JPH08319826A - 自動車排気系用フレキシブルチューブ - Google Patents

自動車排気系用フレキシブルチューブ

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Publication number
JPH08319826A
JPH08319826A JP7124922A JP12492295A JPH08319826A JP H08319826 A JPH08319826 A JP H08319826A JP 7124922 A JP7124922 A JP 7124922A JP 12492295 A JP12492295 A JP 12492295A JP H08319826 A JPH08319826 A JP H08319826A
Authority
JP
Japan
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bellows
displacement
flexible tube
exhaust pipe
exhaust system
Prior art date
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Pending
Application number
JP7124922A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Watanabe
省司 渡辺
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
Application filed by Calsonic Corp filed Critical Calsonic Corp
Priority to JP7124922A priority Critical patent/JPH08319826A/ja
Publication of JPH08319826A publication Critical patent/JPH08319826A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/12Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車用排気系に取り付けられる第1の排気
管と第2の排気管の伸縮変位を吸収するベローズを有す
る自動車排気系用フレキシブルチューブにおいて、小型
軽量化と、低コスト化と、バネ定数の安定性と、変位規
制時の打音防止とを併せて達成すること。 【構成】 ベローズ3の保護と伸び切り防止のための外
筒部材を、第1の排気管1に接続され、プレート材によ
りベローズ3の外周を覆う筒状に形成されたアウタカバ
ー5と、第2の排気管2に接続され、アウターカバー5
の内面5aに向かう立ち上がり部7aが形成されたカラ
ー7と、アウタカバー5の端部を内側に屈曲することで
形成された伸び変位ストッパ部6と、カラー7の立ち上
がり部7aに設けられた弾性ストッパ部材8と、を有す
る部材とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用排気系に取り
付けられる第1の排気管と第2の排気管の伸縮変位を吸
収するベローズを有する自動車排気系用フレキシブルチ
ューブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車排気系用フレキシブルチュ
ーブとしては、例えば、図7に記載のものが実車に採用
されている。
【0003】この従来のフレキシブルチューブの構成部
品名と機能を下記に示す。
【0004】チューブ…排ガス通路 ベローズ…排ガス通路,変位吸収 アウタブレード…ベローズの保護,ベローズの伸び切
り防止 プロテクタ…ベローズの保護,アウタブレード押え インナブレード…保温,遮熱,気流音防止 カラー…インナブレードのスポット溶接信頼性の向上
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動車排気系用フレキシブルチューブにあっては、
下記に列挙するような問題点がある。
【0006】(1) 両端がチューブに固定されるアウタブ
レードによりベローズを覆っているため、アウタブレー
ドの張り方によりベローズのバネ定数が大きくばらつい
てしまい、フレキシブル性能の安定性が低い。
【0007】(2) ベローズによる高い変位吸収性能を得
るには、ベローズの屈曲半径を小さくしベローズの山の
数を多くして低バネ定数に設定しているため、ベローズ
の全長が長くなり、フレキシブルチューブの大型化を招
く。
【0008】(3) アウタブレードはベローズ保護と伸縮
性という要求機能を同時に満足するべく金属繊維にて織
