JPH10103050A - 自動車排気系用フレキシブルチューブ - Google Patents

自動車排気系用フレキシブルチューブ

Info

Publication number
JPH10103050A
JPH10103050A JP8252707A JP25270796A JPH10103050A JP H10103050 A JPH10103050 A JP H10103050A JP 8252707 A JP8252707 A JP 8252707A JP 25270796 A JP25270796 A JP 25270796A JP H10103050 A JPH10103050 A JP H10103050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
spring
flexible tube
outer cover
protector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8252707A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Yajima
和夫 矢島
Tadashi Nagai
規 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Corp filed Critical Calsonic Corp
Priority to JP8252707A priority Critical patent/JPH10103050A/ja
Priority to EP97108513A priority patent/EP0828064B1/en
Priority to EP97108512A priority patent/EP0810354B1/en
Priority to DE69718237T priority patent/DE69718237T2/de
Priority to DE69723928T priority patent/DE69723928T2/de
Priority to US08/865,353 priority patent/US5915677A/en
Priority to KR1019970021702A priority patent/KR100193360B1/ko
Priority to US08/865,639 priority patent/US5967193A/en
Publication of JPH10103050A publication Critical patent/JPH10103050A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用排気系のエンジン側に取り付けられ
る第1排気管とマフラ側に取り付けられる第2排気管の
相対変位を吸収するベローズを有する自動車排気系用フ
レキシブルチューブにおいて、小型軽量、低コスト、高
変位吸収性、高耐久性という要求性能を全て満足する実
用価値の高いフレキシブルチューブを提供すること。 【構成】 両排気管1,2の変位を吸収するベローズ3
と、ベローズ3の外周を覆う筒状に形成されたアウター
カバー5と、ベローズ3の両端部にそれぞれ接続された
第1プロテクタ7’と第2プロテクタ7”と、アウター
カバー5の一端部とその内側の第1プロテクタ7’及び
アウターカバー5の他端部と第2プロテクタ7”との間
にそれぞれ介装され、バネ両端部を固定結合させた第1
板バネ10’と第2板バネ10”と、を備えた構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用排気系の
エンジン側に取り付けられる第1排気管とマフラ側に取
り付けられる第2排気管の相対変位を吸収するベローズ
を有する自動車排気系用フレキシブルチューブの技術分
野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車排気系用フレキシブルチュ
ーブとしては、例えば、下記に列挙するようなものが知
られている。
【0003】(1) 実開昭61−187916号公報 この公報に記載のフレキシブルチューブは、図6に示す
ように、排気管に接続されるベローズと、ベローズの外
周に配置されるアウタブレードと、アウタブレードの両
端部に設けられ、アウタブレードとベローズとをスポッ
ト溶接するプロテクタを備えた構成である。
【0004】(2) 実開平2−14418号公報 この公報に記載のフレキシブルチューブは、図7に示す
ように、排気管に接続されるベローズと、ベローズの両
端外周にそれぞれ配置されるばね支管と、両ばね支管の
間に架設されるばね材を備えた構成である。
【0005】(3) 実開平4−6523号公報 この公報に記載のフレキシブルチューブは、図8に示す
ように、排気管に接続されるベローズと、ベローズの外
周に配置され、一端がベローズに固定されたアウタブレ
ードと、アウタブレードの他端部に固定されたクランプ
材とベローズに固定された円筒体との間に介装された圧
縮スプリングとを備えた構成である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動車排気系用フレキシブルチューブにあっては、
それぞれ下記に列挙するような問題がある。
【0007】(1) 図6に記載のフレキシブルチューブ
は、アウタブレードの製造バラツキによってフレキシブ
ルチューブのバネ定数が大きく影響され、振動変位の吸
収特性にバラツキが出る。また、ステンレス鋼線を編ん
で作られるアウタブレードが高価である。よって、振動
変位の吸収特性を確保するために採用される山数の多い
ベローズにより大型化し、また、ベローズを保護するた
めに採用されるアウタブレードにより高コスト化を招
く。
【0008】(2) 図7に記載のフレキシブルチューブ
は、ベローズの中央部が外部露出状態となるため、飛び
石等によりベローズが損傷され易く、ベローズ耐久性に
劣る。
【0009】また、ばね材が外方に大きく突出している
ため、外径の大きなフレキシブルチューブとなる。走行
中、外方に大きく露出状態で突出しているばね材に泥等
