JPH1077527A - 繊維機械用のニードルストリップ - Google Patents

繊維機械用のニードルストリップ

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JPH1077527A
JPH1077527A JP23585497A JP23585497A JPH1077527A JP H1077527 A JPH1077527 A JP H1077527A JP 23585497 A JP23585497 A JP 23585497A JP 23585497 A JP23585497 A JP 23585497A JP H1077527 A JPH1077527 A JP H1077527A
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JP
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strip
needle
area
needles
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JP23585497A
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English (en)
Inventor
Harald Schwippl
シュヴィップル ハラルト
Franz Hug
フーグ フランツ
Walter Slavik
スラヴィク ヴァルター
David Broger
ブローゲル ダーヴィト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maschinenfabrik Rieter AG
Original Assignee
Maschinenfabrik Rieter AG
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G19/00Combing machines
    • D01G19/06Details
    • D01G19/10Construction, mounting, or operating features of combing elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニードルストリップ内へのラップ端部の縁部
域の引込みを困難にしている従来技術の欠点を避け、ニ
ードルストリップによって繊維フリースをほぼ完全に把
捉できるようにニードルストリップを構成する。 【解決手段】 本発明は、ニードルストリップの長手方
向で見て特定本数のニードル24を並列的に位置せしめ
て、ニードル24の相互間に自由貫通路を形成させた形
式の、繊維機械特にトップコーム用のニードルストリッ
プに関し、その特徴は、ニードルストリップが、その長
手方向Lで見て少なくとも1つの部分ストリップ域T
1,T2において、残りのストリップ域Bとは異なった
ニードル装備を有している点にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニードルストリッ
プの長手方向で見て特定本数のニードルを並列的に位置
せしめて、ニードルの相互間に自由貫通路を形成させた
形式の、繊維機械特にトップコーム用のニードルストリ
ップに関する。この場合ニードルストリップは、相前後
して配置された少なくとも2列のニードル列から構成す
ることもできる。
【0002】
【従来の技術】例えば欧州特許出願公開第619389
号明細書に記載されているようなコーミングマシンで
は、ニッパーが最前位の開放位置に在る場合に、櫛削ら
れた繊維タフトのデタッチング(繊維引抜き)操作が行
われる。この場合ニッパーは、後続のデタッチングロー
ラのニップ点に対して最小間隔を有している。ニッパー
から突出する櫛削られたラップ端部はこの位置で、デタ
ッチングローラの逆転運動によって送り戻された繊維フ
リース端部の上に載せられ、次いでデタッチングローラ
の前転運動(前送り運動)の導入によってデタッチング
ローラのニップ点へ移送される。これによって繊維フリ
ース端部とラップ端部とのオーバーラップつまり継ぎ足
し接合( piecing )が生じる。デタッチングローラの
更なる前転運動によって、ラップによって又はニッパー
ユニットによって引き留められなかった繊維が引抜かれ
る。デタッチングローラ間のニップ点へのラップ端部の
送り動作中及び本来のデタッチング動作中にラップ端部
は、ニッパーユニットに装着されたトップコームのニー
ドル間に達する。その際デタッチングローラによって引
抜かれた繊維は、トップコームのニードルストリップを
