JPH07160129A - 電子写真方法及び電子写真装置 - Google Patents
電子写真方法及び電子写真装置Info
- Publication number
- JPH07160129A JPH07160129A JP30399593A JP30399593A JPH07160129A JP H07160129 A JPH07160129 A JP H07160129A JP 30399593 A JP30399593 A JP 30399593A JP 30399593 A JP30399593 A JP 30399593A JP H07160129 A JPH07160129 A JP H07160129A
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 転写ローラ等による接触式の転写方法を用い
る場合、転写ローラによる圧力ため画像に中抜け現象が
生じる。特に、葉書など厚紙に発生し易い。これを、従
来のコロナ転写並にすると同時に、低オゾン化を達成す
る。 【構成】 接触圧を300g/cm2以下にして、転写
に先立ち予め帯電して転写部に導き転写を行う。受像紙
の帯電は、接地した導電性の金属板と半導電性のフィル
ム間に挟み込み低電圧印加による微小放電を利用する。
また、受像紙が転写部に介在しないときは、転写ローラ
の接地を切り電気的にフロート状態にすることによっ
て、ローラ表面の汚れを防止する。この方法は、用紙詰
まりなどの時にも有効である。以上の方法により、中抜
けの無い良好な画像が得られる。
る場合、転写ローラによる圧力ため画像に中抜け現象が
生じる。特に、葉書など厚紙に発生し易い。これを、従
来のコロナ転写並にすると同時に、低オゾン化を達成す
る。 【構成】 接触圧を300g/cm2以下にして、転写
に先立ち予め帯電して転写部に導き転写を行う。受像紙
の帯電は、接地した導電性の金属板と半導電性のフィル
ム間に挟み込み低電圧印加による微小放電を利用する。
また、受像紙が転写部に介在しないときは、転写ローラ
の接地を切り電気的にフロート状態にすることによっ
て、ローラ表面の汚れを防止する。この方法は、用紙詰
まりなどの時にも有効である。以上の方法により、中抜
けの無い良好な画像が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、ファクシミリ、
プリンターに係り、特に電子写真方法及び電子写真装置
に関するものである。
プリンターに係り、特に電子写真方法及び電子写真装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置はオフィスユースの
目的からパーソナルユースへと移行しつつあり小型化、
メンテフリー等を実現する技術が求められている。パー
ソナルユースを目的とする小型のプリンターは、配置さ
れる場所が机上の隅であったり、一般の家庭で使用され
る場合が想定され、メンテンンス性やオゾン排気が少な
い等の条件が満たされることが普及のポイントとなる。
目的からパーソナルユースへと移行しつつあり小型化、
メンテフリー等を実現する技術が求められている。パー
ソナルユースを目的とする小型のプリンターは、配置さ
れる場所が机上の隅であったり、一般の家庭で使用され
る場合が想定され、メンテンンス性やオゾン排気が少な
い等の条件が満たされることが普及のポイントとなる。
【0003】電子写真方式の複写機、プリンターの印字
プロセスを説明する。先ず、画像形成のために感光体を
帯電する。帯電方法としては、従来から多く用いられて
いるコロナ放電器を使用するもの、また、近年では発生
オゾンの低減を狙って導電性ローラを感光体に直接押圧
した接触型の帯電方法等によって感光体表面を均一に帯
電する。感光体を帯電後、複写機であれば、複写原稿に
光を照射し反射光をレンズ系を通して感光体に照射す
る。或いは、プリンターであれば露光光源としての発光
ダイオードやレーザーダイオードに画像信号を送り光の
ON−OFFによって感光体に潜像を形成する。感光体
に潜像(表面電位の高低)が形成されると感光体は予め
帯電された着色粉体であるトナー(直径が5μm〜15
μm位)によって顕像化される。トナーは感光体の表面
電位の高低に従って感光体表面に付着し複写用紙に電気
的に転写される。即ち、トナーは予め正または負に帯電
しており複写用紙の背面からトナー極性と反対の極性の
電荷を付与して電気的に吸引する。これまで、この電荷
付与方法としては帯電方法と同じくコロナ放電器が広く
用いられてきたが、オゾン発生の低減のため近年では導
電性ローラを用いた転写装置が実用化されている。
プロセスを説明する。先ず、画像形成のために感光体を
帯電する。帯電方法としては、従来から多く用いられて
いるコロナ放電器を使用するもの、また、近年では発生
オゾンの低減を狙って導電性ローラを感光体に直接押圧
した接触型の帯電方法等によって感光体表面を均一に帯
電する。感光体を帯電後、複写機であれば、複写原稿に
光を照射し反射光をレンズ系を通して感光体に照射す
る。或いは、プリンターであれば露光光源としての発光
ダイオードやレーザーダイオードに画像信号を送り光の
ON−OFFによって感光体に潜像を形成する。感光体
に潜像(表面電位の高低)が形成されると感光体は予め
帯電された着色粉体であるトナー(直径が5μm〜15
μm位)によって顕像化される。トナーは感光体の表面
電位の高低に従って感光体表面に付着し複写用紙に電気
的に転写される。即ち、トナーは予め正または負に帯電
しており複写用紙の背面からトナー極性と反対の極性の
電荷を付与して電気的に吸引する。これまで、この電荷
付与方法としては帯電方法と同じくコロナ放電器が広く
用いられてきたが、オゾン発生の低減のため近年では導
電性ローラを用いた転写装置が実用化されている。
【0004】図6は特開平1−177063号公報や特
開平2−226282号公報に開示されたトナー像転写
装置の構成を示す概略図である。図6において、20は
発泡性または固体状態のゴムなどからなり、体積抵抗値
108〜1013Ωcmに調整された転写ローラ、21は
転写ローラに電圧印加のための電源、22は感光体、2
3は受像紙(複写用紙)、24は受像紙を転写ローラ2
0と感光体22の接触部に導くための導電性のガイド、
25は抵抗体である。以上のように構成された転写装置
の動作を説明する。
開平2−226282号公報に開示されたトナー像転写
装置の構成を示す概略図である。図6において、20は
発泡性または固体状態のゴムなどからなり、体積抵抗値
108〜1013Ωcmに調整された転写ローラ、21は
転写ローラに電圧印加のための電源、22は感光体、2
3は受像紙(複写用紙)、24は受像紙を転写ローラ2
0と感光体22の接触部に導くための導電性のガイド、
25は抵抗体である。以上のように構成された転写装置
