JPH1079482A - 超高密度集積回路 - Google Patents

超高密度集積回路

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JPH1079482A
JPH1079482A JP8242502A JP24250296A JPH1079482A JP H1079482 A JPH1079482 A JP H1079482A JP 8242502 A JP8242502 A JP 8242502A JP 24250296 A JP24250296 A JP 24250296A JP H1079482 A JPH1079482 A JP H1079482A
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thin film
conductive
conductive thin
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Rai Hai
ライ ハイ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】DRAMなどのアレイにおいて、高密度化とパ
フォーマンスの向上を図る。 【解決手段】不等方性エッチング、側壁スペーサ、RI
Eの組合せで相対的に浅いトレンチと深いトレンチを形
成し、メモリセルのための埋込みビットライン(BB
L)セル構造と、DRAMのアクセス・トランジスタ、
SRAM、周辺CMOSなどのための埋込みゲート・ト
ランジスタ(BGT)を形成する。各トランジスタは同
じゲートとチャネル長でシングルチップ上に集積するこ
とができる。ビットライン12はメタル、ポリシリコ
ン、またはポリサイドからなり、上部とサイドのコンタ
クトであるため、50%近いミスアラインメントでも影
響を受けない。ワードラインはゲートの側壁ポリシリコ
ン9とメタル29からなり、垂直位置が十分低くなって
いるためビットラインと短絡することがない。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】発明の分野 本発明は一般的には半導体デバイスの構造、相互接続方
法、および製造方法に関し、より具体的には超高密度メ
モリ・アレイとその製造方法に関する。 発明の背景 MOS 集積回路技術は非常に短期間の間に長足の進歩を遂
げている。特に、半導体メモリが従来の磁気コア・メモ
リに取って代わってからの、この20年間の間に集積密
度の進歩は非常に急速な速度で向上している。MOSラ
ンダムアクセスメモリ(random access memory - RAM)
デバイスは新世代の製造技術の開発に非常に重要な役割
を果たしている。これはメモリ・デバイスが高い規則性
をもっており、そのことが新しい処理技術を開発する上
で大きな利点となっているためである。さらに、メモリ
・デバイスには非常に大きなマーケットが存在し、大量
の資源の投資を可能にしたことも、研究開発の競争力を
非常に強いものにした。RAMの開発によってもたらさ
れた製造技術は様々な製品にも応用されている。 【0002】RAMには、ダイナミックRAMとスタチ
ックRAMがある。ダイナミックRAM(DRAM)は
電荷をキャパシタ(コンデンサ)に蓄積してデータをス
トアし、スタチックRAM(SRAM)はラッチを使用
してデータをストアしている。CMOSでは、ラッチは
2つの交差結合インバータで作られているのが普通であ
る。1トランジスタ(1−T)DRAMセルは、セル面
積が小さいために高密度メモリ・アレイでは非常に魅力
的になっている。DRAMとSRAMはどちらも、コン
ピュータ・システムにおいても、データ処理システムの
進歩を支える上でもキー・コンポーネントとなってい
る。 【0003】新世代コンピュータで高速化を要求するア
プリケーションは、その速度向上を効率よく利用するた
めにメモリ・サイズの増加を要求している。メモリ・サ
イズを増加するために低密度チップを追加すると、シス
テムの信頼性に好ましくない影響を与えることになる。
このような理由から、DRAM設計者は新規セル設計で
セルを小型化することに努力している。パフォーマンス
と信頼性の向上に加えて、セルを小型化すると、システ
ム全体が小型化し、低価格になり、軽量化することにな
る。 【0004】高密度DRAMを実現するために、多くの
主要半導体メーカは、世界各国において非常に競争力の
あるセル構造の革新に着手している。トレンチキャパシ
タ(trench capacitor)セルやスタックドキャパシタ
(stacked capacitor )セルなどのメモリ・セルはいく
つかがすでに開発されている。これらのセルをこれ以上
ダウンサイジング化しても、256メガビット以上にす
るために必要なセル面積と蓄積キャパシタンスはほとん
ど満足されない。1−F(フィーチャ・サイズ)セル、
2−Fセル、および4−Fセルと名づけられた、いくつ
かの新規3次元メモリ・セルは第2の発明で提案されて
いる。これらは、セル・サイズを信じられないほどに、
最低限1−4個のリソグラフィック角までに小型化し、
セル・リークのない大容量化することを可能にしてい
る。比較を目的に、次表は世界各国で最も先進的なDR
AMセルを示している。会社名 DRAMセル セル・サイズ (最低限リソグラフィック角の数) Fujitsu Ltd. 3次元スタックド 17.6 キャパシタ・セル IBM 商用 16Mb DRAMセル 16.5 Mitsubishi 新規スタックド 14.4 Electric Corp. キャパシタ・セル (デュアルセルプレート) NEC Corp. ビットライン上 14.4 キャパシタ・セル (半球粒度蓄積ノード付) 13.4 Hitachi Ltd. 新規スタックドキャパシタ DRAMセル(ビットライン 構造上蓄積キャパシタを 特徴) IBM 埋込みトレンチDRAMセル 10.8 (トレンチ・テクノロジ上に 自己整列エピタキシを利用) Toshiba Corp. 非対称スタックドトレンチ 9.6 キャパシタ・セル Toshiba Corp. 拡散ソース/ドレインMOSFET 8.0 (選択的シリコン成長を利用) Toshiba Corp. 周囲ゲートトランジスタ・セル 7.2 Hui Lai 4−Fセル 4.0 Hui Lai 2−Fセル 2.0 Hui Lai 1−Fセル 1.0 上表から明らかなように、第2発明における新規のDR
AMセルは、世界各国の全セルの中でセル面積が最小に
なっている。このことは大きな利点をもたらすことにな
る。例えば、4−Fセルを使用すると、64メガビット
DRAMの製造のために従来の光リソグラフィック・テ
クノロジを応用し、0.6μmの設計ルールを緩和する
ことが可能である。これに対して、SEMATECH社や他の企
業は、設計ルールが0.35μmである64メガビット
DRAMの製造のために深層uvまたは位相シフト・テ
クノロジを使用する必要があった。64メガビットDR
AMの設計ルール(0.35μm)を使用すると、4−
Fセルは256メガビットDRAMのセル面積(0.5
μm2 )を達成することができる。1−Fセルと2−F
セルについては、これらは多重ギガビットDRAM用に
使用することができる。従って、新規のセルはギガビッ
トDRAM時代の道を開くことが可能になるであろう。
そうすれば、半導体メモリ・デバイスはコンピュータに
おいて回転ディスク媒体(ディスク・ドライブ)に取っ
て代わり、新しいコンピュータ革命をもたらすことにな
るであろう。また、これは、他の新製品と新技術の開発
にもつながることになる。例えば、言語翻訳デバイス、
インテリジェント・デバイス、高精細インタラクティブ
TV、高精細ビデオ受信装置/レコーダ、および記憶シ
ステムは大量のメモリを必要としている。ハイレベル言
語翻訳デバイスが実現されれば、人々は多数の言語を修
得するために時間を費やす必要がなくなり、米国外のビ
ジネス機会がより多く発生することになり、世界各国の
人々はより緊密に、より親しく、より効率的に働くこと
になる。 【0005】DRAMセルによると、最高密度のメモリ
・アレイが得られるが、SRAMの方が高速で、動作余
裕度が広く、信頼性が高く、使いやすくなっている。メ
ガビットSRAMでは、セル・サイズを小さくし、供給
電圧(Vcc)を減少すると、「ハイ」でストアするセル
・ノードのレベルは低下することになる。そのために、
セル動作安定性は重要な問題となっている。この問題を
解決する1つの方法は、駆動トランジスタとアクセス・
トランジスタとのサイズ比率((WD /LD )(WA
A ))を大きくしてセル比率(bD /bA )を大きく
することである。しかし、これはセル・サイズを小さく
することと矛盾するために、メガビットSRAMには不
適当である。最近では、別の解決方法が開発されてい
る。多結晶シリコンTFT(薄膜トランジスタ)負荷が
多結晶シリコン(ポリSi )抵抗の代わりに使用され
て、セル・ノードの充電電流を高くし、漏れ電流を低く
している。しかし、ポリSi 薄膜トランジスタのオン/
オフ電流のレベルは、64メガビット以上のSRAMで
は上記問題を解決するには十分でない。単結晶シリコン
・トランジスタを前記ポリSi トランジスタの代わりに
使用すれば、オン/オフ電流の問題は解決することがで
きる。しかし、単結晶シリコン・トランジスタは、ポリ
i TFT負荷が単結晶シリコン・トランジスタ上にス
タックされてセル面積を小さくしているために、メガビ
ットSRAMの従来セル構造では負荷として使用するこ
とはできない。単結晶シリコン・トランジスタを負荷と
して使用するためには、すべてのトランジスタを同じレ
ベルで作る必要があるが、そうすると、セル面積が大に
なり、集積回路の密度が低下することになる。幸いなこ
とに、第2発明は新規のセル構造を使用してこの非常に
困難な問題を解決している。新規の構造によれば、世界
で最小のセル・サイズを実現してSRAMを高密度化
し、世界で最大のW/L比率を実現して耐ノイズ性を高
くするだけでなく、単結晶シリコン・トランジスタをス
タックド・ポリSi トランジスタの代わりに負荷として
使用するので、トランジスタ特性が良好化してオン/オ
フ電流の問題を解決することができる。比較目的のため
に、次表は世界で最も先進的なSRAMセルを示してい
る。会社名 DRAMセル セル・サイズ (最低限リソグラフィック角の数) Philips 0.5 μmバルク 100.8 Research Lab. フル CMOS 6-T セル (完全オーバラップ接点 実装) Motorola Inc. 0.5 μm BiCMOSセル 100.0 トリプルポリ Si 4-T セル Texas 0.5 μm BiCMOSセル 92.0 Instruments (垂直 NMOS ドライバ実装) Mitsubishi 大セル比・低ノード・ 63.9 Electric Corp. リーク 16Mb SRAM (リングゲートトランジスタ 使用) 0.35μm、レトログレードツィン ウェル、4倍ポリSi、 ダブルメタル、スタックド・ ポリ Si PMOS Fujitsu Ltd. スプリットワードライン・ 54.5 セル(ポリシリコン側壁 接点使用) 0.4 μm、ツィンウェル、 4倍ポリ、ダブルメタル、 スタックド・ポリ Si PMOS Hitachi Ltd. 5.9 μm2 超低出力SRAMセル 48.1 (新規位相シフト・リソグラフィ 使用) 0.35μm、トリプルウェル、 4倍ポリ Si 、ダブルメタル、 スタックドポリSi PMOS Hitachi Ltd. 0.6 μmスタックドポリSi 47.2 PMOSセル NEC Corp. 16Mb SRAM セル(自己調整 45.0 接点プロセス、0.4 μm 設計ルール使用) Hui Lai 全単結晶Si 6-Tセル 40.0 SRAMプロセスはDRAMと CMOSロジック回路プロセス と完全に互換性がある 第2発明の3番目の大きな利点は、新規のデバイス構
造、相互接続方法およびプロセス技術がメモリ・アレイ
を高密度化する要求とロジック回路を高性能化する要求
を同時に満足するので、メモリ回路(DRAMとSRA
M)を同じチップ上にCMOSロジック回路と一緒に集
積化できることである。革新的なことは、メモリ・デバ
イスとロジック回路を統合化した新しいクラスの到来に
より、現在よりもはるかに効率的に情報を並列に探索で
きることである。第2に、設計の「ボトルネック」(つ
まり、フォンノイマン・アーキテクチャ)の欠点が解消
される。第3に、一般に認められていることは、次の1
0年間にイメージ(画像)信号や他の配列信号を処理す
るには、今日のスーパコンピュータより1000倍に高
速化されたコンピュータが将来必要になることである。
このような必要から、コンピュータ科学者は、大規模マ
ルチプロセッサ・ネットワークの分野に力を注ぎ、超並
列プロセッサ・アレイを通して高速化しようとしてい
る。しかし、クロックスピードとデータレートはオフチ
ップ通信の要求条件で設定されていることがよくある。
第2発明によれば、提案されているデバイス構造と相互
接続方法を使用すると、世界で最高密度の集積回路が得
られるので、数百のマイクロプロセッサとメモリ・チッ
プの機能を、シングルチップに集積化することができ
る。このようにすると、チップ相互間の長い伝達ライン
を駆動する必要のあるチップ間通信が除去されることに
なる。従って、「超並列」ラップトップ・スーパコンピ
ュータの速度は、世界各国で提案されている他のどのコ
ンピュータの速度も凌駕することになる。 【0006】第2発明の第4の大きな利点は、メモリ回
路とロジック回路はどちらも超高密度化できることであ
る。例えば、新規の全加算器(full adder)のレイアウ
ト面積は、同一設計ルールをもつ従来の全加算器のそれ
よりも約8倍小さくなっている。 発明の概要 本発明の主目的は、ダイナミックランダムアクセスメモ
リ(DRAM)アレイ、スタチックランダムアクセスメ
モリ(SRAM)アレイ、およびロジック回路を含む超
高密度集積回路を、新規の半導体デバイス構造、相互接
続方法および製造方法を使用して製造することである。
これは、ゲート電極材料をどのようにパターン成形する
と、超高密度集積回路をインテリジェントに実現できる
かのキーになっている。埋込みゲート構造を使用するこ
とも、超高密度集積回路を実現する別の理由になってい
る。埋込みゲート・トランジスタ(Buried Gate Transi
stor - BGT)は、他のどの縦形トランジスタよりもショ
ートチャネル効果が低く、信頼性が高く、デバイス均一
性がすぐれている。BGTが、どの先進的プレーナ・ト
ランジスタよりもパフォーマンスが高く(または電流駆
動性が高く)、高密度化されているのは、BGTでは、
占有面積が小さくても、実効チャネル幅が大きくなって
いるためである。第2に、リソグラフィの制約となって
いるチャネル長さの問題が解消されている。第3に、B
GTは、従来のどのデバイスよりもミスアライメント
(位置合わせ誤差)に対する耐久性が高く、歩留が高く
なっている。以上の理由により、BGTは世界各国の他
のどのトランジスタよりもすぐれている。 【0007】本発明の重要な改良は、超高密度ダイナミ
ックランダムアクセスメモリ・アレイのビットライン
が、アクセス・トランジスタとロジック・トランジスタ
を含むすべてのトランジスタの下にあり、蓄積キャパシ
タがすべてのトランジスタの上にあることである。この
ようにすると、蓄積ノードが絶縁体によって完全に包囲
されるので、トレンチからトレンチへのパンチスルー漏
れ電流がなくなることになる。蓄積ノードは多段レベル
の相互接続から構成されている。このようにすると、製
造プロセスの複雑性と困難性が軽減され、表面の不規則
性が低減する。前記新規セルは埋込みビットライン(Bu
ried Bit Line - BBL )セルと呼ばれる。BBLアレイ
における2つの隣接蓄積ノード間の間隔は、最低限リソ
グラフィック・ライン幅よりも大幅に小さくなっている
ので、蓄積ノードは前記DRAMアレイのほぼ全面積を
占有している。これにより、トレンチキャパシタのサイ
ズは、高さ(または深さ)が与えられているとき、最大
限度まで達している。キャパシタを大きくし、漏れ電流
を小さくすると、ソフトエラー耐久性が高くなる。最低
限4個のリソグラフィック角のセル・サイズをもつBB
Lアレイは、最低限の40個のリソグラフィック角のセ
ル・サイズをもつ超高密度全単結晶シリコン6−Tスタ
チックランダムアクセスメモリ・アレイおよび極高密度
ロジック回路と一緒に同じチップ上に集積することがで
きる。前記DRAMのアクセス・トランジスタ、前記S
RAMの駆動、負荷およびアクセス・トランジスタ、周
辺CMOSトランジスタおよびCMOSロジック・トラ
ンジスタはBGTであり、同じゲートとチャネル長でシ
ングルチップ上に集積することができる。しかし、従来
の縦形トランジスタは、異種デバイスのすべての要求条
件を同時に満足できないので、いずれもこれを行うこと
ができない。 【0008】超高密度集積回路の製造プロセスでは(図
7A−7H10)、選択的エッチング、エッチングのド
ーピング効果、側壁スペーサ80、および導電層62の
保護層63、64が使用されているので、また相互接続
層75とセル・プレート221は同時にパターン成形さ
れているので、14マスク・レベルは前記縦形トランジ
スタ集積回路用に完全に確保されている。このようにす
ると、縦形トランジスタの製造プロセスの複雑性が低減
され、ワイヤリング(配線)問題と、縦形トランジスタ
間に相互接続を形成するときの困難性が解決される。ま
た、図7A−7H10に示す新規プロセスは、先進的な
