JPH11280465A - 自動車排気系用フレキシブルチューブ - Google Patents
自動車排気系用フレキシブルチューブInfo
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- JPH11280465A JPH11280465A JP10079327A JP7932798A JPH11280465A JP H11280465 A JPH11280465 A JP H11280465A JP 10079327 A JP10079327 A JP 10079327A JP 7932798 A JP7932798 A JP 7932798A JP H11280465 A JPH11280465 A JP H11280465A
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- bellows
- pipe
- exhaust system
- flexible tube
- displacement
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L27/00—Adjustable joints, Joints allowing movement
- F16L27/12—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高い耐熱要求に応えるばかりでなく、伸縮方
向及び曲げ方向に高い変位吸収能力を発揮することで、
エンジンに近い排気系上流位置への設置に最適な自動車
排気系用フレキシブルチューブを提供すること。 【解決手段】 ベローズ３の外側位置に第１アウターパ
イプ５及び第２アウターパイプ６を配置し、第１アウタ
ーパイプ５の外周端部に、端部曲げ加工により断面円形
状としたカール形状部５ａを形成すると共に、第２アウ
ターパイプ６のカール形状部５ａを覆う外周位置に、カ
ール形状部５ａの外径とほぼ一致する内径を持つ円筒内
面が所定幅の範囲で確保された短円筒部６ａを形成し
た。
向及び曲げ方向に高い変位吸収能力を発揮することで、
エンジンに近い排気系上流位置への設置に最適な自動車
排気系用フレキシブルチューブを提供すること。 【解決手段】 ベローズ３の外側位置に第１アウターパ
イプ５及び第２アウターパイプ６を配置し、第１アウタ
ーパイプ５の外周端部に、端部曲げ加工により断面円形
状としたカール形状部５ａを形成すると共に、第２アウ
ターパイプ６のカール形状部５ａを覆う外周位置に、カ
ール形状部５ａの外径とほぼ一致する内径を持つ円筒内
面が所定幅の範囲で確保された短円筒部６ａを形成し
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用排気系の
エンジン側に取り付けられる第１排気管とマフラ側に取
り付けられる第２排気管の相対変位を吸収するベローズ
を有する自動車排気系用フレキシブルチューブの技術分
野に属する。
エンジン側に取り付けられる第１排気管とマフラ側に取
り付けられる第２排気管の相対変位を吸収するベローズ
を有する自動車排気系用フレキシブルチューブの技術分
野に属する。
【０００２】
【従来の技術】自動車排気系にフレキシブルチューブを
設ける場合、排気系中流の車両床下位置に設ける場合
と、排気系上流のエンジンルーム内のエキゾーストマニ
ホールドの直下位置に設ける場合とでは要求性能が異な
る。
設ける場合、排気系中流の車両床下位置に設ける場合
と、排気系上流のエンジンルーム内のエキゾーストマニ
ホールドの直下位置に設ける場合とでは要求性能が異な
る。
【０００３】排気系中流にフレキシブルチューブを設け
る場合、走行中に大きな車両前後方向の振動入力が加わ
るために伸縮方向の大きな変位量を吸収する能力が要求
されるが、排気ガス熱がエンジン直後に比べて低い温度
となっているために高い耐熱性までは要求されない。
る場合、走行中に大きな車両前後方向の振動入力が加わ
るために伸縮方向の大きな変位量を吸収する能力が要求
されるが、排気ガス熱がエンジン直後に比べて低い温度
となっているために高い耐熱性までは要求されない。
【０００４】一方、排気系上流にフレキシブルチューブ
を設ける場合、主にエンジンからの振動入力（ロール変
位等）となるために曲げ方向の変位に対しては高い変位
吸収能力を要求される。加えて、排気ガス熱がエンジン
に近く高温であるために高い耐熱性が要求される。
を設ける場合、主にエンジンからの振動入力（ロール変
位等）となるために曲げ方向の変位に対しては高い変位
吸収能力を要求される。加えて、排気ガス熱がエンジン
に近く高温であるために高い耐熱性が要求される。
【０００５】上記技術背景に対し、排気系中流に設けら
れるフレキシブルチューブとしては、例えば、実開昭６
