JP3362588B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3362588B2 JP34835795A JP34835795A JP3362588B2 JP 3362588 B2 JP3362588 B2 JP 3362588B2 JP 34835795 A JP34835795 A JP 34835795A JP 34835795 A JP34835795 A JP 34835795A JP 3362588 B2 JP3362588 B2 JP 3362588B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
半導体装置の製造方法に関し、特に、U溝を利用した縦
型MOSFET等の絶縁ゲート型トランジスタならびに
その製造方法に関する。
【0002】
【背景技術】半導体基板にU溝を形成する場合、リアク
ティブイオンエッチング(RIE)等の異方性ドライエ
ッチングを用いるのが一般的である。
【0003】本願発明者はU溝を形成する技術につき種
々の検討を行い、その結果として、以下の事項が明らか
となった。
【0004】図30(a)に示すように、酸化膜30を
マスクとして用いて、RIEにより半導体基板10にU
溝31を形成した場合、そのU溝31の側壁の表面部分
にダメージ(結晶欠陥)が導入されることが多い。
【0005】そのダメージを除去するためには、図30
(b)に示すように、例えば、U溝の側壁の表面を、ケ
ミカルドライエッチング(Chemical Dry
Etching)によりエッチングしてダメージ層を除
去すればよい。ケミカルドライエッチングとは、ラジカ
ルを用いた等方性のドライエッチングであり、以下、C
DE処理という。
【0006】しかし、CDE処理を行うと、図30
(b)に示すようにU溝の幅が広がり、側壁が酸化膜3
0の下に位置するようになり、この結果、オーバーハン
グ構造が形成される。
【0007】したがって、図30(c)に示すように、
U溝の側壁に酸化膜42を形成した後、ポリシリコン3
2の埋め込みを行うと、十分な埋め込みができず、ボイ
ド34が発生することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで本願発明者は、
ボイド34の発生を防ぐために、図31に示す方法を考
えだした。
【0009】つまり、図31(a)に示すように、酸化
膜30の端部にサイドウオール40を形成しておく。
【0010】そして、そのサイドウオール40の端部を
基準としてU溝を形成し、そのU溝の表面に、例えばC
DE処理を施し、ダメージ層を除去する。
【0011】次に、図31(b)に示すように、サイド
ウオール40を除去する。この結果、酸化膜30の端部
は、U溝の側壁よりも後退して位置することになる。
【0012】したがって、図30(b)に示すようなオ
ーバーハング構造の発生が防止され、その後のポリシリ
コンの埋め込み工程においてボイドが発生することがな
い。
【0013】ところが、図30(c)に示すように、U
溝の側壁の熱酸化を行い酸化膜42を形成すると、酸化
マスクと半導体基板の境界部分(A1,A2)におい
て、結晶欠陥が誘起される場合がある。これは、Si基
板の酸化が進み、酸化誘起応力が生じ、結晶欠陥が発生
しやすくなるからである。
【0014】このように、RIEによりU溝を形成した
後に、導入されたダメージを除去するための処理(CD
E処理等)を行う場合において、ボイドの発生を防止
し、かつ、溝内の酸化に伴う結晶欠陥の発生を防止する
ことが重要である。
【0015】本発明は、本願発明者の上述の検討結果に
基いてなされたものであり、その目的は、U溝の内壁の
酸化に伴う結晶欠陥を抑制し、かつボイドのないU溝の
内部へのポリシリコンの埋め込みを実現した半導体装置
およびその製造方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の半導体装
置の製造方法は、 所定パターンのマスクを半導体基板上に形成する工程
と、前記マスクの端部を覆う第1のサイドウオールを形
成する工程と、前記第1のサイドウオールの端部に接す
る第2のサイドウオールを形成する工程と、前記第2の
サイドウオールの端部の位置を基準として前記半導体基
板に溝を形成する工程と、前記溝を形成する際に前記半
導体基板に導入されたダメージを除去するための処理を
前記溝の側壁の表面に対して行い、その結果として前記
溝の幅を広げ、前記溝の側壁の位置を前記第2のサイド
ウオールの端部の位置よりも後退させる工程と、前記第
2のサイドウオールを除去する工程と、前記マスクおよ
び前記第1のサイドウオールを酸化防止用のマスクとし
て用いて前記溝の側壁の表面を酸化して酸化膜を形成す
