JPH1087222A - エレベータのリニューアル方法 - Google Patents
エレベータのリニューアル方法Info
- Publication number
- JPH1087222A JPH1087222A JP25044096A JP25044096A JPH1087222A JP H1087222 A JPH1087222 A JP H1087222A JP 25044096 A JP25044096 A JP 25044096A JP 25044096 A JP25044096 A JP 25044096A JP H1087222 A JPH1087222 A JP H1087222A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machine room
- control panel
- mounting bracket
- new
- wiring cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 新たな取付ブラケットやフレシブルダクトの
設置を要せずに、機械室内のリニューアルを行なえるエ
レベータのリニューアル方法の提供。 【解決手段】 既設制御盤を機械室床3上から撤去する
とともに、前記の既設制御盤に配線ケーブルを介して接
続される乗場選択器を、既設の取付ブラケット6上から
撤去した後、この既設の取付ブラケット6上に新設リア
クタ9を固定し、新設制御盤8を機械室床3上の所定位
置に据付けて、配線ケーブルを既設の配管7に挿通し、
この配線ケーブルを介して新設制御盤8および新設リア
クタ9を電気的に接続する。 【効果】 アンカーボルトを機械室床に打ち込む必要が
ないため騒音発生を防止できるとともに、フレシブルダ
クトの設置を省略でき生産性を向上できる。
設置を要せずに、機械室内のリニューアルを行なえるエ
レベータのリニューアル方法の提供。 【解決手段】 既設制御盤を機械室床3上から撤去する
とともに、前記の既設制御盤に配線ケーブルを介して接
続される乗場選択器を、既設の取付ブラケット6上から
撤去した後、この既設の取付ブラケット6上に新設リア
クタ9を固定し、新設制御盤8を機械室床3上の所定位
置に据付けて、配線ケーブルを既設の配管7に挿通し、
この配線ケーブルを介して新設制御盤8および新設リア
クタ9を電気的に接続する。 【効果】 アンカーボルトを機械室床に打ち込む必要が
ないため騒音発生を防止できるとともに、フレシブルダ
クトの設置を省略でき生産性を向上できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータのリニ
ューアル方法に係り、特に、機械室内の既設制御盤を新
設制御盤に取替えることにより機械室内のリニューアル
を行なうエレベータのリニューアル方法に関する。
ューアル方法に係り、特に、機械室内の既設制御盤を新
設制御盤に取替えることにより機械室内のリニューアル
を行なうエレベータのリニューアル方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータの機械室内のリニュ
ーアルを行なう際、機械室内の既設制御盤を新設制御盤
に取替えるとともに、この新設制御盤と配線ケーブルを
介して電気的に接続される新設リアクタを機械室の床上
に設ける場合がある。
ーアルを行なう際、機械室内の既設制御盤を新設制御盤
に取替えるとともに、この新設制御盤と配線ケーブルを
介して電気的に接続される新設リアクタを機械室の床上
に設ける場合がある。
【0003】従来、上記のような場合に、新たな取付ブ
ラケットを機械室床に固定し、この取付ブラケット上に
前記の新設リアクタを設置するとともに、この新設リア
クタと新設制御盤との間に、前記の配線ケーブルを収容
するフレシブルダクトを設けるようになっていた。
ラケットを機械室床に固定し、この取付ブラケット上に
前記の新設リアクタを設置するとともに、この新設リア
クタと新設制御盤との間に、前記の配線ケーブルを収容
するフレシブルダクトを設けるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のエレベータのリニューアル方法では、新設リアクタ
用の取付ブラケットを機械室床に固定する際、アンカー
ボルトを機械室床に打ち込む必要があるため、大きな騒
音が発生するという問題があった。また、新設リアクタ
と新設制御盤との間にフレシブルダクトを設置する必要
があるため、生産性が劣るという問題もあった。
来のエレベータのリニューアル方法では、新設リアクタ
用の取付ブラケットを機械室床に固定する際、アンカー
ボルトを機械室床に打ち込む必要があるため、大きな騒
音が発生するという問題があった。また、新設リアクタ
