JPH1076319A - 金属板の円錐曲げ加工方法および装置 - Google Patents

金属板の円錐曲げ加工方法および装置

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JPH1076319A
JPH1076319A JP25394096A JP25394096A JPH1076319A JP H1076319 A JPH1076319 A JP H1076319A JP 25394096 A JP25394096 A JP 25394096A JP 25394096 A JP25394096 A JP 25394096A JP H1076319 A JPH1076319 A JP H1076319A
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upper roll
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distance
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吉光 梶田
Isao Mori
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Daido Kikai Seisakusho KK
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Daido Machinery Ltd
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 扇形の金属板を截頭円錐体に曲げ加工する行
程を1基のロールベンダーで行なって、作業能率を向上
させる。 【解決手段】 上ロール16は、その中心軸を通過する
垂線に沿って段階的に昇降移動すると共に、中心軸が上
下方向に所要角度で傾斜するよう傾動される。上ロール
16の下方に配設された移動台20に、上ロール16と
平行な2本の下ロール22,24が回転自在に配設され
る。移動台20を流体圧シリンダ26により移動させる
ことにより、2本の下ロール22,24を上ロール16
の垂線を基準として、材料送り方向(+)または反送り方
向(−)へ一体的に変位可能に構成される。移動台20に
は、2本の下ロール22,24を挟む左右に一対のコー
ンロール30,32が、斜めの起立姿勢と下ロール22,
24から離間する外側への傾倒姿勢とに傾動変化可能に
配設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属板の円錐曲
げ加工方法およびその装置に関し、更に詳しくは、1つ
の上ロールと、該上ロールの斜め下方で左右に配置した
2つの下ロールとからなるロールベンダーによって、扇
形に形成された金属板を截頭円錐体に曲げ加工するため
の方法と、該方法を実施するのに好適に使用される装置
とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】1本の上ロールと、該上ロールの斜め下
方の左右に夫々配設した2本の下ロールとの間に所要長
さの金属板を通過させ、これら上ロールおよび2本の下
ロールによって、該金属板に円筒状の曲げ加工を付与す
るロールベンダーが広く知られている。このロールベン
ダーの基本構成に関しては、被加工対象物である金属板
の曲げ加工を良好な精度で効率良く行なうために、例え
ば特公昭37−1570号公報に示す如く、下側のロー
ルを水平方向に左右にシフト可能に構成したものや、ま
た特公昭46−7451号公報に示す如く、上ロールを
所定の範囲内で、該ロールの中心軸線を通過する垂線に
沿って上昇または下降させるよう構成したものが実施さ
れている。
【0003】前記ロールベンダーの基本構成に加えて、
上ロールを上下方向に傾動可能に構成すると共に、金属
板の幅方向一端に当接するコーンロールを配設すること
で、扇形に形成された金属板を截頭円錐体に曲げ加工す
ることが行なわれている。すなわち、扇形の金属板にお
ける弧状に形成された一端をコーンロールに当接させつ
つ送りを付与することにより、該金属板を弧状に移動さ
せる。そして、この金属板に、下ロールと該ロールに対
して中心軸を傾動させた上ロールとの間で円錐曲げを施
すことで截頭円錐体に曲げ加工するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した扇形の金属板
を截頭円錐体に曲げ加工するに際しては、金属板の先端
部分および後端部分に予めプレス装置により曲げ加工を
施し、この両端部に曲げ加工が施された金属板を、前記
ロールベンダーを利用して円錐曲げ加工していた。すな
わち、ロールベンダーによる円錐曲げ加工に先立ち、金
属板の両端部を別の場所でプレス加工する必要があり、
金属板の移送や運搬等に時間が掛かって作業能率が低下
する問題があった。また、別途プレス装置が必要となる
ため、設備コストが嵩むと共に、関連する装置を設置す
るためのスペースが大きくなる難点も指摘される。
【0005】
【発明の目的】この発明は、前述した欠点に鑑み、これ
を好適に解決するべく提案されたものであって、扇形の
金属板を截頭円錐体に曲げ加工する行程を1基のロール
ベンダーで行なって、作業能率を向上させ得る金属板の
円錐曲げ加工方法と、これを好適に実施し得る装置とを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため、本発明に係る金属板の円
錐曲げ加工方法は、中心軸を通る垂線S0に沿って昇降
可能でかつ傾動可能に設けた上ロールと、この垂線S0
を挟んで被加工材料の入側と出側とに夫々配設した2つ
の下ロールとからなり、2つの下ロールは前記垂線S0
を基準として材料送り方向または反送り方向へ一体的に
変位可能であって、これら上ロールと2つの下ロールと
の間に被加工材料である扇形の金属板を通過させ、この
金属板に円錐状の曲げを付与する曲げ加工方法におい
て、前記下ロールと平行な姿勢で昇降時の基準位置C0
に位置する上ロールと、変位時の基準位置S0より距離