プレーナデバイス・プロセスよりも単純化されている。 好適実施例の説明 以下の説明では、図1Aから図15Cまでに示すよう
に、特定のPとN導電形物質と領域が示されている。こ
こに示したものは例示であり、本発明の教示事項を限定
するものではない。当然に理解されるように、P形とN
形が反対になった構成のデバイスは、以下に説明するデ
バイスのすべての点において同等である。 第1実施例:図1I6は、本発明の実施例による4−F
セルの一種を示す平面図であり、1I6線上の断面図で
ある。 【0009】図面において、参照符号1はp形シリコン
基板を示し、2はN形蓄積ノードを示し、3はp形本
体領域を示し、97はp形チャネル領域を示し、18は
低濃度にpをドープした本体領域を示し、55は浅く軽
度にnをドープしたソースまたはドレイン・エクステン
ション領域を示し、4はn形ソースまたはドレインを示
し、5はN形ソースまたはドレインを示し、6は多結
晶シリコン層(プレート)を示し、7はキャシタの誘電
体を示し、8はゲート誘電体を示し、9はゲート電極ま
たはワードラインを示し、29はワードラインの一部を
示し、11はパッシベーション層(誘電体)を示し、1
2はビットライン(メタル)を示している。 【0010】図1A−15Cの実施例において、同一参
照符号で示されている部分は図1I6の部分と同一また
は同等部分であり、変更されていない限り説明は省略す
る。図1A−1I11は、本発明の実施例に従ってメモ
リ・セルを製造するプロセスのステップを示す平面図と
断面図である。このプロセスは次のようなステップから
なっている。 【0011】(1) まず、高濃度p形ドープ層2と低濃度
p形ドープ層18が、インサイチュー(in-situ )ドー
ピング・エピタキシ法によって高濃度ドープ・シリコン
基板1上にそれぞれ形成される(図1)。次に、層3、
4および5がイオン注入によってそれぞれ形成される
(図1B)。イオン注入で層3、4および5を形成する
ようにしたのは、この注入プロセスによると、高い均質
性が得られ、イオン・エネルギと注入量を正確に制御で
きるからである。図1A−1Bは、層1、2、18、
3、4および5の好ましいドーパント濃度も示してい
る。 【0012】(2) 誘電体(Si 3 4 またはSi O2
が層5上に堆積されたあと、トレンチエッチング・マス
クとしてパターン成形される。相対的に浅いトレンチは
不等方性エッチング(anisotropic etching )によって
食刻される。エッチング後、誘電物質(Si 3 4 また
はSi O2 )側壁スペーサ16が不等方性RIEエッチ
ング(またはプラズマエッチング)によって公知の方法
で形成される(図1C)。誘電物質27がSi 3 4
あれば、側壁スペーサ16はSi O2 になっている。つ
まり、誘電物質27と側壁スペーサ16は異種の誘電物
質からなっている。側壁スペーサ16は選択的に除去
し、誘電物質27は層5上に残しておくことができる。
例えば、バッファHF溶液を使用すると、高いSi O2
/(Si 34 およびSi )エッチング選択性が得られ
る。Si 3 4 は、りん酸などの窒化珪素エッチング溶
液、米国特許第3,859,222号または Transene
Company Inc.が開発し、商用化している Transetch-Nを
使用することにより、選択的に除去することができる
(Transetch-N はSi O2 またはSi の存在下でSi 3
4 をエッチングする。これはフッ化物を含有せず、ア
ンダーカットを発生することなく、エッチング時間の選
択で安全余裕度が広くなっている。)側壁スペーサ16
はシリコン・ピラーの円周を増加してキャパシタの占有
面積を大にするだけでなく、デバイスのチャネル領域を
第2の相対的に深いトレンチ・エッチングから保護す
る。従って、チャネル領域はRIE(またはプラズマエ
ッチング)による損傷が少なくなる。第2の相対的に深
いトレンチは高濃度pドープ基板1に食刻される。この
ようにすると、デバイスの絶縁が向上し、セル漏れ電流
が除去される。前記2不等方性トレンチ・エッチングの
キャリヤガスとして塩素または臭素を使用することは公
知である。臭素の方が好ましいのは、Si /Si O2
エッチング選択性が高くなるからである(IEDM 9
1、p.836およびManosとFlamm著「プラ
ズマ・エッチングの紹介(Plasma etching an introduc
tion)」pp.146−148から引用)。高アスペク
ト比トレンチの側壁輪郭はほぼ垂直になっている。第2
トレンチのエッチングのあと、すべての露出シリコン表
面は、HF濃度が非常に低いHNO3 (60%)−HF
(<0.2%)−H2 O溶液を使用して表面を軽くエッ
チングしてクリーニングされる。この方法によると、表
面近くの損傷が少なくなり、ヘビーメタル表面の不純物
の濃度がRCAクリーニングのそれの1/10に減少す
る。軽エッチング法は、反応性イオンエッチングで形成
されたシリコン・トレンチを酸化前にクリーニングする
場合に使用される。トレンチキャパシタにおけるサーマ
ルSi O2 のMOSc−t保存時間と欠陥密度はクリー
ニングにより大幅に改善される。軽エッチング・クリー
ニング法によると、超クリーンで損傷のない表面が得ら
れ、MOSデバイス特性が大幅に改善される(IEDM
88p.726から引用)。クリーニングのあと、キャ
パシタの誘電体7は熱酸化によって形成されるか、ある
いはトレンチの表面上に堆積されてキャパシタを形成す
る。キャパシタ誘電体7は酸化シリコン薄膜、窒化シリ
コン薄膜、または酸化シリコン薄膜と窒化シリコン薄膜
(例えば、Si O2 /Si 3 4 またはSi O2 /N4
/Si O2 )からなる多層薄膜、あるいは高誘電体一定
絶縁薄膜(例えば、Ta2 5 またはBa0.5 Ti
3 )にすることができる。ここで酸化物/窒化物/酸
化物がキャパシタ誘電体として好ましいのは、その信頼
性が非常に優れているためである。ONOは熱酸化物を
成長させて第1酸化薄膜を形成し、窒化シリコンを部分
的に再酸化して上部酸化物を形成する従来の方法を使用
して形成される。そのあと、キャパシタ・プレートが形
成され、n形またはp形多結晶シリコン6が堆積され、
エッチングバックされる(図1D)。高アスペクト比ト
レンチの場合は、多結晶シリコン6はアモルファス・シ
リコンで置き換えられ、ボイドを最小限にする。高アス
ペクト比トレンチが規則性シリコンで充填されると、ボ
イドが形成され、信頼性の問題を生じることになる。ボ
イド形成にはいくつかの理由がある。トレンチは高アス
ペクト比であるために、ポリシリコンの堆積は底付近よ
りもトレンチの上方付近の方が若干高くなる。その結
果、ポリ充填時に、トレンチの上方部分は底よりも早く
閉じる傾向があるため、ボイドが形成されることにな
る。さらに、ポリシリコン粒子サイズがトレンチの寸法
と同じであると、凝集粒子はその下の充填を妨げるの
で、ボイドが形成されることになる。アモルファス・シ
リコンはボイド形成を最小限にする。アモルファス・シ
リコンは準安定性であり、規則性シリコンへの再結晶化
は堆積後のヒートサイクルによってトリガされる。 【0013】(3) 誘電体スペーサ16はウェットエッチ
ングにより選択的に除去され、重要なプロセス・ステッ
プがそのあとで行われる。若干傾斜回転イオン注入(sl
ightly oblique rotating ion implantation)はn形ド
ーパントを注入してしきい電圧を調整し、縦形MOSF
ETの浅いソース/ドレイン・エクステンション領域を
形成するために使用される(図1E)。このプロセス・
ステップはチャネル領域97のしきい電圧を低くし、本
体領域3のパンチスルー抵抗を高くするが、これはp形
ドーパント濃度が注入p形ドーパントによって部分的に
補償され、チャネル領域の実効p形ドーパント濃度を減
少するためである。浅いソース/ドレイン接合もパンチ
スルー現象をさらに防止し、ショートチャネル効果を減
少する。イオン注入の方向はソース/ドレイン接合の深
さに対してほぼ垂直であるので、さらに浅いソース/ド
レイン接合が従来のイオン注入よりも簡単に得ることが
できる。従来のイオン注入では、その方向がソース/ド
レイン接合の深さに対してほぼ平行になっている。本体
領域18は低濃度でドーピングされているので、ソース
/本体およびドレイン/本体の寄生キャパシタンスは減
少している。図1E1は、デバイスの異なる領域のドー
パント濃度を示している。 【0014】(4) ゲート酸化物8は、HClまたはH2
2 を含有する乾燥酸素の雰囲気下で800℃で表面全
体に形成される。ゲート酸化物8の形成前に、すべての
露出シリコン表面は、HF濃度が非常に低いHNO
3 (60%)−HF(<0.2%)−H2 O溶液を使用
して表面を軽くエッチングすることによってクリーニン
グされる。ゲート酸化物8は、若干傾斜回転イオン注入
の前に形成できることは勿論である。ゲート酸化物8の
形成後、高濃度nドープ・ポリシリコン薄膜9は、ゲー
ト電極またはワードラインを形成する物質として表面全
体に堆積される。ポリシリコンはWSi2 、TiS
2 、WまたはAlなどのシリサイドやメタルで置き換
えることも、多層構造、つまり、シリサイドとポリシリ
コンでなるポリサイド構造で置き換えることもできるこ
とは勿論である。そのあと、ポリシリコン9はゲート電
極とワードラインを形成するようにパターン成形され
る。これは、薄膜9をパターン成形して、最低限4個の
リソグラフィック角の非常に小さなセル・サイズを得る
上で非常に重要である。本発明では、いくつかの方法が
提案されている。 【0015】a) メタル29はCVDによってウェファ
全面にわたって堆積され、エッチングバックされ、シリ
コン・ピラー・アイランドの上部にわたるポリシリコン
部分を露出する(図1F)。そのあと、図1Gに示すよ
うに、メタル29は、第2マスクで選択的に不等方性プ
ラズマエッチングによってパターン成形される。選択的
エッチングによると、ポリシリコン9がエッチングされ
ないか、若干エッチングされるだけである。メタル29
は、ゲート物質上に選択的にエッチングできる導電物質
ならば、どの導電物質で置き換えることも可能である。
図1G1−1G2は図1Gの同一構造の1G1と1G2
線上の断面図である。従来セルでは許容されていない
が、ミスアライメントが50%近くであるにもかかわら
ず、新規セルはパフォーマンスが低下することがない。
図1G3−1G4に異なる断面と位置で示しているよう
に、新規セルはミスアライメントに対して高い排除性を
もっている。メタル29がパターン成形されたあと、露
出ポリシリコン9は、CF4+O2 、CF4 +N2 、C
C1F3 、Cl2 +O2 、NF3 /HCl、HBr+C
2 +SF6 、Cl2 +BCl3 +He+O2 、SiC
4 +Cl2 +BCl3 +He+O2 、塩素またはフッ
素を通常の方法でエッチングガスとして使用して、選択
的に不等方性プラズマエッチングによってエッチングさ
れる。シリコン・ピラー・アイランドの上面部分のポリ
シリコン部分とポリシリコンの露出底部分は、前記プラ
ズマエッチングによって完全に除去される。他方、シリ
コン・アイランドの側壁に沿うポリシリコン部分は残さ
れているが、これは、側壁のポリシリコンがポリシリコ
ン薄膜9の厚さより高くなっているためである。残りの
部分が誘電体27およびシリコン・ピラー・アイランド
より低くなっているのは、ポリシリコン9が誘電体27
に有利な選択性でエッチングできるためである。メタル
29の下のポリシリコン部分はメタル29を保護するた
めにエッチングされていない。そのため、残りの側壁ポ
リシリコン、メタル29の下のポリシリコン部分および
メタル29はゲート電極とワードラインを形成している
(図1H−1H2)。メタル29はパターン成形ポリシ
リコン9のマスクになるだけでなく、ワードラインの一
部にもなっている。これにより、ワードラインの抵抗が
小さくなっている。図1H3−1H4は、パターン成形
ワードライン・プロセス・ステップはミスアライメント
に対して高い排除性をもっていることを示している。本
発明で提案されているすべてのタイプのセルまたはデバ
イスにはこの利点があるので、以下では、この利点につ
いて再度言及することは省略する。 【0016】b) 図1H1−1H2および1H4に示す
ように、ポリシリコン・セル・プレート6はポリシリコ
ン9のエッチング過程でエッチングされる。セル・プレ
ート6がエッチングされないようにするか、あるいは若
干だけエッチングされるようにするには、別の方法を使
用する必要がある。メタル29はCVDによってウェフ
ァ全面に堆積されたあと、シリコン・ピラー・アイラン
ドの上部上のポリシリコン部分を露出するためにエッチ
ングバックされる(図1JA)。そのあと、図1JBに
示すように、ポリシリコン9とメタル29はマスクなし
で正しい高さまでエッチングされ、そのあと、メタル2
9は第2マスクを使用して選択的に不等方性プラズマエ
ッチングによってパターン成形される(図1JC)。メ
タル29がパターン成形されたあと、露出ポリシリコン
9はプラズマエッチングによってエッチングされる。ポ
リシリコンの露出した下部は前記プラズマエッチングに
よって完全に除去される。このようにして、残りの側壁
ポリシリコン、メタル29の下のポリシリコン部分およ
びメタル29はゲート電極とワードラインを形成する
(図1JD)。 【0017】c) ポリシリコン9のパターンマスクとし
てのメタル29は、ホトレジストまたは誘電物質(Si
2 またはSi 3 4 )20で置き換えることができる
ことは勿論である。ホトレジストまたは誘電物質20は
ウェファ全面に堆積されたあと、シリコン・ピラー・ア
イランドの上部上のポリシリコン部分を露出するために
エッチングバックされる(図2B)。そのあと、図2C
Aに示すように、ポリシリコン9はマスクなしで正しい
高さまで選択的にエッチングされる。次に、ホトレジス
トまたは誘電物質20は第2マスクを使用して選択的に
不等方性エッチングによってパターン成形される(図2
CB)。例えば、Si O2 は、CF4 /H2 、HF、H
Br、またはCHF3 をエッチングガスとして通常の方
法で使用して、選択的に、不等方性的にエッチングする
ことができる。Si とSi 3 4は選択的エッチングに
よってエッチングされないか、若干エッチングされるだ
けである。例えば、CHF3 ガスによると、Si O2
Si のエッチング速度比は約10になる。Si 3 4
RIEモードで不等方性的にエッチングすることがで
き、Si とSi O2 の選択性が20になる。2ソース・
ガスCH2 2 とCH3 Fのどちらも、これらの結果が
得られる。ホトレジストまたは誘電物質20がパターン
成形されたあと、露出ポリシリコン9はプラズマエッチ
ングによってエッチングされる。ポリシリコンの露出下
部は前記プラズマエッチングによって完全に除去される
ので、結果として、残りの側壁ポリシリコンとメタル2
9の下のポリシリコン部分はゲート電極とワードライン
を形成することになる。ワードラインの形成のあと、ホ
トレジスト20は除去しなければならない(図2C
C)。誘電物質20がポリシリコン9のパターンマスク
ならば、誘電物質20は除去する必要はない。この方法
では、セル・プレート6はエッチングされない。 【0018】d) ホトレジストまたは誘電物質20はウ
ェファ全面に堆積されたあと、シリコン・ピラー・アイ
ランドの上部にわたるポリシリコン部分を露出するため
にエッチングバックされる(図2B)。そのあとホトレ
ジストまたは誘電物質20は第2マスクを使用して選択
的に不等方性エッチングによってパターン成形される。
次に、露出ポリシリコン9はプラズマエッチングによっ
てエッチングされる。ポリシリコンの露出下部は前記プ
ラズマエッチングによって完全に除去される。このよう
にして、残りの側壁ポリシリコンとメタル29の下のポ
リシリコン部分はゲート電極とワードラインを形成する
ことになる(図2C)。この方法では、セル・プレート
6の一部をエッチングすることができる。 【0019】上記の提案方法は1つの共通点をもってい
る。すなわち、シリコン・ピラー・アイランドの上部に
わたるポリシリコン部分とシリコン・アイランドの側壁
に沿ったポリシリコンの上部は完全に除去されるのに対
し、一部の個所のセル・プレート6上のポリシリコン部
分とシリコン・ピラー・アイランドの側壁に沿ったポリ
シリコンの下部は共に残されていることである。意図し
ている目標は、ポリシリコンの下部を保護するためにあ
る種の物質を使用し、ポリシリコンの上部は無保護のま
まにしておくことである。 【0020】(5) ゲート電極とワードラインの形成後、
厚層誘電物質(Si O2 )11がCVDによって堆積さ
れる。厚層CVD堆積が得られたあと、厚層ホトレジス
トが堆積される。ホトレジストは通常厚層であるので、
すべての段を十分に被覆し、上面をフラットにする。プ
ラズマまたは反応性イオンエッチング・プロセスが選択
されたのは、レジストとCVD堆積を同一レートでエッ
チングするためである。表面は、すべてのレジストと堆
積の一部がエッチングで除去されるまでエッチングさ
れ、表面はフラットのままになっている(S.M.Sz
e著「VLSIテクノロジ」、1988、p.415か
ら引用)。RIEエッチングバックに続いて、化学機械
的ポリッシュ(CMP)が行われ、プレーナ化の結果を
更に向上する。CMPの特徴は、小さな隆起形状(スパ
イク)の除去率が露出領域全体にわたる除去率の平均効
果より大きいことである(IEDM89,p.61参
照)。CMPによると、ウェファ全体にわたって10%
のグローバル厚さ均質性が得られる(IBM J. R
es. Develop.,Vol.34, No.