の動作を説明する。
【0005】感光体22の表面には上述したトナーによ
る像が形成されている。今、感光体22の極性を負、ト
ナーの極性が正の正規現像を想定する。転写ローラ20
は感光体22に所定の押圧力で接している。受像紙23
は感光体22と転写ローラ20の接触点(ニップ)に供
給され、転写ローラ20によって感光体22に押し当て
られトナーと接触する。転写ローラ20にはトナーの極
性と反対の負電圧が電源装置21から印加されているの
でトナーは受像紙23転写される。転写ローラ20が受
像紙23に接触しているので電源21から印加する電圧
は1.0kV〜5.0kVである。導電性のガイド24
は、転写ニップに到達する以前に、受像紙に電界が作用
しトナーが飛翔し、飛び散りの多い画像になることを避
けるために設けられている。また、ガイド24を抵抗体
25を介して接地し、不用意な電流の漏洩を防止し転写
性能を確保している。さらに、特開平1−177063
号公報には、画像中の一部が転写されない、いわゆる”
中抜け”を回避するため、転写ローラ20の硬度及び圧
接力を規定している。また、受像紙23が何らかの異常
によって詰まり、転写部に搬送されいと転写ローラ20
がトナーによって汚れ、受像紙23の裏汚れの原因とな
る。この場合は、転写ローラ20に印加する電圧の極性
をトナーと同極性にして、静電的に感光体22に転写ロ
ーラ20上のトナーを戻す処置がとられる。トナー像を
転写された受像紙23は感光体20と転写ローラ22の
接触点を過ぎ定着部(図示せず)に搬送される。
る像が形成されている。今、感光体22の極性を負、ト
ナーの極性が正の正規現像を想定する。転写ローラ20
は感光体22に所定の押圧力で接している。受像紙23
は感光体22と転写ローラ20の接触点(ニップ)に供
給され、転写ローラ20によって感光体22に押し当て
られトナーと接触する。転写ローラ20にはトナーの極
性と反対の負電圧が電源装置21から印加されているの
でトナーは受像紙23転写される。転写ローラ20が受
像紙23に接触しているので電源21から印加する電圧
は1.0kV〜5.0kVである。導電性のガイド24
は、転写ニップに到達する以前に、受像紙に電界が作用
しトナーが飛翔し、飛び散りの多い画像になることを避
けるために設けられている。また、ガイド24を抵抗体
25を介して接地し、不用意な電流の漏洩を防止し転写
性能を確保している。さらに、特開平1−177063
号公報には、画像中の一部が転写されない、いわゆる”
中抜け”を回避するため、転写ローラ20の硬度及び圧
接力を規定している。また、受像紙23が何らかの異常
によって詰まり、転写部に搬送されいと転写ローラ20
がトナーによって汚れ、受像紙23の裏汚れの原因とな
る。この場合は、転写ローラ20に印加する電圧の極性
をトナーと同極性にして、静電的に感光体22に転写ロ
ーラ20上のトナーを戻す処置がとられる。トナー像を
転写された受像紙23は感光体20と転写ローラ22の
接触点を過ぎ定着部(図示せず)に搬送される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した転写方法は以
下に示す課題が生じる。
下に示す課題が生じる。
【0007】転写ローラ方式は、これまでのコロナ転写
方式と異なり、オゾン発生が無く、また、装置の小型化
にも適している。しかしながら、コロナ方式に比較して
受像紙からトナーにかかる力は大きいためトナーが凝集
したり、感光体表面に押しつけられたりして画像の中央
部が転写されない”中抜け”現象が避けられない。前述
したように、転写ローラ硬度をできる限り低くし、ま
た、圧接力も小さくして中抜けの発生を極力抑えるが、
完全ではなく、厚紙や葉書用紙に複写する場合は現象が
顕著になる。また、特開平1−177063号公報にも
記載があるように転写ローラの導電性を向上させるには
導電性のフィラーをゴム材に混ぜなければならないが、
一方、フィラーを混入させると転写ローラの硬度が高く
なり作製が難しくなる。従って、転写ローラ間の品質の
バラツキや、一本の中でも抵抗バラツキが大きくなる等
の問題点がある。
方式と異なり、オゾン発生が無く、また、装置の小型化
にも適している。しかしながら、コロナ方式に比較して
受像紙からトナーにかかる力は大きいためトナーが凝集
したり、感光体表面に押しつけられたりして画像の中央
部が転写されない”中抜け”現象が避けられない。前述
したように、転写ローラ硬度をできる限り低くし、ま
た、圧接力も小さくして中抜けの発生を極力抑えるが、
完全ではなく、厚紙や葉書用紙に複写する場合は現象が
顕著になる。また、特開平1−177063号公報にも
記載があるように転写ローラの導電性を向上させるには
導電性のフィラーをゴム材に混ぜなければならないが、
一方、フィラーを混入させると転写ローラの硬度が高く
なり作製が難しくなる。従って、転写ローラ間の品質の
バラツキや、一本の中でも抵抗バラツキが大きくなる等
の問題点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は下記の構成を特徴とする電子写真方法及び
電子写真装置である。
めに本発明は下記の構成を特徴とする電子写真方法及び
電子写真装置である。
【0009】本発明は、静電潜像担持体上に現像像を形
成する現像手段と、受像紙を前記静電潜像担持体との間
に挟持する導電性電極とを具備した電子写真装置に用い
る電子写真方法であって、前記受像紙を予め帯電し、前
記導電性電極に導く工程と、前記導電性電極を接地し、
前記導電性電極の前記静電潜像担持体への圧接力を30
0g/cm2以下とする工程とを具備したことを特徴と
する電子写真方法である。
成する現像手段と、受像紙を前記静電潜像担持体との間
に挟持する導電性電極とを具備した電子写真装置に用い
る電子写真方法であって、前記受像紙を予め帯電し、前
記導電性電極に導く工程と、前記導電性電極を接地し、
前記導電性電極の前記静電潜像担持体への圧接力を30
0g/cm2以下とする工程とを具備したことを特徴と
する電子写真方法である。
【0010】または、静電潜像担持体上に現像像を形成
する現像手段と、前記受像紙を前記静電潜像担持体との
間に挟持するための導電性電極と、前記受像紙を前記導
電性電極に導くための接地された導電性のガイドと、前
記受像紙を前記ガイドに押しつけ帯電させるための半導
電性電極と、該半導電性電極に電圧印加するための電源
手段とを具備し、前記導電性電極を接地し、前記導電性
電極の前記静電潜像担持体への圧接力を300g/cm
2以下とすることを特徴とする電子写真装置である。
する現像手段と、前記受像紙を前記静電潜像担持体との
間に挟持するための導電性電極と、前記受像紙を前記導
電性電極に導くための接地された導電性のガイドと、前
記受像紙を前記ガイドに押しつけ帯電させるための半導
電性電極と、該半導電性電極に電圧印加するための電源
