JPH1083750A - 加熱調理器のマグネット式サーモスタット - Google Patents

加熱調理器のマグネット式サーモスタット

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Publication number
JPH1083750A
JPH1083750A JP23685296A JP23685296A JPH1083750A JP H1083750 A JPH1083750 A JP H1083750A JP 23685296 A JP23685296 A JP 23685296A JP 23685296 A JP23685296 A JP 23685296A JP H1083750 A JPH1083750 A JP H1083750A
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JP
Japan
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hole
locking portion
magnet
operating rod
thermostat
Prior art date
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Pending
Application number
JP23685296A
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English (en)
Inventor
Koji Fukuda
興司 福田
Akiya Sato
顕也 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成部品を少くし、組立性の向上とコスト低
減を図つた加熱調理器のマグネット式サーモスタットを
得る。 【解決手段】 内頂部に感温磁性体16を有し、下端に
フランジ43を有する逆円筒状の感熱体18と、周縁部
にフランジ6と第1の透孔7を有する円筒状突部8とを
有する磁石取付板5と、フランジ6と感熱体42の間に
配設された圧縮バネB17と、スイッチ取付台45とフ
ランジ43間に配設された圧縮バネA19と、第2の透
孔23を有するスイッチレバー4と、第1の透孔7に下
方より挿入して揺動自在に係合されるL字形状の第1の
係止部47と第2の透孔23と回動自在に係合される第
2の係止部48を有する作動杆46とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】釜底などの温度を検知して所
定設定温度以上になると作動して、電源をカットする加
熱調理器のマグネット式サーモスタットに関する。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の加熱調理器のマグネット
式サーモスタットを取付けた電気炊飯器の断面図、図1
5は従来の加熱調理器のマグネット式サーモスタットの
断面図である。図において、1は外ケース2内に設置さ
れた遮熱容器であり、内底部に発熱体3を固着し、底中
央部に円筒部4を有している。35はこの円筒部4に上
下動可能なように遊嵌されたマグネット式サーモスタッ
ト本体であり、次のように構成されている。
【0003】5は円板状の磁石取付板であり、周縁部に
設けられたフランジ6と、中央部の下方に突設され、下
面に透孔7を有する円筒状突部8が設けられ、円筒空間
部9が形成されている。10は頂部に形成したフランジ
11を円筒空間部9に遊嵌させた作動杆であり、12は
作動杆10にE型リングB13を固嵌させた後、磁石取
付板5に設けたツメ14を曲げることにより固着された
磁石である。15は温度により透磁率が変化する感温磁
性体16を固着した感熱板であり、磁石取付板5の外周
縁部に圧縮バネB17を定置し、磁石取付板5をサーモ
ケース18内に挿入した後に、サーモケース18の上面
開口部を覆うように加締固着される。
【0004】上記のように、構成されたマグネット式サ
ーモスタット本体35は、マグネット式サーモスタット
本体35の感熱板15の外周縁フランジ部に圧縮バネA
19を載置して、遮熱容器1の円筒部4に遊嵌させ、サ
ーモケース18の底部のツメ18aを外周側に曲げて抜
け止めされる。21は一端に押しボタン22を固着し中
央部に透孔23を有するスイッチレバーであり、回転軸
24によりシーソー状に枢支されている。作動杆10の
下端部はスイッチレバーの透孔23に貫挿され、E型リ
