JPH0736287A - 電子写真方法及び画像形成装置 - Google Patents

電子写真方法及び画像形成装置

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JPH0736287A
JPH0736287A JP5178994A JP17899493A JPH0736287A JP H0736287 A JPH0736287 A JP H0736287A JP 5178994 A JP5178994 A JP 5178994A JP 17899493 A JP17899493 A JP 17899493A JP H0736287 A JPH0736287 A JP H0736287A
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JP5178994A
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Inventor
Akira Kumon
明 九門
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 感光体上のトナー像を受像紙に転写下後、簡
単な構成で受像紙の帯電電荷を除電し、像乱れを防止す
ること。 【構成】 感光体に導電性弾性転写ローラを所定の圧力
で接触させ、転写ローラにバイアスを印加して感光体上
のトナー像を受像紙に転写する。受像紙を感光体から分
離させるには、接地した導電性の部材上に100μm程
度の薄い絶縁性フィルムを付け、受像紙が搬送される下
流側の端部は導電性部を露出させ、絶縁部を感光体側に
向けて配置した受像紙除電部材を用いる。受像紙は転写
行程で若干帯電され、この電荷に引かれて受像紙除電部
材に電荷が誘起される。誘起された電荷と受像紙電荷の
引き合いによって分離が行われる。分離後、受像紙が受
像紙除電部材の端部(導電部材露出部)に到達するとエ
ッジで受像紙電荷を除電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、ファクシミリ、
プリンターに係り、特に電子写真方法及び画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真装置はオフィスユースの
目的からパーソナルユースへと移行しつつあり小型化、
メンテフリー等を実現する技術が求められている。パー
ソナルユースを目的とする小型のプリンターは、配置さ
れる場所が机上の隅であったり、一般の家庭で使用され
る場合が想定され、メンテンンス性やオゾン排気が少な
い等の条件が満たされることが普及のポイントとなる。
【0003】電子写真方式の複写機、プリンターの印字
プロセスを説明する。先ず、画像形成のために感光体を
帯電する。帯電方法としては、従来から多く用いられて
いるコロナ放電器を使用するもの、また、近年では発生
オゾンの低減を狙って導電性ローラを感光体に直接押圧
した接触型の帯電方法等によって感光体表面を均一に帯
電する。感光体を帯電後、複写機であれば、複写原稿に
光を照射し反射光をレンズ系を通して感光体に照射す
る。或いは、プリンターであれば露光光源としての発光
ダイオードやレーザーダイオードに画像信号を送り光の
ON−OFFによって感光体に潜像を形成する。感光体
に潜像(表面電位の高低)が形成されると感光体は予め
帯電された着色粉体であるトナー(直径が5μm〜15
μm位)によって顕像化される。トナーは感光体の表面
電位の高低に従って感光体表面に付着し複写用紙に電気
的に転写される。即ち、トナーは予め正または負に帯電
しており複写用紙の背面からトナー極性と反対の極性の
電荷を付与して電気的に吸引する。これまで、この電荷
付与方法としては帯電方法と同じくコロナ放電器が広く
用いられてきたが、オゾン発生の低減のため近年では導
電性ローラを用いた転写装置が実用化されている。
【0004】図6は特開昭48−69524号公報、U
SP2,807,233号公報、特開平3−15558
4号公報などに開示されたトナー像転写装置の構成を示
