JP2001117375A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2001117375A
JP2001117375A JP29735699A JP29735699A JP2001117375A JP 2001117375 A JP2001117375 A JP 2001117375A JP 29735699 A JP29735699 A JP 29735699A JP 29735699 A JP29735699 A JP 29735699A JP 2001117375 A JP2001117375 A JP 2001117375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
elastic body
image forming
image
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29735699A
Other languages
English (en)
Inventor
Yorihito Naitou
順仁 内藤
Masahiro Goto
正弘 後藤
Hiroko Ogama
裕子 大釜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP29735699A priority Critical patent/JP2001117375A/ja
Publication of JP2001117375A publication Critical patent/JP2001117375A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写時のプレ転写や放電白抜けなどの発生を
防止して、良好な画像を得ることができるようにする。 【解決手段】 転写前ガイド13の転写前下ガイド13
bの先端側に弾性体29を固着し、且つ転写前下ガイド
13b先端の弾性体29を、転写ニップ部Nでの転写ニ
ップ接線20よりも感光ドラム1側に位置させて、転写
前下ガイド13b先端の弾性体29上を通して転写ニッ
プ部Nに突入される転写材Pの突入位置を、転写ニップ
接線20よりも感光ドラム1側に位置させることによ
り、転写時のプレ転写や放電白抜けなどの発生が防止さ
れ、良好な画像を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式や静
電記録方式などによって画像形成を行う複写機、プリン
タ、ファクシミリなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した従来の複写機、
プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置では、像担
持体としての回転ドラム型の電子写真感光体(以下、感
光ドラムという)を均一に帯電する帯電工程、前記感光
ドラム表面を露光して静電潜像を形成する露光工程、ト
ナー(現像剤)によって前記静電潜像を現像してトナー
像を形成する現像工程、感光ドラム上のトナー像を転写
材に転写する転写工程、転写材に転写されたトナー像を
定着する定着工程によって画像形成が行われる。
【0003】上記した転写工程に、転写部材として転写
ローラを用いた画像形成装置では、感光ドラムに転写ロ
ーラを当接させてその間の転写ニップ部に転写材を搬送
し、転写ローラに転写バイアス電圧を印加することによ
り感光ドラム上のトナー像を転写材へ転写することがで
きる。
【0004】そして、転写部材として転写ローラを用い
た画像形成装置では、感光ドラムと転写ローラが当接す
ることによって形成される転写ニップ部の転写ニップ接
線に対し、その転写ニップ接線にできる限り沿うような
形で転写材が良好に入るように、前記転写ニップ部の転
写材の搬送方向上流側に、転写材を転写ニップ部に搬送
ガイドするための転写前ガイドが設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した転
写前ガイドを設けた従来の画像形成装置では、下記のよ
うな問題が生じてしまう場合があった。
【0006】上記したように転写材を転写ニップ部の転
写ニップ接線に沿うような形で転写ニップ部へと突入さ
せる形態においては、転写に必要な瞬間的な転写電流の
大きさは変わらないことから、画像形成動作の高速化を
行う上で、より大きな転写バイアスが必要となる。
【0007】そして、転写ニップ部直前の転写材とトナ
ー像を担持した感光ドラムとの間隔が、転写材と転写バ
イアスの印加された転写ローラとの間隔よりも広くなれ
ばなるほど、転写ニップ部直前で生じる、転写ローラか
ら転写材(紙)を突き抜けて感光ドラム上へと放電する
確率が高くなってしまう。転写電流が放電することによ
って、画像信号に応じた静電潜像に従って感光ドラム上
に現像された例えば負極性のトナー粒子が、放電の影響
を受け逆極性(正極性)のトナーへと極性が変わってし
まい、感光ドラムから転写材へ転写が行われず、その放
電が起きた箇所のみトナー像が転写されなく白く抜けて
しまう、いわゆる放電白抜けが生じる。
【0008】また、転写電流の放電が感光ドラムの長手
方向に連続して発生することによって、転写材に転写さ
れたトナー像に横白スジが生じる。更に、画像形成動作
の高速化に加え高画質化を行うにあたり、従来の転写バ
イアス値に対し、より大きな転写バイアス値を印加させ
ることによって、転写ニップ部近傍に生じる転写電界