手段とを具備し、前記導電性電極を接地し、前記導電性
電極の前記静電潜像担持体への圧接力を300g/cm
2以下とすることを特徴とする電子写真装置である。
【0011】さらに、導電性電極がローラ状である電子
写真装置である。または、静電潜像担持体上に現像像を
形成する現像手段と、受像紙を前記静電潜像担持体との
間に挟持する導電性電極とを具備した電子写真装置に用
いる電子写真方法であって、前記受像紙を予め帯電し、
前記導電性電極に導く工程と、前記導電性電極を接地
し、前記導電性電極の前記静電潜像担持体への圧接力を
300g/cm2以下とする工程と、少なくとも前記受
像紙が前記静電潜像担持体と前記導電性電極間に存在し
ないときは、前記導電性電極を電気的にフロート状態に
する工程とを具備したことを特徴とする電子写真方法で
ある。
写真装置である。または、静電潜像担持体上に現像像を
形成する現像手段と、受像紙を前記静電潜像担持体との
間に挟持する導電性電極とを具備した電子写真装置に用
いる電子写真方法であって、前記受像紙を予め帯電し、
前記導電性電極に導く工程と、前記導電性電極を接地
し、前記導電性電極の前記静電潜像担持体への圧接力を
300g/cm2以下とする工程と、少なくとも前記受
像紙が前記静電潜像担持体と前記導電性電極間に存在し
ないときは、前記導電性電極を電気的にフロート状態に
する工程とを具備したことを特徴とする電子写真方法で
ある。
【0012】または、静電潜像担持体上に現像像を形成
する現像手段と、前記受像紙を前記静電潜像担持体との
間に挟持するための導電性電極と、前記受像紙を前記導
電性電極に導くための接地された導電性のガイドと、前
記受像紙を前記ガイドに押しつけ帯電させるための半導
電性電極と、該半導電性電極に電圧印加するための電源
手段と、前記導電性電極を接地またはフロート状態に切
り換えるためのスイッチとを具備し、前記導電性電極を
接地し、前記導電性電極の前記静電潜像担持体への圧接
力を300g/cm2以下とし、少なくとも前記受像紙
が前記静電潜像担持体と前記導電性電極間に存在しない
ときは、前記スイッチを電気的にフロート状態にするこ
とを特徴とする電子写真装置である。
する現像手段と、前記受像紙を前記静電潜像担持体との
間に挟持するための導電性電極と、前記受像紙を前記導
電性電極に導くための接地された導電性のガイドと、前
記受像紙を前記ガイドに押しつけ帯電させるための半導
電性電極と、該半導電性電極に電圧印加するための電源
手段と、前記導電性電極を接地またはフロート状態に切
り換えるためのスイッチとを具備し、前記導電性電極を
接地し、前記導電性電極の前記静電潜像担持体への圧接
力を300g/cm2以下とし、少なくとも前記受像紙
が前記静電潜像担持体と前記導電性電極間に存在しない
ときは、前記スイッチを電気的にフロート状態にするこ
とを特徴とする電子写真装置である。
【0013】さらに、導電性電極がローラ状である電子
写真装置である。または、静電潜像担持体上に現像像を
形成する現像手段と、前記受像紙を前記静電潜像担持体
との間に挟持するための導電性電極と、前記受像紙を前
記導電性電極に導くための接地された導電性のガイド
と、前記受像紙を前記ガイドに押しつけ帯電させるため
の半導電性電極と、該半導電性電極に電圧印加するため
の電源手段と、前記導電性電極に接触または非接触状態
を保持できる接地電極とを具備し、前記導電性電極を接
地し、前記導電性電極の前記静電潜像担持体への圧接力
を300g/cm2以下とし、少なくとも前記受像紙が
前記静電潜像担持体と前記導電性電極間に存在しないと
きは、前記接地電極を前記導電性電極と非接触状態に保
持することを特徴とする電子写真装置である。
写真装置である。または、静電潜像担持体上に現像像を
形成する現像手段と、前記受像紙を前記静電潜像担持体
との間に挟持するための導電性電極と、前記受像紙を前
記導電性電極に導くための接地された導電性のガイド
と、前記受像紙を前記ガイドに押しつけ帯電させるため
の半導電性電極と、該半導電性電極に電圧印加するため
の電源手段と、前記導電性電極に接触または非接触状態
を保持できる接地電極とを具備し、前記導電性電極を接
地し、前記導電性電極の前記静電潜像担持体への圧接力
を300g/cm2以下とし、少なくとも前記受像紙が
前記静電潜像担持体と前記導電性電極間に存在しないと
きは、前記接地電極を前記導電性電極と非接触状態に保
持することを特徴とする電子写真装置である。
【0014】さらに、導電性電極がローラ状である電子
写真装置である。
写真装置である。
【0015】
【作用】画像の中央部の転写不良(中抜け)に関して考
察してみる。中抜けは、転写ローラの圧力によって、ト
ナー同士の凝集、感光体表面への付着が起こり発生す
る。特に、転写ローラの長手方向に対して、直角方向の
ライン画像を書いた場合に発生しやすい。これは、トナ
ーの存在する部分としない部分では圧力差が生じるため
で、受像紙が厚紙なるほど顕著となる。中抜けを低減さ
せるためには、トナーへの圧力集中を避ければよいの
で、 1)転写ローラの硬度を下げる 2)感光体上のトナーの厚みを下げる 3)トナーの凝集力を下げる 4)感光体表面の離型性を向上させる 5)感光体と受像紙の速度差を設ける 等の対策が考えられる。しかしながら、1)に示した転
写ローラ硬度を低下させる方法でも、前述したように葉
書等の厚紙には効果が少ない。また、4)感光体表面は
クリーニングなどによって常に摺擦されており、経時変
化は避けられない。
察してみる。中抜けは、転写ローラの圧力によって、ト
ナー同士の凝集、感光体表面への付着が起こり発生す
る。特に、転写ローラの長手方向に対して、直角方向の
ライン画像を書いた場合に発生しやすい。これは、トナ
ーの存在する部分としない部分では圧力差が生じるため
で、受像紙が厚紙なるほど顕著となる。中抜けを低減さ
せるためには、トナーへの圧力集中を避ければよいの
で、 1)転写ローラの硬度を下げる 2)感光体上のトナーの厚みを下げる 3)トナーの凝集力を下げる 4)感光体表面の離型性を向上させる 5)感光体と受像紙の速度差を設ける 等の対策が考えられる。しかしながら、1)に示した転
写ローラ硬度を低下させる方法でも、前述したように葉
書等の厚紙には効果が少ない。また、4)感光体表面は
クリーニングなどによって常に摺擦されており、経時変
化は避けられない。
【0016】これらの点を改良する方法を次のように考
えた。転写時の圧力は極力低く、コロナ転写時程度がよ
い。しかし、転写圧力を低下させると、受像紙へかかる
電界が不安定となり転写ムラとなる。特に、転写ローラ
の場合、印加電圧が低圧であるため発生し易い。そこ
で、転写に必要な電荷を予め受像紙に付与し、転写ロー
ラは、受像紙を感光体に押しつける目的で用いる。この
時転写ローラは、帯電した受像紙の通過による不用意な
