは、パッド酸化膜
2は形成することが好ましい。
酸化膜で埋め尽くされないので、この溝内部を完全に熱
酸化膜で埋め尽くすために、例えば化学気相蒸着法、ス
パッタ法等でシリコン酸化膜等の絶縁膜9を堆積し溝内
部を埋め込む(以下、溝内部を埋め込む絶縁膜9を埋め
込み絶縁膜9という)〔図2(g)、図3(11
0)〕。埋め込み絶縁膜9として使用する材料は基本的
に絶縁性の材料でかつ誘電率が低いことが望ましい。こ
れは、誘電率が大きい材料を使用すると、後工程におい
て配線材料をこの上部に堆積した場合に形成される結合
容量が大きくなるためである。この観点からは埋め込み
材料として多結晶シリコンを使用することは好ましくな
い。
(CMP)法あるいはドライエッチング法等を使用して
エッチバックする〔図2(g)、図3(111)〕。こ
の場合、酸化防止膜として使用した多結晶シリコン薄膜
18はエッチングストッパーとなり、多結晶シリコン薄
膜18の下のシリコン基板1がエッチングされることを
防止する働きも持つ。
成長したバーズビークによる溝上端部12の曲率がリー
ク電流増加防止に十分である場合には、多結晶シリコン
薄膜18及びパッド酸化膜2を除去することで素子分離
酸化膜の形成工程は完了する〔図2(h)(i)、図3
(113)〕。
バーズビークによる溝上端部12の曲率がリーク電流増
加防止に十分でない場合には、埋め込み絶縁膜9をエッ
チバックした後で再び熱酸化(以下、追酸化という)を
実施する〔図2(l)、図3(112)〕。
に埋め込み絶縁膜9が形成されているので、次の理由に
より酸化は溝上端部12の近傍から進行し、溝内部はほ
とんど酸化されない。すなわち、溝内部は埋め込み絶縁
膜9を介して熱酸化を行うことになるがこの場合、シリ
コン基板を直接酸化する場合と比較して酸化種が埋め込
み絶縁膜9を拡散してシリコン基板1に到達する分だけ
時間を要するので、数分程度の短い時間では実質的には
酸化はほとんど進行しない。一方、溝上端部12には化
学気相蒸着法またはスパッタ法で溝側壁と溝上面に堆積
された埋め込み酸化膜9の接合部の弱い境界層が存在す
るため、この弱い境界層に沿って酸化種が相対的に高速
で拡散することが可能となり、結果として溝上端部12
には酸化種が短時間(酸化温度850℃で10分以上)
で供給されることになり、溝上端部12の近傍のみが酸
化され、溝上端部12の曲率形成を促進することにな
る。
9が緻密化されるという効果もある。そして追酸化終了
後多結晶シリコン薄膜18及びパッド酸化膜2を除去す
ることで素子分離酸化膜形成工程は完了する〔図2
(m)、図3(113)〕。
除去してから行ってもよい。この場合、シリコン基板1
の表面も同時に酸化されることになるがこのシリコン基
板1の表面に形成された酸化膜は追酸化終了後に除去す
ることで素子分離酸化膜形成工程は完了する。
タ構造等を形成する〔図2(j)、(h)、図3(11
4)〜(122)〕。◆トランジスタ構造等の製造工程
は従来の製造技術であれば良く特に限定されるものでは
ないが、以下にMOS型トランジスタ構造の代表的な製
造工程を説明する。
酸化膜、窒化ケイ素膜、酸窒化膜、強誘電体薄膜等のい
ずれか、あるいはこれらの積層体をシリコン基板1の上
に形成する。◆これらの薄膜は例えばCVD等により形
成することができる。また、シリコン酸化膜はシリコン
基板1の熱酸化で形成しても良い。
ン等の金属薄膜、シリサイド薄膜のいずれか、あるいは
これらの積層体を形成した後、不要箇所をエッチング加
工等で除去してゲート電極7を形成する。
形成、層間絶縁膜11等を形成する。さらに必要に応じ
て二層目以降の配線及び絶縁膜を形成する。◆上記のM