１−１８７９１６号公報に記載のものが知られている。
このフレキシブルチューブは、ベローズの外周と内周を
ステンレス鋼線を織り込んで作られるアウターブレード
とインナーブレードにより覆った構成とし、伸縮方向の
大きな変位量を吸収するために山数の多いベローズが採
用される。
れるフレキシブルチューブとしては、例えば、実開昭６
１−１８７９１６号公報に記載のものが知られている。
このフレキシブルチューブは、ベローズの外周と内周を
ステンレス鋼線を織り込んで作られるアウターブレード
とインナーブレードにより覆った構成とし、伸縮方向の
大きな変位量を吸収するために山数の多いベローズが採
用される。
【０００６】また、排気系上流に設けられるフレキシブ
ルチューブとしては、例えば、特開平８−２１０１２９
号公報や特開平８−３０３６６６号公報に記載のものが
知られている。このフレキシブルチューブは、図６及び
図７に示すように、山数の少ないベローズを採用し、ベ
ローズの内側にインナーパイプによる遮熱部材を設けて
排気ガス熱を遮断する遮熱性を確保し、ベローズの外側
は緩衝部材を介装した第１アウターカバーと第２アウタ
ーカバーにより覆うことでベローズを保護し、さらに、
第１アウターカバーと第２アウターカバーは連結中心点
を球面中心とする球面部を有する球面継手形状に設定す
ることで曲げ方向の変位に対しては高い変位吸収能力を
得るようにしている。
ルチューブとしては、例えば、特開平８−２１０１２９
号公報や特開平８−３０３６６６号公報に記載のものが
知られている。このフレキシブルチューブは、図６及び
図７に示すように、山数の少ないベローズを採用し、ベ
ローズの内側にインナーパイプによる遮熱部材を設けて
排気ガス熱を遮断する遮熱性を確保し、ベローズの外側
は緩衝部材を介装した第１アウターカバーと第２アウタ
ーカバーにより覆うことでベローズを保護し、さらに、
第１アウターカバーと第２アウターカバーは連結中心点
を球面中心とする球面部を有する球面継手形状に設定す
ることで曲げ方向の変位に対しては高い変位吸収能力を
得るようにしている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図６及
び図７に示す従来の自動車排気系用フレキシブルチュー
ブにあっては、下記に列挙する問題点がある。
び図７に示す従来の自動車排気系用フレキシブルチュー
ブにあっては、下記に列挙する問題点がある。
【０００８】(1) 軸方向（前後方向）に動くことができ
る範囲が緩衝部材の弾性変形量程度の極めて小さな変位
量となるため、車両のエンジン低回転領域にてフレキシ
ブルチューブに要求される伸縮方向の変位吸収能力が劣
る。
る範囲が緩衝部材の弾性変形量程度の極めて小さな変位
量となるため、車両のエンジン低回転領域にてフレキシ
ブルチューブに要求される伸縮方向の変位吸収能力が劣
る。
【０００９】(2) 曲げ変位入力時に曲げ最大角度が規制
されない構成であるため、ベローズの許容強度以上の曲
げ変位入力が加わることが予測される。この結果、フレ
キシブルチューブの耐久性が劣ることになる。
されない構成であるため、ベローズの許容強度以上の曲
げ変位入力が加わることが予測される。この結果、フレ
キシブルチューブの耐久性が劣ることになる。
【００１０】本発明は、上記問題点に着目してなされた
もので、その課題とするところは、高い耐熱要求に応え
るばかりでなく、伸縮方向及び曲げ方向に高い変位吸収
能力を発揮することで、エンジンに近い排気系上流位置
への設置に最適な自動車排気系用フレキシブルチューブ
を提供することにある。
もので、その課題とするところは、高い耐熱要求に応え
るばかりでなく、伸縮方向及び曲げ方向に高い変位吸収
能力を発揮することで、エンジンに近い排気系上流位置
への設置に最適な自動車排気系用フレキシブルチューブ
を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】（解決手段１）上記課題
を達成するため請求項１記載の発明では、一端部が第１
排気管に接続され、他端部が第２排気管に接続されたベ
ローズと、前記ベローズの内側位置に配置され、パイプ
内の通路を通る排気ガスの熱がベローズに直接及ぶのを
防ぐインナーパイプと、前記ベローズの外側位置に配置
され、ベローズの両端部にそれぞれ固定された第１アウ
ターパイプ及び第２アウターパイプとを備えた自動車排
気系用フレキシブルチューブにおいて、前記第１アウタ
ーパイプの外周端部に、端部曲げ加工により断面円形状
としたカール形状部を形成すると共に、前記第２アウタ
ーパイプのカール形状部を覆う外周位置に、カール形状
部の外径とほぼ一致する内径を持つ円筒内面が所定幅の
範囲で確保された短円筒部を形成したことを特徴とす
る。
を達成するため請求項１記載の発明では、一端部が第１
