JPH1082318A - 板バネ - Google Patents
板バネInfo
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- JPH1082318A JPH1082318A JP23782096A JP23782096A JPH1082318A JP H1082318 A JPH1082318 A JP H1082318A JP 23782096 A JP23782096 A JP 23782096A JP 23782096 A JP23782096 A JP 23782096A JP H1082318 A JPH1082318 A JP H1082318A
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- Japan
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- bellows
- annular spring
- diameter annular
- spring end
- displacement
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 捩じり方向の変位が抑えられと共に、共振に
よる衝突音の発生もなく、かつ、ストッパ機能を有する
板バネを提供することを目的とする。 【解決手段】 1枚のバネ鋼の板材から形成され、大径
環状バネ端部(2)と小径環状バネ端部(3)と3つ以
上の周方向板バネ部を成す弾性変形部(5a,5b,5
c…)を有すると共に、大径環状バネ端部(2)は折り
曲げによるストッパ(6a,6b,6c…)部が形成さ
れている。
よる衝突音の発生もなく、かつ、ストッパ機能を有する
板バネを提供することを目的とする。 【解決手段】 1枚のバネ鋼の板材から形成され、大径
環状バネ端部(2)と小径環状バネ端部(3)と3つ以
上の周方向板バネ部を成す弾性変形部(5a,5b,5
c…)を有すると共に、大径環状バネ端部(2)は折り
曲げによるストッパ(6a,6b,6c…)部が形成さ
れている。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板バネに係り特に
自動車用排気系に取り付けられる第1排気管と第2排気
管の変位を吸収するベローズの伸縮を弾性保持する自動
車排気系用フレキシブルチューブの関連技術分野に属す
る。
自動車用排気系に取り付けられる第1排気管と第2排気
管の変位を吸収するベローズの伸縮を弾性保持する自動
車排気系用フレキシブルチューブの関連技術分野に属す
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術は円錐コイルバネ[不図示]が
主流である。また、最近の板バネとして見られる技術と
して特開平6-33938 号・回転軸の軸受構造[以下、『従
来例1』という]がある。
主流である。また、最近の板バネとして見られる技術と
して特開平6-33938 号・回転軸の軸受構造[以下、『従
来例1』という]がある。
【0003】従来例1は図3[平面図]に示すように、
弾性支持体306は、弾性変形可能な金属正の板材を打
ち抜くことにより成形され、ラジアルボールベアリング
(ベアリング)302の外側に嵌合する小径環状バネ端
部307と、図示しないボディに固定される外輪部30
8と、両端が内輪部307と外輪部308とに一体的に
接続した細長い渦巻き状の弾性変形部309とからな
り、回転軸301の半径方向の振動及び軸線方向の振動
は、共に弾性変形部309の弾性変形によって吸収さ
れ、ボディには伝達されない板バネの好ましくは軸線方
向に積層させる手段である。
弾性支持体306は、弾性変形可能な金属正の板材を打
ち抜くことにより成形され、ラジアルボールベアリング
(ベアリング)302の外側に嵌合する小径環状バネ端
部307と、図示しないボディに固定される外輪部30
8と、両端が内輪部307と外輪部308とに一体的に
接続した細長い渦巻き状の弾性変形部309とからな
り、回転軸301の半径方向の振動及び軸線方向の振動
は、共に弾性変形部309の弾性変形によって吸収さ
れ、ボディには伝達されない板バネの好ましくは軸線方
向に積層させる手段である。
【0004】また、従来の自動車排気系用フレキシブル
チューブとしては、例えば、実開平3−4721号公報
[以下、『従来例2』という]に記載のものが知られて
いる。
チューブとしては、例えば、実開平3−4721号公報
[以下、『従来例2』という]に記載のものが知られて
いる。
【0005】この従来2のフレキシブルチューブは、図
4[上部側を破断した側面図]に示すように、ベローズ
403の外周の全体にワイヤメッシュ402を介して円
筒形のシェル401を設け、カラー405とシェル40
1の折り曲げ部分で形成した迷路構造内にもワイヤメッ
シュ402を配設した構成となっている。
4[上部側を破断した側面図]に示すように、ベローズ
403の外周の全体にワイヤメッシュ402を介して円
筒形のシェル401を設け、カラー405とシェル40
1の折り曲げ部分で形成した迷路構造内にもワイヤメッ
シュ402を配設した構成となっている。
【0006】そして、フレキシブルチューブに加わる引
っ張り,圧縮,曲げ等の力に対しては、シェル401と
ベローズ403との間に充填されたワイヤメッシュ40
2の弾性によりベローズ403の変形が穏やかに制限さ
れるため、フレキシブルチューブの耐久寿命が向上す
る。さらに、堅いシェル401でベローズ403の外周
を覆っているため、車両走行中の飛び石等に対してベロ
ーズ403の破損を防止できる。ベローズ403の両端
部を迷路構造ととし迷路構造内にもワイヤメッシュ40
2が配設されているため、泥水等の侵入を防止すること
ができる。
っ張り,圧縮,曲げ等の力に対しては、シェル401と
ベローズ403との間に充填されたワイヤメッシュ40
2の弾性によりベローズ403の変形が穏やかに制限さ
れるため、フレキシブルチューブの耐久寿命が向上す
る。さらに、堅いシェル401でベローズ403の外周
を覆っているため、車両走行中の飛び石等に対してベロ
ーズ403の破損を防止できる。ベローズ403の両端
部を迷路構造ととし迷路構造内にもワイヤメッシュ40
2が配設されているため、泥水等の侵入を防止すること
ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
円錐コイルバネを例えば自動車排気系用フレキシブルチ
ューブに適用した場合、捩じり方向に変位するし、共振
により衝突音が発生するし、ストッパ機能はバネとは別
に設定する必要がある。すなわち、従来のバネ手段は主
として円錐コイルバネであるが、円錐コイルバネをフレ
キシブルチューブの伸長収縮の吸収に適用した場合、捩