は、より広範囲に及ぶことが分かっている。このため、
この広範囲に広がった転写電界により、転写ニップ部に
転写材が挟持されて感光ドラム上のトナー像が、転写ニ
ップ部前にごく少量ではあるが転写してしまう、いわゆ
るプレ転写が生じる。
【0009】このプレ転写は、転写電界の影響で発生
し、転写電界の強さに応じて生じる。また、プレ転写
は、転写ニップ部で転写電圧が印加された転写ローラに
よる所定の転写過程を行う前に生じてしまうことから、
感光ドラム上に形成されたトナー像は転写材の所定の箇
所に転写されずに、所定の転写箇所からずれる。このた
め、トナーの飛び散りや、転写材上のトナー像と余白部
の境界が無くなってしまう滲みや、トナー像が破裂した
かのように見える爆発などが生じる。
【0010】そこで本発明は、転写時のプレ転写や放電
白抜けなどの発生を防止して、良好な画像を得ることが
できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、表面に現像剤画像が形成される像担持体
と、前記像担持体に当接して転写ニップ部を形成し、前
記転写ニップ部に突入される転写材の裏面側に接触して
前記現像剤画像を前記転写材表面に転写する転写部材
と、前記転写ニップ部の前記転写材の搬送方向上流側に
設けられ、搬送されてきた前記転写材を前記転写ニップ
部へと案内する転写前ガイドとを備えた画像形成装置お
いて、前記転写前ガイドは、少なくとも前記転写材の裏
面側に位置する転写前下ガイドを有し、前記転写前下ガ
イドの少なくとも先端側を弾性体で構成し、且つ前記弾
性体の先端を、前記転写ニップ部での転写ニップ接線よ
りも前記像担持体側に位置させ、前記弾性体の先端を通
して前記転写ニップ部に突入される前記転写材の突入位
置を、前記転写ニップ接線よりも前記像担持体側に位置
させることを特徴としている。
【0012】また、前記転写前下ガイドの先端側に、別
体で形成した前記弾性体を可動自在に支持することを特
徴としている。
【0013】また、前記弾性体が導電性を有しているこ
とを特徴としている。
【0014】また、前記弾性体を樹脂材で被覆したこと
を特徴としている。
【0015】また、前記弾性体の先端に弾性を有する突
起部材を複数形成し、前記突起部材を前記像担持体の非
画像形成領域に近接もしくは接触させることを特徴とし
ている。
【0016】また、前記弾性体の前記転写材が通る面と
反対側の面に、前記弾性体の先端側から突出しないよう
にして剛性を有する板材を固着したことを特徴としてい
る。
【0017】また、前記転写前下ガイドと対向して前記
転写材の画像形成面側に転写前上ガイドを配置し、前記
転写前下ガイドの先端が、前記転写前上ガイドの先端よ
りも前記像担持体側に近接していることを特徴としてい
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
【0019】〈実施の形態1〉図1は、本発明の実施の
形態1に係る画像形成装置を示す概略構成図である。本
実施の形態の画像形成装置は電子写真方式のレーザビー
ムプリンタである。
【0020】本画像形成装置は、像担持体としての感光
ドラム1を備えている。感光ドラム1の周囲には、帯電
ローラ2、現像装置4、転写ローラ5、クリーニング装
置6が配設されており、帯電ローラ2と現像装置4間の
上方には露光装置(レーザビームスキャナ)3が配設さ
れている。
【0021】また、感光ドラム1と転写ローラ5間に形
成される転写ニップ部Nの転写材Pの搬送方向上流側に
は、プレフィードセンサ10、レジストローラ対11、
レジストセンサ12、転写前ガイド13が設けられてお
り、転写ニップ部Nの転写材Pの搬送方向下流側には、
搬送ガイド9、定着装置18が設けられている。
【0022】感光ドラム1は、本実施の形態では負帯電
の有機感光体で、アルミニウム製のドラム基体(不図
示)上に感光層(不図示)を有しており、駆動装置Aに
より所定の周速で矢印R1方向(時計方向)に回転駆動
され、その回転過程において接触する帯電ローラ2によ
り負極性の一様な帯電を受ける。
【0023】帯電手段としての帯電ローラ2は、感光ド
ラム1表面に回転自在に接触し、帯電バイアス電源(不
図示)から印加される帯電バイアスによって感光ドラム
1を所定の極性、電位に均一に帯電する。
【0024】露光装置3は、不図示のレーザドライバ、
レーザダイオード、ポリゴンミラーなどを備えており、
レーザドライバに入力される画像情報の時系列電気デジ
タル画像信号に対応して変調されたレーザ光がレーザダ
イオードから出力され、高速回転するポリゴンミラーで
前記レーザ光を走査し、反射ミラー3aを介して感光ド
ラム1表面を画像露光Lすることにより、画像情報に対
応した静電潜像を形成する。
【0025】現像装置4は、回転自在な現像スリーブ4
aを備えており、現像バイアス電源(不図示)から現像
バイアスが印加された現像スリーブ4aによって、感光
ドラム1と現像スリーブ4aとがほぼ接触する現像部に
て、感光ドラム1上の静電潜像にトナーを付着させてト
ナー像として顕像化する。
【0026】転写手段としての転写ローラ5は、感光ド
ラム1表面に所定の押圧力で接触して転写ニップ部Nを
形成し、転写バイアス電源(不図示)から印加される転
写バイアスにより、転写ニップ部Nにて感光ドラム1表
面のトナー像が転写材Pに転写される。転写ローラ5
は、駆動装置Bにより矢印R5方向(反時計方向)に回
転する。
【0027】クリーニング装置6は、クリーニングブレ
