JPH1084891A - 苦蕎麦、燕麦またはその両方を有効成分とする健康食品 - Google Patents

苦蕎麦、燕麦またはその両方を有効成分とする健康食品

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JPH1084891A
JPH1084891A JP8234599A JP23459996A JPH1084891A JP H1084891 A JPH1084891 A JP H1084891A JP 8234599 A JP8234599 A JP 8234599A JP 23459996 A JP23459996 A JP 23459996A JP H1084891 A JPH1084891 A JP H1084891A
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buckwheat
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Shotei Cho
書廷 張
書田 ▲カク▼
Syoden Kaku
Eitei Cho
衛庭 張
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 豊かな現代生活では糖尿病や、高コレステロ
ールに起因する病気が増えているが完治乃至治療の難し
い病気であり、食の管理と健康管理がより重要視されて
いる。この面において安全、便利、美味しく、楽しく消
費できる食品に上記の病気を治療し、予防することがで
きる機能を加える健康食品の開発が強く望まれている。 【解決手段】 本発明は糖尿病及び高コレストロールの
消費者に尿糖値およびコレステロール値を下げることと
その上昇を予防することに優れた効果を期待できる天然
穀物である苦蕎麦と燕麦を有効成分としたソーセージ、
お菓子およびアルコール飲料などの天然健康食品を提供
しようとするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は健康食品に関するも
ので、更に詳しく述べるならば、苦蕎麦、燕麦またはそ
の両方を有効成分とした、ソーセージ、菓子類およびア
ルコール飲料に関する健康食品並びに上記有効成分を含
んだアルコール飲料の製造方法に関するものである。こ
の発明は苦蕎麦、燕麦またはその両方の特有な栄養成分
及びその特別な機能が生かされ、健康食品としてコレス
テロール代謝の正常化、耐糖性の改善、インシュリン分
泌の促進、便通改善などに広く利用される。
【0002】
【従来の技術】現代社会では人間の生活が豊かになった
一方、糖尿病や、高コレステロールに起因する病気も同
時に増えている。このような病気は完治乃至治療の難し
い病気となっていることが周知の所である。従来、これ
らの病気に関する薬剤は種々開発されているがその効果
が不充分或いは副作用がある等の理由で、食の管理と健
康管理がより重視されつつある。この面で中国では特許
権取得の例(例えば、専利号ZL92 1 02792
3参照)もあり,苦蕎麦および燕麦を有効成分とした健
康スープが市販されていて,効果が評価されている。ま
た、日本でも“苦蕎麦入り麺及びその製造法”の特許が
出願されている。なお、燕麦の抽出物を必須成分とした
食品栄養補給組成物と医薬製剤に関する特許も出願され
ている。しかし、味と利用の便利さなどの原因で消費者
の利用に難点がある。従って、この面における有効、安
全、便利かつ美味しく食べられる食品の開発が強く望ま
れている。
【0003】一方、ソーセージが味、栄養と利用の便利
さから消費者に愛用されている。また、お菓子類も多彩
な味と伝統文化として消費者に広く愛用されている。な
お、アルコール飲料(酒、ビールなどの酒類も含む)は
美味しく、楽しく飲まれている。しかしながら、ソーセ
ージは主に肉或いは一般の澱粉で作られ、お菓子類は主
に小麦粉或いはもち米、うるち米或いは一般の澱粉で作
られているので上記糖尿病および高脂血症の消費者にと
っては特殊機能を有する健康食品とは言えなく健康の食
管理としては期待できない。更に、アルコール飲料は様
々あるがアルコールそのものは飲む量が少し多くなると