じり方向に変位し、共振による衝突音が発生すると共
に、ストッパ機能は別に設定する必要があり、さらに従
来例1に見る板バネは強さバネ圧等に難があり、つまり
従来例1の板バネにおいては強いバネ圧が取れず、軸の
支持並びに軸方向の圧力への反抗バネ圧に問題があり、
一般に何枚かの板バネを積層して使用することが避けら
れなかった。ここにおいて、本発明は捩じり方向の変位
が抑えられと共に、共振による衝突音の発生もなく、か
つストッパ機能も有する強靱な板バネを得ようとするも
のである。
円錐コイルバネを例えば自動車排気系用フレキシブルチ
ューブに適用した場合、捩じり方向に変位するし、共振
により衝突音が発生するし、ストッパ機能はバネとは別
に設定する必要がある。すなわち、従来のバネ手段は主
として円錐コイルバネであるが、円錐コイルバネをフレ
キシブルチューブの伸長収縮の吸収に適用した場合、捩
じり方向に変位し、共振による衝突音が発生すると共
に、ストッパ機能は別に設定する必要があり、さらに従
来例1に見る板バネは強さバネ圧等に難があり、つまり
従来例1の板バネにおいては強いバネ圧が取れず、軸の
支持並びに軸方向の圧力への反抗バネ圧に問題があり、
一般に何枚かの板バネを積層して使用することが避けら
れなかった。ここにおいて、本発明は捩じり方向の変位
が抑えられと共に、共振による衝突音の発生もなく、か
つストッパ機能も有する強靱な板バネを得ようとするも
のである。
【0008】また、従来例2の自動車排気系用フレキシ
ブルチューブにあっては、下記に列挙するような問題が
ある。
ブルチューブにあっては、下記に列挙するような問題が
ある。
【0009】(1) ベローズ403の変位入力に対しベロ
ーズ403の変形を穏やかに制限するべく、ベローズ4
03の変形と同時にワイヤメッシュ402が弾性変形す
るものであるため、フレキシブルチューブバネ定数は、
ベローズバネ定数にワイヤメッシュバネ定数を加えるこ
とで決まり、変位量が増大するにしたがって大きくな
る。
ーズ403の変形を穏やかに制限するべく、ベローズ4
03の変形と同時にワイヤメッシュ402が弾性変形す
るものであるため、フレキシブルチューブバネ定数は、
ベローズバネ定数にワイヤメッシュバネ定数を加えるこ
とで決まり、変位量が増大するにしたがって大きくな
る。
【0010】また、ワイヤメッシュ402がベローズ4
03の外周全体を覆っているため、部分変形や部分脱落
等によりベローズ403の谷間にワイヤメッシュ402
が入り込んだ場合には、圧縮に対してベローズ403の
バネ定数が高くなってしまう。
03の外周全体を覆っているため、部分変形や部分脱落
等によりベローズ403の谷間にワイヤメッシュ402
が入り込んだ場合には、圧縮に対してベローズ403の
バネ定数が高くなってしまう。
【0011】すなわち、ワイヤメッシュ402の充填状
態によってベローズ403による変位吸収性能が変化す
るため、ワイヤメッシュ402の充填管理が必要であ
る。
態によってベローズ403による変位吸収性能が変化す
るため、ワイヤメッシュ402の充填管理が必要であ
る。
【0012】よって、ベローズ403の変形を穏やかに
制限する変位吸収性能を出すべくワイヤメッシュ402
を、ベローズ403の外周全体に充填した場合、ワイヤ
メッシュ402によるバネ定数の上昇を考慮して、予め
ベローズ403のバネ定数を低く設定しておく必要があ
り、ベローズ403の山数が多くなってフレキシブルチ
ューブが大型となるし、ワイヤメッシュ402による重
量が加わってフレキシブルチューブが高重量となる。
制限する変位吸収性能を出すべくワイヤメッシュ402
を、ベローズ403の外周全体に充填した場合、ワイヤ
メッシュ402によるバネ定数の上昇を考慮して、予め
ベローズ403のバネ定数を低く設定しておく必要があ
り、ベローズ403の山数が多くなってフレキシブルチ
ューブが大型となるし、ワイヤメッシュ402による重
量が加わってフレキシブルチューブが高重量となる。
【0013】(2) シェル401とベローズ403との間
に充填されているワイヤメッシュ402は、初期設定時
点では均等な密度によるものであったとしても、使用に
より引っ張り,圧縮,曲げ等の力が繰り返し不規則に加
わることで、ワイヤメッシュ402のある分野は蜜とな
り、他の分野は粗であるというように粗密状態が偏在す
る。
に充填されているワイヤメッシュ402は、初期設定時
点では均等な密度によるものであったとしても、使用に
より引っ張り,圧縮,曲げ等の力が繰り返し不規則に加
わることで、ワイヤメッシュ402のある分野は蜜とな
り、他の分野は粗であるというように粗密状態が偏在す
る。
【0014】このため、ベローズ403の伸びや縮みや
曲げの最大変位規制両を安定して管理することができ
ず、最大変位規制量が小さくなると変位吸収性に劣る
し、最大変位規則量が大きくなると、ベローズ403の
耐久性を低下させる。
曲げの最大変位規制両を安定して管理することができ
ず、最大変位規制量が小さくなると変位吸収性に劣る
し、最大変位規則量が大きくなると、ベローズ403の
耐久性を低下させる。
【0015】(3) シェル401の位置決めはワイヤメッ
シュ402でなされており、ワイヤメッシュ402は必
須の構成要素となっているため、充填工数増やコスト増
となる。
シュ402でなされており、ワイヤメッシュ402は必
須の構成要素となっているため、充填工数増やコスト増
となる。
【0016】(4) ベローズ403の内側は直接高温の排
気ガス影響を受けるため、長時間走行や高付加走行等を
行った場合には、ベローズ403が極めて高温となる。
気ガス影響を受けるため、長時間走行や高付加走行等を
行った場合には、ベローズ403が極めて高温となる。
【0017】このため、ベローズ403の素材変化や高
温塩害腐食等の熱影響をベローズ403が受けて、ベロ
ーズ403の耐久性が低下する。
温塩害腐食等の熱影響をベローズ403が受けて、ベロ
ーズ403の耐久性が低下する。
【0018】本発明は、上記問題に着目してなされたも
ので、第1の課題とするところは、捩じり方向の変位が
抑えられると共に、共振による衝突音の発生もなく、か
つストッパ機能を有するバネを求めることであり、特に
従来例1は軸支持力が余り強くなく、バネ圧も脆弱であ
り、ここに軸を支持する板バネとして強靱な、そして軸
方向に無駄な空間を形成しない板バネを提供し、かつそ
の板バネを適用して、自動車用排気系に取り付けられる
第1排気管と第2排気管の変位を吸収するベローズを有
する自動車用排気系用フレキシブルチューブにおける、
ワイヤメッシュを用いない低コストで小型軽量の構成と
しながら、安定した伸び変位の吸収とその規制の両方の
管理とベローズの耐久性向上と曲げ方向及び剪断方向の
変位吸収性の向上を達成する板バネを提供することにあ
る。