S−だけ材料反送り方向へ変位した2つの下ロールとで
金属板を軽くクランプすると共に、この金属板の先端部
を材料出側に位置する下ロールから所要長さ外れて位置
させ、前記上ロールと2つの下ロールとを同時に逆転駆
動させると共に、上ロールは基準位置C0より距離C1
で下降させることにより、前記金属板を材料反送り方向
へ送りつつ先端部に円筒状の曲げ加工を進行させ、前記
金属板が所要の設定量L1だけ戻って、該金属板の先端
部が材料出側の下ロールの上面付近まで到来した時点で
その逆転駆動を停止させ、材料出側の下ロールの上面付
近に到来位置している前記金属板の先端部を、上ロール
を距離C1から距離C1'まで下降させることにより追加
的に加圧して曲げ加工を施した後に、該上ロールを距離
1'から基準位置C0まで上昇させ、前記上ロールが基
準位置C0にある状態で、前記上ロールと2つの下ロー
ルとの正転駆動を開始して、該金属板の後端部を材料入
側に位置する下ロールから所要長さ外れて位置させた時
点でその正転駆動を停止させ、前記2つの下ロールを基
準位置S0より距離S+だけ送り方向へ変位させた後
に、該上ロールを基準位置C0から距離C1まで下ロール
と平行な姿勢を保持したまま下降させ、前記上ロールが
距離C1の下降位置にある状態で、前記上ロールと2つ
の下ロールとの正転駆動を開始して、前記金属板の後端
部を円筒状に曲げ加工しつつ所要の設定量L2だけ送
り、該金属板の後端部が材料入側の下ロールの上面付近
まで到来した時点でその正転駆動を停止させ、材料入側
の下ロールの上面付近に到来位置している前記金属板の
後端部を、上ロールを距離C1'まで下降させることによ
り追加的に加圧して曲げ加工を施した後に、該上ロール
を距離C1'から基準位置C0まで上昇させ、前記2つの
下ロールを、距離S+から基準位置S0まで反送り方向
へ変位させた後、前記上ロールと2つの下ロールとの逆
転駆動を開始して、前記金属板を所要の設定量L3だけ
送って該金属板の長さ基準位置P0が基準位置S0に到来
した時点でその逆転駆動を停止させ、前記金属板の一方
の円弧状辺に案内手段を当接したもとで、前記上ロール
を基準位置C0から距離C2まで下降させると共に該上ロ
ールを傾動した後、前記上ロールと2つの下ロールとを
同時に正転駆動および逆転駆動して該金属板を円弧状辺
に沿う弧状に送りつつ円錐曲げを行なうことを特徴とす
る。
【0007】同じく所期の課題を解決し、前記目的を好
適に達成するため本願の別の発明に係る金属板の円錐曲
げ加工方法は、中心軸を通る垂線S0に沿って昇降可能
でかつ傾動可能に設けた上ロールと、この垂線S0を挟
んで被加工材料の入側と出側とに夫々配設した2つの下
ロールとからなり、2つの下ロールは前記垂線S0を基
準として材料送り方向または反送り方向へ一体的に変位
可能であって、これら上ロールと2つの下ロールとの間
に被加工材料である扇形の金属板を通過させ、この金属
板に円錐状の曲げを付与する曲げ加工方法において、前
記下ロールと平行な姿勢で昇降時の基準位置C0に位置
する上ロールと、変位時の基準位置S0より距離S−だ
け材料反送り方向へ変位した2つの下ロールとで金属板
を軽くクランプすると共に、この金属板の先端部を材料
出側に位置する下ロールから所要長さ外れて位置させ、
前記金属板の一方の円弧状辺に案内手段を当接したもと
で、前記上ロールと2つの下ロールとを同時に逆転駆動
させると共に、上ロールを基準位置C0より距離C1まで
下降させかつ傾動した姿勢とすることにより、前記金属
板を材料反送り方向へ円弧状辺に沿う弧状に送りつつ前
記先端部に円錐状の曲げ加工を進行させ、前記金属板が
所要の設定量L1だけ戻って、該金属板の先端部が材料
出側の下ロールの上面付近まで到来した時点でその逆転
駆動を停止させ、材料出側の下ロールの上面付近に到来
位置している前記金属板の先端部を、上ロールを距離C
1から距離C1'まで下降させることにより追加的に加圧
して曲げ加工を施した後に、該上ロールを距離C1'から
基準位置C0まで上昇させると共に下ロールと平行な姿
勢に復帰させ、前記上ロールが基準位置C0にある状態
で、前記上ロールと2つの下ロールとの正転駆動を開始
して、該金属板の後端部を材料入側に位置する下ロール
から所要長さ外れて位置させた時点でその正転駆動を停
止させ、前記2つの下ロールを基準位置S0より距離S
+だけ送り方向へ変位させた後に、該上ロールを基準位
置C0から距離C1まで下降させると共に傾動させ、前記
上ロールが距離C1の下降位置にある状態で、前記金属
板の一方の円弧状辺に案内手段を当接したもとで、前記
上ロールと2つの下ロールとの正転駆動を開始して、前
記金属板を材料送り方向へ円弧状辺に沿う弧状に送りつ
つ前記後端部を円錐状に曲げ加工しつつ所要の設定量L
2だけ送り、該金属板の後端部が材料入側の下ロールの
上面付近まで到来した時点でその正転駆動を停止させ、
材料入側の下ロールの上面付近に到来位置している前記
金属板の後端部を、上ロールを距離C1'まで下降させる
ことにより追加的に加圧して曲げ加工を施した後に、該
上ロールを距離C1'から基準位置C0まで上昇させると
共に下ロールと平行な姿勢に復帰させ、前記2つの下ロ
ールを、距離S+から基準位置S0まで反送り方向へ変
位させた後、前記上ロールと2つの下ロールとの逆転駆
動を開始して、前記金属板を所要の設定量L3だけ送っ
て該金属板の長さ基準位置P0が基準位置S0に到来した
時点でその逆転駆動を停止させ、前記金属板の一方の円
弧状辺に案内手段を当接したもとで、前記上ロールを基
準位置C0から距離C2まで下降させると共に該上ロール
を傾動した後、前記上ロールと2つの下ロールとを同時
に正転駆動および逆転駆動して該金属板を円弧状辺に沿
う弧状に送りつつ円錐曲げを行なうことを特徴とする。
【0008】更に、これらの金属板の円錐曲げ加工方法
を好適に実施するため本発明に係る金属板の円錐曲げ加
工装置は、中心軸を通る垂線に沿って昇降可能でかつ傾
動可能に設けた上ロールと、この上ロールの中心線を通
る垂線を挟んで被加工材料の入側と出側とに夫々配設し
た2つの下ロールとからなり、これら上ロールと2つの