通して引張られ、これによって特にネップ、葉屑、その
他の夾雑物がトップコームによって引留められる。
【0003】特に欧州特許出願公開第619389号明
細書に基づいて容易に推考できるように、繊維フリース
へのニードルの穿入又は穿刺を容易にしかつ助成するた
めに、トップコームのニードルストリップを頻繁に掃除
するのが有利である。
【0004】引抜かれた繊維フリースの縁部ゾーンは特
にトップコームのニードルストリップを引き通されず、
或いは最適な仕方で引き通されないことが判った。これ
によって前記縁部ゾーン内には依然として夾雑物が残留
する一方、不潔なフリース縁部が生じることになる。
【0005】引抜くべきフリースの中央域における繊維
がその都度両側で隣接繊維に支持され得るのに対して、
縁部域の繊維は、内寄りの、つまり中央寄りの繊維に片
側でしか支持されない。その結果、縁部域の繊維は、ニ
ードルストリップの穿入動作時に生じる下向きの逃げに
対して、繊維フリースの中央域の繊維の場合よりも著し
く微弱な抵抗しか与えないことになる。ひいては中央域
の繊維フリースが完全にニードルストリップ内に穿入さ
れるのに対して、縁部域の繊維は部分的にしか、或いは
全くニードルストリップのニードルの作用域内に到達し
ないという不利な効果が生じることになる。それ故に実
地においては、付加的なガイドを付設したり、空気支援
作用を施したりすることによって前記の欠点を排除する
幾多の対策がすでに種々講じられている。しかしその場
合に提案されている解決手段は、満足のいくものではな
く、或いは過度に煩雑で経費が掛かり過ぎるのを免れる
ことができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで本発明の課題
は、ニードルストリップ内へのラップ端部の縁部域の引
込みを困難にしている従来技術の欠点を避け、ニードル
ストリップによって繊維フリースをほぼ完全に把捉でき
るようにニードルストリップを構成することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の構成手段は、ニードルストリップが、その長
手方向で見て少なくとも1つの部分ストリップ域におい
て、残りのストリップ域とは異なったニードル装備を有
している点にある。その場合、本発明ではニードルスト
リップのニードルが部分ストリップ域では、該部分スト
リップ域のニードル相互間の自由貫通路を、残りのスト
リップ域のニードル相互間の自由貫通路に対比して少な
くとも部分的に拡大させるように、成形かつ/又は配列
されているのが有利である。
【0008】引抜くべき繊維フリース(ラップ端部或い
は繊維タフトとも呼ばれる)において穿入動作時にニー
ドルストリップに対して比較的微弱な抵抗しか与えない
ような「繊維フリース域」も、本発明の構成手段に基づ
いてニードルストリップ内へ確実に引込むことが可能に
なる。前記「繊維フリース域」は特に、繊維フリース又
は引抜くべき繊維タフトの縁部域に該当する。また本明
細書で使用される技術用語「ニードル」は、従来慣用の
意味合いでの適当横断面を有するニードルに限定解釈さ
るべきではなく、針布、打抜き部品又は型打ち部品など
として製作されたニードルも含むものである。針布チッ
プ(尖頭)をニードルとして使用する場合には、使用目
的に応じて幾多の変化態様の異なったニードル形状を付
与することが可能である。
【0009】本発明の更なる提案によれば、ニードルス
トリップの部分ストリップ域におけるニードルは、残り
のストリップ域のニードルに対比して変化されたニード
ル幾何学形状を有している。ここで云う「幾何学形状」
とは、実質的にニードルの形状に関わり、例えばニード
ルの屈曲部の幾何学的形状もしくは設定角度、或いはニ
ードルストリップに対する位置決めに関するものであ
る。すなわちニードルは、ニードルストリップの前記部
分ストリップ域では、ニードル間への繊維フリースの容
易な侵入を可能にするように配置又は形成することがで
きる。
【0010】ストリップ単位長さ当りのニードル本数が
等しい場合には本発明は更に、ニードルストリップの特
定の部分ストリップ域における侵入抵抗を低下させるた
めにニードルストリップの部分ストリップ域における少
なくとも特定本数のニードルの横断面が、残りのストリ
ップ域におけるニードルの横断面とは異なっているよう
に構成することを提案する。この特定本数のニードル横
断面は、より小さな横断面積を有し、従ってニードル相
互間の自由貫通路の拡張を生ぜしめる。
【0011】より大きな自由貫通路を形成することによ
って、ニードルストリップ内への繊維の侵入が助成され
る。前記部分ストリップ域におけるコーミング効果は、