す概略図である。図6において、20は発泡性または個
体状態のゴムなどからなり、107Ω位の中抵抗に調整
された転写ローラ、21は転写ローラに電圧印加のため
の電源、22は感光体、23は受像紙(複写用紙)、以
上のように構成された転写装置の動作を説明する。
【0005】感光体22の表面には上述したトナーによ
る像が形成されている。今、感光体22の極性を負、ト
ナーの極性が正の正規現像を想定する。転写ローラ20
は感光体22に所定の押圧力で接している。受像紙23
は感光体22と転写ローラ20の接触点に供給され、転
写ローラ20によって感光体22に押し当てられトナー
と接触する。転写ローラ20にはトナーの極性と反対の
負電圧が電源装置21から印加されているのでトナーは
受像紙23転写される。転写ローラ20が受像紙23に
接触しているので電源21から印加する電圧は数百〜3
000V程度と低くすむ。受像紙23は感光体20と転
写ローラ22の接触点を過ぎ定着部(図示せず)に搬送
される。受像紙23と転写ローラ20の幅が異なると
き、特に、複写幅(画像幅)の方が受像紙23よりも大
きい時は転写ローラ20がトナーによって汚れる。この
直後に、転写ローラ20と受像紙23の幅がほぼ等しい
複写をすると、受像紙23の背面は転写ローラ20上に
付着したトナーによって汚れてしまう。これを防止する
目的で複写に関与しない時点で、トナーの極性と同極性
(この場合、正)の電圧を転写ローラ20に印加して転
写ローラ20表面に付着したトナーを感光体22に戻す
方法がとられる(特開昭51−9840等号公報)。
【0006】また、受像紙23が、転写ローラ22と感
光体20の接触ニップよりはずれると、転写ローラ22
に給電された電荷によって受像紙23が帯電する。帯電
電位は感光体20のアース電位(0V)に対して約3〜
3.5kVにのぼる。受像紙23は、定着部に搬送され
る間、受像紙23をガイドする部材に触れ、局部的な放
電を起こし像を乱してしまう。この課題を解決する方法
として特開平1−269969号公報では、転写ローラ
22の下流近傍に鋸歯状の除電針を設け、受像紙23を
除電してから搬送部に突入させるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した転写方法は以
下に示す課題が生じる。
【0008】1.転写によるカブリの発生 上述したように転写ローラには、トナー極性と反対の極
性を印加する。複写機では原稿の白地部分が白くなる現
像方法(正規現像法;感光体の表面電荷にトナーが付着
する)であり、感光体の帯電極性と同極性を転写ローラ
に印加する。一方、プリンターなど光源に発光ダイード
やレーザーダイオードを使用する場合は、露光部分が文
字となる現像方法(反転現像法;感光体の表面電荷のな
いところにトナーが付着する)を用いるため、感光体の
帯電極性とトナー極性が同一で、転写ローラにはトナー
と反対の電圧が印加される。このため、受像紙のない部
分では転写ローラと感光体が直接接触するので、通常、
感光体を帯電する極性とは反対の極性に感光体が帯電さ
れてしまう。これが転写メモリとして画像上に現れる
(帯電不足となり地カブリとなる)。特に、近年は装置
の小型化のため感光体の直径を小さくするので、一枚の
画像を得るのに感光体は数回転する必要があり、この影
響が生じ易い。
【0009】2.受像紙(複写用紙)の裏汚れ 受像紙の裏汚れは、 (1)複写中に受像紙が機内に詰まった場合。 (2)複写幅(画像幅)と受像紙幅が異なる複写(特
に、複写幅>受像紙幅)を行った後、複写幅≦受像紙幅
の複写を実施した場合。 (3)通常、余り発生しないが、不定型用紙を複写した
場合。 等に生じる。(1)、(2)に関しては、事後にトナー
極性と同極性の電圧を転写ローラに印加して、転写ロー
ラに付着したトナーを感光体に戻す方法が取られるが、
(2)ないし(3)で連続的に受像紙幅の異なる複写を
された場合は対処できない。特に、装置が小型化され不
慣れなユーザーが使用する場合、これらのトラブルが想
定される。受像紙の裏汚れは、転写行程に引き続き行わ
れるトナーの定着行程での受像紙詰まりの原因ともな