と新設制御盤との間にフレシブルダクトを設置する必要
があるため、生産性が劣るという問題もあった。
【0005】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、新たな取付ブラ
ケットやフレシブルダクトの設置を要せずに、機械室内
のリニューアルを行なうことのできるエレベータのリニ
ューアル方法を提供することにある。
に鑑みてなされたもので、その目的は、新たな取付ブラ
ケットやフレシブルダクトの設置を要せずに、機械室内
のリニューアルを行なうことのできるエレベータのリニ
ューアル方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、昇降路に併設される機械室内に、乗かご
の動作を制御する既設制御盤と、この既設制御盤と配線
ケーブルを介して接続される乗場選択器と、前記機械室
の床上に設置され、前記乗場選択器が取付けられる取付
ブラケットとを備えるとともに、前記機械室の床内に、
前記配線ケーブルが挿通される配管を埋設したエレベー
タに用いられ、前記既設制御盤を新設制御盤に取替える
ことにより前記機械室内のリニューアルを行なうエレベ
ータのリニューアル方法において、前記乗場選択器を前
記取付ブラケットから撤去した後、この取付ブラケット
に、前記新設制御盤と配線ケーブルを介して電気的に接
続される新設リアクタを取付け、前記配管を利用して前
記配線ケーブルの布線作業を行なう構成にしてある。
め、本発明は、昇降路に併設される機械室内に、乗かご
の動作を制御する既設制御盤と、この既設制御盤と配線
ケーブルを介して接続される乗場選択器と、前記機械室
の床上に設置され、前記乗場選択器が取付けられる取付
ブラケットとを備えるとともに、前記機械室の床内に、
前記配線ケーブルが挿通される配管を埋設したエレベー
タに用いられ、前記既設制御盤を新設制御盤に取替える
ことにより前記機械室内のリニューアルを行なうエレベ
ータのリニューアル方法において、前記乗場選択器を前
記取付ブラケットから撤去した後、この取付ブラケット
に、前記新設制御盤と配線ケーブルを介して電気的に接
続される新設リアクタを取付け、前記配管を利用して前
記配線ケーブルの布線作業を行なう構成にしてある。
【0007】上記のように構成した本発明では、機械室
内のリニューアルを行なうに際して、新設リアクタを既
設の取付ブラケットに取付けることにより、新たな取付
ブラケットの設置を要せずに済み、また既設の配管を用
いて配線ケーブルの布線作業を行なうことによりフレシ
ブルダクトの設置を要せずに済む。
内のリニューアルを行なうに際して、新設リアクタを既
設の取付ブラケットに取付けることにより、新たな取付
ブラケットの設置を要せずに済み、また既設の配管を用
いて配線ケーブルの布線作業を行なうことによりフレシ
ブルダクトの設置を要せずに済む。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータのリニ
ューアル方法の実施の形態を図に基づいて説明する。図
1は本発明の一実施形態に係るエレベータのリニューア
ル方法により機械室内のリニューアルを行なった後の状
態を示す説明図、図2は本実施形態のリニューアル方法
により機械室内のリニューアルを行なう前の状態を示す
説明図、図3は本実施形態のリニューアル方法により機
械室内のリニューアルを行なう途中の状態を示す説明図
である。
ューアル方法の実施の形態を図に基づいて説明する。図
1は本発明の一実施形態に係るエレベータのリニューア
ル方法により機械室内のリニューアルを行なった後の状
態を示す説明図、図2は本実施形態のリニューアル方法
により機械室内のリニューアルを行なう前の状態を示す
説明図、図3は本実施形態のリニューアル方法により機
械室内のリニューアルを行なう途中の状態を示す説明図
である。
【0009】図2に示すエレベータでは、図示しない乗
かごなどが昇降する昇降路1上部に機械室2が形成され
ており、これらの昇降路1および機械室2は、機械室床
3により仕切られている。この機械室床3上には、前記
の乗かごの動作を制御する既設制御盤4と、この既設制
御盤4と図示しない配線ケーブルを介して接続される乗
場選択器5とが設置され、この乗場選択器5は既設の取
付ブラケット6を介して機械室床3に固定されている。
また、機械室床3に、前記の配線ケーブルが挿通される
配管7が埋設されており、この配管7の一端が既設制御
盤4の下部に位置し、他端が乗場選択器5の下部に位置
している。
かごなどが昇降する昇降路1上部に機械室2が形成され
ており、これらの昇降路1および機械室2は、機械室床
3により仕切られている。この機械室床3上には、前記
の乗かごの動作を制御する既設制御盤4と、この既設制