ングA24a、24bが透孔23の上下でそれぞれ作動
杆に固嵌される。
【0005】なお、図中、25は調理物を入れる内釜、
2は下部に3個の脚26を有し側面に押しボタン22を
貫挿するための開口部27を有する外ケースである。2
8は遮熱容器1の下方に設けられたスイッチ取付台、2
9は、スイッチ取付台28に固着されたスイッチであ
り、押しボタン22を下方に押圧することによりスイッ
チの可動片29aがスイッチレバー21により押圧され
閉成する。30はスイッチ取付台28に設けられ、回転
軸24を支持する取付台である。
【0006】次に、動作について説明する。内釜25内
に被調理物を入れ遮熱容器1内に挿入すると、この内釜
25の底がマグネット式サーモスタット35を圧縮バネ
A19に抗して所定の位置まで押し下げる。
【0007】次に、押しボタン22を下方に押圧するこ
とによりスイッチレバー21が回転軸24を中心にシー
ソー状に回動する。この回動に連動して作動杆10が押
し上げられ、この作動杆10の先端のフランジ11によ
り磁石取付板5が上方に移動して、感温磁性体16に圧
縮バネB17の圧力に抗して磁石12が吸着される。そ
して、スイッチ29の可動片29aもスイッチレバー2
1の押圧により動作してスイッチ29が投入され電源電
圧が入り発熱体3が発熱して調理が開始される。
【0008】被調理物が加熱され、水分が蒸発すると
(ドライアップ)、内釜25の釜底の温度が急上昇し、
これに感熱体15を介して接触している感温磁性体16
がキューリ点である136℃に達し、透磁率が急減して
磁石12の吸引力が圧縮バネB17の抗力に敗けて離反
下降し、サーモケース18のツメ31に磁石取付板5が
当接し停止する。
【0009】このとき、作動杆10もスイッチレバー2
1を押し下げ、可動片29aの押圧が解消してスイッチ
29が開放され、発熱体3への通電を停止して調理は完
了する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】作動杆10をマグネッ
ト式サーモスタット35に組付ける際、予め磁石12を
取付ける前に作動杆10を磁石取付板5の円筒空間部9
に挿入しておかねばならず、磁石12を磁石取付板5に
固着する際、作業性が悪く、かつ、ゆれ止めのためE型
リングB13を作動杆10に固嵌せねばならず、作業が
面倒である。
【0011】また、上記のように作動杆10を組み付け
るため、作動杆10の形状が複雑になり加工が面倒であ
り、かつ、棒状であるため、熱の保有容量が比較的大き
くなり、この熱が磁石12を介して感温磁性体16に伝
達され、加熱調理器を連続何回も使用する場合などに、
熱的制御精度が低下する。さらに、作動杆10は重量が
重いため、これを移動させるための磁石12の磁気的負
担が大きくなるので、より強力な磁気力が必要になり、
コストの高いものとなる。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、全体的に構成部品を少くして
かつ作業に面倒なEリングなどの使用をやめ、組立性の
向上とコスト低減を図ることを目的とする。
【0013】また、作動杆は、棒状構成から熱保有容量
の比較的小さな板金の採用により、感温磁性体の熱的制
御精度の向上を図ることを目的とする。
【0014】また、作動杆の重量を軽減し磁石12の磁
気的負担の軽減を図り、安価に構成することを目的とす
る。
【0015】また、マグネット式サーモスタットを上下
可動自在に保持する圧縮バネの取付部位を発熱体から離
隔し、もってバネの熱による反発力減衰を緩和し、マグ
ネット式サーモスタットの可動性能を保持することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる加熱調
理器のマグネット式サーモスタットは、感温磁性体を有
する感熱体と、前記感温磁性体の温度に応じた透磁率に
より吸引、離脱される磁石を有する磁石保持体と、この
磁石保持体とスイッチレバーに両端が連結された作動杆
と、を備えた加熱調理器のマグネット式サーモスタット
において、前記磁石保持体に形成された第1の透孔と、
前記スイッチレバーに形成された第2の透孔と、前記作
動杆の一端に形成されたL字状の第1の係止部と、前記
作動杆の他端に突設された第2の係止部と、を設け、前
記第1の透孔に前記第1の係止部を下方より挿入して揺
動自在に係合し、前記第2の透孔と前記第2の係止部と
を回動自在に係合したものである。
【0017】また、感熱体は下面部が開口し、上面部を