り、装置全体の信頼性を損なうばかりでなく、転写ロー
ラを清掃するための電源を要し、さらに、高圧電源の切
り替えが必要となり装置の複雑化は免れない。
【0010】3.文字、ラインの中抜け 感光体上のトナーを転写ローラを用いて受像紙に転写す
る場合、転写ローラは感光体に所定の圧力で接してい
る。このため、文字やライン等、トナーが集中している
ところは、トナーの無い部分に比べ圧力が高まり、トナ
ー同士の凝集を起こし、受像紙に転写されない、いわゆ
る”中抜け”を起こす。特に、厚い受像紙の場合に起こ
し易い。
【0011】4.文字周辺へのトナーの飛び散り 感光体上のトナーの受像紙への転写はトナーの帯電電荷
と外部から加えられたトナーの帯電電荷と反対の電荷と
の引き合いによって行われる。ところが、トナーの絶縁
性が高いために受像紙上のトナーの存在しないところに
電荷が集中しやすい。この結果、トナーはトナーの存在
しない文字周辺部に飛び散り易い。
【0012】本発明は上記課題に鑑み、オゾン発生の少
ない、保守の容易な転写方法及び画像形成装置を提供す
るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は下記の構成を特徴とする電子写真方法及び
画像形成装置ある。
【0014】本発明は、像担持体と、像担持体上に画像
情報に応じて潜像を形成する潜像形成手段と、前記潜像
を顕像化する現像手段と、前記顕像を転写材に転写する
転写手段と、該転写手段の下流近傍で、前記転写材を除
電する除電手段とを具備した電子写真方法であって、前
記除電手段が導電性部材上に絶縁性部材を設け、端部に
導電性部材が露出した除電手段で、該除電手段の絶縁部
材近傍を前記転写材が通過する際にできる空隙で放電さ
せ除電する電子写真方法である。
【0015】さらに、転写材と除電手段が接触して前記
除電材を除電することを特徴とする電子写真方法であ
る。
【0016】また、像担持体と、像担持体上に画像情報
に応じて潜像を形成する潜像形成手段と、前記潜像を顕
像化する現像手段と、前記顕像を転写材に転写する転写
手段と、前記転写手段の下流近傍で、前記転写材を除電
する除電手段とを具備した画像形成装置であって、前記
除電手段が導電性部材上に絶縁性部材を設け、端部に導
電性部材が露出した除電手段で、該除電手段の絶縁部材
近傍を前記転写材が通過する際にできる空隙で放電させ
除電する画像形成装置である。
【0017】さらに、転写手段がローラ形状である画像
形成装置である。また、像担持体と、像担持体上に画像
情報に応じて潜像を形成する潜像形成手段と、前記潜像
を顕像化する現像手段と、前記顕像を転写材に転写する
転写手段と、該転写手段に脈流の電圧を印加する脈流電
圧発生装置と、前記転写手段の下流近傍で、前記転写材
を除電する除電手段とを具備した電子写真方法であっ
て、前記除電手段が導電性部材上に絶縁性部材を設け、
端部に導電性部材が露出した除電手段で、該除電手段の
絶縁部材近傍を前記転写材が通過する際にできる空隙で
放電させ除電する電子写真方法である。
【0018】また、像担持体と、像担持体上に画像情報
に応じて潜像を形成する潜像形成手段と、前記潜像を顕
像化する現像手段と、前記顕像を転写材に転写する転写
手段と、該転写手段に脈流の電圧を印加する脈流電圧発
生装置と、前記転写手段の下流近傍で、前記転写材を除
電する除電手段とを具備した電子写真方法であって、前
記除電手段が導電性部材上に絶縁性部材を設け、端部に
導電性部材が露出した除電手段で、該除電手段の絶縁部
材近傍を前記転写材が通過する際にできる空隙で放電さ
せ除電する電子写真方法である。
【0019】また、固定磁石を内包し移動する静電潜像
保持体と、静電潜像保持体上に画像情報に応じて潜像を
形成する潜像形成手段と、前記潜像を顕像化する現像手
段と、前記顕像を転写材に転写する力が、前記固定磁石
より発する磁力と、前記静電潜像保持体と前記転写手段
間との間を結ぶ静電力との合力である転写手段と、前記
転写手段の下流近傍で、前記転写材を除電する除電手段
とを具備した電子写真方法であって、前記除電手段が導
電性部材上に絶縁性部材を設け、端部に導電性部材が露
