JP2011013376A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】摩擦帯電に起因する像担持体上のトナーの引き付けを抑制すると共に、シートをニップ部に適正な突入角度で突入させて、良好な転写画像を形成することが可能なガイド部を備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置10は、トナー像を担持する像担持体125と、像担持体125との間でニップ部Nを形成し、ニップ部Nにおいてトナー像をシートPに転写する転写部材113と、シートPをニップ部Nにガイドするガイド部20とを含み、ガイド部20は、ニップ部Nに向かって延びる剛体製の第1ガイド部材21と、第1ガイド部材21に沿って延びる第2ガイド部材22とを含み、第1ガイド部材21は、ニップ部Nのニップ接線L1から見て像担持体125側に位置する先端部31を有し、先端部31には、先端部31にトナー像のトナーが付着することを抑制するトナー付着抑制手段32が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば電子写真方式を利用した画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式を利用した画像形成装置が広く用いられている。画像形成装置は、用紙等のシートにトナー画像を形成するものであって、トナー像が形成される、感光体ドラムや転写ベルト等の像担持体と、像担持体との間でニップ部を形成し、ニップ部においてトナー像をシートに転写させる転写部材と、シートをニップ部に案内するガイド部材とを含む。
ガイド部材は、シート上に良好な転写画像を形成するうえでは、重要な構成要素である。例えば特許文献1の画像形成装置では、SUS等の導電性剛体材料からなる一対の転写前上ガイドおよび転写前下ガイドを用いている。転写前下ガイドの先端には、ニップ部のニップ接線から見て感光体ドラム側に位置するように設定された弾性体が延設されている。弾性体の材料および延設長さを適切に設定することにより、シートとの接触による弾性体の摩擦帯電に起因する感光体ドラム上のトナーの引き付けを抑制している。これにより、シート上に良好な転写画像を形成する。
特開2001−117375号公報
しかしながら、特許文献1の画像形成装置では、シートをニップ部にガイドしているのは、剛体材料である転写前下ガイドではなく、ニップ接線から見て感光体ドラム側に位置する弾性体であるため、シート、特に葉書のような腰の強い厚紙をガイドする場合、弾性体は、シートの腰によって変形して、ニップ接線から見て転写ローラ側に位置してしまう場合がある。その場合、弾性体はシートをニップ部に適正な突入角度で突入させることができないので、特許文献1の画像形成装置は、摩擦帯電に起因する感光体ドラム上のトナーの引き付けを抑制するものの、良好な転写画像を形成することが困難となる。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、摩擦帯電に起因する像担持体上のトナーの引き付けを抑制すると共に、シートをニップ部に適正な突入角度で突入させて、良好な転写画像を形成することが可能なガイド部を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体との間でニップ部を形成し、前記ニップ部において前記トナー像をシートに転写する転写部材と、前記シートを前記ニップ部にガイドするガイド部とを含み、前記ガイド部は、前記ニップ部に向かって延びる剛体製の第1ガイド部材と、前記第1ガイド部材に沿って延びる第2ガイド部材とを含み、前記第1ガイド部材は、前記ニップ部のニップ接線から見て前記像担持体側に位置する先端部を有し、前記先端部には、該先端部に前記トナー像のトナーが付着することを抑制するトナー付着抑制手段が設けられている。
本発明に係る画像形成装置によれば、シートは、ニップ部の位置と第1ガイド部材の先端部の位置とによって定められたガイド経路を通ってニップ部にガイドされる。先端部を有する第1ガイド部材は剛体製であるので、先端部は、シート、特に腰の強い厚紙をガイドしても、シートの腰の強さによって変形することなく、ニップ接線から見て像担持体側に位置することを維持できる。これにより、シートをニップ部に適正な突入角度で突入させることができる。