帯電を避けるため導電性のものがよく、接地する。転写
に先立つ受像紙帯電は、方法はどんなものでもよいが、
コロナ放電器等を用いるとオゾン発生の原因となる。そ
こで発明者らは、低オゾンの帯電方法を考案した。これ
は、接地された金属板の上に半導電性のフィルムを向か
い合わせ軽く接触させ、半導電性のフィルムは電圧発生
電源に接続する。金属板と半導電性フィルムの接触圧
は、両者間を受像紙が通過するときほぼ半導電性のフィ
ルムの一部が受像紙に接触する程度でよい。電圧発生電
源より約500〜1000Vの電圧を印加し、金属板と
半導電性のフィルム間に受像紙を通過させると、受像紙
と半導電性のフィルム間で微小な放電が起き受像紙が帯
電する。コロナ放電器等を用いると受像紙が帯電しすぎ
て転写位置前に感光体上のトナーが受像紙に飛翔する、
いわゆる”前飛び”が起きやすいが、前述した微小放電
を利用するとこの心配も無い。
えた。転写時の圧力は極力低く、コロナ転写時程度がよ
い。しかし、転写圧力を低下させると、受像紙へかかる
電界が不安定となり転写ムラとなる。特に、転写ローラ
の場合、印加電圧が低圧であるため発生し易い。そこ
で、転写に必要な電荷を予め受像紙に付与し、転写ロー
ラは、受像紙を感光体に押しつける目的で用いる。この
時転写ローラは、帯電した受像紙の通過による不用意な
帯電を避けるため導電性のものがよく、接地する。転写
に先立つ受像紙帯電は、方法はどんなものでもよいが、
コロナ放電器等を用いるとオゾン発生の原因となる。そ
こで発明者らは、低オゾンの帯電方法を考案した。これ
は、接地された金属板の上に半導電性のフィルムを向か
い合わせ軽く接触させ、半導電性のフィルムは電圧発生
電源に接続する。金属板と半導電性フィルムの接触圧
は、両者間を受像紙が通過するときほぼ半導電性のフィ
ルムの一部が受像紙に接触する程度でよい。電圧発生電
源より約500〜1000Vの電圧を印加し、金属板と
半導電性のフィルム間に受像紙を通過させると、受像紙
と半導電性のフィルム間で微小な放電が起き受像紙が帯
電する。コロナ放電器等を用いると受像紙が帯電しすぎ
て転写位置前に感光体上のトナーが受像紙に飛翔する、
いわゆる”前飛び”が起きやすいが、前述した微小放電
を利用するとこの心配も無い。
【0017】受像紙が詰まった時などは、転写ローラに
トナーは付着して汚れる。本方式では、転写ローラは導
電性で接地されているので、受像紙を介さず感光体に直
接接触すると接地よりトナーと反対極性の電荷が流れ込
みトナーを引きつけ転写ローラが汚れる。これを回避す
るには、転写ローラと接地間を電気的にリーレー等で切
断してフロート状態にすればよい。電気回路上で処理を
してもよいし、機械的に接地部材と転写ローラ間に離接
機構を設け行ってもよい。さらに、転写ローラ表面をト
ナーと離型効果の高い材料で処理しすると効果が高ま
る。
トナーは付着して汚れる。本方式では、転写ローラは導
電性で接地されているので、受像紙を介さず感光体に直
接接触すると接地よりトナーと反対極性の電荷が流れ込
みトナーを引きつけ転写ローラが汚れる。これを回避す
るには、転写ローラと接地間を電気的にリーレー等で切
断してフロート状態にすればよい。電気回路上で処理を
してもよいし、機械的に接地部材と転写ローラ間に離接
機構を設け行ってもよい。さらに、転写ローラ表面をト
ナーと離型効果の高い材料で処理しすると効果が高ま
る。
【0018】
(実施例1)図1は本発明に従う実施例の画像形成装置
の構成構成図である。
の構成構成図である。
【0019】図1において、1は静電潜像保持体として
の感光体で、導電性の基材上に電荷発生層としてフタロ
シアニン系の顔料を樹脂に分散したものを用い、電荷発
生層上に電荷輸送層としてヒドラゾンを樹脂に混合して
感光層の膜厚を20μmとした有機感光体を用いた。感
光体1の外径は30mm、導電性の基材はアルミニウム
で厚み1mmの負帯電有機感光体を用いた。2は感光体
1を帯電するコロナ放電装置、3は感光体に像露光に行
うための露光装置、4は露光後の潜像を顕像化するため
の現像装置で、感光体1に磁性の現像剤であるトナーを
付着させるために感光体1に内包した固定の磁場発生用
磁石4aと、電圧を印加して画像部以外の余分なトナー
を回収するための導電性部材からなる現像電極4b、現
像電極4bに電圧印加と保持電界印加が可能な電源装置
4cからなる。現像電極4bには交流(AC)と直流
(DC)が単独または重畳し、電源装置4cによって印
加される。5は感光体1に接触するように設定された転
写ローラである。転写ローラ5は導電性の部材からなる
軸の周囲に導電性ゴムを設けた弾性のローラである。感
光体1への押圧力は、画像の中抜け発生率から設定す
る。図2は、アスカーCで60度と高硬度の転写ローラ
5とアスカーCで30度と低硬度の転写ローラ5を用
い、葉書用紙90g/m2紙を用いて押圧力と画像の中
抜け発生率との関係を示したものである。ここで、中抜
け発生率とは、転写ローラ5の長手方向と直角方向のラ
イン幅約0.2mmの線画の中抜け発生量を単位面積当
たりで比較して割り出したものである。図2中点線は、
普通紙60g/m2紙の中抜け発生率を示すラインであ
る。葉書用紙を用いた場合の中抜け発生率を普通紙並に
抑えるためには高硬度ローラでは約185g/cm2、
低硬度ローラでは約300g/cm2となる。従って、
現在製造可能なローラを用いて、画像中抜けの無い転写
を行うには押圧力は300g/cm2以下が適切であ
る。感光体1と転写ローラ5との接触ニップは約2mm
であった。転写ローラ5の感光体1への押圧力は押圧す
るのバネの縮み量から割り出した。本実施例では、転写
ローラ5は直径6mmのシャフトの周囲に発砲性の導電
性ウレタンエラストマーを抵抗値107Ω(軸と表面に
電極を設け、両者に500V印加する)にしたものを用
いた。転写ローラ5全体の外径は18.7mmで、硬度
はアスカーCで65度であった。押圧力は約185g/
cm2で用いた。6は受像紙を予め帯電するための転写
帯電部材で、受像紙表面に接触して帯電を行う半導電性
電極6aと、受像紙に半導電性電極6aを押しつけるた
めの押圧スポンジ6bと、半導電性電極6aに電圧印加
するための電源6cからなる。半導電性電極6aの構造
を図3に示す。基材は樹脂フィルム18で、膜厚は約7
0〜100μmである。本実施例ではポリエチレンテレ
フタレート(PET)を用いた。表面の導電層19は樹
脂中に導電性フィラーを分散させスプレーや浸漬法によ
って塗布したもので、抵抗は約106〜107Ω/□であ
る。用いる樹脂はポリカーボネート樹脂や、ウレタン樹
脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂など高絶縁性であれば
何でもよい。本実施例ではポリカーボネート樹脂を用い
た。塗布膜厚は約20μmである。7は受像紙を転写ロ