出した除電手段で、該除電手段の絶縁部材近傍を前記転
写材が通過する際にできる空隙で放電させ除電する画像
形成装置である。
【0020】また、固定磁石を内包し移動する静電潜像
保持体と、静電潜像保持体上に画像情報に応じて潜像を
形成する潜像形成手段と、前記潜像を顕像化する現像手
段と、前記顕像を転写材に転写する力が、前記固定磁石
より発する磁力と、前記静電潜像保持体と前記転写手段
間との間を結ぶ静電力との合力である転写手段と、該転
写手段に脈流の電圧を印加する脈流電圧発生装置と、前
記転写手段の下流近傍で、前記転写材を除電する除電手
段とを具備した電子写真方法であって、前記除電手段が
導電性部材上に絶縁性部材を設け、端部に導電性部材が
露出した除電手段で、該除電手段の絶縁部材近傍を前記
転写材が通過する際にできる空隙で放電させ除電する画
像形成装置である。
【0021】
【作用】感光体上のトナーの受像紙への転写はトナーの
帯電電荷と外部から加えられたトナーの帯電電荷と反対
の電荷との引き合いによって行われる。ところが、トナ
ーの絶縁性が高いために受像紙上のトナーの存在しない
ところに電荷が集中しやすい。発明者らは、トナーとし
て磁性現像剤を用い、円筒形感光体に磁性発生手段を内
包させ、磁場によってトナーを保持しながら静電力にて
受像紙にトナーを転写することによって、前述したトナ
ーの有無による電荷の不均一を受けても文字周辺にトナ
ーが飛び散ることを防止できることを見いだした。ま
た、感光体表面の電荷(潜像)に従って付着したトナー
に働く力は、感光体の電荷とトナー電荷が引き合う静電
力と感光体表面とトナー表面に働く機械力とに大別でき
る。両者の大きさは、やや静電力が大きいが拮抗してい
るといわれている。発明者らは、感光体表面の磁性体を
含むトナーを受像紙に移す場合の実験から、(1)感光
体表面とトナー間に働く機械力は僅かな振動によって弱
めることができる(2)トナーは感光体表面よりも受像
紙表面へ付着しやすいという現象を応用して転写するこ
とを考案し、上述してきた転写ローラに0Vを中心とし
た正弦波形の交流電圧を印加したところ、振幅(電圧最
大値と最小値差)が500V、周波数50Hzと僅かな
振動でトナーが受像紙に転移することを見いだした。し
かしながら、トナーの持つ電荷によって振動が大きく成
りすぎると転写した画像周辺にトナーが飛び散り画像品
質を著しく損なった。発明者らは感光体と転写ローラの
接触部(ニップ部)に到達する寸前、または直後に存在
する僅かな空隙に交流電圧がかかることによってトナー
像が乱されるものと考え(図7、図7中、26は脈流発
生電源)、感光体内部(円筒状感光体の内部)に固定の
磁石を配置し、感光体内部からトナーを保持して上述の
ニップ部へトナーを導いた結果(図8、図8中、25は
感光体の導電性基材背面に配置された磁石)、飛び散り
もなく良好な画像が得られた。さらに、感光体内部に設
けた磁気力を打ち消すため交流電圧に僅かな直流電圧を
重畳することにより直流印加の転写時と同等の転写性能
が得られた。転写ローラに上述した脈流電圧を印加する
ことにより、転写時の印加電圧を低く抑えることがで
き、感光体に転写ローラが直接接触しても感光体を転写
ローラによって帯電することなく(主帯電の不良を招
き、カブリの原因となる)、オゾンの発生も少ない。こ
の脈流印加によって、トナーは僅かであるが振動するの
で転写ローラによって加えられる圧力に寄り生じるトナ
ー同士の凝集も少なく、文字やラインの中抜けを防止で
きる。また、感光体内部の磁力は転写時、非転写時を問
わず作用しているので、転写ローラ上に付着している不
要なトナーにも振動を与え(転写ローラ表面とトナー表
面の機械力を切る)、トナーを感光体に引きつけ転写ロ
ーラをクリーニングする。これにより、クリーニング用
の電源が不要となり、さらに、転写・クリーニング電源
の切り替えを行う必要がなくなる。
【0022】このように、転写のための静電力として脈
流を用いると転写ローラと感光体の接触ニップを通過し
た後の受像紙の帯電電位は約2〜2.5kV以下と低く
抑えられる。前述した鋸歯状の除電針は約2.5〜3.
