JPH1087147A - シート収納・整合装置及び製本装置、シート処理装置、画像形成装置 - Google Patents

シート収納・整合装置及び製本装置、シート処理装置、画像形成装置

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JPH1087147A
JPH1087147A JP9005099A JP509997A JPH1087147A JP H1087147 A JPH1087147 A JP H1087147A JP 9005099 A JP9005099 A JP 9005099A JP 509997 A JP509997 A JP 509997A JP H1087147 A JPH1087147 A JP H1087147A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート収納・整合装置の収納手段へシートを
搬入する装置のプロダクティビィティを低下させること
なく、収納手段へシートを収納して整合可能にする。 【解決手段】 収納トレイ9に搬入されるシートを9先
端基準シャッタ13に突き当て、整合フェンス10によ
り両側部を整合する。シート検知センサ301により検
知されるシート紙間が、整合フェンスで整合可能な時間
(距離)よりも短い場合は、検知したシート紙間の直前
のシートが収納トレイに収納されたときに、整合フェン
スによるシートの整合は行われないように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート収納・整合
装置に係り、詳しくは、例えば、画像形成装置あるいは
画像形成したシート束の製本を行うシート処理装置にお
いて、収納したシート束の整合を行うシート収納・整合
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置あるいはシート処理
装置等に用いられるシート収納・整合装置は、収納手段
に1枚ずつ搬入されて収納されるシートを、シート間
(搬入されたシートと次に搬入されるシートとの間)に
おいて整合手段により整合している。このシート収納・
整合装置においては、シート収納・整合装置に搬入され
るシートが整合タイミングセンサによって検知される
と、所定時間後(シートが完全に収納トレイ上に収納さ
れた後)に、整合手段が待機位置から所定量離隔したし
た整合位置へ移動して収納したシートを整合し、再び整
合位置から待機位置に移動するという動作を繰り返すよ
うに制御されている。
【0003】また、シート収納・整合装置の上流側にイ
ンサート装置が接続されている装置においては、例えば
画像形成装置からシート収納・整合装置に搬入される通
常のシート束の間に、識別用又は製本時の表紙等に用い
られるインサートシートが挿入可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シート
収納・整合装置シートを搬送する装置の複数の搬送ロー
ラ等は、その速度変動や搬送ローラとシートとのスリッ
プ等によって、シートとシートとの間が所定の長さより
も短い状態を生じることがある。収納手段へ搬入される
シートとシートとの間(シート紙間又は紙間という)
が、整合手段によるシートの整合に要する時間あるいは
距離よりも短い場合には、収納手段へシートを搬入する
装置、例えば画像形成装置のシート搬送速度を低下させ
て、シート紙間をさらに広げる必要があり、シート紙間
を広げると装置のプロダクティビィティが低下する問題
があった。
【0005】また、装置から搬送されてくるシート紙間
に、インサート装置からのインサートシートを挿入する
場合には、収納手段へシートを搬送する装置のプロダク
クティビィティを落として、さらにシート紙間をあけた
り、あるいは、予めインサート装置からのシートの挿入
を前提にして、シート収納・整合装置へのシートの搬入
スピードを増速して整合動作に必要な時間、すなわち搬
送シートのシート間を確保する必要があった。
【0006】このため、収納手段へシートを搬送する装
置のプロダクティビィティが低下したり、搬入スピード
の増速、整合手段の駆動手段の高速化のために駆動モー
タの高速、高トルク化が必要となってコストアップにつ
ながる問題があった。
【0007】本発明は、収納手段へシートを搬入する装
置のプロダクティビィティを低下させることなく、収納
手段へシートを収納して整合可能なシート収納・整合装
置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
搬入されてくるシートを1枚ずつ積載して収納する収納
手段と、シートの整合動作を行う整合手段と、を有する
シート収納・整合装置において、シートとシートの間の
時間あるいは距離を検知するシート紙間検知手段と、前
記シート紙間が、前記整合手段でシートを整合するのに
要する時間あるいは距離よりも短い時間あるいは距離で
あるものと前記シート紙間検知手段により検知された場
合は、前記整合手段を動作させないように制御する制御
手段と、を有することを特徴とする。
【0009】請求項2に係る発明は、前記シート紙間
が、前記整合手段でシートを整合するのに要する時間あ
るいは距離よりも短い時間あるいは距離であるものと前
記シート紙間検知手段により検知された場合は、前記検
知されたシート紙間の直前のシートが前記収納手段に収
納されたときに前記整合手段を動作させないことを特徴
とする。
【0010】請求項3に係る発明は、前記シート紙間検
知手段が、前記収納手に搬入されるシートのジャムを検
知するジャム検知センサとして用いられている光学セン
サであることを特徴とする。
【0011】請求項4に係る発明は、搬入されてくるシ
ートを1枚ずつ積載して収納する収納手段と、シートの
搬入方向に沿う側部の整合動作を行う整合手段と、前記
収納手段に搬入されるシート束間にインサートシートを
挿入可能なインサート装置と、を有するシート収納・整
合装置において、前記インサート装置から給送されるイ
ンサートシートを検知するインサートシート検知手段
と、該インサートシート検知手段により検知されたイン
サートシート及びその直前のシートが前記収納手段に収
納されたときに、前記整合手段を動作させないように制
御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0012】請求項5に係る発明は、前記収納手段に搬
入されるシートの先端を突き当てて揃える先端揃え手段
を有することを特徴とする。
【0013】請求項6に係る発明は、前記整合手段の動
作タイミングをとるためのタイミング検知手段を有する
ことを特徴とする。
【0014】請求項7に係る発明は、前記シート紙間
が、前記整合手段でシートを整合するのに要する時間あ
るいは距離よりも短い時間あるいは距離であるものと前
記シート紙間検知手段により検知された場合は、前記タ
イミング検知手段によりシートが検知されても、この検
知されたシートの直前のシートが前記収納手段に収納さ
れたときに、前記整合手段を動作させないことを特徴と
する。
【0015】請求項8に係る発明は、シート紙間が所定
の長さ以上に回復した場合は、前記タイミング検知手段
のシート検知に基づいて前記整合手段は整合動作を再開
することを特徴とする。
【0016】請求項10に係る発明は、搬入されてくる
シートを1枚ずつ積載して収納する収納手段と、シート
の整合動作を行う整合手段と、前記収納手段に収納され
たシートを再給紙する再給紙手段と、を有するシート収
納・整合装置において、シートとシートの間の時間ある
いは距離を検知するシート紙間検知手段と、前記シート
紙間が、前記整合手段でシートを整合するのに要する時
間あるいは距離よりも短い時間あるいは距離であるもの
と前記シート紙間検知手段により検知された場合は、前