が付着した場合、ばね特性が変化し、所望の変位吸収性
が得られなくなる。
【0010】(3) 図8に記載のフレキシブルチューブ
は、基本的にはステンレス鋼線を編んで作られるアウタ
ブレードを用いたものであるため、上記(1) の問題点を
有する。加えて、圧縮スプリングにより引っ張り変位に
対する吸収性は高まるが、圧縮変位に対する吸収性の向
上は見込めない。
【0011】以上のように、それぞれについて一長一短
があり、小型軽量、低コスト、高変位吸収性、高耐久性
という自動車排気系用フレキシブルチューブに要求され
る性能を全て満足するものではなく、現在最も一般的に
採用されている図5に記載のフレキシブルチューブに代
わる新たなフレキシブルチューブの出現が望まれている
ところである。
【0012】本発明が解決しようとする課題は、自動車
用排気系のエンジン側に取り付けられる第1排気管とマ
フラ側に取り付けられる第2排気管の相対変位を吸収す
るベローズを有する自動車排気系用フレキシブルチュー
ブにおいて、小型軽量、低コスト、高変位吸収性、高耐
久性という要求性能を全て満足する実用価値の高いフレ
キシブルチューブを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
(解決手段1)上記課題を達成するため請求項1記載の
発明では、第1排気管と第2排気管に両端部が接続さ
れ、両排気管の変位を吸収するベローズと、プレート材
により前記ベローズの外周を覆う筒状に形成されたアウ
ターカバーと、ベローズの両端部にそれぞれ接続された
第1プロテクタと第2プロテクタと、前記アウターカバ
ーの一端部とその内側の第1プロテクタとの間に介装さ
れ、平板状バネの両端部を成す外周の大径環状バネ端部
から管軸方向に切り起こされ梁となる中間周部を経由し
て至る内周の小径環状バネ端部をそれぞれアウターカバ
ーと第1プロテクタに固定結合させた第1板バネと、前
記アウターカバーの他端部とその内側の第2プロテクタ
との間に介装され、平板状バネの両端部を成す外周の大
径環状バネ端部から管軸方向に切り起こされ梁となる中
間周部を経由して至る内周の小径環状バネ端部をそれぞ
れアウターカバーと第2プロテクタに固定結合させた第
2板バネと、を備えていることを特徴とする。
【0014】よって、フレキシブルチューブに対し外力
が作用し、第1排気管と第2排気管とが管軸方向に変位
する場合、圧縮荷重と引張荷重はベローズと第1,第2
板バネとの両方に作用する。
【0015】このため、ベローズの板厚を薄くしてベロ
ーズのバネ定数を低く設定してもフレキシブルチューブ
のトータルバネ定数は両板バネで補うことができ、フレ
キシブルチューブの小型軽量低コスト化が達成される。
【0016】第1排気管と第2排気管に管軸方向の変位
を与えるような外力が作用した場合、ベローズと第1,
第2板バネが、荷重の作用方向に追従する圧縮または引
っ張り変形することにより変位が吸収される。尚、第1
排気管と第2排気管に曲げ方向や剪断方向の変位を与え
るような外力が作用しても、変形自由度の高いベローズ
と両板バネが、荷重の作用方向に追従して曲げ変形や剪
断変形することにより吸収される。つまり、ベローズと
第1,第2板バネとの両方を用いた変位吸収作用が達成
される。
【0017】さらに、第1,第2板バネは圧縮荷重にも
引張荷重にも作用し、フレキシブルチューブに加わる外
力がベローズと両板バネに分散されるため、ベローズの
荷重負担が軽減される。
【0018】また、引張荷重に対しては第1,第2板バ
ネが圧縮されるため、過大な引張荷重が作用する時には
第1,第2板バネの切り抜き成形時に残した耳部を焼き
鈍して折り曲げた突起が、中間周部の変位規制ストッパ
となり、ベローズの伸び切りが防止される。
【0019】また、走行中に石跳ね等があった場合、ア
ウターカバーによる保護作用でベローズ及び第1,第2
板バネの変形や損傷が防止される。
【0020】さらに前記ベローズの両端部に、ベローズ
の内周を覆う筒状に形成されたインナーカバーを設けた
ことによって、排気管を流れる排気ガスの熱がベローズ
の内側に配置されるインナーカバーで受けられることに
なり、ベローズに対する熱影響が軽減されるし、気流音
も低減される。
【0021】なお、フレキシブルチューブ取付位置によ
って特に曲げ方向の大変位置が予想される場合には、イ
ンナーカバーとして本実施例のパイプの代替品としてス
テンレス鋼線を編み上げたインナーブレードを用いても
よいことはいうまでもない。
【0022】(解決手段2)請求項2記載の発明では、
請求項1記載の自動車排気系用フレキシブルチューブに
おいて、一端側の板バネの内径がプロテクタの外径とほ
ぼ一致し、他端側の板バネの外径がアウタカバーの内径
とほぼ一致する円錐板バネとしたことを特徴とする。
【0023】(解決手段3)請求項3記載の発明では、
請求項1または請求項2記載の自動車排気系用フレキシ
ブルチューブにおいて、第1板バネの中間周部と第2板
バネの中間周部の形状が、それぞれベローズの軸方向か
ら見て同方向に成る勝手違いに形成したことを特徴とす
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0025】(実施の形態1)まず、構成を説明する。
【0026】実施の形態1は請求項1記載の発明に対応
する。図1は実施の形態1の自動車排気系用フレキシブ
ルチューブを示す全体断面図である。
【0027】図1において、Aはフレキシブルチュー
ブ、1は第1排気管、2は第2排気管、3はベローズ、
5はアウターカバー、7’は第1プロテクタ、7”は第
2プロテクタ、8’は第1インナーパイプ、8”は第2
インナーパイプ、10’は第1板バネ[11’は外周の
大径環状バネ端部、12’は管軸方向に切り起こされ梁
となる中間周部’、13’は内周の小径環状バネ端
部]、10”は第2板バネ[11”は外周の大径環状バ
ネ端部、12”は管軸方向に切り起こされ梁となる中間
周部’、13”は内周の小径環状バネ端部]である。
【0028】前記ベローズ3は、第1排気管1と第2排
気管2に両端部が接続され、両排気管1,2の変位を吸
収するために設けられる。
【0029】このベローズ3の素材としては、厚み0.