る工程と、前記溝に所定の材料を埋め込む工程と、を有
し、 前記溝の側壁の表面を酸化して酸化膜を形成する工
程における、前記第1のサイドウオールの端部は、前記
溝の側壁の位置よりも後退した地点に位置していること
を特徴とする。
【0017】本発明の半導体装置の製造方法では、第1
のサイドウオールと第2のサイドウオールを使用する。
つまり、サイドウオールが2層構造となっている。
【0018】第2のサイドウオールの端部は溝の開口寸
法を決める働きをする。第1および第2のサイドウオー
ルを、第1のマスクに対してセルフアラインで形成すれ
ば、第1のマスクの最小加工寸法よりも、さらに微細な
溝形成のためのパターンの形成が可能である。
【0019】また、U溝側壁に対するCDE等のダメー
ジ除去処理の後に、第2のサイドウオールは除去され、
これにより溝の側壁の酸化のためのマスク端が溝の開口
部よりも後退する。したがって、オーバーハング構造が
形成されず、その後の、溝の埋め込み処理時にボイドが
生じない。
【0020】一方、第2のサイドウオールが除去された
後にも、第1のサイドウオールが存在し、これにより第
1のマスクの端部(側部)が完全に覆われている。した
がって、溝の側壁の熱酸化の際にも半導体基板の表面の
酸化が防止され、よって、結晶欠陥が生じない。
【0021】(2)本発明の半導体装置の製造方法に
いて、前記第1のサイドウオールは、前記溝の側壁の表
面を酸化して酸化膜を形成する工程における半導体基板
表面の酸化防止膜として機能すると共に、前記第2のサ
イドウオールの除去のためのエッチング処理時における
エッチングストッパーとしても機能することを特徴とす
る。
【0022】本発明により、第1のサイドウオールの特
徴、ならびに第1のサイドウオールと第2のサイドウオ
ールの相対的な差異が、より明確化される。
【0023】(3)本発明の半導体装置の製造方法に
いて、前記第1のサイドウオールはシリコン窒化膜から
なり、前記第2のサイドウオールはシリコン酸化膜から
なることを特徴とする。
【0024】第1のサイドウオールをシリコン窒化膜
(SiN)で構成することにより、半導体基板の表面の
酸化を抑制することが可能となる。また、第2のサイド
ウオールとして、例えば、CVD法で形成したSiO2
膜等の容易にエッチング可能な膜を用いることにより、
第2のサイドウオールの除去(加工)が容易となる。
【0025】(4)本発明の半導体装置の製造方法に
いて、溝を形成する際に半導体基板に導入されたダメー
ジを除去するための処理は、ケミカルドライエッチング
処理、あるいは犠牲酸化膜の除去処理のうちのいずれか
の処理であることを特徴とする。
【0026】ケミカルドライエッチング処理は、ラジカ
ルを用いた等方性のドライエッチングであり、ごく薄い
ダメージ層の除去に適する。また、犠牲酸化膜の除去処
理は、溝の内部を酸化して薄い犠牲酸化膜を形成し、そ
の犠牲酸化膜中にダメージ層を取り込み、その犠牲酸化
膜の除去と共にダメージ層を除去する方法である。ドラ
イエッチングが不要であり、加工歪みの発生の心配もな
い。
【0027】(5)本発明の半導体装置の製造方法に
いて、前記溝の側壁の表面を酸化して酸化膜を形成する
工程における、前記第1のサイドウオールの端部は、前
記溝の側壁の位置よりも後退した地点に位置しているこ
とを特徴とする。
【0028】上述のオーバーハング構造が生じない点
を、より明確化したものである。
【0029】(6)請求項6に記載の本発明の半導体装
置の製造方法は、異なる材質の膜を重ね合わせてなる第
1のマスクを半導体基板上に形成する工程と、前記マス
クの端部を覆う第1のサイドウオールを形成する工程
と、前記第1のサイドウオールの端部に接する第2のサ
イドウオールを形成する工程と、前記第2のサイドウオ
ールの端部の位置を基準として前記半導体基板に溝を形
成する工程と、前記溝を形成する際に前記半導体基板に
導入されたダメージを除去するための処理を前記溝の側
壁の表面に対して行い、その結果として前記溝の幅を広
げ、前記溝の側壁の位置を前記第2のサイドウオールの
端部の位置よりも後退させる工程と、前記第2のサイド
ウオールを除去する工程と、前記第1のマスクおよび前
記第1のサイドウオールを酸化防止用のマスクとして用
いて前記溝の側壁の表面を酸化して酸化膜を形成する工
程と、前記溝に所定の材料を埋め込む工程と、前記第1
のマスクを酸化防止用マスクとして用いて、前記溝に埋
め込まれた前記所定の材料の表面を酸化し、その所定の
材料の表面に酸化膜を形成する工程と、前記所定の材料
の表面に形成された酸化膜をエッチングマスクとして用
いて、前記第1のマスクを除去し、前記半導体基板の表
面を露出させる工程と、前記露出した半導体基板の表面
上および前記所定の材料の表面に形成された酸化膜上