0kV以上の放電開始電圧が作用すると放電によって受
像紙を除電するが、本発明のように受像紙の帯電電位が
除電針の放電開始電圧とほぼ等しいと除電針による放電
が殆ど起こらず、受像紙背面の電荷を除去することは困
難である。本発明は、受像紙の帯電電位が低く除電針に
よる除電が困難な場合に有効に働く除電方法を提供する
ものである。除電針を用いて受像紙の除電を行う場合
は、放電開始電圧が前述したように2.5〜3.0kV
で、このとき受像紙と除電針先端との距離は約4〜5m
mある。本発明は受像紙と除電部材との距離を約1mm
以下に縮め、約1kV程度の放電開始電圧があれば放電
によって受像紙の除電ができるように、金属板上に約1
00μmの絶縁フィルム重ね、図9に示すように端面か
ら金属部材を露出させた(図9中、28は絶縁部材、3
0は金属部材)。金属板は接地する。この除電部材の絶
縁フィルム面を受像紙に近接させると、露出した金属端
部と受像紙間の微小空隙で放電が生じる。また、この除
電部材は受像紙の長手方向に対して、同じ位置、構成を
とることができ、除電針のように局部的、周期的な放電
の不均一さは生じることなく、均一に受像紙の電荷を除
電できる。仮に受像紙が除電部材に接触しても絶縁フィ
ルムの厚み分(100μm)受像紙とは隔てられている
ので転写電流が除電部材を通してリークする事はない。
特に高温高湿環境下で受像紙の抵抗が低下しても同様の
理由から転写性能は保証される。以上のように、転写
後、受像紙に残る電荷を除電することによって文字周辺
のトナー飛び散りをなくし良好な画像が得られる。
【0023】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明に従う一実施例の画像形成装
置(電子写真装置)の概略構成図である。
【0024】1は静電潜像保持体としての感光体で、導
電性の基材上に電荷発生層としてフタロシアニン系の顔
料を樹脂に分散したものを用い、電荷発生層上に電荷輸
送層としてヒドラゾンを樹脂に混合して感光層の膜厚を
20μmとした有機感光体を用いた。2は感光体1を帯
電するコロナ放電装置、3は感光体に像露光に行うため
の露光装置、4は露光後の潜像を顕像化するための現像
装置で、感光体1に磁性の現像剤であるトナーを付着さ
せるために感光体1に内包した固定の磁場発生用磁石4
aと電圧を印加して画像部以外の余分なトナーを回収す
るための導電性部材からなる回収ローラ4bからなる。
5は感光体1に接触するように設定された転写ローラで
ある。転写ローラ5は導電性の磁性金属からなる軸の周
囲に導電性ゴムを設けた弾性のローラである。感光体1
への押圧力は転写ローラ5一本当たり(約216mm)
0〜2000g、望ましくは500〜1000gであ
る。これは転写ローラ5を感光体1に圧接するためのバ
ネのバネ係数と縮み量の積から測定した。感光体との接
触幅は約0.5mm〜5mmである。転写ローラ5のゴ
ム硬度はアスカーCの測定方法で80度以下で、望まし
くは30〜60度である。7は受像紙を転写ローラ5に
導入する導電性部材からなる突入ガイド、8は導電性部
材の表面を絶縁被覆した搬送ガイドである。突入ガイド
7と搬送ガイド8は直接あるいは抵抗を介して接地して
いる。9は受像紙除電除電部材で100μmのPET
(ポリエチレンテレフタレート)上にアルミニウムを蒸
着したフィルムを用い、PET面を感光体1側に向けて
配置し、アルミニウム面は接地する。接地された導電性
の部材の上に絶縁フィルムを重ね合わせた構成でも良
い。受像紙除電部材9の幅dは2〜15mmで、望まし
くは3〜5mmである。図2に示すように受像紙除電部
材9の端部はアルミニウム面、或いは、導電性面が露出
する構成をとる。受像紙除電部材は全面を絶縁部材上に
固定してもよいが、フィルムを一部をフリーにして可動
できるように構成してもよい。10は受像紙、11は感
光体1表面に転写後残留するトナーをクリーニングする
ためのクリーニング装置、12はトナーである。13は
転写ローラ5に電圧印加するための電圧発生電源であ
る。
【0025】具体的には、感光体1の外径は30mm、
導電性の基材は1mm厚の負帯電有機感光体を用いた。
転写ローラ5は直径6mmのシャフトの周囲に発砲性の
導電性ウレタンエラストマーを抵抗値107Ω(軸と表
面に電極を設け、両者に500V印加する)にしたもの
を用いた。転写ローラ5全体の外径は16.4mmで、
硬度はアスカーCで40度であった。転写ローラ5を感
光体1に転写ローラ5の軸を金属バネで押圧することで
