JPH1086762A - 自動車用空気調和装置のモニタ装置 - Google Patents

自動車用空気調和装置のモニタ装置

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JPH1086762A
JPH1086762A JP26542996A JP26542996A JPH1086762A JP H1086762 A JPH1086762 A JP H1086762A JP 26542996 A JP26542996 A JP 26542996A JP 26542996 A JP26542996 A JP 26542996A JP H1086762 A JPH1086762 A JP H1086762A
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JP
Japan
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air conditioner
display mode
switch
display screen
electrical component
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JP26542996A
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Kazushi Akasaka
一志 赤坂
Katsutomo Fukutomi
克友 福富
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Calsonic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要最小限の操作スイッチで空気調和装置以
外の電装品をも操作でき、安全性にも優れた「自動車用
空気調和装置のモニタ装置」を提供する。 【解決手段】液晶表示パネル2と、空気調和装置に作動
指令信号を出力するための複数の操作スイッチ4と、液
晶表示パネル2に表示される画像を空気調和装置の制御
状態画像とこれ以外の車載電装品群の出力画像との中か
ら選択するためのセレクトスイッチ6とを備え、操作ス
イッチ4およびセレクトスイッチ6がモニタケース前面
10aの運転席側に集約して設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用空気調和
装置のモニタ装置に関し、特に空気調和装置以外の例え
ばテレビジョン装置、ビデオ装置、ナビゲーション装置
などの車載電装品の操作および画面表示をも行うことが
できる自動車用空気調和装置のモニタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車載用電装品の普及にともない、自動車
には、空気調和装置やAM/FMチューナ以外にも、コ
ンパクトディスクプレーヤ、カセットデッキ、テレビジ
ョン装置、ビデオ装置、ナビゲーション装置等が搭載さ
れるようになった。これらの電装品は、通常運転手によ
って操作されることから、各電装品の操作スイッチは、
インストルメントパネルのセンタコンソールに配置され
るのが一般的である。
【0003】しかしながら、これらの電装品は他の電装
品とは互いに分離されてそれぞれが独立に装着されるの
で、上述した多くの電装品を全てインストルメントパネ
ルのセンタコンソールに配置することは、スペース的に
不可能に近い。このため、表示画面が必要とされる空気
調和装置、テレビジョン装置、ビデオ装置、ナビゲーシ
ョン装置等の表示画面を一つにして、設置スペースの縮
小化および操作性の向上を図ることが試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一つの電装
品の作動状態およびそれに対する操作スイッチが1種類
であるのはまれで、複数種類あるのが一般的である。例
えば、空気調和装置では風量調節、温度調節、吹出モー
ドなど、10個前後の操作スイッチが必要とされ、テレ
ビジョン装置でも選局、音量など5個前後の操作スイッ
チが必要とされる。しかし、表示画面の大きさには限度
があるので、表示画面を一つにした場合には、これらの
操作スイッチをそのまま配置することができないという
問題があった。
【0005】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、必要最小限の操作スイッチ
で空気調和装置以外の電装品をも操作でき、安全性にも
優れた自動車用空気調和装置のモニタ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自動車用空気調和装置のモニタ装置は、表
示画面と、空気調和装置に作動指令信号を出力するため
の複数の操作部と、前記表示画面に表示される画像を前
記空気調和装置の制御状態画像と当該空気調和装置以外
の車載電装品群の出力画像の中から選択するための選択
部とを備え、前記操作部および前記選択部がモニタケー