OS型トランジスタはDRAM(Dynamic Random Acces
s Memory)、SRAM(Static Random Access Memor
y)等のメモリ回路あるいは演算回路等に使用すること
ができる。
タの製造工程において、素子分離酸化膜構造として溝分
離構造を形成する際にシリコン基板の溝上端部近傍に鋭
角部が残留することを防止し、シリコン基板の溝上端部
近傍に曲率部あるいは鈍角部を形成することでゲート電
極膜端部近傍の電界集中に起因したMOS型トランジス
タのリーク電流増加あるいは耐圧特性の低下を防止でき
トランジスタの電気的信頼性を向上できるという効果が
ある。
コン基板の溝上端部がほぼ直角であることからシリコン
基板の溝上端部近傍の曲率が十分なものにならない場合
があるが、酸化防止膜である多結晶シリコンが酸化され
やすいため、酸化防止膜が酸化されにくい材料に較べれ
ば、シリコン基板の体積膨張に対する拘束力は低く、追
酸化を必要としない場合がある。また、溝の加工が容易
であり生産性点でも優れている。
トランジスタの製造工程を図4及び図5に示す。図4は
第2実施例のMOS型トランジスタの製造工程の模式
図、図5は第2実施例のMOS型トランジスタの製造工
程のフローチャートである。
工程は第1実施の製造工程の(4)を次のように変更し
たものである。製造工程の(4)以外は第1実施例と同
じなので詳細説明は省略する。
離膜を形成する領域のホトレジスト19を除去した後、
多結晶シリコン薄膜18、パッド酸化膜2及びシリコン
基板1の一部をエッチング除去し、シリコン基板1の表
面に浅溝を形成する。このシリコン基板表面の溝形成に
おいては、溝上端近傍では等方性のエッチングを施し、
溝上端近傍に曲率を形成し、その後異方性エッチングを
施し等方性エッチング部13のような傾斜部を有する溝
形状を形成する。なお、溝下端近傍の溝側壁の角度は必
ずしも90度である必要はなく、所定の傾斜(実質的に
は60〜90度の範囲)が形成されていても構わない
〔図4(c)〜(e)、図5(205)〜(20
7)〕。
溝形成時のエッチング工程が複雑になるが上記のように
浅溝形成時にシリコン基板1の溝上端部に等方性エッチ
ング部13を設けることにより、初回の熱酸化でのシリ
コン基板1の溝上端部の酸化が促進されさらに追酸化の
必要性が低くなる。
トランジスタの製造工程を図6及び図7を用いて説明す
る。図6は第3実施例のMOS型トランジスタの製造工
程の模式図、図7は第3実施例のMOS型トランジスタ
の製造工程のフローチャートである。
工程は次のようになる。◆ (1) シリコン基板1の表面を熱酸化して厚さ10〜
数10nmのパッド酸化膜2を形成する〔図7(30
1)〜(302)〕。
高い窒化ケイ素膜17を厚さ10〜200nm程度堆積
する〔図7(103)〕。この窒化ケイ素膜17は、素
子分離熱酸化膜5を形成した時の酸化防止膜として使用
する。なお、パッド酸化膜2の形成を省略して、シリコ
ン基板1の上に直接耐酸化性の高い窒化ケイ素膜17を
堆積しても構わない。あるいは、パッド酸化膜2と多結
晶シリコン薄膜を介して、または多結晶シリコン薄膜の
みを介して窒化ケイ素膜17を堆積する。いずれの場合
も窒化ケイ素膜17が最表面に存在する構造とする。
よびパッド酸化膜2を形成したことを前提としている。
従って、多結晶シリコン薄膜およびパッド酸化膜2の形
成を省略した場合、多結晶シリコン薄膜およびパッド酸
化膜2に関する工程は不要である。
ト19を形成する〔図6(b)、図7(304)〕。
離膜を形成する領域のホトレジスト19を除去した後、
窒化ケイ素膜17、パッド酸化膜2及び多結晶シリコン