記整合手段を動作させないように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする。
【0017】請求項11に係る発明は、前記シート紙間
が、前記整合手段でシートを整合するのに要する時間あ
るいは距離よりも長くなるように回復した場合には、前
記整合手段によるシートの整合を再開させることを特徴
とする。
【0018】請求項12に係る発明は、前記収納手段に
搬入されるシートのサイズを認識するシートサイズ認識
手段を備え、該シートサイズ認識手段により認識された
先行シートと後行シートとのサイズ差分と、前記シート
紙間検知手段の検知結果に基づいて、前記整合手段によ
る整合を行うか否かを判断することを特徴とする。
【0019】請求項13に係る発明は、排出手段により
排出されてくるシートを仕分けして収納する複数の収納
手段と、シートの整合動作を行う整合手段と、を有する
シート収納・整合装置を備え、シートとシートの間の時
間あるいは距離を検知するシート紙間検知手段と、前記
シート紙間が、前記整合手段でシートを整合するのに要
する時間あるいは距離よりも短い時間あるいは距離であ
るものと前記シート紙間検知手段により検知された場合
は、前記整合手段を動作させないように制御する制御手
段と、を有することを特徴とする。
【0020】請求項14に係る発明は、前記シート紙間
が、前記整合手段でシートを整合するのに要する時間あ
るいは距離よりも長くなるように回復した場合には、前
記整合手段によるシートの整合を再開させることを特徴
とする。
【0021】[作用]以上構成に基づき、収納手段に搬
入されるシートは、シート紙間検知手段によりシート紙
間が検知されて、整合手段により整合される。
【0022】前記シート紙間検知手段により検知された
シート紙間が、整合手段でシートを整合するのに要する
時間あるいは距離よりも短い時間あるいは距離である場
合には、シートが前記収納手段に収納されたときに、前
記整合手段によるシートの整合を動作させないように制
御手段により制御される。
【0023】これにより、シートを収納手段へ送る装
置、例えば画像形成装置のシートの搬送速度を落として
シート紙間を開けて、装置のプロダクティビィティを低
下させるということなく、シートの収納・整合を行うこ
とができる。
【0024】また、シート紙間検知手段は、収納手段に
搬入されるシートのジャムを検知するジャム検知センサ
として兼用されることで、装置の低廉化が図られる。
【0025】また、収納手段へ搬入されるシートの間
に、インサート装置からのインサートシートを挿入する
ことがインサートシート検知手段により検知されると、
インサートシート及びこれの直前のシートが収納手段に
収納されたときに、整合手段を動作させないように制御
手段により制御される。
【0026】これにより、予めインサート装置からのイ
ンサートシートの挿入を前提として、シート収納・整合
装置へのシートの搬入スピードを増速して整合動作に必
要な時間、すなわち搬送シートのシート紙間を確保する
ことが不要となる。
【0027】また、収納手段に搬入されるシートは、シ
ート紙間検知手段によりシート紙間が検知されて、整合
手段により整合され、さらに再給紙手段により収納手段
から再給紙される。
【0028】前記シート紙間検知手段により検知された
シート紙間が、整合手段でシートを整合するのに要する
時間あるいは距離よりも短い時間あるいは距離である場
合には、シートが前記収納手段に収納されたときに、前
記整合手段によるシートの整合を動作させないように制
御手段により制御される。
【0029】これにより、シートを収納手段へ送る装
置、例えば画像形成装置のシートの搬送速度を落として
シート紙間を開けて、装置のプロダクティビィティを低
下させるということなく、シートの収納・整合を行うこ
とができる。
【0030】また、排出手段により排出されるシート
は、シート紙間検知手段によりシート紙間が検知され、
複数の収納手段に仕分けして、収納され、整合手段によ
り整合される。
【0031】前記シート紙間検知手段により検知された
シート紙間が、整合手段でシートを整合するのに要する
時間あるいは距離よりも短い時間あるいは距離である場
合には、シートが前記収納手段に収納されたときに、前
記整合手段によるシートの整合を動作させないように制
御手段により制御される。
【0032】これにより、シートを収納手段へ送る装
置、例えば画像形成装置のシートの搬送速度を落として
シート紙間を開けて、装置のプロダクティビィティを低
下させるということなく、シートの収納・整合を行うこ
とができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
〈実施の形態1〉以下、本発明の実施の形態1を説明す
る。
【0034】図1は本発明のシート整合・収納装置を有
する製本装置を備えたオンラインシート処理装置を示し
ている。
【0035】オンラインシート処理装置は、画像読取装
置500、給紙装置501、画像形成装置502、製本
装置1、仕分け収納装置600によって構成されてい
る。
【0036】画像読取装置500で読み取られた画像デ
ータは、画像形成装置502のスキャナ装置505に送
られて、感光ドラムを含む画像形成部503に画像を形
成する。給紙装置501によって搬送されシートSは、
上記画像形成部503において画像が形成され、搬送手
段506によりシート搬送路507を通って下流側の製
本装置1及び仕分け収納装置600に搬送されて、製本
あるいは仕分けされる。
【0037】図2において、製本装置1は、シート搬送
装置201、シート収納・整合装置202、シート挟持
・搬送装置203、テープ加熱装置(綴じ手段)20
4、テープ搬送装置205、製本束搬送装置206、収
納スタッカ207より構成されている。
【0038】シート搬送装置201は、搬入されるシー
トSのシート搬送路2を有していて、搬入口2a、排出
口2bがそれぞれ形成され、シート搬送路2に沿って上
流側から搬入ローラ対3、複数の搬送ローラ対4、搬出
ローラ対5がそれぞれ配設されている。また、搬入ロー
ラ3の下流近傍には、分岐手段としてのフラッパ6が配
設されていて、シートSを製本する際は、シート搬送路
2をシート搬送路7に分岐するようになっている。
【0039】前記フラッパ6によってシート搬送路7に
分岐されたシートSは、シート搬送ローラ対8によって
シート収納・整合装置202に搬入される。
【0040】図3は、シート収納・整合装置202の斜
視図を示していて、その構成を以下に説明する。
【0041】同図において、9はシートを収納する収納
トレイ(収納手段)、9′は収納トレイ9のシート積載
面、10はシートの搬送方向と平行な側部を揃える整合
フェンス(整合手段)10、11は収納シート束厚に応
じて積載シート上面に対して昇降自在であってシートの
搬送方向先端の側部を揃える整合パドル、12は製本の
冊間でシートSを一時待機させるストップフィンガー、
13はシートSの先端突き当て部材としての先端基準シ
ャッター(先端揃え手段)、14は装置入口部でシート
の下面をガイドする入口ガイド、15は装置入口部でシ
ートSの上面をガイドする入口上ガイドを示している。
【0042】また、203はシート挟持・搬送装置であ
って、シート積載面9と同一高さの固定グリッププレー
ト16(16a,16b)と、この固定グリッププレー
ト16に対して昇降自在の可動グリッププレート17
(17a、17b)と、可動グリッププレート17の挟
持駆動機構(不図示)、可動グリッププレート17及び
固定グリッププレート16の移動機構(不図示)、シー
ト束ガイド18(図4)等によって構成されている。
【0043】96はシート下面規制部材96であって、
シート挟持・搬送装置203によって整合シートが挟持
されるシート挟持位置近傍において搬入されるシートの
搬送方向と平行な側部を、収納トレイ9のシート積載面