接触させた。押圧力は約1000gであった。受像紙除
電部材9は、100μmのアルミニウム蒸着PETを幅
5mmに切断し、PET面を感光体1に向け感光体1表
面から約5mm、また、転写ローラ5から約5mmの位
置に、約2mmの絶縁部材上に固定した。転写ローラ5
側の端部は放電をしないよう絶縁テープで端部を処理し
た。受像紙10の搬送下流側は、アルミニウム蒸着部が
露出するように切断面をそのまま用いた。また、露出面
は絶縁部材で固定していない。アルミニウム面は接地し
ている。磁性現像剤としてのトナー12は平均粒径が約
12μmで、負電荷を帯びている。
【0026】上述した装置を用いて動作を説明する。感
光体1はコロナ放電装置2を用いて表面を負帯電する。
帯電後、露光装置3で感光体1表面電荷による潜像を現
像装置4によって顕像化する。顕像化は、感光体1の基
材内部に内包した磁石4aによって感光体1表面に磁性
現像剤としてのトナー12を付着させる。感光体1の表
面電位と近似の現像バイアスを回収ローラ4bに印加す
る反転現像法を用いると、露光装置3によって露光され
た部分の感光体表面電位は低くなり、この部分に負極性
に帯電したトナー12が付着し、感光体表面電位の高い
非画像部のトナー12は回収ローラ4bに回収される。
感光体1が転写ローラ5接触位置に到達すると同時に、
受像紙10が感光体1と転写ローラ5の接触部に供給さ
れる。転写ローラ5にはトナー12と反対極性の約+2
000Vの直流電圧が印加されており、静電力で受像紙
10にトナー12が転移する。受像紙10が受像紙除電
部材9上にさしかかると、転写工程で受像紙10に一部
移動した正極性の電荷によって、受像紙除電部材9のア
ルミニウム面に負極性の電荷が接地より誘起され、この
電荷に受像紙10は引かれて感光体1より分離する。分
離後、受像紙10が受像紙除電部材9のアルミニウムを
露出した部分に近接、または、接触すると受像10に移
った一部の正電荷との間に放電を起こし、受像紙10の
電荷は除電される。受像紙10上の転写像は搬送ガイド
8を経て、定着装置(図示せず)を通り、トナー12は
受像紙10上に固着される。画像は文字周辺へのトナー
1212の飛散の他、地カブリ、文字の中抜けがなく、
最大画像濃度も十分で良好なものが得られた。
【0027】(実施例2)図3は、転写ローラ5に印加
する電源として脈流を用いた場合の例を示している。用
いた感光体、コロナ放電装置、露光装置、現像装置、転
写ローラ等は図1と同様である。図2で14は脈流発生
電源装置である。脈流電圧は、電圧波形が正弦波、矩形
波等で、周波数は30〜500Hz、振幅はピーク間で
約200〜1000Vで、直流電圧を重畳してもよい。
【0028】図4に本実施例で用いた電圧波形を示す。
周波数50Hzの正弦波で振幅はピーク間電圧で500
Vの交流電圧に+500の直流電圧を重畳して用いた。
【0029】次に動作を説明する。感光体上にトナー1
2による像が形成されるまでは実施例1と同様である。
感光体1が転写ローラ5接触位置に到達すると同時に、
受像紙10が感光体1と転写ローラ5の接触部に供給さ
れる。転写ローラ5には上述した脈流電圧が印加されて
おり、転写ニップ部(感光体1、受像紙10の接触部)
ではトナー12が脈流による振動を受ける。トナー12
は感光体1表面よりも紙の受像紙10に付着しやすく、
振動により感光体1表面から自由となったトナー12
は、脈流の中の直流電圧成分によって(トナー12の極
性は負、直流電圧成分は正)受像紙10に転写される。
受像紙10が受像紙除電部材9上にさしかかると、転写
工程で受像紙10に一部移動した正極性の電荷によっ
て、受像紙除電部材9のアルミニウム面に負極性の電荷
が接地より誘起され、この電荷に受像紙10は引かれて
感光体1より分離する。分離後、受像紙10が受像紙除
電部材9のアルミニウムを露出した部分に近接、また
は、接触すると受像10に移った一部の正電荷との間に
放電を起こし、受像紙10の電荷は除電されることは実
施例1の場合と同様である。このように転写用の電源と
して脈流電源を用いると、受像紙10に移動電荷量は、
直流の電源の場合(約+2000V印加していたが、脈
流の場合直流成分は+500Vと低い)より少ない。し
かしながら、受像紙10と受像紙除電部材9とは近接
(約1〜5mm)または、接触するので受像紙10に移
動した僅かな電荷でも除電することが可能である。転写
像は搬送ガイド8を経て、定着装置(図示せず)を通