薄膜をエッチング除去する。次にフォトレジスを除去し
て、シリコン基板1の表面にドライエッチング法を使用
して浅溝を形成する。このシリコン基板表面の溝形成に
おいては、溝上端近傍では等方性のエッチングを施し、
溝上端近傍に曲率を形成し、その後異方性エッチングを
施し等方性エッチング部13のような傾斜部を有する溝
形状を形成する。なお、溝下端近傍の溝側壁の角度は必
ずしも90度である必要はなく、所定の傾斜(実質的に
は60〜90度の範囲)が形成されていても構わない
〔図6(c)〜(e)、図7(305)〜(30
8)〕。
熱酸化を行い、シリコン基板1の表面に形成した溝部分
を厚さ数nm〜数10nm程度酸化する〔図6(e)〜
(f)、図7(309)〕。なお、酸化防止膜として窒
化ケイ素膜17の膜厚さは、この熱酸化時に窒化ケイ素
膜17が全て酸化されて窒化ケイ素膜17の下のシリコ
ン基板1の全体が酸化されないよう酸化防止膜として機
能するに十分な膜厚を確保しなければならない。この窒
化ケイ素膜17は耐酸化性が高いので第1実施例および
第2実施例の多結晶シリコン薄膜18よりは膜厚を薄く
することができる。パッド酸化膜2が存在すると、パッ
ド酸化膜2に接しているシリコン基板1の上端部近傍の
シリコンおよび多結晶シリコン薄膜下端は溝端から順に
酸化されていき、いわゆるバーズビークが形成され、結
果としてシリコン基板1の上端近傍の曲率化は促進され
る。この観点からは、パッド酸化膜2は形成することが
好ましい。
酸化膜で埋め尽くされないので、この溝内部を完全に熱
酸化膜で埋め尽くすために、例えば化学気相蒸着法、ス
パッタ法等でシリコン酸化膜等の絶縁膜9を堆積し溝内
部を埋め込む(以下、溝内部を埋め込む絶縁膜9を埋め
込み絶縁膜9という)〔図6(g)、図7(31
0)〕。埋め込み絶縁膜9として使用する材料は基本的
に絶縁性の材料でかつ誘電率が低いことが望ましい。こ
れは、誘電率が大きい材料を使用すると、後工程におい
て配線材料をこの上部に堆積した場合に形成される結合
容量が大きくなるためである。この観点からは埋め込み
材料として多結晶シリコンを使用することは好ましくな
い。
成長したバーズビークによる溝上端部12の曲率がリー
ク電流増加防止に十分である場合には、埋め込み絶縁膜
9をエッチバックした後、残存した窒化ケイ素膜17、
多結晶シリコン及びパッド酸化膜2を除去することで素
子分離酸化膜の形成工程は完了する〔図6(h)
(i)、図7(313)〕。
バーズビークによる溝上端部12の曲率がリーク電流増
加防止に十分でない場合には、埋め込み絶縁膜9をエッ
チバックする前に再び熱酸化(以下、追酸化という)を
実施する〔図6(l)、図7(312)〕。
に埋め込み絶縁膜9が形成されているので、次の理由に
より酸化は溝上端部12の近傍から進行し、溝内部はほ
とんど酸化されない。
して熱酸化を行うことになるがこの場合、シリコン基板
を直接酸化する場合と比較して酸化種が埋め込み絶縁膜
9を拡散してシリコン基板1に到達する分だけ時間を要
するので、数分程度の短い時間では実質的には酸化はほ
とんど進行しない。一方、溝上端部12には化学気相蒸
着法またはスパッタ法で溝側壁と溝上面に堆積された埋
め込み酸化膜9の接合部の弱い境界層が存在するため、
この弱い境界層に沿って酸化種が相対的に高速で拡散す
ることが可能となり、結果として溝上端部12には酸化
種が短時間(酸化温度850℃で10分以上)で供給さ
れることになり、溝上端部12の近傍のみが酸化され、
溝上端部12の曲率形成を促進することになる。
溝上端部12の曲率がリーク電流増加防止に十分である
場合には、埋め込み絶縁膜9をエッチバックした後、残
存した窒化ケイ素膜17、多結晶シリコン及びパッド酸