布状とした高価な素材が用いられるし、ベローズの山の
数が多いことで発生する気流を防止するインナブレード
を必要構成部品とするし、さらに、大型の長いベローズ
を用いているため、フレキシブルチューブが重く高価な
ものとなる。
【0009】このような従来の自動車排気系用フレキシ
ブルチューブの問題点に対し、実開昭61−65230
号公報には、一対の剛性パイプ(チューブ)の接続端部
にフレキシブルパイプ(ベローズ)の内周と外周をそれ
ぞれ覆うアウタカバーとインナカバーとを一体に延出形
成し、剛性パイプに形成された係合部に係止される係止
部をアウタカバーとインナカバーとの少なくとも一方に
形成したものが示されている。
【0010】しかしながら、この従来のフレキシブルチ
ューブにあっては、フレキシブルパイプの伸縮最大変位
を規制するために設けられている係合部及び係止部が互
いにメタル接触する構成となっているため、走行中等に
おいてエンジン等からの振動入力により一対の剛性パイ
プ間に係合部と係止部との間隔を超える往復変位が生じ
た場合、係合部と係止部との衝突による打音が発生する
という問題がある。
【0011】また、インナカバーを必要構成部品として
いるため、フレキシブルチューブの軽量化や低コスト化
を高レベルで達成することができない。
【0012】本発明は、上記課題に着目してなされたも
ので、第1の目的とするところは、自動車用排気系に取
り付けられる第1の排気管と第2の排気管の伸縮変位を
吸収するベローズを有する自動車排気系用フレキシブル
チューブにおいて、小型軽量化と、低コスト化と、バネ
定数の安定性と、変位規制時の打音防止とを併せて達成
することにある。
【0013】第2の目的とするところは、第1の目的に
加え、ベローズの縮み方向最大変位規制機能を持たせる
ことにある。
【0014】第3の目的とするところは、第1または第
2の目的に加え、ベローズに加わる応力の緩和を図るこ
とにある。
【0015】第4の目的とするところは、第1乃至第3
の目的に加え、高レベルでの小型軽量化と低コスト化を
図ることにある。
【0016】第5の目的とするところは、振動吸収機能
と土,砂,塩等の浸入防止機能を持つ弾性ストッパ部材
により第1乃至第4の目的を達成することにある。
【0017】第6の目的とするところは、インナブレー
ド機能とベローズ谷部との干渉防止機能を持たせた第1
の排気管により第1乃至第5の目的を達成することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため請求項1記載の自動車排気系用フレキシブルチュ
ーブでは、第1の排気管と第2の排気管に両端部が接続
され、両排気管の伸縮変位を吸収するベローズと、該ベ
ローズの外周を覆うように設けられ、ベローズの保護と
伸び切り防止のための外筒部材とを備えた自動車排気系
用フレキシブルチューブにおいて、前記外筒部材を、両
排気管の一方に接続され、プレート材によりベローズの
外周を覆う筒状に形成されたアウタカバーと、両排気管
の他方に接続され、前記アウターカバーの内面に向かう
立ち上がり部が形成されたカラーと、前記アウタカバー
の端部を内側に屈曲することで形成され、その内面をベ
ローズの伸び方向最大変位を規制するストッパ面とする
伸び変位ストッパ部と、前記カラーの立ち上がり部に設
けられ、弾性を持つ素材により前記伸び変位ストッパ部
のストッパ面とは管軸方向に許容最大変位に相当する間
隔を介して配置された弾性ストッパ部材と、を有する部
材としたことを特徴とする。
【0019】上記第2の目的を達成するため請求項2記
載の自動車排気系用フレキシブルチューブでは、請求項
1記載の自動車排気系用フレキシブルチューブにおい
て、前記伸び変位ストッパ部より内側位置のアウタカバ
ーに、弾性ストッパ部材とは管軸方向に許容最大変位に
相当する間隔を介して対向する面をベローズの縮み方向
最大変位を規制するストッパ面とする縮み変位ストッパ
部を形成したことを特徴とする。
【0020】上記第3の目的を達成するため請求項3記
載の自動車排気系用フレキシブルチューブでは、請求項
1または請求項2記載の自動車排気系用フレキシブルチ
ューブにおいて、前記ベローズの端部に、屈曲半径が他
の部分の屈曲半径よりも大きな大径ベローズ部を形成し
たことを特徴とする。
【0021】上記第4の目的を達成するため請求項4記
載の自動車排気系用フレキシブルチューブでは、請求項
1乃至請求項3記載の自動車排気系用フレキシブルチュ
ーブにおいて、前記ベローズは、薄肉多層品を使用する
ことで山数を削減し、ベローズの内側に設けられるイン
ナブレードを廃止したことを特徴とする。
【0022】上記第5の目的を達成するため請求項5記
載の自動車排気系用フレキシブルチューブでは、請求項
1乃至請求項4記載の自動車排気系用フレキシブルチュ
ーブにおいて、前記弾性ストッパ部材を、細い金属ワイ