に、導電性の材料層を形成する工程と、を有し、 前記溝
の側壁の表面を酸化して酸化膜を形成する工程におけ
る、前記第1のサイドウオールの端部は、前記溝の側壁
の位置よりも後退した地点に位置していることを特徴と
する
【0030】本発明の半導体装置の製造方法は、上記
(1)のプロセスにさらに電極形成工程を加え、かつ、
セルフアライン工程を多数回連続して用いるものであ
り、これにより、極めて微細かつ精度の高い加工が可能
となる。第1のマスクとしては、複数種類の膜の重ね膜
を用いる。
【0031】つまり、第1のマスク端を基準に第1,第
2のサイドウオールが形成される(第1,第2のセルフ
アライン)。続いて、第2のサイドウオール端を基準と
した溝形成が行われ(第3のセルフアライン,かつ第1
のマスクの加工限界より微細な溝の形成が可能)、続い
て、ダメージ層の除去処理ならびに第2のサイドウオー
ルの除去が行われる(第4のセルフアライン)。続い
て、第1のマスクおよび第1のサイドウオールをマスク
として用いた溝内の酸化が行われ(第5のセルフアライ
ン)、続いて、溝内の埋め込みが行われる(第6のセル
フアライン)。続いて、第1のマスクを酸化防止用マス
クとして用いた溝の充填物質の表面の酸化(キャップ酸
化)が行われ、キャップ酸化層が形成される(第7のセ
ルフアライン)。続いて、今度はキャップ酸化層をマス
クとして第1のマスクを除去することにより半導体基板
の表面を露出させることにより、溝の周囲に自動的に電
極コンタクト層が形成される(第8のセルフアライ
ン)。そして、全面に導電材料(電極材料)を形成する
ことにより、溝内部との電気的絶縁を確保しつつ、半導
体基板との電気的接続をとることができる(第9のセル
フアライン)。
【0032】(7)本発明の半導体装置の製造方法に
いて、前記第1のマスクは、半導体基板の表面に形成さ
れたシリコン酸化膜と、そのシリコン酸化膜上に形成さ
れたシリコン窒化膜とを含んで構成されることを特徴と
する。
【0033】第1のマスクが、酸化防止機能をもつシリ
コン窒化膜と、その形成や除去(エッチング)が容易な
シリコン酸化膜とを含む多層膜であることを明らかとし
たものである。
【0034】(8)本発明の半導体装置の製造方法に
いて、前記第1のマスクは、半導体基板の表面に形成さ
れたシリコン酸化膜と、そのシリコン酸化膜上に形成さ
れたポリシリコン膜と、そのポリシリコン膜上に形成さ
れたシリコン窒化膜とを含んで構成されることを特徴と
する。
【0035】半導体基板表面のポリシリコンは、半導体
基板に加えられるダメージをきわめて少なくする働きを
有する。
【0036】(9)本発明の半導体装置は、上記いずれ
かの方法により製造される。
【0037】きわめて微細な、高性能の半導体装置が実
現される。
【0038】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0039】(実施例1)図1〜図5は本発明の半導体
装置の製造方法の第1の実施例の特徴を説明するための
図である。
【0040】図1に示すように、シリコン半導体基板1
0上に、酸化膜16a,16bと、シリコン窒化膜(S
iN)からなる第1のサイドウオール14a,14b
と、CVD法により形成されたSiO2(以下、CVD
SiO2と記す)からなる第2のサイドウオール12
a,12bとで構成される、U溝(以下、トレンチとい
う)形成のためのマスクが設けられる。そして、そのマ
スクを用いて、RIEによりトレンチ18aを形成す
る。
【0041】次に、図2に示すように、CDE処理また
は犠牲酸化膜の除去処理により、トレンチ加工時に導入
されたダメージ層を除去する。
【0042】図2中、S1は、第2のサイドウオールの
端部(トレンチ開口寸法を決定する部分)を示し、S2
は、CDE処理または犠牲酸化膜の除去処理後のトレン
チ側壁の位置を示し、S3は、第1のサイドウオールの
端部(トレンチ内の酸化時における酸化防止用マスクの
端部となる)を示し、S4は、酸化膜16aの端部(2
つのサイドウオール形成のための基準となる位置)を示
す。
【0043】次に、図3に示すように、第2のサイドウ
オール12a,12bをエッチングにより除去する。C
VDSiO2からなる第2のサイドウオール12a,1
2bは容易に除去できる。このとき、SiNからなる第
1のサイドウオール14a,14bはエッチングストッ
パーとして機能する。
【0044】次に、図4に示すように、第1のサイドウ
オール14a,14bを酸化防止用のマスクとして用い
て、トレンチ内部を熱酸化し、熱酸化膜20(例えば、
トレンチMOSのゲート絶縁膜となる)を形成する。こ
のとき、SiNからなる第1のサイドウオール14a,
14bは、シリコン半導体基板10表面の酸化を防止す