2mm(従来は厚み0.3mm)のステンレス薄肉板を
2層重ね合わせた薄肉多層品を使用し、山数を従来より
大幅に削減し(21〜28山→8〜9山)、等価のバネ
定数を得ている。
【0030】前記アウターカバー5は、プレート材によ
りベローズ3の外周を覆う筒状に形成されていて、その
両端部を深絞り加工により内側に屈曲することで、第1
カバー側バネ固定部5a’と第2カバー側バネ固定部5
a”が形成されている。
【0031】前記第1プロテクタ7’と第2プロテクタ
7”は、ベローズ3の両端部にそれぞれ接続(スポット
溶接)されていて、この両プロテクタ7’,7”には、
アウターカバー5の内面に向かう第1プロテクタ側バネ
固定部7a’と第2プロテクタ側バネ固定部7a”が形
成されている。
【0032】前記第1板バネ10’と第2板バネ10”
は、詳細は後述するように外周(外径)の大径環状バネ
端部と管軸方向に切り起こされ梁となる中間周部と内周
(内径)の小径環状バネ端部外径と一定でそれぞれ管軸
に平行配置される円錐状板バネであり、第1板バネ1
0’は、第1カバー側バネ固定部5a’と第1プロテク
タ側バネ固定部7a’との間に介装され、バネ両端部を
それぞれバネ固定部5a’,7a’に溶接にて固定結合
させ、第2板バネ6”は、第2カバー側バネ固定部5
a”と第2プロテクタ側バネ固定部7a”との間に介装
され、バネ両端部をそれぞれバネ固定部5a”,7a”
に溶接にて固定結合させている。
【0033】前記第1インナーカバー8’と第2インナ
ーカバー8”は、ベローズ3の両端部にそれぞれ接続
(スポット溶接)されていて、ベローズ3の内周を2つ
のインナーカバー8’,8”にて覆う筒状に形成されて
いる。
【0034】図2は実施の形態1のフレキシブルチュー
ブが適用された自動車排気系を示す斜視図である。
【0035】図2において、Aはフレキシブルチュー
ブ、Bはエキゾーストパイプ、Cは触媒コンバータ、D
はサブマフラ、Eはメインマフラであり、フレキシブル
チューブAは、図外のエンジンと触媒コンバータCとを
連結するエキゾーストパイプBの途中に設けられ、エン
ジンや車体等からの入力による変位を吸収する。
【0036】次に、作用を説明する。
【0037】[バネ定数の設定作用]フレキシブルチュ
ーブAのバネ定数を設定するにあたっては、図3に示す
ように、ベローズ3のバネ定数をK1とし、第1板バネ1
0’と第2板バネ10”のバネ定数をK2とすると、ベロ
ーズ3と両板バネ10’,10”とが並列配置なってい
るので、フレキシブルチューブバネ定数Kは、下記の式
により表される。 K=K1+1/2K2 このように、ベローズ3のバネ定数K1と、両板バネ1
0’,10”のバネ定数K2と、フレキシブルチューブバ
ネ定数Kのうち2つが明らかであれば残りの1つのバネ
定数は決まる。
【0038】よって、フレキシブルチューブバネ定数K
として良好な変位吸収ができる値に設定する場合、ベロ
ーズ3のバネ定数K1を一定値に設定し、管理しやすく選
択自由度が高い両板バネ10’,10”のバネ定数K2を
多数の値の中から選択して決めると、所望のフレキシブ
ルチューブバネ定数Kが得られることになる。
【0039】このように、バネ定数調整代を、ベローズ
3のバネ定数K1の変更によるものではなく両板バネ1
0’,10”のバネ定数K2の変更に委ねることで、ベロ
ーズ3のバネ定数K1を一定値に設定することができる。
【0040】この結果、実施の形態1のベローズ3のよ
うに、従来よりも薄肉で山数の少ない2層品をベローズ
素材として使用し、ベローズ3のバネ定数K1を低い値の
一定値に設定しても両板バネ10’,10”のバネ定数
K2により補うことができ、フレキシブルチューブの小型
軽量低コスト化が図られる。
【0041】[変位吸収作用]エンジンや車体等から第
1排気管1と第2排気管2に管軸方向に変位を与えるよ
うな荷重が入力された時の変位吸収作用について説明す
る。
【0042】変位荷重のうち圧縮荷重が作用した場合に
は、ベローズ3は圧縮され第1,第2板バネ10’,1
0”は引っ張り方向に伸長されて両排気管1,2が圧縮
変位する。つまり、図3に示すように、圧縮荷重が作用
すると、ベローズ取付スパンL1がΔLだけ短くなり、
板バネ取付スパンL2はそれぞれΔL/2だけ長くな
る。
【0043】変位荷重のうち引張荷重が作用した場合に
は、ベローズ3は引っ張られ第1,第2板バネ10’,
10”は圧縮方向に短縮されて両排気管1,2が引張変
位する。つまり、図3に示すように、引張荷重が作用す
ると、ベローズ取付スパンL1がΔLだけ長くなり、板
バネ取付スパンL2はそれぞれΔL/2だけ短くなる。
【0044】すなわち、ベローズ3の伸縮と、引っ張り
と圧縮の両方で同じバネ特性が発揮される第1,第2板
バネ10’,10”により、管軸方向に振動的に引っ張
りと圧縮が繰り返される変位が整然と吸収される。
【0045】尚、第1排気管1と第2排気管2には、管
軸方向以外にも曲げ方向や剪断方向の変位を与えるよう
な外力が作用することがあるが、この場合にも変形自由