ヤによる網状体を環状に圧縮成形したメッシュ部材と
し、その外周面をアウタカバーの内面に接触する状態で
設けたことを特徴とする。
【0023】上記第6の目的を達成するため請求項6記
載の自動車排気系用フレキシブルチューブでは、請求項
1乃至請求項5記載の自動車排気系用フレキシブルチュ
ーブにおいて、前記第1の排気管に、ベローズの内周を
ほぼ覆うように配置した排気管延長部もしくは排気管分
割部を設け、該排気管延長部もしくは排気管分割部とベ
ローズとの間に任意の径方向クリアランスを設定したこ
とを特徴とする。
【0024】
【作用】請求項1記載の発明の作用を説明する。
【0025】エンジンや車体等から第1の排気管と第2
の排気管に管軸方向の変位を与えるような振動が入力さ
れた時、その変位入力はベローズの伸縮により吸収され
る。この変位吸収作用において、第1の排気管と第2の
排気管に両端部が接続されているのはベローズのみであ
るため、フレキシブルチューブのバネ定数はベローズの
持つバネ定数のみにより決定されることになり、フレキ
シブルチューブのバネ定数が安定する。
【0026】走行中、タイヤ等による石跳ねの時には、
ベローズの外周がプレート材により筒状に形成されたア
ウタカバーにより覆われているため、石跳ねによる損傷
からベローズが保護される。
【0027】上記変位入力のうち第1の排気管と第2の
排気管に管軸方向の大きな伸び変位を生じさせる変位入
力時には、両排気管の一方に接続されたアウタカバーの
端部を内側に屈曲することで形成された伸び変位ストッ
パ部と、両排気管の他方に接続されたカラーのアウター
カバーの内面に向かう立ち上がり部に設けられた弾性ス
トッパ部材とによってストッパ機構が構成されるため、
ベローズの伸び方向最大変位が伸び変位ストッパ部と弾
性ストッパ部材との当接により規制され、ベローズの伸
び切りが防止される。
【0028】この変位規制時、伸び変位ストッパ部と弾
性ストッパ部材とが当接するが、弾性ストッパ部材は弾
性を持つ素材により形成されているため、変位規制に伴
う打音の発生が防止される。
【0029】加えて、フレキシブルチューブのバネ定数
は上記のようにベローズの設定のみにより決まるため、
従来のベローズとアウタブレードとを並列配置したもの
に比べてベローズ長を短縮できるし、また、高価なアウ
タブレードを用いることなく、廉価なプレート材による
アウタカバーを用いているため、小型軽量化と低コスト
化とを併せて達成することができる。
【0030】請求項2記載の発明の作用を説明する。
【0031】変位入力のうち第1の排気管と第2の排気
管に管軸方向の大きな縮み変位を生じさせる変位入力時
には、伸び変位ストッパ部より内側位置のアウタカバー
に形成された縮み変位ストッパ部と、カラーのアウター
カバーの内面に向かう立ち上がり部に設けられた弾性ス
トッパ部材とによってストッパ機構が構成されるため、
ベローズの縮み方向最大変位が縮み変位ストッパ部と弾
性ストッパ部材との当接により規制され、ベローズの縮
み変形が防止される。
【0032】尚、この変位規制時においても、縮み変位
ストッパ部と当接する弾性ストッパ部材は弾性を持つ素
材により形成されているため、変位規制に伴う打音の発
生が防止される。
【0033】請求項3記載の発明の作用を説明する。
【0034】上記変位吸収作用において、変位入力が加
わるベローズの端部には、屈曲半径が他の部分の屈曲半
径よりも大きな大径ベローズ部が形成されているため、
変位入力が小さい領域ではこの大径ベローズ部が先に変
位を吸収するように変形して力を逃がすことになり、大
径ベローズ部以外の他のベローズ部分に加わる応力の緩
和が図られる。
【0035】請求項4記載の発明の作用を説明する。
【0036】上記のように、フレキシブルチューブのバ
ネ定数はベローズの設定のみにより決まるため、ベロー
ズを設計するにあたって、素材として薄肉多層品を使用
することにより、山数を削減した短尺のベローズにより
低バネ定数を得ることができる。
【0037】また、ベローズの山数を削減した場合、排
気流による気流音が低くなるため、主に気流音の防止の
ためにベローズの内側に設けられるインナブレードを積
極的に廃止することができる。
【0038】よって、ベローズとして、薄肉多層品を使
用することで山数を削減し、ベローズの内側に設けられ
るインナブレードを廃止した場合、高レベルでの小型軽
量化と低コスト化が図られる。
【0039】請求項5記載の発明の作用を説明する。
【0040】弾性ストッパ部材として、細い金属ワイヤ
による網状体を環状に圧縮成形したメッシュ部材を用
い、その外周面をアウタカバーの内面に接触する状態で
設けたため、管軸直交方向や2つの管軸を屈曲させる方
向に変位量の小さい振動入力があった場合、弾性ストッ
パ部材による弾性変形にて振動変位が吸収される。