ード6aを有してり、転写後に感光ドラム1表面に残っ
た転写残トナーをクリーニングブレード6aによって除
去する。
【0028】定着装置18は、回転自在な定着ローラ1
8aと加圧ローラ18bを有しており、定着ローラ18
aと加圧ローラ18b間の定着ニップ部Tにて転写材P
を挟持搬送しながら、転写材Pの表面に転写されたトナ
ー像を加熱加圧して熱定着させる。
【0029】次に、上記画像形成装置による画像形成動
作について説明する。
【0030】画像形成時には、感光ドラム1は駆動装置
Aにより矢印R1方向に所定の周速で回転駆動され、帯
電ローラ2により表面が一様に帯電される。
【0031】そして、帯電された感光ドラム1上に露光
装置3により反射ミラー3aを介して画像露光Lが与え
られて、入力される画像情報に応じた静電潜像が形成さ
れる。そして、感光ドラム1上に形成された静電潜像
に、現像部にて感光ドラム1の帯電極性(負極性)と同
極性の現像バイアスが印加された現像装置4の現像スリ
ーブ4aにより、感光ドラム1の帯電極性(負極性)と
同極性に帯電されたトナーを付着させて、トナー像とし
て顕像化する。
【0032】そして、感光ドラム1上に形成されたトナ
ー像は、転写ニップ部Nにてカセット14からピックア
ップローラ15で供紙、もしくは手差しカセット7から
供紙ローラ8で供紙される転写材Pに対して、前記トナ
ーと逆極性(正極性)の転写バイアスが印加された転写
ローラ5により静電転写される。この際、供紙カセット
14もしくは手差しカセット7から供紙された転写材P
は、プレフィードセンサ10で待機した後にレジストロ
ーラ対11の回転により、レジストセンサ12を通過し
転写前ガイド13を通して、転写ニップ部Nに搬送され
る(本発明の特徴である転写前ガイド13の構成につい
ては後述する)。
【0033】そして、トナー像が転写された転写材P
は、搬送ガイド9を介して定着装置18に搬送され、定
着ローラ18aと加圧ローラ18b間の定着ニップ部T
でトナー像を転写材Pに加熱加圧して熱定着した後に、
排紙トレイ16又は排紙部17に排出され、一連の画像
形成動作を終了する。
【0034】また、トナー像転写後の感光ドラム1表面
に残留している転写残トナーは、クリーニング装置6の
クリーニングブレード6aによって除去されて回収され
る。
【0035】図2は、上記画像形成装置の転写ニップ部
Nとレジストローラ対11間を示した図であり、転写前
ガイド13とレジストセンサ12間には、転写材Pの搬
送路や給紙過程で生じた転写材Pの帯電を除去をするた
めの除電ブラシ19が設けられている。
【0036】レジストセンサ対11は、レジスト上ロー
ラ11aとレジスト下ローラ11bとで構成されてお
り、レジスト下ローラ11bの駆動によりレジスト上ロ
ーラ11aを従動回転させる。レジストローラ対11
は、SUS等の導電性剛体の芯金上に、転写材Pの様々
な幅に対し十分な搬送力を得るために、摩擦抵抗の大き
なゴム材が長手方向に分散設置されている。
【0037】転写前ガイド13は、転写前上ガイド13
aと転写前下ガイド13bとで構成されており、転写ニ
ップ部Nと除電ブラシ19間に設けられている。転写前
下ガイド13bの先端部には弾性体29が固着されてお
り、転写前上ガイド13aの先端よりも感光ドラム1側
に位置している。転写前上ガイド13aと転写前下ガイ
ド13bは、SUS等の導電性剛体材料で形成されてい
る。
【0038】ここで、転写前ガイド13の役目について
説明する。
【0039】図3に示すように、感光ドラム1と転写ロ
ーラ5によって形成される転写ニップ部Nの転写ニップ
接線20と、転写前ガイド13によって規制された転写
ニップ部Nへの転写材突入角21との関係が重要であ
る。
【0040】従来では、図3に示すように、レジストロ
ーラ対11によって搬送されてきた転写材Pの先端は、
転写前ガイド13の転写前下ガイド13bに沿って一度
感光ドラム1上のA点に接触し、感光ドラム1の回転方
向に沿って転写ローラ5と感光ドラム1によって形成さ
れた転写ニップ部Nへと誘導される。そして、転写ロー
ラ5は感光ドラム1に対し回転速度を多少早めに設定さ
れており、周速差を持たせることによって、文字などの
中央部のトナーが抜けてしまう白抜けなどの問題を防止
している。
【0041】また、転写ニップ部Nでの転写材搬送速度
は、レジストローラ対11の転写材搬送速度に対して多
少早めに設定されており、転写ニップ部Nでの転写材搬
送力はレジストローラ対11の搬送力に比べ弱いもの
の、転写材Pを転写ニップ部N側に引っ張るように設定
されている。このため、感光ドラム1上に一度接触した
転写材Pの転写材突入角は、結果として、転写前ガイド
13の転写前下ガイド13bの先端部位置と転写ニップ
部Nを挟んだ角度によって決定される。
【0042】感光ドラム1上に形成されたトナー像は、
転写ニップ部Nにて転写材Pへと転写されるのが理想で
はあるものの、転写ローラ5には高い転写バイアスが印
加されており、それによって形成される転写電界24は
転写ニップNの外にも影響を及ぼしている。例えば、転
写ニップ部Nの上流側の領域25では大きな転写電界が
形成されていると思われる。その場合、感光ドラム1上
に弱い静電気力で保持されているトナー像26は転写電
界の影響を受け、転写材Pへと早期に転写されてしまう
プレ転写の現象が生じる。
【0043】また、印加される転写バイアスを大きくし
た場合、その転写バイアス値が大き過ぎるときは、転写