ーラ5に導入、及び、半導電性電極6aとともに受像紙
を挟み込み帯電させるため導電性部材からなる突入ガイ
ドで、直接接地してもよいし、100MΩ以上の抵抗を
介して接地してもよい。半導電性電極6aは、押圧スポ
ンジ6bによってガイド7または受像紙に押しつけられ
るが、その線圧は1kg/mm以下で、本実施例では、
約100g/mmで用いた。6cの電源は、半導電性電
極6aに接続し、定電圧または定電流方法によって印加
する。予め、受像紙の抵抗を検知して、印加する電圧、
電流を決定してもよい。本実施例では、定電圧印加方法
を用い、また、トナーは負極性の反転現像方式を用いた
ので、印加電圧はプラス約1〜1.5kVであった。8
は樹脂部材からなる搬送ガイドである。受像紙が感光体
1と転写ローラ5と分離する近傍に、接地または電圧印
加した針や導電ブラシ等の除電手段を配置してもよい。
9は定着装置で、導電性の管材上にフッ素またはシルコ
ーン系の樹脂中に導電性粉末を分散した導電性塗料を塗
布したヒートーローラ9aとシリコーン系のゴムからな
る加圧用バックアップローラ9bからなる。ヒートロー
ラ9aの中にはハロゲンランプを配置し加熱できる。ま
た、ヒートローラ9aの軸受けは導電性のもの用い、定
着装置9の匡体と電気的に導通させ、匡体を100MΩ
以上の抵抗を介して接地する。本実施例では、感光体1
と転写ローラ5との接触ニップと突入ガイド先端との距
離は約5mm、また、定着装置9のヒートローラ9aと
加圧ローラ9bとの接触ニップと転写部位間の距離は約
90mmである。突入ガイド7と接地間に挿入した抵抗
値は200MΩ、また、定着装置9と接地間に挿入した
抵抗も200MΩであった。10は受像紙、11は感光
体1表面に転写後残留するトナーをクリーニングするた
めのクリーニング装置、12はトナーである。トナー1
2は平均粒径が約12μmで、磁性絶縁性で負電荷を帯
びている。
の感光体で、導電性の基材上に電荷発生層としてフタロ
シアニン系の顔料を樹脂に分散したものを用い、電荷発
生層上に電荷輸送層としてヒドラゾンを樹脂に混合して
感光層の膜厚を20μmとした有機感光体を用いた。感
光体1の外径は30mm、導電性の基材はアルミニウム
で厚み1mmの負帯電有機感光体を用いた。2は感光体
1を帯電するコロナ放電装置、3は感光体に像露光に行
うための露光装置、4は露光後の潜像を顕像化するため
の現像装置で、感光体1に磁性の現像剤であるトナーを
付着させるために感光体1に内包した固定の磁場発生用
磁石4aと、電圧を印加して画像部以外の余分なトナー
を回収するための導電性部材からなる現像電極4b、現
像電極4bに電圧印加と保持電界印加が可能な電源装置
4cからなる。現像電極4bには交流(AC)と直流
(DC)が単独または重畳し、電源装置4cによって印
加される。5は感光体1に接触するように設定された転
写ローラである。転写ローラ5は導電性の部材からなる
軸の周囲に導電性ゴムを設けた弾性のローラである。感
光体1への押圧力は、画像の中抜け発生率から設定す
る。図2は、アスカーCで60度と高硬度の転写ローラ
5とアスカーCで30度と低硬度の転写ローラ5を用
い、葉書用紙90g/m2紙を用いて押圧力と画像の中
抜け発生率との関係を示したものである。ここで、中抜
け発生率とは、転写ローラ5の長手方向と直角方向のラ
イン幅約0.2mmの線画の中抜け発生量を単位面積当
たりで比較して割り出したものである。図2中点線は、
普通紙60g/m2紙の中抜け発生率を示すラインであ
る。葉書用紙を用いた場合の中抜け発生率を普通紙並に
抑えるためには高硬度ローラでは約185g/cm2、
低硬度ローラでは約300g/cm2となる。従って、
現在製造可能なローラを用いて、画像中抜けの無い転写
を行うには押圧力は300g/cm2以下が適切であ
る。感光体1と転写ローラ5との接触ニップは約2mm
であった。転写ローラ5の感光体1への押圧力は押圧す
るのバネの縮み量から割り出した。本実施例では、転写
ローラ5は直径6mmのシャフトの周囲に発砲性の導電
性ウレタンエラストマーを抵抗値107Ω(軸と表面に
電極を設け、両者に500V印加する)にしたものを用
いた。転写ローラ5全体の外径は18.7mmで、硬度
はアスカーCで65度であった。押圧力は約185g/
cm2で用いた。6は受像紙を予め帯電するための転写
帯電部材で、受像紙表面に接触して帯電を行う半導電性
電極6aと、受像紙に半導電性電極6aを押しつけるた
めの押圧スポンジ6bと、半導電性電極6aに電圧印加
するための電源6cからなる。半導電性電極6aの構造
を図3に示す。基材は樹脂フィルム18で、膜厚は約7
0〜100μmである。本実施例ではポリエチレンテレ
フタレート(PET)を用いた。表面の導電層19は樹
脂中に導電性フィラーを分散させスプレーや浸漬法によ
って塗布したもので、抵抗は約106〜107Ω/□であ
る。用いる樹脂はポリカーボネート樹脂や、ウレタン樹
脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂など高絶縁性であれば
何でもよい。本実施例ではポリカーボネート樹脂を用い
た。塗布膜厚は約20μmである。7は受像紙を転写ロ
ーラ5に導入、及び、半導電性電極6aとともに受像紙
を挟み込み帯電させるため導電性部材からなる突入ガイ
ドで、直接接地してもよいし、100MΩ以上の抵抗を
介して接地してもよい。半導電性電極6aは、押圧スポ
ンジ6bによってガイド7または受像紙に押しつけられ
るが、その線圧は1kg/mm以下で、本実施例では、
約100g/mmで用いた。6cの電源は、半導電性電
極6aに接続し、定電圧または定電流方法によって印加
する。予め、受像紙の抵抗を検知して、印加する電圧、
電流を決定してもよい。本実施例では、定電圧印加方法
を用い、また、トナーは負極性の反転現像方式を用いた
ので、印加電圧はプラス約1〜1.5kVであった。8
は樹脂部材からなる搬送ガイドである。受像紙が感光体
1と転写ローラ5と分離する近傍に、接地または電圧印
加した針や導電ブラシ等の除電手段を配置してもよい。
9は定着装置で、導電性の管材上にフッ素またはシルコ
ーン系の樹脂中に導電性粉末を分散した導電性塗料を塗
布したヒートーローラ9aとシリコーン系のゴムからな
る加圧用バックアップローラ9bからなる。ヒートロー
ラ9aの中にはハロゲンランプを配置し加熱できる。ま
た、ヒートローラ9aの軸受けは導電性のもの用い、定
着装置9の匡体と電気的に導通させ、匡体を100MΩ
以上の抵抗を介して接地する。本実施例では、感光体1
と転写ローラ5との接触ニップと突入ガイド先端との距
離は約5mm、また、定着装置9のヒートローラ9aと
加圧ローラ9bとの接触ニップと転写部位間の距離は約
90mmである。突入ガイド7と接地間に挿入した抵抗
値は200MΩ、また、定着装置9と接地間に挿入した
抵抗も200MΩであった。10は受像紙、11は感光