9′と同一高さとなるように位置させて、固定プレート
16(16a、16b)のシート挟持面16′(16′
a、16′b)の高さより下がらないように、収納シー
トの下面を規制する薄板部材よりなるシート下面規制部
材である。
【0044】97は整合パドル11の支持部材に取り付
けられた先端基準シャッター13の近傍からシート挟持
位置近傍のシートの上面を規制するシート先端部上規制
部材、98(98a,98b,98c)はシート先端部
上規制部材97を介してシートに所定の押圧力を与える
重り、99はシート先端部上規制部材97を整合パドル
11の支持部材に取り付けるための取付部材、102は
前記シート挟持・搬送装置203を構成する固定プレー
ト16(16a、16b)の挟持位置への移動経路にあ
たる前記収納トレイ9の切欠部分である。
【0045】上記のように構成されたシート収納・整合
装置202において、シート収納・整合装置202に搬
入されたシートSは、上面を入口上ガイド15(15
a、15b、15c)によって、下面を入口下ガイド1
4によってガイドされつつ、先端基準シャッター13
(13a、13b)に突き当たる。
【0046】また、この時、整合パドル11によって搬
送方向に移送されるシートSは、その先端部が先端基準
シャッター13により整合され、また、搬送方向に対す
る直角方向の整合が整合フェンス10によって整合され
ることで、シートSは搬送方向と直角方向の整合が収納
トレイ9上で行われる。
【0047】薄板部材よりなるシート下面規制部材96
は、シート挟持・搬送装置203によって整合シートが
挟持されるシート挟持位置近傍において、搬入されるシ
ートの搬送方向と平行な端辺を、収納トレイ9のシート
積載面9′と同一高さになるように位置した固定プレー
ト16(16a、16b)のシート挟持面16′(1
6′a、16′b)の高さより下がらないように、収納
シートの下面を規制する。
【0048】先端基準シャッター13の近傍からシート
挟持位置近傍のシート上面は、取付部材99によって整
合パドル11の支持部材に取り付けられたシート先端部
上規制部材97及び重り98によって、シートに所定の
押圧力を与えられ規制されている。
【0049】整合フェンス10は、固定フェンス10a
と移動フェンス10bによって構成されており、シート
Sは固定フェンス10a側を基準に整合されるようにな
っている。連続的に製本を行う場合は、ストップフィン
ガー12(12a、12b)を作動させて冊間でシート
を一時待機させ、収納トレイ9上から整合シート束が搬
出されてからストップフィンガー12(12a、12
b)を解除して、待機させていたシートSを収納トレイ
9上に受け渡すようになっている。
【0050】シート収納・整合装置202でシートの整
合が完了すると、シート挟持位置(図3)にて可動グリ
ッププレート17の挟持駆動機構が作動し、可動グリッ
ププレート17が移動して、固定グリッププレート16
でシート下面を支持した状態で整合シート束を挟持する
(図4(a))。シート束の挟持が完了すると、可動グ
リッププレート17及び固定グリッププレート16の移
動機構が作動して、シート束を挟持した状態でシート収
納・整合装置202からテープ加熱装置204に整合シ
ート束を搬送する(図4(b))。
【0051】また、この時、シート束の後端の下側は、
シート束ガイド18(18a,18b,18c)によっ
てガイド支持されている(可動グリッププレート17及
び固定グリッププレート16と一緒にシート束ガイド1
8も移動する。)図2において、テープ加熱装置204
は、テープガイド19,20、センターヒータ21、サ
イドヒータ22、23、センターヒータ21の駆動機構
24、サイドヒータ22、23の駆動機構25等によっ
て構成されている。
【0052】テープ加熱装置204には、シート挟持・
搬送装置203によって整合シート束が搬送されてくる
以前に、テープ搬送装置205によってテープガイド1
9、20部(図2,図7)にバインドテープ26が供給
されている。
【0053】テープ搬送装置205は、テープリールR
1 、R2 、キャリッジ搬送体C、テープカッター42、
テープ搬送手段43、44、等によって構成されている
(図2,図7)。
【0054】テープリールR1 、R2 に巻かれたテープ
は、テープカッター42によて所定の長さにカットされ
(バインドテープ26)、テープ搬送手段43によって
キャリッジ搬送体C内に搬送される(図6)。
【0055】バインドテープ26がテープ搬送手段43
によってキャリッジ搬送体C内に搬送されると、キャリ
ッジ搬送体Cは、テープ受取位置C1からテープ受渡位
置C2へ移動する(図7)。
【0056】キャリッジ搬送体Cのテープ受取位置C1
からテープ受渡位置C2への移動が完了すると、バイン
ドテープ26は、テープ搬送手段44によってテープガ
イド19、20部に供給される(図8)。
【0057】バインドテープ26の供給後、センターヒ
ータ21がセンターヒータ21の駆動機構24によって
退避位置(不図示)から加熱位置(図2)に移動して、
バインドテープ26の予熱を開始する。そして、シート
束搬送装置203によって整合シート束が図2に示す背
面当接位置Hに搬送されると(図2、図4(c))、シ
ート束の背面がバインドされる。
【0058】シート束の背面バインドが完了すると、駆
動機構25によってサイドヒータ22、23がテープガ
イド19、20を退避させながら(不図示)かつバイン
ドテープ26の端部を持ち上げながら移動した後、シー
ト束Sbをサイドヒータ22、23で挟み込むようにし
て側面のバインドを開始する。シート束の側面バインド
が完了すると、サイドヒータ22、23での加圧が解除
される。
【0059】サイドヒータ22、23での加圧が解除さ
れると、シート束搬送装置203によって製本完成品S
cは背面当接位置Hから製本束搬送装置206への受渡
位置へと移送される(図5(d))。
【0060】センターヒータ21及びサイドヒータ2
2、23は、それぞれセンターヒータ21の駆動機構2
4、サイドヒータ22、23の駆動機構25によって、
次のバインドテープがテープガイド部に供給されるため
に退避位置に戻る。
【0061】製本束搬送装置206は、製本完成品受取
トレイ27、製本完成品搬送トレイ28、製本完成品受
取トレイ27の駆動手段29、30、製本完成品搬送ト
レイ28の駆動手段31、32、昇降手段33、34等
により構成されている。
【0062】シート挟持・搬送装置203によって、製
本完成品SCは背面当接位置Hから製本束搬送装置20
6への受渡位置へと移送されると、前記受取トレイ27
がその駆動手段29、30によって製本完成品受取位置
に移動する。
【0063】前記受取トレイ27の製本完成品受取位置
への移動が完了すると、前記シート挟持・搬送装置20
3の可動グリププレート17及び固定グリッププレート
18による製本完成品Scの挟持が解除され、前記受取
トレイ27へ製本完成品Scが受け渡される。そして、
シート挟持・搬送装置203は、前記シート収納・整合
装置202の整合シート挟持位置に戻る(図5
(e))。
【0064】前記受取トレイ27は、製本完成品Scを
受け取ると(図5(f))、前記駆動手段29、30に
よって製本完成品搬送トレイ28への受渡位置T(図
2)へ移動する。
【0065】製本完成品搬送トレイ28は、受渡位置T
で製本完成品Scを受け取ると、駆動手段31、32に
よって収納スタッカ35上に移動し(図9(a))、昇
降手段33、34によって製本完成品Scが収納スタッ
カ35内を下降する(図9(b))。
【0066】そして、収納スタッカ35の櫛状部35
a、35bによる係止作用と、製本完成品搬送トレイ2
8の収納スタッカ35から離れる方向への移動とによっ
て、製本完成品Scは収納スタッカ35内に収納される
(図9(c))。
【0067】次に、収納トレイ9上に搬入されるシート