残りのストリップ域に対比して自由貫通路が大きいこと
に基づいて、やや低下されはするものの、この微々たる
欠点は大局的に見て甘受できることである。それという
のは前記部分ストリップ域におけるニードルを本発明の
ように構成しなければ、事情次第では全くコーミングが
行われなくなるからである。
【0012】更に本発明は、ニードルストリップの部分
ストリップ域におけるニードルの相互間の自由貫通路を
少なくともニードル尖端域において、残りのストリップ
域におけるニードル相互間の自由貫通路よりも大きく構
成することを提案する。この構成手段を用いれば、繊維
フリース内へのニードル尖端の最初の穿入が容易にな
り、かつ繊維フリースを次いでニードルストリップ内へ
完全に引込むための基礎が形成される。
【0013】また部分ストリップ域におけるニードルの
ストリップ単位長さ当りの本数を、その他のストリップ
域におけるニードル本数よりも少なくすれば、ニードル
ストリップの全長にわたって同一のニードルを使用する
ことが可能になると同時に、この部分ストリップ域にお
けるニードルの前記の容易な穿入効果も得られる。
【0014】ニードルストリップの長手方向に対して直
角な方向で見て少なくとも2列のニードル列が相前後し
て配置されている場合には、本発明は、少なくとも一方
のニードル列が部分ストリップ域において、残りのスト
リップ域とは異なったニードル装備を有するように構成
することを提案する。この変化実施形態のためには殊
に、繊維フリース内に先ず穿入するニードル列の部分ス
トリップ域が選ばれる。
【0015】この部分ストリップ域は例えば、残りのス
トリップ域に対比してストリップ単位長さ当り減少され
たニードル本数を装備することができる。また別の実施
形態では、選択された部分ストリップ域において一方の
ニードル列のニードルを完全に省くことも可能である。
【0016】更に別の実施形態では、ニードルストリッ
プの部分ストリップ域におけるニードルの尖端が少なく
とも部分的に残りのストリップ域におけるニードルの尖
端に対比して、穿入方向で見て後方にずらされている。
これは換言すれば、部分ストリップ域のニードルの尖端
は、残りのストリップ域のニードルの穿入動作に対して
時間的遅れをもって繊維フリースの領域に到達すること
を意味しているに他ならない。これによって前記の部分
ストリップ域における繊維フリースの引込み動作が助成
される。
【0017】ニードルストリップ内へ引込むべき繊維フ
リースの繊維とニードルとの間の摩擦を低減するために
本発明では、ニードルストリップの部分ストリップ域に
おけるニードルが残りのストリップ域におけるニードル
に対比して、繊維フリースの搬送方向で見て、少なくと
も部分的に細く形成されている。これによって前記部分
ストリップ域における繊維フリースの侵入が同じく容易
になる。
【0018】すでに先に示唆したように、前記の問題は
主として、引抜くべき繊維フリース又は繊維タフトの縁
部域で発生する。従って本発明によれば、ニードルスト
リップの長手方向で見て、残りのストリップ域に対して
異なったニードル装備を有する部分ストリップ域は、ニ
ードルストリップの両端から夫々中央へ向かって延びて
いる。
【0019】ニードルストリップの部分ストリップ域の
長さは、該ニードルストリップの全長の5〜15%であ
る。
【0020】概して繊維フリースのフリース外縁部はニ
ードルストリップの外縁部とオーバーラップしていず、
むしろニードルストリップによる繊維フリースの完全な
捕捉(完全引込み)を保証するために、前記のフリース
外縁部とニードルストリップ外縁部との間には安全間隔
が存在している。しかしこの安全間隔は原則として小さ
く維持される。
【0021】部分ストリップ域における繊維フリースの
引込み動作を助成するために本発明によれば、ニードル
ストリップの部分ストリップ域の作業ゾーン内には、穿
入方向とは逆向きにニードル尖端の方に向かう空気流を
発生させる空気源が配設されている。
【0022】前記空気源は、ニードルストリップに対す
る位置決めに応じて、圧力空気源であっても、或いはサ
クション装置から成っていてもよい。
【0023】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
【0024】図1に示したニッパーユニット1はボトム
ニッパー2とトップニッパー3とから成っている。ニッ
パーユニット1は、周知のように、図1では図示を省い
た旋回レバーを介して旋回可能に支承されており、かつ
コーミング動作中に往復運動を行う。ニッパーユニット
1の図示の前方位置ではトップニッパー3のニッパープ
レート4はボトムニッパー2のニッパープレート5から