ので、第1の課題とするところは、捩じり方向の変位が
抑えられると共に、共振による衝突音の発生もなく、か
つストッパ機能を有するバネを求めることであり、特に
従来例1は軸支持力が余り強くなく、バネ圧も脆弱であ
り、ここに軸を支持する板バネとして強靱な、そして軸
方向に無駄な空間を形成しない板バネを提供し、かつそ
の板バネを適用して、自動車用排気系に取り付けられる
第1排気管と第2排気管の変位を吸収するベローズを有
する自動車用排気系用フレキシブルチューブにおける、
ワイヤメッシュを用いない低コストで小型軽量の構成と
しながら、安定した伸び変位の吸収とその規制の両方の
管理とベローズの耐久性向上と曲げ方向及び剪断方向の
変位吸収性の向上を達成する板バネを提供することにあ
る。
【0019】第2の課題とするところは、ベローズの縮
み方向最大変位規制機能を持たせながら、第1の課題を
達成することにある。
み方向最大変位規制機能を持たせながら、第1の課題を
達成することにある。
【0020】第3および第4の課題とするところは、ベ
ローズの排気ガス熱影響を抑えながら、第1または第2
の課題を達成することにある。
ローズの排気ガス熱影響を抑えながら、第1または第2
の課題を達成することにある。
【0021】
(解決手段1)上記第1の課題を達成するため請求項1
記載の発明では、平板状の1枚の金属製板から同心状
に、大径環状バネ端部(2)と小径環状バネ端部(3)
を打抜くと共に、略等間隔に2つの同心状の中間に複数
の残置部分を設けて切込み(41),(43)を行い、
かつそれらの切込み(41),(43)相互間を1箇所
で連続させる切込み(42)を行い、それぞれの前記連
続させる切込み(42)を起こして切り起こし(4
a),(4b),(4c),(4d)をを作成し、大径
環状バネ端部(2)と小径環状バネ端部(3)間で両者
の中心を結ぶ軸心方向の板状弾性部材を形成したことを
特徴とする。
記載の発明では、平板状の1枚の金属製板から同心状
に、大径環状バネ端部(2)と小径環状バネ端部(3)
を打抜くと共に、略等間隔に2つの同心状の中間に複数
の残置部分を設けて切込み(41),(43)を行い、
かつそれらの切込み(41),(43)相互間を1箇所
で連続させる切込み(42)を行い、それぞれの前記連
続させる切込み(42)を起こして切り起こし(4
a),(4b),(4c),(4d)をを作成し、大径
環状バネ端部(2)と小径環状バネ端部(3)間で両者
の中心を結ぶ軸心方向の板状弾性部材を形成したことを
特徴とする。
【0022】作用を説明する。
【0023】平板状の1枚の金属製板から同心状に、大
径環状バネ端部(2)と小径環状バネ端部(3)を打抜
き、略等間隔に2つの同心状の中間に複数の残置部分を
設けて切込み(41),(43)を行い、かつそれらの
切込み(41),(43)相互間を1箇所で連続させる
切込み(42)を行い、それぞれの前記連続させる切込
み(42)を起こして切り起こし(4a),(4b),
(4c),(4d)を作成するのであるから、小径環状
バネ端部(3)には支持される軸があり、大径環状バネ
端部(2)には板バネを固定する固定部があり、両者間
は切込み(41),(43)と切り起こし(4a),
(4b),(4c),(4d)による隙間しか無く、金
属特有のバネ定数と板厚みと板表面積から自在にバネ圧
を調整可能となる。
径環状バネ端部(2)と小径環状バネ端部(3)を打抜
き、略等間隔に2つの同心状の中間に複数の残置部分を
設けて切込み(41),(43)を行い、かつそれらの
切込み(41),(43)相互間を1箇所で連続させる
切込み(42)を行い、それぞれの前記連続させる切込
み(42)を起こして切り起こし(4a),(4b),
(4c),(4d)を作成するのであるから、小径環状
バネ端部(3)には支持される軸があり、大径環状バネ
端部(2)には板バネを固定する固定部があり、両者間
は切込み(41),(43)と切り起こし(4a),
(4b),(4c),(4d)による隙間しか無く、金
属特有のバネ定数と板厚みと板表面積から自在にバネ圧
を調整可能となる。
【0024】上記第1の課題を達成するため請求項2記
載の発明では、請求項1記載の板バネにおいて、大径環
状バネ端部(2)を打ち抜くときに、その外周部に1個
以上の耳部を残し、板バネ形成後に、前記耳部を折り曲
げて小径環状バネ端部(3)が大径環状バネ端部(2)
の一方の面を越えて弾性移動しないストッパ(6a),
(6b),(6c),(6d)を形成したことを特徴と
する。
載の発明では、請求項1記載の板バネにおいて、大径環
状バネ端部(2)を打ち抜くときに、その外周部に1個
以上の耳部を残し、板バネ形成後に、前記耳部を折り曲
げて小径環状バネ端部(3)が大径環状バネ端部(2)
の一方の面を越えて弾性移動しないストッパ(6a),
(6b),(6c),(6d)を形成したことを特徴と
する。
【0025】作用を説明する。
【0026】軸方向の伸縮移動において板バネの大径環
状バネ端部(2)に、1個以上の耳部を残し、板バネ形
成後に、前記耳部を折り曲げて小径環状バネ端部(3)
が大径環状バネ端部(2)の一方の面を越えて弾性移動
しないストッパ(6a),(6b),(6c),(6
d)を形成しているから、ストッパを越えて伸縮移動が
できないように規制するので、この板バネを適用する機
器の伸縮限界から破壊の防止ができる。
状バネ端部(2)に、1個以上の耳部を残し、板バネ形
成後に、前記耳部を折り曲げて小径環状バネ端部(3)
が大径環状バネ端部(2)の一方の面を越えて弾性移動
しないストッパ(6a),(6b),(6c),(6
d)を形成しているから、ストッパを越えて伸縮移動が
できないように規制するので、この板バネを適用する機
器の伸縮限界から破壊の防止ができる。
【0027】上記第2の課題を達成するため請求項3記
載の発明では、第1排気管(201)と第2排気管(2
02)に両端部が接続され、両排気管(201),(2
02)の変位を吸収するベローズ(203)と、該ベロ
ーズ(203)の外周を覆うように設けられ、ベローズ
(203)の保護と伸び切り防止のための外筒部材とを
備えた自動車排気系用フレキシブルチューブの伸縮調整
手段として、前記外筒部材を、プレート材によりベロー
ズ(203)の外周を覆う筒状に形成された外筒(20
5)と、外筒(205)の管軸方向に向かう端部端面を
屈曲して形成した外筒端周面(206a),(206
b)と、カラー状に両排気管(201),(202)の
端部においてベローズ(203)の管軸方向への接続を
行う第1カラー(211),第2カラー(212)と、
ベローズ(203)の管軸方向の端末を第1カラー(2
11),第2カラー(212)とでベローズ(203)
をサンドイッチ状に押さえ込み、第1排気管(201)
と第2排気管(202)の両端部にベローズ(203)
を固定する第1止め環(221),第2止め環(22