排気管に接続され、他端部が第２排気管に接続されたベ
ローズと、前記ベローズの内側位置に配置され、パイプ
内の通路を通る排気ガスの熱がベローズに直接及ぶのを
防ぐインナーパイプと、前記ベローズの外側位置に配置
され、ベローズの両端部にそれぞれ固定された第１アウ
ターパイプ及び第２アウターパイプとを備えた自動車排
気系用フレキシブルチューブにおいて、前記第１アウタ
ーパイプの外周端部に、端部曲げ加工により断面円形状
としたカール形状部を形成すると共に、前記第２アウタ
ーパイプのカール形状部を覆う外周位置に、カール形状
部の外径とほぼ一致する内径を持つ円筒内面が所定幅の
範囲で確保された短円筒部を形成したことを特徴とす
る。
【００１２】（解決手段２）上記課題を達成するため請
求項２記載の発明では、請求項１記載の自動車排気系用
フレキシブルチューブにおいて、前記第２アウターパイ
プの短円筒部の終端部に、カール形状部との干渉により
伸び変位入力時と曲げ変位入力時に変位を規制する折り
曲げストッパ部を形成したことを特徴とする。
求項２記載の発明では、請求項１記載の自動車排気系用
フレキシブルチューブにおいて、前記第２アウターパイ
プの短円筒部の終端部に、カール形状部との干渉により
伸び変位入力時と曲げ変位入力時に変位を規制する折り
曲げストッパ部を形成したことを特徴とする。
【００１３】（解決手段３）上記課題を達成するため請
求項３記載の発明では、請求項１または請求項２記載の
自動車排気系用フレキシブルチューブにおいて、前記第
２アウターパイプの短円筒部の内面に摺動部材を設けた
ことを特徴とする。
求項３記載の発明では、請求項１または請求項２記載の
自動車排気系用フレキシブルチューブにおいて、前記第
２アウターパイプの短円筒部の内面に摺動部材を設けた
ことを特徴とする。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１５】（実施の形態１）実施の形態１の自動車排
気系用フレキシブルチューブは請求項１，２記載の発明
に対応する。
気系用フレキシブルチューブは請求項１，２記載の発明
に対応する。
【００１６】まず、構成を説明する。
【００１７】図１は実施の形態１の自動車排気系用フレ
キシブルチューブの断面図で、１は第１排気管、２は第
２排気管、３はベローズ、４はインナーパイプ、５は第
１アウターパイプ、５ａはカール形状部、６は第２アウ
ターパイプ、６ａは短円筒部、６ｂは折り曲げストッパ
部である。
キシブルチューブの断面図で、１は第１排気管、２は第
２排気管、３はベローズ、４はインナーパイプ、５は第
１アウターパイプ、５ａはカール形状部、６は第２アウ
ターパイプ、６ａは短円筒部、６ｂは折り曲げストッパ
部である。
【００１８】前記ベローズ３は、一端部がインナーパイ
プ４を介してエンジン側の第１排気管１に接続され、他
端部がマフラ側の第２排気管２に接続され、両排気管
１，２の変位を吸収する可撓性部材で、例えば、厚み
０．３ｍｍのステンレス薄肉板を２層重ね合わせた電縫
管を素材として用い、バルジ成形により山と谷を成形し
ている。
プ４を介してエンジン側の第１排気管１に接続され、他
端部がマフラ側の第２排気管２に接続され、両排気管
１，２の変位を吸収する可撓性部材で、例えば、厚み
０．３ｍｍのステンレス薄肉板を２層重ね合わせた電縫
管を素材として用い、バルジ成形により山と谷を成形し
ている。
【００１９】前記インナーパイプ４は、ベローズ３の内
側位置に配置され、パイプ内の通路を通る排気ガスの熱
がベローズ３に直接及ぶのを防ぐパイプである。
側位置に配置され、パイプ内の通路を通る排気ガスの熱
がベローズ３に直接及ぶのを防ぐパイプである。
【００２０】前記第１アウターパイプ５及び第２アウタ
ーパイプ６は、ベローズ３の外側位置に配置され、ベロ
ーズ３の一端部に第１アウターパイプ５が溶接固定さ
れ、ベローズ３の他端部に第２アウターパイプ６が溶接
固定されてる。
ーパイプ６は、ベローズ３の外側位置に配置され、ベロ
ーズ３の一端部に第１アウターパイプ５が溶接固定さ
れ、ベローズ３の他端部に第２アウターパイプ６が溶接
固定されてる。
【００２１】そして、第１アウターパイプ５の外周端部
には、端部曲げ加工により断面円形状としたカール形状
部５ａが形成されている。一方、第２アウターパイプ６
のカール形状部５ａを覆う外周位置には、カール形状部
５ａの外径とほぼ一致する内径を持つ円筒内面が所定幅
（吸収しようとする伸縮方向及び曲げ方向の最大変位量
に基づて決められる）の範囲で確保された短円筒部６ａ
が形成され、さらに、短円筒部６ａの終端部には、カー
ル形状部５ａとの干渉により伸び変位入力時と曲げ変位
入力時に変位を規制する折り曲げストッパ部６ｂが形成
されている。尚、ベローズ３の変形がない変位非入力時
には、図１に示すように、カール形状部５ａと短円筒部