ローラ5より転写材Pを突き抜けて感光ドラム1上へ放
電してしまう。この放電現象は、転写ローラ5に印加さ
れた転写バイアス値と、転写材Pに対して転写ローラ5
側の隙間27と、感光ドラム1側の隙間28によって決
まってしまう。
【0044】そこで、本発明では、転写前ガイド13の
下側の転写前下ガイド13bを、転写材Pが感光ドラム
1へ早期に当接されるように、また、転写材突入角21
が転写ニップ接線20に対してより感光ドラム1側に近
づくように延設した。
【0045】即ち、本実施の形態では、図2、図4に示
すように、転写前下ガイド13bの先端側に薄板状の弾
性体29を固着して延出し、転写材Pが感光ドラム1へ
早期に当接されるように、また、転写材突入角が転写ニ
ップ接線20に対してより感光ドラム1側に近づくよう
にした。また、転写前上ガイド13aの先端部は転写ニ
ップ接線20上に位置しており、転写前下ガイド13b
の弾性体29の先端部は、転写前上ガイド13aの先端
部よりも感光ドラム1に近接している。
【0046】次に、転写前下ガイド13bの先端側に薄
板状の弾性体29を固着して延出したことによる効果の
確認を、以下のような実験で行った。
【0047】この実験では、転写ローラ5として、直径
15mmのソリッドタイプのイオン導電系ローラを用い
た。この転写ローラ5の、温度25℃、湿度30%の環
境における抵抗値が2KV印加時で5×108 Ωであ
り、Asker−C硬度計で3方向3点測定の合計9点
における平均硬度が60度である。また、転写ローラ5
とともに転写ニップ部Nを形成する感光ドラム1の外径
は直径30mmであり、感光ドラム1のプロセススピー
ドを120mm/secとした。
【0048】また、レジストローラ対11の転写材Pの
非印字側ローラ(レジスト下ローラ11b)にNBRゴ
ムを用いて導電性能を持たせ、中抵抗〜低抵抗値を示す
ように導電材を分散させて、抵抗値を106 Ωとした。
一方、レジストローラ対11の転写材Pの印字側ローラ
(レジスト上ローラ11a)には、絶縁体のPOM材を
用いた。
【0049】また、転写前上ガイド13aの形状につい
ては、すべての実験にて同じ形状を用いて行った。さら
に、この実験での画質評価で用いる転写材Pは、転写材
サイズをA4とし坪量80g/m2 のものを用いた。
【0050】そして、SUS等の導電性剛体材料からな
る転写前下ガイド13bにくぼみを形成して、弾性体2
9を両面テープもしくは接着剤にて張り付ける。この実
験では、弾性体29として絶縁性のPOM材からなる薄
板(厚みが0.3mm)を用い、転写前下ガイド13b
の先端から延出している長さが1mm、2mm、3m
m、4mmの4種類の弾性体29を用いた。また、転写
前下ガイド13bと弾性体29の接続部は銅箔テープに
より、搬送される転写材Pの引っかかりが無いように接
続した。また、延出している長さが4mmの弾性体29
を用いた時の、弾性体29先端と感光ドラム1間の隙間
は約0.5mmであり、延出している長さが3mmの弾
性体29の場合には、弾性体29先端と感光ドラム1間
の隙間は約1.5mmである。
【0051】そして、上記した各長さの弾性体29を転
写前下ガイド13bに固着して、転写材Pを弾性体29
先端から感光ドラム1に当接させて転写ニップ部Nに導
入して画像形成を行った場合における、放電白スジの発
生と画質の評価を行った。図10は、その評価結果であ
る。なお、この評価におけるRefは、転写前下ガイド
13bに弾性体が固着されていない比較例である。
【0052】この評価結果から明らかなように、放電白
スジは、弾性体29の転写前下ガイド13bの先端から
延出している長さが長くなるに従って抑制され、弾性体
29の延出している長さが3mm、4mmの時はかなり
大きな転写バイアス電圧を印加しても放電白スジの発生
はほとんどなく、問題ないレベルであった。
【0053】一方、それに反してPOM材からなる弾性
体29を用いた場合には、形成された画像の画質は悪か
った。これは、POM材は絶縁性の物質であり、転写材
搬送過程において摺擦帯電により転写材Pが帯電され、
それによってトナー像が荒らされてしまい、結果として
画質の面で悪くなってしまったと思われる。
【0054】そこで、次の実験では、弾性体29とし
て、NBRゴムにカーボンを分散させて低抵抗化を行
い、表層がゴム材のままであると、摩擦帯電がやはり予
想されるので、表層を樹脂にてコーティングを行い滑り
性を向上させた厚さ0.5mmのゴムシートを用いた。
そして、上記同様に転写前下ガイド13bの先端から延
出している長さが1mm、2mm、3mm、4mmの4
種類の導電性を有する弾性体29を用いて、放電白スジ
の発生と画質の評価を行った。図11は、その評価結果
である。なお、この評価におけるRefは、転写前下ガ
イド13bに弾性体が固着されていない比較例である。
【0055】この評価結果から明らかなように、放電白
スジの評価は上記の実験と同様であった。また、画質に
ついても弾性体を用いないRefの構成の場合よりも良
好な結果が得られた。
【0056】また、転写材Pを通紙した後に転写前下ガ
イド13bの転写材Pの通紙面を観察してみると、延出
している長さが4mmの弾性体29の場合に、トナー付
着が確認された。これは、弾性体29を形成するゴム材
が導電であることから、POM材のような絶縁板に対し
トナーを引き付けやすく、また、転写前下ガイド13b
先端から弾性体29を延出して感光ドラム1に近づけた
ことによって、さらにトナーが飛びやすくなったと考察