体に悪影響を与えるので、特に糖尿病気味またはコレス
テロールが高い人にとっては、敬遠すべき食品だと思わ
れている。従って、この面において安全、便利、美味し
く、楽しく消費できる食品に上記の病気を治療し、予防
することができる機能を加える開発が強く要望されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は糖尿病および
コレストロールの高い消費者に尿糖値およびコレステロ
ール値を下げ、或いはその上昇を予防することに優れた
効果を期待できる天然穀物である苦蕎麦と燕麦を有効成
分としたソーセージ、お菓子およびアルコール飲料など
の天然健康食品を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は次に述べる苦蕎
麦と燕麦の成分および中国医学関係者による糖尿病に関
する地域調査結果などに着目した。苦蕎麦(学名Fag
opyrus.Tataricum)は,別名‘ゴロモ
ン’とも称され、中国の高原地方に産する高原作物であ
る。粒が小さく皮が厚くて少々苦味があり、やや緑色の
穀物である。中国では四川省の涼山高原に住む少数民族
イ族人が,昔,主食として自然農耕で栽培していたが,
苦蕎麦のもつ苦みや口当たりの悪さより他の地方では飼
料としてしか使われなっかた。 作物である。昔,高原或いは寒冷地の産地では主食とし
て利用されていたにもかかわらず雑穀とされていた。
【0006】しかし、統計医学,健康学の発展に伴っ
て、苦蕎麦と燕麦が主食として利用されている地区では
糖尿病、高脂血症および肥満症の患者は他の地方より遥
かに少ないことより、従来,あまり重視されなかった苦
蕎麦と燕麦に関心が寄せられてきた。また、栄養化学、
分析化学の進歩に伴ってこの苦蕎麦と燕麦に栄養面で有
効な成分が豊富に存在することが立証されつつある。
【0007】苦蕎麦は、タンパク質、脂肪の含有量が米
や小麦粉より多く、19種のアミノ酸を含有し、その
内,人の必須アミノ酸が8種含まれている。特にリジ
ン、ヒスチジン、アルギニン、グルタミン酸、アスパラ
ギン酸の含有量が豊富で、栄養有効指数は80−92に
も達している。脂肪の中には9種類の脂肪酸が含まれ、
その多くは不飽和のオレイン酸とリノール酸である。ま
た、抗癌作用を有するビタミンB .ニコチン酸
や、ルチン、他の食糧と異なる種類の葉緑素があり、い
ずれも人体の血脂、血糖、コレステロールを下げ、高血
圧や心臓病を予防、治療する効用があることが確認され
ている。特にルチンの含有量が6−7%で、通常広く消
費される蕎の20倍にものぼる。ルチンはビタミンP族
の一種類であり、血液の中性脂肪およびコレステロール
を下げる効用を有し、毛細血管の出血を防止でき、視力
の保護と強化にも効果があると言われている。無機栄養
元素はカルシウム、リン、鉄、銅、マグネシウム、カリ
ウム、ナトリウム、マンガンなど10種もあり、内マグ
ネシウムの含有量は米の2倍もある。マグネシウムは蛋
白繊維の溶解を促進し、血管を拡張させトロンビンの生
成を抑制し、血栓を防ぎ、血清コレステロールを下げる
効用がある。また、セレンの存在は特に貴重であり、人
体中の有害毒物を排出、分解することができ、ビタミン
CやEに似た抗酸化作用と免疫力を調整する効用を有す
る。更に苦味素も含まれていて、熱を排出し、胃の機能
を強める作用がある。従って、四川省の涼山高原に住む
少数民族イ族の住民は苦蕎麦を主食とし、‘元根’(大
根に近い野菜の一種)と‘元根’で作ったスープだけを
食べ、果物と他の野菜を殆ど食べないにもかかわらず、
肥満なく元気で,視力がよく、歯を磨かないが歯病もな
く白い。また、現地の病院の医者の話によれば、高血
圧、心血管病、歯病、皮膚病と婦人病にかかるイ族住民
があまり見られない。
【0008】燕麦は豊富な蛋白質と脂肪を含んでいる。
人体に必要な8種類のアミノ酸とビタミンEは米と小麦
より多く含まれている。また、カルシウム、リンおよび
鉄も多く含まれている。なお、100グラム当たりの燕
麦に500ミリグラムのビタミンB、150ミリグラ
ムのリボフラビン(ビタミンB、ビタミンG)、10
00ミリグラムのニコチン酸が含まれている。更に注目