2)とを有すると共に、板バネ(1a),(1b)の大
径環状バネ端部(2)と第1,第2外筒端周面(206
a),(206b)を固着し、板バネ(1a),(1
b)の小径環状バネ端部(3)と第1,第2止め環(2
21),(222)を固着させて、ベローズ(203)
の伸長方向のストッパ(6a,6b,6c,6d)機能
を備える弾性手段としたことを特徴とするを板バネ。請
求項1記載の板バネにおいて、大径環状バネ端部(2)
を打ち抜くときに、その外周部に1個以上の耳部を残
し、板バネ形成後に、前記耳部を折り曲げて小径環状バ
ネ端部(3)が大径環状バネ端部(2)の一方の面を越
えて弾性移動しないストッパ(6a),(6b),(6
c),(6d)を形成したことを特徴とする。
載の発明では、第1排気管(201)と第2排気管(2
02)に両端部が接続され、両排気管(201),(2
02)の変位を吸収するベローズ(203)と、該ベロ
ーズ(203)の外周を覆うように設けられ、ベローズ
(203)の保護と伸び切り防止のための外筒部材とを
備えた自動車排気系用フレキシブルチューブの伸縮調整
手段として、前記外筒部材を、プレート材によりベロー
ズ(203)の外周を覆う筒状に形成された外筒(20
5)と、外筒(205)の管軸方向に向かう端部端面を
屈曲して形成した外筒端周面(206a),(206
b)と、カラー状に両排気管(201),(202)の
端部においてベローズ(203)の管軸方向への接続を
行う第1カラー(211),第2カラー(212)と、
ベローズ(203)の管軸方向の端末を第1カラー(2
11),第2カラー(212)とでベローズ(203)
をサンドイッチ状に押さえ込み、第1排気管(201)
と第2排気管(202)の両端部にベローズ(203)
を固定する第1止め環(221),第2止め環(22
2)とを有すると共に、板バネ(1a),(1b)の大
径環状バネ端部(2)と第1,第2外筒端周面(206
a),(206b)を固着し、板バネ(1a),(1
b)の小径環状バネ端部(3)と第1,第2止め環(2
21),(222)を固着させて、ベローズ(203)
の伸長方向のストッパ(6a,6b,6c,6d)機能
を備える弾性手段としたことを特徴とするを板バネ。請
求項1記載の板バネにおいて、大径環状バネ端部(2)
を打ち抜くときに、その外周部に1個以上の耳部を残
し、板バネ形成後に、前記耳部を折り曲げて小径環状バ
ネ端部(3)が大径環状バネ端部(2)の一方の面を越
えて弾性移動しないストッパ(6a),(6b),(6
c),(6d)を形成したことを特徴とする。
【0028】作用を説明する。
【0029】エンジンや車体等から第1排気管(20
1)と第2排気管(202)に軸管方向や曲げ方向や剪
断方向の変位を与えるような振動が入力された時、その
変位入力はベローズ(203)を全体的に変形させる均
一な変形特性により吸収するという変位吸収作用を具現
する。
1)と第2排気管(202)に軸管方向や曲げ方向や剪
断方向の変位を与えるような振動が入力された時、その
変位入力はベローズ(203)を全体的に変形させる均
一な変形特性により吸収するという変位吸収作用を具現
する。
【0030】変位のうち管軸方向の大きな伸び変位が入
力される時には、ベローズ(203)の伸びに従い、両
板バネ1a,1bの小径環状バネ端部(3)が、ベロー
ズ(203)・止め環(201),(202)・カラー
(211),(212)と共に外筒(205)の管軸方
向に向かう外筒端周面(206a),(206b)に向
かって移動し、つまり両カラー(211),(212)
が両排気管(201),(202)の外周面面上を摺動
し、両板バネ1a,1bの弾性変形部(5a),(5
b),(5c),(5d)が伸び変位のストッパ(6
a),(6b),(6c),(6d)に当接してその伸
びは止まる。
力される時には、ベローズ(203)の伸びに従い、両
板バネ1a,1bの小径環状バネ端部(3)が、ベロー
ズ(203)・止め環(201),(202)・カラー
(211),(212)と共に外筒(205)の管軸方
向に向かう外筒端周面(206a),(206b)に向
かって移動し、つまり両カラー(211),(212)
が両排気管(201),(202)の外周面面上を摺動
し、両板バネ1a,1bの弾性変形部(5a),(5
b),(5c),(5d)が伸び変位のストッパ(6
a),(6b),(6c),(6d)に当接してその伸
びは止まる。
【0031】弾性変形部(5a),(5b),(5
c),(5d)と両伸び変位ストッパ(6a),(6
b),(6c),(6d)が当接してベローズ(20
3)の伸び変位は止まり、ベローズ(203)の伸び方
向最大変位(t1 ×2)が規制され、ベローズ(20
3)の伸び切りが防止される。
c),(5d)と両伸び変位ストッパ(6a),(6
b),(6c),(6d)が当接してベローズ(20
3)の伸び変位は止まり、ベローズ(203)の伸び方
向最大変位(t1 ×2)が規制され、ベローズ(20
3)の伸び切りが防止される。
【0032】変位のうち管軸方向の大きな縮み変位が入
力することが予測される時には、両外筒端周面両(20
6a),(206b)の軸方向の内側にもう1対設け、
それらと弾性変形部(5a),(5b),(5c),
(5d)がベローズ(203)の縮み変位により当接し
て、縮み規制ができる。同様に、伸び変位規制もストッ
パ(6a),(6b),(6c),(6d)を作成しな
くとも、両外筒端周面(206a),(206b)の端
周面を図示より少しく大きくすれば、ベローズ(20
3)の伸び変位に従い、弾性変形部(5a),(5
b),(5c),(5d)が両外筒端周面(206
a),(206b)の内周面に当接し、ストッパとして
使うことも可能である。
力することが予測される時には、両外筒端周面両(20
6a),(206b)の軸方向の内側にもう1対設け、
それらと弾性変形部(5a),(5b),(5c),
(5d)がベローズ(203)の縮み変位により当接し
て、縮み規制ができる。同様に、伸び変位規制もストッ
パ(6a),(6b),(6c),(6d)を作成しな
くとも、両外筒端周面(206a),(206b)の端
周面を図示より少しく大きくすれば、ベローズ(20
3)の伸び変位に従い、弾性変形部(5a),(5
b),(5c),(5d)が両外筒端周面(206
a),(206b)の内周面に当接し、ストッパとして
使うことも可能である。
【0033】変位のうち管軸直交方向の変位が入力され
る時には、ベローズ(203)の中心部を曲げ方向の吸
収点とする自由度の高いベローズ(203)の変形によ
り曲げ力や剪断力が吸収される。
る時には、ベローズ(203)の中心部を曲げ方向の吸
収点とする自由度の高いベローズ(203)の変形によ
り曲げ力や剪断力が吸収される。
【0034】走行中に石跳ね等があった場合、外筒(2