Sを整合する整合フェンス10(10a、10b)の動
作タイミングについて説明する。
【0068】図2において、シート搬送ローラ対8の上
流側近傍には、整合フェンス10の動作タイミングをと
る整合タイミングセンサ(タイミング検知手段)300
が配設されている。
【0069】また、収納トレイ9にシートSを搬入する
シート搬送路2a,7には、シートとシートとの間の時
間あるいは距離を検知するシート紙間検知手段(シート
紙間検知手段)301が配設されている。このシート検
知センサ301は、シートとシートの間が時間が所定時
間以上の場合には、シートSがジャムしたものと検知す
ることで、ジャム検知センサとしても機能する。
【0070】図2に示す整合タイミングセンサ300に
よってシート収納・整合装置202に搬入されるシート
Sが検知されると、所定時間後(シートが完全に収納ト
レイ9上に収納された後)に、整合フェンス10の移動
フェンス10bが、駆動手段としてのモータ302(図
12)によって待機位置10b′から所定量移動した整
合位置10b″へ移動して(図3及び図10の矢印AP
方向に移動して)、シートの端辺基準である固定フェン
ス10a側にシートを移動させて収納されたシートを1
枚づつ整合し、整合位置10b″から再び所定量移動し
た待機位置10b′に移動(図3及び図10の矢印WP
方向に移動)するようになっている。
【0071】ここで、シート収納・整合装置シートを搬
送する装置、例えば画像形成装置の複数の搬送ローラ等
は、その速度変動や搬送ローラとシートとのスリップ等
によって、シートとシートとの間が所定の長さよりも短
い状態を生じることがある。
【0072】シート収納・整合装置202にシートが搬
入される際に、図2に示すシート検知センサ301によ
ってシートとシートとの間(シート紙間)が、所定長さ
(所定時間)以下の場合には、シートが整合タイミング
センサ300に検知されても、この検知されたシート紙
間の直前のシートSが収納トレイ9に収納されたとき
に、移動フェンス10bによるシートSの整合動作を動
作させないように制御手段520により制御している。
【0073】そして、シート紙間が、所定時間あるいは
所定長さ以上に回復した場合は、整合タイミングセンサ
300によって整合動作を再開させるように制御してい
る。
【0074】これにより、収納トレイ9に搬入されるシ
ートSのシート紙間が、整合フェンス10によってシー
トSを整合するのに要する時間あるいは距離よりも短い
場合には、整合フェンス10によるシートSの整合動作
を行わないようにして、収納トレイ9における整合フェ
ンス10の整合不良を防止することができる。
【0075】〈実施の形態2〉図11は、収納トレイ9
の上流側に、インサート装置400を接続したオンライ
ン装置を示している。
【0076】インサート装置400は、収納トレイ9へ
シートSを搬送する装置(例えば画像形成装置)からの
シートSを、上記インサート装置400を経て収納トレ
イ9を有する製本装置1に搬入するシート搬送路を有し
ている。
【0077】このシート搬送路と並列にインサートシー
トを収納するインサートシートトレイ401が配設され
ている。図12に示すインサート指示手段403は、収
納トレイ9に搬入されるシートとシートの間にインサー
トシートを挿入する指示するときに用いられる。また、
インサート指示手段403から給送されたインサートシ
ートは、搬送経路に設けられたインサートシート検知セ
ンサ402により検知される。
【0078】画像形成装置502から製本装置1へシー
トを搬送中に、そのシート紙間(例えば所定枚数のシー
ト束間)にインサート装置400からインサートシート
を搬送する場合は、インサート装置400の使用コマン
ドを指定の際の、シートのインサート位置指定の情報か
ら、整合フェンス10の整合動作を行うかどうかを判断
するか、もしくは、インサートシート検知センサ402
の検知信号をもとに、インサートシート及びその直前の
シートの整合フェンス10による整合動作を行わないよ
うに、整合フェンスの駆動機構(図示略)を制御手段5
20により制御するようになっている。
【0079】これにより、画像形成装置502から搬送
されてくるシートのシート紙間に、インサート装置40
0によってインサートシートを挿入する場合であって
も、画像形成装置502のプロダクティビィティを落と
してさらにシート紙間をあけたり、あるいは、予めイン
サート装置400からのインサートシートの挿入を前提
にして、シート収納・整合装置1へのシートSの搬入ス
ピードを増速して整合動作に必要な時間、すなわち、搬
送シートのシート紙間を確保することが不要となる。
【0080】〈実施の形態3〉図13は画像形成装置7
00を示しており、画像形成700には原稿給送装置8
00,フィニッシング装置900が装備されている。
【0081】原稿給送装置700の原稿載置トレイ70
1上に載置された原稿702は原稿搬送手段703(7
03a,703b)及び原稿分離手段704によって1
枚ずつプラテンガラス705上に搬送されたあと位置決
めされて、光学系によって読み取られてから原稿戻しパ
ス706を経由して原稿排出ローラ707によって原稿
載置トレイ701上に排出される。
【0082】原稿給送装置700によってプラテンガラ
ス701上に位置決めされた原稿702は、露光ランプ
708によって露光走査され、その光像は反射ミラー7
09(709a,709b,709c,709d)及び
ズームレンズ710から構成される光学系によつて像担
持体である感光ドラム711上に投影される。
【0083】感光ドラム711は回転自在に担持され、
前露光ランプ712、コロナ帯電器713、現像器71
4、転写装置715、クリーニング装置716が周りに
配置されている。
【0084】画像の形成は、感光ドラム711を回転さ
せ前露光ランプ712で感光ドラム711上の残留電荷
の除電を行ってから帯電器713によりリ一様に帯電さ
せて光像を照射することで潜像を形成するようになって
いる。
【0085】次に、現像器714を動作させて感光ドラ
ム711上の潜像を現像し、感光ドラム711上に樹脂
を基体としたトナー画像を形成するようになっている。
【0086】そして、感光ドラム711上のトナー画像
は転写装置715によって給紙カセット717から搬送
路718を経由して感光ドラム711と対向した位置に
供給されたシート上に転写されるようになっている。
【0087】シート上へのトナー像の転写が終了したシ
ートは、搬送部719を経由して熱ローラ定着器720
に導かれ、トナー像の熱定着が行われてから接続された
シートソート装置900に搬送される。
【0088】また、感光ドラム711は、表面の残留ト
ナーをクリーニング装置716で清掃された後、再度画
像形成工程に供される。
【0089】シート両面に画像形成する場合は、定着器
720を通過後、搬送パス切換ガイド721を駆動させ
搬送縦パス722を経て反転パス723にいったん導か
れてから、反転ローラ724の逆転により送り込まれた
際の後端を先端にして送り込まれた方向と逆方向に搬送
し、両面排出ローラ(搬入手段)725によって排出さ
れ中間トレイ(収納手段)726に収納される。
【0090】中間トレイ726に収納されたシートは整
合された後、再給紙ローラ(再給紙手段)727によつ
て再給紙され、再び搬送路718に搬送されて上述した
画像形成工程によってもう一方の面に画像が形成される
ようになっている。
【0091】定着器720によって画像が定着されてシ
ートソート装置900に搬送されたシートは、ノンソー
トトレイ排出ローラ728によるノンソートトレイ72
9への排出、あるいはソートトレイ排出ローラ730に
よるソートトレイ731への排出が搬送路切換ガイド7
32の切換によって行われるようになっている。
【0092】次に、給紙カセット717からの給紙搬送