有する筒形状に形成され、前記感熱体の前記上面部に感
温磁性体が保持され、前記感温磁性体に対応して磁石保
持体が前記感熱体の内側を上下に移動するようにしたも
のである。
【0018】また、感熱体の開口部の外周に設けられた
フランジと、このフランジ下方に上記フランジと対向し
て設けられたスイッチを有するスイッチ取付台と、この
スイッチ取付台と前記フランジの間に設けられ、前記感
熱体を上下に移動させる圧縮バネと、を備える。
【0019】また、磁石保持体の第1の透孔は前記磁石
保持体の下方に突設された筒部の下面に形成され、作動
杆は板材から形成され、前記作動杆の第2の係止部は略
円形状の切欠部とこの円形状の切欠部から先端にV字状
に広がるV字状切欠部を設け、前記第2の透孔に前記第
2の係止部を貫挿させたのちに、前記V字状切欠部の各
々を外側に折曲げて回動自在に係合したものである。
【0020】また、作動杆は板材から形成され、前記作
動杆の第2の係止部は略円形状の切欠部とこの円形状の
切欠部から先端にV字状に広がるV字状切欠部を設け、
作動杆は第2の係止部近傍に工具保持穴が設けられ、前
記工具保持穴に工具の一方の押圧部を挿入し、前記工具
の他方の押圧部をV字状切欠部に当接させ、前記押圧部
を狭める方向に押圧して、前記V字状切欠部の各々を外
側に折曲げて回動自在に係合したものである。
【0021】また、スイッチレバーの第2の透孔に、こ
の第2の透孔を軸方向に横切るスリットを設け、作動杆
は板材から形成され、前記作動杆の第1の係止部は、中
央部に溝を有するとともに、先端部の両側に傾斜部を有
する一対の突部が対設され、前記突部の両側間の外寸は
磁石保持体の第1の透孔の内径より所定値大きくし、第
2の係止部はスイッチレバーの第2の透孔の内径より各
々所定値小さい円形突部とくびれ部が設けられ、前記第
1の透孔に前記第1の係止部を圧入したのちに、前記第
1の透孔と前記第1の係止部を揺動自在に保持し、前記
第2の透孔に前記第2の係止部を貫挿させたのちに、前
記第2の透孔に対応した前記スイッチレバーの両側部を
押圧して前記第2の透孔の内径を所定値小さくし、回動
自在に係合したものである。
【0022】また、作動杆は板材から断面がだ円形状に
形成され、前記作動杆の第1の係止部は、先端部の両側
に傾斜部を有する一対の突部が対設され、第2の係止部
は穴を有する一対の突条が設けられ、第1の透孔に前記
第1の係止部を圧入したのちに、前記第1の透孔と前記
第1の係止部を揺動自在に保持し、前記第2の透孔に前
記第2の係止部を貫挿させたのちに、前記第2の係止部
の前記突条を前記穴部より折り曲げて、回動自在に係合
したものである。
【0023】また、作動杆は板材から形成され、前記作
動杆の第2の係止部は略円形状切欠部とこの円形状切欠
部から先端にV字状に広がるV字状切欠部を有し、スイ
ッチレバーの第2の透孔は前記スイッチレバーに立設さ
れた係止片に設けられ、前記第2の係止部の前記円形状
切欠部と前記V字状切欠部により形成された一対の突部
を、前記第2の透孔に押圧して変形当接させ、回動自在
に係合したものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の加熱調理器のマ
グネット式サーモスタットを電気炊飯器に実施した実施
の形態について説明をする。
【0025】実施の形態1.図1は実施の形態1を示す
加熱調理器のマグネット式サーモスタットの断面図、図
2は作動杆の詳細を示す分解斜視図、図3は磁石取付板
と作動杆の係合方法を示す断面図、図4はスイッチレバ
ーと作動杆の係合方法を示す部分断面図、図5は加熱調
理器のマグネット式サーモスタットを取付け、通電した
後の電気炊飯器の断面図、図6は加熱調理器のマグネッ
ト式サーモスタットを取付け、通電を停止した後の電気
炊飯器の断面図である。
【0026】図1、図2において25は調理物を入れる
内釜、41は遮熱容器1の円筒部、35は円筒部41に
上下動可能なように遊嵌されたマグネット式サーモスタ
ットであり、次のように構成されている。42は逆円筒
状の感熱体であり内頂部に感温磁性体16を固着し、下
端外周縁には外方に広がりフランジ43を有している。
5は円盤状の磁石取付板であり、周縁部にフランジ6、
中央部の下方に突設され、下面に第1の透孔7を有する
円筒状突部8が設けられ、円筒空間部9が形成されてい
る。さらに、磁石取付板5は磁石12をツメ14により
挾持している。17はフランジ6と感熱体42の間に配
設された圧縮バネBである。44は感熱体42の開放端