05)による保護作用でベローズ(203)の変形や損
傷が防止される。
05)による保護作用でベローズ(203)の変形や損
傷が防止される。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0036】(実施の形態1)まず、構成を説明する。
【0037】図1は請求項1及び請求項2記載の発明に
対応する実施の形態1の板バネの構成を示す図である。
図1(a)は平面図、図1(b)は側面図、図1(c)
は平面図におけるA部の詳細図、図1(d)は平面図に
おける矢視した方向から見た断面図、図1(e)は完成
した板バネの斜視図である。
対応する実施の形態1の板バネの構成を示す図である。
図1(a)は平面図、図1(b)は側面図、図1(c)
は平面図におけるA部の詳細図、図1(d)は平面図に
おける矢視した方向から見た断面図、図1(e)は完成
した板バネの斜視図である。
【0038】通常は、正方形の金属製板[望ましくは、
1枚のバネ鋼の板材]からその対角線上にストッパを形
成させる耳部を残して、大径環状バネ端部2、小径環状
バネ端部3を切り落とすと共に、切り込み41,42,
43を同時に切込み、その後A部で耳部をアプローチ7
で加熱後折り曲げ、ストッパ6a,6b,6c,6dを
形成し、さらに切り起こし4a,4b,4c,4dを起
こして、斜視図のようにして完成する。なお、これらの
切り起こし部分は4箇所を図示しているが、対称的に複
数個設ければよく、4箇所に限るものではない。
1枚のバネ鋼の板材]からその対角線上にストッパを形
成させる耳部を残して、大径環状バネ端部2、小径環状
バネ端部3を切り落とすと共に、切り込み41,42,
43を同時に切込み、その後A部で耳部をアプローチ7
で加熱後折り曲げ、ストッパ6a,6b,6c,6dを
形成し、さらに切り起こし4a,4b,4c,4dを起
こして、斜視図のようにして完成する。なお、これらの
切り起こし部分は4箇所を図示しているが、対称的に複
数個設ければよく、4箇所に限るものではない。
【0039】[変位吸収作用]板バネ全体が金属製であ
るから強靱でしかも耐熱性・振動の吸収性があるのみな
らず、板の表面積全体を全てバネ構成部材として適用す
るから、バネ定数の決定に部材の使用効率は最高とな
り、軸方向の占有面積も最小(つまりコンパクト)にな
ると共に、軸歩行の変位は弾性変形部において円滑に吸
収することができる。
るから強靱でしかも耐熱性・振動の吸収性があるのみな
らず、板の表面積全体を全てバネ構成部材として適用す
るから、バネ定数の決定に部材の使用効率は最高とな
り、軸方向の占有面積も最小(つまりコンパクト)にな
ると共に、軸歩行の変位は弾性変形部において円滑に吸
収することができる。
【0040】[伸び・縮み変位規制作用]大径環状バネ
端部2の外縁に設けた耳部をその耳部お両根元の折り曲
げアプローチにより折り曲げの両端を決め、折り曲げラ
インに沿って折り曲げてストッパを形成しているから、
それを越えて弾性変形部が変位することは無く、この板
バネで支持される変位体[例えばベローズ203]の伸
び方向の変位は規制できる。
端部2の外縁に設けた耳部をその耳部お両根元の折り曲
げアプローチにより折り曲げの両端を決め、折り曲げラ
インに沿って折り曲げてストッパを形成しているから、
それを越えて弾性変形部が変位することは無く、この板
バネで支持される変位体[例えばベローズ203]の伸
び方向の変位は規制できる。
【0041】(実施の形態2)まず、構成を説明する。
【0042】図2は請求項3記載の発明に対応する実施
の形態2の板バネを伸長可能な構成部材にした自動車排
気系用フレキシブルチューブを示す図である。図2
(a)は全体断面図、図2(b)はその伸長動作を説明
するための一部の断面を表す詳細説明図である。
の形態2の板バネを伸長可能な構成部材にした自動車排
気系用フレキシブルチューブを示す図である。図2
(a)は全体断面図、図2(b)はその伸長動作を説明
するための一部の断面を表す詳細説明図である。
【0044】図2において、201は第1排気管、20
2は第2排気管、203はベローズ、205は外筒、2
06a,206bは外筒205の両端部を軸線方向に折
り曲げて形成した第1外筒端周面,第2外筒端周面、1
a,1bは板バネ[図1に図示]である。
2は第2排気管、203はベローズ、205は外筒、2
06a,206bは外筒205の両端部を軸線方向に折
り曲げて形成した第1外筒端周面,第2外筒端周面、1
a,1bは板バネ[図1に図示]である。
【0045】221,222は第1カラー,第2カラー
で、それらの内周面は第1排気管201,第2排気管2
02の端末部の外周面において軸線方向に摺動可能に嵌
合されており、それらの外周面にはベローズ203と第
1止め環221,第2止め環222とが重畳されて第1
カラー221,第2カラー222とサンドイッチ状に固
着されている。
で、それらの内周面は第1排気管201,第2排気管2
02の端末部の外周面において軸線方向に摺動可能に嵌
合されており、それらの外周面にはベローズ203と第
1止め環221,第2止め環222とが重畳されて第1
カラー221,第2カラー222とサンドイッチ状に固
着されている。
【0046】板バネ1a,1bは図2(b)に示すよう
に、その一部において、両外筒端周面(206a),
(206b)及び両止め環(221),(222)と、
例えばスポット溶接等で装着固着させる。
に、その一部において、両外筒端周面(206a),
(206b)及び両止め環(221),(222)と、
例えばスポット溶接等で装着固着させる。
【0047】このようにして形成された自動車排気系用
フレキシブルチューブにおいて、ベ図2(b)に表すよ
うにベローズ203が伸長方向に変位すると、板バネ1
aの弾性変形部5bの変形部が圧縮され、終には弾性変
形部5bがストッパ6bに当接し、その変位はそこまで
に規制され、ベローズ203の伸び切りによる破壊が防
止できる。
フレキシブルチューブにおいて、ベ図2(b)に表すよ
うにベローズ203が伸長方向に変位すると、板バネ1
aの弾性変形部5bの変形部が圧縮され、終には弾性変
形部5bがストッパ6bに当接し、その変位はそこまで
に規制され、ベローズ203の伸び切りによる破壊が防
止できる。
【0048】前記ベローズ203は、第1排気管201
と第2排気管202に両端部が接続され、両排気管20
1,202の変位を吸収するために設けられる。
と第2排気管202に両端部が接続され、両排気管20
1,202の変位を吸収するために設けられる。
【0049】このベローズ203の素材としては、図示
するよな形状を成し、厚み0.2mm(従来は厚み0.
3mm)の薄肉板を2層重ね合わせた薄肉多層品を使用
し、山数を従来より大幅に削減している。
するよな形状を成し、厚み0.2mm(従来は厚み0.