することは燕麦にリノール酸が豊富で不飽和脂肪酸の3
5−52%を占める。リノール酸はコレステロールをコ
ントロールする有効成分である。それに、燕麦には豊富
な可溶性繊維が含まれ、この可溶性食物繊維はコレステ
ロール代謝の正常化、耐糖性の改善、インシュリン分泌
の促進、有害物質の吸着・体外への排出等の有用な生理
作用を有することが認識され注目されている。燕麦の薬
用効果について《本草綱目》では、燕麦の潤腸、便通作
用も記載され、古医書では燕麦で産婦の母乳を強化し、
乳児の栄養不良と老人の体力衰弱などの症状を治療する
方法も記載されている。さらに、燕麦が血液脂肪とコレ
ステロールを下げる作用がありながら一般の薬による胃
と肝臓腎臓の障害副作用がない。燕麦は高繊維、高蛋
白、低糖作物で消化時間が小麦と米より長く、血糖値を
上げる作用も小麦と米より低いので インシュリンβ細
胞の負担が軽減され、長期食用すれば発病率が下がる。
中国の医学部門の調査によると、燕麦を主食としている
地区の糖尿病の発病率は低く他の地区の10の1ぐらい
である。このことより燕麦が糖尿病の発病を抑える効果
があることが明らかである。
【0009】なお、苦蕎と燕麦の他の食品に関して例え
ば苦蕎と燕麦を有効成分とした粉末について、動物実験
と臨床実験2−5)が行われ、コレステロールおよび尿
糖値を下げる効果、更に予防する効果が確認され、その
メカニズムはまだ完全には解明されていないものの消費
者に歓迎されている。
【0010】上記のことに着目して、美味しく食べられ
ると同時に健康に役立つ食品を作る目的で通常消費者に
愛用される食品にコレステロールおよび血糖値を下げる
効果、更にその上昇を予防する効果を期待できる有効成
分として上記苦蕎麦、燕麦またはその両方を添加し、有
効、安全、便利かつ美味しく食べられる食品を消費者に
提供する。以下、詳しく述べる
【0011】苦蕎麦と燕麦を製粉した粉を原材料として
利用する。特に燕麦については特別な香りと味を出すた
めに製粉する前にばい煎という加工工程を入れる。いう
までもないことはこのばい煎工程がなくても栄養分の利
用には支障がない。この製粉した苦蕎麦、燕麦またはそ
の両方を通常のソーセージの材料、例えば肉、食塩、調
味料などを配合して通常のソーセッジの製造方法で上記
効用のあるソーセージが作られる。苦蕎麦の粉の使用率
について原則として多いほど上記の健康効用が高いが4
0%以上越えると苦みが強く感じられ、口当たりが悪く
なる。燕麦粉を単独使用する場合でも多いほど上記の健
康効用が高いが製品の見た目、他の材料の味とのバラン
スなどを総合的に考えた上で決める必要があるが、特に
上限の制限はない。また,苦蕎麦粉と燕麦粉を混合使用
しても上記の健康効用が得られる。むしろ、味、香り、
製造および栄養分のバランスから見ると苦蕎麦粉と燕麦
粉を混合使用した方が望ましい。混合割合も任意に調
整、選択できる。
【0012】なお、本発明における通常のソーセージと
は、苦蕎麦と燕麦を添加しない場合のソーセージを意味
している。従って、必要に応じてソーセージ製造におい
て一般的に用いられる添加物、例えば穀粉、澱粉、肉、
卵、砂糖、色素、香辛料、調味料、食塩、氷水などを適
宜加えることができる。通常のソーセージの製造工程も
苦蕎麦と燕麦を使用しない場合のソーセージの製造工程
を意味している。
【0013】苦蕎麦と燕麦を製粉した粉を原材料として
利用する。特に燕麦については特別な香りと味を出すた
めに製粉する前にばい煎という加工工程を入れる。いう
までもないことはこのばい煎工程がなくても栄養分の利
用には支障がない。この製粉した苦蕎麦或いは燕麦また
はその両方を小麦粉或いは餅米或いはうるち米、食塩、
調味料などを配合して通常のお菓子の製造方法で作る。
苦蕎麦粉の使用率について原則として多いほど上記の健
康効用が高いが40%を越えると苦みが強く感じられ、
口当たりが悪くなる。燕麦粉を単独使用る場合でも多い
ほど上記の健康効用が高いが製品の見た目と他の材料の
味のバランスなどを総合的に考えた上で決める必要があ
るが特に上限の制限はない。また,苦蕎麦粉と燕麦粉を
混合使用しても上記の健康効用が得られる。むしろ、
味、香り、製造および栄養分のバランスから考えると苦