また、第1ガイド部材の先端部は、シートをガイドする際にシートとの接触によって摩擦帯電し易いが、先端部にはトナー付着抑制手段が設けられているので、摩擦帯電に起因して像担持体上のトナー像のトナーが先端部に引き付けられて付着することを抑制できる。これにより、いわゆるシートの裏汚れの発生を抑制することができる。このように、本発明に係る画像形成装置は、シートをニップ部に適正な突入角度で突入させると共に、シートの裏汚れの発生を抑制するので、トナー像の転写を良好に行うこと、ひいては高画質のトナー画像を形成することができる。
本発明の好ましい実施形態では、前記第1ガイド部材は板金製であり、前記トナー付着抑制手段は、前記第1ガイド部材の前記先端部から延設された樹脂部材であり、前記樹脂部材と前記転写部材との間の隙間は、前記先端部と前記転写部材との間の隙間よりも小さい。
トナー付着抑制手段は好ましくは樹脂部材で構成されている。樹脂部材は、その性質上、第1ガイド部材を構成する板金よりも摩擦帯電に起因するトナー付着が発生し難い。しかも、樹脂部材と像担持体との間の隙間は、先端部と像担持体との間の隙間よりも小さく設定されている、言い換えれば、樹脂部材は、先端部よりもニップ部に近い位置に存在している。そのため、ガイド経路を搬送されるシートの後端部分は、第1ガイド部材の先端部を通過して該先端部から離れた後、樹脂部材に沿ってニップ部に搬送されるので、後端部分が先端部から離れた後に大きくばたつくこと(いわゆる、バンディング)を抑制できる。これにより、シートの後端部分において画像にじみが形成されることが抑制されるので、転写画像の質を一層向上させることができる。
本発明の他の好ましい実施形態では、前記樹脂部材は、前記シートをガイドする際に該シートと接触する搬送面を有しており、前記樹脂部材のうちの少なくとも前記搬送面は半導電性材料からなる。
この構成によれば、樹脂部材のうちの少なくとも搬送面は、半導電性材料からなるので、摩擦帯電し難い。これにより、像担持体上のトナー像のトナーが搬送面に引き付けられて該搬送面に付着することが抑制される。
本発明のさらに他の好ましい実施形態では、前記搬送面には、前記半導電性材料として、超高分子ポリエチレンシートが貼り付けられている。
この構成によれば、搬送面が帯電することを抑制するだけでなく、シートとの接触による搬送面の磨耗を抑制することもできる。
本発明のさらに他の好ましい実施形態では、前記樹脂部材は、前記シートをガイドする際に該シートと接触する搬送面を有しており、前記樹脂部材のうちの少なくとも前記搬送面は、前記シートとの接触摩擦によって前記像担持体上の前記トナー像のトナーと同極に帯電することが可能な材料からなる。
この構成によれば、シートとの接触摩擦によって搬送面に帯電した電荷は、トナー像のトナーと同極なので、該トナーに対して反発する。これにより、トナーが搬送面に付着することが抑制される。
本発明のさらに他の好ましい実施形態では、前記トナー付着抑制手段は、前記先端部に塗布された半導電性材料からなるコーティングである。
この構成によれば、半導電性材料からなるコーティングにより、像担持体上のトナー像のトナーが先端部に摩擦帯電し難い。これにより、像担持体上のトナー像のトナーが先端部に引き付けられて該先端部に付着することが抑制される。前記半導電性材料は、好ましくは無電解ニッケルメッキである。
本発明のさらに他の好ましい実施形態では、前記トナー付着抑制手段は、前記先端部に塗布され、前記シートとの接触摩擦によって前記像担持体上の前記トナー像のトナーと同極に帯電することが可能な材料からなるコーティングである。
この構成によれば、シートとの接触摩擦によって先端部に帯電した電荷は、像担持体上のトナー像のトナーと同極なので、該トナーに対して反発する。これにより、トナーが先端部に付着することが抑制される。
本発明のさらに他の好ましい実施形態では、前記第1ガイド部材の前記先端部と前記像担持体との間の隙間は、0.2mm〜1.0mmに設定されている。
前記隙間が0.2mmよりも小さくなると、像担持体上のトナー像のトナーが先端部に引き付けられ易くなり、また、1.0mmを超えると、先端部がシートをニップ部にガイドする際のシートのニップ部への突入角度を適正に設定することができなくなる。
本発明に係る画像形成装置によれば、摩擦帯電に起因する像担持体上のトナーの引き付けを抑制すると共に、シートをニップ部に適正な突入角度で突入させて、良好な転写画像を形成することが可能である。