度の高いベローズ3と両板バネ6’,6”が、荷重の作
用方向に追従して曲げ変形や剪断変形することにより曲
げ変位や剪断変位が吸収される。
【0046】[ベローズ耐久性確保作用]ベローズ3の
耐久性は、後述するように、荷重負担の分担と、伸び切
りの防止と、飛び石等からの保護と、熱影響遮断により
確保される。
【0047】フレキシブルチューブAに加わる外力は、
ベローズ3に加わる力と、両板バネ10’,10”に加
わる力とに分散されるため、ベローズ3の荷重負担が軽
減される。
【0048】引張荷重に対しては第1,第2板バネ1
0’,10”が圧縮されるため、過大な引張荷重が作用
する時には第1,第2板バネ10’,10”の耳部14
a,14b,14c,14dが中間周部12’,12”
の変位規制ストッパとなり、ベローズ3の伸び切りが防
止される。
【0049】フレキシブルチューブAは車両の底部に露
出して配置されるため、車両走行中にタイヤにより石等
を跳ねるような場合、この跳ね石等がフレキシブルチュ
ーブAに衝突することがあるが、走行中に跳ね石等があ
った場合、ベローズ3の全外周を覆うアウターカバー5
による保護作用でベローズ3の変形や損傷が防止され
る。尚、アウターカバー5は、第1,第2板バネ1
0’,10”の外周も覆う配置であるので、跳ね石等に
対し第1,第2板バネ10’,10”の変形や損傷も防
止される。
【0050】ベローズ3の内側には第1インナーカバー
8’と第2インナーカバー8”を配置しているため、両
排気管1,2を流れる排気ガスの熱は先に両インナーカ
バー8’,8”で受けられることになり、ベローズ3に
対する熱影響が軽減される。尚、この両インナーカバー
8’,8”は、排気ガスの流れが、ベローズ3の凹凸で
乱れることにより発生する気流音を、低減する作用も示
す。
【0051】次に、効果を説明する。
【0052】(1)第1排気管1と第2排気管2に両端
部が接続され、両排気管1,2の変位を吸収するベロー
ズ3と、プレート材により前記ベローズ3の外周を覆う
筒状に形成されたアウターカバー5と、ベローズ3の両
端部にそれぞれ接続された第1プロテクタ7’と第2プ
ロテクタ7”と、前記アウターカバー5の一端部とその
内側の第1プロテクタ7’との間に介装され、板バネ両
端部をそれぞれアウターカバー5と第1プロテクタ7’
に固定結合させた第1板バネ10’と、前記アウターカ
バー5の他端部とその内側の第2プロテクタ7”との間
に介装され、板バネ両端部をそれぞれアウターカバー5
と第2プロテクタ7”に固定結合させた第2板バネ1
0”と、を備えた構成としたため、小型軽量、低コス
ト、高変位吸収性、高耐久性という要求性能を全て満足
する実用価値の高いフレキシブルチューブAを提供する
ことができる。
【0053】(2)ベローズ3の両端部に、ベローズ3
の内周を覆う筒状に形成された第1インナーカバー8’
と第2インナーカバー8”を設けたため、ベローズ3に
対する熱影響の軽減と気流音の低減を達成することがで
きる。
【0054】また、この実施の形態1のフレキシブルチ
ューブAは、第1板バネ10’と第2板バネ10”とし
て、一端側(内側)の内径がプロテクタ外径とほぼ一致
し、他端側(外側)の外径がアウタカバー内径とほぼ一
致する円錐状板バネを使用していると見ることができ
る。
【0055】この板バネ変更に伴いアウターカバー5
は、管軸方向に2分割[不図示]することのない一体の
円筒材を用い、アウターカバー5の両端部に形成される
第1カバー側バネ固定部5a’と第2カバー側バネ固定
部5a”とは、端部をわずかに内側に屈曲させることに
より形成し、第1プロテクタ7’の第1プロテクタ側バ
ネ固定部7a’と第2プロテクタ7”の第2プロテクタ
側バネ固定部7a”とは、端部をわずかに外側に屈曲さ
せることにより形成することも可能である。
【0056】(3)第1板バネ6’と第2板バネ6”と
を、一端側の巻き径がプロテクタ外径とほぼ一致し、他
端側の巻き径がアウタカバー内径とほぼ一致する円錐板
バネとしたため、2分割のアウターカバー5を連結する
溶接や深絞り加工によるバネ固定部5a’,5a”,7
a’,7a”の形成を要さず、フレキシブルチューブ
A’の製造コストを低く抑えることができる。
【0057】(実施の形態2)まず、構成を説明する。
【0058】図4,図5は請求項3記載の発明に対応す
る実施の形態2の板バネを示す説明図である。
【0059】実施の形態2の図4において、10’,1
0”は第1,第2板バネ(鋼板)を形成し、11’,1
1”はそれらの大径環状バネ端部(外周部)、12’,
12”は一部を残して同心状の切込みにより作られる中
間周部、13’,13”はそれらの小径環状バネ端部
(内周部)である。
【0060】第1排気管1と第2排気管2に両端部が接
続されて、両排気管1,2の変位を吸収するベローズ3
が設けられ、さらに、プレート材によりベローズ3の外
周を覆う筒状に形成されたアウターカバー5を備えて、
ベローズ3の両端部にそれぞれ接続された第1プロテク