リフトされている。その場合トップニッパ3は、略示し
た旋回支点7を中心として旋回運動可能にボトムニッパ
ー2に支承されている。
【0025】ボトムニッパー3にはフイードローラ9が
同じく回転可能に支承されており、該フィードローラ
は、図示を省いたラップロールから繰り出されるラップ
ウェブW(以下、略してラップと呼ぶ)をニッパーノー
ズ端Mに供給する。フィードローラ9の運動は、図示を
省いたラチェット駆動装置を介してトップニッパー3の
旋回運動によって間欠的に行われる。各コーミング動作
毎にニッパーユニット1の前転運動中又は後退運動中に
行われるフィードローラ9のラップフィード量は概ね4
mm乃至5mmであり、かつ調整可能である。ボトムニ
ッパー2上に装着されたトップコーム12は、ニッパー
プレート4の運動経路と後続のデタッチングローラ1
4,15との間に配置されている。デタッチングローラ
14,15は、該デタッチングローラのピルグリム・ス
テップ運動( pilgrim-step motion)を可能にする駆動
装置(図示せず)と連結されている。とは云え、これは
公知・公用の技術であるので、その詳細な説明はここで
は省く。
【0026】トップコーム12は、図示例ではねじ継手
19を介してプレート20を固着したトップコームホル
ダー18から成っている。前記プレート20の下端部に
は、特に図2の拡大図からも容易に判るように、ニード
ルストリップ22が装着されている。この場合ニードル
ストリップ22は、並列的に配置された多数本のニード
ル24から形成され、ニードル相互間には夫々1つのス
ペーサエレメント25が装着されている。これについて
は以下の実施例において追って詳説する。
【0027】ニードル並びにスペーサエレメントは例え
ば接着継手又は鑞接継手を介して互いに、或いはプレー
ト20と接合することができる。尤もこの接合方式につ
いては別の実施形態も当然考えられ、かつ又、従来技術
に基づいて充分知られていることである。
【0028】更に図1から判るように、ラップ端部E
(繊維フリース又は繊維タフトとも呼ばれる)は、開い
たニッパーノーズ端Mから突出して、先に形成された繊
維フリースVの端部の上に載る。この載置時にニードル
ストリップ22がラップ端部Eに穿入する。前記ラップ
端部Eは円形コームセグメント(図示せず)によって前
以て櫛削られており、しかもこの櫛削り時にはニッパー
ユニット1は、閉じた状態の後退位置に位置している。
デタッチングローラ14,15の更なる運動によって、
ラップ端部Eはニップ点Kの領域に達し、これによって
本来のデタッチング動作(繊維引抜き動作)が始まる。
デタッチングローラ14,15によって今やラップWか
ら繊維(つまりニップ点Kで掴まれる一方、ラップの抑
止力によって又はニッパーユニット1のフィードローラ
9による締め付け力によって引留められない繊維)が引
抜かれる。このデタッチング動作時に引抜かれる繊維
は、ニードルストリップ22のニードル24間を引き通
される。これによって、繊維間になお介在しているネッ
プ、葉屑、ダスト等のような夾雑物がトップコームによ
って引留められる一方、後続のコーミング動作時に円形
コームセグメントによって捕捉され、かつ廃棄のために
下方へ向かって導出される。円形コームセグメント(図
示せず)によるラップ端部Eの櫛削り操作時に該ラップ
端部は下方に向いている。ニッパーが開いて前転運動す
る際に、櫛削られたラップ端部Eは、内部応力に基づい
てやや上向きに反り返され、かつデタッチングローラ1
4,15によって送り戻された繊維フリースVの端部の
上に突き当たる。デタッチングローラ14,15が再び
前進方向に回転運動すると、ラップ端部Eも繊維フリー
スVの端部によって上向きにニップ点Kの方向に連行さ
れる。この運動時にラップ端部Eはニードルストリップ
22のニードル間に達する。
【0029】この動作時にラップ端部Eの両縁部域もニ
ードルストリップ内に到達させかつ逃げを生ぜしめない
ようにするために、本発明ではニードルストリップの外
側部分ストリップ域T1,T2は、ニードル植設方式を
適当に変化させて構成された。このニードル植設方式
は、図3以降の図面に示した実施例から特に明らかであ
る。幅Vを有するラップ端部Eの縁部域Rがニードルス
トリップ22内へ侵入するのを容易にするために、スト
リップ単位長さ当りで見て外側部分ストリップ域T1,
T2におけるニードル24の本数は、中央ストリップ域
Bに対比して減少されている。図3の図示例では、ニー
ドル24はダッシュラインとして略示されている。ニー
ドルストリップ22は長さLを有し、該長さは距離Pだ
けラップ端部Eの各縁部域Rを超えて張出している。こ
の距離Pは、ラップ端部Eの幅V1の完全捕捉を保証す