本実施形態に係る画像形成装置の内部構造を概略的に示す断面図である。 図1の画像形成装置における転写ニップ部の周辺部分の拡大図であり、ガイド部の構成を示している。 ガイド部の第1ガイド部材の拡大図であり、トナー付着抑制手段の第1例を示している。 第1ガイド部材の斜視図である。 ガイド部の第1ガイド部材の拡大図であり、トナー付着抑制手段の第2例を示している。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の内部構造を概略的に示す。画像形成装置10は、例えばタンデム式のカラープリンタであり、箱形を呈する装置本体11を含む。装置本体11は、内部に、コンピュータ等の外部機器から伝送された画像情報に基づき画像を形成する画像形成部12と、画像形成部12によって形成され、用紙Pに転写された画像に定着処理を施す定着部13と、転写用の用紙Pを貯留する用紙貯留部14とを含む。装置本体11の上部には、定着処理後の用紙Pが排出される用紙排出部15が設けられている。
画像形成部12は、用紙貯留部14から給紙された用紙(シート)Pにトナー画像を形成するものであって、本実施形態では、上流側(図1の紙面の右方)から下流側へ向けて順次配設された、マゼンタ色のトナー(現像剤)を用いるマゼンタ用ユニット12Mと、シアン色のトナーを用いるシアン用ユニット12Cと、イエロー色のトナーを用いるイエロー用ユニット12Yと、ブラック色のトナーを用いるブラック用ユニット12Kとを含む。
各ユニット12M,12C,12Y,12Kは、感光体ドラム121および現像装置122を含む。感光体ドラム121は、周面に静電潜像およびこの静電潜像に沿ったトナー像(可視像)を形成するものであって、図1において反時計方向に回転しつつ対応する現像装置122からトナーの供給を受ける。各現像装置122は、装置本体11の前面側(図1の紙面の表側)に配設された図略のトナーカートリッジからトナーの補給を受ける。
各感光体ドラム121の直下位置には、帯電装置123が設けられているとともに、各帯電装置123の下方位置には露光装置124が設けられている。各感光体ドラム121は、帯電装置123によって周面が一様に帯電され、コンピュータ等から入力された画像データに基づく各色に対応したレーザー光が露光装置124から帯電後の感光体ドラム121の周面に照射される。これにより、各感光体ドラム121の周面に静電潜像が形成される。そして、静電潜像に現像装置122からトナーが供給されると、感光体ドラム121の周面にトナー像が形成される。
感光体ドラム121の上方には、駆動ローラ125aと従動ローラ125bとの間に張設された転写ベルト125が配設されている。転写ベルト125は、各感光体ドラム121に対応して設けられた転写ローラ126によって感光体ドラム121の周面に押し付けられた状態で、各感光体ドラム121と同期しながら駆動ローラ125aと従動ローラ125bとの間を周回する。
駆動ローラ125aと従動ローラ125bとの間であって、従動ローラ125b側へ寄った位置にテンションローラ125cが設けられている。テンションローラ125cは、転写ベルト125に張力を与えるものであり、図略の付勢部材の付勢力で上方に付勢されている。したがって、転写ベルト125は、駆動ローラ125aと従動ローラ125bとの間でテンションローラ125cにより上方に押し上げられている。
転写ベルト125の周回と共に、転写ベルト125の表面(像担持面)に対して、まず、マゼンタ用ユニット12Mの感光体ドラム121によるマゼンタのトナー像の一次転写が行なわれる。ついで、転写ベルト125におけるマゼンタトナー像の転写位置に、シアン用ユニット12Cの感光体ドラム121によるシアンのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれる。以下同様にして、イエロー用ユニット12Yによるイエローのトナー像の転写、およびブラック用ユニット12Kによるブラックのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれる。これにより、転写ベルト125の表面にカラーのトナー像が形成される。
各感光体ドラム121の図1における左方位置には、感光体ドラム121の周面上の残留トナーを除去して清浄化するドラムクリーニング装置127が設けられている。ドラムクリーニング装置127によって清浄化処理された感光体ドラム121の周面は、新たな帯電処理のために帯電装置123へ向かう。ドラムクリーニング装置127で感光体ドラム121の周面から取り除かれた廃トナーは、所定の経路を通って図略のトナー回収ボトルに回収される。