体1表面に転写後残留するトナーをクリーニングするた
めのクリーニング装置、12はトナーである。トナー1
2は平均粒径が約12μmで、磁性絶縁性で負電荷を帯
びている。
【0020】上述した装置を用いて動作を説明する。感
光体1はコロナ放電装置2を用いて表面を負帯電する。
帯電後、露光装置3で感光体1表面電荷による潜像を現
像装置4によって顕像化する。顕像化は、感光体1の基
材内部に内包した磁石4aによって感光体1表面に磁性
現像剤としてのトナー12を付着させる。感光体1の表
面電位と近似の現像バイアスを回収ローラ4bに電源装
置4cにより印加する反転現像法を用いると、露光装置
3によって露光された部分の感光体表面電位は低くな
り、この部分に負極性に帯電したトナー12が付着し、
感光体表面電位の高い非画像部のトナー12は回収ロー
ラ19bに回収される。感光体1上の現像像が転写ロー
ラ5との接触位置にさしかかる前に、画像部が合うよう
に受像紙10は給紙トレイ(図示せず)から半導電性電
極6aとガイド7との間に供給され、電源6cからプラ
ス約1kVが印加されて、受像紙10表面はプラス、背
面はマイナスに分極して帯電する。帯電した受像紙10
は、接地された転写ローラ5位置にさしかかると、受像
紙10の帯電電荷に誘起され接地部より転写ローラ5に
プラス電荷が流れ、受像紙10背面の電荷を相殺し、同
時に感光体1上のトナー像を転写する。転写を終了する
と、受像紙10の背面電荷と転写ローラ5に流入した電
荷との引き合いによって受像紙10は感光体1から分離
する。受像紙10は搬送ガイド8を経て定着装置9を通
り、トナー12は受像紙10上に固着される。転写工程
後の感光体1上の転写せずに残留するトナー12はクリ
ーニング装置11にで廃トナーボックスに回収される。
光体1はコロナ放電装置2を用いて表面を負帯電する。
帯電後、露光装置3で感光体1表面電荷による潜像を現
像装置4によって顕像化する。顕像化は、感光体1の基
材内部に内包した磁石4aによって感光体1表面に磁性
現像剤としてのトナー12を付着させる。感光体1の表
面電位と近似の現像バイアスを回収ローラ4bに電源装
置4cにより印加する反転現像法を用いると、露光装置
3によって露光された部分の感光体表面電位は低くな
り、この部分に負極性に帯電したトナー12が付着し、
感光体表面電位の高い非画像部のトナー12は回収ロー
ラ19bに回収される。感光体1上の現像像が転写ロー
ラ5との接触位置にさしかかる前に、画像部が合うよう
に受像紙10は給紙トレイ(図示せず)から半導電性電
極6aとガイド7との間に供給され、電源6cからプラ
ス約1kVが印加されて、受像紙10表面はプラス、背
面はマイナスに分極して帯電する。帯電した受像紙10
は、接地された転写ローラ5位置にさしかかると、受像
紙10の帯電電荷に誘起され接地部より転写ローラ5に
プラス電荷が流れ、受像紙10背面の電荷を相殺し、同
時に感光体1上のトナー像を転写する。転写を終了する
と、受像紙10の背面電荷と転写ローラ5に流入した電
荷との引き合いによって受像紙10は感光体1から分離
する。受像紙10は搬送ガイド8を経て定着装置9を通
り、トナー12は受像紙10上に固着される。転写工程
後の感光体1上の転写せずに残留するトナー12はクリ
ーニング装置11にで廃トナーボックスに回収される。
【0021】(実施例2)図4は、別の実施例の転写部
を示す構成概略図である。転写ローラ5と接地間にスイ
ッチ13を設け、電気的フロート状態を可能にしたもの
である。図4(A)は、感光体1上の現像像を受像紙1
0に転写する動作状態を示したもので前述したものと同
様である。図4(B)は、受像紙10が存在しない状態
を示したもので、感光体1上に現像像が存在するにも関
わらず、紙詰まりなどの異常によって受像紙10が存在
しない場合を示したもので、接地からの電荷の流入を防
止して転写ローラ5表面にトナー12による汚れを防止
するものである。図4(B)の状態は、機械本体の電源
投入直後や、排紙の終了した時点など、受像紙が存在し
ないときに有効である。
を示す構成概略図である。転写ローラ5と接地間にスイ
ッチ13を設け、電気的フロート状態を可能にしたもの
である。図4(A)は、感光体1上の現像像を受像紙1
0に転写する動作状態を示したもので前述したものと同
様である。図4(B)は、受像紙10が存在しない状態
を示したもので、感光体1上に現像像が存在するにも関
わらず、紙詰まりなどの異常によって受像紙10が存在
しない場合を示したもので、接地からの電荷の流入を防
止して転写ローラ5表面にトナー12による汚れを防止
するものである。図4(B)の状態は、機械本体の電源
投入直後や、排紙の終了した時点など、受像紙が存在し
ないときに有効である。
【0022】(実施例3)図5は、図4と同様の目的で
あるが、別の方法で転写ローラ5と接地間の接地及びフ
ロートを切り換えるものである。14は金属電極、15
は電磁石、16は、転写ローラ5と金属電極14を離接
するための離接バネである。金属電極14は接地されて
いる。通常、感光体1上に現像像があり、受像紙10に
転写する場合は、電磁石15をONし、転写ローラ5と
金属電極14を接触させ転写ローラ5を電気的に接地す
る。一方、紙詰まりや、機械電源の投入直後など受像紙
が存在しないときは、電磁石15をOFFし、転写ロー
ラ5を電気的にフロート状態にする。
あるが、別の方法で転写ローラ5と接地間の接地及びフ
ロートを切り換えるものである。14は金属電極、15
は電磁石、16は、転写ローラ5と金属電極14を離接
するための離接バネである。金属電極14は接地されて
いる。通常、感光体1上に現像像があり、受像紙10に
転写する場合は、電磁石15をONし、転写ローラ5と
金属電極14を接触させ転写ローラ5を電気的に接地す
る。一方、紙詰まりや、機械電源の投入直後など受像紙
が存在しないときは、電磁石15をOFFし、転写ロー
ラ5を電気的にフロート状態にする。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、静電潜像担持体
上に現像像を形成する現像手段と、受像紙を前記静電潜
像担持体との間に挟持する導電性電極とを具備した電子
写真装置に用いる電子写真方法であって、前記受像紙を
予め帯電し、前記導電性電極に導く工程と、前記導電性
電極を接地し、前記導電性電極の前記静電潜像担持体へ
の圧接力を300g/cm2以下とする工程とを具備し
たことを特徴とする電子写真方法である。
上に現像像を形成する現像手段と、受像紙を前記静電潜
像担持体との間に挟持する導電性電極とを具備した電子
写真装置に用いる電子写真方法であって、前記受像紙を
予め帯電し、前記導電性電極に導く工程と、前記導電性
電極を接地し、前記導電性電極の前記静電潜像担持体へ
の圧接力を300g/cm2以下とする工程とを具備し