御盤4と図示しない配線ケーブルを介して接続される乗
場選択器5とが設置され、この乗場選択器5は既設の取
付ブラケット6を介して機械室床3に固定されている。
また、機械室床3に、前記の配線ケーブルが挿通される
配管7が埋設されており、この配管7の一端が既設制御
盤4の下部に位置し、他端が乗場選択器5の下部に位置
している。
【0010】この実施形態のリニューアル方法にあって
は、次の作業手順にしたがって機械室2のリニューアル
を行なうようになっている。すなわち、(1)まず図2
に示す既設制御盤4を機械室床3上から撤去するととも
に、乗場選択器5を取付ブラケット6上から撤去する
と、その結果、図3に示す状態となる。次いで(2)図
1に示すように、新設制御盤8を機械室床3上の所定位
置、すなわち図2の既設制御盤4が設置されていた位置
に据付け、(3)新設リアクタ9を既設の取付ブラケッ
ト6上に固定して、(4)図示しない配線ケーブルを配
管7に挿通し、この配線ケーブルの両端のそれぞれを新
設制御盤8および新設リアクタ9に接続する。
は、次の作業手順にしたがって機械室2のリニューアル
を行なうようになっている。すなわち、(1)まず図2
に示す既設制御盤4を機械室床3上から撤去するととも
に、乗場選択器5を取付ブラケット6上から撤去する
と、その結果、図3に示す状態となる。次いで(2)図
1に示すように、新設制御盤8を機械室床3上の所定位
置、すなわち図2の既設制御盤4が設置されていた位置
に据付け、(3)新設リアクタ9を既設の取付ブラケッ
ト6上に固定して、(4)図示しない配線ケーブルを配
管7に挿通し、この配線ケーブルの両端のそれぞれを新
設制御盤8および新設リアクタ9に接続する。
【0011】このように構成した実施形態では、図2の
既設制御盤4を図1の新設制御盤8に取替えることによ
り機械室2内のリニューアルを行なう際に、既設の取付
ブラケット6を用いて新設リアクタ9を据付けることに
より、新たな取付ブラケットの設置を要せずに済み、ま
た既設の配管7を用いて配線ケーブルの布線を行なうこ
とによりフレシブルダクトの設置を要せずに済む。
既設制御盤4を図1の新設制御盤8に取替えることによ
り機械室2内のリニューアルを行なう際に、既設の取付
ブラケット6を用いて新設リアクタ9を据付けることに
より、新たな取付ブラケットの設置を要せずに済み、ま
た既設の配管7を用いて配線ケーブルの布線を行なうこ
とによりフレシブルダクトの設置を要せずに済む。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
新たな取付ブラケットやフレシブルダクトの設置を要せ
ずに機械室内のリニューアルを行なうことができ、した
がって、取付ブラケット用のアンカーボルトを機械室床
に打ち込む必要がないため騒音の発生を防止できるとと
もに、フレシブルダクトの設置を要する従来の場合と比
べて生産性を向上できるという効果がある。
新たな取付ブラケットやフレシブルダクトの設置を要せ
ずに機械室内のリニューアルを行なうことができ、した
がって、取付ブラケット用のアンカーボルトを機械室床
に打ち込む必要がないため騒音の発生を防止できるとと
もに、フレシブルダクトの設置を要する従来の場合と比
べて生産性を向上できるという効果がある。
【図1】本発明の一実施形態に係るエレベータのリニュ
ーアル方法により機械室内のリニューアルを行なった後
の状態を示す説明図である。
ーアル方法により機械室内のリニューアルを行なった後
の状態を示す説明図である。
【図2】本実施形態のリニューアル方法により機械室内
のリニューアルを行なう前の状態を示す説明図である。
のリニューアルを行なう前の状態を示す説明図である。
【図3】本実施形態のリニューアル方法により機械室内
のリニューアルを行なう途中の状態を示す説明図であ
る。
のリニューアルを行なう途中の状態を示す説明図であ
る。
1 昇降路 2 機械室 3 機械室床 4 既設制御盤 5 乗場選択器 6 取付ブラケット 7 配管 8 新設制御盤 9 新設リアクタ
Claims (1)
- 【請求項1】 昇降路に併設される機械室内に、乗かご
の動作を制御する既設制御盤と、この既設制御盤と配線
ケーブルを介して接続される乗場選択器と、前記機械室
の床上に設置され、前記乗場選択器が取付けられる取付
ブラケットとを備えるとともに、前記機械室の床内に、
前記配線ケーブルが挿通される配管を埋設したエレベー
タに用いられ、前記既設制御盤を新設制御盤に取替える
ことにより前記機械室内のリニューアルを行なうエレベ
ータのリニューアル方法において、 前記乗場選択器を前記取付ブラケットから撤去した後、
この取付ブラケットに、前記新設制御盤と配線ケーブル
を介して電気的に接続される新設リアクタを取付け、前
記配管を利用して前記配線ケーブルの布線作業を行なう
