JPH1091007A - 電子写真現像方式を採用した画像形成装置の不良転写抑制方法 - Google Patents
電子写真現像方式を採用した画像形成装置の不良転写抑制方法Info
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- JPH1091007A JPH1091007A JP9236639A JP23663997A JPH1091007A JP H1091007 A JPH1091007 A JP H1091007A JP 9236639 A JP9236639 A JP 9236639A JP 23663997 A JP23663997 A JP 23663997A JP H1091007 A JPH1091007 A JP H1091007A
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- G—PHYSICS
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- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
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- G03G15/1695—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer with means for preconditioning the paper base before the transfer
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- G03G2215/16—Transferring device, details
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 感光ドラム及び転写ローラに付着した未転写
現像剤による記録用紙の汚染を抑制する。 【解決手段】 現像剤と同じ極性の不良転写抑制電圧V
R を受けて記録用紙裏面に接する裏面帯電手段32を転
写ローラ24よりも前に設ける。裏面帯電手段として
は、転写ローラの直前に位置したレジスタローラのうち
記録用紙裏面側のローラ32を導電性として使用する。
これにより、記録用紙裏面を負に、表面を分極現象によ
って正に帯電させた状態で転写ローラへ到達する方式と
することができる。記録用紙裏面が負に帯電していれ
ば、転写ローラの未転写現像剤と同じ極性なので未転写
現像剤の移動が抑制される。また、記録用紙表面が正に
帯電していれば、感光ローラの未転写現像剤の移動が抑
制される。
現像剤による記録用紙の汚染を抑制する。 【解決手段】 現像剤と同じ極性の不良転写抑制電圧V
R を受けて記録用紙裏面に接する裏面帯電手段32を転
写ローラ24よりも前に設ける。裏面帯電手段として
は、転写ローラの直前に位置したレジスタローラのうち
記録用紙裏面側のローラ32を導電性として使用する。
これにより、記録用紙裏面を負に、表面を分極現象によ
って正に帯電させた状態で転写ローラへ到達する方式と
することができる。記録用紙裏面が負に帯電していれ
ば、転写ローラの未転写現像剤と同じ極性なので未転写
現像剤の移動が抑制される。また、記録用紙表面が正に
帯電していれば、感光ローラの未転写現像剤の移動が抑
制される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真現像方式を
採用した画像形成装置に係り、特に、その現像剤転写過
程に関する。
採用した画像形成装置に係り、特に、その現像剤転写過
程に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真現像方式は現在では、複写機、
レーザビームプリンタやLPH(LED Print Head)プリン
タ、あるいは普通紙ファクシミリ装置などの画像形成装
置に広く採用されている。図1はこのような画像形成装
置におけるエンジンメカニズムを概略的に示した構成図
であって、接触帯電方式の場合の例である。この接触帯
電方式は、帯電によるオゾン発生を最小化するために広
く用いられる帯電方式であり、接触帯電手段として導電
性ローラやブラシを使用し、感光ドラム18に接触させ
て均一帯電させる方式である。図1では導電性ローラ1
4を使用する例を示している。この図1を参照して、帯
電、露光、現像、転写、定着の順からなる電子写真現像
過程を詳しく見ていく。
レーザビームプリンタやLPH(LED Print Head)プリン
タ、あるいは普通紙ファクシミリ装置などの画像形成装
置に広く採用されている。図1はこのような画像形成装
置におけるエンジンメカニズムを概略的に示した構成図
であって、接触帯電方式の場合の例である。この接触帯
電方式は、帯電によるオゾン発生を最小化するために広
く用いられる帯電方式であり、接触帯電手段として導電