画像形成部12の図1における左方位置には、上下方向に延びる用紙搬送路111が形成されている。用紙搬送路111には、適所に搬送ローラ対110が設けられており、用紙貯留部14からの用紙Pは、搬送ローラ対110の駆動で転写ベルト125へ向けて搬送される。また、用紙搬送路111には、駆動ローラ125aと対向した位置で転写ベルト125の表面(像担持面)に当接した二次転写ローラ113が設けられている。二次転写ローラ113は転写ベルト125の像担持面との間で転写ニップ部Nを形成する。用紙Pは、転写ニップ部Nにおいて転写ベルト125と二次転写ローラ113とに押圧挟持され、これにより、転写ベルト125上のトナー像が用紙Pに二次転写される。
さらに、用紙搬送路111における転写ニップ部Nの下方には、一対のレジストローラ112が配設されている。レジストローラ112は、用紙Pを転写ニップ部Nに向けて適切なタイミングで搬送すると共に、用紙Pの斜め送りを修正する。転写ニップ部Nとレジストローラ対112との間には、用紙Pを転写ニップ部Nに向けてガイドするガイド部20が配設されている。
用紙貯留部14は、装置本体11の図1における右側壁に開閉自在に設けられた手差しトレイ141と、装置本体11内における露光装置124より下方位置に挿脱可能に装着された用紙トレイ142とを含む。用紙トレイ142には複数枚の用紙Pが積層されてなる用紙束P1が貯留される。用紙トレイ142は、上方に開口した箱体で構成され、用紙束P1が貯留可能になっている。用紙トレイ142に貯留された用紙束P1の最上位の用紙Pは、ピックアップローラ143の駆動で用紙搬送路111へ向けて1枚ずつ繰り出される。用紙トレイ142から繰り出された用紙Pは、搬送ローラ対112の駆動で用紙搬送路111を通って転写ニップ部Nへ向けて搬送される。
定着部13は、二次転写された用紙P上のトナー像に対して定着処理を施す。定着部13は、内部に加熱源である通電発熱体を有する加熱ローラ131と、加熱ローラ131と対向配置された定着ローラ132と、定着ローラ132および加熱ローラ131間に張設された定着ベルト133と、定着ベルト133を介して定着ローラ132と対向配置された加圧ローラ134とを含む。定着部13へ供給された用紙Pは、加圧ローラ134と高温の定着ベルト133との間を通過しながら定着ベルト133からの熱を得て定着処理が施される。定着処理の完了したカラー印刷済みの用紙Pは、定着部13の上部から延設された排紙搬送路114を通って用紙排出部15の排紙トレイ151へ向けて排出される。
以下、用紙Pを転写ニップ部Nにガイドするガイド部20について図2を参照しながら説明する。図2は、転写ニップ部Nの周辺部分の拡大図であり、ガイド部20の構成を示している。ガイド部20は、一対のレジストローラ112のうちの図2では左側のレジストローラ112の近傍位置から転写ニップ部Nに向かって上方に延びる第1ガイド部材21と、右側のレジストローラ112の近傍位置から第1ガイド部材21に沿って上方に延びる第2ガイド部材22とを含む。第1ガイド部材21と第2ガイド部材22とは所定の隙間G1を介して互いに離間している。この隙間G1が用紙搬送路111の一部を形成している。
本実施形態では、所定の隙間G1は0.5mm以上に設定されている。用紙Pは、第1ガイド部材21および第2ガイド部材22間でガイドされているときに第1ガイド部材21および第2ガイド部材22に接触するが、所定の隙間G1を上記のように設定すれば、用紙Pの第1ガイド部材21および第2ガイド部材22に対する接触に起因する負荷が軽減されるので、用紙Pを良好に転写ニップ部Nに向けてガイドすることができる。
第1ガイド部材21は、駆動ローラ125aおよび二次転写ローラ113の長手方向に沿って延びる剛体製の、例えば板金製の板状の部材であって、左側のレジストローラ112の近傍位置で保持部材40に固定された第1基端部23と、第1基端部23から右側のレジストローラ112側に図2では右方向に傾斜する第1傾斜部24と、第1傾斜部24から略垂直に駆動ローラ125aに向かって延びる第1中間部25と、第1中間部25から転写ニップ部Nに向かって図2では左方向に傾斜する第2傾斜部26とからなる。第1ガイド部材21は、本実施形態では、用紙Pの転写面とは反対側の裏面に向く部材である。
第2ガイド部材22は、駆動ローラ125aおよび二次転写ローラ113の長手方向に沿って延びる板状の部材であって、右側のレジストローラ112の近傍位置で所定のフレームに固定された第2基端部27と、第2基端部27から略垂直に駆動ローラ125aに向かって延びる第2中間部28と、第2中間部28から左方向に転写ニップ部Nに向かって傾斜する傾斜部30とからなる。第2ガイド部材22は、本実施形態では、用紙Pの転写面に向く部材である。このように構成された第1ガイド部材21および第2ガイド部材22によって、ガイド部20における用紙搬送路111は、一対のレジストローラ112から転写ニップ部Nに向けて左方向に若干湾曲しつつ延びている。