蕎麦粉と燕麦粉を混合使用した方がより好ましい。混合
割合にも特に制限がない。ただ、お菓子の場合では形お
よび風味の偏差が現れ易いが上記苦蕎麦粉と燕麦粉の両
方とも粘り性が弱いので成形の容易さ、見た目、口当た
りおよび歯応えを総合的に考慮した上でその使用量と配
合割合を決める方が望ましい。
【0014】なお、本発明における通常のお菓子とは、
苦蕎麦と燕麦を添加しない場合のお菓子を意味してい
て、うるち煎餅、クーキ、あられ、かきもちなどをはじ
め、ポップコーンなども含まれる。従って、小麦粉、う
るち米、餅米、砂糖、醤油、食塩の他、必要に応じてお
菓子製造において一般的に用いられる添加物、例えば穀
粉、澱粉、肉、卵、色素、香辛料、調味料などを適宜加
えることができる。通常のお菓子の製造工程も苦蕎麦と
燕麦を使用しない場合のお菓子の製造工程を意味してい
る。
【0015】苦蕎麦と燕麦を有効成分としてアルコール
飲料を製造するには大別して直接発酵法、抽出法および
混合法とも有効であることが実証された。
【0016】直接発酵法には下記2種類の基本製造方法
が研究された。 (1)苦蕎麦または燕麦を精選、浸麦、発芽、ばい燥、
除根という製麦工程、上記製麦工程で得られた苦蕎麦芽
または燕麦芽を破砕する粉砕工程、この粉砕された苦蕎
麦芽または燕麦芽を糖化する糖化工程、この糖化工程で
得られた糖化液をろ過するろ過工程A、このろ過工程A
で得られたろ液を煮沸する煮沸工程、この煮沸液をろ過
するろ過工程B、このろ過工程Bで得られたろ液を冷却
する冷却工程、上記冷却されたろ液に酵母菌を入れ、ア
ルコール発酵させる発酵工程、更に発酵工程で得られた
発酵液を長時間緩慢発酵させる熟成工程,この熟成され
た発酵液をろ過するろ過工程C、このろ過過程Cで得ら
れた発酵液を所用容器に詰める容器詰め工程を経て上記
健康効用を有する健康アルコール飲料が得られる。
【0017】(2)苦蕎麦と燕麦は製麦工程を経ない
で、精選された苦蕎麦または燕麦を破砕し、麦芽(大麦
の麦芽或いは小麦の麦芽)と所定の割合で混合し、麦芽
が持っている酵素で上記苦蕎麦または燕麦を糖化する糖
化工程で得られた糖化液を上記(1)の糖化液後の工程
と同じ工程を経て上記健康効用を有する健康アルコール
飲料が得られる。上記(2)の糖化工程では麦芽を添加
せず、澱粉の糖化酵素であるアミラーゼを用いて糖化し
ても、麹菌により糖化しても糖化効用は同じである。苦
蕎麦或いは燕麦を糖化した液または糖化しない液を上記
発酵の任意段階に入れても上記健康効用を有する健康ア
ルコール飲料が得られる。
【0018】また,苦蕎麦或いは燕麦の糖化液を濃縮し
て、濃縮物として使用する時、水で溶かし発酵させて
も、他のアルコール液(酒類含み)と混合しても上記健
康効用を有するアルコール飲料が得られる。なお、上記
苦蕎麦、燕麦またはその両方の未糖化液、糖化液、また
はその濃縮物と、麦芽または大麦の糖化液の濃縮物を混
合して発酵させても上記健康効用を有するアルコール飲
料が得られる。この製造中、場合により1部分の工程を
省略しても差し支えない。
【0019】醸造アルコールによる抽出法 醸造用ア
ルコールで上記苦蕎麦と燕麦の有効成分を抽出しても上
記健康効用を有する健康アルコール飲料が得られる。
【0020】醸造アルコール或いは他の酒類と混合して
アルコール飲料を作る混合法 醸造用アルコール或い
は他の種類を用いて上記苦蕎麦、燕麦またはその両方の
有効成分あるいはその糖化液と混合しても上記健康効用
を有する健康アルコール飲料が得られる。
【0021】苦蕎麦と燕麦を単独使用しても混合使用し
ても差し支えない。
【0022】以下,実施例をあげて本発明を更に詳細に
説明する。
【0023】
【実施例】
[実施例1]常法により製粉された苦蕎麦及び燕麦を用
いて表1に示した配合組成で原料を混合し、練り合わ
せ、ケーシング(腸管)に詰め込み、捻って生ソーセー
ジを作る。この生ソーセージを約70゜Cで1.5時間
くん煙し,75゜Cのお湯で約45分間湯煮してから,
水で冷却した後に乾燥させ製品になる。表に示したよう
に苦蕎麦の配合比率を40%より多く配合した場合、苦
蕎麦が持つ苦みが強すぎで口当たりが悪くなることがわ
かった。
【表1】
【0024】[実施例2]また、苦蕎麦の代わりに燕麦