性ローラやブラシを使用し、感光ドラム18に接触させ
て均一帯電させる方式である。図1では導電性ローラ1
4を使用する例を示している。この図1を参照して、帯
電、露光、現像、転写、定着の順からなる電子写真現像
過程を詳しく見ていく。
【0003】まず、帯電過程では、導電性ローラ14の
接触により感光体の感光ドラム18を均一帯電させる。
このとき導電性ローラ14は、負(−)の帯電電圧VC
Hによって負電位とされる。これにより感光ドラム18
は、たとえば−500〜−600[V]の表面電位に帯
電する。一方で搬送ローラ10が、給紙カセットから給
紙された記録用紙を搬送経路Sに沿ってレジスタローラ
12へ搬送し、レジスタローラ12へ到達すると記録用
紙の先端が整列させられる。
接触により感光体の感光ドラム18を均一帯電させる。
このとき導電性ローラ14は、負(−)の帯電電圧VC
Hによって負電位とされる。これにより感光ドラム18
は、たとえば−500〜−600[V]の表面電位に帯
電する。一方で搬送ローラ10が、給紙カセットから給
紙された記録用紙を搬送経路Sに沿ってレジスタローラ
12へ搬送し、レジスタローラ12へ到達すると記録用
紙の先端が整列させられる。
【0004】用紙整列がすむと露光過程が開始され、同
時に記録用紙も転写ローラ24へ送り出される。露光過
程では、イメージデータに従い露光手段16で感光ドラ
ム18を露光することにより、静電潜像を形成する。こ
れにより、感光ドラム118の非露光部分は−500〜
−600[V]を維持する一方、露光部分は0[V]へ
変わることになる。
時に記録用紙も転写ローラ24へ送り出される。露光過
程では、イメージデータに従い露光手段16で感光ドラ
ム18を露光することにより、静電潜像を形成する。こ
れにより、感光ドラム118の非露光部分は−500〜
−600[V]を維持する一方、露光部分は0[V]へ
変わることになる。
【0005】続いて現像過程が実施され、感光ドラム1
8の静電潜像が現像剤で現像される。現像過程では、現
像手段の現像ローラ22がたとえば−450[V]の現
像バイアス電圧VDを受けることにより、負電位を有す
る現像剤が電位差によって現像ローラ22の表面に付着
する。そして、現像ローラ22に付着する現像剤は規制
ブレード20によってその量が規制されつつ、感光ドラ
ム18の静電潜像との電位差に従い潜像側へ移動する。
8の静電潜像が現像剤で現像される。現像過程では、現
像手段の現像ローラ22がたとえば−450[V]の現
像バイアス電圧VDを受けることにより、負電位を有す
る現像剤が電位差によって現像ローラ22の表面に付着
する。そして、現像ローラ22に付着する現像剤は規制
ブレード20によってその量が規制されつつ、感光ドラ
ム18の静電潜像との電位差に従い潜像側へ移動する。
【0006】静電潜像を現像した現像剤は、転写過程で
記録用紙へ転写させられる。このため転写手段の転写ロ
ーラ24にはたとえば1300〜1500[V]の正
(+)の転写電圧VTが提供され、これにより感光ドラ
ム18上の現像剤が記録用紙側へ引きつけられる。
記録用紙へ転写させられる。このため転写手段の転写ロ
ーラ24にはたとえば1300〜1500[V]の正
(+)の転写電圧VTが提供され、これにより感光ドラ
ム18上の現像剤が記録用紙側へ引きつけられる。
【0007】転写後には定着過程が実施され、定着手段
の加圧ローラ26及びヒートローラ28による熱圧着で
記録用紙に現像剤が定着する。定着済みの記録用紙が排
紙されると1枚の記録用紙に対する複写あるいは印刷が
完了する。
の加圧ローラ26及びヒートローラ28による熱圧着で
記録用紙に現像剤が定着する。定着済みの記録用紙が排
紙されると1枚の記録用紙に対する複写あるいは印刷が
完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、感光ドラム18に付着した現像剤のうちに正電位を
有する逆帯電現像剤が存在し、これなどが転写過程で記
録用紙へ転写されずに感光ドラム18に残留することが
ある。この感光ドラム18に残留する未転写現像剤は、
後続の画像形成時に記録用紙の汚染原因となるため好ま
しいものではない。しかも、この未転写現像剤が転写ロ
ーラ24へ移って後続の画像形成時に記録用紙裏面を汚
染してしまう現象も発生している。図2〜図4に、この
ような未転写現像剤による不良転写現象を説明してあ
る。
て、感光ドラム18に付着した現像剤のうちに正電位を
有する逆帯電現像剤が存在し、これなどが転写過程で記
録用紙へ転写されずに感光ドラム18に残留することが
ある。この感光ドラム18に残留する未転写現像剤は、
後続の画像形成時に記録用紙の汚染原因となるため好ま
しいものではない。しかも、この未転写現像剤が転写ロ
ーラ24へ移って後続の画像形成時に記録用紙裏面を汚
染してしまう現象も発生している。図2〜図4に、この
ような未転写現像剤による不良転写現象を説明してあ
る。
【0009】理想的には、感光ドラム18に付着した現