下ロールとの間に被加工材料である扇形の金属板を通過
させて、該金属板に所要の円錐曲げを付与する円錐曲げ
加工装置において、前記金属板における一方の円弧状辺
に当接する起立姿勢と当接しない傾倒姿勢とに傾動可能
な案内手段と、前記2つの下ロールの間に形成される空
間に昇降および回転自在に配設されると共に傾動可能な
回転軸と、前記回転軸の軸方向に位置調整自在に配設さ
れて一体的に回転し、該回転軸の上昇時に前記金属板の
パスラインより僅か上方に延出して該金属板に当接可能
な計測ロールと、前記回転軸に接続され、前記金属板に
おける前進方向または後退方向の送り量に応じたパルス
を発生する回転パルス発生手段とを備え、前記計測ロー
ルは、前記金属板の移動方向と交差する幅方向の略中央
に当接するよう設定されることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る金属板の円錐
曲げ加工方法およびその装置につき、好適な実施例を挙
げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
【0010】図1〜図3に示す如く、実施例に係るロー
ルベンダー10は、基礎フレーム12に所要間隔離間し
て昇降自在に配設した一対の昇降フレーム14,14(図
には一方のみ図示)間に回転自在に架設した1本の上ロ
ール16を備え、該上ロール16は油圧シリンダ等の昇
降手段により、その中心軸を通過する垂線S0に沿って
段階的に昇降移動するよう構成されている。また一方の
昇降フレーム14は傾動可能に構成され、上ロール16
を中心軸が上下方向に所要角度で傾斜するよう傾動させ
ることで、扇形の金属板18に円錐状の曲げ加工を施し
得るようになっている。なお、上ロール16の昇降機構
および傾動機構は、公知の構成であるので詳細説明は省
略する。
【0011】前記上ロール16の下方には、基礎フレー
ム12に対して該ロール16の軸心と交差する方向(材
料移動方向)に移動自在に移動台20が配設され、この
移動台20には、図1に示す如く、上ロール16と平行
な2本の下ロール22,24が回転自在に配設されてい
る。そして、移動台20を流体圧シリンダ26により移
動させることにより、2本の下ロール22,24を上ロ
ール16の前記垂線S0を基準として、材料送り方向
(+)または反送り方向(−)へ一体的に変位可能に構成さ
れている(図11および図14参照)。なお、2本の下ロ
ール22,24には、図4に示す如く、複数(実施例では
3本)のバックアップロール28が設けられている。ま
た上ロール16および2本の下ロール22,24は、図
示しない回転駆動機構により同期して正転または逆転方
向に回転するよう構成されている。なお2本の下ロール
22,24の両側には、下ロール22,24に載置された
金属板18の先端部18aおよび後端部18bの定位置
決めを行なうストッパ70,70が配設されている(図1
2および図15参照)。
【0012】前記移動台20における傾動可能な昇降フ
レーム14を指向する端部には、2本の下ロール22,
24を挟む左右に一対の案内手段としてのコーンロール
30,32が、斜めの起立姿勢と下ロール22,24から
離間する外側への傾倒姿勢とに傾動変化可能に配設され
ている。なお、対をなすコーンロール30,32の配設
構造は、左右対称となっているので、図1において左側
のコーンロール30に関連する配設構造に関してのみ説
明し、他方のコーンロール32に関連する配設構造にお
ける同一の部材には同じ符号を付すものとする。
【0013】図1に示す如く、前記移動台20にホルダ
34がボルト固定されており、該ホルダ34には、上側
および外側(下ロール22から離間する側)に開放する略
L字状の溝36が形成されている。この溝36に、コー
ンロール30が回動自在に外嵌される保持軸38の一端
に突設した突部38aが介挿されると共に、ホルダ34
と突部38aとに枢支ピン40が挿通されて、保持軸3
8(コーンロール30)は枢支ピン40を中心として傾動
可能に構成される。前記溝36における下ロール24に
近接する内面は、上方に向かうにつれて対応する下ロー
ル22に近接する傾斜面36aとされ、該傾斜面36a
に突部38aの対応する側面を当接することで、図1に
実線で示すように、コーンロール30を斜めの起立姿勢
に保持するよう設定される。そしてコーンロール30の
起立姿勢では、上下のロール16,22,24により移動
される金属板18の円弧状に形成された小径側(幅方向
一端)の円弧状辺18cが当接し、これにより該金属板
18をその円弧状辺18cに沿って弧状に移動させるよ
うになっている。また、突部38aを他方の側面が溝3
6の水平な底面36bに当接するまで回動することによ
り、コーンロール30は、図1の二点鎖線で示す如く、
金属板18に接触しない下方の水平な傾倒姿勢に保持さ
れる。
【0014】前記ホルダ34には、枢支ピン40と平行
な位置決めピン42が挿脱自在に配設され、該ピン42
は、コーンロール30が斜めの起立姿勢に保持された状
態で突部38aを挟んで傾斜面36aと反対側に臨ん
で、コーンロール30の傾動を規制するよう構成されて
いる。そして、位置決めピン42をホルダ34から引抜
くことにより、コーンロール30を斜めの起立姿勢から
水平な傾倒姿勢に傾動させ得るようになっている。
【0015】ここで、ロールベンダーにより金属板の円
錐曲げ加工方法を実施するには、1本の上ロール16
と、2本の下ロール22,24とを所要のタイミングで
正転方向または逆転方向に回転させ、金属板18を材料
送り出し方向(+)または反送り出し方向(−)に必要量だ
け前進・後退させる制御が重要となる。この制御を精度
良く達成するためには、金属板18が材料送り出し方向
(+)または反送り出し方向(−)に前進・後退させられる
送り量を正確に知る必要がある。このため従来は、金属
板の曲げ加工に際し上下のロール群が常に該金属板に接
触して正逆送りを与える点に着目して、これら上ロール
や下ロールに接続したパルス発生器から得られるパルス
数により送り量を検出する方策が採られている。しかし