6, Nov.1990, p.864参照)。 【0021】(6) プレーナ化プロセスのあと、誘電物質
(Si O2 )は第3マスクで選択的に不等方性プラズマ
エッチングを使用して正しい深さまでエッチングされ
る。シリコン領域5はエッチングされないか、若干エッ
チングされるだけである。そのあとメタル(またはポリ
シリコン、ポリサイド)12が堆積され、エッチングバ
ックされて、誘電物質11の上面の余剰メタル12が除
去されてビットラインが形成される。ここで使用される
ビットラインとビットラインコンタクトの形成方法によ
ると、マスクレベルが節減される。従来の方法では、ビ
ットラインコンタクトホールの形成とビットラインの形
成には、マスクレベルが必要になる。図1I1は図1I
の同一構造の1I1線に沿って異なる方向から見た断面
図である。従来のセルでは許されない、50%に近いミ
スアライメントがあっても、新規のセルがその影響を受
けないのは、側壁ビットラインコンタクトが使用されて
いるためである(図1I2)。ゲート電極9はビットラ
インの垂直位置とnドープ・ソースまたはドレイン領域
の上部よりもはるかに低くなっているので、上部とサイ
ドのビットラインコンタクトを使用すると、接触抵抗を
小さくし、コンタクトホールのミスアライメント許容誤
差をなくすことができる。言い換えれば、ゲート電極9
の位置は十分に低いために、ビットラインコンタクト
(またはビットライン)とワードライン(またはゲート
電極)が同じ水平位置にあっても、これらが短絡するこ
とはない。DRAMセルの新規アクセス・トランジスタ
は埋込みゲート・トランジスタ(BGT)と名づけられ
ている。従来のSGTセル(K.Sunouchi他により開発さ
れた包囲ゲート・トランジスタ・セル)では、意図して
いるゲート長は第1トレンチの高さ(またはピラー・シ
リコン・アイランドの上部の高さ)と等しくなってい
る。その結果、ゲート電極はビットラインコンタクトと
同じ垂直位置になっている。ワードラインとビットライ
ンコンタクトの短絡を防止するためには、ピラー・シリ
コン・アイランドのサイズは最小限1個のリソグラフィ
ック角よりも大きくなっていなければならない。本発明
の新規セルによれば、すべてのマスクの最悪の場合のミ
スアライメントの距離が最小形状の−50%であるの
で、コンタクトホールのミスアライメント許容誤差がな
くなるだけでなく、相対的に高い歩留りを達成すること
ができる。埋込みゲート構造は、最低限4個のリソグラ
フィック角のセル・サイズを非常に小さくすることが望
ましいとされる別の理由である。図1I3−1I5は、
それぞれ図1I2の同一構造の1I3、1I4および1
I5線に沿って、異なる方向から見た異なる断面図であ
る。図1I6−1I11は、提案されているセルがすべ
てのマスクレベルでのミスアライメントに対して高い排
除性をもっていることを示している。図1I6−1I1
1は異なる線に沿って見た同一構造を示している。本発
明の種々の新規セルまたはデバイスはいずれもこの利点
をもっている。 【0022】ワードライン9とセル・プレート6の寄生
キャパシタンスを減少するために、相対的に厚層の誘電
層(Si O2 )8がワードライン9とセル・プレート6
の間に形成されている(図1K)。この誘電層(Si O
2 )8は濃度向上酸化法(concentration-enhanced oxi
dation)を使用してゲート酸化層8と一緒に同時に形成
されている。この方法によると、プロセスの複雑性が増
加することがない。このプロセスは高濃度nドープ・ポ
リシリコン・セル・プレート6上に相対的に厚い酸化層
を成長させ、軽濃度ドープ・シリコン表面上に薄い酸化
層を成長させる。ドーパント濃度が高くなり、温度が低
くなると、濃度向上酸化の結果がそれだけ明らかになる
ことはよく知られている。セル・プレート6上の誘電層
の厚さとゲート酸化層の厚さとの比率は、ドーパント濃
度と温度によって制御することができる。 【0023】第1実施例(図1A−1K)には、従来の
デバイス構造と製造プロセスに比べて、以下に述べるよ
うな主要利点がある。 【0024】1) 最小限4個のリソグラフィック角のセ
ル・サイズをもつ超高密度ダイナミックランダムアクセ
スメモリ(DRAM)アレイは、新規のセル構造と製造
プロセスで実現することが可能である。そのような理由
から、セルは4−F(フィーチャ・サイズ)セルと名づ
けられている。 【0025】2) メタル29はパターン成形ポリシリコ
ン9のマスクであるだけでなく、ワードライン(または
ゲート電極間の相互接続)の一部にもなっていて、ワー
ドラインの抵抗を小さくしている。 【0026】3) 4−Fセルはアルファ粒子に対するソ
フトエラー抵抗を向上し、漏れ電流がセル間を流れるの
を防止している。ソフトエラー抵抗はメモリ・セル内の
デプレション領域の対角長を小さくすると向上すること
はよく知られている。このことは、セル構造の密度が高
くなると、ソフトエラー抵抗が高くなることを示唆して
いる。第2に、コレクション効率と、アルファ粒子によ
って誘起される電子−正孔対の発生は不純物濃度とその
プロフィールに依存するので、高濃度ドープ基板1と蓄
積ノード2はソフトエラー抵抗を向上する。 【0027】4) 実際の蓄積キャパシタンスは従来のト
レンチセルでは、トレンチ側壁のドーピング濃度に依存
していることはよく知られている。ドーピング濃度が高
くなると、キャパシタンスが大きくなるので、高濃度蓄
積ノード2からは、従来のセルで得られるものよりも大
きな蓄積キャパシタンスが得られる。第2に、高濃度蓄
積ノード2はソース/ドレイン間の寄生抵抗を減少す
る。 【0028】5) DRAMセル面積を小さくするため
に、縦形アクセス・デバイスは、トレンチトランジスタ
・セルと周囲ゲート・トランジスタ・セルで使用されて
いる。しかし、縦形アクセス・トランジスタには、不均
質性と低パフォーマンスの欠点がある。例えば、SGT
(K.Sunouchi他による開発)のチャネル長さは第1トレ
ンチの長さによって決まっている。しかし、チャネル長
の均質性は、プラズマエッチング・プロセス自体が不均
質性であるために制御が困難である。第2に、しきい電
圧調節は不純物濃度によってのみ達成されている。しか
し、BGTのチャネル長としきい電圧はイオン注入によ
って決まっている。注入プロセスによると、高い再現性
と均質性が得られる。イオン注入を使用する利点は不純
物の投入量、深さ、プロフィールおよび面積の均質性を
正確に制御できるので、BGTはデバイス均質性が向上
することである。これは、BGTのしきい電圧制御がイ
オン注入によって達成できるプレーナトランジスタ・テ
クノロジに匹敵している。 【0029】6) BGTのチャネル長はイオン注入によ
って決まるので、リソグラフィによるチャネル長の制約
の問題は解消されるので、サブハーフ・ミクロンMOS
FETを従来の光リソグラフィック法を使用して製造し
て高速化と高電流駆動性を達成することができる。BG
Tが従来の縦形サンドウィッチ構造(例えば、縦形IG
FET、VMOS、UMOSおよびSGT)を使用して
いる場合、信頼性が低下し、ショートチャネル効果(S
/D接合深さが大であることに起因するジェオメトリ効
果、パンチスルー現象およびターンオフ作用を含む)を
生じる欠点がある。ソース、チャネル(または本体)お
よびドレイン領域は相互にオーバラップする関係にある
ので、ソース・チャネル間接合とドレイン・チャネル間
接合はピラー・シリコン・アイランドの全サイズを占め
ることになる。縦形FETのS/D接合深さを減少する
ために、本発明が提案しているデバイスでは、浅く軽濃
度のnドープ・ソースまたはドレイン・エクステンショ
ン領域55が形成されている。前記領域はピラー・シリ
コン・アイランドの内周を包囲している。第2に、従来
の縦形トランジスタには、ソース・チャネル(または本
体)間とドレイン・チャネル(または本体)間の寄生p
−n接合キャパシタンスが大になるという欠点があり、
これは縦形サンドウィッチ構造に固有のものとなってい
る。しかし、BGTに軽濃度pドープ本体領域18が存
在すると、総S/D寄生p−n接合キャパシタンスが減
少し、デバイス速度が向上するが、これは本体領域18
のドーパント濃度が本体領域3のそれよりもはるかに低
いためである。 【0030】7) BGTは、完全オーバラップLDD
(FOLD)MOSFET、ソース・ドレイン間不均質
ドープ・チャネル(NUDC)MOSFET、およびダ
ブル軽濃度ドープ・ドレイン(DLDD)MOSFET
(図1I6と5E1)などの、最も先進的プレーナトラ
ンジスタ構造を使用することができる。プレーナFOL
D MOSFETはいくつかが製造され、特徴を備えて
いる。FOLDデバイスが従来のLDDおよびシングル
ドレイン・デバイスに比べてデバイスのパフォーマンス
と信頼性を向上することは実証済みである。FOLDデ
バイスはゲート・ソース/ドレイン間のオーバラップ・
キャパシタンスを増加するが、S/D抵抗の減少による
電流駆動の増加は、ワイヤリング・キャパシタンスが大
きい場合、高密度デバイスでは重要である。従って、F
OLD構造のBGTはハイパフォーマンス、高信頼性の
サブハーフ・ミクロン・デバイスの応用分野に適してい
る。結論として、BGTは、他の縦形トランジスタより
もショートチャネル効果が少なく、信頼性と再現性が高
く、デバイス均質性がすぐれている。BGTが先進的プ
レーナトランジスタよりもハイパフォーマンス(または
電流駆動性が高い)で、高密度であるのは、BGTは占
有面積が小さい場合でも、実効チャネル幅が大きいため
である。第2に、リソグラフィによるチャネル長の制約
の問題は解消されている。従って、BGTは世界各国の
他のトランジスタよりも優れている。4−Fセルは従来
のセルよりも、セル・サイズが小さく、ソフトエラー抵
抗が高く、蓄積キャパシタンスが高く、ミスアライメン
トに対する排除性が高く、歩留りが高くなっている。 【0031】上述した縦形デバイス構造は本体がフロー
トしているが、これはSOI MOSFETと同じであ
る。本体フロート型SOI MOSFETは寄生バイポ
ーラ接合トランジスタ誘起ブレークダウンとラッチ現象
を受けると、SOI−CMOSの電力消費が大になると
考えている人がいる。しかし、電源電圧はデバイスのダ
ウンスケーリング化と共に低下の傾向にある以上、本体
フロート型デバイスの消費電力は、動作電圧が3.3V
以下であれば、寄生バイポーラ接合トランジスタ効果が
生じないので、それほど大ではない。SOI MOSF
ETのブレークダウン電圧は、6ボルト以上であるのが
普通であるので、このブレークダウン電圧はデバイス動
作には十分に高くなっている。第3に、ラッチ現象は、
ドレインのバイアスが高いと(〜5ボルト)起こるもの
であり、フロート本体効果の極端なケースである。しか
し、デバイス動作電圧は256メガビット集積回路では
3ボルト以下でなければならないことが一般に認められ
ているので、フロート本体効果は本体フロート型デバイ
スに影響することはない。 【0032】以下において、類似の構造の特徴、プロセ
スおよび利点については、再度説明することは省略す
る。説明するとしても、簡単に言及するだけに留めるこ
とにする。 第2実施例:図2A−2Dはフロート本体のないメモリ
・セルを製造するプロセスのステップを示す平面図およ
び断面図である。 【0033】(1) 軽濃度ドープp層18が、まずイン
サイチュ・ドーピング・エピタキシ法によって高濃度p
ドープ・シリコン基板1上に形成される。そのあと、誘
電物質(Si 3 4 またはSi O2 )が層18上に堆積
され、そのあとトレンチエッチング・マスクとしてパタ
ーン成形される。相対的に深いトレンチは不等方性トレ
ンチエッチングによって高濃度pドープ・シリコン基板
1に食刻される。若干傾斜回転イオン注入はn形ドーパ
ントをシリコン・ピラー・アイランドに注入して浅い領
域19を形成するために使用される(図2A)。注入n
形ドーパントの濃度は領域8のp形ドーパントの濃度よ
り高くなっているが、基板1のp形ドーパントの濃度よ
り低くなっている。 【0034】(2) トレンチエッチングのあと、すべての
露出シリコン表面がクリーニングされ、蓄積キャパシタ
の誘電体7が形成される。そのあと、n形ポリシリコン
またはアモルファス・シリコン6がトレンチに充填され
てキャパシタのプレートを形成する。そのあと、ゲート
絶縁体8が形成され、ポリシリコン9がゲート電極とワ
ードラインを形成するようにパターン成形される(図2
B、2C、2CA、2CBおよび2CC)。 【0035】(3) 誘電体27は選択的に除去され(この
ステップは不要である)、これに続いて3イオン注入が
行われる。これらのイオン注入により、pドープ・チャ
ネル(または本体)領域3、軽濃度nドープ・ソース
(またはドレイン)領域4および高濃度nドープ・ソー
ス(またはドレイン)領域(またはオーミックコンタク
ト領域)5が形成される。チャネル(または本体)ドー
パント濃度は最初のイオン注入によって十分に制御され
る。最初のイオン注入におけるpドーパントの濃度は領
域19のn形ドーパントの濃度より高くなっている。チ
ャネル長は最初の2イオン注入によって正確に決められ
る(図2D)。最初のイオン注入のドーピング・プロフ
ィールの使い方が賢明であれば、チャネル長は最初のイ
オン注入だけで決めることができる(図3)。図3は、
好ましいチャネル・ドーピング・プロフィールを示して
いる。 【0036】(4) すべての露出シリコン表面はトレンチ
エッチングが行われたあとクリーニングされ、そのあと
で蓄積キャパシタの誘電層7が形成される。そのあと、
n形ドープ・ポリシリコンまたはアモルファス・シリコ
ン6がトレンチに充填され、キャパシタのプレートが形
成される。Si 3 4 17はプラズマ強化CVD(PE
CVD)によって堆積され、公知のように、CH2 2
またはCH3 Fをエッチングガスとして使用してエッチ
ングバックされる(図5D)。シリコン領域22とSi
2 側壁スペーサ21が殆どエッチングされないのは、
CH2 2 またはCH3 Fによると、Si 3 4 :Si
およびSi 3 4 :Si O2 のエッチング速度比が約2
0:1のように高くなるからである。Si 3 4 17は
ワードライン9とセル・プレート6間の寄生キャパシタ
ンスを減少することができる。 【0037】(5) Si O2 スペーサ21はウェットエッ
チングによって選択的に除去され、そのあとすべての露
出シリコン表面はクリーニングされる。そのあと、ゲー
ト絶縁体8が形成され、ポリシリコン9はゲート電極と
ワードラインを形成するようにパターン成形され、その
あと複数のイオン注入が行われる。複数のイオン注入に
よりソース・ドレイン間不均質p形ドープ・チャネル
(または本体)領域31、32および33、軽濃度nド
ープ・ソース(またはドレイン)領域4および高濃度n
ドープ・ソース(またはドレイン)領域5が形成され
る。不均質領域31、32および33は注入のドーピン
グ・プロフィールを使用すると、最初の3回のイオン注
入によって形成することも、1回の注入だけで形成する
ことも可能である。図5EはBGTのソース・ドレイン
間不均質ドープ・チャネル(NUDC)構造を示してい
る。NUDC MOSFETの移動度が従来のチャネル
MOSFETのそれに比べて向上していること、また、
NUDC MOSFETのVthの低下も従来のチャネル
MOSFETのそれに比べて抑止されることが実証され
ている。縦形NUDC BGTの場合は、チャネル領域
の不均質不純物プロフィールはインサイチュ・ドーピン
グすることも、従来の注入によって容易かつ正確に制御
することもできる。一般的に、チャネルに不均質ドーピ
ングを行うと、デバイス設計の自由度が増加する。領域
32と33のドーパント濃度が領域31の濃度よりも低
ければ、図5Eに示す構造はダブル軽濃度ドープ・ドレ
インMOSFETである。DLDD MOSFETは電
源電圧が5ボルトで動作できるサブハーフ・ミクロンM
OSFETにとって最も有望なデバイス構造であること
が判明している。この構造は、シリコン・ピラー・アイ
ランドの表面上の不純物プロフィールがN−N−P
−P−P−N−Nになっている。DLDDMO
SFETが例えば、ドレイン持続電圧が高く、ショート
・チャネル効果が低く、電流駆動性が高く、信頼性が高
いといったように、すぐれた特性をもっていることは明
らかである。複数のイオン注入のあと、誘電層11がC
VDによって堆積されプレーナ化され、最終的にビット
ライン12が形成される。複数のイオン注入は、Si O
2 スペーサ21が選択的に除去される前でも、ゲート電
極が形成される前でも、誘電層11がプレーナ化された
あとでも、使用できることはもちろんである。図5E1
は、図5Eに示すセルが、ミスアライメントに対して高
い排除性をもっていることを示している。図5E2は、
図5E1に示す同一構造を5E2線に沿って別の方向か
ら見た断面図である。 【0038】新規のデバイス構造および製造方法による
と、最低限4個のリソグラフィック角のセル・サイズを
もつ超高密度ダイナミックランダムアクセスメモリ(D
RAM)アレイを形成できるだけでなく、他の従来ロジ
ック回路よりもはるかに高密度のロジック回路を実現す
ることもできる。 第3実施例:図6A−6Kは、ロジック回路をメモリ・
アレイと一緒に集積化するプロセスのステップを示す平
面図および断面図である。ロジック回路には複数のタイ
プがあるが、すべてのロジック回路の製造方法はほとん
ど同じである。ロジック回路の例として全加算器(full
adder)を選んだのは、これが算術演算の基本ユニット
であり、複数のシステムで重要なコンポーネントとなっ
ているためである。プロセスは次のステップからなって
いる。 【0039】(1) 軽濃度p形ドープ層206が、まずイ
ンサイチュ・ドーピング・エピタキシ法によって高濃度
pドープ・シリコン基板1上に形成される。そのあと、
酸化層220が熱酸化またはCVDによって層206上
に形成される。そのあと、ホトレジスト200が堆積さ
れ、第1マスクとしてパターン成形され、続いてイオン
注入が行われる。N形ドーパント(例えば、P+、As
+、またはSb+)が注入され、第1高濃度nドープ領
域201を形成する。酸化薄膜202は、ホトレジスト
200を剥離することなくLPD(液相酸化堆積)法を
使用して選択的に堆積される(図6A)。選択的堆積は
室温で行われ、酸化層表面だけで行われる(IEDM9
1,p.637から引用)。高イオン・エネルギによる
最初の注入は高濃度n形ドープ領域203の形成に使用
され、中イオン・エネルギによる第2注入は軽濃度n形
ドープ領域204の形成に使用され、低イオン・エネル
ギによる第3注入は高濃度p形ドープ領域205の形成
に使用される(図6B)。最近、Mitsubishi Electric
Corporation によれば、高濃度ドープ埋込み層は、高エ
ネルギ・イオン注入によって引き起こされる2次的欠陥
のセルフ・ゲッタリングまたは近接ゲッタリングを利用
すると、漏れ電流を増加することなく形成できることが
報告されている。第2に、領域201、203、204
および205を形成するイオン注入はデバイスのチャネ
ル領域までは達しないので、これらの層の結晶品質はあ
まり重要ではない。このプロセスでは、領域201、2
03、204および205は1つのマスクだけで形成さ
れる。これらの領域は2つのマスクで形成することがで
きることはもちろんであるが、そうすると、ミスアライ
メントが生じてデバイス密度が低下することになる。L
PD酸化薄膜202は厚層にする必要はない。高エネル
ギをもつ注入イオンがLPD酸化薄膜202まで達する
としても、イオンは領域206にではなく領域201に
挿入される。 【0040】(2) アンドープ・シリコン層152が領域
201と205上にエピタキシされ、そのあと、Si 3
4 が層152上に堆積される。Si 3 4 とアンドー
プ・シリコン層152は第2マスクでパターン成形され
る。パターン成形のあと、Si O2 薄層21は熱酸化に
よってシリコン表面に成長される。Si O2 側壁スペー
サ21は選択的不等方性エッチングによって形成される
(図6C)。 【0041】(3) 異なる深さのトレンチは、第3マスク
を使用したプラズマエッチングによって領域201、2
04、205および206に食刻される。1つのマスク
だけと1回のエッチングによる異なる深さのトレンチの
形成は、エッチングのドーピング効果を利用したことに
よる。トレンチが、Cl2 、Cl2 +Ar、CCl4
Ar、CF3 Cl 、Si Cl4 +O2 、CF3 Br+C
2 またはC2 6 +Cl2 をエッチングガスとして使
用してCl原子プラズマエッチングによって形成される
と、高濃度nドープ領域201のエッチング速度はアン
ドープまたは軽濃度ドープ領域204と206のそれよ
りも15−25倍になるのに対し、領域205の高濃度
p形ドーパントは若干2以下の係数だけシリコン・エッ
チング速度を抑止している。F原子プラズマのドーピン
グ効果はCl原子プラズマのそれより小さくなっている
ので(Manos and Flamm,”Plasma etc
hing an introduction”,pp.148−149)、異
なる深さのトレンチをCl原子プラズマエッチングで形
成するのが好ましく、マスクレベルを節約することがで
きる。トレンチ・エッチングのあと、すべての露出シリ
コン表面はクリーニングされ、Si O2 薄膜がシリコン
表面上に成長される。このSi O2 薄膜は漏れ電流を少
なくし、デバイス絶縁を向上する上ですぐれている。S