るための安全距離として選ばれている。この図示から判
る通り、等しい長さ単位に関して外側部分ストリップ域
T1又はT2に対比して中央ストリップ域Bでは2倍の
本数のニードル24が位置している。これによって外側
部分ストリップ域T1,T2へのラップ端部の縁部域R
の侵入は容易になり、かつ該縁部域の梳き通しも可能に
なる。従ってラップ端部Eの縁部域Rは、ニードルスト
リップ22の外側部分ストリップ域T1,T2から下方
へ逃げるのを阻止される。
【0030】図4の別の実施例によれば、外側部分スト
リップ域T1にはニードル27が、また中央ストリップ
域Bにはニードル28が図示されている。この場合ニー
ドル27はニードル28よりも小さな横断面を有してい
る。本例では外側部分ストリップ域T1でも中央ストリ
ップ域Bでもストリップ単位長さ当り等しい本数のニー
ドルが位置しているので、ニードル間には異なった内法
幅の自由貫通路D,D1が生じる。換言すれば外側部分
ストリップ域T1における自由貫通路D1は、中央スト
リップ域Bにおける自由貫通路寄りも大きい。その結
果、外側部分ストリップ域T1へのラップ端部の縁部域
における繊維の侵入は、中央ストリップ域Bにおける繊
維の侵入よりも容易である。
【0031】図5に示した別の実施例によれば、外側部
分ストリップ域T1のニードル30は中央ストリップ域
Bのニードル31よりも下方に向かって、よりシャープ
に収斂している。その結果、外側部分ストリップ域T1
におけるニードル30間の尖端間隔S1は、中央ストリ
ップ域Bにおけるニードル31間の尖端間隔Sよりも大
きく、従って繊維フリースVへの容易な穿入を可能にす
る。ニードル間に所望通りの自由貫通路を得るために、
ニードル間にはスペーサエレメント25が装着されてい
る。本例においてもストリップ単位長さ当りのニードル
本数は外側部分ストリップ域T1並びに中央ストリップ
域Bにおいて等しく維持される。
【0032】図6及び図7に示した別の実施例から判る
ように、外側部分ストリップ域T1におけるニードル3
3は、中央ストリップ域におけるニードル34よりも短
いニードル長を有している。換言すればニードル33の
ニードル尖端35は、穿入方向Nで見てニードル34の
ニードル尖端に対比して、後退寸法値N1分だけ後方へ
ずらされている。またニードル相互間には、既に述べた
ようにスペーサエレメント25が夫々設けられている。
このニードルの配置構成によって、ラップ端部Eの外縁
域繊維内への容易な穿入が可能になる。摩擦面を減少さ
せ、ひいてはラップ内への穿入時における摩擦力を低減
するためにニードル33のコーミングゾーンは付加的
に、ニードル34のコーミングゾーンよりも細く構成さ
れている。
【0033】図8に示した更に別の実施例では、ニード
ルストリップは2列のニードル列38,39から構成さ
れている。この場合前位のニードル列39は、ニードル
の配列・形態に関して全てのニードルストリップ域にわ
たって、つまり外側部分ストリップ域T1、中央ストリ
ップ域B及び外側部分ストリップ域T2にわたって等し
く構成されている。これに対して後位のニードル列38
のニードルは、外側部分ストリップ域T1及びT2では
異なった形式で配置されている。外側部分ストリップ域
T1における図示の実施形態では、ストリップ単位長さ
当りのニードル24の本数は、中央ストリップ域Bにお
けるニードル本数よりも少ない。
【0034】外側部分ストリップ域T2では、ニードル
24の装着が図示を完全に省かれている。これによって
ラップ端部Eの両縁の外側部分ストリップ域T1,T2
への穿入が容易になる一方、更に充分なコーミング作用
が得られる。当然のことながら実際では両方の外側部分
ストリップ域T1とT2のニードル列38は等しく構成
されている。
【0035】図9及び図10には、図8に相当するダブ
ルニードル列を備えた実施例が図示されており、この場
合ダブルニードル42及び43は押抜き部品又は型打ち
部品として、或いは針布部品として製作されている。針
布エレメントから製作する場合には、個々のダブルニー
ドル42,43を1条の針布ストリップから定寸分断す
ることが可能である。ダブルニードルは、スペーサエレ
メントを付設して保持バー44に嵌装されて適当に固定
されている(図示せず)。外側部分ストリップ域T1,
T2では、(繊維フリース搬送方向Fで見て)後方に向
いたニードル尖端41は、より短くかつより細く形成さ
れている。これによって該ダブルニードルストリップへ
の縁部域Rにおけるラップ端部の穿入がやはり容易にな
る。
【0036】特に図5に略示したように外側部分ストリ
ップ域T1,T2では、ニードル尖端へ向かって空気流
51を発生することによって、ニードルストリップへの