上下のロールと金属板との間では、微小量ではあるが不
可避的にスリップを発生するので、正確な送り量の測定
は困難であり、これにより金属板の曲げ加工に誤差をも
たらす弊害が問題視されている。
【0016】このような難点に鑑み本願では、金属板の
円錐曲げ加工方法を好適に実施するための補助装置とし
て、計測ロール44をロールベンダー10における2つ
の下ロール22,24の間に昇降自在に配設している。
すなわちロールベンダー10では、図4に示すように、
平行に離間して配設した2つの下ロール22,24の間
に所要の空間が形成されるが、この空間中に小径の計測
ロール44が一対の昇降機構46,48を介して回転自
在に配設されている。これら対をなす昇降機構46,4
8は、左右同じ構成になっているので、図5において右
側の昇降機構48に関してのみ説明する。
【0017】すなわち、常には前記下ロール22,24
と平行に保持される回転軸50の一端部が、ブラケット
52の頂部に設けた軸受け54に軸支され、このブラケ
ット52は、基礎フレーム12に立設した基台56に対
し昇降自在に配設された垂直なガイド軸58の上端に回
動自在に枢支されている。基台56の中間には、ガイド
軸58と平行な流体圧シリンダ60が垂直配置され、該
シリンダ60の垂直上方を指向するピストンロッド60
aの先端は、前記ブラケット52に回動自在に接続され
ている。従って、該流体圧シリンダ60を作動させるこ
とにより、前記回転軸50はブラケット52と共に昇降
移動される。
【0018】前記回転軸50には、焼入鋼を材質とする
計測ロール44が外嵌めされて、該回転軸50と一体的
に回転するよう構成され、回転軸50の最大上昇時に、
この計測ロール44は前記金属板18が通過する水平な
パスラインPLより僅か上方へ延出可能となっている。
そして、計測ロール44が水平に送給される金属板18
の下面に接触して、該回転軸50をスリップすることな
く追従的に自由回転させるよう構成されている。なお回
転軸50には、図6に示す如く、その軸方向に複数の位
置決め用のねじ孔50aが所定間隔で形成されており、
前記計測ロール44は任意のねじ孔50aにねじ62を
螺挿することにより軸方向の任意の位置に固定し得るよ
う構成されている。すなわち、計測ロール44を金属板
18の幅方向(上ロール16の軸方向と平行な方向)の寸
法の変化に応じて、常にその中央(図7に一点鎖線で示
す位置)に位置させて、金属板18の送り量を計測する
ようにしている。
【0019】また回転軸50には、計測ロール44を挟
んで両側に2個のガイドリング64,64が外嵌され
て、該リング64,64は回転軸50に対しては自由回
転し得るよう構成されている。両ガイドリング64,6
4は、回転軸50の上昇時に金属板18の下面に当接し
て、該回転軸50を金属板18と平行に保つべく機能す
る。すなわち、前記上ロール16は金属板18を円錐曲
げするために上下方向に傾動するため、このときに回転
軸50も金属板18を介して追従的に傾動して、常に計
測ロール44が金属板18に当接して回転するようにな
っている。なお、計測ロール44の直径は、ガイドリン
グ64の直径よりも僅かに大径に設定され、回転軸50
の上昇時に計測ロール44が確実に金属板18に当接す
るよう構成されている。
【0020】前記流体圧シリンダ60は、ロールベンダ
ー10の稼動時は常に付勢状態に保持され、そのピスト
ンロッド60aをシリンダバレルから延出させるに至っ
ている。従って、前記回転軸50は常には最大限に上昇
して、該回転軸50に外嵌されている計測ロール44
は、前記金属板18が通過する水平なパスラインPLよ
り僅か上方に延出位置している。また前記各ガイド軸5
8には、パルス発生器等からなる昇降量計測手段66が
接続され、前記対をなすブラケット52,52、換言す
れば回転軸50の昇降量に応じたパルスを発生可能にな
っている。
【0021】前記回転軸50の一端部には、図5に示す
如く、パルス発生器等からなる回転計測手段68が接続
してあるので、前記計測ロール44(回転軸50)の追従
回転により前記金属板18の送り量をパルス発生数によ
り検出することができる。このように計測ロール44
を、被計測対象物である金属板18に直接に当接させ
て、その送り量を計測するものであるためにスリップす
ることが殆どなく、前記金属板18の送り量を正確に計
測することができる。
【0022】
【実施例の作用】次に、実施例に係る金属板の円錐曲げ
加工装置の作用につき、円錐曲げ加工方法との関係で以
下に説明する。
【0023】図8に示すように扇形に形成された金属板
18を、截頭円錐体となるよう曲げ加工する場合、本実
施例では、基本的に図8〜図10および図11〜図20
に示す各工程を経由して実施される。すなわち図8およ
び図11〜図13は、扇形に形成された所要長さの金属
板18に円錐状の曲げを付与する工程の最初の段階を示
すもので、ロールベンダー10の待機状態では、上ロー
ル16がパスラインPLより上方の待機位置に臨むと共
に、2つの下ロール22,24は、これら下ロールの変
位時の基準位置S0(これは上ロール16の中心軸を通る
垂線の通過位置とも合致する)に臨んでいる。また前記
2個のコーンロール30,32は、傾倒姿勢に位置決め
されている。更に、前記回転軸50に対して計測ロール
44は、金属板18の幅方向中央と対応する位置に位置
決めされた状態で、該回転軸50が上昇されることで金
属板18の下面に当接し得るようになっている。
【0024】前記ロールベンダー10に対して金属板1
8は、図において左方向へ水平に送給され、その先端近
傍の部分を材料出側の下ロール22の上面に位置させて
いる。このとき前記左側のストッパ70により、金属板
18の先端部18aは定位置決めがなされる。上ロール
16は、待機位置から該上ロール16が昇降する際の基
準位置C0まで下降して位置すると共に、下ロール22,
24と平行な姿勢(水平姿勢)に保持されている。また2
つの下ロール22,24は、これら下ロールの変位時の
基準位置S0よりも材料反送り方向(−)へ距離S−だけ
変位させてある。従って金属板18は、図12に示す如