及び反転時の紙間について説明する。
【0093】図14は給紙カセット717からシートを
1枚ずつ搬送する給紙ローラ部の断面図である。
【0094】図14において、S7は給紙カセット71
7にセット状態のシート、S8は重送分離されたシー
ト、732,739はピックアップローラ、733,7
40はリバースローラ、734,741はフィードロー
ラ、735,737,742,744はシート検知セン
サ、736,738,743,745は搬送ローラであ
る。
【0095】給紙カセット717内のシートは、ピック
アップローラ732,739によって給紙開始されて、
リタード分離方式のローラ対(リバースローラ733,
740及びフィードローラ734,741)のニップ位
置まで搬送される。
【0096】この時、シートが重送されていない場合に
は、リバースローラ733,740は、[内蔵されたト
ルクリミッター(不図示)の限界トルク]<[フイード
ローラの搬送方向の摩擦力]となって、フィードローラ
734,741につれ回り、フィードローラ734,7
41によってシートは搬送され、1枚ずつ搬送ローラ7
36,738,743,745によって、搬送路718
を画像形成部に向かって搬送されるようになっている。
【0097】一方、シートが重送(2枚以上のシートが
送り出される)されていると、摩擦力の順位が[フィー
ド・リバースローラとシート]>[トルクリミッター限
界トルク]>[紙と紙]となって、リバースローラ73
3,740の回転(フィードローラとは逆方向の回転:
シートを給紙カセットに戻す方向に回転)によってシー
トを戻し、フイードローラ734,741と接触してい
る1枚のシートのみ搬送され、1夜ずつ搬送ローラ73
6,738,743,745によって搬送路718を画
像形成部に向かって搬送されるようになっている。
【0098】このようなリタード方式で、重送シートの
分離を行う構成においては、シートの摩擦力の違いやロ
ーラの耐久経時変化によって、ローラとシートとの摩擦
力が変化して分離性能が変化するため、分離されたシー
トは給紙カセット717にセットされた状態に比べて搬
送方向に進んでいる可能性がある。
【0099】シートの進む距離をΔLとすると、ΔLは
最大で給紙カセット717にセットされた状態のシート
位置から重送検知可能なシート検知センサまでの距離
(ΔLmax)だけ進む可能性があることになる(ただ
し画像形成にあたっては、感光ドラム711上のトナー
像の形成タイミングを給紙されたシート1枚1枚に対し
て光学系の駆動制御によって行うため問題はない。)。
【0100】また、熱ローラ定着方式の定着器にて画像
定着されたシートには、ローラとの剥離性向上のため
に、使用されるシリコンオイルが付着しており、シート
の摩擦係数が小さくなっているため、搬送ローラの摩耗
によってシートとローラの間で滑りが生じて紙間が変っ
てしまうことがある。
【0101】特に、両面に画像形成する際に、反転ロー
ラ724(図13)にてシートを反転する場合の方向転
換時にこの滑りが生じやすい。
【0102】したがって、連続してシートを給紙搬送す
る場合には、搬送モータの速度誤差に加えて、給紙搬送
部分,定着後搬送部分(反転ローラ部を含む)で紙間が
小さくなる場合が生じることになる。
【0103】次に、中間トレイ726でのシート整合動
作について説明する。
【0104】図15は、中間トレイ726の平面図であ
り、746,747は整合フェンス(整合手段)、74
8は整合フェンス駆動ステッピングモータ、749は位
置検知のための旗部、750は整合フェンス位置検知セ
ンサ、751は中継ギア・プーリー、752,753は
駆動ラック、754、755は蹴出しローラ、756
(756a,756b)は先端基準シャッター、757
は搬送ローラである。
【0105】シートはサイズによって所定の両面排出ロ
ーラ725(725a,725b,725c)より中間
トレイ726に搬入され、シートの搬送方向の整合は、
先端基準シャッター756(756a,756)に突き
当たることで行われる。
【0106】一方、シートの搬送方向に沿う側端の整合
は、整合フェンス駆動ステッビングモータ748の駆動
が、不図示のタイミングベルトによって中継ギア・プー
リーに伝達されて、整合フェンス746,747に取り
付けられた駆動ラック752,753を移動させること
による整合フェンス746,747の矢印JF方向の移
動によって行われる。
【0107】整合フェンス746,747の整合方向の
移動タイミングは、それぞれの両面排出ローラ725
(725a,725b,725c)近傍に配置されたシ
ート検知センサ(シート紙間検知手段)850,85
1,852の出力に基づいて、CPU(制御手段)86
0(図16)によって制御されている。
【0108】CPU860は、整合フェンス746に設
けられた旗部749の整合フェンス位置検知センサ75
0での検知出力によって、整合フェンス746,747
のホームポジションを判断すると共に、シート検知セン
サ850,851,852の出力に基づいて、整合フェ
ンス駆動ステッピングモータ748を駆動させて、整合
フェンス746,747の移動制御を行うようになって
いる(図16)。
【0109】また、CPU860には、給紙カセット部
のシートサイズ認識手段780が接続されており、シー
トサイズによって不図示の出口切換手段を切換制御も行
うと共に、シートが中間トレイに搬入される以前に給紙
カセット部のシートサイズ認識手段780の認識結果を
基に、整合フェンス746,747をホームポジション
からシートサイズに応じたシート受入位置(シート側端
より外側)に移動させるイニシャル制御も行うようにな
っている。
【0110】図17〜図19は、CPU860でのシー
ト検知センサ850,851,852の出力と整合フェ
ンス駆動ステッビングモータ748の駆動制御例を示し
ている。
【0111】図17(a)、図17(b)において、
n,n+1,n+2は、中間トレイ726に搬入される
n番目のシート、n+1番目のシート、n+2番目のシ
ート、tl〜t2,t3〜t4,t5〜t6は、シート
がシート検知センサによって検知されている時間(シー
ト検知センサの出力電圧がHighレベルの領域)、t
3−t2,t5−t4は紙間(シート検知センサの出力
電圧がLowレベルの領域)、ΔTは整合フェンス74
6,747がシート受入位置と整合位置との間を1往復
するのに要する時間(整合時間)、Δtはシート検知セ
ンサがシートを検知してからシートが先端基準シャッタ
ー756(756a,756b)に突き当たって停止す
るまでの時間を示している。
【0112】図17(a)に示すように、紙間(t3−
t2,t5−t4)が整合時間(ΔT)以上あること
(t3−t2≧ΔT,t5−t4≧ΔT)が、シート検
知センサ850,851,852によって出力された場
合には、CPU860が図17(b)に示すように整合
フェンス駆動ステッピングモータ748を所定パルス数
駆動させて、シートの搬送方向側端の整合を行うように
なっている。
【0113】また、図18(c)、図18(d)におい
て、m,m+1,m+2は、中間トレイ726に搬入さ
れるm番目のシート,m+1番目のシート,m+2番目
のシート、tml〜tm2、tm3〜tm4,tm5〜
tm6は、シートがシート検知センサによって検知され
ている時間(シート検知センサの出力電圧がHighレ
ベルの領域)、tm3−tm2,tm−tm4は紙間
(シート検知センサの出力電圧がLowレベルの領
域)、ΔTは整合フェンス746,747がシート受入
位置と整合位置との間を1往復するのに要する時間(整
合時間)、Δtはシート検知センサがシートを検知して
からシートが先端基準シャッター756(756a,7
56b)に突き当たって停止するまでの時間を示してい
る。
【0114】図18に示すように、紙間(tm5−tm