第1ガイド部材21の第2傾斜部26は、第2ガイド部材22の傾斜部30よりも転写ニップ部Nに向かって突出しており、転写ニップ部Nにおけるニップ接線L1から見て転写ベルト125および駆動ローラ125a側に位置するように設定されている。第2傾斜部26は、転写ベルト125の像担持面から所定の隙間G2を介して離間した先端部31(つまり、第1ガイド部材21の先端部)を有している。先端部31は、第1ガイド部材21において転写ベルト125に最も近接する部位である。所定の隙間G2は、0.2〜1.0mmに設定されている。この設定により、第1ガイド部材21および第2ガイド部材22間で搬送される用紙Pの先端部分を、第2傾斜部26の先端部31から転写ニップ部Nに適正な突入角度で突入させることができる。
用紙Pが転写ニップ部Nにガイドされるとき、最初に、用紙Pの先端部分が、第1ガイド部材21の第2傾斜部26の先端部31によって支持されつつ、かつ転写ニップ部Nにおいて挟持されつつ前記突入角度でガイドされる。つまり、第2傾斜部26の先端部31と転写ニップ部Nとの間には、用紙Pのガイド方向を定めるガイド経路が形成され、このガイド経路により、用紙Pが転写ニップ部Nにガイドされる際の用紙Pのガイド(搬送)姿勢が決められる。
第1ガイド部材21の第2傾斜部26の先端部31には、トナー付着抑制手段が設けられている。先端部31は、用紙Pをガイドする際に用紙Pと接触するので、摩擦帯電し易い。先端部31が摩擦帯電すると、転写ベルト125上のトナー像のトナーが引き付けられて、トナーが先端部31に付着する。先端部31に付着したトナーは、いわゆる用紙Pの裏汚れを発生させる。トナー付着抑制手段は、そのような不都合を解消するものである。以下、図3および図4を参照してトナー付着抑制手段の第1例について説明する。
(第1例)
図3は、第1ガイド部材21の拡大図であり、トナー付着抑制手段の第1例を示している。図4は、第1ガイド部材の斜視図である。図3および図4に示す第1例では、トナー付着抑制手段は、第1ガイド部材21の第2傾斜部26の先端部31から延設された樹脂部材32である。具体的には、樹脂部材32は、先端部31の先端面33に固定され、第2傾斜部26の幅方向(つまり、駆動ローラ125aの長手方向および転写ベルト125の幅方向)に沿って延びている。樹脂部材32は、第2傾斜部26の幅方向から見て先端部31と略同等の厚さを有している。
また、樹脂部材32は、先端部31の先端面33から転写ニップ部Nに向かって第2傾斜部26の仮想延長線上に延びて、先端部31の延長部として構成されている。そのため、樹脂部材32は、ニップ接線L1から見て転写ベルト125側、またはニップ接線L1上に位置していると共に、樹脂部材32と転写ベルト125の像担持面との間の隙間は、先端部31と転写ベルト125の像担持面との間の隙間G2よりも小さくなっている。
樹脂部材32は、先端部31の先端面33への固定を補強するために、支持部材36によって支持されるようにしてもよい。具体的には、第1ガイド部材21の第2傾斜部26は、用紙Pをガイドするための傾斜面34を有しており、第2傾斜部26における傾斜面34とは反対側の面に支持部材36が固定されている。支持部材36は、第2傾斜部26の幅方向に延びる薄板状の部材であって、先端部31の先端面33よりも転写ニップ部Nに向かって突出する突出部を有している。樹脂部材32は突出部分に支持されている。
樹脂部材32は、第2傾斜部26の傾斜面34から面一で連続する搬送面35を有している。用紙Pは、第2傾斜部26の傾斜面34を通過した後、搬送面35を通って転写ニップ部Nに到達する。樹脂部材32と第2傾斜部26とは別部材であるものの、樹脂部材32の搬送面35と第2傾斜部26の傾斜面34との間には、段差がないので、用紙Pの搬送に支障は生じない。
樹脂部材32は、板金製の第1ガイド部材21よりも摩擦帯電し難い材料から構成されている。好ましくは、樹脂部材32のうちの少なくとも搬送面35が半導電性の材料から構成されている。半導電性材料は摩擦帯電し難い特性を備えた材料である。また、搬送面35に、半導電性材料として、例えば超高分子ポリエチレンシートを貼り付けてもよい。超高分子ポリエチレンシートは、摩擦帯電し難い特性を備えると共に、優れた耐摩耗性も備えた材料である。したがって、搬送面35は用紙Pをガイドする際の用紙Pとの接触に対して耐磨耗性を備えることができる。また、半導電性材料に代えて、樹脂部材32のうちの少なくとも搬送面35を、用紙Pとの接触摩擦によって転写ベルト125上のトナー像のトナーと同極に帯電することが可能な材料から構成してもよい。