ス前面の運転席側に集約して設けられていることを特徴
とする。
【0007】本発明の自動車用空気調和装置のモニタ装
置では、空気調和装置の操作部と空気調和装置および車
載電装品を選択する選択部とがモニタケース前面の運転
席側に設けられているので、走行中などにおいて前方に
注意しながらでも容易に空気調和装置の操作部および車
載電装品の選択部を操作することができる。また、デフ
モードスイッチやリサークスイッチなどのような安全運
転上の必要性が高い空気調和装置の操作部がモニタケー
ス前面の運転席側に設けられているので、ブラインドタ
ッチでこれらを操作することができ、安全性、操作性が
より高くなる。
【0008】本発明の自動車用空気調和装置のモニタ装
置において、選択部は、空気調和装置の制御状態画像を
表示画面に表示するエアコン表示モード、車載電装品群
の何れかの電装品の出力画像を表示する電装品表示モー
ドおよび表示画面オフモードの3つのモードを選択する
選択スイッチであり、電装品モードを選択したときに、
目的とする電装品を選択して表示画面に表示するための
電装品選択スイッチをさらに有することが好ましい。
【0009】こうすることで、一つの選択部で3つの表
示モードを切り替えることができ、このうち電装品表示
モードにおいては、一つの電装品選択スイッチで複数の
電装品を選択できる。したがって、2つのスイッチで4
つ以上の表示モードが選択でき、操作スイッチ等の配置
スペースを縮小することができる。その結果、モニタ装
置の小型化を実現することができる。
【0010】本発明の自動車用空気調和装置のモニタ装
置において、電装品選択スイッチはモニタケース前面以
外の部位に設けられていることがより好ましい。また、
空気調和装置以外の車載電装品の操作部はモニタケース
の前面以外の部位に設けられていることがより好まし
い。
【0011】電装品選択スイッチや空気調和装置以外の
車載電装品の操作部は、安全運転上の必要度が比較的低
く、どちらかといえば停車中に操作することが好ましい
ことから、これら電装品選択スイッチあるいは車載電装
品の操作部を比較的操作し難い部位に設けることで、間
接的に安全性を高めることができる。
【0012】本発明の自動車用空気調和装置のモニタ装
置において、表示画面に表示された前回の表示モードを
記憶する記憶手段を有し、再起動時には当該記憶手段に
記憶された表示モードを自動的に選択することがより好
ましい。自動車のイグニッションキーをオフしても、次
に起動したときは、記憶手段に記憶されている前回の表
示モードが自動的に選択されるので、乗員はあらためて
選択部を操作することがなくなり、操作性が向上する。
【0013】本発明の自動車用空気調和装置のモニタ装
置において、電装品選択スイッチで選択された電装品を
記憶する記憶手段をさらに有し、選択部で電装品表示モ
ードを選択したときは、当該記憶手段に記憶されている
電装品を自動的に選択することがより好ましい。一度目
的とする電装品を選択しておけば、他の電装品を選択し
ない限り前回の電装品が自動的に選択できるので、乗員
はあらためて電装品選択スイッチを操作することがなく
なり、操作性が向上する。またこうすることで、空気調
和装置以外の車載電装品が1種類の場合には、電装品選
択スイッチを操作する必要がなく、選択部のみによって
表示モードが選択できる。
【0014】本発明の自動車用空気調和装置のモニタ装
置において、選択部により選択された表示モードがエア
コン表示モード以外の表示モードである場合、空気調和
装置の何れかの操作部が操作されると、所定時間だけ表
示画面に空気調和装置の制御状態を表示することがより
好ましい。
【0015】エアコン表示モード以外の表示モードであ
っても空気調和装置の何れかの操作部が操作されると所
定時間だけ表示画面に空気調和装置の制御状態を表示す
るので、安全性のうえから必要度が高い空気調和装置の
制御を最優先とすることができる。その結果、如何なる
表示モードであっても即座にエアコン表示モードに入れ
るので、乗員が操作を誤って現在の状態がどうなってい
るのか解らなくなっても、空気調和装置の制御指令は確
実に行うことができる。
【0016】本発明の自動車用空気調和装置のモニタ装
置において、空気調和装置以外の車載電装品としては、
特に限定されないが、テレビジョン装置、ビデオ装置、
ナビゲーション装置などを挙げることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の自動車用空気調和装
置のモニタ装置の実施形態を示す正面図、図2は同モニ
タ装置の装着部位を示す図、図3は同モニタ装置と車載
電装品とを示す斜視図、図4は同モニタ装置の画面表示
モードを説明するための図である。
【0018】本実施形態の自動車用空気調和装置のモニ
タ装置10は、図1および図3に示すように、横176
mm、縦115mm、奥行き36mmのモニタケース
に、5.6インチの液晶表示パネル(表示画面)2が設
けられており、例えば、図2に示されるように車室内の