3mm)の薄肉板を2層重ね合わせた薄肉多層品を使用
し、山数を従来より大幅に削減している。
【0050】このベローズ山数の削減に伴ってローズ2
03の内側に気流音防止の目的で設けられていたインナ
ーブレードを廃止している。
03の内側に気流音防止の目的で設けられていたインナ
ーブレードを廃止している。
【0051】前記外筒205は、板材によりベローズ2
03の外周を覆う筒状に形成されている。
03の外周を覆う筒状に形成されている。
【0052】この外筒205には、その両端部を内側に
屈折し、屈折した内面をベローズ3の伸び方向最大変位
を規制するストッパ面[図2の外筒端周面206a,2
06bの軸方向への面積を大きくして、弾性変形部5
a,5b,5c,5dがそれに当接できるようにする]
として働く端面が一体に形成されるようにしてもよく、
そのときはストッパ6a,6b,6c,6dは必要でな
い。
屈折し、屈折した内面をベローズ3の伸び方向最大変位
を規制するストッパ面[図2の外筒端周面206a,2
06bの軸方向への面積を大きくして、弾性変形部5
a,5b,5c,5dがそれに当接できるようにする]
として働く端面が一体に形成されるようにしてもよく、
そのときはストッパ6a,6b,6c,6dは必要でな
い。
【0053】さらに軸線方向の縮み変位については、外
筒端周面206a,206bの軸方向のそれぞれ内側
に、縮み変位を規制するさらなる周面[不図示]を形成
すればよく、縮み変位によるベローズ203の収縮の限
界規制となる。
筒端周面206a,206bの軸方向のそれぞれ内側
に、縮み変位を規制するさらなる周面[不図示]を形成
すればよく、縮み変位によるベローズ203の収縮の限
界規制となる。
【0054】次に、作用を説明する。
【0055】[変位吸収作用]エンジンや車体等から第
1排気管と第2排気管に管軸方向や曲げ方向や剪断方向
の変位を与えるような振動が入力された時、その変位入
力はベローズ203を全体的に変形させる均一な変形特
性により吸収される。
1排気管と第2排気管に管軸方向や曲げ方向や剪断方向
の変位を与えるような振動が入力された時、その変位入
力はベローズ203を全体的に変形させる均一な変形特
性により吸収される。
【0056】すなわち、本出願人は、本出願に先行して
外筒の一部を第1排気管に固定した技術(特願平7−1
24922号)を提案したが、この場合、変位入力が主
に弾性ストッパ部材側に使用することで弾性ストッパ部
材のベローズ変形により吸収するというベローズ全体の
変形特性が均一に生かされないものであったのに対し、
本願発明の実施の形態1の場合には変位入力がベローズ
203の全体に均等に作用することで、ベローズ203
の全体変形により均等に変位を吸収する作用を示す。
外筒の一部を第1排気管に固定した技術(特願平7−1
24922号)を提案したが、この場合、変位入力が主
に弾性ストッパ部材側に使用することで弾性ストッパ部
材のベローズ変形により吸収するというベローズ全体の
変形特性が均一に生かされないものであったのに対し、
本願発明の実施の形態1の場合には変位入力がベローズ
203の全体に均等に作用することで、ベローズ203
の全体変形により均等に変位を吸収する作用を示す。
【0057】さらに、外筒205の両端の外筒端周面2
06a,206bと、板バネ1a,1bと両止め環22
1,222とにより、ベローズ203の中心部を曲げ方
向の吸収点として支持しているため、ベローズ203の
第1排気管側を曲げ方向の吸収点とする先行出願と比べ
た場合、曲げ自由度や管軸直交方向の入力に対する自由
度が増し、曲げ方向及び剪断方向の変位吸収性が向上す
る。
06a,206bと、板バネ1a,1bと両止め環22
1,222とにより、ベローズ203の中心部を曲げ方
向の吸収点として支持しているため、ベローズ203の
第1排気管側を曲げ方向の吸収点とする先行出願と比べ
た場合、曲げ自由度や管軸直交方向の入力に対する自由
度が増し、曲げ方向及び剪断方向の変位吸収性が向上す
る。
【0058】このような変位吸収作用において、第1排
気管201と第2排気管202には両端部が接続されて
いるのはベローズ203のみであり、外筒205は両端
周面で板バネ1a,1b、両止め環221,222、両
カラー211,212とにより、わずかな接触面積にて
摺動可能に支持されている構成であるため、フレキシブ
ルチューブのバネ定数は、規制を受けるまでの変位両領
域においては、ほぼベローズ203の持つバネ定数のみ
により決定され、従来のワイヤメッシュ充填構造でベロ
ーズを同じとしたものと比べた場合、フレキシブルチュ
ーブバネ定数を低く抑えることができ、この結果、ベロ
ーズ203の厚みを薄くして山数を少なくすることで小
型軽量にすることができる。
気管201と第2排気管202には両端部が接続されて
いるのはベローズ203のみであり、外筒205は両端
周面で板バネ1a,1b、両止め環221,222、両
カラー211,212とにより、わずかな接触面積にて
摺動可能に支持されている構成であるため、フレキシブ
ルチューブのバネ定数は、規制を受けるまでの変位両領
域においては、ほぼベローズ203の持つバネ定数のみ
により決定され、従来のワイヤメッシュ充填構造でベロ
ーズを同じとしたものと比べた場合、フレキシブルチュ
ーブバネ定数を低く抑えることができ、この結果、ベロ
ーズ203の厚みを薄くして山数を少なくすることで小
型軽量にすることができる。
【0059】[伸び・縮み変位規制作用]管軸方向の大
きな伸び変位入力時には、外筒205の両端部を内側に
屈曲することで形成された外筒端周面206a,206
bに接着した板バネにストッパ6a,6b,6c,6d
が設けられているため、このストッパに弾性変形部5
a,5b,5c,5dが当接することで、ベローズ20
3の伸び変位に伴って管軸方向に移動することが規制で
きる。もっとも、外筒端周面206a,206bにより
伸び規制を行いストッパ6a,6b,6c,6dを省略
可能であり、ベローズ203の許容最大伸び量が規制で
き、ベローズ203の伸び変位による破壊を保護する。
きな伸び変位入力時には、外筒205の両端部を内側に
屈曲することで形成された外筒端周面206a,206
bに接着した板バネにストッパ6a,6b,6c,6d
が設けられているため、このストッパに弾性変形部5
a,5b,5c,5dが当接することで、ベローズ20
3の伸び変位に伴って管軸方向に移動することが規制で
きる。もっとも、外筒端周面206a,206bにより
伸び規制を行いストッパ6a,6b,6c,6dを省略
可能であり、ベローズ203の許容最大伸び量が規制で
き、ベローズ203の伸び変位による破壊を保護する。
【0060】ベローズ203の縮み方向の変位につて
は、外筒端周面206a,206bのさらに内側に周面
[不図示]を備えて、規制可能である。
は、外筒端周面206a,206bのさらに内側に周面
[不図示]を備えて、規制可能である。
【0061】この変位規制時、ベローズ203の伸び方
向最大変位は板バネの大径環状バネ端部2と小径環状バ
ネ端部3の間隙t1,t2 (t1 =t2 )でにより規定さ
れるため、この間隔を予め最適な間隔に設定して置くだ
けで、安定して伸び変位規制量の管理を行うことができ
る。
向最大変位は板バネの大径環状バネ端部2と小径環状バ
ネ端部3の間隙t1,t2 (t1 =t2 )でにより規定さ
れるため、この間隔を予め最適な間隔に設定して置くだ
けで、安定して伸び変位規制量の管理を行うことができ
る。
【0062】縮み方向最大変位についても、同様にして
規制できる、つまり先に述べた外筒端周面206a,2
06bのさらに内側に設ける周面[不図示]までの間隙
により、規制可能であり、この間隔を予め最適な間隔に
設定して置くだけで、安定して縮み変位規制量の管理を
行うことができる。
規制できる、つまり先に述べた外筒端周面206a,2
06bのさらに内側に設ける周面[不図示]までの間隙
により、規制可能であり、この間隔を予め最適な間隔に
設定して置くだけで、安定して縮み変位規制量の管理を
行うことができる。
【0063】[ベローズ保護作用]フレキシブルチュー
ブ(ベローズ203)は車両の底部に露出して配置され
るため、車両走行中にタイヤにより石等を跳ねるような
場合、この跳ね石等がフレキシブルチューブに衝突す
る。
ブ(ベローズ203)は車両の底部に露出して配置され