される。
【0057】一方、延出している長さが3mmの弾性体
29の場合はトナーの飛散は確認されず、良好な結果を
得ることができた。なお、弾性体29の延出している長
さが3mmの場合、弾性体29先端と感光ドラム1間の
隙間は約1.5mmである。
【0058】以上の結果から、弾性体29が導電性を有
するように構成し、転写前下ガイド13bの先端から延
出している弾性体29の長さを、好ましくは1〜3mm
に設定することにより、転写時の放電白スジの発生を防
止し、且つ良好な画質の画像が得られた。
【0059】このように本実施の形態では、転写前ガイ
ド13の転写前下ガイド13bの先端から延出するよう
にして導電性を有する弾性体29を固着して、転写材P
が感光ドラム1へ早期に当接されるように、また、転写
材Pの転写ニップ部Nへの突入時の突入角が転写ニップ
接線よりも感光ドラム1側に近づくように構成したこと
により、転写時の放電白スジの発生を防止し、且つ良好
な画質の画像を得ることができた。
【0060】〈実施の形態2〉図5は、本発明の実施の
形態2に係る画像形成装置の転写前ガイドを示す概略構
成図である。なお、上記した実施の形態1の画像形成装
置と同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略
する。転写前ガイド以外の構成及び動作は実施の形態1
と同様であり、本実施の形態ではその説明は省略する。
【0061】本実施の形態では、図5に示すように、転
写前ガイド13の転写前下ガイド13bに先端が感光ド
ラム1に当接するようにして弾性体31を配置し、転写
前下ガイド13bと弾性体31の背面側(転写材Pの搬
送面と反対側の面)の間に燐青銅等からなる剛性と弾力
性を有する板バネ32を接続して、弾性体31を弾性的
に可動自在に支持した構成である。
【0062】弾性体31として、NBRゴムにカーボン
を分散させて低抵抗化を行い、表層がゴム材のままであ
ると、摩擦帯電がやはり予想されるので、表層を樹脂に
てコーティングを行い滑り性を向上させた厚さ0.5m
mの導電性を有するゴムシートを用いた。板バネ32
は、転写前下ガイド13bと弾性体31の長手方向に沿
って所定の間隔で複数本(例えば4本)設けられてい
る。
【0063】そして、長さが5mmと6mmの弾性体3
1を感光ドラム1に当接させ、転写材Pを弾性体31先
端から感光ドラム1に接触させて転写ニップ部Nに導入
して画像形成を行った場合における、放電白スジの発生
と画質と耐久の評価を行った。図12は、その評価結果
である。なお、この評価におけるRefは、転写前下ガ
イド13b先端に弾性体が配置されていない比較例であ
る。
【0064】この評価結果から明らかなように、放電白
スジの発生はほとんどなく、また、良好な画質が得られ
た。しかしながら、通紙枚数が増加するに従い、画質の
劣化が著しく、感光ドラム1表面を観察してみると、感
光ドラム1の表層が傷付けられ、基層が露出し始めてい
る箇所が見受けられた。また、転写前下ガイド13b先
端の感光体ドラム当接する弾性体31には非常に多量の
トナー付着が確認された。これは、感光ドラム1へ弾性
体31の先端部全面が当接していることにより、感光ド
ラム1表面を傷付けてしまい、また、弾性体31がクリ
ーニングブレードのような役割を果たしてしまい、カブ
リトナー等を掻き取ってしまって汚れているのだと予想
される。
【0065】そこで、図6(a)、(b)に示すよう
に、転写前下ガイド13b先端に配置した弾性体31の
両端側に凸部33を形成し、この凸部33と感光ドラム
1を当接させて、弾性体31と感光ドラム1間の間隔C
を規制するように構成した。
【0066】また、感光ドラム1に当接させる凸部33
の位置は、転写材の搬送性や当接による感光ドラム1を
傷付けること等を考慮して感光ドラム1の非画像部とし
た。また、本実施の形態では、転写材にA4サイズの転
写材を用いていることから、A4サイズの転写材幅21
0mmであるので、両端の凸部33間の幅を230m
m、転写材端部より各10mmの余裕を持たせて形成し
ている。
【0067】また、凸部33の高さであるが、前記実施
の形態1で述べたように、感光ドラム1との間隔が1.
5mm以内であると飛散トナーによって転写前下ガイド
13bが汚れることを考慮し、また、突き当て部である
凸部33が多少なりとも削れてしまうので、その削れを
考慮して2mmとする。更に、凸部33の感光ドラム1
への突き当て時に、弾性体31が感光ドラム1の回転と
ともに動くため、凸部33の真裏に位置するようにして
板バネ32を配置した。
【0068】なお、本実施の形態では、評価に用いた転
写材がA4サイズであることから凸部33間の幅を上記
のように設定したが、この幅は給紙される転写材の幅に
よるものであって、これに限ったものではない。
【0069】そして、弾性体31の回転する感光ドラム
1に対する当接確認を行ったところ、図7に示すよう
に、凸部33と感光ドラム1間の突き当て部近傍34で
は弾性体31と感光ドラム1との間隔は略2mmに保た
れているものの、中央部35は感光ドラム1へ当接して
しまい、A4幅のもであっても弾性性能を有している弾
性体31では、凸部33による突き当ては部分的にしか
効果が得られなかった。
【0070】そこで、図8に示すように、弾性体31の
背面側(転写材Pの搬送面と反対側の面)に燐青銅等か
らなる剛性のある薄板部材37を接着した。この薄板部
材37の大きさは、凸部33の長手方向の幅が230m