インストルメントパネルIPのセンタコンソールCに装
着される。
【0019】このモニタケースの前面10aの運転席
側、すなわち右ハンドル車であれば向かって右側、左ハ
ンドル車であれば向かって左側には、空気調和装置の操
作スイッチ(操作部)4とセレクトスイッチ(選択部)
6が設けられている。
【0020】空気調和装置の操作スイッチ4は、自動制
御モードを選択および解除するオートエアコンスイッチ
4a、空気調和装置のコンプレッサを作動させ冷房モー
ドとするエアコンスイッチ4b、強制的にデフモードを
選択して窓ガラスの曇りを晴らすためのデフモードスイ
ッチ4c、空気調和装置をオフするためのオフスイッチ
4d、強制的に内気循環モードとするリサークスイッチ
4e、ベントモード,バイレベルモード,フットモー
ド,デフモードなどの各種吹出モードを選択するための
モードスイッチ4f、ファンの風量を選択するためのフ
ァンスイッチ4j、設定温度の変更を行うための上昇ス
イッチ4gおよび下降スイッチ4hからなり、これら各
操作スイッチ4の入力信号は、モニタ装置10に接続さ
れたエアコンアンプ20に送出される。
【0021】特に、デフモードスイッチ4cは窓ガラス
の曇りを迅速に晴らす必要があり、またリサークスイッ
チ4eは排気ガスなどの侵入を防止する場合に用いら
れ、これらは他の操作スイッチに比べて緊急必要性が高
いことから、運転席側のうち最も運転者に近く、かつ上
側であって、ブラインドタッチでも容易に操作できる位
置に設けられている。
【0022】上述した空気調和装置の操作スイッチ4の
上部には、セレクトスイッチ6が設けられており、この
セレクトスイッチ6は液晶表示パネル2に表示される表
示内容を選択するスイッチである。すなわち、このセレ
クトスイッチ6を押すことによって、図4に示すよう
に、空気調和装置の制御状態を表示するエアコン表示モ
ードと、車載電装品群22の何れかの電装品22A,2
2B,22Cの出力画像を表示する電装品表示モード
と、液晶表示パネル2の表示をオフとする表示画面オフ
モードとが、この順序で選択される。
【0023】エアコン表示モードを選択すると、図1に
示す空気調和装置の制御状態画像、具体的には、左上か
ら、温度センサで検出された現在の室外気温、上昇スイ
ッチ4gおよび下降スイッチ4hで選択された設定温
度、オートエアコンスイッチ4aで選択された自動制御
モード、エアコンスイッチ4bで選択された冷房モー
ド、吹出モードスイッチ4fで選択された吹出モード、
ファンスイッチ4jで選択されたファン風量、デフモー
ドスイッチ4cで選択された緊急デフモード、リサーク
スイッチ4eで選択された内気循環モードが表示され
る。
【0024】このエアコン表示モードからセレクトスイ
ッチ6を1回だけ押すと、液晶表示パネル2にはテレビ
ジョン装置から出力される放送画像、ビデオ装置から出
力されるビデオ画像、およびナビゲーション装置から出
力されるナビゲーション画像の何れかが表示される。こ
れらテレビジョン装置、ビデオ装置およびナビゲーショ
ン装置の選択は、モニタケースの上面に設けられた電装
品選択スイッチ8により行われ、図4に示されるよう
に、電装品選択スイッチ8を押すことによって、テレビ
ジョン装置、ビデオ装置、ナビゲーション装置の順序で
表示画面が切り替わる。
【0025】さらに、この電装品表示モードからセレク
トスイッチ6を1回だけ押すと、液晶表示パネル2はオ
フし、さらにもう1回押すと、上述したエアコン表示モ
ードに切り替わる。
【0026】本実施形態のモニタ装置10においては、
セレクトスイッチ6により選択された表示モードがエア
コン表示モード以外の表示モードである場合であって
も、空気調和装置の何れかの操作スイッチ4が操作され
ると、所定時間だけ液晶表示パネル2に図1に示す空気
調和装置の制御状態画像を表示する。すなわち、液晶表
示パネル2には空気調和装置の制御状態が最優先で表示
される。
【0027】なお、本実施形態では、空気調和装置以外
の車載電装品22としてテレビジョン装置、ビデオ装置
およびナビゲーション装置が搭載されており、図3に示
されるように、空気調和装置の制御部であるエアコンア
ンプ20は、例えばインストルメントパネルIPのセン
タコンソールCに内蔵され、また、テレビジョン装置の
テレビチューナ22Aはモニタケース内に内蔵されてい
る。また、ビデオ装置22Cやナビゲーション装置のコ
ントロールアンプ22Bは座席下など室内の適宜箇所に
配置される。なお、テレビジョン装置の選局、音量調節
などの各種操作スイッチ30はモニタケースの上面に設
けられている。
【0028】図示は省略するが、本実施形態では、EE
PROMなどのデータの書き換えが可能な不揮発性メモ
リが設けられており、セレクトスイッチ6で選択された
前回の表示モード(エアコン表示モード、電装品表示モ
ード、表示画面オフモード)と、電装品選択スイッチ8
で選択された前回の電装品22A,22B,22Cとが
記憶されている。そして、車両のイグニッションキーを
オフしても、次に起動したときには、前回の表示モード