に形成したツメで、磁石取付板5の所定以上の下降を規
制するものである。
【0027】ここで、磁石12を有する磁石取付板5は
感熱体42内を上下に摺動するものである。19はスイ
ッチ取付台45とフランジ43間に配設された圧縮バネ
Aであり、マグネット式サーモスタット35を弾性的に
保持し、感熱体42の頂部と内釜25との密着を良好に
して感温磁性体16の感温精度の向上を図っており、マ
グネット式サーモスタット35は、遮熱容器1の円筒部
41内を上下に可動する。21はスイッチレバーであ
り、ほぼ中央部の回転軸24によりスイッチ取付台45
に設けた取付台30に枢支されており、一端に押しボタ
ン22を固着し、他端に第2の透孔23を有している
【0028】46は板材であるステンレス鋼板等の板金
製の作動杆であり、上端に第1の係止部47、下端に第
2の係止部48を設けている。第1の係止部47は、L
字形状に折曲げ、第2の係止部48は凸部49と、この
凸部49の中央を略円形状にくり抜いた切欠部50と、
この切欠部50に連なるV字状切欠部51より構成され
ている。52はこの作動杆46を組付けるための工具保
持穴、53は回転軸24に挿入される孔である。
【0029】この作動杆46の取付方法は図3に示すよ
うに、予め組立てられたマグネットサーモスタット35
の磁石取付板5の第1の透孔7に、作動杆46の第1の
係止部47を作動杆をやや傾斜させながら(図3の仮想
線4a)貫挿させ、この第1の係止部47の先端を円筒
空間部9内に収納させる。なお、図3において円筒状凸
部8の形状は、例えば内径Aは16mm、深さCは4m
m、第1の透孔7の径Bは3mmであり、作動杆46の
第1の係止部47を取付けるときに、作動杆46を傾斜
させる角度θは15゜〜30゜である。組立後は、角度
θが15゜〜30゜となることはなく、作動杆46が第
1の透孔7から外れない。
【0030】第2の係止部48は、スイッチレバー21
の第2の透孔23に貫通させた後、図4に示すように、
ペンチ61の押圧部P62を作動杆46の工具保持穴5
2に挿入し、押圧部P63を傾斜部51に沿って凸部4
9の両先端間を広げるように(図4の仮想鎖線49a)
ハンドルP64、P65を矢A、B方向に押圧し、凸部
49を互いに相反する方向に広げ、第2の透孔23に係
合させる。以上で作動杆46の取付を完了する。
【0031】なお、図中29はスイッチ取付台45に固
定されたスイッチ、29aはスイッチ29が動作するた
めの可動片である。
【0032】次に、動作について説明する。図5に示す
ように内釜25内に被調理物、この場合は研いだ米と水
を入れ遮熱容器1内に挿入すると、この内釜25の底が
マグネット式サーモスタット35を圧縮バネA19に抗
して所定の位置まで押し下げる。
【0033】次に、押しボタン22を下方に押圧するこ
とにより、スイッチレバー21が回転軸24を中心にシ
ーソー状に回動する。この回動に連動して作動杆46が
押し上げられ、この作動杆46の先端の第1の係止部4
7により磁石取付板5が上方に移動して、感温磁性体1
6に圧縮バネB17の圧力に抗して磁石12が吸着され
る。また、スイッチ29の可動片29aもスイッチレバ
ー21の押圧により動作してスイッチ29が投入され電
源電圧が入り発熱体3が発熱して調理が開始される。
【0034】次に、被調理物が加熱され水分が蒸発する
と内釜25の釜底の温度が急上昇し、これに感熱体42
を介して接触している感温磁性体16の透磁率が急減し
て、図6に示すように磁石12の吸引力が圧縮バネB1
7の抗力に敗けて離反、下降し、感熱体42のツメ44
に磁石取付板5が当接し停止する。
【0035】このとき、作動杆46もスイッチレバー2
1を押し下げ、可動片29aの押圧が解消してスイッチ
29は開放され発熱体3への通電を停止して調理は完了
する。
【0036】以上のように、マグネット式サーモスタッ
トの作動杆を1枚の金属製板材で形成し、作動杆の上下
に第1、第2の係止部を形成し、第1の係止部を、L字
形状に折曲げ、磁石を有する磁石取付板の第1の透孔に
揺動自在に係合させ、第2の係止部をスイッチレバーの
第2の透孔に回動自在に係合し、スイッチレバーと被加
熱物の温度を検知する感温磁性体に対し吸引、離脱する
よう連結させたので、マグネット式サーモスタット構成
部品の部品数の削減が図れ、組立易くなり、従って安価
なコストで構成できる。
【0037】また、作動杆は板金で形成されているの
で、保熱性が少なく、感温磁性体に確実に熱が伝達さ
れ、制御精度に支障をきたさないのいで、感温磁性体の