く、基準位置C0に位置する上ロール16と、2つの下
ロール22,24とによって軽くクランプされた状態と
なって次の工程を待機している。
【0025】図12に示す如く、金属板18を上下のロ
ール群により軽くクランプした状態の下で、上ロール1
6と2つの下ロール22,24とを同時に逆転駆動させ
ると共に、該上ロール16を先の基準位置C0から水平
姿勢を保持したまま下降させる動作を開始する。これに
より金属板18は、図8に示すように材料反送り方向
(−)へ平行に送られつつ前記上ロール16の加圧下に、
その先端部側に円筒状の曲げ加工が漸次進行させられ
る。図13に示すように、前記上ロール16の下降は、
該上ロール16が基準位置C0より距離C1まで下降した
位置で停止させる。そして該金属板18を、予め設定し
た所要量L1だけ送って、金属板18の先端部18aが
材料出側の下ロール22の上面まで到来したところで、
上ロール16と2つの下ロール22,24との逆転駆動
を停止させる。すなわち、金属板18の移動に伴い計測
ロール44が回転することにより、前記回転計測手段6
8から発生されるパルス発生数が、予め設定する発生数
(所要量L1に対応するパルス発生数)となったことを検
出した時点で、上下のロール16,22,24を停止させ
る。従って、該金属板18の先端部18aは材料出側の
下ロール22の上面付近に位置し、また該金属板18の
本体部分は材料入側の下ロール24の上面に位置するこ
とによって、距離C1に位置している上ロール16から
の圧下力を受けていることになる。
【0026】この状態において、必要に応じて上ロール
16を距離C1から更に距離C1'まで水平姿勢を保持し
たまま下降させることにより、材料出側の下ロール22
の上面付近に位置している金属板18の先端部近傍を、
追加的に加圧して更に曲げ加工を施す。その後に前記上
ロール16を、距離C1'から距離C1まで上昇させる。
また、金属板18の先端部18aを追加的に加圧する前
に、該先端部18aが下ロール22の上面付近の位置と
該下ロール22から材料送り方向(+)に外れる位置との
間を移動させるように、上ロール16および2つの下ロ
ール22,24の正転駆動および逆転駆動する動作を交
互に反復するようにしてもよい。なお、先端部18aに
円筒状の曲げ加工を施す際には、金属板18をクレーン
72により補助的に支持して移動させることが推奨され
る。
【0027】次いで図14に示すように、前記上ロール
16を距離C1から基準位置C0まで上昇させて上ロール
16による前記金属板16に対する圧下力を解除すると
共に、2つの下ロール22,24を先に位置していた距
離S−から、前記基準位置S0を経て送り方向側の距離
S+へ変位させた状態で、上下のロール16,22,24
の正転駆動を開始する。これにより金属板18を所要の
設定量(回転計測手段68により検出)だけ送り、該金属
板18の後端部18bが材料入側の下ロール24から材
料反送り方向(−)へ外れる位置に到来した時点で、これ
らロール群の正転駆動を停止させる(図15参照)。な
お、ストッパ70を使用する場合は、金属板18の後端
部18bを一旦下ロール24の上面付近まで送給した
後、上下のロール16,22,24を逆転駆動して後端部
18bの定位置決めを行なう。また金属板18をロール
群から抜出し、該金属板18を図において右方向へ水平
に送給することで、右側のストッパ70により後端部1
8bの定位置決めを行なうこともできる。
【0028】前記上ロール16が水平姿勢を保持したま
ま距離C1まで下降して、該上ロール16と2つの下ロ
ール24,24との間で金属板18を圧下した状態で、
該上ロール16と2つの下ロール22,24との正転駆
動を開始する。これにより金属板18は、図9に示すよ
うに材料送り方向(+)へ平行に送られつつ前記上ロール
16の加圧下に、その後端部側に円筒状の曲げ加工が漸
次進行させられる。金属板18を円筒状に曲げ加工しな
がら所要の設定量L2(回転計測手段68により検出)だ
け送り、図16に示す如く、該金属板18の後端部近傍
が材料入り側の下ロール24の上面付近まで到来した時
点で、これらロール群の正転駆動を停止させる。そして
材料入側の下ロール24の上面付近に位置している金属
板18の後端部近傍を、前記上ロール16を距離C1'ま
で下降させることにより追加的に加圧して曲げ加工を施
した後に、該上ロール16を先の距離C1'から距離C1
まで上昇させる。
【0029】なお、この後端部18bの円筒曲げ工程に
おいても、金属板18の後端部18bを追加的に加圧す
る前に、該後端部18bが下ロール24の上面付近の位
置と該下ロール24から材料反送り方向(−)に外れる位
置との間を移動させるように、上ロール16および2つ
の下ロール22,24の正転駆動および逆転駆動する動
作を交互に反復するようにしてもよい。
【0030】次いで、図17に示す如く、上ロール16
を基準位置C0まで上昇させると共に、2つの下ロール
22,24を前記基準位置S0に位置させた状態で、上下
のロール16,22,24の逆転駆動を開始する。金属板
18を所要の設定量L3(回転計測手段68により検出)
だけ送り、図18に示す如く、金属板18の長さ基準位
置P0が基準位置S0に到来した時点で、これらロール群
の逆転駆動を停止させる(図10参照)。そして、図19
に示す如く、前記コーンロール30,32を傾倒姿勢か
ら起立姿勢に回動して位置決めする。また前記上ロール
16を、コーンロール30,32が当接する円弧状辺1
8c側に下方傾斜するよう傾動させると共に距離C2
で下降して、前記金属板18を下ロール22,24との
間で圧下させる。そして、この状態で上ロール16と2
つの下ロール22,24とを同時に正転駆動および逆転
駆動する動作を交互に反復すると、金属板18には円弧
状辺18cが2個のコーンロール30,32に当接した
状態で正逆方向の送りが付与されることで、該金属板1
8は円弧状辺18cに沿う弧状に送られ、これにより金
属板18の本体部分に円錐状の曲げ加工が施される(図
20参照)。
【0031】次に、円筒曲げのなされた両端部18a,
18bを、金属板18における大径側(円弧状辺18c