【0041】また、アウタカバーの開口部は、カラーと
アウタカバーの内面に接触する弾性ストッパ部材により
閉鎖されるため、土,砂,塩等がベローズへ浸入するの
が防止される。
【0042】請求項6記載の発明の作用を説明する。
【0043】第1の排気管には、ベローズの内周をほぼ
覆うように配置した排気管延長部もしくは排気管分割部
が設けられているため、保温性や遮熱性や気流音低減等
のインナブレード機能が要求される場合、インナブレー
ドを特に設定することなく排気管延長部もしくは排気管
分割部がインナブレード機能を発揮する。
【0044】そして、この排気管延長部もしくは排気管
分割部とベローズとの間には任意の径方向クリアランス
が設定されているため、ベローズがエンジンロール振動
等により曲がったとしても排気管延長部もしくは排気管
分割部とベローズの谷部との干渉が防止される。
【0045】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0046】(第1実施例)まず、構成を説明する。
【0047】図1は請求項1,3,4,5記載の発明に
対応する第1実施例の自動車排気系用フレキシブルチュ
ーブを示す全体断面図、図2(イ)は図1のA部拡大に
よるベローズ断面図、図2(ロ)は図1のB部拡大によ
るベローズ断面図である。
【0048】図1及び図2において、1は第1の排気
管、2は第2の排気管、3はベローズ、4はプロテク
タ、5はアウタカバー、6は伸び変位ストッパ部、7は
カラー、8は弾性ストッパ部材である。
【0049】前記ベローズ3は、第1の排気管1と第2
の排気管2に両端部が接続され、両排気管1,2の伸縮
変位を吸収するために設けられる。
【0050】このベローズ3のストッパ側端部には、屈
曲半径が他の部分の屈曲半径よりも大きな大径ベローズ
部3aが形成されている。
【0051】ちなみに、大径ベローズ部3aを除く他の
部分は、図2(イ)に示すように、ベローズ屈曲半径R
1が2.8〜3mmで、屈曲スパンL1が8mmに設定
されているのに対し、大径ベローズ部3aの部分は、図
2(ロ)に示すように、ベローズ屈曲半径R2が4〜
4.5mmで、屈曲スパンL2が11mmに設定されて
いる。
【0052】さらに、ベローズ3の素材としては、厚み
0.2mmの薄肉板を2層重ね合わせた薄肉多層品を使
用することで山数を従来より大幅に削減し、このベロー
ズ山数の削減に伴ってベローズ3の内側に設けられてい
たインナブレードを廃止している。ちなみに、従来のベ
ローズは、厚み0.3mmの板を2層重ね合わせた多層
品が素材として使用されていた。
【0053】前記アウタカバー5は、第1の排気管1に
接続(スポット溶接)されたプロテクタ4を介して設け
られ、プレート材によりベローズ3の外周を覆う筒状に
形成されている。
【0054】このアウタカバー5には、その端部を内側
に屈曲し、屈曲した内面をベローズ3の伸び方向最大変
位を規制するストッパ面とする伸び変位ストッパ部6が
一体に形成されている。
【0055】前記カラー7は、ベローズ3と共に第2の
排気管2に接続(スポット溶接)され、このカラー7に
は、アウターカバー5の内面に向かう立ち上がり部7a
が形成されている。
【0056】前記弾性ストッパ部材8は、前記カラー7
の立ち上がり部7aの屈曲面に沿って設けられ、弾性を
持つ素材により前記伸び変位ストッパ部6のストッパ面
とは管軸方向に許容最大変位に相当する間隔t1(3m
m程度)を介して配置されている。
【0057】この弾性ストッパ部材8としては、細いス
テンレスワイヤによる網状体を環状に圧縮成形したメッ
シュ部材が用いられ、その外周面8aをアウタカバー5
の内面5aに接触させた状態で設けられている。
【0058】次に、作用を説明する。
【0059】[変位吸収作用]エンジンや車体等から第
1の排気管1と第2の排気管2に管軸方向の変位を与え
るような振動が入力された時、その変位入力はベローズ
3の伸縮により吸収される。
【0060】この変位吸収作用において、第1の排気管
1と第2の排気管2に両端部が接続されているのはベロ
ーズ3のみであるため、フレキシブルチューブのバネ定
数はベローズ3の持つバネ定数のみにより決定されるこ
とになり、従来のアウタブレードとベローズを並列に配
置したフレキシブルチューブに比べ、バネ定数が安定す
る。
【0061】また、変位吸収作用において、変位入力が
加わるベローズ3のストッパ側端部には、屈曲半径R2
が他の部分の屈曲半径R1よりも大きな大径ベローズ部
3aが形成されているため、変位入力が小さい領域では
この大径ベローズ部3aが先に変位を吸収するように変
形して力を逃がすことになり、大径ベローズ部3a以外
の他のベローズ部分に加わる応力の緩和が図られる。
【0062】[ベローズ保護作用]走行中、タイヤ等に