る。よって、酸化応力に起因する結晶欠陥の発生が防止
される。
【0045】次に、図5に示すように、ポリシリコン2
2を充填し、続いて、全面エッチバックすることによ
り、トレンチ内にポリシリコンを埋め込む。このとき、
オーバーハング構造が形成されていないため、トレンチ
内部にボイドが発生することがない。
【0046】(実施例2)次に、図6〜図21を用い
て、本発明の第2の実施例について説明する。
【0047】シリコン半導体基板には、あらかじめ、不
純物導入層(290,280,120)が形成されてい
る。これらの層は、例えば、図28に示すように、縦型
MOSFETを構成する層である(この点については、
後述する)。
【0048】まず、図6に示すように、熱酸化膜130
上にSiN膜150と、CVDSiO2膜160とを積
層形成し、パターニングする。
【0049】次に、図7に示すようにSiN膜211を
成膜し、続いて、図8に示すように、RIEによりSi
N膜211を加工し、第1のサイドウオール212を形
成する。
【0050】次に、図9に示すように、CVDSiO2
膜214を形成し、続いて、第10図に示すように、R
IEによりCVDSiO2膜214を加工し、第2のサ
イドウオール216を形成する。
【0051】次に、図11に示すように、トレンチ16
2を形成する。サイドウオールの使用により、多層膜
(熱酸化膜130/SiN膜150/CVDSiO2
160)の最小加工寸法より小さい開口をもつ微細なト
レンチを形成可能である。
【0052】つまり、第2のサイドウオール216の開
口に相当する幅のトレンチが形成される。このトレンチ
形成のためのエッチングの際、SiN膜212はSi基
板に対して選択性がとれないため、確実にCVDSiO
2膜216により、SiN膜212を覆う必要がある。
すなわち、CVDSiO2膜216は、トレンチ加工時
におけるSiN膜212に対するエッチングマスクとし
ての効果も有することになる。
【0053】次に、図12に示すように、トレンチ加工
時にSi基板中に導入されるダメージ除去およびトレン
チコーナー部の丸めのために、CDE(Chemica
lDry Etching)処理を行う。この時、トレ
ンチ側面のSi基板がエッチングされるため、トレンチ
幅がサイドウォールの開口幅より広くなって、一時的に
オーバーハング構造が形成される。
【0054】次に、さらに、ダメージ層を完全に除去す
るために、図13に示すように、トレンチ内部に犠牲酸
化膜172を形成し、続いて、図14に示すように、そ
の犠牲酸化膜172をエッチングにより除去する。
【0055】この犠牲酸化膜の除去にはBHF(Buf
fed HF)が用いられる。犠牲酸化膜は完全に除去
しなければならないため、十分なエッチング時間で処理
を行う必要がある。この時、同時にCVDSiO2
(第2のサイドウオール)216もエッチングされる。
一般的にCVD酸化膜は熱酸化膜よりエッチング速度が
大きいため、CVD酸化膜(第2のサイドウォール)2
16は完全に除去されることになる。しかし、本構造で
はCVD酸化膜のサイドウォール下に窒化膜サイドウォ
ールがあり、窒化膜はBHFに対してほとんどエッチン
グされないため、窒化膜でエッチングが停止し、サイド
ウォールがなくなることはない。
【0056】従って、図14に示されるように、第1の
サイドウォール212がトレンチ側面よりも後退し、こ
のため、その後のポリシリコン埋め込みにおいてボイド
の発生がなく、良好な埋め込み特性が得られる。
【0057】なお、必要のない場合は、図13および図
14の犠牲酸化除去工程は省略することができる。
【0058】次に、図15に示すように、トレンチ内に
ゲート酸化膜174を形成する。
【0059】次に、図16に示すように、ドープドポリ
シリコン144を堆積し、次に、図17に示すように、
全面エッチバックしてトレンチ内部にドープドポリシリ
コン144を埋め込む。
【0060】次に、図18に示すように、シリコン基板
の表面を覆うSiN膜150をマスクとして、ドープド
ポリシリコン144の表面を酸化する。これにより、キ
ャップ酸化層210が形成される。
【0061】次に、図19に示すように、キャップ酸化
層210をマスクとして、RIEによりシリコン基板を
覆うSiN膜150をエッチングにより除去する。
【0062】続いて、エッチャントを変更してさらにR
IEを行い、図20に示すように、シリコン基板の表面
を覆う熱酸化膜130を除去する。
【0063】続いて、図21に示すように、全面に、例
えばアルミニュウム(Al)からなる電極230を形成
する。
【0064】本実施例では、犠牲酸化、ゲート酸化、キ
ャップ酸化の3つの酸化工程があるが、全ての酸化にお
いてトレンチマスクおよびトレンチマスク下のSi基板
はSiN層およびSiNのサイドウォールに囲まれるた