粉を表1のように添加して上記の製造条件と方法で作っ
て比較した結果、“E”の配合でも特に違和感は感じら
れなかった。
【0025】[実施例3]更に、苦蕎麦の代わりに苦蕎
麦と燕麦を1:1の比率で上記表1のような配合比率を
用いて、上記の製造条件と方法で製造して比較した結
果、“E”の配合でも苦みがあまり感じられなく、食感
もよかった。
【0026】お菓子について煎餅とかきもちの柿種の例
をあげる。
【0027】[実施例4]表2に示す原料組成を用いて
次の製造工程により苦蕎麦、燕麦またはその両方を有効
成分とする煎餅が得られた。うるち米及び苦蕎麦を混合
し、浸漬してから120゜C20分間蒸煮した後に他の
副原料を添加して錬成する。その後,冷置冷却、圧延型
抜,乾燥を経て半製品が得られる。ばい焼した後に調味
料塗布と乾燥工程を経て上記健康効用を有する煎餅が得
られる。苦みの結果も表2に示す。表に示したように苦
蕎麦の配合比率を40%より多く配合すると苦蕎麦が持
つ苦みが強すぎて口当たりが悪くなることがわかった。
【表2】
【0028】[実施例5]また、苦蕎麦の代わりに燕麦
粉を表2のように添加して上記の製造条件と方法で作っ
て比較した結果、“E”の配合でも特に違和感は感じら
れなかった。
【0029】[実施例6]更に、苦蕎麦の代わりに苦蕎
麦と燕麦を1:1の比率で上記表2のような配合比率を
用いて、上記の製造条件と方法で製造して比較した結
果、“E”の配合でも苦みがあまり感じられなく、食感
もよかった。
【0030】表3に示す原料組成を用いて次の製造工程
により苦蕎麦、燕麦またはその両方を有効成分とするか
きもちの柿種が得られた。
【0031】[実施例7]先ず、もち米を水洗、24時
間の浸漬、脱水工程を経てから120゜Cで約15分間
蒸煮した後に苦蕎麦粉と混合してから錬成製餅した後、
3−5゜Cで3日間冷置硬化させた物を細断して柿の種
のような形にして更に乾燥させた後にばい焼して調味料
で味付けし、110゜C10分間乾燥させ、製品が得ら
れる。苦みの結果も表3に示す。表に示したように苦蕎
麦の配合比率を40%より多く配合すると苦蕎麦が持つ
苦みが強すぎで口当たりが悪くなることがわかった。
【表3】
【0032】[実施例8]また、苦蕎麦の代わりに燕麦
粉を表3のように添加して上記の製造条件と方法で作っ
て比較した結果、“E”の配合でも特に違和感は感じら
れなかった。
【0033】[実施例9]更に、苦蕎麦の代わりに苦蕎
麦と燕麦を1:1の比率で上記表2のような配合比率を
用いて、上記の製造条件と方法で製造して比較した結
果、“E”の配合でも苦みがあまり感じられなく、食感
もよかった。
【0034】アルコール飲料について次の実施例を挙げ
て詳しく説明する。
【0035】[実施例10]苦蕎麦と燕麦の通常の製麦
工程で得られた苦蕎麦芽と燕麦芽は破砕され、42゜C
30分間、52゜C30分間、62゜C60分間、68
゜C20分間にして、この糖化工程で得られた糖化液を
ろ過し、得られたろ液を90分間煮沸する。この煮沸工
程中にホップを添加する。この煮沸液をろ過し、冷却し
て得られたろ液に酵母菌を入れ、17−20゜C5日前
後アルコール発酵させ、この発酵が終わった後に4゜C
で20日間ぐらい熟成させた。この熟成された発酵液は
上記健康効用を有する健康アルコール飲料である。苦蕎
麦芽、燕麦芽及びホップの添加比率を種々変えて得られ
たアルコール飲料の味及び泡などの実験結果を表4に示
す。表4に示したように普通の食感から見ると受け入れ
られるが苦蕎麦芽と燕麦芽を混合使用することが望まし
い。
【表4】
【0036】[実施例11]苦蕎麦と燕麦を粉砕し、一
定の比率で大麦の麦芽と混合して、上記実施例10と同
じ条件で糖化し、ろ過、冷却工程を経た後に酵母菌を入
れ、上記実施例10と同じ発酵と熟成条件で上記健康効
用を有する健康アルコール飲料が得られた。苦蕎麦、燕
麦及びホップの添加比率を種々変えて得られたアルコー
ル飲料の味及び泡などの実験結果は表5に示す。表5に
示したように普通の食感から見ると受け入れられるが苦
蕎麦と燕麦を混合使用することが望ましい。また、表に
は示さなかったが苦蕎麦と燕麦をばい焼した方がもっと