よる石跳ねの時には、ベローズ3の外周がプレート材に
より筒状に形成されたプロテクタ4及びアウタカバー5
により覆われているため、石跳ねによる損傷からベロー
ズ3が保護される。
【0063】[変位規制作用]変位入力のうち第1の排
気管1と第2の排気管2に管軸方向の大きな伸び変位を
生じさせる変位入力時には、第1の排気管1に接続され
たアウタカバー5の端部を内側に屈曲することで形成さ
れた伸び変位ストッパ部6と、第2の排気管2に接続さ
れたカラー7のアウターカバー5の内面5aに向かう立
ち上がり部7aに設けられた弾性ストッパ部材8とによ
ってストッパ機構が構成されるため、ベローズ3の伸び
方向最大変位が伸び変位ストッパ部6と弾性ストッパ部
材8との当接により規制され、ベローズ3の伸び切りが
防止される。
【0064】この変位規制時、伸び変位ストッパ部6と
弾性ストッパ部材8とが当接するが、弾性ストッパ部材
8は弾性を持つ素材により形成されているため、変位規
制に伴う打音の発生が防止される。
【0065】[振動変位吸収作用及び異物浸入防止作
用]弾性ストッパ部材8として、細い金属ワイヤによる
網状体を環状に圧縮成形したメッシュ部材を用い、その
外周面8aをアウタカバー5の内面5aに接触する状態
で設けたため、管軸直交方向や2つの管軸を屈曲させる
方向に変位量の小さい振動入力があった場合、弾性スト
ッパ部材8による弾性変形にて振動変位が吸収される。
【0066】また、アウタカバー5のストッパ機構側に
形成される開口部は、カラー7とアウタカバー5の内面
5aに接触する弾性ストッパ部材8により閉鎖されるた
め、土,砂,塩等がベローズへ浸入するのが防止され
る。
【0067】次に、効果を説明する。
【0068】(1)自動車用排気系に取り付けられる第
1の排気管1と第2の排気管2の伸縮変位を吸収するベ
ローズ3を有する自動車排気系用フレキシブルチューブ
において、ベローズ3の保護と伸び切り防止のための外
筒部材を、第1の排気管1に接続され、プレート材によ
りベローズ3の外周を覆う筒状に形成されたアウタカバ
ー5と、第2の排気管2に接続され、アウターカバー5
の内面5aに向かう立ち上がり部7aが形成されたカラ
ー7と、アウタカバー5の端部を内側に屈曲することで
形成された伸び変位ストッパ部6と、カラー7の立ち上
がり部7aに設けられた弾性ストッパ部材8と、を有す
る部材としたため、小型軽量化と、低コスト化と、バネ
定数の安定性と、変位規制時の打音防止とを併せて達成
することができる。
【0069】尚、小型軽量化と低コスト化とは、フレキ
シブルチューブのバネ定数がベローズ3の設定のみによ
り決まるため、従来のベローズとアウタブレードとを並
列配置したものに比べてベローズ長を短縮できるし、ま
た、高価なアウタブレードを用いることなく、廉価なプ
レート材によるアウタカバー5を用いているために達成
される。
【0070】(2)ベローズ3のストッパ側端部に、屈
曲半径R2が他の部分の屈曲半径R1よりも大きな大径
ベローズ部3aを形成したため、ベローズ3に加わる応
力の緩和を図ることができる。
【0071】(3)ベローズ3は、薄肉2層品を使用す
ることで山数を削減し、ベローズ3の内側に設けられる
インナブレードを廃止したため、高レベルでの小型軽量
化と低コスト化を図ることができる。
【0072】これは、フレキシブルチューブのバネ定数
はベローズ3の設定のみにより決まるため、ベローズ3
を設計するにあたって、素材として薄肉多層品を使用す
ることにより、山数を削減した短尺のベローズ3により
低バネ定数を得ることができるし、また、ベローズ3の
山数を削減した場合、排気流による気流音が低くなるた
め、主に気流音の防止のためにベローズ3の内側に設け
られるインナブレードを積極的に廃止することができる
ことによる。
【0073】(4)弾性ストッパ部材8として、細いス
テンレスワイヤによる網状体を環状に圧縮成形したメッ
シュ部材を用い、その外周面8aをアウタカバー5の内
面5aに接触する状態で設けたため、上記振動吸収作用
と土,砂,塩等の浸入防止作用を達成することができ
る。
【0074】(第2実施例)まず、構成を説明する。
【0075】図3は請求項1〜5記載の発明に対応する
第2実施例の自動車排気系用フレキシブルチューブを示
す全体断面図、図4は第2実施例の変形例を示す要部断
面図である。
【0076】この第2実施例は、アウタカバー5に伸び
変位ストッパ部6と縮み変位ストッパ部9を設けたもの
である。
【0077】すなわち、図3においては、伸び変位スト
ッパ部6より内側位置のアウタカバー5に、弾性ストッ
パ部材8とは管軸方向に許容最大変位に相当する間隔t
2を介して対向する面をベローズの縮み方向最大変位を
規制するストッパ面とする縮み変位ストッパ部9がエン
ボス加工により一体に形成されている。