め、酸化はされず、従って酸化誘起応力に伴う結晶欠陥
の発生も抑制される。
【0065】一連のプロセスにおけるSiNサイドウォ
ール(第1のサイドウオール)およびCVDSiO
2(第2のサイドウォール)の働きはをまとめると、以
下のようになる。
【0066】つまり、SiNからなる第1のサイドウォ
ールは、各種酸化工程におけるトレンチマスク材(ポリ
シリコン層)およびSi基板の酸化抑制の役目と、犠牲
酸化膜除去におけるエッチングストッパの役目を果た
す。
【0067】また、CVDSiO2からなる第2のサイ
ドウォールは、トレンチ開口寸法を決める役目と、犠牲
酸化膜除去において、トレンチ幅よりもサイドウォール
を後退させ、その後のポリシリコン埋め込みにおいてボ
イドのない良好な埋め込み特性を実現する役目を果た
す。
【0068】(実施例3)図22〜図26は、本発明の
第3の実施例の主要な工程を示す図である。
【0069】この第3の実施例の特徴は、シリコン表面
を覆う多層膜(積層膜)として熱酸化膜130と、ポリ
シリコン膜140と、SiN膜150とからなる3層膜
を形成したことである。
【0070】ポリシリコン膜140が敷かれていること
により、酸化工程におけるSi基板自体の酸化を抑制
し、結晶欠陥の発生等を低減する効果が高い。
【0071】その他は第2の実施例と同様である。つま
り、図22は図17に相当し、図23は図18に相当
し、図24は図19に相当し、図25は図20に相当
し、図26は図21に相当する。
【0072】(実施例4)図27は絶縁ゲート型半導体
装置(UMOSトランジスタ)の要部の平面レイアウト
図であり、図28は図27におけるA−A線およびB−
B線に沿うデバイスの断面構造を示す図である。図27
において、左側の図がA−A線に沿うゲート回りの断面
図あり、右側の図がB−B線に沿うトレンチ近傍の断面
図である。また、図27の(ア)〜(オ)の各位置は、
図28の(ア)〜(オ)の各位置に対応している。
【0073】図28に示すような縦型MOSFETは、
第3の実施例(図22〜図26)のプロセスを用いて形
成することができる。
【0074】図28に示すように、この縦型MOSFE
Tは、アルミニュウム等からなるゲート電極220なら
びにソース電極230が半導体基板の表面に形成され、
半導体基板の裏面にドレイン電極240が形成された構
造を有する。トレンチ内部に埋め込まれたドープドポリ
シリコン170は、埋め込みのゲート配線として機能す
る。
【0075】図28からも明らかなように、この縦型M
OSFETは、ゲート電極部分の直下の多層膜積層構造
(Si34/PolySi/SiO2)が、その後のソ
ースコンタクト形成プロセスで除去されないでそのまま
残存した構造となる。
【0076】製造時には、シリコン基板上にはポリシリ
コンが敷かれているため、酸化工程を経てもシリコン基
板に酸化誘起応力は発生しない。したがって、結晶欠陥
の発生が抑制できる。これにより信頼性が高く、消費電
力の小さく高性能なUMOSトランジスタを製造するこ
とができる。
【0077】また、本発明の製造プロセスにより、図2
9(a)に示すような、IGBT(Insulated
Gate Bipolar Transistor)
も製造可能である。
【0078】図29(a)はデバイスの断面構造を示
し、図29(b)はその等価回路を示す。
【0079】IGBTは、半導体基板の最下層にP+
半導体層105を形成した点が、MOSFETとは異な
る。
【0080】図29(b)に示すように、回路的には、
MOSトップのインバーテッドダーリントントランジス
タを構成する。
【0081】図29(a)に示すように、溝内に形成さ
れるドープドポリシリコン層170がゲート(G)とな
り、基板表面に形成される電極232がエミッタ電極と
なり、基板裏面に形成される電極242がコレクタ電極
となる。
【0082】このようなIGBTも、上述のプロセスに
より、MOSFETと同様に形成可能であり、製造され
たデバイスは高集積、低消費電極で、かつ信頼性が高
い。
【0083】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の製造方法の第1の実施例
の第1の工程を示す要部断面図である。
【図2】本発明の半導体装置の製造方法の第1の実施例
の第2の工程を示す要部断面図である。
【図3】本発明の半導体装置の製造方法の第1の実施例
の第3の工程を示す要部断面図である。
【図4】本発明の半導体装置の製造方法の第1の実施例
の第4の工程を示す要部断面図である。
【図5】本発明の半導体装置の製造方法の第1の実施例
の第5の工程を示す要部断面図である。
【図6】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施例