トナー付着抑制手段として樹脂部材32を用いた上記構成のガイド部20では、先端部31の延長部分である樹脂部材32は、先端部31よりも転写ベルト125側に位置し、樹脂部材32と転写ベルト125の像担持面との間の隙間は、先端部31と転写ベルト125の像担持面との間の隙間G2よりも小さく設定されている。また、樹脂部材32と転写部材113の周面との間の距離は、先端部31と転写部材113の周面との間の隙間より小さい。これにより、転写部材113から先端部31にリースすることなく、ガイド経路を搬送される用紙Pの後端部分は、先端部31を通過して該先端部31から離れた後、樹脂部材32に沿って転写ニップ部Nに搬送されるので、後端部分が先端部31から離れた後に大きくばたつくこと(いわゆる、バンディング)を抑制できる。その結果、用紙Pの後端部分において画像にじみが形成されることが抑制される。
しかも、樹脂部材32(トナー付着抑制手段)は半導電性材料から構成されているので、用紙Pをガイドする際に用紙Pと接触しても摩擦帯電し難い。そのため、樹脂部材32は転写ベルト125に近接していても、転写ベルト125上のトナー像のトナーが樹脂部材32に引き付けられて樹脂部材32に付着することを抑制できる。これにより、樹脂部材32を先端部31よりも転写ベルト125に近接させていても、用紙Pの裏汚れの発生を抑制することができる。樹脂部材32が用紙Pとの接触摩擦によって転写ベルト125上のトナー像のトナーと同極に帯電することが可能な材料から構成されている場合であっても、樹脂部材32に帯電した電荷はトナーと反発し合うので、樹脂部材32にトナーが付着することが抑制される。これにより、用紙Pの裏汚れの発生を抑制することができる。
また、上記構成のガイド部20では、用紙Pは、ニップ接線L1から見て転写ベルト125側に位置する先端部31の位置と、転写ニップ部Nの位置とによって定められたガイド経路を通って転写ニップ部Nにガイドされる。先端部31を有する第1ガイド部材21は板金製であるので、先端部31は、用紙P、特に腰の強い厚紙をガイドしても、用紙Pの腰の強さによって変形することなく、転写ベルト125との間の隙間G2を所定の大きさに保ちながら、ニップ接線L1から見て転写ベルト125側に位置することを維持できる。これにより、ガイド部20は、用紙Pを転写ニップ部Nに適正な突入角度で突入させることができる。なお、隙間G2は0.2mm以上に設定されているので、先端部31にトナーが引き付けられることが抑制される。
このように、ガイド部20は、用紙Pの裏汚れの発生を抑制することができると共に、用紙Pを転写ニップ部Nに適正な突入角度で突入させることができるので、トナー像の二次転写が良好に行われる。その結果、画像形成装置10は高画質のトナー画像を形成することができる。
(第2例)
次に、図5を参照してトナー付着抑制手段の第2例について説明する。図5は、第1ガイド部材21の拡大図であり、トナー付着抑制手段の第2例を示している。図5に示す第2例では、トナー付着抑制手段は、第1ガイド部材21の第2傾斜部26の先端部31に塗布されたコーティング37である。コーティング37は、少なくとも先端部31における傾斜面34から先端面33にかけて塗布されている。コーティング37と傾斜面34との間の段差は、コーティング37の説明上図示しただけであり、実際には、そのような段差は存在しない。したがって、搬送されてくる用紙Pがコーティング37に引っ掛かることはない。
コーティング37は、好ましくは半導電性材料からなる。半導電性材料として、例えば無電解ニッケルメッキが挙げられる。半導電性材料は、上述したように帯電摩擦し難い材料である。また、半導電性材料に代えて、用紙Pとの接触摩擦によって転写ベルト125上のトナー像のトナーと同極に帯電することが可能な材料を用いてもよい。
トナー付着抑制手段としてコーティング37を用いたガイド部20によれば、コーティング37は、半導電性材料、またはトナーと同極に帯電することが可能な材料からなるので、第1例において説明したように先端部31にトナーが付着し難い。これにより、用紙Pの裏汚れを抑制することができる。