６ａとの線接触部が、連結中心点Ｏの位置と一致し、か
つ、短円筒部６ａのほぼ中央位置にくるように設定され
ている。
には、端部曲げ加工により断面円形状としたカール形状
部５ａが形成されている。一方、第２アウターパイプ６
のカール形状部５ａを覆う外周位置には、カール形状部
５ａの外径とほぼ一致する内径を持つ円筒内面が所定幅
（吸収しようとする伸縮方向及び曲げ方向の最大変位量
に基づて決められる）の範囲で確保された短円筒部６ａ
が形成され、さらに、短円筒部６ａの終端部には、カー
ル形状部５ａとの干渉により伸び変位入力時と曲げ変位
入力時に変位を規制する折り曲げストッパ部６ｂが形成
されている。尚、ベローズ３の変形がない変位非入力時
には、図１に示すように、カール形状部５ａと短円筒部
６ａとの線接触部が、連結中心点Ｏの位置と一致し、か
つ、短円筒部６ａのほぼ中央位置にくるように設定され
ている。
【００２２】次に、作用効果を説明する。
【００２３】［耐熱性について］排気系上流にフレキシ
ブルチューブを設ける場合、エンジンに近く高温の排気
ガス熱が作用することになるために高い耐熱性が要求さ
れる。
ブルチューブを設ける場合、エンジンに近く高温の排気
ガス熱が作用することになるために高い耐熱性が要求さ
れる。
【００２４】これに対し、実施の形態１では、ベローズ
３の内側にインナーパイプ４を配置しているため、排気
ガス熱がベローズ３に直接及ばない遮熱作用を示し、高
耐熱性要求に応えている。
３の内側にインナーパイプ４を配置しているため、排気
ガス熱がベローズ３に直接及ばない遮熱作用を示し、高
耐熱性要求に応えている。
【００２５】［ベローズ保護について］排気系上流にフ
レキシブルチューブを設ける場合、隣接する部材とベロ
ーズ３とが接触干渉したり、タイヤで跳ねた石が衝突し
たりすると、ベローズ３を破損させることになる。
レキシブルチューブを設ける場合、隣接する部材とベロ
ーズ３とが接触干渉したり、タイヤで跳ねた石が衝突し
たりすると、ベローズ３を破損させることになる。
【００２６】これに対し、実施の形態１では、ベローズ
３の外側に第１アウターパイプ５と第２アウターパイプ
６を配置し、ベローズ３の外周を両アウターパイプ５，
６で覆う構成としているため、接触干渉や跳ね石等から
の保護作用により、ベローズ３の破損が防止される。
３の外側に第１アウターパイプ５と第２アウターパイプ
６を配置し、ベローズ３の外周を両アウターパイプ５，
６で覆う構成としているため、接触干渉や跳ね石等から
の保護作用により、ベローズ３の破損が防止される。
【００２７】すなわち、内側のインナーパイプ４による
遮熱作用と、外側の両アウターパイプ５，６による保護
作用をベローズ３が受けることになり、ベローズ３の耐
久性が確保される、言い換えると、フレキシブルチュー
ブの耐久性が確保される。
遮熱作用と、外側の両アウターパイプ５，６による保護
作用をベローズ３が受けることになり、ベローズ３の耐
久性が確保される、言い換えると、フレキシブルチュー
ブの耐久性が確保される。
【００２８】［伸縮変位吸収作用について］排気系上流
にフレキシブルチューブを設ける場合、主にエンジンか
らの振動入力となるため、振動振幅が大きくなるエンジ
ン低回転領域では、伸縮方向変位を吸収する能力が要求
される。
にフレキシブルチューブを設ける場合、主にエンジンか
らの振動入力となるため、振動振幅が大きくなるエンジ
ン低回転領域では、伸縮方向変位を吸収する能力が要求
される。
【００２９】これに対し、実施の形態１では、第１アウ
ターパイプ５の外周端部にカール形状部５ａを形成し、
このカール形状部５ａを第２アウターパイプ６の短円筒
部６ａに線接触させる構成としているため、管軸Ｘに一
致する伸縮変位入力時、カール形状部５ａが線接触を保
ちながら短円筒部６ａの内面に沿ってスムーズに摺動
し、図１に示す伸縮変位非入力の中立位置から、図２に
示すように、伸びストロークの範囲と圧縮ストロークの
範囲でベローズ３の伸縮変形を許すという伸縮変位吸収
作用を示す。
ターパイプ５の外周端部にカール形状部５ａを形成し、
このカール形状部５ａを第２アウターパイプ６の短円筒
部６ａに線接触させる構成としているため、管軸Ｘに一
致する伸縮変位入力時、カール形状部５ａが線接触を保
ちながら短円筒部６ａの内面に沿ってスムーズに摺動
し、図１に示す伸縮変位非入力の中立位置から、図２に
示すように、伸びストロークの範囲と圧縮ストロークの
範囲でベローズ３の伸縮変形を許すという伸縮変位吸収
作用を示す。
【００３０】また、第２アウターパイプ６の短円筒部６
ａの終端部には、カール形状部５ａとの干渉により伸び
変位入力時に変位を規制する折り曲げストッパ部６ｂが
形成されているため、過大な伸び変位入力時にベローズ
３の伸び変形量に制限を与えるという過大変位規制作用