の第1の工程を示す要部断面図である。
【図7】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施例
の第2の工程を示す要部断面図である。
【図8】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施例
の第3の工程を示す要部断面図である。
【図9】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施例
の第4の工程を示す要部断面図である。
【図10】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施
例の第5の工程を示す要部断面図である。
【図11】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施
例の第6の工程を示す要部断面図である。
【図12】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施
例の第7の工程を示す要部断面図である。
【図13】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施
例の第8の工程を示す要部断面図である。
【図14】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施
例の第9の工程を示す要部断面図である。
【図15】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施
例の第10の工程を示す要部断面図である。
【図16】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施
例の第11の工程を示す要部断面図である。
【図17】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施
例の第12の工程を示す要部断面図である。
【図18】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施
例の第13の工程を示す要部断面図である。
【図19】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施
例の第14の工程を示す要部断面図である。
【図20】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施
例の第15の工程を示す要部断面図である。
【図21】本発明の半導体装置の製造方法の第2の実施
例の第16の工程を示す要部断面図である。
【図22】本発明の半導体装置の製造方法の第3の実施
例の第1の工程を示す要部断面図である。
【図23】本発明の半導体装置の製造方法の第3の実施
例の第2の工程を示す要部断面図である。
【図24】本発明の半導体装置の製造方法の第3の実施
例の第3の工程を示す要部断面図である。
【図25】本発明の半導体装置の製造方法の第3の実施
例の第4の工程を示す要部断面図である。
【図26】本発明の半導体装置の製造方法の第3の実施
例の第4の工程を示す要部断面図である。
【図27】本発明の第4の実施例に係る縦型MOSFE
Tの要部の平面レイアウト形状を示す図である。
【図28】図27のA−A線およびB−B線に沿うデバ
イスの断面構造を示す図である。
【図29】(a)はIGBTのデバイスの断面構造を示
す図であり、(b)は等価回路図である。
【図30】(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明
前に本発明者によって検討された製造プロセスの一例の
問題点を説明するための図である。
【図31】(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明
前に本発明者によって検討された製造プロセスの他の例
の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
10 シリコン半導体基板 16a,16b 酸化マスク 12a,12b 第2のサイドウオール(CVDSiO
2膜) 14a,14b 第1のサイドウオール(SiN膜) 18 トレンチ(U溝) 19 ゲート酸化膜 22 ドープドポリシリコン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/76 H01L 27/08 331 H01L 29/78 653

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定パターンのマスクを半導体基板上に
    形成する工程と、 前記マスクの端部を覆う第1のサイドウオールを形成す