タ7’と第2プロテクタ7”とがある。
【0061】そして、アウターカバー5の一端部とその
内側の第1プロテクタ7’との間に第1板バネ10’が
介装される。この平板状バネの第1板バネ10’は、ア
ウターカバー5の一端部とその外側の第1プロテクタ
7’との間に介装され、その板バネの管軸方向の両端部
を成す外周の大径環状バネ端部11’から、管軸方向に
切り起こされ梁となる中間周部12’を経由して、到達
する内周の小径環状バネ端部13’を、それぞれアウタ
ーカバー5と第1プロテクタ7’との間に固定結合させ
る。
【0062】同様に、平板状バネの平板状バネ第2板バ
ネ10”は、アウターカバー5の他端部とその内側の第
2プロテクタ7”との間に介装され、その板バネの管軸
方向の両端部を成す外周の大径環状バネ端部11”と、
それから管軸方向に切り起こされ梁となる中間周部1
2”を経由して至る内周の小径環状バネ端部13”と
を、それぞれアウターカバー5と第2プロテクタ7”に
固定結合させる。
【0063】すなわち、第1,第2板バネ10’,1
0”の大径環状バネ端部(外周部)11’,11”はア
ウターカバー5に、また小径環状バネ端部(内周部)1
3’,13”はカラーを成す第1,第2プロテクタ
7’,7”に固定される。そして第1,第2プロテクタ
7’,7”は第1排気管1と第2排気管2に接続されて
おり、第1,第2プロテクタ7’,7”間の変位が例え
ば引張方向に働いた場合、第1,第2板バネ10’,1
0”は圧縮される。
【0064】逆に、第1,第2プロテクタ7’,7”間
の変位が例えば圧縮方向に働いた場合、第1,第2板バ
ネ10’,10”は引張される。このような構成である
から、ベローズ3の変位は第1,第2板バネ10’,1
0”の圧縮または引張により吸収される。
【0065】図4及び図5は、請求項1〜請求項3記載
の発明に対応する板バネの構成を示す平面図・側面図・
バネ変位時の内・外周面のズレの説明図である。
【0066】図4(a)において鋼板から大径環状バネ
端部(外周部)11’,11”及び小径環状バネ端部
(内周部)13’,13”を切り落とすときに、4隅に
耳部14a,14b,14c,14dを残し、かつ大径
環状バネ端部(外周部)11’,11”及び小径環状バ
ネ端部(内周部)13’,13”の間に中間周部1
2’,12”を形成するように切り込みを行う。
【0067】図4(b)の側面図に示すように、第1,
第2板バネ10’,10”のこれらの中間周部12’,
12”は管軸方向へ切り起こし、つまり大径環状バネ端
部(外周部)11’,11”及び小径環状バネ端部(内
周部)13’,13”とが所定の間隔を開け、中間周部
12’,12”が梁となっており、これがスプリング作
用をなすように構成される。
【0068】このような状態において、第1,第2板バ
ネ10’,10”が圧縮作用または引張作用を受けた場
合、小径環状バネ端部(内周部)13’,13”が大径
環状バネ端部(外周部)11’,11”に接近または離
遠することになるが、中間周部12’,12”が曲げを
受けバネ作用をすることになる。
【0069】図4(c)の説明図を基に、これらの第
1,第2板バネ10’,10”を、両排気管1,2の変
位を吸収するベローズ3の両端に装着した場合を考え
る。例えば、ベローズ3が引張加重を受けた時、板バネ
10’,10”は圧縮作用を受ける。
【0070】両板バネは作用的に同様であるから、一方
の板バネ10’を捉えて説明する。板バネ10’の圧縮
作用を吸収するため、梁が撓むが、この場合、図4
(c)に示す如く、小径環状バネ端部(内周部)13’
と大径環状バネ端部(外周部)11’との間に、最大S
のずれを生じることになる。
【0071】即ち、圧縮前の内側の梁の支点aは板バネ
圧縮により外周方向に寄り、最大変位時にb点に至るた
め、内周と外周との間にSだけ、ずれを生じる。
【0072】このため、両端に同形状のバネを用いた場
合、内・外周のずれる方向が対向することと、両板バネ
10’,10”の内・外周はそれぞれアウターカバー5
及びベローズ3に連結しているカラーを成す第1,第2
プロテクタ7’,7”に固定されることによって、バネ
単品時に生じるずれの最大値Sが、フレキシブルユニッ
トとした場合、ベローズ3のねじり変形あるいは板バネ
10’の梁自体の変形を生じさせることになり、強度耐
久性に悪影響を発生させる恐れもないことはない。
【0073】さらに、図4(a)に破線で示した個所
は、四角形の鋼板部材から円形板バネを切り抜くとき
に、四角形の対角線の部位に耳部を切り残し、加熱焼戻
し後図示のように折り曲げて、中間周部12’,12”
が大径環状バネ端部(外周部)11’,11”の側面を
越えて小径環状バネ端部(内周部)13’,13”の反
対側に変形させない、ベローズ3及び板バネの破壊を防
止するストッパの役目を果たす。
【0074】図5はこの板バネの変形対策としての手段
を説明する図である。各部の名称・作用は図6のそれと
全く同一であるが、ただ、小径環状バネ端部(内周部)
13’,13”と大径環状バネ端部(外周部)11’,