り、トナー12は受像紙10上に固着される。画像は文
字周辺へのトナー12の飛散、地カブリ、文字の中抜け
がなく、最大画像濃度も十分で良好なものが得られた。
また、受像紙10の裏汚れも無かった。
【0030】(実施例3)図5は、転写部位に対向する
位置(転写ローラ5とのニップ位置)の感光体1内部に
磁石を配置し、磁気力と静電気力によって転写を行う例
を示したものである。感光体1の導電性基材内部に配置
された磁石は、表面磁束密度約1000Gs(×10-4
Wb/m2)である。磁石の幅は感光体1と転写ローラ
5の接触幅(ニップ)以上となるようにしている。転写
ローラ5には実施例2で詳述した交流電圧が印加されて
おり、転写ニップ部ではトナー11が交流による振動を
受ける。トナー11は感光体1表面よりも紙の転写材9
に付着しやすく、振動により感光体1表面から自由とな
ったトナー11は、直流電圧成分によって(トナー11
の極性は負、直流電圧成分は正)感光体1内部に配置さ
れた磁石の力に打ち勝って転写材9に転写される。磁石
を内包しない場合に比較して文字周辺へのトナー12の
飛び散りや転写効率が改善される。また、転写ローラ5
のトナー12による汚染を感光体1に内包した磁石と脈
流振動によって除去等の効果も得られる。また、受像紙
10の裏汚れも無かった。
【0031】(比較例)受像紙除電部材9に代わり、鋸
歯状の除電針を受像紙除電部材9の位置に配置して比較
を実施した。転写ローラ5の抵抗、感光体1への押圧力
は上記実施例と同様にし、また、転写ローラ5には脈流
を印加した。脈流印加の場合、受像紙に移動する電荷量
は直流印加の場合に比べ少なく、常温常湿環境下では良
好な画像が得られるが、低温低湿環境下での除電針方式
は、トナー12が文字周辺に飛び散り画像品位を低下さ
せた。これに比べ受像紙除電部材9を用いた方法は低温
低湿環境下でも文字周辺への飛び散りが無く良好な画像
が得られた。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明は、像担持体と、像
担持体上に画像情報に応じて潜像を形成する潜像形成手
段と、前記潜像を顕像化する現像手段と、前記顕像を転
写材に転写する転写手段と、該転写手段の下流近傍で、
前記転写材を除電する除電手段とを具備した電子写真方
法であって、前記除電手段が導電性部材上に絶縁性部材
を設け、端部に導電性部材が露出した除電手段で、該除
電手段の絶縁部材近傍を前記転写材が通過する際にでき
る空隙で放電させ除電する電子写真方法、または、前記
転写手段が贈担持体に接触し回転可能な電極ローラであ
って、該電極ローラに脈流電圧を印加して発生する静電
力を利用して転写を行う電子写真方法を用いることによ
って良好な画像を得ることができる。
【0033】前述したように、受像紙は転写工程によっ
て電荷を帯びるので、定着手段に至るまでの搬送中に画
像乱れを起こす。これを、導電性基材上に絶縁層を設け
端部を一部露出した構成の受像紙除電手段で除電するこ
とにより防止することができる。特に、転写手段として
像端持体に接触する回転可能なバイアスローラを用い、
該ローラに脈流電源を接続させるような場合は、受像紙
の帯びる電荷量が比較的小さく、従来の針を用いた除電
方法では充分な性能が得られなかった。本発明はこの点
を改良したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における画像形成装置の概略構
成図
【図2】受像紙除電部材の構成拡大図
【図3】本発明の実施例における画像形成装置の概略構
成図
【図4】本発明の実施例における転写ローラに印加する
脈流電圧波形を示す図
【図5】本発明の実施例における画像形成装置の概略構
成図
【図6】従来の転写装置の動作説明のための概略図
【図7】転写ローラに脈流電圧を印加した際に、感光体
と転写ローラニップ周辺でトナーが脈流電圧の影響で振
動している様子をしめす概略図
【図8】感光体内部に配置した磁石によって、感光体表
面のトナーが保持され、転写ローラに脈流電圧を印加し
ても感光体と転写ローラニップ周辺でトナーが脈流電圧
の影響で振動することがないことを示す概略図
【図9】受像紙除電部材の構成拡大図
【符号の説明】
1 感光体 5 転写ローラ 9 受像紙除電部材 13 電圧発生電源 14 脈流電圧発生電源

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、像担持体上に画像情報に応