ラップ端部の引込みを助成することが可能である。この
空気流51は、図示のように圧力空気ノズル50によっ
て発生することができる。また空気流51を発生するた
めに、各外側部分ストリップ域でニードルストリップの
上位にサクションノズル(図示せず)を配設することも
可能である。
【0037】空気流51の供給方式は、全ての実施例に
おいて付加的に採用することができ、かつコーミング動
作プロセスに時間的に合わせて適当に制御又は同調され
ねばならない。制御のためには例えば円形コーム軸の回
転角の検出を基礎におくことができる。空気流を供給す
るためには、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第1
9504010号明細書に開示されているような、円形
コーム付設装置を使用することも可能である。
【0038】ニードルストリップへのラップ端部Eの縁
部域Rの引込みを一層容易にするための外側部分ストリ
ップ域T1,T2におけるニードルの配置・構成は、図
示の実施例のみに限定されるものではなく、多種多様の
変化態様で実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】デタッチング操作中のトップコームを有するコ
ーミングマシンのニッパーーユニットの部分的な概略図
である。
【図2】図1に示したトップコームのニードルストリッ
プ領域の部分的な拡大側面図である。
【図3】本発明により構成されたニードルストリップを
図2の矢印Yの方向で見て図示した平面図である。
【図4】本発明により構成された別の実施例のニードル
ストリップを図2の矢印Yの方向で見て図示した平面図
である。
【図5】本発明により構成されたニードルストリップを
図2の矢印Xの方向で見て図示した概略側面図である。
【図6】本発明の別の実施例によるトップコームのニー
ドルストリップ領域の図2相当の拡大側面図である。
【図7】図6の矢印X1の方向で見たニードルストリッ
プの側面図である。
【図8】相前後して位置する2列のニードル列を備えた
ニードルストリップの図3相当の平面図である。
【図9】相前後して位置する2列のニードル列を備えた
異なった実施例によるニードルストリップの図2相当の
拡大図である。
【図10】図9の矢印X2の方向で見たニードルストリ
ップの側面図である。
【符号の説明】
1 ニッパーユニット、 2 ボトムニッパー、
3 トップニッパー、 4,5 ニッパープレー
ト、 7 旋回支点、 9 フィードローラ、 1
2 トップコーム、 14,15 デタッチングロ
ーラ、 19ねじ継手、 20 プレート、 22
ニードルストリップ、 24 ニードル、 25
スペーサエレメント、 27,28;30,31
ニードル、 33,34 ニードル、 35 ニー
ドル尖端、 38,39 ニードル列、 41 ニ
ードル尖端、 42,43 ダブルニードル、 44
保持バー、 50 圧力空気ノズル、 51 空気
流、 L ニードルストリップの長手方向、 W
ラップウェブ(略してラップと呼ばれる)、M ニッ
パーノーズ端、 E ラップ端部、 V 繊維フリ
ース、 Kニップ点、 T1,T2 外側部分ストリ
ップ域、 V1 ラップ端部の幅、 B 中央スト
リップ域、 R 縁部域、 L ニードルストリッ
プの長さ、 P 距離、 D,D1 自由貫通路、
S,S1 尖端間隔、 N 穿入方向、 N1
後退寸法値、 38,39 ニードル列、F 繊
維フリースの搬送方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランツ フーグ ドイツ連邦共和国 ゴットマーディンゲン ジープラーシュトラーセ 25 (72)発明者 ヴァルター スラヴィク スイス国 フェーラルトルフ シュタット アッハーシュトラーセ 41 (72)発明者 ダーヴィト ブローゲル スイス国 ヴィンタートゥール ヘギフェ ルトシュトラーセ 3

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニードルストリップ(22)の長手方向
    で見て特定本数のニードル(24)を並列的に位置せし
    めて、ニードル(24)の相互間に自由貫通路(D,D
    1)を形成させた形式の、繊維機械用のニードルストリ
    ップ(22)において、ニードルストリップ(22)
    が、その長手方向(L)で見て少なくとも1つの部分ス
    トリップ域(T1,T2)において、残りのストリップ
    域(B)とは異なったニードル装備を有していることを
    特徴とする、繊維機械用のニードルストリップ。
  2. 【請求項2】 ニードルストリップ(22)のニードル