が液晶表示パネル2に表示され、また、前回電装品表示
モードで選択された電装品22A,22B,22Cが優
先的に選択される。例えば、イグニッションキーをオフ
する際にエアコン表示モードが選択されていたとする
と、次にエンジンを起動したときは、エアコン表示モー
ドが自動的に選択される。また、この状態からセレクト
スイッチ6を押すと、前回に選択された電装品、例えば
ナビゲーション装置の画像が優先的に表示される。これ
により、乗員はあらためてセレクトスイッチ6を操作す
る必要がなくなり、操作性、安全性が向上する。またこ
うすることで、空気調和装置以外の車載電装品が1種類
の場合には、電装品選択スイッチ8を操作する必要がな
く、セレクトスイッチ6のみによって表示モードが選択
できる。
【0029】このように構成された本実施形態のモニタ
装置10では、空気調和装置の操作スイッチ4a〜4j
と、表示モードを選択するセレクトスイッチ6とがモニ
タケース前面10aの運転席側に設けられているので、
走行中などにおいて前方に注意しながらでも容易に空気
調和装置の操作スイッチ4a〜4jおよびセレクトスイ
ッチ6を操作することができる。また、デフモードスイ
ッチ4cやリサークスイッチ4eなどのように安全運転
上の必要性が高い空気調和装置の操作スイッチがモニタ
ケース前面10aの運転席側であって、ブラインドタッ
チで操作できる位置に設けられているので、安全性、操
作性がより高くなる。
【0030】逆に、テレビジョン装置の操作スイッチ3
0などのように、どちらかといえば走行中に操作するこ
とが好ましくない操作スイッチ類は、モニタケース前面
10a以外の操作性の悪い部位に設けているので、間接
的に安全性を高めることができる。
【0031】また、本実施形態のモニタ装置10では、
セレクトスイッチ6と電装品選択スイッチ8の2つのス
イッチで、5つの表示モードが選択できるので、操作ス
イッチ等の配置スペースを縮小することができる。その
結果、モニタ装置10の小型化を実現することができ
る。
【0032】また、エアコン表示モード以外の表示モー
ドであっても空気調和装置の何れかの操作部が操作され
ると所定時間だけ液晶表示画面2に空気調和装置の制御
状態を表示し、安全性のうえから必要度が高い空気調和
装置の制御を最優先とするので、如何なる表示モードで
あっても即座にエアコン表示モードに入れる。その結
果、乗員が操作を誤って現在の状態がどうなっているの
か解らなくなっても、空気調和装置の制御指令は確実に
行うことができる。
【0033】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の自動車用空
気調和装置のモニタ装置によれば、空気調和装置の操作
部と空気調和装置および車載電装品を選択する選択部と
がモニタケース前面の運転席側に設けられているので、
走行中などにおいて前方に注意しながらでも容易に空気
調和装置の操作部および車載電装品の選択部を操作する
ことができる。
【0035】また、デフモードスイッチやリサークスイ
ッチなどのような安全運転上の必要性が高い空気調和装
置の操作部がモニタケース前面の運転席側に設けられて
いるので、ブラインドタッチでこれらを操作することが
でき、安全性、操作性がより高くなる。
【0036】選択部が、空気調和装置の制御状態を表示
画面に表示するエアコン表示モード、車載電装品の出力
情報を表示する電装品表示モードおよび表示画面オフモ
ードの3つのモードを選択する選択スイッチであり、電
装品モードを選択したときに、目的とする電装品を選択
して表示画面に表示するための電装品選択スイッチをさ
らに有する本発明の自動車用空気調和装置のモニタ装置
によれば、選択スイッチと電装品選択スイッチの2つの
スイッチで4つ以上の表示モードが選択でき、操作スイ
ッチ等の配置スペースを縮小することができる。その結
果、モニタ装置の小型化を実現することができる。
【0037】本発明の自動車用空気調和装置のモニタ装
置において、電装品選択スイッチや空気調和装置以外の
車載電装品の操作部をモニタケース前面以外の部位に設
ければ、運転者は走行中にこれらの操作スイッチ等を操
作し難いので、間接的に安全性を高めることができる。
【0038】本発明の自動車用空気調和装置のモニタ装
置において、前回の表示モードを記憶する記憶手段を有
し、再起動時には当該記憶手段に記憶された表示モード
を自動的に選択すれば、自動車のイグニッションキーを
オフしても、次に起動したときは、記憶手段に記憶され
ている前回の表示モードが自動的に選択されるので、乗
員はあらためて選択部を操作することがなくなり、操作
性が向上する。
【0039】本発明の自動車用空気調和装置のモニタ装
置において、電装品選択スイッチで選択された電装品を
記憶する記憶手段をさらに有し、選択部で電装品表示モ
ードを選択したときは、当該記憶手段に記憶されている
電装品を自動的に選択すれば、一度目的とする電装品を
選択するだけで、他の電装品を選択しない限り前回の電
装品が自動的に選択できるので、乗員はあらためて電装