mであるので、それをカバーする長さの240mmとし
た。薄板部材37の先端は、弾性体31の先端よりも内
側に位置している。また、薄板部材37と転写前下ガイ
ド13b間及び弾性体31と転写前下ガイド13b間
に、それぞれ弾性を有する薄板状の弾性部材40a、4
0bを接着して、弾性的に支持した。
【0071】そして、この構成の転写前下ガイドを用い
て、転写材Pを弾性体31先端から感光ドラム1に接触
させて転写ニップ部Nに導入して画像形成を行った場合
における、放電白スジの発生と画質と耐久の評価を行っ
た。図13は、その評価結果である。なお、この評価に
おけるRefは、転写前下ガイド13b先端に弾性体が
配置されていない比較例である。
【0072】この評価結果から明らかなように、放電白
スジの発生はほとんどなく、また、良好な画質が得ら
れ、通紙枚数の増加によっても画質の劣化はなかった。
【0073】このように本実施の形態の図8に示した構
成の転写前下ガイド13bを用いることによって、実施
の形態1と同様の効果を得ることができた。また、感光
ドラム1に対して転写前下ガイド13b先端の弾性体3
1の位置あわせをしているので、転写前下ガイド13b
先端に延出された弾性体31はトナーで汚れることが少
なく、感光ドラム1に対しても当接することがないの
で、優れた画質の状態を長期にわたって接続して得るこ
とが可能となる。
【0074】また、実施の形態2の図6(a)、(b)
では、転写前下ガイド13b先端に配置した弾性体31
の両端側に凸部33を形成し、この凸部33と感光ドラ
ム1を当接させる構成であったが、図9に示すように、
前記凸部33の代わりにローラ部38を設けた構成で
も、同様の効果を得ることができる。
【0075】また、本実施の形態の図8、図9に示した
構成では、感光ドラム1上の感光層上に直接凸部33と
ローラ部38当接させる構成であったが、感光ドラム1
上の非画像形成領域に凸部33やローラ部38を受ける
ための硬質な専用の溝などを設けた構成でもよく、その
場合は感光ドラム上の削れも全くなくすことができるの
で、感光層をa−Siのような耐久性能の優れた感光ド
ラムにも用いることができる。
【0076】上記した各実施の形態では、転写前下ガイ
ド先端に弾性体を延出して設けたことにより、感光ドラ
ム1と現像装置等が一体にプロセスカートリッジに形成
されている場合、このプロセスカートリッジを装置本体
に着脱する際に、感光ドラム表面がたとえ転写前下ガイ
ド先端に接しても転写前下ガイド先端が弾性体で形成さ
れているので、感光ドラム表面に傷がつくのを防止する
ことができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、転
写前下ガイドの少なくとも先端側を弾性体で構成し、且
つ弾性体の先端を、転写ニップ部での転写ニップ接線よ
りも像担持体側に位置させ、弾性体の先端を通して転写
ニップ部に突入される転写材の突入位置を、転写ニップ
接線よりも像担持体側に位置させることで、転写放電に
よる白抜け等の画像不良を防止して、良好な画質を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置を示
す概略構成図。
【図2】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の転
写ニップ部の上流側付近を示す概略構成図。
【図3】転写材の転写ニップ部への突入角度と転写ニッ
プ接線との関係を説明するための図。
【図4】実施の形態1における転写前下ガイドを示す概
略構成図。
【図5】実施の形態2における転写前下ガイドを示す概
略構成図。
【図6】(a)、(b)は、実施の形態2の変形例にお
ける転写前下ガイドを示す概略構成図。
【図7】実施の形態2の変形例における転写前下ガイド
の感光ドラムとの当接した状態を示す図。
【図8】実施の形態2の変形例における転写前下ガイド
を示す概略断面図。
【図9】実施の形態2の変形例における転写前下ガイド
を示す概略断面図。
【図10】実施の形態1における評価結果を示す図。
【図11】実施の形態1における評価結果を示す図。
【図12】実施の形態2における評価結果を示す図。
【図13】実施の形態2における評価結果を示す図。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 2 帯電ローラ 3 露光装置 4 現像装置 4a 現像スリーブ 5 転写ローラ(転写部材) 11 レジストローラ対 13 転写前ガイド 13a 転写前上ガイド 13b 転写前下ガイド 18 定着装置 29、31 弾性体 32 板バネ 33 凸部(突起部材) 37 薄板部材(板材) 38 ローラ部(突起部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大釜 裕子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H032 BA11 BA19 BA23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に現像剤画像が形成される像担持体
    と、前記像担持体に当接して転写ニップ部を形成し、前
    記転写ニップ部に突入される転写材の裏面側に接触して
    前記現像剤画像を前記転写材表面に転写する転写部材
    と、前記転写ニップ部の前記転写材の搬送方向上流側に
    設けられ、搬送されてきた前記転写材を前記転写ニップ