4)が、整合時間(ΔT)に満たない場合(tm5−t
m4<ΔT)には、CPU860は整合フェンス駆動ス
テッピングモータ748の駆動を、紙間が整合フェンス
746,747による整合時間(ΔT)以上と検知され
るまで禁止する。
【0115】また、図19(e)、図(f)において、
k,k+1,k+2は中間トレイ726に搬入されるk
番目のシート、k+1番目のシート,k+2番目のシー
ト、tkl〜tk2、tk3〜tk4、tk5〜tk6
は、シートがシート検知センサによって検知されている
時間(シート検知センサの出力電圧がHighレベルの
領域)、tk3−tk2,tk5−tk4は紙間(シー
ト検知センサの出力電圧がLowレベルの領域)、ΔT
は整合フェンス746,747がシート受入位置と整合
位置との間を1往復するのに要する時間(整合時間)、
Δtはシート検知センサがシートを検知してからシート
が先端基準シャッター756(756a,756b)に
突き当たって停止するまでの時間、trは整合フェンス
駆動ステッピングモータ748の駆動開始から紙間を検
知(整合時間より短い)して整合フェンスが受入位置に
戻るまでの時間を示している。
【0116】図19に示すように、紙間(tk5−tk
4)が整合時間(ΔT)に満たない場合(tk5−tk
4<ΔT)で、かつシート検知センサ850,851,
852の検知結果が出力される以前に、整合フェンス駆
動ステッピングモータ748が駆動開始している場合に
は、整合位置に整合フェンス746,747が達する前
に整合フェンス駆動ステッピングモータ748を途中で
反転して受入位置に戻してもよい。
【0117】この時、整合フェンスが受入位置に戻るま
での時間trが、紙間(tk5−tk4)より短くなる
ように、CPU860は整合フェンス駆動ステッピング
モータ748の駆動を制御している。
【0118】そして、所定枚数整合フェンスを動作させ
ずに、シートを収納する間での時間が、整合時間以上に
回復した場合には、整合動作を再開するように制御して
いる。
【0119】シートの整合が完了すると、整合されたシ
ートは蹴出しローラ754,755で最下面のシートか
ら1枚ずつ再給紙ローラ(727a,727b)のニッ
プ位置まで搬送され、重送している場合には、再給紙ロ
ーラ部で重送分離されて1枚ずつ搬送ローラ757ニッ
プまで搬送されてから搬送路718に搬送されて、再び
画像形成部に送られるようになっている。
【0120】図20は、整合される位置でのシートのサ
イズと整合フェンス746,747の稼動部分の位置関
係を示したものである。
【0121】図20において、746,747は整合フ
ェンス(図15と同符号)、Sn,Sm,Sk,Sn+
1,Sm+1,Sk+1はシート、ΔTNはシート、S
n+1,Sm+1,Sk+1と整合フェンス746,7
47の稼動部分との距離、ΔTS,ΔTLは紙間,T1
はシートSn,Sm,Sk先端から次のシートSn+
1,Sm+1,Sk+1先端までの距離である。
【0122】本実施の形態では、図20(a)に示すよ
うに、整合位置にシートSnが到達した時に整合フェン
ス746,747の稼動部分とシートSn+1との距離
ΔTNが紙間に一致している場合の制御例を説明した
が、図20(b)に示すように、シートSmの長さがシ
ートSnの長さより短い場合には、整合位置にシートS
mが到達した時に、整合フェンス746,747の稼動
部分とシートSm+1との距離が紙間ΔTSより短くな
る。
【0123】このような場合には、CPU860は、給
紙カセット部のシートサイズ認識手段の認識結果から、
サイズ差分の紙間をシート検知センサによる紙間の検知
結果よリマイナスする(排出ローラスピードを基にサイ
ズ差分の長さを時間に換算する)ことによって、整合フ
ェンス746,747を移動させるかどうか判断するよ
うになっている。
【0124】また、図20(c)に示すように、シート
Skの長さがシートSnの長さより長い場合には、整合
位置にシートSkが到達した時に整合フェンス746,
747の稼動部分とシ−トSk+1との距離が紙間ΔT
Sより長くなる。
【0125】このような場合には、CPU860は給紙
カセット部のシートサイズ認識手段780の認識結果か
らサイズ差分の紙間をシート検知センサによる紙間の検
知結果にプラスする(排出ローラスピードを基にサイズ
差分の長さを時間に換算する)ことによって、整合フェ
ンス746,747を移動させるかどうか判断するよう
になっている。
【0126】以上の説明のように、本実施の形態で言及
した紙間は、シートが中間トレイ上の整合位置に位置し
た時の、次に搬入されてくるシートと整合フェンスの稼
動部との最短距離であると言い換えることができる。
【0127】したがつて、整合フェンスの稼動部の領城
が変れば、変えた分をCPUによってシート検知センサ
による紙間の実測データにプラス・マイナスし、その結
果をもとにCPU860に整合フェンスを移動させるか
どうか判断させるようにすればよいことになる。
【0128】また、本実施の形態の給紙機構は、リター
ド方式を例に説明をしているが、摩擦係数の差(フィー
ドローラとシート>摩擦部材とシート>シートとシー
ト)を利用した他の重送防止機構でもよく、本発明に限
定を加えるものではない。
【0129】図21は、摩擦係数の差を利用した他の重
送防止機構の例を示している。
【0130】図21において、(a)図は爪分離方式、
(b)図は摩擦分離方式、(c)図は逆転ローラ分離方
式、(d)図はベルト分離方式、(e)図はローラ別分
離方式、(f)図は(e)図の右視図を示しており、7
58はフィードローラ、759はコーナ爪、760はフ
ィードローラ、761は摩擦バッド、762は摩擦パッ
ド加圧ばね、763はフィードローラ、764は摩擦ロ
ーラ,765はピックアップローラ、766はフィード
ベルト、767は摩擦ローラ、768はピックアップロ
ーラ、769はフィードローラ、770は摩擦ローラ、
Sはシートでいずれも摩擦係数の差(フィードローラと
シート>摩擦部材とシート>シートとシート)を利用し
た重送防止機構である。
【0131】〈実施の形態4〉本実施の形態では、シー
トソート装置(シート処理装置)に適応した場合につい
て説明する。
【0132】図22はシートソート装置900の断面
図、図23はソートトレイ(収納手段)部の平面図、図
24はシートソート装置の制御ブロック図を示してい
る。
【0133】図22において、305はシート検知セン
サ(シート紙間検知手段)、771、772は搬送ロー
ラ、950はスタンプ装置等の印字装置を示しており
(その他の符号は図13と同一なので省略する)、シー
トソート装置900に搬入されたシートは、シートソー
ト装置900又はシートソート装置に接続される画像形
成装置、シート搬送装置等に設けられた操作部782に
よって、スタンプを指示された場合には、CPU(制御
手段)880によってスタンプ装置950が作動され
て、シートにスタンプが押されるようになっている。
【0134】印字装置950が作動する際、CPU88
0は搬送ローラ772のシート搬送速度を作動しない場
合より低速(停止を含む)になるように制御し、スタン
プが押された後に復帰するように制御している。
【0135】このため、実施の形態3で説明したシート
の給紙時の紙間のバラツキ、表裏反転搬送時の紙間のバ
ラツキに加えて印字装置950が作動する場合としない
場合とで紙間が変ってしまうことになる。
【0136】次に、ソートトレイでのシート整合動作に
ついて説明する。
【0137】図22に示すように、シートソート装置9
00のソートトレイ731はシートの排出方向に対して
逆方向に傾斜しており、ソートトレイ731上に排出さ
れたシートは、ソートトレイ731のシート積載面、あ
るいは既に積載されているシートに、その下面をガイド
されながら滑って、図23に示す先端基準突き当て77