品選択スイッチを操作することがなくなり、操作性が向
上する。またこうすることで、空気調和装置以外の車載
電装品が1種類の場合には、電装品選択スイッチを操作
する必要がなく、選択部のみによって表示モードが選択
できる。
【0040】本発明の自動車用空気調和装置のモニタ装
置において、選択部により選択された表示モードがエア
コン表示モード以外の表示モードである場合、空気調和
装置の何れかの操作部が操作されると、所定時間だけ表
示画面に空気調和装置の制御状態を表示するように構成
すれば、エアコン表示モード以外の表示モードであって
も空気調和装置の何れかの操作部が操作されると所定時
間だけ表示画面に空気調和装置の制御状態を表示するの
で、安全性のうえから必要度が高い空気調和装置の制御
を最優先とすることができる。その結果、如何なる表示
モードであっても即座にエアコン表示モードに入れるの
で、乗員が操作を誤って現在の状態がどうなっているの
か解らなくなっても、空気調和装置の制御指令は確実に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用空気調和装置のモニタ装置の
実施形態を示す正面図である。
【図2】本発明の自動車用空気調和装置のモニタ装置の
装着部位を示す図である。
【図3】本発明の自動車用空気調和装置のモニタ装置と
車載電装品とを示す斜視図である。
【図4】本発明の画面表示モードを説明するための図で
ある。
【符号の説明】
10…モニタ装置 2…液晶表示パネル(表示画面) 4…操作ボタン(操作部) 6…セレクトスイッチ(選択部) 8…電装品選択スイッチ 10a…モニタケース前面 20…エアコンアンプ 22…車載電装品群 22A…テレビチューナ 22B…ナビゲーション装置 22C…ビデオ装置 30…テレビジョン装置の操作スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面(2)と、空気調和装置(20)
    に作動指令信号を出力するための複数の操作部(4)
    と、前記表示画面に表示される画像を前記空気調和装置
    (20)の制御状態画像と当該空気調和装置以外の車載
    電装品群(22)の出力画像の中から選択するための選
    択部(6)とを備え、前記操作部(4)および前記選択
    部(6)がモニタケース前面(10a)の運転席側に集
    約して設けられていることを特徴とする自動車用空気調
    和装置のモニタ装置。
  2. 【請求項2】前記選択部(6)は、空気調和装置(2
    0)の制御状態画像を前記表示画面(2)に表示するエ
    アコン表示モード、前記車載電装品群(22)の何れか
    の電装品の出力画像を表示する電装品表示モードおよび
    表示画面オフモードの3つのモードを選択する選択スイ
    ッチであり、前記電装品モードを選択したときに、目的
    とする電装品(22A,22B,22C)を選択して前
    記表示画面(2)に表示するための電装品選択スイッチ
    (8)をさらに有することを特徴とする請求項1記載の
    自動車用空気調和装置のモニタ装置。
  3. 【請求項3】前記電装品選択スイッチ(8)は、前記モ
    ニタケース前面(10a)以外の部位に設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の空気調和装置
    のモニタ装置。
  4. 【請求項4】前記空気調和装置(20)以外の電装品
    (22A,22B,22C)の操作部(30)は、前記
    モニタケース前面(10a)以外の部位に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の空気
    調和装置のモニタ装置。
  5. 【請求項5】前記表示画面に表示された前回の表示モー
    ドを記憶する記憶手段を有し、再起動時には当該記憶手
    段に記憶された表示モードを自動的に選択することを特
    徴とする請求項1〜4何れかに記載の自動車用空気調和
    装置のモニタ装置。
  6. 【請求項6】前記電装品選択スイッチ(8)で選択され
    た電装品(22A,22B,22C)を記憶する記憶手
    段をさらに有し、前記選択部(6)で電装品表示モード
    を選択したときは、当該記憶手段に記憶されている電装
    品を自動的に選択することを特徴とする請求項1〜5の
    何れかに記載の自動車用空気調和装置のモニタ装置。
  7. 【請求項7】前記選択部(6)により選択された表示モ
    ードがエアコン表示モード以外の表示モードである場
    合、前記空気調和装置(20)の何れかの操作部(4)
    が操作されると、所定時間だけ前記表示画面(2)に前
    記空気調和装置の制御状態画像を表示することを特徴と
    する請求項1〜6の何れかに記載の自動車用空気調和装
    置のモニタ装置。
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