化膜2を除去することで素子分離酸化膜の形成工程は完
了する〔図6(m)、図7(313)〕。◆なお、この
追酸化は、必ずしも埋め込み絶縁膜9のエッチバック前
に行う必要はなく、第1実施例のように埋め込み絶縁膜
9のエッチバック後に行ってもよい。
タ構造等を形成する〔図6(j)、(n)、図7(31
4)〜(322)〕。◆トランジスタ構造等の製造工程
は従来の製造技術であれば良く特に限定されるものでは
ないが、以下にMOS型トランジスタ構造の代表的な製
造工程を説明する。
酸化膜、窒化ケイ素膜、酸窒化膜、強誘電体薄膜等のい
ずれか、あるいはこれらの積層体をシリコン基板1の上
に形成する。◆これらの薄膜は例えばCVD等により形
成することができる。また、シリコン酸化膜はシリコン
基板1の熱酸化で形成しても良い。
ン等の金属薄膜、シリサイド薄膜のいずれか、あるいは
これらの積層体を形成した後、不要箇所をエッチング加
工等で除去してゲート電極7を形成する。
形成、層間絶縁膜11等を形成する。さらに必要に応じ
て二層目以降の配線及び絶縁膜を形成する。
(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static
Random Access Memory)等のメモリ回路あるいは演算
回路等に使用することができる。
スタの製造工程において、素子分離酸化膜構造として溝
分離構造を形成する際にシリコン基板の溝上端部近傍に
鋭角部が残留することを防止し、シリコン基板の溝上端
部近傍に曲率部あるいは鈍角部を形成することでゲート
電極膜端部近傍の電界集中に起因したMOS型トランジ
スタのリーク電流増加あるいは耐圧特性の低下を防止で
きトランジスタの電気的信頼性を向上できるという効果
がある。
て耐酸化性の高い窒化ケイ素膜17を使用するため、酸
化防止膜の膜厚を薄くすることができ、最終工程におけ
る酸化防止膜の除去が容易になる。
浅溝形成時のエッチング工程が複雑になるが上記のよう
に浅溝形成時にシリコン基板1の溝上端部に等方性エッ
チング部13を設けることにより、初回の熱酸化でのシ
リコン基板1の溝上端部の酸化が促進されさらに追酸化
の必要性が低くなる。
トランジスタの製造工程を図8及び図9を用いて説明す
る。図8は第4実施例のMOS型トランジスタの製造工
程の模式図、図9は第3実施例のMOS型トランジスタ
の製造工程のフローチャートである。
離膜を形成する領域のホトレジスト19を除去した後、
窒化ケイ素膜17、パッド酸化膜2及び多結晶シリコン
薄膜をエッチング除去する。次にフォトレジスを除去し
て、シリコン基板1の表面にドライエッチング法を使用
して浅溝を形成する。なお、溝下端近傍の溝側壁の角度
は必ずしも90度である必要はなく、所定の傾斜(実質
的には60〜90度の範囲)が形成されていても構わな
い〔図8(c)〜(e)、図9(405)〜(40
8)〕。
酸化防止膜として耐酸化性の高い窒化ケイ素膜17を使
用するため、酸化防止膜の膜厚を薄くすることができ、
最終工程における酸化防止膜の除去が容易になる。◆ま
た、第4実施例は溝の加工が容易であり生産性が優れて
いる。
導体装置において、回路を構成するトランジスタや容量
の耐圧特性を劣化させることのない半導体装置及びその
製造方法を提供することができる。
程の模式図である。
の製造工程の模式図である。
の製造工程のフローチャートである。
の製造工程の模式図である。
の製造工程のフローチャートである。
の製造工程の模式図である。
の製造工程のフローチャートである。
の製造工程の模式図である。
の製造工程のフローチャートである。
膜、9…埋め込み絶縁膜、12…溝上端部、13…等方