また、先端部31はコーティング37によってトナーが付着し難くなっているので、先端部31を、ニップ接線L1から見て転写ベルト125側に位置させつつ、転写ベルト125に接触しない程度に転写ニップ部Nに向けて延長させることができる。これにより、先端部31を延長した分、用紙Pの後端部分を先端部31に沿ってガイドすることができるので、後端部分が先端部31から離れた後に生じるばたつきを抑制することができる。これにより、用紙Pの後端部分において画像にじみが形成されることが抑制される。このように、第2例においても、ガイド部20はトナー像の二次転写を良好に行うことができ、その結果、画像形成装置10は高画質のトナー画像を形成することができる。
上記した実施形態では、ガイド部20を、タンデム式カラープリンタ10の二次転写ニップ部Nにおいて採用した構成につき説明したが、ガイド部20は、モノクロプリンタの転写部において採用してもよい。すなわち、ガイド部20は、ブラックトナー像が形成された感光体ドラムと、該感光体ドラムに対向配置された転写ローラとの間に形成されるニップ部に用紙をガイドするために採用してもよい。
10 画像形成装置
20 ガイド部
21 第1ガイド部材
22 第2ガイド部材
26 第2傾斜部
31 先端部
32 樹脂部材(トナー付着抑制手段)
36 支持部材
37 コーティング(トナー付着抑制手段)
40 保持部材
112 レジストローラ
113 二次転写ローラ
125 転写ベルト
125a 駆動ローラ
L1 ニップ接線
N 転写ニップ部
P 用紙

Claims (9)

  1. トナー像を担持する像担持体と、
    前記像担持体との間でニップ部を形成し、前記ニップ部において前記トナー像をシートに転写する転写部材と、
    前記シートを前記ニップ部にガイドするガイド部と、
    を備え、
    前記ガイド部は、前記ニップ部に向かって延びる剛体製の第1ガイド部材と、前記第1ガイド部材に沿って延びる第2ガイド部材とを含み、
    前記第1ガイド部材は、前記ニップ部のニップ接線から見て前記像担持体側に位置する先端部を有し、
    前記先端部には、該先端部に前記トナー像のトナーが付着することを抑制するトナー付着抑制手段が設けられている画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記第1ガイド部材は板金製であり、
    前記トナー付着抑制手段は、前記第1ガイド部材の前記先端部から延設された樹脂部材であり、
    前記樹脂部材と前記転写部材との間の隙間は、前記先端部と前記転写部材との間の隙間よりも小さい画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、前記樹脂部材は、前記シートをガイドする際に該シートと接触する搬送面を有しており、
    前記樹脂部材のうちの少なくとも前記搬送面は半導電性材料からなる画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、前記搬送面には、前記半導電性材料として、超高分子ポリエチレンシートが貼り付けられている画像形成装置。
  5. 請求項2に記載の画像形成装置において、前記樹脂部材は、前記シートをガイドする際に該シートと接触する搬送面を有しており、
    前記樹脂部材のうちの少なくとも前記搬送面は、前記シートとの接触摩擦によって前記像担持体上の前記トナー像のトナーと同極に帯電することが可能な材料からなる画像形成装置。
  6. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記トナー付着抑制手段は、前記先端部に塗布された半導電性材料からなるコーティングである画像形成装置。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置において、前記半導電性材料は、無電解ニッケルメッキである画像形成装置。
  8. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記トナー付着抑制手段は、前記先端部に塗布され、前記シートとの接触摩擦によって前記像担持体上の前記トナー像のトナーと同極に帯電することが可能な材料からなるコーティングである画像形成装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記第1ガイド部材の前記先端部と前記像担持体との間の隙間は、0.2mm〜1.0mmに設定されている画像形成装置。
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