11”の中間に位置して両者間の梁を成す中間周部1
2’,12”が、図4と図5のそれでは相互に逆方向の
形状を成すのである。
【0075】このように、ベローズ3の両端である第
1,第2プロテクタ7’,7”に装着する板バネの形状
を、相互に勝手違いにすることで、両板バネ10’,1
0”の内・外周の変位分Sがフレキシブルユニットの軸
方向から見て同方向に成る様にし、ベローズ3及び両板
バネ10’,10”の変形を防止するようにした。
【0076】すなわち、図1に示す自動車排気系用フレ
キシブルチューブにおいて、第1板バネ10’の中間周
部12’と第2板バネ10”の中間周部12”の形状
が、それぞれベローズ3の軸方向から見て同方向に成る
勝手違いに形成した、端的には図4の板バネと、図5の
板バネは相互に表面・裏面の関係であることを特徴とし
ている。
【0077】実施の形態1,2では、ベローズ3の両端
部にそれぞれインナーカバー8’,8”を設ける例を示
したが、ベローズ3の一端部のみにベローズ3の内周を
覆う筒状に形成されたインナーカバーを設けるようにし
ても良い。
【0078】さらに、実施の形態1では、アウターカバ
ーと第1排気管断面形状が円形であるフレキシブルチュ
ーブの例を示したが、楕円形のフレキシブルチューブに
おいても同様の作用効果が得られる。
【0079】
【発明の効果】請求項1記載の自動車排気系用フレキシ
ブルチューブにあっては、第1排気管と第2排気管に両
端部が接続され、両排気管の変位を吸収するベローズ
と、プレート材により前記ベローズの外周を覆う筒状に
形成されたアウターカバーと、ベローズの両端部にそれ
ぞれ接続された第1プロテクタと第2プロテクタと、前
記アウターカバーの一端部とその内側の第1プロテクタ
との間に介装され、板バネ両端部をそれぞれアウターカ
バーと第1プロテクタに固定結合させた第1板バネと、
前記アウターカバーの他端部とその内側の第2プロテク
タとの間に介装され、板バネ両端部をそれぞれアウター
カバーと第2プロテクタに固定結合させた第2板バネ
と、を備えた構成としたため、小型軽量、低コスト、高
変位吸収性、高耐久性という要求性能を全て満足する実
用価値の高いフレキシブルチューブを提供することがで
きるという効果が得られる。
【0080】さらに、請求項1記載の発明にあっては、
平板状バネの両端部を成す外周の大径環状バネ端部から
管軸方向に切り起こされ梁となる中間周部を経由して至
る内周の小径環状バネ端部をそれぞれアウターカバーと
第1プロテクタに固定結合させた第1板バネと、前記ア
ウターカバーの他端部とその内側の第2プロテクタとの
間に介装され、平板状バネの両端部を成す外周の大径環
状バネ端部から管軸方向に切り起こされ梁となる中間周
部を経由して至る内周の小径環状バネ端部それぞれアウ
ターカバーと第2プロテクタに固定結合させた第2板バ
ネとを備えていることで、平板状の1枚の金属製板から
同心状に、大径環状バネ端部と小径環状バネ端部を打抜
くと共に、略等間隔に2つの同心状の中間に複数の残置
部分を設けて切込みを行い、かつそれらの切込み相互間
を1箇所で連続させる切込みを行い、それぞれの前記連
続させる切込みを起こして梁となる切り起こしを作成す
るのであるから、小径環状バネ端部には支持される軸が
あり、大径環状バネ端部には板バネを固定する固定部が
あり、両者間は切込みと切り起こしによる隙間しか無
く、金属特有のバネ定数と板厚みと板表面積から自在に
バネ圧を調整可能となる。
【0081】さらにまた、請求項1記載の発明にあって
は、大径環状バネ端部を打ち抜くときに、その外周部に
1個以上の耳部を残し、板バネ形成後に、前記耳部を折
り曲げて小径環状バネ端部が大径環状バネ端部の一方の
面を越えて弾性移動しないストッパを形成しているか
ら、ストッパを越えて伸縮移動ができないように規制す
るので、この板バネを適用する機器の伸縮限界から破壊
の防止ができ、ワイヤメッシュを用いない低コストで小
型軽量の構成としながら、安定した伸び変位規制量の管
理とベローズの耐久性向上と曲げ方向及び剪断方向の変
位吸収の向上を達成することができるという効果が得ら
れる。
【0082】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の自動車排気系用フレキシブルチューブにおいて、
第1板バネと第2板バネとを、一端側の板バネ外径がプ
ロテクタ外径とほぼ一致し、他端側の板バネ内径がアウ
タカバー内径とほぼ一致する円錐状板バネとしたため、
上記効果に加え、2分割のアウターカバーを連結する溶
接や深絞り加工によるバネ固定部の形成を要さず、フレ
キシブルチューブの製造コストを低く抑えることができ
る。
【0083】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
または請求項2記載の自動車排気系用フレキシブルチュ
ーブにおいて、第1板バネの中間周部と第2板バネの中
間周部の形状が、それぞれベローズの軸方向から見て同