と反対側)の端部が相互に重なる状態で溶接した後、該
両端部18a,18bを前記上ロール16と2つの下ロ
ール22,24との間で圧下させたもとで矯正曲げする
ことにより、最終的に断面が真円に近い截頭円錐体が得
られる。
【0032】
【別実施例について】図21に示す別実施例は、金属板
18の本体部分に円錐曲げを施す前工程で、その両端部
に予め円錐曲げを施し得るよう構成したものである。な
お、別実施例に係るロールベンダー10の基本的な構成
は、前述した実施例と同一であるので、異なる部分につ
いてのみ説明する。
【0033】すなわち、図に示す如く、両下ロール2
2,24の間に、金属板18における円弧状辺18cと
対応する円弧面74aが形成された案内手段として機能
するシュー74が配設されている。そして、このシュー
74の円弧面74aに金属板18の円弧状辺18cを当
接した状態で、該金属板18に送りを付与することで、
金属板18を弧状に移動させるよう構成されている。
【0034】前記別実施例に係るロールベンダー10に
より扇形に形成された金属板18を截頭円錐体に曲げ加
工する場合は、金属板18の先端部18aを材料出側の
下ロール22から材料送り方向(+)に外れる位置に定位
置決めすると共に、基準位置C0に水平姿勢で位置する
上ロール16と、基準位置S0よりも材料反送り方向
(−)へ距離S−だけ変位させてある2つの下ロール2
2,24とによって該金属板18を軽くクランプさせ
る。また金属板18の円弧状辺18cを、シュー74の
円弧面74aに当接する。この状態で、上ロール16と
2つの下ロール22,24とを同時に逆転駆動させると
共に、該上ロール16を先の基準位置C0からC1まで下
降させかつシュー74が当接する円弧状辺18c側に下
方傾斜するよう傾動させる動作を開始する。これにより
金属板18は、図22に示すように材料反送り方向(−)
へ円弧状辺22に沿って弧状に送られつつ前記上ロール
16の加圧下に、その先端部側に円錐状の曲げ加工が漸
次進行させられる。
【0035】また同様に金属板18の後端部18bに円
錐状の曲げ加工を施す場合は、図23に示すように、2
つの下ロール22,24を基準位置S0よりも材料送り方
向(+)へ距離S+だけ変位させた状態で、上ロール16
と2つの下ロール22,24とを同時に正転駆動させる
と共に、該上ロール16を基準位置C0からC1まで下降
させかつシュー74が当接する円弧状辺18c側に下方
傾斜するよう傾動させる動作を開始する。これにより金
属板18は、材料送り方向(+)へ円弧状辺22に沿って
弧状に送られつつ前記上ロール16の加圧下に、その後
端部側に円錐状の曲げ加工が漸次進行させられるもので
ある。そして、金属板18の本体部分への円錐曲げは、
前述した実施例と同様に行なわれる。なお、金属板18
の両端部18a,18bに円錐曲げを施す場合は、最終
工程での矯正曲げを省略することが可能である。
【0036】なお、前述した金属板18の両端部18
a,18bに円筒曲げまたは円錐曲げを施した後に、該
金属板18の長さ基準位置P0を基準位置S0に一致させ
る作業は、例えば図18に示す直角定規76を用いて、
金属板18に予め描かれたケガキ線を目印として位置決
めすることもできる。また、実施例のコーンロール3
0,32を起立姿勢と傾倒姿勢との間を回動させるの
に、流体圧シリンダ等のアクチュエータを用いるように
してもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る金属板
の円錐曲げ加工方法およびその装置によれば、截頭円錐
体の曲げ加工を施す行程を、1基のロールベンダーによ
り行なうことができ、設備コストを低減し得ると共に作
業能率を向上させることができる。また曲げ加工の対象
物である金属板の正逆方向の送り量を正確に検出し得る
ので、前記の金属板の曲げ加工方法を一層良好に達成す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金属板の円錐曲げ加工方法を好適
に実施する装置であるロールベンダーを一部切欠いて示
す概略正面図である。
【図2】実施例に係るロールベンダーの一部を示す概略
平面図である。
【図3】実施例に係るロールベンダーの一部を示す概略
側面図である。
【図4】実施例に係るロールベンダーに配設される補助
装置の概略正面図である。
【図5】実施例に係る補助装置の概略側面図である。
【図6】実施例に係る補助装置における要部を示す概略
平面図である。
【図7】実施例に係る補助装置の計測ロールと金属板と
の関係を示す説明図である。
【図8】実施例に係るロールベンダーにより実施される
截頭円錐体の円錐曲げ加工方法の一連の工程を示す説明
図である。
【図9】実施例に係るロールベンダーにより実施される
截頭円錐体の円錐曲げ加工方法の一連の工程を示す説明
図である。
【図10】実施例に係るロールベンダーにより実施され
る截頭円錐体の円錐曲げ加工方法の一連の工程を示す説
明図である。
【図11】実施例に係るロールベンダーにより実施され
る截頭円錐体の円錐曲げ加工方法の一連の工程を示す説
明図である。
【図12】実施例に係るロールベンダーにより実施され
る截頭円錐体の円錐曲げ加工方法の一連の工程を示す説
明図である。
【図13】実施例に係るロールベンダーにより実施され
る截頭円錐体の円錐曲げ加工方法の一連の工程を示す説
明図である。
【図14】実施例に係るロールベンダーにより実施され
る截頭円錐体の円錐曲げ加工方法の一連の工程を示す説
明図である。
【図15】実施例に係るロールベンダーにより実施され
る截頭円錐体の円錐曲げ加工方法の一連の工程を示す説
明図である。
【図16】実施例に係るロールベンダーにより実施され
る截頭円錐体の円錐曲げ加工方法の一連の工程を示す説
明図である。
【図17】実施例に係るロールベンダーにより実施され
る截頭円錐体の円錐曲げ加工方法の一連の工程を示す説
明図である。
【図18】実施例に係るロールベンダーにより実施され
る截頭円錐体の円錐曲げ加工方法の一連の工程を示す説
明図である。
【図19】実施例に係るロールベンダーにより実施され