熱的制御精度の向上を図ることができる。
【0038】また、作動杆は重量が軽減できるので、磁
石の磁気負担が少なくてすみ安価に構成することができ
る。
【0039】また、マグネット式サーモスタットを構成
する感熱体を下方に向って開放する円筒形状に形成し、
この感熱体頂部に感温磁性体を保持させ、この感温磁性
体に吸引、離脱する磁石が感熱体内を上下可動するよう
に構成したので、部品数の削減が図れ、組立性が向上
し、コストを安価にすることができる。
【0040】また、マグネット式サーモスタットを構成
する感熱体の開放側端部に外方に広がるフランジを形成
し、マグネット式サーモスタット配置部下方にスイッチ
を有する取付台を設け、フランジと取付台間に圧縮バネ
を設け、マグネット式サーモスタットを上下可動自在に
形成したので、圧縮バネが発熱体と離隔され、発熱体か
らの熱の影響を受けにくく、圧縮バネの反発力減衰が緩
和され、内釜の底とマグネット式サーモスタットの接触
を良好に維持することができ、感温磁性体に確実に熱が
伝達され、感温磁性体の熱的制御精度の向上を図ること
ができる。
【0041】実施の形態2.図7は実施の形態2を示す
磁石取付板、作動杆及びスイッチレバーの係合状態を示
す断面図、図8(a)は図7の下面図、図8(b)は断
面図である。図において、作動杆46は板金から形成さ
れ、その上端の第1の係止部47は溝71と突部72と
突部72に設けた傾斜部73より成り、この突部72の
両端寸法Aは磁石12を固定した磁石取付板5の中央部
に設けた第1の透孔7の径Bよりもやや大きく(2mm
程度)形成されている。
【0042】下端の第2の係止部48は、円形突部74
とくびれ部75よりなり、円形突部74の外寸法Cはス
イッチレバー21に設けた第2の透孔23の内径Dより
も1mm程度小さく形成されている。76は第2の透孔
に通じるスリットである。
【0043】次に、この作動杆46を磁石取付板5及び
スイッチレバー21に取付ける場合について説明する。
第1の係止部47の傾斜部73を透孔7に向って強く押
圧すると突部72が弾性で変形してA寸法が透孔7のB
寸法より瞬間的に小さくなり、突部72は円筒空間部9
内に挿入され、挿入された後は弾性復元力で再びA寸法
がB寸法より大きくなり、突部72は透孔7より抜け出
ることはない。
【0044】また、第2の係止部48は、スイッチレバ
ー21の第2の透孔23に円形突部74を貫挿させた
後、図8(a)(b)に示すように専用工具(図示せ
ず)を用いてスイッチレバーの両端より(矢印E、F方
向)強く押すると、スイッチレバー21の幅が狭くな
り、かつ、第2の透孔23の内径Dが小さくなる。例え
ば、組立前に、円形突部74の外寸法Cが5mm、第2
の透孔23の内径Dが6mm、くびれ部75の外径Eが
4mmのとき、スイッチレバーの両端より強く押して、
Dを4.5mmとする。このように、スリット76の幅
の1部が閉塞して係止部48が外れることがなくしかも
回動自在に取付けられる。
【0045】以上のように、作動杆が板金で構成され安
価であり、かつ取付けが簡単であり、抜けにくく、かつ
作動杆を磁石取付板に対し、揺動自在に取付けることが
できる。
【0046】実施の形態3.図9は実施の形態3を示す
作動杆の斜視図、図10は磁石取付板、スイッチレバー
及び作動杆の係合状態を示す部分断面図である。図9に
おいて、作動杆46は薄い板金を曲げ加工して形成した
ものであり、板金をほぼだ円形に巻き、上端に第1の係
止部47、下端に第2の係止部48を形成したものであ
り、第1の係止部47は一対の突部81と傾斜部82を
対称的に設け、第2の係止部48は一対の突条83を設
け、この突条には細穴84が設けられている。
【0047】次に、作動杆46を磁石取付板5に取付け
る場合は、図10に示すように、傾斜部82を透孔7に
向って強く押圧すると、突部81が弾性的に変形して円
筒空間部9内に挿入され、挿入された後は、傾斜部82
が弾性復元力で再び元に戻り、この突部81は透孔7よ
り抜けることはない。また、第2の係止部48はスイッ
チレバー21の第2の透孔23に突状83を貫挿させた
後、その脚部を細穴84部より折り曲げることにより、
作動杆は回動自在に係合される。
【0048】以上のように、作動杆が板金で構成され安
価であり、かつ取付けが簡単で抜けにくく、作動杆を磁
石取付板に揺動自在に取付けることができる。
【0049】実施の形態4.図11は実施の形態4を示
す作動杆の斜視図、図12はスイッチレバーの部分斜視
図、図13は作動杆とスイッチレバーの組立図である。