    (27,28,30,31,33,34,41,42,
    43)が部分ストリップ域(T1,T2)では、該部分
    ストリップ域(T1,T2)のニードル相互間の自由貫
    通路(D,D1)を、残りのストリップ域(B)のニー
    ドル相互間の自由貫通路に対比して少なくとも部分的に
    拡大させるように、成形かつ/又は配列されている、請
    求項1記載のニードルストリップ。
  3. 【請求項3】 ニードルストリップ(22)の部分スト
    リップ域(T1,T2)におけるニードルが、残りのス
    トリップ域(B)のニードルに対比して変化されたニー
    ドル幾何学形状を有している、請求項1又は2記載のニ
    ードルストリップ。
  4. 【請求項4】 ニードルストリップ(22)の部分スト
    リップ域(T1,T2)における少なくとも特定本数の
    ニードル(27)の横断面が、残りのストリップ域
    (B)におけるニードル(28)の横断面とは異なって
    いる、請求項1から3までのいずれか1項記載のニード
    ルストリップ。
  5. 【請求項5】 ニードルストリップ(22)の部分スト
    リップ域(T1,T2)におけるニードル(30)の相
    互間の自由貫通路(S1)が少なくともニードル尖端域
    において、残りのストリップ域(B)におけるニードル
    相互間の自由貫通路よりも大きい、請求項1から4まで
    のいずれか1項記載のニードルストリップ。
  6. 【請求項6】 部分ストリップ域(T1,T2)におけ
    るニードル(24)のストリップ単位長さ当りの本数
    が、その他のストリップ域(B)におけるニードル本数
    よりも少ない、請求項1から5までのいずれか1項記載
    のニードルストリップ。
  7. 【請求項7】 ニードルストリップ(22)の長手方向
    に対して直角な方向で見て少なくとも2列のニードル列
    (38,39)が相前後して配置されており、かつ少な
    くとも一方のニードル列(38)が部分ストリップ域
    (T1,T2)において、残りのストリップ域(B)と
    は異なったニードル装備を有している、請求項1記載の
    ニードルストリップ。
  8. 【請求項8】 部分ストリップ域(T1,T2)におけ
    る2列のニードル列(38,39)の少なくとも一方の
    ニードル列では、ストリップ単位長さ当りのニードル本
    数が残りのストリップ域(B)におけるニードル本数に
    対比して減少されているか、又はニードル(24)が間
    引かれている、請求項7記載のニードルストリップ。
  9. 【請求項9】 ニードルストリップ(22)の部分スト
    リップ域(T1,T2)におけるニードル(33,4
    2)の尖端(35,41)が少なくとも部分的に残りの
    ストリップ域(B)におけるニードル(34,43)の
    尖端に対比して、穿入方向(N)で見て後方にずらされ
    ている、請求項1から8までのいずれか1項記載のニー
    ドルストリップ。
  10. 【請求項10】 ニードルストリップ(22)の部分ス
    トリップ域(T1,T2)におけるニードル(33,4
    2)が残りのストリップ域(B)におけるニードル(3
    4,43)に対比して、繊維フリース(V)の搬送方向
    (F)で見て、少なくとも部分的に細く形成されてい
    る、請求項1から9までのいずれか1項記載のニードル
    ストリップ。
  11. 【請求項11】 ニードルストリップ(22)の長手方
    向で見て、残りのストリップ域(B)に対して異なった
    ニードル装備を有する部分ストリップ域(T1,T2)
    が、ニードルストリップ(22)の両端から夫々中央へ
    向かって延びている、請求項1から10までのいずれか
    1項記載のニードルストリップ。
  12. 【請求項12】 ニードルストリップ(22)の部分ス
    トリップ域(T1,T2)の長さが、該ニードルストリ
    ップの全長(L)の5〜15%である、請求項1から1
    1までのいずれか1項記載のニードルストリップ。
  13. 【請求項13】 ニードルストリップ(22)の部分ス
    トリップ域(T1,T2)の作業ゾーン内には、穿入方
    向(N)とは逆向きにニードル尖端の方に向かう空気流
    (51)を発生させる空気源(50)が配設されてい
    る、請求項1から12までのいずれか1項記載のニード
    ルストリップ。
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