る截頭円錐体の円錐曲げ加工方法の一連の工程を示す説
明図である。
【図20】実施例に係るロールベンダーにより実施され
る截頭円錐体の円錐曲げ加工方法の一連の工程を示す説
明図である。
【図21】別発明に係る金属板の円錐曲げ加工方法を好
適に実施する装置であるロールベンダーを示す概略平面
図である。
【図22】別実施例に係るロールベンダーにより実施さ
れる截頭円錐体の円錐曲げ加工方法の一連の工程を示す
説明図である。
【図23】別実施例に係るロールベンダーにより実施さ
れる截頭円錐体の円錐曲げ加工方法の一連の工程を示す
説明図である。
【符号の説明】
16 上ロール 18 金属板 18a 先端部 18b 後端部 18c 円弧状辺 22,24 下ロール 30,32 コーンロール(案内手段) 44 計測ロール 50 回転軸 68 回転計測手段(回転パルス発生手段) 74 シュー(案内手段) S0 垂線 C0 基準位置 C1 距離 C1’ 距離 L1 先端部の設定量 L2 後端部の設定量 L3 長さ基準位置の設定量 P0 長さ基準位置 PL パスライン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心軸を通る垂線(S0)に沿って昇降可能
    でかつ傾動可能に設けた上ロール(16)と、この垂線(S0)
    を挟んで被加工材料の入側と出側とに夫々配設した2つ
    の下ロール(22,24)とからなり、2つの下ロール(22,24)
    は前記垂線(S0)を基準として材料送り方向(+)または反
    送り方向(−)へ一体的に変位可能であって、これら上ロ
    ール(16)と2つの下ロール(22,24)との間に被加工材料
    である扇形の金属板(18)を通過させ、この金属板(18)に
    円錐状の曲げを付与する曲げ加工方法において、 前記下ロール(22,24)と平行な姿勢で昇降時の基準位置
    (C0)に位置する上ロール(16)と、変位時の基準位置(S0)
    より距離(S-)だけ材料反送り方向(−)へ変位した2つの
    下ロール(22,24)とで金属板(18)を軽くクランプすると
    共に、この金属板(18)の先端部(18a)を材料出側に位置
    する下ロール(22)から所要長さ外れて位置させ、 前記上ロール(16)と2つの下ロール(22,24)とを同時に
    逆転駆動させると共に、上ロール(16)は基準位置(C0)よ
    り距離(C1)まで下降させることにより、前記金属板(18)
    を材料反送り方向(−)へ送りつつ先端部(18a)に円筒状
    の曲げ加工を進行させ、 前記金属板(18)が所要の設定量(L1)だけ戻って、該金属
    板(18)の先端部(18a)が材料出側の下ロール(22)の上面
    付近まで到来した時点でその逆転駆動を停止させ、 材料出側の下ロール(22)の上面付近に到来位置している
    前記金属板(18)の先端部(18a)を、上ロール(16)を距離
    (C1)から距離(C1')まで下降させることにより追加的に
    加圧して曲げ加工を施した後に、該上ロール(16)を距離
    (C1')から基準位置(C0)まで上昇させ、 前記上ロール(16)が基準位置(C0)にある状態で、前記上
    ロール(16)と2つの下ロール(22,24)との正転駆動を開
    始して、該金属板(18)の後端部(18b)を材料入側に位置
    する下ロール(24)から所要長さ外れて位置させた時点で
    その正転駆動を停止させ、 前記2つの下ロール(22,24)を基準位置(S0)より距離(S
    +)だけ送り方向(+)へ変位させた後に、該上ロール(16)
    を基準位置(C0)から距離(C1)まで下ロール(22,24)と平
    行な姿勢を保持したまま下降させ、 前記上ロール(16)が距離(C1)の下降位置にある状態で、
    前記上ロール(16)と2つの下ロール(22,24)との正転駆
    動を開始して、前記金属板(18)の後端部(18b)を円筒状
    に曲げ加工しつつ所要の設定量(L2)だけ送り、該金属板
    (18)の後端部(18b)が材料入側の下ロール(24)の上面付
    近まで到来した時点でその正転駆動を停止させ、 材料入側の下ロール(24)の上面付近に到来位置している
    前記金属板(18)の後端部(18b)を、上ロール(16)を距離
    (C1')まで下降させることにより追加的に加圧して曲げ
    加工を施した後に、該上ロール(16)を距離(C1')から基
    準位置(C0)まで上昇させ、 前記2つの下ロール(22,24)を、距離(S+)から基準位置
    (S0)まで反送り方向(−)へ変位させた後、前記上ロール
    (16)と2つの下ロール(22,24)との逆転駆動を開始し
    て、前記金属板(18)を所要の設定量(L3)だけ送って該金
    属板(18)の長さ基準位置(P0)が基準位置(S0)に到来した
    時点でその逆転駆動を停止させ、 前記金属板(18)の一方の円弧状辺(18c)に案内手段(30,3
    2)を当接したもとで、前記上ロール(16)を基準位置(C0)
    から距離(C2)まで下降させると共に該上ロール(16)を傾
    動した後、前記上ロール(16)と2つの下ロール(22,24)
    とを同時に正転駆動および逆転駆動して該金属板(18)を
    円弧状辺(18c)に沿う弧状に送りつつ円錐曲げを行なう
    ことを特徴とする金属板の円錐曲げ加工方法。
  2. 【請求項2】 中心軸を通る垂線(S0)に沿って昇降可能
    でかつ傾動可能に設けた上ロール(16)と、この垂線(S0)
    を挟んで被加工材料の入側と出側とに夫々配設した2つ
    の下ロール(22,24)とからなり、2つの下ロール(22,24)
    は前記垂線(S0)を基準として材料送り方向(+)または反
    送り方向(−)へ一体的に変位可能であって、これら上ロ
    ール(16)と2つの下ロール(22,24)との間に被加工材料
    である扇形の金属板(18)を通過させ、この金属板(18)に