方向に成る勝手違いに形成したことを特徴とすることか
ら、板バネの圧縮作用を吸収するための梁(中間周部)
の撓みからの単品時に生じるずれの最大値Sに起因し
て、フレキシブルユニットに適用した場合、ベローズ3
のねじり変形あるいは板バネの梁自体の変形を生じさせ
なくなり、強度耐久性に悪影響を発生させる恐れもなく
なるという自動車排気系用フレキシブルチューブの弾性
部材として適切となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態1の自動車排気系用フレキシ
ブルチューブを示す半断面図である。
【図2】実施の形態1のフレキシブルチューブが適用さ
れた自動車排気系を示す斜視図である。
【図3】実施の形態1の自動車排気系用フレキシブルチ
ューブのバネ吸収作用説明図である。
【図4】本発明実施の形態1,2に対応する板バネの一
つの構成を示し、(a) は平面図 (b) は側面図 (c) はバネ作用時の変位に基づくずれSの説明図であ
る。
【図5】本発明実施の形態1,2に対応する板バネの他
の構成を示し、(a) は平面図 (b) は側面図 (c) はバネ作用時の変位に基づくずれSの説明図であ
る。
【図6】従来例1の自動車排気系用フレキシブルチュー
ブを示す半断面図である。
【図7】従来例2の自動車排気系用フレキシブルチュー
ブを示す正面図(イ)及び側面図(ロ)である。
【図8】従来例3の自動車排気系用フレキシブルチュー
ブを示す半断面図である。
【符号の説明】
A フレキシブルチューブ 1 第1排気管 2 第2排気管 3 ベローズ 5 アウターカバー 7’ 第1プロテクタ 7” 第2プロテクタ 8’ 第1インナーパイプ 8” 第2インナーパイプ 10’ 第1板バネ 10” 第2板バネ 11’ 第1大径環状バネ端部(外周部) 11” 第2大径環状バネ端部(外周部) 12’ 第1中間周部 12” 第2中間周部 13’ 第1小径環状バネ端部(内周部) 13” 第2小径環状バネ端部(内周部) 14a 耳部(ストッパー) 14b 耳部(ストッパー) 14c 耳部(ストッパー) 14d 耳部(ストッパー)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1排気管(1)と第2排気管(2)に
    両端部が接続され、両排気管(1),(2)の変位を吸
    収するベローズ(3)と、 プレート材により前記ベローズ(3)の外周を覆う筒状
    に形成されたアウターカバー(5)と、 ベローズ(3)の両端部にそれぞれ接続された第1プロ
    テクタ(7’)と第2プロテクタ(7”)と、 前記アウターカバー(5)の一端部とその内側の第1プ
    ロテクタ(7’)との間に介装され、平板状バネの両端
    部を成す外周の大径環状バネ端部(11’)から管軸方
    向に切り起こされ梁となる中間周部(12’)を経由し
    て至る内周の小径環状バネ端部(13’)をそれぞれア
    ウターカバー(5)と第1プロテクタ(7’)に固定結
    合させた第1板バネ(10’)と、 前記アウターカバー(5)の他端部とその内側の第2プ
    ロテクタ(7”)との間に介装され、平板状バネの両端
    部を成す外周の大径環状バネ端部(11”)から管軸方
    向に切り起こされ梁となる中間周部(12”)を経由し
    て至る内周の小径環状バネ端部(13”)をそれぞれア
    ウターカバー(5)と第2プロテクタ(7”)に固定結
    合させた第2板バネ(10”)と、を備えていることを
    特徴とする自動車排気系用フレキシブルチューブ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車排気系用フレキシ
    ブルチューブにおいて、 一端側の板バネ(10’,10”)の内径がプロテクタ
    (7’,7”)の外径とほぼ一致し、他端側の板バネ
    (10’,10”)の外径がアウタカバー(5)の内径
    とほぼ一致する円錐板バネとしたことを特徴とする自動
    車排気系用フレキシブルチューブ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自動車排気系用フレキシ
    ブルチューブにおいて、 第1板バネ(10’)の中間周部(12’)と第2板バ
    ネ(10”)の中間周部(12”)の形状が、それぞれ
    ベローズ(3)の軸方向から見て同方向に成る勝手違い
    に形成したことを特徴とする自動車排気系用フレキシブ
    ルチューブ。
JP8252707A 1996-05-29 1996-09-25 自動車排気系用フレキシブルチューブ Pending JPH10103050A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8252707A JPH10103050A (ja) 1996-09-25 1996-09-25 自動車排気系用フレキシブルチューブ