を示す。この結果、過大な伸び変位入力時にもベローズ
３の伸び変形が限界範囲内に収まり、ベローズ３の耐久
性向上をもたらす。
ａの終端部には、カール形状部５ａとの干渉により伸び
変位入力時に変位を規制する折り曲げストッパ部６ｂが
形成されているため、過大な伸び変位入力時にベローズ
３の伸び変形量に制限を与えるという過大変位規制作用
を示す。この結果、過大な伸び変位入力時にもベローズ
３の伸び変形が限界範囲内に収まり、ベローズ３の耐久
性向上をもたらす。
【００３１】［曲げ変位吸収作用について］排気系上流
にフレキシブルチューブを設ける場合、主にエンジンか
らの振動入力となるため、エンジン回転数の急変等によ
りエンジンロールが生じるような時には、曲げ方向変位
を吸収する能力が要求される。
にフレキシブルチューブを設ける場合、主にエンジンか
らの振動入力となるため、エンジン回転数の急変等によ
りエンジンロールが生じるような時には、曲げ方向変位
を吸収する能力が要求される。
【００３２】これに対し、実施の形態１では、第１アウ
ターパイプ５の外周端部にカール形状部５ａを形成し、
このカール形状部５ａを第２アウターパイプ６の短円筒
部６ａに線接触させる構成としているため、曲げ軸Ｌま
わりに変位する曲げ変位入力時、カール形状部５ａが曲
げ軸Ｌとの左右交点位置での短円筒部６ａの内面とは点
接触を保ち、上下位置で短円筒部６ａの内面とは隙間ｔ
を作りながら回動し、図１に示す変位非入力の中立位置
から、図３及び図４に示すように、管軸Ｘからベローズ
３の両端がそれぞれ曲げ角度θの範囲でベローズ３の曲
げ変形を許すという曲げ変位吸収作用を示す。
ターパイプ５の外周端部にカール形状部５ａを形成し、
このカール形状部５ａを第２アウターパイプ６の短円筒
部６ａに線接触させる構成としているため、曲げ軸Ｌま
わりに変位する曲げ変位入力時、カール形状部５ａが曲
げ軸Ｌとの左右交点位置での短円筒部６ａの内面とは点
接触を保ち、上下位置で短円筒部６ａの内面とは隙間ｔ
を作りながら回動し、図１に示す変位非入力の中立位置
から、図３及び図４に示すように、管軸Ｘからベローズ
３の両端がそれぞれ曲げ角度θの範囲でベローズ３の曲
げ変形を許すという曲げ変位吸収作用を示す。
【００３３】また、第２アウターパイプ６の短円筒部６
ａの終端部には、カール形状部５ａとの干渉により曲げ
変位入力時に変位を規制する折り曲げストッパ部６ｂが
形成されているため、過大な曲げ変位入力時にカール形
状部５ａが折り曲げストッパ部６ｂに接触干渉し（図４
のハッチング部分）、ベローズ３の曲げ変形量に制限を
与えるという過大変位規制作用を示す。この結果、過大
な曲げ変位入力時にもベローズ３の曲げ変形が限界範囲
内に収まり、ベローズ３の耐久性向上をもたらす。
ａの終端部には、カール形状部５ａとの干渉により曲げ
変位入力時に変位を規制する折り曲げストッパ部６ｂが
形成されているため、過大な曲げ変位入力時にカール形
状部５ａが折り曲げストッパ部６ｂに接触干渉し（図４
のハッチング部分）、ベローズ３の曲げ変形量に制限を
与えるという過大変位規制作用を示す。この結果、過大
な曲げ変位入力時にもベローズ３の曲げ変形が限界範囲
内に収まり、ベローズ３の耐久性向上をもたらす。
【００３４】［複合変位等の吸収作用について］伸縮変
位と曲げ変位について説明してきたが、排気系上流にフ
レキシブルチューブを設ける場合に実際に入力される変
位は、伸縮方向変位と曲げ方向変位とが合成された複合
変位となることが多いし、さらに、捩り方向変位等が加
わることもある。
位と曲げ変位について説明してきたが、排気系上流にフ
レキシブルチューブを設ける場合に実際に入力される変
位は、伸縮方向変位と曲げ方向変位とが合成された複合
変位となることが多いし、さらに、捩り方向変位等が加
わることもある。
【００３５】このような複合変位に対しては、上記の伸
縮方向変位や曲げ方向変位に対する第１アウターパイプ
５と第２アウターパイプ６の動作を重ね合わせた動作に
よりベローズ３の変形に追従し、スムーズにその変位が
吸収されるし、また、捩り方向変位に対してもカール形
状部５ａと短円筒部６ａとの線接触位置に沿った摺動に
より捩り方向変位が吸収されるし、さらに、過大な複合
変位の入力に対してはカール形状部５ａと折り曲げスト
ッパ部６ｂとの接触干渉により過大変位が規制される。
縮方向変位や曲げ方向変位に対する第１アウターパイプ
５と第２アウターパイプ６の動作を重ね合わせた動作に
よりベローズ３の変形に追従し、スムーズにその変位が
吸収されるし、また、捩り方向変位に対してもカール形
状部５ａと短円筒部６ａとの線接触位置に沿った摺動に
より捩り方向変位が吸収されるし、さらに、過大な複合
変位の入力に対してはカール形状部５ａと折り曲げスト
ッパ部６ｂとの接触干渉により過大変位が規制される。