    る工程と、 前記第1のサイドウオールの端部に接する第2のサイド
    ウオールを形成する工程と、 前記第2のサイドウオールの端部の位置を基準として前
    記半導体基板に溝を形成する工程と、 前記溝を形成する際に前記半導体基板に導入されたダメ
    ージを除去するための処理を前記溝の側壁の表面に対し
    て行い、その結果として前記溝の幅を広げ、前記溝の側
    壁の位置を前記第2のサイドウオールの端部の位置より
    も後退させる工程と、 前記第2のサイドウオールを除去する工程と、 前記マスクおよび前記第1のサイドウオールを酸化防止
    用のマスクとして用いて前記溝の側壁の表面を酸化して
    酸化膜を形成する工程と、 前記溝に所定の材料を埋め込む工程と、 を有し、 前記溝の側壁の表面を酸化して酸化膜を形成する工程に
    おける、前記第1のサイドウオールの端部は、前記溝の
    側壁の位置よりも後退した地点に位置していることを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1のサイドウオールは、前記溝の側壁の表面を酸
    化して酸化膜を形成する工程における半導体基板表面の
    酸化防止膜として機能すると共に、前記第2のサイドウ
    オールの除去のためのエッチング処理時におけるエッチ
    ングストッパーとしても機能することを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記第1のサイドウオールはシリコン窒化膜からなり、
    前記第2のサイドウオールはシリコン酸化膜からなる半
    導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかにおい
    て、 溝を形成する際に半導体基板に導入されたダメージを除
    去するための処理は、ケミカルドライエッチング処理、
    あるいは犠牲酸化膜の除去処理のうちのいずれかの処理
    であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 異なる材質の膜を重ね合わせてなる第1
    のマスクを半導体基板上に形成する工程と、 前記マスクの端部を覆う第1のサイドウオールを形成す
    る工程と、 前記第1のサイドウオールの端部に接する第2のサイド
    ウオールを形成する工程と、 前記第2のサイドウオールの端部の位置を基準として前
    記半導体基板に溝を形成する工程と、 前記溝を形成する際に前記半導体基板に導入されたダメ
    ージを除去するための処理を前記溝の側壁の表面に対し
    て行い、その結果として前記溝の幅を広げ、前記溝の側
    壁の位置を前記第2のサイドウオールの端部の位置より
    も後退させる工程と、 前記第2のサイドウオールを除去する工程と、 前記第1のマスクおよび前記第1のサイドウオールを酸
    化防止用のマスクとして用いて前記溝の側壁の表面を酸
    化して酸化膜を形成する工程と、 前記溝に所定の材料を埋め込む工程と、 前記第1のマスクを酸化防止用マスクとして用いて、前
    記溝に埋め込まれた前記所定の材料の表面を酸化し、そ
    の所定の材料の表面に酸化膜を形成する工程と、 前記所定の材料の表面に形成された酸化膜をエッチング
    マスクとして用いて、前記第1のマスクを除去し、前記
    半導体基板の表面を露出させる工程と、 前記露出した半導体基板の表面上および前記所定の材料
    の表面に形成された酸化膜上に、導電性の材料層を形成
    する工程と、 を有し、 前記溝の側壁の表面を酸化して酸化膜を形成する工程に
    おける、前記第1のサイドウオールの端部は、前記溝の
    側壁の位置よりも後退した地点に位置していることを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記第1のマスクは、半導体基板の表面に形成されたシ
    リコン酸化膜と、そのシリコン酸化膜上に形成されたシ
    リコン窒化膜とを含んで構成されることを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 前記第1のマスクは、半導体基板の表面に形成されたシ
    リコン酸化膜と、そのシリコン酸化膜上に形成されたポ
    リシリコン膜と、そのポリシリコン膜上に形成されたシ
    リコン窒化膜とを含んで構成されることを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
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