像剤がすべて記録用紙30に転写されるのはもちろんで
ある。しかし現実には、感光ドラム18の疲労や逆帯電
現像剤の存在などによって、感光ドラム18上の現像剤
が完璧に記録用紙30へ転写されることはなく、図2中
に示すような未転写現像剤Tが感光ドラム18に残留す
る。そして、排紙ローラの駆動に伴うなどで、記録用紙
30がない状態でも感光ドラム18と転写ローラ24は
回転するので、未転写現像剤T中の逆帯電現像剤が感光
ドラム18に残る一方、その他の未転写現像剤Tが転写
ローラ24へ移っていくことになる。このような状態で
次ページの記録用紙30が送られてくると、該記録用紙
30の表面は感光ドラム18に残留した未転写現像剤T
により汚染され、裏面は転写ローラ24に移った未転写
現像剤Tにより汚染されてしまう。
像剤がすべて記録用紙30に転写されるのはもちろんで
ある。しかし現実には、感光ドラム18の疲労や逆帯電
現像剤の存在などによって、感光ドラム18上の現像剤
が完璧に記録用紙30へ転写されることはなく、図2中
に示すような未転写現像剤Tが感光ドラム18に残留す
る。そして、排紙ローラの駆動に伴うなどで、記録用紙
30がない状態でも感光ドラム18と転写ローラ24は
回転するので、未転写現像剤T中の逆帯電現像剤が感光
ドラム18に残る一方、その他の未転写現像剤Tが転写
ローラ24へ移っていくことになる。このような状態で
次ページの記録用紙30が送られてくると、該記録用紙
30の表面は感光ドラム18に残留した未転写現像剤T
により汚染され、裏面は転写ローラ24に移った未転写
現像剤Tにより汚染されてしまう。
【0010】上記現象は、転写ローラ24と感光ドラム
18が一定圧力で当接回転している状態のところへ記録
用紙30が入っていくことにより、記録用紙30と転写
ローラ24、感光ドラム18との間に発生する摩擦に起
因する。さらには、動作環境に応じてその特性の変わる
転写ローラ24の電流が高湿環境で漏洩することにより
発生する。また、記録用紙30の裏面が転写ローラ24
の前に位置するローラとの摩擦によって正に帯電するこ
とにも起因する。通常、記録用紙とローラが摩擦する場
合、記録用紙は正に、ローラは負に帯電する。
18が一定圧力で当接回転している状態のところへ記録
用紙30が入っていくことにより、記録用紙30と転写
ローラ24、感光ドラム18との間に発生する摩擦に起
因する。さらには、動作環境に応じてその特性の変わる
転写ローラ24の電流が高湿環境で漏洩することにより
発生する。また、記録用紙30の裏面が転写ローラ24
の前に位置するローラとの摩擦によって正に帯電するこ
とにも起因する。通常、記録用紙とローラが摩擦する場
合、記録用紙は正に、ローラは負に帯電する。
【0011】以上のような従来技術に着目して本発明
は、未転写現像剤による後続の画像形成時の用紙汚染を
極力防止する不良転写抑制技術を提供する。
は、未転写現像剤による後続の画像形成時の用紙汚染を
極力防止する不良転写抑制技術を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的のために本発明
は、感光体と転写手段により記録用紙を挟んで感光体か
ら記録用紙表面へ現像剤を転写する電子写真現像方式の
画像形成装置における不良転写抑制方法として、転写前
に、記録用紙裏面を現像剤と同じ極性に帯電させるとと
もに記録用紙表面を現像剤と異なる極性に帯電させるこ
とを特徴とした不良転写抑制方法を提供する。
は、感光体と転写手段により記録用紙を挟んで感光体か
ら記録用紙表面へ現像剤を転写する電子写真現像方式の
画像形成装置における不良転写抑制方法として、転写前
に、記録用紙裏面を現像剤と同じ極性に帯電させるとと
もに記録用紙表面を現像剤と異なる極性に帯電させるこ
とを特徴とした不良転写抑制方法を提供する。
【0013】そして、感光ドラムと転写ローラにより記
録用紙を挟んで感光ドラムから記録用紙表面へ現像剤を
転写する電子写真現像方式の画像形成装置において、現
像剤と同じ極性の不良転写抑制電圧を受けて記録用紙裏
面に接する裏面帯電手段を転写ローラよりも前に設けた
ことを特徴とする画像形成装置を提供する。
録用紙を挟んで感光ドラムから記録用紙表面へ現像剤を
転写する電子写真現像方式の画像形成装置において、現
像剤と同じ極性の不良転写抑制電圧を受けて記録用紙裏
面に接する裏面帯電手段を転写ローラよりも前に設けた
ことを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0014】その裏面帯電手段としては、転写ローラよ
りも前、好ましくは直前に位置したローラとして、たと
えばレジスタローラを応用することが可能で、この場
合、レジスタローラのうち記録用紙裏面側のローラに帯
電可能な導電性材質のローラを採用し、記録用紙裏面へ
現像剤と同じたとえば負電位を提供して帯電させるよう
にする。これにより、記録用紙がレジスタローラの間を
通過する間に裏面を負に、表面を分極現象によって正に
帯電させ、この状態で転写ローラへ到達する方式とする