    部へと案内する転写前ガイドとを備えた画像形成装置お
    いて、 前記転写前ガイドは、少なくとも前記転写材の裏面側に
    位置する転写前下ガイドを有し、 前記転写前下ガイドの少なくとも先端側を弾性体で構成
    し、且つ前記弾性体の先端を、前記転写ニップ部での転
    写ニップ接線よりも前記像担持体側に位置させ、 前記弾性体の先端を通して前記転写ニップ部に突入され
    る前記転写材の突入位置を、前記転写ニップ接線よりも
    前記像担持体側に位置させる、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記転写前下ガイドの先端側に、別体で
    形成した前記弾性体を可動自在に支持する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性体が導電性を有している、 ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性体を樹脂材で被覆した、 ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記弾性体の先端に弾性を有する突起部
    材を複数形成し、前記突起部材を前記像担持体の非画像
    形成領域に近接もしくは接触させる、 ことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記弾性体の前記転写材が通る面と反対
    側の面に、前記弾性体の先端側から突出しないようにし
    て剛性を有する板材を固着した、 ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記転写前下ガイドと対向して前記転写
    材の画像形成面側に転写前上ガイドを配置し、前記転写
    前下ガイドの先端が、前記転写前上ガイドの先端よりも
    前記像担持体側に近接している、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載
    の画像形成装置。
JP29735699A 1999-10-19 1999-10-19 画像形成装置 Pending JP2001117375A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29735699A JP2001117375A (ja) 1999-10-19 1999-10-19 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29735699A JP2001117375A (ja) 1999-10-19 1999-10-19 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001117375A true JP2001117375A (ja) 2001-04-27

Family

ID=17845455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29735699A Pending JP2001117375A (ja) 1999-10-19 1999-10-19 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001117375A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6516179B1 (en) * 1999-10-29 2003-02-04 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, image transferring device and recording medium conveying method
JP2008058568A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2008134387A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US7702253B2 (en) 2004-02-27 2010-04-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process cartridge and image forming apparatus
US7869751B2 (en) * 2007-06-18 2011-01-11 Ricoh Company, Limited Transfer device and image forming apparatus
JP2011013376A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2011033761A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2012032487A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2012032603A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2017223864A (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 キヤノン株式会社 転写ローラおよび画像形成装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6516179B1 (en) * 1999-10-29 2003-02-04 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, image transferring device and recording medium conveying method