図11は実施形態1に示したものと同じでもよいが、特
に工具保持穴52はなくてもよい。図12において、9
1はスイッチレバーを切曲げて形成され、第2の透孔9
2(角穴または丸穴)を有する係止片である。作動杆4
6の上端の第1の係止部47は実施形態1と同様に取付
けられるが、下端の第2の係止部48は図13に示すよ
うに凸部49を透孔92に位置合せし後、G、H方向よ
り押圧工具(図示せず)により押圧して一対の凸部49
を変形当接させて係合させる。
【0050】以上のように、作動杆が板金で構成され、
安価であり、かつ、取付けがE形リング等を使用する必
要なく組立が簡単で、抜けにくく、しかも、スイッチレ
バーに揺動自在に係合することができる。
【0051】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0052】感温磁性体を有する感熱体と、前記感温磁
性体の温度に応じた透磁率により吸引、離脱される磁石
を有する磁石保持体と、この磁石保持体とスイッチレバ
ーに両端が連結された作動杆と、を備えた加熱調理器の
マグネット式サーモスタットにおいて、前記磁石保持体
に形成された第1の透孔と、前記スイッチレバーに形成
された第2の透孔と、前記作動杆の一端に形成されたL
字状の第1の係止部と、前記作動杆の他端に突設された
第2の係止部と、を設け、前記第1の透孔に前記第1の
係止部を下方より挿入して揺動自在に係合し、前記第2
の透孔と前記第2の係止部とを回動自在に係合したの
で、構成部品を少くできコスト低減を図ることができ
る。
【0053】また、感熱体は下面部が開口し、上面部を
有する筒形状に形成され、前記感熱体の前記上面部に感
温磁性体が保持され、前記感温磁性体に対応して磁石保
持体が前記感熱体の内側を上下に移動するようにしたの
で、構成部品を少くでき、組立性を向上することがで
き、コスト低減を図ることができる。
【0054】また、感熱体の開口部の外周に設けられた
フランジと、このフランジ下方に上記フランジと対向し
て設けられたスイッチを有するスイッチ取付台と、この
スイッチ取付台と前記フランジの間に設けられ、前記感
熱体を上下に移動させる圧縮バネと、を備えたので、圧
縮バネが発熱体と離隔され、圧縮バネの反発力減衰が緩
和され、内釜の底とマグネット式サーモスタットの接触
を良好に維持することができ、感温磁性体に確実に熱が
伝達され、感温磁性体の熱的制御精度の向上を図ること
ができる。
【0055】また、磁石保持体の第1の透孔は前記磁石
保持体の下方に突設された筒部の下面に形成され、作動
杆は板材から形成され、前記作動杆の第2の係止部は略
円形状の切欠部とこの円形状の切欠部から先端にV字状
に広がるV字状切欠部を設け、前記第2の透孔に前記第
2の係止部を貫挿させたのちに、前記V字状切欠部の各
々を外側に折曲げて回動自在に係合したので、作動杆は
板材であるため、保熱性が少なく、感温磁性体に確実に
熱が伝達され、感温磁性体の熱的制御精度の向上を図る
ことができる。
【0056】また、作動杆は板材から形成され、前記作
動杆の第2の係止部は略円形状の切欠部とこの円形状の
切欠部から先端にV字状に広がるV字状切欠部を設け、
作動杆は第2の係止部近傍に工具保持穴が設けられ、前
記工具保持穴に工具の一方の押圧部を挿入し、前記工具
の他方の押圧部をV字状切欠部に当接させ、前記押圧部
を狭める方向に押圧して、前記V字状切欠部の各々を外
側に折曲げて回動自在に係合したので、組立性を向上す
ることができ、作動杆は保熱性が少なく、感温磁性体に
確実に熱が伝達され、感温磁性体の熱的制御精度の向上
を図ることができる。
【0057】また、スイッチレバーの第2の透孔に、こ
の第2の透孔を軸方向に横切るスリットを設け、作動杆
は板材から形成され、前記作動杆の第1の係止部は、中
央部に溝を有するとともに、先端部の両側に傾斜部を有
する一対の突部が対設され、前記突部の両側間の外寸は
磁石保持体の第1の透孔の内径より所定値大きくし、第
2の係止部はスイッチレバーの第2の透孔の内径より各
々所定値小さい円形突部とくびれ部が設けられ、前記第
1の透孔に前記第1の係止部を圧入したのちに、前記第
1の透孔と前記第1の係止部を揺動自在に保持し、前記
第2の透孔に前記第2の係止部を貫挿させたのちに、前
記第2の透孔に対応した前記スイッチレバーの両側部を
押圧して前記第2の透孔の内径を所定値小さくし、回動
自在に係合したので、作動杆が板材で構成され、組立性
を向上することができ、コスト低減を図ることができ
る。