5にシートの搬送方向後端の整合が行われる。
【0138】一方、シート搬送方向側端の整合は、シー
トが先端基準突き当て775に突き当たつてから、ステ
ッピングモータ774による整合棒(整合手段)773
の矢印(SB)方向の移動によって、シート搬送方向側
端の基準であるサイド基準壁(整合手段)776側にシ
ートを移動させることによって行われるようになってい
る(整合棒773が図23の破線で示すシート受入位置
から図示整合位置に移動することで行われるようになっ
ている)。
【0139】整合棒773の位置は、不図示のホームポ
ジションセンサによってイニシャル位置が設定され(最
大サイズのシート受入位置:図示破線で示す位置)、シ
ートサイズに応じてホームポジションから所定量移動し
たシート受入位置に移動するようにCPU880によっ
て制御されている。
【0140】また、ステッピングモータ774は、CP
U880によって作動タイミング及び移動量が制御され
おり、シート検知センサ305の出力が所定の紙間(シ
ートが先端基準突き当て775に突き当たってから整合
棒773がシート受入位置から整合位置に移動してサイ
ドの整合を完了し、再びシート受入位置に復帰するまで
の時間)に満たない場合には整合動作を禁止するように
制御されている。
【0141】そして、所定枚数整合棒773を動作させ
ずに収納するまでに、紙間が整合時間以上に回復した場
合には、整合動作を再開するように制御している。
【0142】本実施の形態では、シートソート装置90
0にスタンプ装置等の印字装置950が設置されている
場合を説明したが、本発明に限定を加えるものではな
く、例えばファイリング用の孔を開ける孔開け装置等を
印字装置のかわりに設置して、作動時にシート搬送スピ
ードを遅くして作動させない場合より紙間が短くなるよ
うな制御を行う場合にも適用される。
【0143】また、印字装置等が設置されていない場合
でも、前述のようにシート搬送ローラの耐久劣化や、シ
ートの表面性等によるシートとローラ間の滑り、シート
給紙の際のシート位置のバラツキ、等による紙間のバラ
ツキが生じるため、本発明は同様に適用される。
【0144】また、本実施の形態でのシート検知センサ
305の位置も本発明に限定を加えるものではない。
【0145】
【発明の効果】本発明によれば、収納手段へ搬入される
シート紙間が、シート整合手段でシートを整合するのに
要する時間あるいは該時間に相当する距離よりも短い時
間あるいは距離であることが、シート紙間検知手段によ
って検出された場合は、シートが前記収納トレイに収納
された際に前記整合手段を動作させないように制御した
ので、シートを収納手段へ送る装置、例えば画像形成装
置のシートの搬送速度を落としてシート紙間を開けて、
装置のプロダクティビィティを低下させるということな
く、シートの収納・整合を行うことができる。
【0146】また、搬入されるシートのジャムを検知す
るジャム検知センサとしての光学センサをシート紙間検
知手段として用いたので、このシート紙間検知手段によ
ってシート収納・整合装置にシートを搬入する搬送路に
シートとシートの間の時間あるいは距離を検知すること
によって、あらたに新規のセンサを追加することなく、
シート紙間の検知が可能となり、装置のコストアップを
抑えることができる。
【0147】また、収納手段の上流側に接続されたイン
サート装置からインサートシートがシート紙間に挿入さ
れる場合には、このインサート装置から挿入されるイン
サートシート及びその直前のシートが、収納手段に収納
された際に、前記整合手段を動作させないように制御し
たので、インサート装置によって画像形成装置から搬送
されてくるシートの紙間にインサートシートを挿入する
場合でも、搬送シートのシート紙間を確保すること等が
不要となる。
【0148】また、収納手段に収納されたシートを再給
紙手段により再給紙する場合、収納手段へ搬入されるシ
ート紙間が、シート整合手段でシートを整合するのに要
する時間あるいは該時間に相当する距離よりも短い時間
あるいは距離であることが、シート紙間検知手段によっ
て検出された場合は、シートが前記収納トレイに収納さ
れた際に前記整合手段を動作させないように制御したの
で、シートを収納手段へ送る装置、例えば画像形成装置
のシートの搬送速度を落としてシート紙間を開けて、装
置のプロダクティビィティを低下させるということな
く、シートの収納・整合を行うことができる。
【0149】また、シート処理装置にシートを排出し、
仕分けして収納する場合、収納手段へ搬入されるシート
紙間が、シート整合手段でシートを整合するのに要する
時間あるいは該時間に相当する距離よりも短い時間ある
いは距離であることが、シート紙間検知手段によって検
出された場合は、シートが前記収納トレイに収納された
際に前記整合手段を動作させないように制御したので、
シートを収納手段へ送る装置、例えば画像形成装置のシ
ートの搬送速度を落としてシート紙間を開けて、装置の
プロダクティビィティを低下させるということなく、シ
ートの収納・整合を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るシート収納・整合
装置を有する製本装置が接続されたオンラインシート処
理装置の縦断正面図。
【図2】同じく本発明のシート収納・整合装置が提供さ
れている製本装置の縦断側面図。
【図3】同じくシート収納・整合装置の斜視図。
【図4】同じく収納トレイに収納したシート束の搬送状
態を示す動作図。
【図5】同じくシート束を搬送後のシート挟持・搬送装
置が復帰する状態を示す動作図。
【図6】同じくテープ搬送装置のテープリールとキャリ
ッジ搬送体部の側面図。
【図7】同じくテープ搬送装置のキャリッジ搬送体の正
面図。
【図8】同じくテープ搬送装置のキャリッジ搬送体とセ
ンターヒータ部の側面図。
【図9】同じくスタッカにシート束を収納する状態を示
す動作図。
【図10】同じくシート収納・整合装置の収納トレイ
と、整合フェンスの平面図。
【図11】本発明の実施の形態2に係るシート収納・整
合装置を有する製本装置及びこれに接続したインサート
装置を備えるオンラインシート処理装置の縦断正面図。
【図12】本発明のシート収納・整合装置の制御に係る
ブロック図。
【図13】本発明の実施の形態2に係るシート収納・整
合装置が適用された画像形成装置の縦断正面図。
【図14】同じく給紙部の縦断側面図。
【図15】同じく中間トレイ部の平面図。
【図16】同じくシート収納・整合装置の制御に係るブ
ロック図。
【図17】同じシート検知センサの出力と、整合フェン
ス駆動ステッピングモータの駆動制御に係るタイミング
チャート。
【図18】同じシート検知センサの出力と、整合フェン
ス駆動ステッピングモータの駆動制御に係るタイミング
チャート。
【図19】同じシート検知センサの出力と、整合フェン
ス駆動ステッピングモータの駆動制御に係るタイミング
チャート。
【図20】同じくシートのサイズと整合フェンスの稼働
部分の位置関係図。
【図21】同じく他の重送防止機構例を示し、(a)図
は爪分離方式、(b)図は摩擦分離方式、(c)図は逆
転ローラ分離方式、(d)図はベルト分離方式、(e)
図はローラ分離方式、(f)図は(e)図の右視図をそ
れぞれ示す図。
【図22】本発明の実施の形態4に係るシート収納・整
合装置が適用されたシート処理装置の縦断正面図。
【図23】同じくソートトレイ部の平面図。
【図24】同じくシート収納・整合装置の制御に係るブ
ロック図。
【符号の説明】
S シート 1 製本装置 9 収納トレイ(収納手段) 10 整合フェンス(整合手段) 10a 固定フェンス 10b 移動フェンス 13 先端基準シャッター(先端揃え手
段) 202 シート収納・整合装置 300 整合タイミングセンサ(タイミング
検知手段) 301 シート検知センサ(シート紙間検知
手段) 305 シート検知センサ(シート紙間検知