【0078】図4においては、アウタカバー5を溶接に
より連結した第1アウタカバー5’と第2アウタカバー
5”により構成し、第1アウタカバー5’の端部を屈曲
して伸び変位ストッパ部6を形成し、第2アウタカバー
5”の端部を屈曲して伸び変位ストッパ部6を形成して
いる。尚、弾性ストッパ部材8に対する両ストッパ部
6,9の位置関係は、図3と同様である。
【0079】尚、他の構成は第1実施例と同様であるの
で対応する構成に同一符号を付して説明を省略する。
【0080】次に、作用を説明する。
【0081】[変位規制作用]変位入力のうち第1の排
気管1と第2の排気管2に管軸方向の大きな縮み変位を
生じさせる変位入力時には、伸び変位ストッパ部6より
内側位置のアウタカバー5に形成された縮み変位ストッ
パ部9と、カラー7のアウターカバー5の内面5aに向
かう立ち上がり部7aに設けられた弾性ストッパ部材8
とによってストッパ機構が構成されるため、ベローズ3
の縮み方向最大変位が縮み変位ストッパ部9と弾性スト
ッパ部材8との当接により規制され、ベローズ3の縮み
変形が防止される。
【0082】この変位規制時においても、縮み変位スト
ッパ部9と当接する弾性ストッパ部材8は弾性を持つ素
材により形成されているため、伸び変位規制時と同様
に、変位規制に伴う打音の発生が防止される。
【0083】尚、他の作用については第1実施例と同様
であるので説明を省略する。
【0084】次に、効果を説明する。
【0085】第2実施例にあっては、第1実施例の
(1)〜(4)の効果に、下記の効果が加えられる。
【0086】(5)伸び変位ストッパ部6より内側位置
のアウタカバー5に、弾性ストッパ部材8とは管軸方向
に許容最大変位に相当する間隔t2を介して対向する面
をベローズ3の縮み方向最大変位を規制するストッパ面
とする縮み変位ストッパ部9を設けたため、ベローズ3
の伸び方向最大変位規制機能に加え、ベローズ3の縮み
方向最大変位規制機能をも持たせることができる。
【0087】(第3実施例)まず、構成を説明する。
【0088】図5は請求項1〜6記載の発明に対応する
第3実施例の自動車排気系用フレキシブルチューブを示
す全体断面図、図6は第3実施例の変形例を示す要部断
面図である。
【0089】この第3実施例は、第1の排気管1にイン
ナブレード機能を持たせたものである。
【0090】すなわち、図5においては、第1の排気管
1に、ベローズ3の内周をほぼ覆うように配置した排気
管延長部1aを設け、該排気管延長部1aとベローズ3
との間に任意の径方向クリアランスt3を設定してい
る。
【0091】図6においては、第1の排気管1に、ベロ
ーズ3の内周をほぼ覆うように配置した排気管分割部1
bをベローズ3の端部への固定により設け、該排気管分
割部1bとベローズ3との間に任意の径方向クリアラン
スt3を設定している。
【0092】そして、いずれの例においても、排気管延
長部1aと排気管分割部1bの第2の排気管側端部1
a’,1b’のそれぞれには、クリアランスt4と長さ
Lによるフレキシブルチューブの曲がり角度規制構造を
設けている。
【0093】尚、他の構成は第2実施例と同様であるの
で対応する構成に同一符号を付して説明を省略する。
【0094】次に、作用を説明する。
【0095】第1の排気管1には、ベローズ3の内周を
ほぼ覆うように配置した排気管延長部1aもしくは排気
管分割部1bが設けられているため、保温性や遮熱性や
気流音低減等のインナブレード機能が要求される場合、
インナブレードを特に設定することなく排気管延長部1
aもしくは排気管分割部1bがインナブレード機能を発
揮する。
【0096】そして、この排気管延長部1aもしくは排
気管分割部1bとベローズ3との間には任意の径方向ク
リアランスt3が設定されているため、ベローズ3がエ
ンジンロール振動等により曲がったとしても排気管延長
部1aもしくは排気管分割部1bとベローズ3の谷部と
の干渉が防止される。
【0097】さらに、排気管延長部1aと排気管分割部
1bの第2の排気管側端部1a’,1b’のそれぞれに
は、クリアランスt4と長さLによるフレキシブルチュ
ーブの曲がり角度規制構造を設けているため、このクリ
アランスt4を小さく長さLを長くした場合にはフレキ
シブルチューブの規制される曲がり角度が小さくなり、
逆に、クリアランスt4を大きく長さLを短くした場合
にはフレキシブルチューブの規制される曲がり角度が大
きくなるというように、フレキシブルチューブの曲がり
角度を任意に規制することができる。
【0098】次に、効果を説明する。
【0099】第3実施例にあっては、第2実施例の
(1)〜(5)の効果に、下記の効果が加えられる。
【0100】(6)第1の排気管1には、ベローズ3の
内周をほぼ覆うように配置した排気管延長部1aもしく
は排気管分割部1bが設けられ、この排気管延長部1a