おいしい香りと味をすることがわかった。特に,燕麦の
特有な香りがアルコール飲料の味と香りに貢献する。
【表5】
【0037】[実施例12]醸造アルコール或いは他の
酒類を用いた混合法の実施例の1苦蕎麦芽および燕麦芽
の糖化液または大麦麦芽による苦蕎麦と燕麦の糖化液を
清酒及びウイスキーと混合し、上記健康効用を有する健
康アルコール飲料が得られた。苦蕎麦芽および燕麦芽の
糖化液を用いた実験結果を表6に示す。
【表6】
【0038】[実施例13]また、表6の配合にホップ
入りの糖化液(糖化液中、水以外の原料に占めるホップ
比率を2%とした)を添加して作ったアルコール飲料は
更に爽快感と泡持ち性が与えられた。
【0039】[実施例14]醸造アルコール或いは他の
酒類を用いた混合法の実施例の2大麦麦芽による苦蕎麦
と燕麦の糖化液を清酒またはウイスキーと混合し、上記
健康効用を有する健康アルコール飲料が得られた。実験
結果を表7に示す。
【表7】
【0040】[実施例15]また、表7の配合にホップ
入りの糖化液(糖化液中、水以外の原料に占めるホップ
比率を2%とした)を添加して作ったアルコール飲料は
更に爽快感と泡持ち性が与えられた。
【0041】
【発明の効果】本発明は苦蕎麦、燕麦またはその両方を
有効成分とする健康食品に関するものである。これら特
殊な自然穀物を原料として苦蕎麦、燕麦またはその両方
の特有な栄養成分及びその特別な機能が生かされ、健康
食品としてコレステロール代謝の正常化、耐糖性の改
善、インシュリン分泌の促進、便通改善などに広く利用
される。その糖尿病および高脂血症の治療および予防に
有効な効果を生かしながら消費者に美味しく利用できる
健康食品を提供し、消費者に利用されることにより健康
管理が期待される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C12G 3/02 118 C12G 3/02 118 3/04 3/04 // A61K 35/78 A61K 35/78 W ADN ADNU ADP ADPE (72)発明者 張 書廷 東京都文京区根津2丁目35番2号 (72)発明者 ▲カク▼ 書田 中華人民共和国山西省忻州市合索中学校内 (72)発明者 張 衛庭 中華人民共和国山西省太原市佳地花園竹園 208号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苦蕎麦、燕麦またはその両方を有効成分
    とするソーセージ
  2. 【請求項2】 苦蕎麦、燕麦またはその両方を有効成分
    とするお菓子
  3. 【請求項3】 苦蕎麦、燕麦またはその両方を有効成分
    とするアルコール飲料
  4. 【請求項4】 請求項3のアルコール飲料に関する製造
    方法である。この製造方法は以下の4種類を含んでい
    る。即ち,以下4種類の中の任意の1種類を用いても上
    記請求項3のアルコール飲料を作ることができる。 (1)苦蕎麦、燕麦またはその両方を精選、浸麦、発
    芽、ばい燥、除根という製麦工程、粉砕工程および糖化
    工程を経た後に、煮沸工程、ろ過及び冷却工程、発酵工
    程、熟成工程により、上記請求項3のアルコール飲料を
    製造する方法である。 (2)苦蕎麦、燕麦苦蕎麦またはその両方を発芽させな
    いで他の酵素により糖化させ得られた糖化液を利用して
    煮沸工程、ろ過及び冷却工程、発酵工程、熟成工程によ
    り、上記請求項3のアルコール飲料を製造する方法であ
    る。 (3)醸造用アルコールで上記苦蕎麦と燕麦の有効成分
    を抽出して上記請求項3のアルコール飲料を製造する方
    法である。 (4)醸造用アルコール或いは他の酒類を用いて上記苦
    蕎麦、燕麦またはその両方の有効成分又はその糖化液と
    混合して上記請求項3のアルコール飲料を製造する方法
    である。
JP8234599A 1996-08-02 1996-08-02 苦蕎麦、燕麦またはその両方を有効成分とする健康食品 Pending JPH1084891A (ja)

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