    じて潜像を形成する潜像形成手段と、前記潜像を顕像化
    する現像手段と、前記顕像を転写材に転写する転写手段
    と、該転写手段の下流近傍で、前記転写材を除電する除
    電手段とを具備した画像形成装置を用い、前記除電手段
    が導電性部材上に絶縁性部材を設け、端部に導電性部材
    が露出した除電手段で、該除電手段の絶縁部材近傍を前
    記転写材が通過する際にできる空隙で放電させ除電する
    電子写真方法。
  2. 【請求項2】 転写材と除電手段が接触して前記転写材
    を除電することを特徴とする請求項1記載の電子写真方
    法。
  3. 【請求項3】 1.像担持体と、 2.像担持体上に画像情報に応じて潜像を形成する潜像
    形成手段と、 3.前記潜像を顕像化する現像手段と、 4.前記顕像を転写材に転写する転写手段と、 5.前記転写手段の下流近傍で、前記転写材を除電する
    除電手段とを具備した画像形成装置であって、 前記除電手段が導電性部材上に絶縁性部材を設け、端部
    に導電性部材が露出した除電手段で、該除電手段の絶縁
    部材近傍を前記転写材が通過する際にできる空隙で放電
    させ除電する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 転写手段がローラ形状である請求項3記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 像担持体と、像担持体上に画像情報に応
    じて潜像を形成する潜像形成手段と、前記潜像を顕像化
    する現像手段と、前記顕像を転写材に転写する転写手段
    と、該転写手段に脈流の電圧を印加する脈流電圧発生装
    置と、前記転写手段の下流近傍で、前記転写材を除電す
    る除電手段とを具備した画像形成装置を用い、前記除電
    手段が導電性部材上に絶縁性部材を設け、端部に導電性
    部材が露出した除電手段で、該除電手段の絶縁部材近傍
    を前記転写材が通過する際にできる空隙で放電させ除電
    する電子写真方法。
  6. 【請求項6】 1.像担持体と、 2.像担持体上に画像情報に応じて潜像を形成する潜像
    形成手段と、 3.前記潜像を顕像化する現像手段と、 4.前記顕像を転写材に転写する転写手段と、 5.該転写手段に脈流の電圧を印加する脈流電圧発生装
    置と、 6.前記転写手段の下流近傍で、前記転写材を除電する
    除電手段とを具備した画像形成装置を用い、 前記除電手段が導電性部材上に絶縁性部材を設け、端部
    に導電性部材が露出した除電手段で、該除電手段の絶縁
    部材近傍を前記転写材が通過する際にできる空隙で放電
    させ除電する電子写真方法。
  7. 【請求項7】 1.固定磁石を内包し移動する静電潜像
    保持体と、 2.静電潜像保持体上に画像情報に応じて潜像を形成す
    る潜像形成手段と、 3.前記潜像を顕像化する現像手段と、 4.前記顕像を転写材に転写する力が、前記固定磁石よ
    り発する磁力と、前記静電潜像保持体と前記転写手段間
    との間を結ぶ静電力との合力である転写手段と、 5.前記転写手段の下流近傍で、前記転写材を除電する
    除電手段とを具備した画像形成装置であって、 前記除電手段が導電性部材上に絶縁性部材を設け、端部
    に導電性部材が露出した除電手段で、該除電手段の絶縁
    部材近傍を前記転写材が通過する際にできる空隙で放電
    させ除電する画像形成装置。
  8. 【請求項8】 1.固定磁石を内包し移動する静電潜像
    保持体と、 2.静電潜像保持体上に画像情報に応じて潜像を形成す
    る潜像形成手段と、 3.前記潜像を顕像化する現像手段と、 4.前記顕像を転写材に転写する力が、前記固定磁石よ
    り発する磁力と、前記静電潜像保持体と前記転写手段間
    との間を結ぶ静電力との合力である転写手段と、 5.該転写手段に脈流の電圧を印加する脈流電圧発生装
    置と、 6.前記転写手段の下流近傍で、前記転写材を除電する
    除電手段とを具備した画像形成装置であって、 前記除電手段が導電性部材上に絶縁性部材を設け、端部
    に導電性部材が露出した除電手段で、該除電手段の絶縁
    部材近傍を前記転写材が通過する際にできる空隙で放電
    させ除電する画像形成装置。
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