もしくは排気管分割部1bとベローズ3との間には任意
の径方向クリアランスt3が設定されているため、第1
の排気管1を利用してコスト的に有利としながら、イン
ナブレード機能を持たせることができると共に、排気管
延長部1aもしくは排気管分割部1bとベローズ3との
干渉を防止することができる。
【0101】(7)排気管延長部1aと排気管分割部1
bの第2の排気管側端部1a’,1b’のそれぞれに
は、クリアランスt4と長さLによるフレキシブルチュ
ーブの曲がり角度規制構造を設けているため、このクリ
アランスt4と長さLの設定によりフレキシブルチュー
ブの曲がり角度を任意に規制することができる。
【0102】以上、実施例を図面により説明してきた
が、具体的な構成は第1実施例に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加
等があっても本発明に含まれる。
【0103】例えば、実施例では、大径ベローズ部をス
トッパ側端部にのみ形成した例を示したが、ベローズの
両端部に大径ベローズ部を形成するようにしても良い。
【0104】また、弾性ストッパ部材として、細いステ
ンレスワイヤによる網状体を環状に圧縮成形したメッシ
ュ部材を用いる例を示したが、耐熱性を持ち、ストッパ
機能と弾性機能を併せて満足するものであれば実施例の
部材に限定されない。
【0105】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、自動車
用排気系に取り付けられる第1の排気管と第2の排気管
の伸縮変位を吸収するベローズを有する自動車排気系用
フレキシブルチューブにおいて、ベローズの保護と伸び
切り防止のための外筒部材を、両排気管の一方に接続さ
れ、プレート材によりベローズの外周を覆う筒状に形成
されたアウタカバーと、両排気管の他方に接続され、ア
ウターカバーの内面に向かう立ち上がり部が形成された
カラーと、アウタカバーの端部を内側に屈曲することで
形成された伸び変位ストッパ部と、カラーの立ち上がり
部に設けられた弾性ストッパ部材と、を有する部材とし
たため、小型軽量化と、低コスト化と、バネ定数の安定
性と、変位規制時の打音防止とを併せて達成することが
できるという効果が得られる。
【0106】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の自動車排気系用フレキシブルチューブにおいて、
伸び変位ストッパ部より内側位置のアウタカバーに、弾
性ストッパ部材とは管軸方向に許容最大変位に相当する
間隔を介して対向する面をベローズの縮み方向最大変位
を規制するストッパ面とする縮み変位ストッパ部を形成
したため、上記効果に加え、ベローズの縮み方向最大変
位規制機能を持たせるができるという効果が得られる。
【0107】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
または請求項2記載の自動車排気系用フレキシブルチュ
ーブにおいて、ベローズの端部に、屈曲半径が他の部分
の屈曲半径よりも大きな大径ベローズ部を形成したた
め、上記効果に加え、ベローズに加わる応力の緩和を図
ることができるという効果が得られる。
【0108】請求項4記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項3記載の自動車排気系用フレキシブルチュー
ブにおいて、ベローズは、薄肉多層品を使用することで
山数を削減し、ベローズの内側に設けられるインナブレ
ードを廃止したため、上記効果に加え、高レベルでの小
型軽量化と低コスト化を図ることができるという効果が
得られる。
【0109】請求項5記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項4記載の自動車排気系用フレキシブルチュー
ブにおいて、弾性ストッパ部材を、細い金属ワイヤによ
る網状体を環状に圧縮成形したメッシュ部材とし、その
外周面をアウタカバーの内面に接触する状態で設けたた
め、振動吸収機能と土,砂,塩等の浸入防止機能を持つ
弾性ストッパ部材により上記効果を達成することができ
る。
【0110】請求項6記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項5記載の自動車排気系用フレキシブルチュー
ブにおいて、第1の排気管に、ベローズの内周をほぼ覆
うように配置した排気管延長部もしくは排気管分割部を
設け、該排気管延長部もしくは排気管分割部とベローズ
との間に任意の径方向クリアランスを設定したため、イ
ンナブレード機能とベローズ谷部との干渉防止機能を持
たせた第1の排気管により上記効果を達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の自動車排気系用フレキシブ