ことができる。
りも前、好ましくは直前に位置したローラとして、たと
えばレジスタローラを応用することが可能で、この場
合、レジスタローラのうち記録用紙裏面側のローラに帯
電可能な導電性材質のローラを採用し、記録用紙裏面へ
現像剤と同じたとえば負電位を提供して帯電させるよう
にする。これにより、記録用紙がレジスタローラの間を
通過する間に裏面を負に、表面を分極現象によって正に
帯電させ、この状態で転写ローラへ到達する方式とする
ことができる。
【0015】転写ローラへ到達する記録用紙の裏面電位
が現像剤と同極性に帯電していれば、転写ローラに付着
している未転写現像剤の電位も同じ極性であるので、記
録用紙裏面と未転写現像剤との間には斥力が発生して未
転写現像剤の移動が抑制される。また、感光ドラムへ到
達する記録用紙の表面電位が現像剤と逆極性に帯電して
いれば、感光ローラに付着している未転写現像剤の電位
も同じ(=逆帯電現像剤)であるので、記録用紙表面と
未転写現像剤との間には斥力が発生して未転写現像剤の
移動が抑制される。
が現像剤と同極性に帯電していれば、転写ローラに付着
している未転写現像剤の電位も同じ極性であるので、記
録用紙裏面と未転写現像剤との間には斥力が発生して未
転写現像剤の移動が抑制される。また、感光ドラムへ到
達する記録用紙の表面電位が現像剤と逆極性に帯電して
いれば、感光ローラに付着している未転写現像剤の電位
も同じ(=逆帯電現像剤)であるので、記録用紙表面と
未転写現像剤との間には斥力が発生して未転写現像剤の
移動が抑制される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき添
付図面を参照して詳細に説明する。
付図面を参照して詳細に説明する。
【0017】図5に、本発明の不良転写抑制技術を採用
した電子写真現像式の画像形成装置におけるエンジンメ
カニズムを概略的に示す。
した電子写真現像式の画像形成装置におけるエンジンメ
カニズムを概略的に示す。
【0018】このエンジンメカニズムにおいては、レジ
スタローラ中の記録用紙裏面側となるローラ32を導電
性とし、該導電性ローラ32に対し、不良転写抑制電圧
VRとして−10〜−100[V]のバイアス電圧を印
加する。すると、記録用紙が導電性レジスタローラ32
を通過することにより、記録用紙の裏面は−10〜−1
00[V]に帯電し且つ表面は10〜100[V]に分
極帯電する。
スタローラ中の記録用紙裏面側となるローラ32を導電
性とし、該導電性ローラ32に対し、不良転写抑制電圧
VRとして−10〜−100[V]のバイアス電圧を印
加する。すると、記録用紙が導電性レジスタローラ32
を通過することにより、記録用紙の裏面は−10〜−1
00[V]に帯電し且つ表面は10〜100[V]に分
極帯電する。
【0019】このように帯電した記録用紙が転写ローラ
24と感光ドラム18との間に進入していくと、転写ロ
ーラ24に付着している未転写現像剤は、負の裏面電位
との間の斥力によって記録用紙側への移動が抑制され
る。そして、感光ドラム18に付着している未転写現像
剤は、正の表面電位との間の斥力によって記録用紙側へ
の移動が抑制される。この感光ドラム18と転写ローラ
24との間に記録用紙が位置する状態を図6に拡大して
詳細に示してある。
24と感光ドラム18との間に進入していくと、転写ロ
ーラ24に付着している未転写現像剤は、負の裏面電位
との間の斥力によって記録用紙側への移動が抑制され
る。そして、感光ドラム18に付着している未転写現像
剤は、正の表面電位との間の斥力によって記録用紙側へ
の移動が抑制される。この感光ドラム18と転写ローラ
24との間に記録用紙が位置する状態を図6に拡大して
詳細に示してある。
【0020】転写ローラ24においては、未転写現像剤
Tが負の電位を有するのに対し、記録用紙30の裏面は
負に帯電している。したがって、記録用紙裏面と未転写
現像剤Tとの間には斥力Fが発生して移動が抑制され
る。
Tが負の電位を有するのに対し、記録用紙30の裏面は
負に帯電している。したがって、記録用紙裏面と未転写
現像剤Tとの間には斥力Fが発生して移動が抑制され
る。
【0021】感光ドラム18において、未転写現像剤T
は正の電位を有する一方、正規の現像剤は負の電位を有
する。そして、記録用紙30の表面は正に帯電してお
り、且つ転写ローラ24に転写電圧VTが提供されるの
で、感光ドラム18にある正規現像剤は記録用紙側へ引
きつけられて転写する。このとき、感光ドラム18にあ
る未転写現像剤Tと記録用紙表面との間には斥力Fが発
生して移動が抑制される一方、記録用紙表面が正に帯電
してあることから引力が増大して正規現像剤の転写能力
が向上することになる。
は正の電位を有する一方、正規の現像剤は負の電位を有
する。そして、記録用紙30の表面は正に帯電してお
り、且つ転写ローラ24に転写電圧VTが提供されるの
で、感光ドラム18にある正規現像剤は記録用紙側へ引
きつけられて転写する。このとき、感光ドラム18にあ