US6983121B2 (en) 1999-10-29 2006-01-03 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, image transferring device and recording medium conveying method
US7702253B2 (en) 2004-02-27 2010-04-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process cartridge and image forming apparatus
JP2008058568A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US7630673B2 (en) 2006-08-31 2009-12-08 Kyocera Mita Corporation Image forming apparatus with a guide having a rigid first member with a cutout at a downstream end and an elastic second member covering the cutout and facing a transfer sheet
JP2008134387A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US7869751B2 (en) * 2007-06-18 2011-01-11 Ricoh Company, Limited Transfer device and image forming apparatus
JP2011013376A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2011033761A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2012032487A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US8626044B2 (en) 2010-07-29 2014-01-07 Kyocera Mita Corporation Image formation apparatus
JP2012032603A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2017223864A (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 キヤノン株式会社 転写ローラおよび画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3083000B2 (ja) 画像形成装置
JPH10123800A (ja) 画像形成装置
JP3833061B2 (ja) 画像形成装置
US8326193B2 (en) Image forming apparatus
JP2001117375A (ja) 画像形成装置
JP2017058433A (ja) 画像形成装置
JP2004012851A (ja) 画像形成装置の転写装置
JP3337294B2 (ja) 電子写真装置
US7092659B2 (en) Discharge methods and systems in electrophotography
JPH1091007A (ja) 電子写真現像方式を採用した画像形成装置の不良転写抑制方法
JPH0862938A (ja) 帯電・クリーニング兼用装置
JP2987257B2 (ja) 画像形成装置
JPH01277269A (ja) 画像形成装置
JP3514191B2 (ja) 記録装置
JP2863495B2 (ja) 画像形成装置
EP0501151A2 (en) Image forming apparatus
JP2667564B2 (ja) 画像形成装置
JPH10111628A (ja) クリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置並びにクリーニング装置の使用方法
JP2744264B2 (ja) 画像形成装置
JP2000187398A (ja) 画像形成装置
JPH0792767A (ja) 画像形成装置
JPH11194556A (ja) 画像形成装置
JP3548198B2 (ja) 画像形成装置
JPH11296037A (ja) クリーニング手段及び画像形成装置
JPH11231746A (ja) 湿式画像形成機の清掃装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081110

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081224