i O2 薄膜の成長のあと、Si O2 厚層207がPEC
VDによって堆積され、選択的不等方性エッチングによ
ってプレーナ化され、エッチングバックされてトレンチ
に充填される(図6D)。高濃度nドープ埋込み層20
3と高濃度pドープ基板1は、アルファ粒子誘起のソフ
トエラーを減少するために使用される。異なる深さのト
レンチ、高濃度nドープ埋込み層203および高濃度p
ドープ基板1の組合せはデバイス絶縁を向上し、CMO
Sでラッチアップが起こるのを完全に除去する。なぜC
MOSにラッチアップ効果が起こるかの理由は、CMO
Sにおける寄生NPNとPNPバイポーラ・トランジス
タのベース・エミッタ接合が十分に順方向バイアスされ
て(VBE=0.7ボルト)、漏れ電流が大きくなるため
である。0.7ボルトの順方向バイアスが従来のデバイ
ス構造で発生するのは、井戸と基板に関連する抵抗が相
対的に大きいためである。新規のデバイス構造では、高
濃度nドープ埋込み層203と高濃度pドープ基板1
は、それぞれ寄生PNPとNPNバイポーラ・トランジ
スタのベース領域であるので、0.7ボルト順方向バイ
アスが発生することがない。第2に、高濃度nドープ埋
込み層203と高濃度pドープ基板1は、PNPとNP
Nバイポーラ・トランジスタのどちらの場合も、エミッ
タ接地電流のゲインを大幅に減少することができる。従
って、CMOSのラッチアップは新規のデバイス構造で
は完全に除去されるはずである。 【0042】(4) Si 3 4 27とSi O2 側壁スペー
サ21は選択的に除去される。N形とp形ドーパントは
それぞれ、異なるイオン・エネルギと注入量を第4マス
クと共に使用して注入されて、NMOSの相対的低のp
ドープ本体領域32、相対的高のpドープ本体領域3、
軽濃度nドープ・ソースまたはドレイン領域4と高濃度
nドープ・ソースまたはドレイン領域5が形成される。
若干傾斜回転注入はn形ドーパントを注入して、低しき
い電圧チャネル領域97と浅いソース/ドレイン・エク
ステンション領域55を形成するために使用される。N
MOSのチャネル、本体、ソースおよびドレイン領域が
形成されたあと、PMOSの相対的低nドープ本体領域
33、相対的高pドープ本体領域48、軽濃度pドープ
・ソースまたはドレイン領域50、高濃度nドープ・ソ
ースまたはドレイン領域51、埋込みチャネル領域49
および浅いソース/ドレイン・エクステンション領域5
7が第5マスクを使用して同じ方法で形成される。イオ
ン注入の方向はチャネル方向とほぼ平行になっているの
で、より薄い埋込みpドープ層49を形成して埋込みチ
ャネルPMOSのサブしきい電圧特性を向上することが
できる。これと同時に、より浅いソース/ドレイン・エ
クステンション領域57を形成してショートチャネル効
果を減少し、パンチスルー抵抗を大きくすることができ
る。新規のデバイス構造では、領域3はNMOSのパン
チスルー抵抗を決定し、領域32はNMOSのソース/
本体間とドレイン/本体間の寄生キャパシタンスを減少
し、領域97はNMOSのしきい電圧を決定している。
領域48はPMOSのパンチスルー抵抗を決定し、領域
33はPMOSのソース/本体間とドレイン/本体間の
寄生キャパシタンスを減少し、領域49はPMOSのし
きい電圧を決定している。縦形MOSFETのしきい電
圧はイオン注入量とエネルギだけではなく、イオン注入
角によっても決定される。イオン注入プロセスのあと、
すべての露出シリコン表面はクリーニングされる。低サ
ーマル・バジェット・ゲート絶縁体8は不純物の再分散
を最小限にするように形成される。注入不純物はゲート
絶縁体の成長期間にサーマルサイクルによって活性化さ
れる。低サーマル・バジェット・ゲート絶縁体8を形成
する方法はいくつかがある。 【0043】(a) 約5−10nm厚ゲート酸化層8は、
酸化前のクリーニングのあと700−800℃の間でH
Cl酸化によって形成される。酸化時に低パーセント注
入量(ボリューム比で1−9%)のHClを酸素に導入
すると、薄膜品質が向上し、酸化物に含まれるナトリウ
ムのゲッタリング剤の作用をし、他の種々デバイス・パ
ラメータが向上する。酸化時にHClを組み入れると、
酸化速度が約30パーセント向上するので、酸化時間が
短縮化し、酸化時の不純物の再分散が減少する。 【0044】(b) 酸化を高圧(1atm以上の)下で行
うと、成長速度が圧力に比例して増加するので不純物の
再分散をより少なくすることができる。これは低温でゲ
ート酸化物を成長させるときに利用でき、短期間で不純
物が再分散するのを防止することができる。例えば、シ
リコンを高圧、低温スチームで酸化する場合について考
えてみる。10atm圧で750℃のとき、30nm厚
酸化物は30分で成長できる。時間、温度、および加圧
圧力はすべて、厚さを決定する変数である。このような
手法はMOSダイナミックRAMの製造プロセスで薄層
のゲート酸化膜を成長するために応用されている。80
0℃、25atmで成長された15nm厚高圧ドライ酸
化物の結果は、ブレークダウン電界が13.6MV/c
mであることを示し、これは1atmコントロール・グ
ループよりも約10%高くなっている。同じ温度と圧力
のとき、成長速度は1nm/minが達成されている。
ホウ素不純物は800℃のとき15分でわずか3.9n
m厚に拡散している。このプロセスによると、良好なデ
バイス特性が得られる。 【0045】(c) ゲート酸化層8は急速熱酸化方式でも
数秒で成長する。不純物は十分に時間がなくても拡散す
る。 【0046】(d) サーマル/CVDスタックド・ゲート
絶縁体の使用が可能である。サーマル/CVDスタック
ド・ゲート絶縁体は、従来のサーマル・ゲート酸化物に
比べて、しきい電圧分散の原因となるプロセス誘起のデ
バイス性能低下を大幅に低減すると共に、欠陥密度とイ
ンタフェース・ステート密度を低く保っている。 【0047】ゲート絶縁層8が形成されたあと、高濃度
nドープ・ポリシリコン・シリコン9が堆積され、第6
マスクを使用してゲート電極とワードラインを形成する
ようにパターン成形される。図6Eはデバイス間の相互
接続が形成される前の全加算器レイアウトの平面断面図
を示している。図6E1はレイアウトの平面図と全加算
器回路の比較図である。図6E2はDRAMアレイの平
面図と6E2ライン上の断面図である。新規構造の理解
を容易にするために、図6E3は、図6E2に示す同一
構造を6E3線に沿って別の方向から見た断面図を示し
ている。 【0048】上記提案PMOSはnドープ・ポリシリコ
ン・ゲート電極をもつ埋込みチャネル・デバイスであ
る。デュアル・ポリシリコン・ゲート(nドープ・ゲー
トとpドープ・ゲート)をもつ表面チャネルNMOSと
PMOSはどちらも、次のプロセスで製造することがで
きる。アンドープ・ポリシリコン薄膜9がまず堆積さ
れ、パターン成形されたあと、イオン注入が行われる。
高濃度nドープ・ポリシリコン・ゲートと高濃度nドー
プ・ソース/ドレイン領域5は同時イオン注入によって
形成される。高濃度pドープ・ポリシリコン・ゲートと
高濃度pドープ・ソース/ドレイン領域51は別の同時
イオン注入によって形成される。 【0049】(5) ゲート電極とワードラインが形成され
たあと、誘電層(Si O2 )11がPECVDによって
堆積され、プレーナ化される。誘電層11は第7マスク
を使用して、選択的不等方性プラズマエッチングにより
正しい深さまでエッチングされる。シリコン領域5と5
1はエッチングされないか、若干エッチングされるだけ
である。そのあと、ポリシリコン(単結晶シリコンまた
はポリサイド)208が堆積され、エッチングバックさ
れて、誘電層11の上面上の余剰ポリシリコン208が
除去され、第1レベル相互接続が形成される(図6
F)。図6F1は図6Fに示す同一構造を6F1線に沿
って別の方向から見た断面図である。回路レイアウトを
理解する上で重要な、ポリシリコン・ゲート電極、ワー
ドライン、およびその他の導電ラインを分かりやすく示
すために、誘電層11は図6Fと6F1の平面図には示
されていない。 【0050】(6) 誘電層(Si O2 )がPECVDによ
ってポリシリコン208上に堆積され、プレーナ化さ
れ、そのあと異なる深さのコンタクトホールが形成され
る。異なる深さのコンタクトホールは、第8マスクを使
用し、CF4 +H2 、HF、HBrまたはCHF3 をエ
ッチングガスとして使用して選択的不等方性エッチング
で形成される。例えば、CHF3 ガスを使用すると、S
i O2 とSi のエッチング速度比は約10になる。従っ
て、選択的エッチングによると、Si O2 (誘電層1
1、207、212)だけがエッチングされ、ポリシリ
コン208と単結晶シリコン領域5、51、201、2
05はエッチングされないか、若干エッチングされるだ
けである。選択的エッチングによると、少なくとも3つ
の異なる深さのコンタクトホールが得られる。つまり、
ポリシリコン208へのコンタクトホール、単結晶シリ
コン領域201と205へのコンタクトホール、および
ポリシリコン・ゲートまたはワードラインへのコンタク
トホールである(図6G、6G1および6G2)。この
ステップでは、新規デバイス構造を製造するとき2マス
クレベルが節減される。そのあと、ポリシリコン、ポリ
サイドまたはメタル209(例えば、W、AlまたはA
l合金)がコンタクトホールに充填される。次に、第2
レベル相互接続(ポリシリコン、ポリサイドまたはメタ
ルからなる)が第9マスクを使用して形成される。図6
Gは全加算器回路の第2レベル相互接続を示している。
図6G1と6G2は、製造プロセスのこのステージにお
ける異なる6G1と6G2線に沿ったDRAMアレイの
平面断面図である。ポリシリコン・ゲート電極、ワード
ライン、ビットライン、ポリシリコン208、その他の
導電ラインを分かりやすくするために、誘電層11と2
12は図6G、6G1および6G2に示されていない。
誘電層207の上にある誘電(非導電物質)層は、構造
の平面図に示されている。以下では、これについて言及
することは省略する。 (7) 第3レベル・コンタクトホール230と相互接続
(ポリシリコン、ポリサイドまたはメタルからなる)は
それぞれ第10および第11マスクを使用して形成され
る(図6H)。全加算器は製造プロセスのこの時点で製
造されている。図6H1は製造プロセスのこの時点での
DRAMアレイの平面図と6H1線に沿った断面図を示
している。 【0051】(8) そのあと、DRAMアレイのエリアに
あるポリシリコン208上の誘電物質(Si O2 )21
2、213、215は、第12マスク216を使用して
選択的エッチングにより完全に除去される。誘電層(S
i O2 )11は適当な深さまで部分的にエッチングする
ことも可能である。選択的エッチングによると、ポリシ
リコン208はエッチングされないか、若干エッチング
されるだけである(図6I)。 【0052】(9) 誘電物質212、213、215が除
去されたあと、nドープ・ポリシリコン厚層218がウ
ェファ全面にわたって堆積され、プレーナ化され、エッ
チング・バックされる。ウェファ全体にわたるグローバ
ル厚さ均一性は10%である必要がある。そのあとSi
3 4 216が堆積され、第13マスクを使用してパタ
ーン成形される。そのあと、Si 3 4 217が堆積さ
れ、側壁スペーサに対し不等方性的にエッチングされる
(図6J)。2側壁スペーサ217間の間隔は、最小リ
ソグラフィック・ライン幅よりはるかに狭くなってい
る。図6J1は製造プロセスのこのステージでの平面図
を示している。 【0053】(10) ポリシリコン218と208はSi
3 4 216と217をマスクとして使用して選択的に
エッチングされる。選択的エッチングにより、エッチン
グは誘電層11で中止する。エッチングのあと、誘電物
質(Si 3 4 )216と217は選択的に除去され
る。誘電物質(Si O2 )215、213、212およ
び11は選択的エッチングによりエッチングされない。
キャパシタの誘電層224が形成される。酸化物/窒化
物/酸化物がキャパシタ誘電体として好ましいのは、そ
の信頼性がすぐれているためである。そのあと、キャパ
シタ・プレートを形成するために、蓄積ノード間の非常
に狭い間隙を埋めるためのn形またはp形ドープ・アモ
ルファス・シリコン211が堆積され、プレーナ化され
る。アモルファス・シリコンは、後続のアニーリングに
よって規則的ポリシリコンに再結晶化される。アモルフ
ァス・シリコン(またはポリシリコン)221は第14
マスクでパターン成形される。そのあと、誘電物質(S
i O2 )222がPECVDによって堆積される。第1
レベルのグローバルメタル相互接続コンタクトホールと
相互接続260は第15マスクと第16マスクを使用し
て形成される(図6K)。第2レベルのグローバルメタ
ル相互接続コンタクトホールと相互接続は第17マスク
と第18マスクを使用して形成される。なお、このステ
ップは図示されていない。最上部の2レベル・グローバ
ルメタル相互接続は第2レベル相互接続210および第
3レベル相互接続214で置き換えることができること
はもちろんである。このようにすると、製造プロセス全
体の複雑性は14マスクレベルに減少するので、蓄積キ
ャパシタのセル・プレートの上には相互接続がなくなる
ことになる。蓄積キャパシタは、ポリシリコン208と
誘電層212、213、215の高さを変更することに
よって、異なるレベルのDRAMの要求条件を満足する
大きさにすることが可能である。新規のDRAMセルの
最も重要な特徴は、ビットラインがすべてのトランジス
タ(アクセス・トランジスタとロジック・トランジスタ
を含む)の下にあり、蓄積キャパシタがすべてのトラン
ジスタの上にあることである。その結果として得られた
新規セルは埋込みビットライン(BBL)セルと名づけ
られている。トレンチセルの最も重大な問題はトレンチ
からトレンチまでのパンチスルー漏れ電流である。しか
し、セル漏れ電流は、誘電体(または絶縁体)がBBL
セルの蓄積ノードを完全に包囲しているので大幅に減少
している。BBLセルのサイズがトレンチセルのサイズ
より小さくすることができ、BBLセルの蓄積キャパシ
タがトレンチセルのそれより大きくすることができるの
は、トレンチセルにおける必要なトレンチ間の間隔が
0.6μmの大きさになっているのに対し、BBLセル
におけるトレンチ間の必要な間隔が0.1μmより小さ
くなっているからである。領域206のドーパント濃度
を減少すると、ビットライン201と領域206間の寄
生p−n接合キャパシタンスが大幅に減少する。 【0054】図7A−7H10は、図6A−6Kの構造
とプロセスに基づく改良構造とプロセスを示している。
図7A−7H10に示すように、メモリ回路(SRAM
とDRAMアレイ)はCMOSロジック回路(全加算
器、CMOSフリップフロップ、CMOS NANDお
よびCMOSインバータチェイン)と一緒にシングルチ
ップ上に集積されている。インバータ、NAND、NO
Rおよび伝達ゲートは、ロジック回路を作るときの最も
基本的な素子である。NOR構造はNAND構造と非常
によく似ているので図示されてない。伝達ゲートはCM
OSフリップフロップに示されている。全加算器とフリ
ップフロップは共に重要なロジック回路である。図7A
−7H10に示す回路の製造プロセスは、すべての種類
の回路の製造を十分に示している。プロセスは次のステ
ップからなっている。 【0055】(1) 軽濃度p形ドープ層206がまずイン
サイチュ・ドーピング・エピタキシ法によって高濃度p
ドープ・シリコン基板1上に形成される(図7A)。 【0056】(2) 4つの領域201、203、204お
よび205は、1つのマスクだけを使用してトリプル・
イオン注入によって形成される。第1マスク221の正
しい高さを選択すると、最初の注入における高イオン・
エネルギをもつドーパントはマスク221を通り抜けて
高濃度nドープ領域201が形成される。露出シリコン
域では、最初の注入のドーパントは一定深さのシリコン
層を通り抜けて高濃度nドープ領域203を形成するの
で、領域201と203は最初の注入によって同時に形
成される。中イオン・エネルギによる2番目の注入の目
的は軽濃度n形ドープ領域204を形成することであ
り、低エネルギの3番目の注入の目的は高濃度p形ドー
プ領域205を形成することである(図7B)。低およ
び中イオン・エネルギのドーパントはマスク221を通
り抜けることができない。 【0057】(3) アンドープ・シリコン層152は領域
201上にエピタキシされ、そのあと、Si 3 4 27
が層152上に堆積される。Si 3 4 とアンドープ・
シリコン層152は第2マスクでパターン成形される。
パターン化のあと、Si O2薄層21はパターン成形後
の酸化によってシリコン表面上に成長される。Si O2
側壁スペーサ21は選択的不等方性エッチングによって
形成される。異なる深さのトレンチはエッチングのドー
プ効果を利用して第3マスクで食刻される。トレンチの
エッチングのあと、すべての露出シリコン表面はクリー
ニングされ、Si O2 薄膜がシリコン表面上に成長され
る。厚層Si O2 207はPECVDによって堆積さ
れ、選択的不等方性エッチングによってプレーナ化され
エッチングバックされて、トレンチに充填される。Si
3 4 27とSi O2 側壁スペーサ21は選択的に除去
される。N形とp形ドーパントは異なるイオン・エネル
ギと注入量を使用して第4マスクで注入され、NMOS
相対的低pドープ本体領域32、相対的高pドープ本体
領域3、軽濃度nドープ・ソースまたはドレイン領域4
および高濃度n形ソースまたはドレイン領域5を形成す
る。若干傾斜回転注入はn形ドーパントを注入するため
に使用されるので、低しきい電圧チャネル領域97と浅
いソース/ドレイン・エクステンション領域55が形成
される。NMOSのチャネル、本体、ソースおよびドレ
イン領域が形成されたあと、PMOSの相対低nドープ
本体領域33、相対的高pドープ本体領域48、軽濃度
pドープ・ソースまたはドレイン領域50、高濃度nド
ープ・ソースまたはドレイン領域51、埋込みチャネル
領域49および浅いソース/ドレイン・エクステンショ
ン領域57が第5マスクによる類似方法を使用して形成
される。イオン注入プロセスのあと、すべての露出シリ
コン表面はクリーニングされる。低サーマル・バジェッ
ト・ゲート絶縁体8は、不純物の再分散を最小限にする
ように形成される。注入不純物は、注入のあとサーマル
・サイクルによって活性化される。ゲート絶縁体8が形
成されたあと、高濃度nドープ・ポリシリコン・シリコ
ン9が堆積され、ゲート電極とワードラインを形成する
ように第6マスクでパターン成形される。図7Cはデバ
イス間の相互接続が形成される前のSRAMアレイ・レ
イアウトの平面断面図を示している。図7C1は、SR
AMアレイとSRAMセル回路のレイアウトを比較して
示す平面図である。図7C2は全加算器の平面図と7C
2線に沿った断面図を示している。図7C3はDRAM
アレイの平面図と7C3線に沿った断面図を示してい
る。図7C4はCMOSフリップフロップ・レイアウト
の平面図、7C4線に沿った断面図、およびCMOSフ
リップフロップ回路を示している。新規構造の理解を容
易にするために、図7C5は図7C4に示す同一構造を
7C5線に沿って別の方向から見た断面図を示してい
る。図7C6はCMOS NANDレイアウトの平面
図、7C6線に沿った断面図およびCMOS NAND
回路を示している。図7C7は図7C6に示す同一構造
を7C7線に沿って別の方向から見た断面図である。P
MOSのサイズは図7C6と7C7に示すNMOSのそ
れより大きくなっている。PMOSとNMOSとの
((Wp/Lp )/(WN /LN )は2である。これに
より、PMOSはNMOSと同じ電流駆動性をもつこと
になる。図7C8は最小PMOSサイズをもつCMOS
NANDを示している。 【0058】(4) ゲート電極とワードラインが形成され
たあと、Si 3 4 薄膜80が堆積され選択的におよび
不等方性的にエッチングされ、通常の方法によって側壁
スペーサ80が形成される。側壁スペーサ80の形成
は、高密度回路を達成し、製造プロセスの複雑性を低減
する上で非常に重要なプロセス・ステップである。これ
は、図6A−6Kに示す構造とプロセスをベースにした
主要な改良である。そのあと、Si O2 11がPECV
Dによって堆積され、プレーナ化されたあと、選択的不
等方性プラズマエッチングが行われる。選択的エッチン
グによると、SiO2 (誘電物質11と207)だけが
エッチングされ、シリコン(領域5、9、51、20
1、205)とSi 3 4 80はエッチングされない
か、若干エッチングされるだけである。第7マスクを使
用する選択的エッチングは5つの異なる深さのコンタク
トホール61(図7D−7D10)を形成する。5つの
異なる深さのコンタクトホールは、NMOSとPMOS
のソースまたはドレイン領域5と51の上部と側壁コン
タクト、ゲート電極またはワードライン9の上部と側壁
コンタクト、およびNMOSとPMOSのソースまたは
ドレイン領域201と205の上部と側壁コンタクトを
含んでいる。この選択的エッチングでは4マスクレベル
が節減される。そのあと、ポリシリコン(単結晶シリコ
ン、ポリサイドまたは耐熱メタル)61が堆積され、エ
ッチングバックされて誘電層11の上面上の余剰ポリシ
リコン61が除去される。ポリシリコン61はコンタク
トマテリアルとしてだけでなく、相互接続としても使用
される。そのあと、ポリシリコン(単結晶シリコン、ポ
リサイドまたは耐熱メタル)62が堆積され、Si 3
4 63がポリシリコン62上に堆積される。ポリシリコ