    円錐状の曲げを付与する曲げ加工方法において、 前記下ロール(22,24)と平行な姿勢で昇降時の基準位置
    (C0)に位置する上ロール(16)と、変位時の基準位置(S0)
    より距離(S-)だけ材料反送り方向(−)へ変位した2つの
    下ロール(22,24)とで金属板(18)を軽くクランプすると
    共に、この金属板(18)の先端部(18a)を材料出側に位置
    する下ロール(22)から所要長さ外れて位置させ、 前記金属板(18)の一方の円弧状辺(18c)に案内手段(74)
    を当接したもとで、前記上ロール(16)と2つの下ロール
    (22,24)とを同時に逆転駆動させると共に、上ロール(1
    6)を基準位置(C0)より距離(C1)まで下降させかつ傾動し
    た姿勢とすることにより、前記金属板(18)を材料反送り
    方向(−)へ円弧状辺(18c)に沿う弧状に送りつつ前記先
    端部(18a)に円錐状の曲げ加工を進行させ、 前記金属板(18)が所要の設定量(L1)だけ戻って、該金属
    板(18)の先端部(18a)が材料出側の下ロール(22)の上面
    付近まで到来した時点でその逆転駆動を停止させ、 材料出側の下ロール(22)の上面付近に到来位置している
    前記金属板(18)の先端部(18a)を、上ロール(16)を距離
    (C1)から距離(C1')まで下降させることにより追加的に
    加圧して曲げ加工を施した後に、該上ロール(16)を距離
    (C1')から基準位置(C0)まで上昇させると共に下ロール
    (22,24)と平行な姿勢に復帰させ、 前記上ロール(16)が基準位置(C0)にある状態で、前記上
    ロール(16)と2つの下ロール(22,24)との正転駆動を開
    始して、該金属板(18)の後端部(18b)を材料入側に位置
    する下ロール(24)から所要長さ外れて位置させた時点で
    その正転駆動を停止させ、 前記2つの下ロール(22,24)を基準位置(S0)より距離(S
    +)だけ送り方向(+)へ変位させた後に、該上ロール(16)
    を基準位置(C0)から距離(C1)まで下降させると共に傾動
    させ、 前記上ロール(16)が距離(C1)の下降位置にある状態で、
    前記金属板(18)の一方の円弧状辺(18c)に案内手段(74)
    を当接したもとで、前記上ロール(16)と2つの下ロール
    (22,24)との正転駆動を開始して、前記金属板(18)を材
    料送り方向(+)へ円弧状辺(18c)に沿う弧状に送りつつ
    前記後端部(18b)を円錐状に曲げ加工しつつ所要の設定
    量(L2)だけ送り、該金属板(18)の後端部(18b)が材料入
    側の下ロール(24)の上面付近まで到来した時点でその正
    転駆動を停止させ、 材料入側の下ロール(24)の上面付近に到来位置している
    前記金属板(18)の後端部(18b)を、上ロール(16)を距離
    (C1')まで下降させることにより追加的に加圧して曲げ
    加工を施した後に、該上ロール(16)を距離(C1')から基
    準位置(C0)まで上昇させると共に下ロール(22,24)と平
    行な姿勢に復帰させ、 前記2つの下ロール(22,24)を、距離(S+)から基準位置
    (S0)まで反送り方向(−)へ変位させた後、前記上ロール
    (16)と2つの下ロール(22,24)との逆転駆動を開始し
    て、前記金属板(18)を所要の設定量(L3)だけ送って該金
    属板(18)の長さ基準位置(P0)が基準位置(S0)に到来した
    時点でその逆転駆動を停止させ、 前記金属板(18)の一方の円弧状辺(18c)に案内手段(74)
    を当接したもとで、前記上ロール(16)を基準位置(C0)か
    ら距離(C2)まで下降させると共に該上ロール(16)を傾動
    した後、前記上ロール(16)と2つの下ロール(22,24)と
    を同時に正転駆動および逆転駆動して該金属板(18)を円
    弧状辺(18c)に沿う弧状に送りつつ円錐曲げを行なうこ
    とを特徴とする金属板の円錐曲げ加工方法。
  3. 【請求項3】 中心軸を通る垂線(S0)に沿って昇降可能
    でかつ傾動可能に設けた上ロール(16)と、この上ロール
    (16)の中心線を通る垂線(S0)を挟んで被加工材料の入側
    と出側とに夫々配設した2つの下ロール(22,24)とから
    なり、これら上ロール(16)と2つの下ロール(22,24)と
    の間に被加工材料である扇形の金属板(18)を通過させ
    て、該金属板(18)に所要の円錐曲げを付与する円錐曲げ
    加工装置において、 前記金属板(18)における一方の円弧状辺(18c)に当接す
    る起立姿勢と当接しない傾倒姿勢とに傾動可能な案内手
    段(30,32)と、 前記2つの下ロール(22,24)の間に形成される空間に昇
    降および回転自在に配設されると共に傾動可能な回転軸
    (50)と、 前記回転軸(50)の軸方向に位置調整自在に配設されて一
    体的に回転し、該回転軸(50)の上昇時に前記金属板(18)
    のパスライン(PL)より僅か上方に延出して該金属板(18)
    に当接可能な計測ロール(44)と、 前記回転軸(50)に接続され、前記金属板(18)における前
    進方向または後退方向の送り量に応じたパルスを発生す
    る回転パルス発生手段(68)とを備え、 前記計測ロール(44)は、前記金属板(18)の移動方向と交
    差する幅方向の略中央に当接するよう設定されることを
    特徴とする金属板の円錐曲げ加工装置。
JP25394096A 1996-09-03 1996-09-03 金属板の円錐曲げ加工方法および装置 Expired - Fee Related JP3834704B2 (ja)

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