性エッチ部、17…窒化ケイ素膜、18…多結晶シリコ
ン膜、19…フォトレジスト。
Claims (6)
- 【請求項1】次の工程を含む半導体装置の製造方法。 (1)半導体基板の回路形成面に酸化防止膜を形成する
工程。 (2)前記半導体基板の回路形成面の所望の位置に前記
半導体基板に溝が形成されるような所定の深さの溝を形
成する工程。 (3)前記半導体基板に形成した溝部分を酸化する工
程。 (4)前記酸化させた溝内部に埋め込み絶縁膜を埋め込
む工程。 (5)前記酸化防止膜の上に形成された前記埋め込み絶
縁膜を除去する工程。 (6)前記半導体基板の回路形成面の上に形成された前
記酸化防止膜を除去する工程。 - 【請求項2】次の工程を含む半導体装置の製造方法。 (1)半導体基板の回路形成面に酸化防止膜を形成する
工程。 (2)前記半導体基板の回路形成面の所望の位置に前記
半導体基板に溝が形成されるような所定の深さの溝を形
成する工程。 (3)前記溝によって前記半導体基板の回路形成面に形
成される角部を除去する工程。 (4)前記半導体基板に形成した溝部分を酸化する工
程。 (5)前記酸化させた溝内部に埋め込み絶縁膜を埋め込
む工程。 (6)前記酸化防止膜の上に形成された前記埋め込み絶
縁膜を除去する工程。 (7)前記半導体基板の回路形成面の上に形成された前
記酸化防止膜を除去する工程。 - 【請求項3】次の工程を含む半導体装置の製造方法。 (1)半導体基板の回路形成面に酸化防止膜を形成する
工程。 (2)前記半導体基板の回路形成面の所望の位置に前記
半導体基板に溝が形成されるような所定の深さの溝を形
成する工程。 (3)前記半導体基板に形成した溝部分を酸化する工
程。 (4)前記酸化させた溝内部に埋め込み絶縁膜を埋め込
む工程。 (5)前記酸化防止膜の上に形成された前記埋め込み絶
縁膜を除去する工程。 (6)前記酸化防止膜の上に形成された前記埋め込み絶
縁膜を除去した前記半導体基板を酸化する工程。 (7)前記半導体基板の回路形成面の上に形成された前
記酸化防止膜を除去する工程。 - 【請求項4】次の工程を含む半導体装置の製造方法。 (1)半導体基板の回路形成面に酸化防止膜を形成する
工程。 (2)前記半導体基板の回路形成面の所望の位置に前記
半導体基板に溝が形成されるような所定の深さの溝を形
成する工程。 (3)前記溝によって前記半導体基板の回路形成面に形
成される角部を除去する工程。 (4)前記半導体基板に形成した溝部分を酸化する工
程。 (5)前記酸化させた溝内部に埋め込み絶縁膜を埋め込
む工程。 (6)前記酸化防止膜の上に形成された前記埋め込み絶
縁膜を除去する工程。 (7)前記酸化防止膜の上に形成された前記埋め込み絶
縁膜を除去した前記半導体基板を酸化する工程。 (8)前記半導体基板の回路形成面の上に形成された前
記酸化防止膜を除去する工程。 - 【請求項5】半導体基板の回路形成面に形成された素子
分離酸化膜構造が溝分離構造である半導体装置におい
て、前記半導体基板の回路形成面と前記溝分離構造を構
成する溝の深さ方向の前記半導体基板の側面とのなす角
度θが90度<θ<180度の範囲であることを特徴と
する半導体装置。 - 【請求項6】半導体基板の回路形成面に形成された素子
分離酸化膜構造が溝分離構造である半導体装置におい
て、前記半導体基板の回路形成面と前記溝分離構造を構
成する溝の深さ方向の前記半導体基板の側面とのなす角
度θが90度<θ<180度の範囲であり、前記溝の内
部にシリコン酸化物が存在していることを特徴とする半
導体装置。
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