【００３６】（実施の形態２）実施の形態２の自動車排
気系用フレキシブルチューブは請求項１，２，３記載の
発明に対応する。
気系用フレキシブルチューブは請求項１，２，３記載の
発明に対応する。
【００３７】まず、構成を説明する。
【００３８】図５は実施の形態２の自動車排気系用フレ
キシブルチューブの断面図で、１は第１排気管、２は第
２排気管、３はベローズ、４はインナーパイプ、５は第
１アウターパイプ、５ａはカール形状部、６は第２アウ
ターパイプ、６ａは短円筒部、６ｂは折り曲げストッパ
部、７は摺動部材である。
キシブルチューブの断面図で、１は第１排気管、２は第
２排気管、３はベローズ、４はインナーパイプ、５は第
１アウターパイプ、５ａはカール形状部、６は第２アウ
ターパイプ、６ａは短円筒部、６ｂは折り曲げストッパ
部、７は摺動部材である。
【００３９】すなわち、第２アウターパイプ６の短円筒
部６ａの内面に、ワイヤメッシュや黒鉛入りワイヤメッ
シュ等による摺動部材７を設けた点において、実施の形
態１と構成的に異なる。
部６ａの内面に、ワイヤメッシュや黒鉛入りワイヤメッ
シュ等による摺動部材７を設けた点において、実施の形
態１と構成的に異なる。
【００４０】よって、この実施の形態２では、摺動部材
７を設けたことで、伸縮変位入力時にカール形状部５ａ
が摺動部材７に接触しながらスムーズに動き、スティッ
クスリップ等による擦れ異音も防止することができる。
７を設けたことで、伸縮変位入力時にカール形状部５ａ
が摺動部材７に接触しながらスムーズに動き、スティッ
クスリップ等による擦れ異音も防止することができる。
【００４１】（他の実施の形態）実施の形態１，２で
は、第２アウターパイプ６の短円筒部６ａの終端部に、
カール形状部５ａとの干渉により伸び変位入力時と曲げ
変位入力時に変位を規制する折り曲げストッパ部６ｂを
形成する例を示したが、第２アウターパイプに別体でス
トッパ部を付加するような例としたり、第２アウターパ
イプとカール形状部の両方にストッパ部を設けるような
構成としても良い。
は、第２アウターパイプ６の短円筒部６ａの終端部に、
カール形状部５ａとの干渉により伸び変位入力時と曲げ
変位入力時に変位を規制する折り曲げストッパ部６ｂを
形成する例を示したが、第２アウターパイプに別体でス
トッパ部を付加するような例としたり、第２アウターパ
イプとカール形状部の両方にストッパ部を設けるような
構成としても良い。
【００４２】実施の形態２では、第２アウターパイプ６
の短円筒部６ａの内面に摺動部材７を設けた例を示した
が、カール形状部側に摺動部材を設ける例や短円筒部内
面とカール形状部外面の両方に摺動部材を設けるような
例としても良い。
の短円筒部６ａの内面に摺動部材７を設けた例を示した
が、カール形状部側に摺動部材を設ける例や短円筒部内
面とカール形状部外面の両方に摺動部材を設けるような
例としても良い。
【００４３】
【発明の効果】請求項１記載の発明にあっては、一端部
が第１排気管に接続され、他端部が第２排気管に接続さ
れたベローズと、ベローズの内側位置に配置され、パイ
プ内の通路を通る排気ガスの熱がベローズに直接及ぶの
を防ぐインナーパイプと、ベローズの外側位置に配置さ
れ、ベローズの両端部にそれぞれ固定された第１アウタ
ーパイプ及び第２アウターパイプとを備えた自動車排気
系用フレキシブルチューブにおいて、第１アウターパイ
プの外周端部に、端部曲げ加工により断面円形状とした
カール形状部を形成すると共に、第２アウターパイプの
カール形状部を覆う外周位置に、カール形状部の外径と
ほぼ一致する内径を持つ円筒内面が所定幅の範囲で確保
された短円筒部を形成したため、高い耐熱要求に応える
ばかりでなく、伸縮方向及び曲げ方向に高い変位吸収能
力を発揮することで、エンジンに近い排気系上流位置へ
の設置に最適な自動車排気系用フレキシブルチューブを
提供することができるという効果が得られる。
が第１排気管に接続され、他端部が第２排気管に接続さ
れたベローズと、ベローズの内側位置に配置され、パイ
プ内の通路を通る排気ガスの熱がベローズに直接及ぶの
を防ぐインナーパイプと、ベローズの外側位置に配置さ
れ、ベローズの両端部にそれぞれ固定された第１アウタ
ーパイプ及び第２アウターパイプとを備えた自動車排気
系用フレキシブルチューブにおいて、第１アウターパイ
プの外周端部に、端部曲げ加工により断面円形状とした
カール形状部を形成すると共に、第２アウターパイプの
カール形状部を覆う外周位置に、カール形状部の外径と
ほぼ一致する内径を持つ円筒内面が所定幅の範囲で確保
された短円筒部を形成したため、高い耐熱要求に応える
ばかりでなく、伸縮方向及び曲げ方向に高い変位吸収能
力を発揮することで、エンジンに近い排気系上流位置へ
の設置に最適な自動車排気系用フレキシブルチューブを
提供することができるという効果が得られる。