たことを特徴とする電子写真方法である。
【0024】または、静電潜像担持体上に現像像を形成
する現像手段と、前記受像紙を前記静電潜像担持体との
間に挟持するための導電性電極と、前記受像紙を前記導
電性電極に導くための接地された導電性のガイドと、前
記受像紙を前記ガイドに押しつけ帯電させるための半導
電性電極と、該半導電性電極に電圧印加するための電源
手段とを具備し、前記導電性電極を接地し、前記導電性
電極の前記静電潜像担持体への圧接力を300g/cm
2以下とすることを特徴とする電子写真装置である。
する現像手段と、前記受像紙を前記静電潜像担持体との
間に挟持するための導電性電極と、前記受像紙を前記導
電性電極に導くための接地された導電性のガイドと、前
記受像紙を前記ガイドに押しつけ帯電させるための半導
電性電極と、該半導電性電極に電圧印加するための電源
手段とを具備し、前記導電性電極を接地し、前記導電性
電極の前記静電潜像担持体への圧接力を300g/cm
2以下とすることを特徴とする電子写真装置である。
【0025】さらに、導電性電極がローラ状である電子
写真装置である。または、静電潜像担持体上に現像像を
形成する現像手段と、受像紙を前記静電潜像担持体との
間に挟持する導電性電極とを具備した電子写真装置に用
いる電子写真方法であって、前記受像紙を予め帯電し、
前記導電性電極に導く工程と、前記導電性電極を接地
し、前記導電性電極の前記静電潜像担持体への圧接力を
300g/cm2以下とする工程と、少なくとも前記受
像紙が前記静電潜像担持体と前記導電性電極間に存在し
ないときは、前記導電性電極を電気的にフロート状態に
する工程とを具備したことを特徴とする電子写真方法で
ある。
写真装置である。または、静電潜像担持体上に現像像を
形成する現像手段と、受像紙を前記静電潜像担持体との
間に挟持する導電性電極とを具備した電子写真装置に用
いる電子写真方法であって、前記受像紙を予め帯電し、
前記導電性電極に導く工程と、前記導電性電極を接地
し、前記導電性電極の前記静電潜像担持体への圧接力を
300g/cm2以下とする工程と、少なくとも前記受
像紙が前記静電潜像担持体と前記導電性電極間に存在し
ないときは、前記導電性電極を電気的にフロート状態に
する工程とを具備したことを特徴とする電子写真方法で
ある。
【0026】または、静電潜像担持体上に現像像を形成
する現像手段と、前記受像紙を前記静電潜像担持体との
間に挟持するための導電性電極と、前記受像紙を前記導
電性電極に導くための接地された導電性のガイドと、前
記受像紙を前記ガイドに押しつけ帯電させるための半導
電性電極と、該半導電性電極に電圧印加するための電源
手段と、前記導電性電極を接地またはフロート状態に切
り換えるためのスイッチとを具備し、前記導電性電極を
接地し、前記導電性電極の前記静電潜像担持体への圧接
力を300g/cm2以下とし、少なくとも前記受像紙
が前記静電潜像担持体と前記導電性電極間に存在しない
ときは、前記スイッチを電気的にフロート状態にするこ
とを特徴とする電子写真装置である。
する現像手段と、前記受像紙を前記静電潜像担持体との
間に挟持するための導電性電極と、前記受像紙を前記導
電性電極に導くための接地された導電性のガイドと、前
記受像紙を前記ガイドに押しつけ帯電させるための半導
電性電極と、該半導電性電極に電圧印加するための電源
手段と、前記導電性電極を接地またはフロート状態に切
り換えるためのスイッチとを具備し、前記導電性電極を
接地し、前記導電性電極の前記静電潜像担持体への圧接
力を300g/cm2以下とし、少なくとも前記受像紙
が前記静電潜像担持体と前記導電性電極間に存在しない
ときは、前記スイッチを電気的にフロート状態にするこ
とを特徴とする電子写真装置である。
【0027】さらに、導電性電極がローラ状である電子
写真装置である。または、静電潜像担持体上に現像像を
形成する現像手段と、前記受像紙を前記静電潜像担持体
との間に挟持するための導電性電極と、前記受像紙を前
記導電性電極に導くための接地された導電性のガイド
と、前記受像紙を前記ガイドに押しつけ帯電させるため
の半導電性電極と、該半導電性電極に電圧印加するため
の電源手段と、前記導電性電極に接触または非接触状態
を保持できる接地電極とを具備し、前記導電性電極を接
地し、前記導電性電極の前記静電潜像担持体への圧接力
を300g/cm2以下とし、少なくとも前記受像紙が
前記静電潜像担持体と前記導電性電極間に存在しないと
きは、前記接地電極を前記導電性電極と非接触状態に保
持することを特徴とする電子写真装置である。
写真装置である。または、静電潜像担持体上に現像像を
形成する現像手段と、前記受像紙を前記静電潜像担持体
との間に挟持するための導電性電極と、前記受像紙を前
記導電性電極に導くための接地された導電性のガイド
と、前記受像紙を前記ガイドに押しつけ帯電させるため
の半導電性電極と、該半導電性電極に電圧印加するため
の電源手段と、前記導電性電極に接触または非接触状態
を保持できる接地電極とを具備し、前記導電性電極を接
地し、前記導電性電極の前記静電潜像担持体への圧接力
を300g/cm2以下とし、少なくとも前記受像紙が
前記静電潜像担持体と前記導電性電極間に存在しないと
きは、前記接地電極を前記導電性電極と非接触状態に保
持することを特徴とする電子写真装置である。
【0028】さらに、導電性電極がローラ状である電子
写真装置よって、良好な画像を得ることができる。
写真装置よって、良好な画像を得ることができる。
【0029】前述したように、転写ローラ方式の転写で
は、受像紙にかかる圧力が大きいため、中抜けが発生し
易い。しかしながら、単に接触圧を低下させただけで
は、転写電界が不均一となり転写がムラとなる。そこ
で、接触圧を300g/cm2以下にして、転写に先立
ち予め帯電して転写部に導き転写を行う。受像紙の帯電
は、接地した導電性の金属板と半導電性のフィルム間に
挟み込み低電圧印加による微小放電を利用する。また、
受像紙が転写部に介在しないときは、転写ローラの接地
を切り電気的にフロート状態にすることによって、ロー
ラ表面の汚れを防止する。この方法は、用紙詰まりなど
の時にも有効である。以上の方法により、中抜けの無い
良好な画像が得られる。
は、受像紙にかかる圧力が大きいため、中抜けが発生し
易い。しかしながら、単に接触圧を低下させただけで
は、転写電界が不均一となり転写がムラとなる。そこ
で、接触圧を300g/cm2以下にして、転写に先立
ち予め帯電して転写部に導き転写を行う。受像紙の帯電
は、接地した導電性の金属板と半導電性のフィルム間に
挟み込み低電圧印加による微小放電を利用する。また、
受像紙が転写部に介在しないときは、転写ローラの接地
を切り電気的にフロート状態にすることによって、ロー
ラ表面の汚れを防止する。この方法は、用紙詰まりなど
の時にも有効である。以上の方法により、中抜けの無い