EP97108513A EP0828064B1 (en) 1996-09-09 1997-05-27 Circular plate spring
EP97108512A EP0810354B1 (en) 1996-05-29 1997-05-27 Flexible pipe unit for use in exhaust pipe line of automotive engine
DE69718237T DE69718237T2 (de) 1996-05-29 1997-05-27 Flexible Rohreinheit zur Verwendung in Auspuffsystem von Fahrzeugbrennkraftmaschine
DE69723928T DE69723928T2 (de) 1996-09-09 1997-05-27 Kreisplattenfeder
US08/865,353 US5915677A (en) 1996-09-09 1997-05-29 Circular plate spring
KR1019970021702A KR100193360B1 (ko) 1996-05-29 1997-05-29 자동차 엔진의 배기관에 이용되는 가요성 배관체
US08/865,639 US5967193A (en) 1996-05-29 1997-05-29 Flexible pipe unit for use in exhaust pipe line of automotive engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8252707A JPH10103050A (ja) 1996-09-25 1996-09-25 自動車排気系用フレキシブルチューブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10103050A true JPH10103050A (ja) 1998-04-21

Family

ID=17241137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8252707A Pending JPH10103050A (ja) 1996-05-29 1996-09-25 自動車排気系用フレキシブルチューブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10103050A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100731713B1 (ko) 2000-03-10 2007-06-25 산요덴키가부시키가이샤 디지털 카메라

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100731713B1 (ko) 2000-03-10 2007-06-25 산요덴키가부시키가이샤 디지털 카메라

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100955757B1 (ko) 완충장치와 금속제 커버
EP1326043B1 (en) Flexible tube
JP3570814B2 (ja) 可撓継手
WO1997028359A1 (fr) Tube flexible pour pot d'echappement d'automobile
JP2008088954A (ja) 排気管の接続装置
JP4446686B2 (ja) 緩衝装置及び金属製カバー
JPH10103050A (ja) 自動車排気系用フレキシブルチューブ
JP3853903B2 (ja) 自動車排気系用フレキシブルチューブ
JP2002235800A (ja) 緩衝装置
JPH10259716A (ja) 自動車排気系用フレキシブルチューブ
JP3819521B2 (ja) 自動車排気系用フレキシブルチューブ
JPH10131747A (ja) 自動車排気系用フレキシブルチューブ
JPH10153114A (ja) 自動車排気系用フレキシブルチューブ
JPH11280465A (ja) 自動車排気系用フレキシブルチューブ
JPH10153115A (ja) 自動車排気系用フレキシブルチューブ
JPH10266841A (ja) 自動車排気系用フレキシブルチューブ
JPH11210455A (ja) 自動車排気系用フレキシブルチューブ
KR101737105B1 (ko) 진동흡수용 체결구 어셈블리
JPH1082318A (ja) 板バネ
JPH1122457A (ja) 自動車排気系用フレキシブルチューブおよびそれに使用するコイルバネの固定方法
JPH03113188A (ja) 金属製蛇腹管
JPH10148121A (ja) 自動車排気系用フレキシブルチューブ
JP2750456B2 (ja) 金属製蛇腹管
JP3853904B2 (ja) 自動車排気系用フレキシブルチューブ
JP3853906B2 (ja) 自動車排気系用フレキシブルチューブ