【００４４】請求項２記載の発明にあっては、請求項１
記載の自動車排気系用フレキシブルチューブにおいて、
第２アウターパイプの短円筒部の終端部に、カール形状
部との干渉により伸び変位入力時と曲げ変位入力時に変
位を規制する折り曲げストッパ部を形成したため、請求
項１記載の発明の効果に加え、伸びストロークと曲げ角
度の最大量が規制され、ベローズの耐久性を向上させる
ことができる。
記載の自動車排気系用フレキシブルチューブにおいて、
第２アウターパイプの短円筒部の終端部に、カール形状
部との干渉により伸び変位入力時と曲げ変位入力時に変
位を規制する折り曲げストッパ部を形成したため、請求
項１記載の発明の効果に加え、伸びストロークと曲げ角
度の最大量が規制され、ベローズの耐久性を向上させる
ことができる。
【００４５】請求項３記載の発明にあっては、請求項１
または請求項２記載の自動車排気系用フレキシブルチュ
ーブにおいて、第２アウターパイプの短円筒部の内面に
摺動部材を設けたため、請求項１または請求項２記載の
発明の効果に加え、伸縮変位入力時にカール形状部のス
ムーズな動きの確保と、擦れ異音の防止を図ることがで
きる。
または請求項２記載の自動車排気系用フレキシブルチュ
ーブにおいて、第２アウターパイプの短円筒部の内面に
摺動部材を設けたため、請求項１または請求項２記載の
発明の効果に加え、伸縮変位入力時にカール形状部のス
ムーズな動きの確保と、擦れ異音の防止を図ることがで
きる。
【図１】実施の形態１の自動車排気系用フレキシブルチ
ューブの断面図である。
ューブの断面図である。
【図２】実施の形態１の自動車排気系用フレキシブルチ
ューブでの伸縮変位入力時の変位吸収作用説明図であ
る。
ューブでの伸縮変位入力時の変位吸収作用説明図であ
る。
【図３】実施の形態１の自動車排気系用フレキシブルチ
ューブでの曲げ変位入力時の変位吸収作用説明図であ
る。
ューブでの曲げ変位入力時の変位吸収作用説明図であ
る。
【図４】実施の形態１の自動車排気系用フレキシブルチ
ューブでの曲げ変位入力時におけるカール形状部と短円
筒部の内面との接触状態を示す図である。
ューブでの曲げ変位入力時におけるカール形状部と短円
筒部の内面との接触状態を示す図である。
【図５】実施の形態２の自動車排気系用フレキシブルチ
ューブの断面図である。
ューブの断面図である。
【図６】従来例１の自動車排気系用フレキシブルチュー
ブを示す断面図である。
ブを示す断面図である。
【図７】従来例２の自動車排気系用フレキシブルチュー
ブを示す断面図である。
ブを示す断面図である。
１ 第１排気管 ２ 第２排気管 ３ ベローズ ４ インナーパイプ ５ 第１アウターパイプ ５ａ カール形状部 ６ 第２アウターパイプ ６ａ 短円筒部 ６ｂ 折り曲げストッパ部 ７ 摺動部材
Claims (3)
- 【請求項１】 一端部が第１排気管（１）に接続され、
他端部が第２排気管（２）に接続されたベローズ（３）
と、 前記ベローズ（３）の内側位置に配置され、パイプ内の
通路を通る排気ガスの熱がベローズ（３）に直接及ぶの
を防ぐインナーパイプ（４）と、 前記ベローズ（３）の外側位置に配置され、ベローズ
（３）の両端部にそれぞれ固定された第１アウターパイ
プ（５）及び第２アウターパイプ（６）とを備えた自動
車排気系用フレキシブルチューブにおいて、 前記第１アウターパイプ（５）の外周端部に、端部曲げ
加工により断面円形状としたカール形状部（５ａ）を形
成すると共に、前記第２アウターパイプ（６）のカール
形状部（５ａ）を覆う外周位置に、カール形状部（５
ａ）の外径とほぼ一致する内径を持つ円筒内面が所定幅
の範囲で確保された短円筒部（６ａ）を形成したことを
特徴とする自動車排気系用フレキシブルチューブ。 - 【請求項２】 請求項１記載の自動車排気系用フレキシ
ブルチューブにおいて、 前記第２アウターパイプ（６）の短円筒部（６ａ）の終
端部に、カール形状部（５ａ）との干渉により伸び変位
入力時と曲げ変位入力時に変位を規制する折り曲げスト
ッパ部（６ｂ）を形成したことを特徴とする自動車排気
系用フレキシブルチューブ。 - 【請求項３】 請求項１または請求項２記載の自動車排
気系用フレキシブルチューブにおいて、 前記第２アウターパイプ（６）の短円筒部（６ａ）の内
面に摺動部材（７）を設けたことを特徴とする自動車排