るため、車両走行中にタイヤにより石等を跳ねるような
場合、この跳ね石等がフレキシブルチューブに衝突す
る。
【0064】この外部からの衝突入力は、ベローズ20
3の外周を覆う板材による外筒205に作用することに
なるため、強く跳ね石が衝突しても外筒205を変形さ
せるだけであり、ベローズ203の変形や損傷が防止さ
れる。
3の外周を覆う板材による外筒205に作用することに
なるため、強く跳ね石が衝突しても外筒205を変形さ
せるだけであり、ベローズ203の変形や損傷が防止さ
れる。
【0065】次に、効果を説明する。
【0066】(1)自動車用排気系に取り付けられる第
1排気管201と第2排気管202の変位を吸収するベ
ローズ203を有する自動車排気系用フレキシブルチュ
ーブにおいて、ベローズ203の保護と伸び切り防止の
ための外筒部材を、板材によりベローズ203の外周を
筒状に形成された外筒205で覆い、外筒205の端部
側面を第1外筒端周面206a,第2外筒端周面206
bとし、板バネ1a,1bの大径環状バネ端部2をそれ
ぞれ固着させ、第1止め環221,第2止め環222と
ベローズ203と第1カラー211,第2カラー212
の結合体に小径環状バネ端部3を固着させ、その結合体
が第1排気管201,第2排気管202の端末部分に設
けた摺動可能手段により、ベローズ203を保持した第
1カラー211,第2カラー212[先の結合体]が、
ベローズ203の伸長収縮に従い、自在に、第1排気管
201,第2排気管202の端末部分を摺動するように
したため、ワイヤメッシュを用いない低コストで小型軽
量の構成としながら、安定した伸び変位規制量の管理
と、ベローズ203の耐久性向上と曲げ方向及び剪断方
向の変位吸収性の向上を達成することができる。
1排気管201と第2排気管202の変位を吸収するベ
ローズ203を有する自動車排気系用フレキシブルチュ
ーブにおいて、ベローズ203の保護と伸び切り防止の
ための外筒部材を、板材によりベローズ203の外周を
筒状に形成された外筒205で覆い、外筒205の端部
側面を第1外筒端周面206a,第2外筒端周面206
bとし、板バネ1a,1bの大径環状バネ端部2をそれ
ぞれ固着させ、第1止め環221,第2止め環222と
ベローズ203と第1カラー211,第2カラー212
の結合体に小径環状バネ端部3を固着させ、その結合体
が第1排気管201,第2排気管202の端末部分に設
けた摺動可能手段により、ベローズ203を保持した第
1カラー211,第2カラー212[先の結合体]が、
ベローズ203の伸長収縮に従い、自在に、第1排気管
201,第2排気管202の端末部分を摺動するように
したため、ワイヤメッシュを用いない低コストで小型軽
量の構成としながら、安定した伸び変位規制量の管理
と、ベローズ203の耐久性向上と曲げ方向及び剪断方
向の変位吸収性の向上を達成することができる。
【0067】(2)ベローズ203は、薄肉2層品を使
用することで山数を削減し、ベローズ203の内側に設
けられるインナーブレードを廃止したため、高レベルで
の小型軽量化と低コスト化を図ることができる。
用することで山数を削減し、ベローズ203の内側に設
けられるインナーブレードを廃止したため、高レベルで
の小型軽量化と低コスト化を図ることができる。
【0068】すなわち、フレキシブルチューブのバネ定
数はベローズ203と板バネ1a,1bの設定により決
まるため、安定した特性が得られる。ベローズ203を
設計するにあたって、素材として薄肉多層品を使用する
ことにより、山数を削減した短尺のベローズ203によ
り低バネ定数を得ることができるし、また、ベロー20
3の山数を削減した場合、排気流による気流音が低くな
るため、主に気流音の防止のためにベローズ203の内
側に設けられるインナーブレードを積極的に廃止するこ
とができることによる。
数はベローズ203と板バネ1a,1bの設定により決
まるため、安定した特性が得られる。ベローズ203を
設計するにあたって、素材として薄肉多層品を使用する
ことにより、山数を削減した短尺のベローズ203によ
り低バネ定数を得ることができるし、また、ベロー20
3の山数を削減した場合、排気流による気流音が低くな
るため、主に気流音の防止のためにベローズ203の内
側に設けられるインナーブレードを積極的に廃止するこ
とができることによる。
【0069】(3)ベローズ203の伸長収縮の吸収部
材として、板バネ1a,1bの弾性部材等を用い、端部
側面は板バネ1a,1bの切り起こし部分の立体的空隙
のみがが存在するようにし、その外周面を外筒205で
完全に覆う状態で設けたため、効果的な変位吸収作用と
土、砂、塩等の侵入防止作用を達成することができる。
材として、板バネ1a,1bの弾性部材等を用い、端部
側面は板バネ1a,1bの切り起こし部分の立体的空隙
のみがが存在するようにし、その外周面を外筒205で
完全に覆う状態で設けたため、効果的な変位吸収作用と
土、砂、塩等の侵入防止作用を達成することができる。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、平板状
の1枚の金属製板から同心状に、大径環状バネ端部と小
径環状バネ端部を打抜くと共に、略等間隔に2つの同心
状の中間に複数の残置部分を設けて切込みを行い、かつ
それらの切込み相互間を1箇所で連続させる切込みを行
い、それぞれの前記連続させる切込みを起こして切り起
こしをを作成するのであるから、小径環状バネ端部には
支持される軸があり、大径環状バネ端部には板バネを固
定する固定部があり、両者間は切込みと切り起こしによ
る隙間しか無く、金属特有のバネ定数と板厚みと板表面
積から自在にバネ圧を調整可能となる。
の1枚の金属製板から同心状に、大径環状バネ端部と小
径環状バネ端部を打抜くと共に、略等間隔に2つの同心
状の中間に複数の残置部分を設けて切込みを行い、かつ
それらの切込み相互間を1箇所で連続させる切込みを行
い、それぞれの前記連続させる切込みを起こして切り起
こしをを作成するのであるから、小径環状バネ端部には
支持される軸があり、大径環状バネ端部には板バネを固
定する固定部があり、両者間は切込みと切り起こしによ
る隙間しか無く、金属特有のバネ定数と板厚みと板表面
積から自在にバネ圧を調整可能となる。
【0071】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の板バネにおいて、大径環状バネ端部を打ち抜くと
きに、その外周部に1個以上の耳部を残し、板バネ形成
後に、前記耳部を折り曲げて小径環状バネ端部が大径環
状バネ端部の一方の面を越えて弾性移動しないストッパ
を形成しているから、ストッパを越えて伸縮移動ができ
ないように規制するので、この板バネを適用する機器の
伸縮限界から破壊の防止ができる。
記載の板バネにおいて、大径環状バネ端部を打ち抜くと
きに、その外周部に1個以上の耳部を残し、板バネ形成
後に、前記耳部を折り曲げて小径環状バネ端部が大径環
状バネ端部の一方の面を越えて弾性移動しないストッパ
を形成しているから、ストッパを越えて伸縮移動ができ
ないように規制するので、この板バネを適用する機器の
伸縮限界から破壊の防止ができる。
【0072】請求項3記載の発明にあっては、自動車用
排気系に取り付けられる第1排気間と第2排気管の変位
を吸収するベローズを有する自動車用排気系用フレキシ
ブルチューブにおいて、ベローズの保護と伸び切り防止
のための外筒部材を、板材によりベローズの外周を覆う
筒状に形成された外筒と、外筒の両端部内側面である外
筒端周面と、ベローズを固着したカラー・止め環・伸び
変位ストッパを有する板バネを固着して装着し、排気管
の端末部を前記カラーが摺動自在にして、伸び変位許容
量を決め、さらには必要があれば外筒端周面の内側にさ
らなる内周面を備えることで縮み変位許容量を決められ
ることから、排気管上をベローズの伸び縮みに対応して
摺動する部分が摺動自在に加工したため、ワイヤメッシ
ュを用いない低コストで小型軽量の構成としながら、安
定した伸び変位規制量の管理とベローズの耐久性向上と
曲げ方向及び剪断方向の変位吸収の向上を達成すること
ができるという効果が得られる。
排気系に取り付けられる第1排気間と第2排気管の変位
を吸収するベローズを有する自動車用排気系用フレキシ
ブルチューブにおいて、ベローズの保護と伸び切り防止
のための外筒部材を、板材によりベローズの外周を覆う