る未転写現像剤Tと記録用紙表面との間には斥力Fが発
生して移動が抑制される一方、記録用紙表面が正に帯電
してあることから引力が増大して正規現像剤の転写能力
が向上することになる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、未転写現像剤の記録用
紙付着を効果的に抑制することができるようになり、形
成画像の品質向上に寄与することとなる。
紙付着を効果的に抑制することができるようになり、形
成画像の品質向上に寄与することとなる。
【図1】従来における画像形成装置のエンジンメカニズ
ムを示した概略構成図。
ムを示した概略構成図。
【図2】未転写現像剤付着過程の説明図。
【図3】図2の続きを示した説明図。
【図4】図3の続きを示した説明図。
【図5】本発明に係る画像形成装置のエンジンメカニズ
ムを示した概略構成図。
ムを示した概略構成図。
【図6】本発明の不良転写抑制過程の説明図。
32 裏面帯電手段(用紙裏面側レジスタローラ) VR 不良転写抑制電圧
Claims (4)
- 【請求項1】 感光体と転写手段により記録用紙を挟ん
で感光体から記録用紙表面へ現像剤を転写する電子写真
現像方式の画像形成装置における不良転写抑制方法であ
って、 転写前に、記録用紙裏面を現像剤と同じ極性に帯電させ
るとともに記録用紙表面を現像剤と異なる極性に帯電さ
せることを特徴とする不良転写抑制方法。 - 【請求項2】 感光ドラムと転写ローラにより記録用紙
を挟んで感光ドラムから記録用紙表面へ現像剤を転写す
る電子写真現像方式の画像形成装置において、 現像剤と同じ極性の不良転写抑制電圧を受けて記録用紙
裏面に接する裏面帯電手段を転写ローラよりも前に設け
たことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 裏面帯電手段として、レジスタローラの
うちの記録用紙裏面側のローラを使用する請求項2記載
の画像形成装置。 - 【請求項4】 不良転写抑制電圧が−10〜−100
[V]で提供される請求項3記載の画像形成装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1996P37923 | 1996-09-02 | ||
KR1019960037923A KR100196572B1 (ko) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 전자사진 현상방식을 채용한 화상형성장치의 역전사 감소방법과 장치 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1091007A true JPH1091007A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=19472561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9236639A Pending JPH1091007A (ja) | 1996-09-02 | 1997-09-02 | 電子写真現像方式を採用した画像形成装置の不良転写抑制方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5923943A (ja) |
JP (1) | JPH1091007A (ja) |
KR (1) | KR100196572B1 (ja) |
CN (1) | CN1179251C (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3401520B2 (ja) * | 1999-08-11 | 2003-04-28 | 京セラミタ株式会社 | 電子写真装置に用いる転写方法 |
CN100380244C (zh) * | 2003-06-25 | 2008-04-09 | 明基电通股份有限公司 | 彩色电极阵列打印机 |
US20070238169A1 (en) * | 2006-04-11 | 2007-10-11 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Cell sorter and culture system |
JP4605255B2 (ja) * | 2008-06-09 | 2011-01-05 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP5855823B2 (ja) * | 2010-11-30 | 2016-02-09 | 株式会社ミヤコシ | 電子写真装置 |
JP5967060B2 (ja) * | 2013-12-05 | 2016-08-10 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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