ルチューブを示す全体半断面図である。
【図2】(イ)は図1のA部を示すベローズ断面図で、
(ロ)は図1のB部を示すベローズ断面図である。
【図3】本発明第2実施例の自動車排気系用フレキシブ
ルチューブを示す全体半断面図である。
【図4】第2実施例の変形例を示す要部断面図である。
【図5】本発明第3実施例の自動車排気系用フレキシブ
ルチューブを示す全体半断面図である。
【図6】本発明第3実施例の変形例の自動車排気系用フ
レキシブルチューブを示す全体半断面図である。
【図7】従来の自動車排気系用フレキシブルチューブを
示す半断面図である。
【符号の説明】
1 第1の排気管 2 第2の排気管 3 ベローズ 4 プロテクタ 5 アウタカバー 6 伸び変位ストッパ部 7 カラー 8 弾性ストッパ部材 9 縮み変位ストッパ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の排気管と第2の排気管に両端部が
    接続され、両排気管の伸縮変位を吸収するベローズと、
    該ベローズの外周を覆うように設けられ、ベローズの保
    護と伸び切り防止のための外筒部材とを備えた自動車排
    気系用フレキシブルチューブにおいて、 前記外筒部材を、 両排気管の一方に接続され、プレート材によりベローズ
    の外周を覆う筒状に形成されたアウタカバーと、 両排気管の他方に接続され、前記アウターカバーの内面
    に向かう立ち上がり部が形成されたカラーと、 前記アウタカバーの端部を内側に屈曲することで形成さ
    れ、その内面をベローズの伸び方向最大変位を規制する
    ストッパ面とする伸び変位ストッパ部と、 前記カラーの立ち上がり部に設けられ、弾性を持つ素材
    により前記伸び変位ストッパ部のストッパ面とは管軸方
    向に許容最大変位に相当する間隔を介して配置された弾
    性ストッパ部材と、 を有する部材としたことを特徴とする自動車排気系用フ
    レキシブルチューブ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車排気系用フレキシ
    ブルチューブにおいて、 前記伸び変位ストッパ部より内側位置のアウタカバー
    に、弾性ストッパ部材とは管軸方向に許容最大変位に相
    当する間隔を介して対向する面をベローズの縮み方向最
    大変位を規制するストッパ面とする縮み変位ストッパ部
    を形成したことを特徴とする自動車排気系用フレキシブ
    ルチューブ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の自動車排
    気系用フレキシブルチューブにおいて、 前記ベローズの端部に、屈曲半径が他の部分の屈曲半径
    よりも大きな大径ベローズ部を形成したことを特徴とす
    る自動車排気系用フレキシブルチューブ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3記載の自動車排気
    系用フレキシブルチューブにおいて、 前記ベローズは、薄肉多層品を使用することで山数を削
    減し、ベローズの内側に設けられるインナブレードを廃
    止したことを特徴とする自動車排気系用フレキシブルチ
    ューブ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4記載の自動車排気
    系用フレキシブルチューブにおいて、 前記弾性ストッパ部材を、細い金属ワイヤによる網状体
    を環状に圧縮成形したメッシュ部材とし、その外周面を
    アウタカバーの内面に接触する状態で設けたことを特徴
    とする自動車排気系用フレキシブルチューブ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5記載の自動車排気
    系用フレキシブルチューブにおいて、 前記第1の排気管に、ベローズの内周をほぼ覆うように
    配置した排気管延長部もしくは排気管分割部を設け、該
    排気管延長部もしくは排気管分割部とベローズとの間に
    任意の径方向クリアランスを設定したことを特徴とする
    自動車排気系用フレキシブルチューブ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997028359A1 (fr) * 1996-02-02 1997-08-07 Calsonic Corporation Tube flexible pour pot d'echappement d'automobile
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Effective date: 20040622