ン62とSi 3 4 63は第4マスクを使用して同時に
パターン成形され、第1レベル相互接続を形成する。S
i 3 4 薄膜64が堆積され、不等方性的にエッチング
され、通常の方法によって側壁スペーサ64を形成する
(図7D−7D1)。図7D−7D10は、それぞれ製
造プロセスのこのステージにおけるSRAM、全加算
器、DRAM、フリップフロップ、インバータ・チェイ
ンおよびNANDレイアウトを示している。 (5) Si O2 66はPECDVによって堆積され、プレ
ーナ化されたあと、選択的不等方性プラズマエッチング
が行われる。選択的エッチングによると、SiO2 (絶
縁物質11、66、207)だけがエッチングされ、シ
リコン(領域5、9、51、201、205)とSi 3
4 (絶縁物質63、64、80)はエッチングされな
いか、若干エッチングされるだけである。第9マスクに
よる選択的エッチングは6つの異なる深さのコンタクト
ホール67を形成する(図7E−7E11)。6つの異
なる深さのコンタクトホールはポリシリコン61のコン
タクト(図7E4−7E11)、NMOSとPMOSの
ソースまたはドレイン領域5と51の上部と側壁コンタ
クト(図7E1と7E3−7E5)、ゲート電極とワー
ドライン9の上部と側壁コンタクト(図7E−7E
2)、NMOSとPMOSのソースまたはドレイン領域
201と205の上部と側壁コンタクト(図7E3)を
含んでいる。この選択的エッチングによると、5マスク
レベルが省かれる。そのあと、ポリシリコン(単結晶シ
リコン、ポリサイドまたは耐熱メタル)67が堆積さ
れ、エッチングバックされて、誘電層66の上面上の余
剰ポリシリコン67を除去する。Si 3 4 63と64
はSi O2 の選択的エッチング時にポリシリコン62と
61を保護し、ポリシリコン67、62および61が短
絡しないようにする。図7Eと7E1に示すように、2
つの交差インバータが非常に小さな面積に形成されてい
る。超高密度SRAMアレイを実現するときのキーとな
る、側壁スペーサ64の厚さは第1レベル相互接続62
と第2レベル・コンタクト・マテリアル67間の間隔だ
けを決めることができる。そのあと、ポリシリコン(単
結晶シリコン、ポリサイドまたは耐熱メタル)73が堆
積され、第10マスクでパターン形成され第2レベル相
互接続を形成する。図7E−7E11はそれぞれ製造プ
ロセスのこのステージでのSRAM、全加算器、DRA
M、フリップフロップおよびNANDレイアウトを示し
ている。図7E6、7E6、7E8、7E9および7E
11はNANDの種々レイアウトを示している。 【0059】(6) Si O2 76はPECVDによって堆
積され、プレーナ化されたあと、選択的不等方性プラズ
マエッチングが行われる。選択的エッチングによると、
SiO2 (誘電物質76、66、11)だけがエッチン
グされ、ポリシリコン、ポリサイドまたはメタル(領域
73、67、61)とSi 3 4 (誘電物質64、6
3)は若干エッチングされるだけである。第11マスク
による選択的エッチングは4つの異なる深さのコンタク
トホール74を形成する(図7F)。4つの異なる深さ
のコントロールホールはポリシリコン61、67および
73の上部と側壁コンタクトを含んでいる。この選択的
エッチングでは3マスクレベルが節減される。そのあ
と、ポリシリコン(単結晶シリコン、ポリサイドまたは
耐熱メタル)74は堆積され、エッチング・バックされ
て誘電層76の上面上の余剰ポリシリコン74が除去さ
れ、そのあと、ポリシリコン(単結晶シリコン、ポリサ
イドまたは耐熱メタル)75が堆積される。そのあと誘
電物質(Si O2 またはSi 34 )216がポリシリ
コン75上に堆積され、第12マスクでパターン形成さ
れ、そのあと誘電物質(Si O2 またはSi 3 4 )2
17が堆積され、側壁スペーサに対して不等方性的にエ
ッチングされる(図7F)。2側壁スペーサ217間の
間隔は最小リソグラフィック・ライン幅よりも大幅に狭
くなっている。図7F1は製造プロセスのこのステージ
の平面図を示している。 【0060】(7) ポリシリコン75、74、73、6
7、および61は誘電物質(Si O2またはSi
3 4 )216、217をマスクとして使用して選択的
にエッチングされる。エッチングのあと、誘電物質21
6、217は選択的に除去される。キャパシタの誘電層
224が形成される。酸化物/窒化物/酸化物がキャパ
シタ誘電体として好ましいのは、信頼性がすぐれている
ためである。キャパシタ・プレートを形成するためのn
形またはp形ドープ・アモルファス・シリコン221が
堆積され、蓄積ノードの非常に狭い間隔に充填されるよ
うにパターン成形される。アモルファス・シリコンは後
続のアニーリング(図7G)によって規則的ポリシリコ
ンに再結晶化される。 【0061】(8) アモルファス・シリコン(またはポリ
シリコン)221とポリシリコン75は第13マスクで
同時にパターン成形されるので、マスクレベルを省いて
いる。ポリシリコン221はDRAMアレイのエリアで
セル・プレートとして使用される。ポリシリコン221
と75の組合せはロジック回路のエリアで第3レベル相
互接続として使用される。ポリシリコン75、74、7
3、67および61はロジック回路のエリアで複数レベ
ル相互接続として使用され、他方では、DRAMアレイ
のエリアで蓄積ノードとして使用される。これは、図6
A−6Kに示す構造とプロセスに基づく最も重要な改良
である。図6Jに示す厚層ポリシリコン218は堆積
し、プレーナ化する必要はない。従って、厚層ポリシリ
コン218はウェファ全面にわたるグローバル厚さ均一
性が10%になるようにプレーナ化する必要がない。そ
のあと、誘電物質(Si O2 )222がPECVDによ
って堆積される。第1レベルのグローバル・メタル相互
接続コンタクトホール223と相互接続260は第14
マスクと第15マスクで形成される(図7H)。第2レ
ベルのグローバル・メタル相互接続コンタクトホールと
相互接続は第16マスクと第17マスクで形成される。
なお、このステップは図示されていない。蓄積キャパシ
タはポリシリコン61、67、73、74および75の
高さを変更することにより、異なるレベルDRAMの要
件を満足するだけの大きさにすることが可能である。図
7H1は、最低限40個のリソグラフィック角のセル・
サイズをもつ、世界で最小のSRAMセル・レイアウト
の平面図である。図7H2−7H3はそれぞれ、図7H
1に示す同一構造の7H2と7H3線に沿った異なる断
面図を示している。図7H4−7H10はそれぞれ全加
算器、フリップフロップおよびNAND構造の平面断面
図を示している。 【0062】第3実施例(図6A−7H10)は、従来
のデバイス構造と製造プロセスに比べて次のような主要
利点をもっている。 【0063】1) 最低限4個のリソグラフィック角のセ
ル・サイズをもつ超高密度DRAMアレイ、最低限40
個のリソグラフィック角のセル・サイズをもつ最高密度
全単結晶シリコン6−T SRAMアレイ、および極高
密度ロジック回路は同一チップ上に集積されている。チ
ャネル幅と長さの比(W/L)が4より大である新規デ
バイスは、すべてのデバイス内の最小面積に作ることが
できるので、このデバイスは高密度集積回路と高速集積
回路の両方に適している。 【0064】2) ビットラインはトランジスタの下にあ
るので、蓄積ノードはトランジスタ上に作ることができ
る。このようにすると、絶縁体が蓄積ノードを完全に包
囲するのでトレンチ間のパンチスルー漏れ電流がなくな
る。 【0065】3) 2隣接蓄積ノード間の間隔は最小リソ
グラフィック・ライン幅よりも大幅に小さくなっている
ので、蓄積ノードはDRAMアレイのほぼ全面積を占有
している。これにより、トレンチキャパシタのサイズは
トレンチの高さ(または深さ)が与えられているとき、
最大限度までに達することになる。キャパシタが大きく
漏れ電流が小さいと、ソフトエラーに対する抵抗が高く
なる。 【0066】4) DRAMの蓄積ノードは複数レベルの
相互接続からなっているので、表面の不規則性が少なく
なり、製造プロセスの複雑性が低減している。 【0067】5) 選択的エッチング、エッチングのドー
ピング効果、側壁スペーサ(Si 34 )80、ポリシ
リコン62の保護層(Si 3 4 )63と64が使用さ
れ、ポリシリコン75と221は同時にパターン成形さ
れるので、14マスクレベルが節約され、縦形トランジ
スタ集積回路用に使用することができる。この改良によ
り、縦形トランジスタの製造プロセスの複雑性が低減さ
れ、縦形トランジスタ間の相互接続の形成を困難にして
いるワイヤリング問題が解決される。図7A−7H10
に新規プロセスは先進的なプレーナ・デバイス・プロセ
スよりも単純化されている。例えば、高密度プレーナ・
トランジスタSRAMの4重または5重レベル・ポリシ
リコンは2重レベル・メタルと23マスクレベルを必要
としている。しかるに、新規プロセスでは、単一レベル
から複数レベル・メタルまでのメタルと17マスクレベ
ルが使用されている。 【0068】6) 本実施例を説明する上で明確化すべき
主要点は、DRAMのアクセス・トランジスタ、SRA
Mの駆動、ロードおよびアクセス・トランジスタ、周辺
CMOSトランジスタおよびCMOSロジック・トラン
ジスタが縦形トランジスタであり、ゲートとチャネル長
を同じにして同一チップ上に集積できることである。し
かし、複数のデバイス、特に従来のデバイスは異種デバ
イスのすべての要件を同時に満足することができないの
で、特定の縦形トランジスタだけがこの集積化を行うこ
とが可能になっている。例えば、DRAMのアクセス・
トランジスタは低漏れ電流を必要としている。ショート
チャネル効果の影響を受けているデバイスはアクセス・
トランジスタにすることができない。アクセス・トラン
ジスタは緩和されたチャネル長を必要としている。他
方、周辺トランジスタとロジック・トランジスタは高速
化と高駆動力を得るためにショートチャネル長を必要と
している。従来の縦形MOSFETはどれも、この問題
を解決することができない。第2に、VMOS、UMO
S、および縦形IGFETなどの、従来の縦形MOSF
ETは、チャネル長に対して垂直のドーピング・プロフ
ィールが均一であるので、CMOS回路にハイパフォー
マンス埋込みチャネルPMOSを形成することができな
い。チャネル領域は、従来の縦形MOSFETでは本体
領域と同じドーピング濃度になっているので、チャネル
領域のしきい電圧が高くなり、パンチスルー抵抗が低く
なっている。これはデバイス動作上許されないことであ
る。従来の縦形サンドウィッチMOSFETは、デバイ
スのダウンサイジング化と共にソース/ドレイン接合の
深さが大きくなっているため、ショートチャネル効果の
影響を受けているが、これは、浅く軽濃度ドープ・ソー
ス/ドレイン・エクステンション領域が従来の縦形MO
SFETには存在しないためである。さらに、従来の縦
形MOSFETは不均質性の影響を受けやすくなってい
る。最後に、非常に重要なことは、縦形トランジスタの
ワイヤリング問題が、相互接続の新規製造プロセスを特
徴とする本発明以前は解決できなかったことである。上
記の議論において、縦形MOSFETの使用が最新の集
積回路で普及していないことも、主要な理由の1つであ
る。本発明による新規縦形トランジスタは、従来の縦形
トランジスタのすべての欠点を解決している。世界各国
のどのプレーナ・トランジスタよりも、また、他のどの
縦形トランジスタよりも優れている。将来の超高密度集
積回路の最も有望な候補となっている。 【0069】図7A−7H10に示す構造とプロセスに
基づく新規DRAM構造は図8A−8Jに示されている
が、図から明らかなように、DRAMの蓄積キャパシタ
・サイズがさらに大きくなっている。 【0070】(1) ポリシリコン(ポリサイドまたは耐熱
メタル)75が堆積されたあと(図7F)、Si O2
膜251がポリシリコン75上に堆積される。ポリシリ
コン(ポリサイドまたは耐熱メタル)252はSi O2
薄膜251上に堆積される。そのあと、Si O2 251
とポリシリコン252が反復的にそのように層化される
(図8A)。誘電物質(Si O2 )250が堆積され、
パターン成形され、誘電物質(Si 3 4 )253が堆
積され、側壁スペーサを形成するように不等方性的にエ
ッチングされる(図8B)。図8B1は図8Bに示す構
造の平面図である。Si O2 251、ポリシリコン25
2と75は誘電物質250(Si O2 )と側壁スペーサ
(Si 3 4 )をマスクとして使用して不等方性的にエ
ッチングされる。誘電物質250(Si O2 )の下にあ
ってエッチングしてはならないポリシリコン252の部
分を保護するために、誘電物質250(Si O2 )の厚
さは複数レベル誘電薄膜251(Si O2 )の総厚さよ
りも大きくなっている。なお、これは図示されていな
い。次に、アルモファス・シリコン254が堆積され、
狭幅のトレンチに充填するように選択的エッチングによ
ってエッチングバックされる(図8C)。アルモファス
・シリコン254は、堆積後にヒートサイクルによって
規則的ポリシリコンに再結晶化することができる。 【0071】(2) 残存誘電物質250(Si O2 )は選
択的ウェットエッチングによって除去される(図8
D)。例えば、ふっ化水素酸(HF)はSi O2 を腐食
するが、Si とSi 3 4 は室温では影響を受けずに残
っている。誘電物質250が除去されたあと、誘電物質
(Si 3 4 )255が堆積され、側壁スペーサを形成
するように不等方性的にエッチングされる(図8E)。
図8E1は図8Eに示す構造の平面図である。 【0072】(3) Si O2 とポリシリコン252は側壁
スペーサ(Si 3 4 )253、255をマスクとして
使用して不等方性的にエッチングされる。このエッチン
グはポリシリコン75を通り抜けない。側壁スペーサ
(Si 3 4 )253、255は部分的にエッチングす
ることも可能である。Si O2 251は選択的ウェット
・エッチングにより除去される(図8F)。そのあと、
ポリシリコン75、74、73、67および61は選択
的に不等方性的にエッチングされる。誘電物質(Si 3
4 とSi O2 )80、76、66および11はエッチ
ングされない(図8G)。このプロセスの順序は非常に
重要である。そうすれば、Si O2 251とポリシリコ
ン252を最初にエッチングし、そのあとでSi O2
除去し、最後にポリシリコン75、74、73、67、
61を最後にエッチングすることができる。このプロセ
スの順序にすると、Si O2 76、66、11はSi O
2 251がウェットエッチングで除去されるとき除去さ
れることがない。 【0073】(4) ポリシリコン75、74、73、67
および61がエッチングされたあと、誘電物質(Si 3
4 )253および255の残存部分は、微小なプラズ
マエッチングによって選択的に除去される。誘電物質
(Si O2 )76、66および11は選択的エッチング
によるためエッチングされない。誘電物質(Si
3 4)80は2つの理由で完全には除去されない。1
つは、エッチング速度は高アスペクト比のトレンチの上
部付近の方が底部付近よりも早いためであり、これは、
反応物がトレンチの底部へ向かう速度が遅くなり、生成
物がトレンチの底部から離れる速度も遅くなることによ
る。第2は、誘電物質(Si 3 4 )253と255
は、誘電物質(Si 3 4 )253と255の大部分が
トレンチのエッチング時にすでにエッチングされている
ので微小なプラズマエッチングだけで完全に除去できる
からである。そのあと、キャパシタの誘電層224が形
成される。酸化物/窒化物/酸化物がキャパシタ誘電層
として好ましいのは、その信頼性が優れているためであ
る。そのあと、n形またはp形ドープ・アモルファス・
シリコン221は堆積され、蓄積ノード間の狭幅間隔に
充填されるようにプレーナ化され、キャパシタ・プレー
トを形成する。アモルファス・シリコンは、後続のアニ
ーリング(図8H)によって規則的ポリシリコンに再結
晶化される。 【0074】(5) アモルファス・シリコン(またはポリ
シリコン)221とポリシリコン75、252および2
54はマスクを使用して同時にパターン化される。これ
によりマスクレベルが節約される。ポリシリコン221
はDRAMアレイのエリアでセル・プレートとして使用
される。ポリシリコン254、252、221および7
5の組合せはロジック回路のエリアで第3レベル相互接
続として使用される。ポリシリコン254、221、7
5、74、73、67および61はロジック回路のエリ
アで複数レベル相互接続として使用されると共に、DR
AMアレイのエリアで蓄積ノードとして使用される。そ
のあと、誘電物質(Si O2 )222がPECVDによ
って堆積される。最後に、グローバル・メタル相互接続
260とコンタクトホール223が形成される(図8
J)。 【0075】複数層252はサブリソグラフィック・コ
ンタクトホールでポリシリコン254によって相互接続
され、DRAMセル(または蓄積ノード)はサブリソグ
ラフィック形状によって分離されるので、図8A−8J
に示す新規セルはSICセル(サブリソグラフィック相
互接続と絶縁セル)と名づけられている。SICセル
は、トレンチセルまたはスタックドキャパシタ・セルの
場合よりもその蓄積電極を占める表面積が大であり、ト
レンチキャパシタ・セルよりもセル漏れ電流が少なく、
ソフトエラー抵抗が高くなっている。 【0076】新規のDRAM構造とプロセスが図8K−
8Nに提案されているが、同図には、図7A−7H10
に示すタイプのDRAMの蓄積キャパシタ・サイズを大
きくする方法が示されている。 【0077】(1) ポリシリコン(ポリサイドまたは耐熱
メタル)75が堆積されたあと(図7F)、誘電物質
(Si O2 )216が堆積され、パターン成形される。
そのあと、誘電物質(Si 3 4 )217が堆積され、
側壁スペーサを形成するように不等方性的にエッチング
される。誘電物質216と217は異なる物質であるこ
とが必要である。ポリシリコン75は誘電物質216
(Si O2 )と側壁スペーサ(Si 3 4 )217をマ
スクとして使用して不等方性的にエッチングされる(図
8K)。 【0078】(2) ポリシリコン75がエッチングされた
あと、DRAMアレイのエリアの誘電物質(Si O2
が第13マスクを使用して選択的に局所的に除去される
(図8L)。誘電物質(Si O2 )が選択的にエッチン
グされている間、誘電物質(Si 3 4 )217とポリ
シリコン75はエッチングされない。図8L1は、図8
Lに示す構造の平面図である。 【0079】(3) ポリシリコン75、74、73、67
および61は残存誘電物質216(Si O2 )と側壁ス
ペーサ(Si 3 4 )217をマスクとして使用して不
等方性的に選択的にエッチングされる(図8M)。エッ
チング・プロセスは2ステップで行われるため、異なる
深さのトレンチが形成される。深い方のトレンチは異な
る蓄積ノード間を絶縁するために使用される。浅い方の
トレンチは蓄積ノードの面積を増加するために使用され
る。この2ステップ・エッチング・プロセスが使用され
ないと、トレンチ・エッチングは高濃度nドープ・ソー
ス/ドレイン領域5を通り抜けて、軽濃度ドープ・ソー
ス/ドレイン領域4と本体領域3、32まで達するおそ
れがある。トレンチ・エッチングのあと、誘電物質21
6と217は選択的に除去され、そのあとキャパシタの
誘電層224が形成される。酸化物/窒化物/酸化物が
キャパシタ誘電層として好ましいのは、その信頼性が優
れているためである。そのあと、n形またはp形ドープ
・アモルファス・シリコン221が堆積され、蓄積ノー
ド間の狭幅を充填するようにプレーナ化され、キャパシ
タ・プレートが形成される。アモルファス・シリコンは
後続のアニーリング(図8M)によって規則的ポリシリ
コンに再結晶化される。 【0080】(4) アモルファス・シリコン(またはポリ
シリコン)221とポリシリコン75は第14マスクを
使用して同時にパターン成形される。これによりマスク
レベルが節約される。ポリシリコン221はDRAMア
レイのエリアでセル・プレートとして使用される。ポリ
シリコン221と75の結合はロジック回路のエリアで
第3レベル相互接続として使用される。ポリシリコン7
5、74、73、67および61はロジック回路のエリ
アで複数レベル相互接続として使用されると共に、DR
AMアレイのエリアで蓄積ノードとして使用される。そ
のあと、誘電物質(Si O2 )222はPECVDによ
って堆積される。グローバル・メタル相互接続コンタク
トホール223と相互接続260は第15マスクを使用
して形成される(図8N)。 【0081】図9A−9Cは図7A−7H10に示す構
造とプロセスをベースとする改良構造とプロセスを示し
ている。図9A−9Cに示すように、トレンチキャパシ
タDRAMアレイはロジック回路と一緒に集積されてい
る。プロセスは次のステップからなっている。 【0082】(1) 高濃度n形ドープ層273と軽濃度n
形ドープ層270が、まずインサイチュ・ドーピング・
エピタキシ法によって高濃度pドープ・シリコン基板1
上に形成される(図9A)。そのあと、領域201、2
05、271、272および274がイオン注入によっ
て形成される(図9B)。 【0083】(2) アンドープ・シリコン層152が領域
201、205および272上にエピタキシされ、その
あと、Si 3 4 27が層152上に堆積される。Si
3 4 とアンドープ・シリコン層152は第2マスクで