【0058】また、作動杆は板材から断面がだ円形状に
形成され、前記作動杆の第1の係止部は、先端部の両側
に傾斜部を有する一対の突部が対設され、第2の係止部
は穴を有する一対の突条が設けられ、第1の透孔に前記
第1の係止部を圧入したのちに、前記第1の透孔と前記
第1の係止部を揺動自在に保持し、前記第2の透孔に前
記第2の係止部を貫挿させたのちに、前記第2の係止部
の前記突条を前記穴部より折り曲げて、回動自在に係合
したので、組立性を向上することができ、コスト低減を
図ることができる。
【0059】また、作動杆は板材から形成され、前記作
動杆の第2の係止部は略円形状切欠部とこの円形状切欠
部から先端にV字状に広がる一対の切欠部を有し、スイ
ッチレバーの第2の透孔は前記スイッチレバーに立設さ
れた係止片に設けられ、前記第2の係止部の前記円形状
切欠部と前記V字状切欠部により形成された一対の突部
を、前記第2の透孔に押圧して変形当接させ、回動自在
に係合したので、組立性を向上することができ、コスト
低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を示す加熱調理器のマグネット
式サーモスタットの断面図である。
【図2】 図1の作動杆の詳細を示す分解斜視図であ
る。
【図3】 図1の磁石取付板と作動杆の係合方法を示す
断面図である。
【図4】 図1のスイッチレバーと作動杆の係合方法を
示す部分断面図である。
【図5】 加熱調理器のマグネット式サーモスタットを
取付けた電気炊飯器の断面図である。
【図6】 加熱調理器のマグネット式サーモスタットを
取付けた電気炊飯器の断面図である。
【図7】 実施の形態2を示す磁石取付板、作動杆及び
スイッチレバーの係合状態を示す断面図である。
【図8】 (a)は図7の下面図、(b)は断面図であ
る。
【図9】 実施の形態3を示す作動杆の斜視図である。
【図10】 実施の形態3を示す磁石取付板、作動杆及
びスイッチレバーの係合状態を示す断面図である。
【図11】 実施の形態4を示す作動杆の斜視図であ
る。
【図12】 実施の形態4を示すスイッチレバーの部分
斜視図である。
【図13】 実施の形態4を示す作動杆とスイッチレバ
ーの組立図である。
【図14】 従来の加熱調理器のマグネット式サーモス
タットを取付けた電気炊飯器の断面図である。
【図15】 従来の加熱調理器のマグネット式サーモス
タットの断面図である。
【符号の説明】
5 磁石取付板、7 第1の透孔、8 円筒状凸部、9
円筒空間部、12磁石、14 ツメ、16 感温磁性
体、17 圧縮バネB、19 圧縮バネA、21 スイ
ッチレバー、23 第2の透孔、24 回転軸、42
感熱体、43フランジ、44 ツメ、45 スイッチ取
付台、46 作動杆、47 第1の係止部、48 第2
の係止部、49 凸部、50 切欠部、51 V字状切
欠部、52 工具保持穴、71 溝、72 凸部、73
傾斜部、74 円形凸部、75 くびれ部、76 ス
リット、81 凸部、82 傾斜部、83 凸条、84
細穴、91 係止片。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感温磁性体を有する感熱体と、前記感温
    磁性体の温度に応じた透磁率により吸引、離脱される磁
    石を有する磁石保持体と、この磁石保持体とスイッチレ
    バーに両端が連結された作動杆と、を備えた加熱調理器
    のマグネット式サーモスタットにおいて、 前記磁石保持体に形成された第1の透孔と、 前記スイッチレバーに形成された第2の透孔と、 前記作動杆の一端に形成されたL字状の第1の係止部
    と、 前記作動杆の他端に突設された第2の係止部と、を設
    け、 前記第1の透孔に前記第1の係止部を下方より挿入して
    揺動自在に係合し、前記第2の透孔と前記第2の係止部
    とを回動自在に係合したことを特徴とする加熱調理器の
    マグネット式サーモスタット。
  2. 【請求項2】 感熱体は下面部が開口し、上面部を有す
    る筒形状に形成され、前記感熱体の前記上面部に感温磁
    性体が保持され、前記感温磁性体に対応して磁石保持体
    が前記感熱体の内側を上下に移動するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の加熱調理器のマグネット式サ
    ーモスタット。
  3. 【請求項3】 感熱体の開口部の外周に設けられたフラ
    ンジと、 このフランジ下方に上記フランジと対向して設けられた