筒状に形成された外筒と、外筒の両端部内側面である外
筒端周面と、ベローズを固着したカラー・止め環・伸び
変位ストッパを有する板バネを固着して装着し、排気管
の端末部を前記カラーが摺動自在にして、伸び変位許容
量を決め、さらには必要があれば外筒端周面の内側にさ
らなる内周面を備えることで縮み変位許容量を決められ
ることから、排気管上をベローズの伸び縮みに対応して
摺動する部分が摺動自在に加工したため、ワイヤメッシ
ュを用いない低コストで小型軽量の構成としながら、安
定した伸び変位規制量の管理とベローズの耐久性向上と
曲げ方向及び剪断方向の変位吸収の向上を達成すること
ができるという効果が得られる。
【図1】本発明実施の形態1の板バネの形態を示し、 (a) は平面図 (b) は側面図 (c) は平面図のA部詳細図 (d) は平面図のB矢視断面図 (e) は斜視図である。
【図2】本発明実施の形態2の自動車排気系用フレキシ
ブルチューブの排気管の端部に装着してベローズの伸長
・収縮を吸収する部材とした板バネを示し、 (a) は上部側を破断した側面図 (b) は一部拡大説明図である。
ブルチューブの排気管の端部に装着してベローズの伸長
・収縮を吸収する部材とした板バネを示し、 (a) は上部側を破断した側面図 (b) は一部拡大説明図である。
【図3】従来例1の回転軸の軸受構造に使った支持板
(板バネ)の平面図である。
(板バネ)の平面図である。
【図4】従来例2において適用する自動車排気系用フレ
キシブルチューブを示す上部側を破断した側面図であ
る。
キシブルチューブを示す上部側を破断した側面図であ
る。
1 板バネ 2 大径環状バネ端部 3 小径環状バネ端部 4c,4b,4d,4d 切り起こし 41,42,43,44 切り込み 5a,5b,5c,5d 電請変形部 6a,6b,6c,6d ストッパ 7 折り曲げアプローチ 8 折り曲げライン 201 第1排気管 202 第2排気管 203 ベローズ 205 外筒 206a,206b 外筒端周面 211 第1カラー 212 第2カラー 221 第1止め環 222 第2止め環
Claims (3)
- 【請求項1】 平板状の1枚の金属製板から同心状に、
大径環状バネ端部(2)と小径環状バネ端部(3)を打
抜くと共に、 略等間隔に2つの同心状の中間に複数の残置部分を設け
て切込み(41),(43)を行い、かつそれらの切込
み(41),(43)相互間を1箇所で連続させる切込
み(42)を行い、 それぞれの前記連続させる切込み(42)を起こして切
り起こし(4a),(4b),(4c),(4d)をを
作成し、 大径環状バネ端部(2)と小径環状バネ端部(3)間で
両者の中心を結ぶ軸心方向の板状弾性部材を形成してな
ることを特徴とする板バネ。 - 【請求項2】 請求項1記載の板バネにおいて、大径環
状バネ端部(2)を打ち抜くときに、その外周部に1個
以上の耳部を残し、板バネ形成後に、前記耳部を折り曲
げて小径環状バネ端部(3)が大径環状バネ端部(2)
の一方の面を越えて弾性移動しないストッパ(6a),
(6b),(6c),(6d)を形成してなることを特
徴とする板バネ。 - 【請求項3】 第1排気管(201)と第2排気管(2
02)に両端部が接続され、両排気管(201),(2
02)の変位を吸収するベローズ(203)と、該ベロ
ーズ(203)の外周を覆うように設けられ、ベローズ
(203)の保護と伸び切り防止のための外筒部材とを
備えた自動車排気系用フレキシブルチューブの伸縮調整
手段として、 前記外筒部材を、 プレート材によりベローズ(203)の外周を覆う筒状
に形成された外筒(205)と、 外筒(205)の管軸方向に向かう端部端面を屈曲して
形成した外筒端周面(206a),(206b)と、 カラー状に両排気管(201),(202)の端部にお
いてベローズ(203)の管軸方向への接続を行う第1
カラー(211),第2カラー(212)と、ベローズ
(203)の管軸方向の端末を第1カラー(211),
第2カラー(212)とでベローズ(203)をサンド
イッチ状に押さえ込み、第1排気管(201)と第2排
気管(202)の両端部にベローズ(203)を固定す
る第1止め環(221),第2止め環(222)とを有
すると共に、 板バネ(1a),(1b)の大径環状バネ端部(2)と
第1,第2外筒端周面(206a),(206b)を固
着し、板バネ(1a),(1b)の小径環状バネ端部
(3)と第1,第2止め環(221),(222)を固
着させて、ベローズ(203)の伸長方向のストッパ
(6a,6b,6c,6d)機能を備える弾性手段とし
たことを特徴とするを板バネ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23782096A JPH1082318A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 板バネ |
EP97108513A EP0828064B1 (en) | 1996-09-09 | 1997-05-27 | Circular plate spring |
DE69723928T DE69723928T2 (de) | 1996-09-09 | 1997-05-27 | Kreisplattenfeder |
US08/865,353 US5915677A (en) | 1996-09-09 | 1997-05-29 | Circular plate spring |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23782096A JPH1082318A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 板バネ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1082318A true JPH1082318A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17020892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23782096A Pending JPH1082318A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 板バネ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1082318A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009299479A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Sanden Corp | 可変容量圧縮機 |
CN109944890A (zh) * | 2017-12-21 | 2019-06-28 | 东亚工业株式会社 | 用于涡轮增压器的弹簧垫圈 |
CN111609026A (zh) * | 2019-02-22 | 2020-09-01 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 弹簧垫圈压缩限制器 |
-
1996
- 1996-09-09 JP JP23782096A patent/JPH1082318A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009299479A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Sanden Corp | 可変容量圧縮機 |
CN109944890A (zh) * | 2017-12-21 | 2019-06-28 | 东亚工业株式会社 | 用于涡轮增压器的弹簧垫圈 |
KR20190075279A (ko) * | 2017-12-21 | 2019-07-01 | 동아공업 주식회사 | 터보차저의 스프링와셔 |
CN111609026A (zh) * | 2019-02-22 | 2020-09-01 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 弹簧垫圈压缩限制器 |
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