パターン成形される。パターン成形のあと、Si O2
層21は熱酸化によってシリコン表面上に成長される。
Si O2 側壁スペーサ21は選択的不等方性エッチング
によって形成される(図6C)。3つの異なる深さのト
レンチはプラズマエッチングによって領域1、201、
205、270、271、272、273および274
に食刻される。3つの異なる深さのトレンチが1つのマ
スクと1回のエッチングで形成されるのは、エッチング
のドーピング効果によるためである。トレンチがC
2 、Cl2+Ar、CCl4 +Ar、CF3 Cl、Si
Cl4 +O2 、CF3 Br+Cl2またはC2 6 +C
2 などのガスをエッチング・ガスとして使用してCl
原子プラズマエッチングで形成される場合は、高濃度n
ドープ領域201、272および273のエッチング速
度は軽濃度ドープ領域270のそれよりも15−25倍
になっている。p形ドーパントはシリコンのエッチング
速度を抑止するので、領域1、205、271および2
74のエッチング速度は軽濃度ドープ領域270のそれ
より低くなっている。このプロセスでは2マスクレベル
が節約されている。トレンチ・エッチングのあと、すべ
ての露出シリコン表面はクリーニングされ、キャパシタ
の誘電層がトレンチ表面上に形成される。そのあと、ポ
リシリコンまたはアモルファス・シリコン6がウェファ
全面にわたって堆積され、プレーナ化される。シリコン
6は正しい深さまで選択的にエッチングバックされ、ト
レンチを充填して蓄積キャパシタのセル・プレートを形
成する。そのあと、Si O2 厚層17がPECVDによ
って堆積され、プレーナ化されたあと、選択的不等方性
エッチングによって正しい深さまでエッチングバックさ
れてトレンチを充填する(図9C)。 【0084】以下のプロセス・ステップは図7A−7H
10に示すものと非常に似ているので、ステップを再度
引用して、図示してある。 第4実施例:図10A−10G1は、2−F DRAM
セルを製造するプロセスのステップを示す平面断面図で
ある。 【0085】(1) 高濃度n形ドープ層2は、まずインサ
イチュ・ドーピング・エピタキシ法によって高濃度pド
ープ・シリコン基板1上に形成される。アンドープ・シ
リコン152は高濃度n形ドープ層2上にエピタキシさ
れる。誘電物質(Si 3 4またはSi O2 )27はア
ンドープ・シリコン152上に堆積される。誘電物質2
7、アンドープ・シリコン152、高濃度n形ドープ層
2および基板1の一部は碁盤目レイアウトのマスク15
0を使用してパターン成形される(図10A)。シリコ
ン・ピラーのコーナ間の間隔は設計ルールよりも狭くな
っている。この狭幅間隔はリソグラフィ・プロセスで露
出時間によって正しく制御される(図10B)。 【0086】(2) トレンチ・エッチングのあと、すべて
の露出シリコン表面はクリーニングされる。キャパシタ
の誘電層はトレンチ表面上に形成される。そのあと、高
濃度nドープ・ポリシリコンまたはアモルファス・シリ
コン6はウェファ全面に堆積され、プレーナ化される。
シリコン6は正しい深さまで選択的にエッチング・バッ
クされトレンチを充填し、蓄積キャパシタのセル・プレ
ートを形成する。そのあと、相対的に厚層のシリコンS
i O2 8が高濃度nドープ・ポリシリコン6の表面上に
形成され、相対的に薄層のSi O2 8がアンドープ・シ
リコン152の表面上に形成され、この形成は濃度向上
酸化法を使用して同時に行われる。相対的に薄層のSi
2 8はゲート絶縁として使用される。ポリシリコンま
たはアモルファス・シリコン薄膜9はウェファ全面に堆
積され、第2マスクでパターン成形される(図10
C)。そのあと、誘電物質(Si O2 )10が堆積さ
れ、エッチングバックされる(図10D)。ポリシリコ
ン9はゲート電極とワードラインを形成するように不等
方性的にエッチングされ、誘電物質10は部分的にエッ
チングすることが可能である。このためには、ポリシリ
コンと誘電物質間の選択的エッチング速度比を選択する
必要がある。誘電物質10はポリシリコン9のうち、エ
ッチングされない底部を保護しなければならない(図1
0E)。ゲート電極とワードラインの組合せの形状は本
実施例では最も重要である。 【0087】(3) ゲート電極とワードラインが形成され
たあと、軽濃度nドープ・ソース/ドレイン領域4、p
ドープ・チャネルまたは本体領域3および高濃度nドー
プ・ソース/ドレイン領域5がイオン注入によって形成
される。ソース/ドレインおよびチャネル領域はゲート
電極とワードラインが形成される前に形成できることは
もちろんである。浅いソース/ドレイン・エクステンシ
ョン領域、低しきい電圧チャネル領域および高パンチス
ルー抵抗本体領域は図示されていない。そのあと、誘電
物質(Si O2 )11が堆積され、正しい深さまでエッ
チングバックされ、そのあと、自己整列シリサイド(T
iSi2 )162が高濃度nドープ・ソース/ドレイン
領域5上に形成される。そのあと、メタル(ポリシリコ
ンまたはポリサイド)12はウェファ全面に堆積され
る。シリサイド(TiSi2 )163はメタル12上に
形成される(このステップは必要でない)。そのあと、
誘電物質154が堆積され、パターン成形される。誘電
物質154のライン幅はマスク上の最小フィーチャ・サ
イズより若干小さくなっている。これはリソグラフィ・
プロセス時に露出時間によって正しく制御される。その
あと、誘電物質155は堆積され、側壁スペーサを形成
するように不等方性的にエッチングされる(図10
F)。誘電物質154と155は異なる物質でなければ
ならない。図10F1は図10Fに示す同一構造を別の
10F線に沿って見た別の断面図である。 【0088】(4) 側壁スペーサが形成されたあと、誘電
物質154はウェットエッチングによって選択的に除去
される。シリサイド163とメタル12は側壁スペーサ
155をマスクとして使用してパターン成形される。メ
タル12がパターン成形されるとき選択的エッチングを
使用するのが好ましいとされるのは、シリサイド162
とシリコン5がエッチングされないか、若干エッチング
されるだけであるからである。図10G1は図10Gに
示す同一構造を別の10G1線に沿って見た別の断面図
を示している。 【0089】図10H−10Kは2−Fセルのビットラ
インを形成する別の方法を示している。このプロセスは
次のステップからなっている。 【0090】(1) 自己整列シリサイド(TiSi2 )が
形成されたあと、メタル(合金、ポリシリコンまたはポ
リサイド)12、シリサイド163および誘電物質17
0はウェファ全面に堆積され、第1ビットラインを形成
するようにパターン成形される。メタル12がパターン
成形されるとき選択的エッチングを使用することが好ま
しい(図10H)。 【0091】(2) 誘電物質171が堆積され、側壁スペ
ーサを形成するように不等方性的にエッチングされる
(図10H)。誘電物質170と171は異なる物質に
することが好ましいとされるのは、選択的エッチングが
使用されるとき側壁スペーサが誘電物質170よりも低
くなるためである(図10J)。 【0092】(3) 最後に、メタル(合金、ポリシリコン
またはポリサイド)172が堆積されエッチングバック
されて、誘電物質170の上面上の余剰メタル172を
除去して第2ビットラインを形成する(図10K)。 【0093】ゲート電極とワードライン9の新規レイア
ウトは、2−Fセルを実現する上でキーとなっている。
ゲート電極9はシリコン・ピラー・アイランドの半分を
包み込み、ゲート電極は自己整列して1つに結合され、
ワードラインを形成している(図10E)。新規レイア
ウトは図示の構造を注意深く調べると、理解がしやすく
なる。2−Fセルは世界で2番目に最小のDRAMセル
である。これは0.3μm設計ルールの1ギガビットD
RAMの製造に使用されているので、これはギガビット
DRAM時代への道を開くものである。しかし、ミスア
ライメントを考慮に入れたときソース、チャネル(また
はゲート)およびドレイン領域が少なくとも3フィーチ
ャ・サイズを占有しなければならないので、どのプレー
ナ・アクセス・トランジスタ・セルも、最低限6個のリ
ソグラフィック角(または6フィーチャ・サイズ)より
小さくなることはないであろう。縦形トランジスタで
は、ソース、チャネル(または本体)およびドレイン領
域はオーバラップしており、1フィーチャ・サイズだけ
を占有している。ワイヤリング問題(ワードライン、ビ
ットラインおよび相互接続のレイアウトを含む)が解決
されれば、縦形トランジスタはプレーナ・トランジスタ
より絶対的優位に立つことになる。3次元化へのデバイ
ス開発が積極的に進められる傾向にある。 第5実施例:図11A−11I1は、1−F DRAM
セルを製造するプロセスのステップを示す平面断面図で
ある。このプロセスは次のステップからなっている。 【0094】(1) 高濃度n形ドープ層2は、まずインサ
イチュ・ドーピング・エピタキシ法によって高濃度pド
ープ・シリコン基板1上に形成される。アンドープ・シ
リコン152は高濃度n形ドープ層2にエピタキシされ
る。誘電物質(Si 3 4 )27はアンドープ・シリコ
ン152上に堆積される。誘電物質27とアンドープ・
シリコン152は碁盤目レイアウトのマスク150でパ
ターン成形される(図11A)。シリコン・ピラーのコ
ーナ間の間隔は設計ルールより狭くなっている。狭幅間
隔はリソグラフィ・プロセス時に露出時間によって十分
に制御することができる。パターン成形のあと、Si O
2 層21は熱酸化によってシリコン表面上に成長され
る。シリコン・ピラー・アイランドの周囲は縮小されて
いる。そのあと、Si O2 側壁スペーサ21は、CF4
+H2 、CCl2 2 、C4 8 、HFまたはCHF3
をエッチングガスとして通常の方法で使用して選択的不
等方性エッチングにより形成される。トレンチ・エッチ
ング・マスクSi 3 4 27はエッチングされないか、
若干エッチングされるだけである。Si O2 側壁スペー
サ21は、第2の相対的深さのトレンチ・エッチングか
らデバイスのチャネル領域を保護するだけでなく、シリ
コン・ピラー・アイランドの上方部分の水平断面面積が
最小リソグラフィック角よりも小さくなるようにする。
第2の相対的深さのトレンチ・エッチングは高濃度pド
ープ基板1に食刻される(図11B)。トレンチ・エッ
チングのあと、すべての露出シリコン表面はクリーニン
グされる。そのあと、蓄積キャパシタの誘電層7が形成
される。そのあと、高濃度n形ドープ・ポリシリコンま
たはアモルファス・シリコン6がトレンチに充填され、
キャパシタ・プレートを形成する。Si 3 4 27とS
i O2 側壁スペーサ21はウェットエッチングによって
選択的に除去され、そのあとすべての露出シリコン表面
がクリーニングされる。ゲート絶縁層8が形成され、高
濃度nドープ・ポリシリコン9が堆積され、ポリシリコ
ン側壁ゲート電極を形成するように不等方性的にエッチ
ングされる(図11C)。ポリシリコン側壁ゲート電極
はシリコン領域152により低くなっている。これはエ
ッチングのドーピング効果を利用したためである。Cl
2 、Cl2 +Ar、CCl4 +Ar、CF3 Cl、Si
Cl4+O2 、CF3 Br+Cl2 またはC2 6 +C
2 がエッチングガスとして使用される場合は、高濃度
nドープ・ポリシリコン9のエッチング速度はアンドー
プ・シリコン領域152のそれより15−25倍である
ので、エッチングのドーピング効果を利用することは、
本実施例では埋込みゲート・トランジスタを形成するた
めのキーとなっている。 【0095】(2) 側壁ゲート電極が形成されたが、側壁
ゲート電極をどのようにスマートに1つに結合したらワ
ードラインを形成できるか。これは1−Fセルを形成す
る上で非常に重要な問題である。 【0096】相対的に薄層の誘電物質(Si 3 4 )薄
膜156がすべての露出シリコン表面上に形成される。
そのあと、相対的に厚層の誘電物質(Si O2 )が堆積
され、側壁スペーサを形成するように選択的に不等方性
的にエッチングされる。誘電物質156と157を異な
る物質にすることが好ましいとされているのは、そのよ
うにすると選択的エッチングが使用できるからである。
そのあと、高濃度nドープ・ポリシリコン6がアンドー
プ・シリコン152と誘電物質156、157をマスク
として使用してエッチングされる。Cl2 、Cl2 +A
r、CCl4 +Ar、CF3 Cl、SiCl4 +O2
CF3 Br+Cl2 またはC2 6 +Cl2 をエッチン
グ・ガスとして使用して高濃度nドープ・ポリシリコン
6をエッチングする必要がある。そのようにすると、ア
ンドープ・シリコン152がエッチングされないか、若
干エッチングされるだけである(図11D)。 【0097】(3) 高濃度nドープ・ポリシリコン6がエ
ッチングされたあと、すべての露出シリコン表面はクリ
ーニングされる。そのあと、蓄積キャパシタの誘電層1
99が形成され、高濃度n形ドープ・ポリシリコンまた
はアモルファス・シリコン14が堆積され、正しい深さ
までエッチングバックされてトレンチを充填する。相対
的に厚層のSi O2 167は高濃度n形ドープ・ポリシ
リコン14上に形成され、相対的に薄層のSi O2 16
7はアンドープ・シリコン領域152上に形成され、こ
れらの形成は濃度向上酸化法を使用して行われる。誘電
層167はSi3 4 にすることも可能であることはも
ちろんである。そのあと、高濃度n形ドープ・ポリシリ
コンまたはアモルファス・シリコン159が堆積され、
プレーナ化される。そのあと誘電物質(Si O2 )15
4が堆積され、パターン成形される。誘電物質(Si 3
4 )155は堆積され、側壁スペーサを形成するよう
に不等方性的にエッチングされる(図11E)。 【0098】(4) 誘電物質154と156は異なる物質
でなければならない。そうすれば、誘電物質154がウ
ェットエッチングによって選択的に除去されることにな
る。誘電物質154が除去されたあと、誘電物質(Si
3 4 )158が堆積され、側壁スペーサを形成するよ
うに不等方性的にエッチングされる。高濃度n形ドープ
・ポリシリコン159は誘電物質155と158をマス
クとして使用し、Cl2 、Cl2 +Ar、CCl4 +A
r、CF3 Cl、SiCl4 +O2 、CF3 Br+Cl
2 およびC2 6 +Cl2 をエッチングガスとして使用
してエッチングされる。側壁スペーサ155、158を
マスクとして使用することは、サブリソグラフィック・
パターン成形を行うための重要な方法である。アンドー
プ・シリコン152上の薄層誘電物質(Si O2 または
Si 3 4 )167が上記エッチングによって除去され
るとしても、アンドープ・シリコン152は、プラズマ
エッチングのドーピング効果が利用されるので若干エッ
チングされるだけである。上記エッチングが誘電物質
(Si 3 4 )155、156、158および誘電物質
(Si O2 )157に影響しないのは、Cl原子プラズ
マによると、Si :Si 3 4 またはSi O2 の選択的
エッチング比が高くなるためである。従って、誘導物質
(Si O2 )157は側壁ポリシリコン・ゲート電極を
保護し、側壁ポリシリコン・ゲート電極はゲート酸化層
を保護することになる。そのあと、誘電物質(Si
2 )157は選択的に不等方性的にエッチングされ
る。選択的エッチングによると、アンドープ・シリコン
152、高濃度nドープ・ポリシリコン9と159およ
び誘電物質(Si 3 4 )155、156、158は若
干エッチングされるだけである。ポリシリコン159と
誘電物質157の2ステップ・エッチングの目的は、高
濃度nドープ・ポリシリコン・ゲート電極9とアンドー
プ・シリコン領域152が若干エッチングされるだけに
することである。図11Fと11F1は製造プロセスの
このステージにおける平面図と、異なる11Fと11F
1線に沿った2断面図を示している。高濃度n形ドープ
・ポリシリコン159を堆積する目的は、平坦面を形成
して側壁スペーサ155、158を形成することであ
る。さらに、高濃度n形ドープ・ポリシリコン159
は、アンドープ・シリコン152、誘電物質(Si 3
4 )155、156、158および誘電物質(Si
2 )157上に選択的にエッチングすることも可能で
ある。図11E、11Fおよび11F1を注意深く観察
すれば、この製造ステップの理解が容易になる。 【0099】(5) 誘電物質(Si 3 4 )156は選択
的に除去される。誘電物質156と167が同一物質で
あっても、ポリシリコン159が誘電物質167を保護
するので問題はない。高濃度n形ドープ・ポリシリコン
159は再度堆積され、プラズマエッチングのドーピン
グ効果を利用して正しい深さまで選択的にエッチング・
バックされる。図11Gと11G1は製造プロセスのこ
のステージにおける平面図と、異なる11Gと11G1
線に沿った2断面図を示している。製造プロセスのある
時点で、側壁ゲート電極9を高濃度nドープ・ポリシリ
コン159を使用して1つに結合して、ワードラインを
形成することができる。 【0100】(6) 誘電物質(Si O2 またはSi
3 4 )160が堆積され、側壁スペーサを形成するよ
うに不等方性的にエッチングされる。そのあと、高濃度
nドープ・ポリシリコン159はアンドープ・シリコン
領域152と側壁スペーサ160をマスクとして使用
し、プラズマエッチングのドーピング効果を利用してエ
ッチングされる。そのあと、誘電物質(Si O2 )16
7は選択的にエッチングされる。Si O2 198は熱酸
化によってポリシリコン159と14の表面に形成され
る。ポリシリコン14の表面上のSi O2 198は不等
方性エッチングによってエッチングされる。ポリシリコ
ン159の表面上のSi O2 はエッチングが不等方性で
あるので残っている(図11H)。誘電物質167がS
i 3 4 であれば、Si O2 198が最初にポリシリコ
ン159の表面上に形成され、そのあと誘電物質167
がウェットエッチングによって選択的にエッチングされ
る。選択的ウェットエッチングはSi O2 198を腐食
しない。図11H1は図11Hに示す同一構造を11H
1線に沿って見た別の断面図である。 【0101】(7) アモルファス・シリコン161はウェ
ファ全面に堆積され、Si O2 198間の狭幅間隔を充
填するようにプレーナ化され、そのあとに続いて複数の
イオン注入が行われる。複数のイオン注入は、軽濃度n
ドープ・ソース/ドレイン領域4、ソース・ドレイン間
不均質pドープ・チャネル(または本体)領域31、3
2、33および高濃度nドープ・ソース/ドレイン領域
5を形成する。アニーリングは注入不純物を活性化し、
アモルファス・シリコンを規則性ポリシリコンに再結晶
化する。複数のイオン注入は単結晶MOSFETのソー
ス/ドレイン領域とチャネル領域を形成し、これと同時
に、Si O2 198間に置かれているポリシリコンMO
SFETのソース/ドレイン領域とチャネル領域を形成
する。ポリシリコンMOSFETのチャネル(または本
体)領域を狭くしたことが、このデバイスがネイル・ト
ランジスタ(nail transistor - NT)と呼ばれる所以で
ある。チャネル領域が非常に狭く(0.01μm2 より
小さい)、チャネル長が相対的に長いために、NTの漏
れ電流は大幅に減少し、ゲート電圧制御能力が向上して
いる。そのあとシリサイド162がポリシリコン161
上に形成される。シリサイドを形成するサーマル・サイ
クルは不純物を活性化し、アモルファス・シリコンを再
結晶化する目的に利用できる。メタル12が堆積され、
これに続いて別の種類のメタル(またはポリサイド、窒
化物、ポリシリコン、合金)163が堆積される。メタ
ル163、12とシリサイド162はサブリソグラフィ
ック・パターン成形法によってパターン成形される(図
11I)。図11I1は図11Iに示す同一構造を11
I1線に沿って見た別の断面図である。 【0102】図12に示すように、ポリシリコン6をオ
ーバエッチングすることは重要でない。 【0103】図13は図12に示す構造をベースとする
改良構造を示す図である。相違点は基板1上の誘電物質
199が不等方性エッチングによって除去され、ポリシ
リコン6の表面上の誘電物質199が残っていることで
ある。 【0104】デバイス・サイズが大幅に小さくなったの
で、すべての単結晶MOSFETはポリシリコン・ネイ
ル・トランジスタ(NT)で置き換えることが可能であ
る。これはネイル・トランジスタは漏れ電流が非常に低
いためである。NTは複数レベル・デバイス構造を作る
ために使用することができる(図14)。多結晶ダイヤ
モンド薄膜165は、プラズマ強化化学的蒸着(PEC
VD)によって2レベル・デバイス間に形成される。多
結晶ダイヤモンド薄膜は熱伝導と電気抵抗が高くなって
いる。従って、多結晶ダイヤモンド薄膜をデバイス間の
絶縁材として使用すると、将来の超大型集積回路の電源
制限を解消することができる。非常に薄層の誘電物質1
64をバッファ層として使用すると、異種物質間の拡散
を減少し、異レベル・デバイス間の絶縁を向上すること
ができる(このステップは不要である)。一般的に、集
積回路の開発は無制限になる。 【0105】図15A−15B1は、2−F DRAM
アレイが図11A−11I1に示す構造とプロセスを使
用することにより製造できることを示している。相違点
は、ポリシリコン6がエッチングされず、ネイル・トラ
ンジスタが形成されないことである。図15Bおよび1
5B1を図11Gおよび11G1と比較すると、2−F