気系用フレキシブルチューブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10079327A JPH11280465A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 自動車排気系用フレキシブルチューブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10079327A JPH11280465A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 自動車排気系用フレキシブルチューブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11280465A true JPH11280465A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13686803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10079327A Pending JPH11280465A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 自動車排気系用フレキシブルチューブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11280465A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100690626B1 (ko) | 2005-08-04 | 2007-03-09 | 변무원 | 합성수지 관 연결장치 및 이를 구비하는 합성수지 통수관 |
| WO2008007422A1 (fr) * | 2006-07-11 | 2008-01-17 | Tsukada Medical Research | Dispositif de perfusion continue de solution médicamenteuse |
| JP2011052764A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Kokusan Rasenkan Kk | 可撓管装置 |
| CN103306795A (zh) * | 2012-03-08 | 2013-09-18 | 康奈可关精株式会社 | 双管式排气歧管 |
| JP2014240642A (ja) * | 2013-06-12 | 2014-12-25 | オイレス工業株式会社 | 排気管継手 |
| CN107477285A (zh) * | 2017-09-29 | 2017-12-15 | 谢萍萍 | 一种新型的给水排水管变径连接装置 |
-
1998
- 1998-03-26 JP JP10079327A patent/JPH11280465A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100690626B1 (ko) | 2005-08-04 | 2007-03-09 | 변무원 | 합성수지 관 연결장치 및 이를 구비하는 합성수지 통수관 |
| WO2008007422A1 (fr) * | 2006-07-11 | 2008-01-17 | Tsukada Medical Research | Dispositif de perfusion continue de solution médicamenteuse |
| EP2039381A1 (en) * | 2006-07-11 | 2009-03-25 | Tsukada Medical Research | Continuous drug solution infusion device |
| US8109907B2 (en) | 2006-07-11 | 2012-02-07 | Tsukada Medical Research Co., Ltd. | Continuous drug solution infusion device |
| EP2039381A4 (en) * | 2006-07-11 | 2012-07-18 | Tsukada Medical Res Co Ltd | DEVICE FOR CONTINUOUS INFUSION OF DRUG SOLUTION |
| JP2011052764A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Kokusan Rasenkan Kk | 可撓管装置 |
| CN103306795A (zh) * | 2012-03-08 | 2013-09-18 | 康奈可关精株式会社 | 双管式排气歧管 |
| JP2014240642A (ja) * | 2013-06-12 | 2014-12-25 | オイレス工業株式会社 | 排気管継手 |
| CN107477285A (zh) * | 2017-09-29 | 2017-12-15 | 谢萍萍 | 一种新型的给水排水管变径连接装置 |
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