    スイッチを有するスイッチ取付台と、 このスイッチ取付台と前記フランジの間に設けられ、前
    記感熱体を上下に移動させる圧縮バネと、を備えたこと
    を特徴とする請求項2記載の加熱調理器のマグネット式
    サーモスタット。
  4. 【請求項4】 磁石保持体の第1の透孔は前記磁石保持
    体の下方に突設された筒部の下面に形成され、作動杆は
    板材から形成され、前記作動杆の第2の係止部は略円形
    状の切欠部とこの円形状の切欠部から先端にV字状に広
    がるV字状切欠部を設け、 前記第2の透孔に前記第2の係止部を貫挿させたのち
    に、前記V字状切欠部の各々を外側に折曲げて回動自在
    に係合したことを特徴とする請求項1ないし請求項3の
    いずれかに記載の加熱調理器のマグネット式サーモスタ
    ット。
  5. 【請求項5】 作動杆は板材から形成され、前記作動杆
    の第2の係止部は略円形状の切欠部とこの円形状の切欠
    部から先端にV字状に広がるV字状切欠部を設け、 作動杆は第2の係止部近傍に工具保持穴が設けられ、前
    記工具保持穴に工具の一方の押圧部を挿入し、前記工具
    の他方の押圧部をV字状切欠部に当接させ、前記押圧部
    を狭める方向に押圧して、前記V字状切欠部の各々を外
    側に折曲げて回動自在に係合したことを特徴とする請求
    項1ないし請求項3のいずれかに記載の加熱調理器のマ
    グネット式サーモスタット。
  6. 【請求項6】 スイッチレバーの第2の透孔に、この第
    2の透孔を軸方向に横切るスリットを設け、作動杆は板
    材から形成され、前記作動杆の第1の係止部は、中央部
    に溝を有するとともに、先端部の両側に傾斜部を有する
    一対の突部が設けられ、前記突部の両側間の外寸は磁石
    保持体の第1の透孔の内径より所定値大きくし、第2の
    係止部はスイッチレバーの第2の透孔の内径より各々所
    定値小さい円形突部とくびれ部が設けられ、 前記第1の透孔に前記第1の係止部を圧入したのちに、
    前記第1の透孔と前記第1の係止部を揺動自在に保持
    し、前記第2の透孔に前記第2の係止部を貫挿させたの
    ちに、前記第2の透孔に対応した前記スイッチレバーの
    両側部を押圧して前記第2の透孔の内径を所定値小さく
    し、回動自在に係合したことを特徴とする請求項1ない
    し請求項3のいずれかに記載の加熱調理器のマグネット
    式サーモスタット。
  7. 【請求項7】 作動杆は板材から断面がだ円形状に形成
    され、前記作動杆の第1の係止部は、先端部の両側に傾
    斜部を有する一対の突部が対設され、第2の係止部は穴
    を有する一対の突条が設けられ、第1の透孔に前記第1
    の係止部を圧入したのちに、前記第1の透孔と前記第1
    の係止部を揺動自在に保持し、前記第2の透孔に前記第
    2の係止部を貫挿させたのちに、前記第2の係止部の前
    記突条を前記穴部より折り曲げて、回動自在に係合した
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに
    記載の加熱調理器のマグネット式サーモスタット。
  8. 【請求項8】 作動杆は板材から形成され、前記作動杆
    の第2の係止部は略円形状切欠部とこの円形状切欠部か
    ら先端にV字状に広がる一対の切欠部を有し、 スイッチレバーの第2の透孔は前記スイッチレバーに立
    設された係止片に設けられ、 前記第2の係止部の前記円形状切欠部と前記V字状切欠
    部により形成された一対の突部を、前記第2の透孔に押
    圧して変形当接させ、回動自在に係合したことを特徴と
    する請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の加熱調
    理器のマグネット式サーモスタット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106783384A (zh) * 2017-03-02 2017-05-31 佛山市川东磁电股份有限公司 一种错位隔间的紧凑型底托
CN107993888A (zh) * 2017-12-12 2018-05-04 佛山市程显科技有限公司 一种温控器自动断电保护装置

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