セル構造とプロセスの理解が容易になるはずである。2
−Fセルの主な利点は、製造プロセスが比較的単純化さ
れていることである。2−Fセルのビットラインの形成
には、サブリソグラフィック・パターン成形法は不要で
ある。図15Cはフロート型本体のない2−Fセルの構
造を示している。 【0106】最後に、以上の説明から理解されるよう
に、本発明の精神と範囲を逸脱しない限り、種々態様の
変更が可能である。具体的には、種々の温度、寸法、ド
ーピング濃度、イオン注入量とエネルギ、エッチング物
質、デバイス・タイプ、物質の種類、およびデバイスの
幾何学形状が挙げられているが、これらは単なる例示で
ある。シリコン、Si O2 またはSi 3 4 は他の半導
体物質や絶縁物質で置き換えることが可能である。ドー
プ・ポリシリコンと単結晶シリコン、ポリサイドまたは
メタルは抵抗率の低い他の物質、例えば、耐熱メタル、
低融点メタル(AlまたはAl合金)、シリサイド、窒
化物、カーバイド、ホウ酸化物、ドープ多結晶物質、ド
ープ単結晶物質、半導体物質で置き換えることが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】 【図1A】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1B】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1C】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1D】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1E】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1E1】本発明の第1実施例を示す断面図。 【図1F】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1G】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1G1】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1G2】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1G3】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1G4】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1H】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1H1】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1H2】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1H3】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1H4】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1I】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1I1】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1I2】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1I3】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1I4】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1I5】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1I6】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1I7】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1I8】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1I9】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1I10】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1I11】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1JA】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1JB】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1JC】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1JD】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1JE】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図1K】本発明の第1実施例を示す平面断面図。 【図2A】本発明の第2実施例を示す平面断面図。 【図2B】本発明の第2実施例を示す平面断面図。 【図2C】本発明の第2実施例を示す平面断面図。 【図2CA】本発明の第2実施例を示す平面断面図。 【図2CB】本発明の第2実施例を示す平面断面図。 【図2CC】本発明の第2実施例を示す平面断面図。 【図2D】本発明の第2実施例を示す平面断面図。 【図3】本発明の第2実施例を示す断面図。 【図4A】本発明の第2実施例を示す断面図。 【図4B】本発明の第2実施例を示す断面図。 【図5A】本発明の第2実施例を示す平面断面図。 【図5B】本発明の第2実施例を示す平面断面図。 【図5C】本発明の第2実施例を示す平面断面図。 【図5D】本発明の第2実施例を示す平面断面図。 【図5E】本発明の第2実施例を示す平面断面図。 【図5E1】本発明の第2実施例を示す平面断面図。 【図5E2】本発明の第2実施例を示す平面断面図。 【図5E3】本発明の第2実施例を示す断面図。 【図5E4】本発明の第2実施例を示す断面図。 【図5E5】本発明の第2実施例を示す断面図。 【図5E6】本発明の第2実施例を示す断面図。 【図5E7】本発明の第2実施例を示す断面図。 【図5E8】本発明の第2実施例を示す断面図。 【図5E9】本発明の第2実施例を示す断面図。 【図6A】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図6B】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図6C】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図6D】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図6E】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図6E1】本発明の第3実施例を示す平面図及び回路
図。 【図6E2】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図6E3】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図6F】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図6F1】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図6G】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図6G1】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図6G2】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図6H】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図6H1】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図6I】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図6J】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図6J1】本発明の第3実施例を示す平面図。 【図6K】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図7A】本発明の第3実施例を示す平面図。 【図7B】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図7C】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7C1】本発明の第3実施例を示す平面図及び回路
図。 【図7C2】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7C3】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7C4】本発明の第3実施例を示す平面断面図及び
回路図。 【図7C5】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7C6】本発明の第3実施例を示す平面断面図及び
回路図。 【図7C7】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7C8】本発明の第3実施例を示す平面断面図及び
回路図。 【図7D】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7D1】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7D2】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7D3】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7D4】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7D5】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7D6】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7D7】本発明の第3実施例を示す断面図及び回路
図。 【図7D8】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7D9】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7D10】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7E】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7E1】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7E2】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7E3】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7E4】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7E5】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7E6】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7E7】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7E8】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7E9】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7E10】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7E11】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7F】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図7F1】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図7G】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図7H】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図7H1】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7H2】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図7H3】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図7H4】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図7H5】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図7H6】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7H7】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7H8】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7H9】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図7H10】本発明の第3実施例を示す平面断面図。 【図8A】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図8B】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図8B1】本発明の第3実施例を示す平面図。 【図8C】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図8D】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図8E】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図8E1】本発明の第3実施例を示す平面図。 【図8F】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図8G】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図8H】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図8I】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図8J】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図8K】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図8L】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図8L1】本発明の第3実施例を示す平面図。 【図8M】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図8N】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図9A】本発明の第3実施例を示す平面図。 【図9B】本発明の第3実施例を示す平面図。 【図9C】本発明の第3実施例を示す断面図。 【図10A】本発明の第4実施例を示す平面断面図。 【図10B】本発明の第4実施例を示す平面断面図。 【図10C】本発明の第4実施例を示す平面断面図。 【図10D】本発明の第4実施例を示す平面断面図。 【図10E】本発明の第4実施例を示す平面断面図。 【図10F】本発明の第4実施例を示す平面断面図。 【図10F1】本発明の第4実施例を示す平面断面図。 【図10G】本発明の第4実施例を示す平面断面図。 【図10G1】本発明の第4実施例を示す平面断面図。 【図10H】本発明の第4実施例を示す平面断面図。 【図10I】本発明の第4実施例を示す平面断面図。 【図10J】本発明の第4実施例を示す平面断面図。 【図10K】本発明の第4実施例を示す平面断面図。 【図11A】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図11B】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図11C】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図11D】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図11E】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図11F】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図11F1】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図11G】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図11G1】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図11H】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図11H1】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図11I】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図11I1】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図12】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図13】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図14】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図15A】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図15B】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図15B1】本発明の第5実施例を示す平面断面図。 【図15C】本発明の第5実施例を示す平面断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/11 H01L 27/10 681A 29/78 681B 9447−4M 29/78 653C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の半導体デバイスの側壁を取り巻く
    導電薄膜と、溝の底のパターン成形物質の下の導電薄膜
    とを含んでいることを特徴とする導電ライン。 【請求項2】 前記半導体デバイスは縦形電界効果トラ
    ンジスタであることを特徴とする請求項1に記載の導電
    ライン。 【請求項3】 前記導電薄膜は前記半導体デバイスの上
    面部分よりも大幅に低くなっていることを特徴とする請
    求項1に記載の導電ライン。 【請求項4】 前記パターン成形物質は導電性であり、
    該パターン成形物質は前記導電薄膜のパターン成形マス
    クであると共に、該導電ラインの抵抗を減少するために
    該導電ラインの一部にもなっていることを特徴とする請
    求項1に記載の導電ライン。 【請求項5】 前記導電薄膜と前記パターン成形物質は
    前記半導体デバイスの上面部分よりも大幅に低くなって