ことを特徴とするエレベータのリニューアル方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25044096A JPH1087222A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | エレベータのリニューアル方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25044096A JPH1087222A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | エレベータのリニューアル方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1087222A true JPH1087222A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17207916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25044096A Pending JPH1087222A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | エレベータのリニューアル方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1087222A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006264840A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ制御盤リニューアル方法 |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP25044096A patent/JPH1087222A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006264840A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ制御盤リニューアル方法 |
JP4610386B2 (ja) * | 2005-03-23 | 2011-01-12 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ制御盤リニューアル方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1087222A (ja) | エレベータのリニューアル方法 | |
CN110997540B (zh) | 电梯的更新方法以及附属盘 | |
JP2008289280A (ja) | 制御盤の更新方法 | |
JP4610386B2 (ja) | エレベータ制御盤リニューアル方法 | |
JP3310929B2 (ja) | エレベータの改修方法 | |
JP3179713B2 (ja) | エレベータのリニューアル方法 | |
JP3195241B2 (ja) | 昇降機の制御盤交換方法 | |
JPH0527416Y2 (ja) | ||
JP5328396B2 (ja) | エレベータのリニューアル工法 | |
JP3170550B2 (ja) | エレベータのリニューアル方法 | |
JP2005067872A (ja) | 昇降機の配線とモダニゼーション方法 | |
JP2000198638A (ja) | エレベ―タの改造方法 | |
JP2002137876A (ja) | エレベータシステムの配線処理方法 | |
JP2000344433A (ja) | エレベータ用位置検出装置およびその改修方法 | |
JP4344619B2 (ja) | エレベーターの改修方法 | |
JPH101273A (ja) | エレベーターの主ロープダクト | |
JPH10218514A (ja) | エレベータのリニューアル方法 | |
JP2000143118A (ja) | 油圧エレベータの改修作業方法 | |
JP2005047679A (ja) | エレベータ制御装置 | |
JP2564413B2 (ja) | 昇降機における乗かごの改造方法 | |
JPS61254484A (ja) | リニユアルエレベ−タの駆動装置取付方法 | |
JP3193537B2 (ja) | エレベータの据付用型板 | |
JPS63258385A (ja) | エレベ−タのリニユアル工法 | |
JPS63258384A (ja) | エレベ−タのリニユアル工法 | |
JPH0745312B2 (ja) | 昇降機の改造方法 |