良好な画像が得られる。
【図1】本発明の実施例における画像形成装置の構成概
略図
略図
【図2】高硬度転写ローラと低硬度転写ローラを用いた
場合の、転写押圧力と画像中抜け率の関係を示す示す図
場合の、転写押圧力と画像中抜け率の関係を示す示す図
【図3】転写帯電部材の内、半導電性電極の構成を示す
図
図
【図4】本発明の第二の実施例における画像形成装置の
転写部位の構成概略図
転写部位の構成概略図
【図5】本発明の第三の実施例における画像形成装置の
転写部位の構成概略図
転写部位の構成概略図
【図6】従来の転写ローラ方法を説明するための概略図
1 感光体 2 コロナ放電装置 3 露光装置 4 現像装置 4a 磁場発生用磁石 4b 現像電極 4c 電源装置 5 転写ローラ 6a 半導電性電極 6b 押圧スポンジ 6c 電源 7 ガイド 9 定着装置 9a ヒートローラ 9b 加圧ローラ 13 スイッチ 14 金属電極 15 電磁石 16 離接バネ
Claims (8)
- 【請求項1】静電潜像担持体上に現像像を形成する現像
手段と、受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持する
導電性電極とを具備した電子写真装置に用いる電子写真
方法であって、 前記受像紙を予め帯電し、前記導電性電極に導く工程
と、前記導電性電極を接地し、前記導電性電極の前記静
電潜像担持体への圧接力を300g/cm2以下とする
工程とを具備したことを特徴とする電子写真方法。 - 【請求項2】静電潜像担持体上に現像像を形成する現像
手段と、前記受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持
するための導電性電極と、前記受像紙を前記導電性電極
に導くための接地された導電性のガイドと、前記受像紙
を前記ガイドに押しつけ帯電させるための半導電性電極
と、該半導電性電極に電圧印加するための電源手段とを
具備し、 前記導電性電極を接地し、前記導電性電極の前記静電潜
像担持体への圧接力を300g/cm2以下とすること
を特徴とする電子写真装置。 - 【請求項3】導電性電極がローラ状である請求項2記載
の電子写真装置。 - 【請求項4】静電潜像担持体上に現像像を形成する現像
手段と、受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持する
導電性電極とを具備した電子写真装置に用いる電子写真
方法であって、 前記受像紙を予め帯電し、前記導電性電極に導く工程
と、前記導電性電極を接地し、前記導電性電極の前記静
電潜像担持体への圧接力を300g/cm2以下とする
工程と、少なくとも前記受像紙が前記静電潜像担持体と
前記導電性電極間に存在しないときは、前記導電性電極
を電気的にフロート状態にする工程とを具備したことを
特徴とする電子写真方法。 - 【請求項5】静電潜像担持体上に現像像を形成する現像
手段と、前記受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持
するための導電性電極と、前記受像紙を前記導電性電極
に導くための接地された導電性のガイドと、前記受像紙
を前記ガイドに押しつけ帯電させるための半導電性電極
と、該半導電性電極に電圧印加するための電源手段と、
前記導電性電極を接地またはフロート状態に切り換える
ためのスイッチとを具備し、 前記導電性電極を接地し、前記導電性電極の前記静電潜
像担持体への圧接力を300g/cm2以下とし、少な
くとも前記受像紙が前記静電潜像担持体と前記導電性電
極間に存在しないときは、前記スイッチを電気的にフロ
ート状態にすることを特徴とする電子写真装置。 - 【請求項6】導電性電極がローラ状である請求項5記載
の電子写真装置。 - 【請求項7】静電潜像担持体上に現像像を形成する現像
手段と、前記受像紙を前記静電潜像担持体との間に挟持
するための導電性電極と、前記受像紙を前記導電性電極
に導くための接地された導電性のガイドと、前記受像紙
を前記ガイドに押しつけ帯電させるための半導電性電極
と、該半導電性電極に電圧印加するための電源手段と、
前記導電性電極に接触または非接触状態を保持できる接
地電極とを具備し、 前記導電性電極を接地し、前記導電性電極の前記静電潜
像担持体への圧接力を300g/cm2以下とし、少な
くとも前記受像紙が前記静電潜像担持体と前記導電性電
極間に存在しないときは、前記接地電極を前記導電性電
極と非接触状態に保持することを特徴とする電子写真装
置。 - 【請求項8】導電性電極がローラ状である請求項7記載
の電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30399593A JPH07160129A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 電子写真方法及び電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30399593A JPH07160129A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 電子写真方法及び電子写真装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07160129A true JPH07160129A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=17927787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30399593A Pending JPH07160129A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 電子写真方法及び電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07160129A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998029784A1 (fr) * | 1996-12-27 | 1998-07-09 | Kao Corporation | Procede d'impression, imprimante, imprimes et disque optique |
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-
1993
- 1993-12-03 JP JP30399593A patent/JPH07160129A/ja active Pending
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