    いることを特徴とする請求項4に記載の導電ライン。 【請求項6】 第1半導体と、 前記第1半導体上の第2半導体と、 前記第2半導体上の第3高濃度ドープ半導体と、 該第1半導体上の第4半導体と、 前記第4半導体上の第5高濃度ドープ半導体と、 該第2半導体、該第3半導体、該第4半導体、および前
    記第5半導体を複数の領域に分割する誘電体と、 該第3半導体上と該第5半導体上にそれぞれ実装された
    複数の半導体デバイスと、 前記複数の半導体デバイスの側壁を取り巻く導電薄膜
    と、溝の底のパターン成形物質の下の導電薄膜とを含ん
    でいる複数の導電ラインとを備えていることを特徴とす
    る基本構造。 【請求項7】 一部のエリアにおける前記誘電体の垂直
    方向の寸法は異なっていることを特徴とする請求項6に
    記載の基本構造。 【請求項8】 前記導電薄膜は前記半導体デバイスの上
    面部分よりも大幅に低くなっていることを特徴とする請
    求項6に記載の導電ライン。 【請求項9】 前記第1半導体は高濃度にドーピングさ
    れていることを特徴とする請求項6に記載の基本構造。 【請求項10】 前記第2半導体は軽濃度にドーピング
    されていることを特徴とする請求項6に記載の基本構
    造。 【請求項11】 請求項6の前記第4半導体は、相対的
    に高濃度ドープ半導体と相対的に低濃度ドープ半導体を
    さらに含んでいる。 【請求項12】 前記第2半導体と前記第5半導体は前
    記第1半導体と同じ導電形をもち、前記第3半導体と前
    記第4半導体は該第1半導体と反対の導電形をもってい
    ることを特徴とする請求項6に記載の基本構造。 【請求項13】 最低限4個のリソグラフィック角のセ
    ル・サイズをもつ超高密度ダイナミックランダムアクセ
    スメモリ・アレイ、最低限40個のリソグラフィック角
    のセル・サイズをもつ超高密度完全単結晶半導体6−T
    スタチックランダムアクセスメモリ・アレイ、および極
    高密度ロジック回路を製造することを特徴とする請求項
    6に記載の基本構造。 【請求項14】 第1半導体と、 前記第1半導体上の第2半導体と、 前記第2半導体上の第3半導体と、 前記第2半導体上の第4半導体と、 前記第4半導体上の第5半導体と、 該第2半導体上の第6半導体と、 前記第6半導体上の第7半導体と、 該第2半導体、該第3半導体、該第4半導体、該第5半
    導体、該第6半導体、および前記第7半導体を複数の領
    域に分割する包囲物質と、 該第3半導体、該第5半導体、および該第7半導体上に
    それぞれ実装された複数の半導体デバイスと、 前記複数の半導体デバイスの側壁を取り巻く導電薄膜
    と、溝の底のパターン成形物質の下の導電薄膜とを含ん
    でいる複数の導電ラインとを備えていることを特徴とす
    る基本構造。 【請求項15】 一部のエリアにおける前記包囲物質の
    垂直方向の寸法は異なっていることを特徴とする請求項
    14に記載の基本構造。 【請求項16】 請求項14の前記包囲物質は、薄層の
    絶縁薄膜と、誘電体と、第8半導体とをさらに含んでい
    る。 【請求項17】 前記誘電体は前記第8半導体上にある
    ことを特徴とする請求項16に記載の包囲物質。 【請求項18】 前記導電薄膜は前記半導体デバイスの
    上面部分よりも大幅に低くなっていることを特徴とする
    請求項14に記載の基本構造。 【請求項19】 前記第1半導体は高濃度にドーピング
    されていることを特徴とする請求項14に記載の基本構
    造。 【請求項20】 前記第2半導体は高濃度にドーピング
    されていることを特徴とする請求項14に記載の基本構
    造。 【請求項21】 前記第3半導体は高濃度にドーピング
    されていることを特徴とする請求項14に記載の基本構
    造。 【請求項22】 請求項14の前記第4半導体は、相対
    的に高濃度ドープ半導体と相対的に低濃度ドープ半導体
    をさらに含んでいる。 【請求項23】 前記第5半導体と前記第7半導体は高
    濃度にドーピングされ、前記第6半導体は低濃度にドー
    ピングされていることを特徴とする請求項14に記載の
    基本構造。 【請求項25】 前記第4半導体と前記第7半導体は前
    記第1半導体と同じ導電形をもち、前記第2、第3、第
    5および第6半導体は該第1半導体と反対の導電形をも
    っていることを特徴とする請求項13に記載の基本構
    造。 【請求項26】 最低限4個のリソグラフィック角のセ
    ル・サイズをもつ超高密度ダイナミックランダムアクセ
    スメモリ・アレイ、最低限40個のリソグラフィック角
    のセル・サイズをもつ超高密度完全単結晶半導体6−T
    スタチックランダムアクセスメモリ・アレイ、および極
    高密度ロジック回路を製造することを特徴とする請求項
    13に記載の基本構造。 【請求項27】 半導体アイランドのほぼ半分を取り巻
    く導電薄膜と、 1つに結合されて導電ラインを形成するようにセルフア
    ライメント(自己整列)された複数の導電薄膜と、 前記導電薄膜と前記半導体アイランド間の薄層誘電薄膜
    とを備えていることを特徴とする基本構造。 【請求項28】 前記導電薄膜は前記半導体アイランド
    の上面部分よりも大幅に低くなっていることを特徴とす
    る請求項27に記載の基本構造。 【請求項29】 半導体アイランドを取り巻いていて、
    相互間が切り離されている導電薄膜と、 前記導電薄膜と前記半導体アイランド間の薄層誘電薄膜
    と、 該導電薄膜を取り巻く誘電体と、 導電材料とを備え、該導電材料の1つは前記2導電薄膜
    を接続して導電ラインを形成し、相互間が切り離されて
    いることを特徴とする基本構造。 【請求項30】 前記導電薄膜と前記導電材料は前記半
    導体アイランドの上面部分よりも大幅に低くなっている
    ことを特徴とする請求項29に記載の基本構造。 【請求項31】 基板と、 キャパシタのセル・プレートと誘電体によって取り囲ま
    れた複数の蓄積ノードと、 複数の半導体デバイスと、 前記半導体デバイスの側壁を取り巻く導電薄膜と、溝の
    底のパターン成形物質の下の導電薄膜とを含んでいる複
    数のワードラインと、 複数のビットラインとを備えていることを特徴とする超
    高密度ダイナミックランダムアクセスメモリ・アレイ。 【請求項32】 前記ビットラインの一部の部分は前記
    半導体デバイス上にあり、ビットラインの他の部分は該
    半導体デバイスの側壁に接着されていることを特徴とす
    る請求項31に記載の超高密度ダイナミックランダムア
    クセスメモリ・アレイ。 【請求項33】 前記導電薄膜は前記ビットラインより
    も大幅に低くなっていることを特徴とする請求項31に
    記載の超高密度ダイナミックランダムアクセスメモリ・
    アレイ。 【請求項34】 前記パターン成形物質は導電性であ
    り、該パターン成形物質は前記導電薄膜のパターン成形
    マスクであると共に、前記ワードラインの抵抗を減少す
    るために該ワードラインの一部でもあることを特徴とす
    る請求項31に記載の超高密度ダイナミックランダムア
    クセスメモリ・アレイ。 【請求項35】 前記導電薄膜と前記パターン成形物質
    は前記ビットラインよりも大幅に低くなっていることを
    特徴とする請求項34に記載の超高密度ダイナミックラ
    ンダムアクセスメモリ・アレイ。 【請求項36】 前記半導体デバイスの能動領域の水平
    断面の面積は最低限1つのリソグラフィック角より小さ
    く、前記蓄積ノードの水平断面の面積は最低限1つのリ
    ソグラフィック角より大きいことを特徴とする請求項3
    1に記載の超高密度ダイナミックランダムアクセスメモ
    リ・アレイ。 【請求項37】 前記基板と蓄積ノードは、高濃度ドー
    プ半導体であることを特徴とする請求項31に記載の超
    高密度ダイナミックランダムアクセスメモリ・アレイ。 【請求項38】 請求項31の超高密度ダイナミックラ
    ンダムアクセスメモリ・アレイは、前記導電薄膜と前記
    セル・プレート間の誘電体をさらに含む。 【請求項39】 前記半導体デバイスのチャネル長とし
    きい電圧はイオン注入によって決定されることを特徴と
    する請求項31に記載の超高密度ダイナミックランダム
    アクセスメモリ・アレイ。 【請求項40】 前記半導体デバイスのチャネル長は2
    つのイオン注入によって決定されることを特徴とする請
    求項31に記載の超高密度ダイナミックランダムアクセ
    スメモリ・アレイ。 【請求項41】 前記半導体デバイスのチャネル長は前
    記イオン注入のドーピング・プロフィールが使用される
    とき1つのイオン注入によってのみ決定されることを特
    徴とする請求項31に記載の超高密度ダイナミックラン
    ダムアクセスメモリ・アレイ。 【請求項42】 前記導電薄膜は、前記半導体デバイス
    の浅いソースとドレイン・エクステンション領域を形成
    するためにドーピング・マスクとして使用されることを
    特徴とする請求項31に記載の超高密度ダイナミックラ
    ンダムアクセスメモリ・アレイ。 【請求項43】 前記蓄積ノードはピラー形状であるこ
    とを特徴とする請求項31に記載の超高密度ダイナミッ
    クランダムアクセスメモリ・アレイ。 【請求項44】 前記蓄積ノードはチューブ形状である
    ことを特徴とする請求項31に記載の超高密度ダイナミ
    ックランダムアクセスメモリ・アレイ。 【請求項45】 前記チューブ形状の蓄積ノードの外面
    と内面のドーピング濃度は異なることを特徴とする請求
    項31に記載の超高密度ダイナミックランダムアクセス
    メモリ・アレイ。 【請求項46】 アクセス・トランジスタとロジック・
    トランジスタを含むすべてのトランジスタの下の超高密
    度ダイナミックランダムアクセスメモリ・アレイのビッ
    ト・ライン。 【請求項47】 多段レベル相互接続およびコンタクト
    材料から作られている超高密度ダイナミックランダムア
    クセスメモリ・アレイの蓄積ノード。 【請求項48】 絶縁材料によって完全に包囲されてい
    ることを特徴とする請求項47の蓄積ノード。 【請求項49】 前記ダイナミックランダムアクセスメ
    モリ・アレイのほぼ全面積を占めていることを特徴とす
    る請求項47の蓄積ノード。 【請求項50】 前記隣り合う2蓄積ノード間の間隔は
    最小限のリソグラフィック・ライン幅よりも大幅に小さ
    いことを特徴とする請求項47に記載の蓄積ノード。 【請求項51】 前記蓄積ノードはピラー形状であるこ
    とを特徴とする請求項47に記載の蓄積ノード。 【請求項52】 前記蓄積ノードはチューブ形状である
    ことを特徴とする請求項47に記載の蓄積ノード。 【請求項53】 多段レベル相互接続材料から作られて
    いることを特徴とする超高密度ダイナミックランダムア
    クセスメモリ・アレイの蓄積ノード。 【請求項54】 多段レベル・コンタクト材料から作ら
    れていることを特徴とする超高密度ダイナミックランダ
    ムアクセスメモリ・アレイの蓄積ノード。 【請求項55】 多段レベル相互接続およびコンタクト
    材料から作られていることを特徴とする超高密度ダイナ
    ミックランダムアクセスメモリ・アレイの蓄積ノードの
    部分。 【請求項56】 多段レベル相互接続材料から作られて
    いることを特徴とする超高密度ダイナミックランダムア
    クセスメモリ・アレイの蓄積ノードの部分。 【請求項57】 多段レベル・コンタクト材料から作ら
    れていることを特徴とする超高密度ダイナミックランダ
    ムアクセスメモリ・アレイの蓄積ノードの部分。 【請求項58】 縦形電界効果トランジスタの高濃度ド
    ープ・ソース領域とドレイン領域間で不均一である水平
    ドーピング・プロフィールと垂直ドーピング・プロフィ
    ール。 【請求項59】 相対的に低ドーピング本体領域と、相
    対的に高ドーピング本体領域と、相対的に低ドーピング
    ・チャネル領域と、前記高濃度ドープ・ソースとドレイ
    ン領域間の浅いソースとドレイン・エクステンション領
    域とを含んでいることを特徴とする請求項59の縦形電
    界効果トランジスタ。 【請求項60】 相対的に低ドーピング本体領域と、相
    対的に高ドーピング本体領域と、相対的に低ドーピング
    埋込みチャネル領域と、前記高濃度ドープ・ソースとド
    レイン領域間の浅いソースとドレイン・エクステンショ
    ン領域とを含んでいることを特徴とする請求項59の縦
    形電界効果トランジスタ。 【請求項174】 基板と、前記基板上に堆積された複
    数の半導体アイランドと、 前記複数の半導体アイランドを取り巻く導電薄膜であっ
    て、該導電薄膜は複数の導電ラインを形成するようにパ
    ターン成形されているものと、 パターン成形物質であって、該パターン成形物質は導電
    性であり、該パターン成形物質は該導電薄膜のパターン
    成形マスクであるだけでなく、前記複数の導電ラインの
    各々の抵抗を減少するために該複数の導電ラインの各々
    の一部でもあるものと、 該導電薄膜と前記複数の半導体アイランドの各々の間の
    絶縁薄膜とを備えていることを特徴とする基本構造。 【請求項175】 前記複数の半導体アイランドは複数
    の縦形電界効果トランジスタであって、前記導電薄膜は
    該複数の縦形電界効果トランジスタの各々のゲート電極
    であると共に、該複数の縦形電界効果トランジスタのソ
    ースとドレイン・エクステンション領域のドーピング・
    マスクでもあることを特徴とする請求項174に記載の
    基本構造。 【請求項176】 請求項174の基本構造は、さらに
    ダイナミックランダムアクセスメモリ・アレイを形成す
    る。 【請求項177】 請求項174の基本構造は、さらに
    スタチックランダムアクセスメモリ・アレイを形成す
    る。 【請求項180】 半導体アイランドを取り囲む導電薄
    膜と、 前記導電薄膜と前記半導体アイランド間の誘電薄膜とを
    備え、 該半導体アイランドは縦形電界効果トランジスタであ
    り、該導電薄膜は該縦形電界効果トランジスタのゲート
    電極であり、前記誘電薄膜は該縦形電界効果トランジス
    タのゲート絶縁体であり、 水平ドーピング・プロフィールと垂直ドーピング・プロ
    フィールは、共に該縦形電界効果トランジスタの高濃度
    ドープ・ソースとドレイン領域間で均一でないことを特
    徴とする基本構造。 【請求項181】 低ドーピング本体領域と、高ドーピ
    ング本体領域と、低ドーピング・チャネル領域と、前記
    高濃度ドープ・ソースとドレイン領域間のソースおよび
    ドレイン・エクステンション領域とを含んでいる請求項
    180の縦形電界効果トランジスタ。 【請求項182】 低ドーピング本体領域と、高ドーピ
    ング本体領域と、低ドーピング埋込みチャネル領域と、
    前記高濃度ドープ・ソースとドレイン領域間のソースお
    よびドレイン・エクステンション領域とを含んでいる請
    求項180の縦形電界効果トランジスタ。 【請求項183】 ダイナミックランダムアクセスメモ
    リ・アレイをさらに形成している請求項180の縦形電
    界効果トランジスタ。 【請求項184】 スタチックランダムアクセスメモリ
    ・アレイをさらに形成している請求項180の縦形電界
    効果トランジスタ。 【請求項185】 基板と、 前記基板上に堆積された複数の半導体アイランドと、 前記複数の半導体アイランドを取り囲む導電薄膜であっ
    て、該導電薄膜は複数の導電ラインを形成するようにパ
    ターン成形されているものと、 ダイナミックランダムアクセスメモリ・アレイであっ
    て、該ダイナミックランダムアクセスメモリ・アレイは
    複数の異なるドーピング濃度の蓄積ノードを含んでいる
    ものと、 該導電薄膜と該複数の半導体アイランドの各々の間の絶
    縁薄膜とを備えていることを特徴とする基本構造。 【請求項186】 基板と、 前記基板上に堆積された複数の半導体アイランドと、 前記複数の半導体アイランドを取り囲む導電薄膜であっ
    て、該導電薄膜は複数の導電ラインを形成するようにパ
    ターン成形されているものと、 ダイナミックランダムアクセスメモリ・アレイであっ
    て、該ダイナミックランダムアクセスメモリ・アレイは
    複数のチューブ形状の蓄積ノードを含んでおり、該複数
    のチューブ形状の蓄積ノードの各々は複数の異なるドー
    ピング濃度の半導体を含んでいるものと、 該導電薄膜と該複数の半導体アイランドの各々の間の絶
    縁薄膜とを備えていることを特徴とする基本構造。 【請求項187】 基板と、 前記基板上に堆積された複数の半導体アイランドと、 該基板上に堆積された複数の導電薄膜であって、 該複数の導電薄膜は前記複数の半導体アイランドの各々
    を360度未満にわたって取り囲んでおり、 セルフアライメントされた該複数の導電薄膜は複数の導
    電ラインを形成するように1つに結合されており、 前記複数の導電ラインは相互に分離されているものと、 該複数の導電薄膜の各々と該複数の半導体アイランドの
    間の絶縁薄膜であって、 該複数の半導体アイランドの各々は縦形電界効果トラン
    ジスタを含んでおり、 該複数の導電薄膜の各々は前記縦形電界効果トランジス
    タのゲート電極であり、 前記絶縁薄膜は該縦形電界効果トランジスタのゲート絶
    縁体であり、 水平ドーピング・プロフィールと垂直ドーピング・プロ
    フィールは共に該縦形電界効果トランジスタの高濃度ド
    ープ・ソースとドレイン領域間で均一になっていないも
    のとを備えていることを特徴とする基本構造。 【請求項188】 請求項187の縦形電界効果トラン
    ジスタは、低ドーピング本体領域と、高ドーピング本体
    領域と、低ドーピング・チャネル領域と、高濃度ドープ
    ・ソースとドレイン領域の間のソースとドレイン・エク
    ステンション領域とを含んでいる。 【請求項189】 請求項187の縦形電界効果トラン
    ジスタは、低ドーピング本体領域と、高ドーピング本体
    領域と、低ドーピング埋込みチャネル領域と、高濃度ド
    ープ・ソースとドレイン領域の間のソースとドレイン・
    エクステンション領域とを含んでいる。 【請求項190】 基板と、 前記基板上に堆積された複数の半導体アイランドと、 該基板上に堆積された複数の導電薄膜であって、 前記複数の導電薄膜の各々は前記複数の半導体アイラン
    ドの各々を360度未満にわたって取り巻いており、 セルフアライメントされた該複数の電導薄膜は複数の導
    電ラインを形成するように1つに結合されており、 前記複数の導電ラインは相互に分離されているものと、 該複数の導電薄膜の各々と該半導体アイランドの各々の
    間の絶縁薄膜と、 ダイナミックランダムアクセスメモリ・アレイであっ
    て、 該複数の導電ラインは前記ダイナミックランダムアクセ
    スメモリ・アレイのワード・ラインであるものと、 パターン成形物質であって、 前記パターン成形物質は導電性であり、該パターン成形
    物質は該複数の導電薄膜のパターン成形マスクであると
    共に、前記ワード・ラインの抵抗を減少するために該ワ
    ードラインの各々の一部にもなっているものとを備えて
    いることを特徴とする基本構造。 【請求項191】 前記ダイナミックランダムアクセス
    メモリ・アレイは、複数のビットラインと半導体デバイ
    スを含んでいることを特徴とする請求項190に記載の
    基本構造。 【請求項192】 前記複数のビットラインの一部の部
    分は前記半導体アイランド上にあり、該複数のビットラ
    インの他の部分は該複数の半導体アイランドの側壁に接
    着していることを特徴とする請求項191に記載の基本
    構造。 【請求項193】 前記ダイナミックランダムアクセス
    メモリ・アレイは複数の2レベル・ビットラインを含ん
    でいることを特徴とする請求項190に記載の基本構
    造。 【請求項194】 基板と、 前記基板上に堆積された複数の半導体アイランドと、 該基板上に堆積された複数の導電薄膜であって、 前記複数の導電薄膜の各々は前記複数の半導体アイラン
    ドの各々を360度未満にわたって取り巻いており、 セルフアライメントされた該複数の電導薄膜は複数の導
    電ラインを形成するように1つに結合されており、 前記複数の導電ラインは相互に分離されているものと、 該複数の導電薄膜の各々と該半導体アイランドの各々の
    間の絶縁薄膜と、 パターン成形物質であって、 前記パターン成形物質は導電性であり、該パターン成形
    物質は該複数の導電薄膜のパターン成形マスクであると
    共に、前記複数の導電ラインの抵抗を減少するために該
    複数の導電ラインの各々の一部にもなっているものとを
    備えていることを特徴とする基本構造。
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