手段) 400 インサート装置 402 インサートシート検知センサ 403 インサート指示手段 502 画像形成装置 503 画像形成部 520 制御手段 700 画像形成装置本体 711 感光ドラム(画像形成手段) 726 中間トレイ(収納手段) 725 両面排出ローラ(搬入手段) 727 再給紙ローラ(再給紙手段) 746,757 整合フェンス(整合手段) 780 シートサイズ認識手段 850,851,852 シート検知センサ(シート紙
間検知手段) 860 CPU(制御手段) 729 ノンソートトレイ 730 ソートトレイ排出ローラ 731 ソートトレイ 880 CPU(制御手段) 900 シートソート装置(シート処理装
置) 950 スタンプ装置等の印字装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65H 33/04 B65H 33/04 G03G 15/00 G03G 15/00

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬入されてくるシートを1枚ずつ積載し
    て収納する収納手段と、シートの整合動作を行う整合手
    段と、を有するシート収納・整合装置において、 シートとシートの間の時間あるいは距離を検知するシー
    ト紙間検知手段と、 前記シート紙間が、前記整合手段でシートを整合するの
    に要する時間あるいは距離よりも短い時間あるいは距離
    であるものと前記シート紙間検知手段により検知された
    場合は、前記整合手段を動作させないように制御する制
    御手段と、 を有することを特徴とするシート収納・整合装置。
  2. 【請求項2】 前記シート紙間が、前記整合手段でシー
    トを整合するのに要する時間あるいは距離よりも短い時
    間あるいは距離であるものと前記シート紙間検知手段に
    より検知された場合は、前記検知されたシート紙間の直
    前のシートが前記収納手段に収納されたときに前記整合
    手段を動作させないことを特徴とする請求項1に記載の
    シート収納・整合装置。
  3. 【請求項3】 前記シート紙間検知手段が、前記収納手
    に搬入されるシートのジャムを検知するジャム検知セン
    サとして用いられている光学センサであることを特徴と
    する請求項1又は2に記載のシート収納・整合装置。
  4. 【請求項4】 搬入されてくるシートを1枚ずつ積載し
    て収納する収納手段と、シートの搬入方向に沿う側部の
    整合動作を行う整合手段と、 前記収納手段に搬入されるシート束間にインサートシー
    トを挿入可能なインサート装置と、を有するシート収納
    ・整合装置において、 前記インサート装置から給送されるインサートシートを
    検知するインサートシート検知手段と、 該インサートシート検知手段により検知されたインサー
    トシート及びその直前のシートが前記収納手段に収納さ
    れたときに、前記整合手段を動作させないように制御す
    る制御手段と、 を有することを特徴とするシート収納・整合装置。
  5. 【請求項5】 前記収納手段に搬入されるシートの先端
    を突き当てて揃える先端揃え手段を有することを特徴と
    する請求項1ないし4の何れか1項記載のシート収納・
    整合装置。
  6. 【請求項6】 前記整合手段の動作タイミングをとるた
    めのタイミング検知手段を有することを特徴とする請求
    項1ないし5の何れか1項記載のシート収納・整合装
    置。
  7. 【請求項7】 前記シート紙間が、前記整合手段でシー
    トを整合するのに要する時間あるいは距離よりも短い時
    間あるいは距離であるものと前記シート紙間検知手段に
    より検知された場合は、前記タイミング検知手段により
    シートが検知されても、この検知されたシートの直前の
    シートが前記収納手段に収納されたときに、前記整合手
    段を動作させないことを特徴とする請求項6に記載のシ
    ート収納・整合装置。
  8. 【請求項8】 シート紙間が所定の長さ以上に回復した
    場合は、前記タイミング検知手段のシート検知に基づい
    て前記整合手段は整合動作を再開することを特徴とする
    請求項7に記載のシート収納・整合装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8の何れか1項記載のシ
    ート収納・整合装置と、該シート収納・整合装置により
    整合されたシート束をバインドして製本する綴じ手段
    と、を有することを特徴とする製本装置。
  10. 【請求項10】 搬入されてくるシートを1枚ずつ積載
    して収納する収納手段と、シートの整合動作を行う整合
    手段と、前記収納手段に収納されたシートを再給紙する
    再給紙手段と、を有するシート収納・整合装置におい
    て、 シートとシートの間の時間あるいは距離を検知するシー
    ト紙間検知手段と、 前記シート紙間が、前記整合手段でシートを整合するの
    に要する時間あるいは距離よりも短い時間あるいは距離
    であるものと前記シート紙間検知手段により検知された
    場合は、前記整合手段を動作させないように制御する制
    御手段と、 を有することを特徴とするシート収納・整合装置。
  11. 【請求項11】 前記シート紙間が、前記整合手段でシ
    ートを整合するのに要する時間あるいは距離よりも長く
    なるように回復した場合には、前記整合手段によるシー
    トの整合を再開させることを特徴とする請求項10に記
    載のシート収納・整合装置。
  12. 【請求項12】 前記収納手段に搬入されるシートのサ
    イズを認識するシートサイズ認識手段を備え、該シート
    サイズ認識手段により認識された先行シートと後行シー
    トとのサイズ差分と、前記シート紙間検知手段の検知結
    果に基づいて、前記整合手段による整合を行うか否かを
    判断することを特徴とする請求項10に記載のシート収
    納・整合装置。
  13. 【請求項13】 排出手段により排出されてくるシート
    を仕分けして収納する複数の収納手段と、シートの整合
    動作を行う整合手段と、を有するシート収納・整合装置
    を備え、 シートとシートの間の時間あるいは距離を検知するシー
    ト紙間検知手段と、 前記シート紙間が、前記整合手段でシートを整合するの
    に要する時間あるいは距離よりも短い時間あるいは距離
    であるものと前記シート紙間検知手段により検知された
    場合は、前記整合手段を動作させないように制御する制
    御手段と、 を有することを特徴とするシート処理装置。
  14. 【請求項14】 前記シート紙間が、前記整合手段でシ
    ートを整合するのに要する時間あるいは距離よりも長く
    なるように回復した場合には、前記整合手段によるシー
    トの整合を再開させることを特徴とする請求項13に記
    載のシート処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項10ないし12何れか1項記載
    のシート収納・整合装置と、搬送されるシートに画像を
    形成する画像形成手段と、を有する画像形成装置。
  16. 【請求項16】 請求項13又は14何れか1項記載の
    シート処理装置と、搬送されるシートに画像を形成する
    画像形成手段と、該画像形成手段により画像形成したシ
    ートを前記シート処理装置に排出する排出手段と、を有
    することを特徴とする画像形成装置。
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