JP3480726B2 - 溶接形鋼角度矯正装置 - Google Patents

溶接形鋼角度矯正装置

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JP3480726B2
JP3480726B2 JP2001216037A JP2001216037A JP3480726B2 JP 3480726 B2 JP3480726 B2 JP 3480726B2 JP 2001216037 A JP2001216037 A JP 2001216037A JP 2001216037 A JP2001216037 A JP 2001216037A JP 3480726 B2 JP3480726 B2 JP 3480726B2
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靖利 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、左右の上ロール
支持フレームの先端側にそれぞれ支持される左右の上ロ
ールと下ロールの間に矯正部材を挿入し、下ロールの液
圧シリンダにて昇降加圧し矯正部材のフランジの歪み矯
正を行う装置に係り、特に、矯正部材のウェブの最下端
側を挟持して保持ガイドするウェブガイドロールに少な
くとも2列以上のロールを並設し、昇降する搬入コンベ
ア及び搬出コンベアによって矯正部材を水平状態で矯正
装置本体に挿入及び搬出して、矯正部材のウェブの角度
の倒れを可及的に小さくする溶接形鋼角度矯正装置に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば溶接T形鋼、I形鋼、H形
鋼などの製作溶接時に部材フランジに熱影響による傘歪
み及びウェブに対して角度の倒れが発生する。この熱歪
みの除去方法として出願人の特許(第466750号、
第499205号)の歪み矯正装置が知られている。こ
の特許に係る歪み矯正装置では、本体フレームに設けた
左右の上ロールと下ロールの間に矯正部材を挿入し、下
ロールの液圧シリンダにて昇降加圧しフランジの歪み矯
正を行っている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、前記特許の
歪み矯正装置にあっては、フランジの傘歪みの矯正は行
えたが、ウェブの角度の倒れについては角度矯正ができ
なかった。このため、このウェブの角度の倒れの角度矯
正方法として、一般的にガスバーナーによる過熱急冷に
よる方法が行われているが、この方法では多くのガス、
酸素及び冷却水が必要で、修正に多大の時間とコストが
掛かっていた。 【0004】この発明は、上記のような課題に鑑み、そ
の課題を解決すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、矯正部材のウェブの最下端側を挟持し
て保持ガイドするウェブガイドロールに少なくとも2列
以上のロールを並設し、昇降する搬入コンベア及び搬出
コンベアによって矯正部材を水平状態で矯正装置本体に
挿入及び搬出して、矯正部材のウェブの角度の倒れを可
及的に小さくして、ウェブの角度の矯正作業の時間短縮
と作業コストの低減を図ることのできる溶接形鋼角度矯
正装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、矯正部材の搬入方向に対して
左右の上ロール支持フレームの矯正部材を挟んで対峙す
る先端側にそれぞれ支持される左右の上ロールと下ロー
ルの間に矯正部材を挿入し、下ロールの液圧シリンダに
て昇降加圧し矯正部材の歪み矯正を行う矯正装置本体
と、該矯正装置本体の前後に配置された矯正部材の搬入
コンベア及び搬出コンベアとを備えた装置であって、矯
正部材の搬入方向に対して前後方向となる各上ロールの
前後両側に、矯正部材のウェブの最下端側を左右両側か
ら挟持して保持ガイドする各ウェブガイドロールを矯正
部材のウェブを挟んでそれぞれ対峙して矯正部材のウェ
ブに対して進退自在及び昇降自在に配置すると共に、
正部材の前端側及び後端側を少なくとも2点以上で保持
すべく各ウェブガイドロールを構成するロールを各上ロ
ールの前後両側に矯正部材の搬入方向に対して前後方向
に少なくとも2列以上並設し、搬入コンベア及び搬出コ
ンベアを昇降自在に設け、搬入コンベアから矯正部材を
水平状態で矯正装置本体に搬入させ、矯正装置本体から
矯正部材を水平状態で搬出コンベアに搬出させるように
して、各ウェブガイドロールの各ロールの最下端が矯正
部材のウェブの最下端側を挟持でき、矯正部材のウェブ
の角度の倒れを可及的に小さくする手段よりなるもので
ある。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、図面に記載の発明の実施の
形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。こ
こで、図1は溶接形鋼角度矯正装置の全体側面図、図2
は溶接形鋼角度矯正装置の全体平面図、図3は矯正装置
本体の正断面図、図4は矯正装置本体の側断面図、図5
は矯正装置本体の平断面図、図6はウェブガイドロール
の平面図、図7はウェブガイドロールの側断面図、図8
はフランジガイドロールの側断面図、図9は搬入コンベ
アの端部側断面図、図10は搬入コンベアの端部平断面
図、図11は搬入コンベアの搬送ロールの正断面図、図
12は搬入コンベアの昇降ロールの正断面図、図13は
搬出コンベアの端部側断面図、図14は搬出コンベアの
端部平断面図、図15は搬出コンベアの搬送ロールの正
断面図、図16は搬出コンベアの昇降ロールの正断面図
である。 【0007】図において、溶接形鋼角度矯正装置は、矯
正装置本体1と、矯正装置本体1の前方側に配置された
搬入コンベア5と、矯正装置本体1の後方側に配置され
た搬出コンベア6とから構成されている。矯正装置本体
1には左右の上ロール2、下ロール3、2列以上並設さ
れるロール41を備えたウェブガイドロール4などが設
けられている。 【0008】左右の上ロール2は回転円周側面の最下面
側が上からフランジbの左右側を押圧して下側の下ロー
ル3と協動して上下から挟圧して溶接歪みを矯正するも
のである。左右の各上ロール2は左右の上ロール支持フ
レーム21の先端側にそれぞれ回転自在に支持されてい
る。 【0009】左右の各上ロール2は略水平軸回りに回転
するもので、各上ロール2の略水平状に延設された回転
軸の一端は、上ロール支持フレーム21の先端側に固設
されて支持されている。各上ロール2はその回転円周側
面が矯正部材aの挿入方向に平行に取り付けられてい
る。つまり各上ロール2の回転軸は矯正部材aの挿入方
向に対して直交方向に取り付けられている。 【0010】先端側に上ロール2が取り付けられた左右
の各上ロール支持フレーム21は、挿入される矯正部材
aを挟んで対峙するように矯正装置本体1に取り付けら
れている。また、左右の上ロール支持フレーム21は、
中央の矯正部材aに対して前進及び後退自在に矯正装置
本体1に取り付けられている。 【0011】また、左右の各上ロール支持フレーム21
の上方の矯正装置本体1側には、上ロール支持フレーム
21を介して上ロール2を下向きに押圧する上ロール押
圧用昇降油圧シリンダ22が配置されている。 【0012】上ロール押圧用昇降油圧シリンダ22は、
上ロール支持フレーム21の先端側上面を直接下向きに
押圧することによって、上ロール支持フレーム21の先
端側を下向きに傾動させて、先端側の上ロール2を下向
きに移動させて上ロール2でフランジb面を押圧する構
造になっている。 【0013】この場合、左右の上ロール2は、その押圧
力は任意に調整可能な構造になっており、このため、左
右の上ロール押圧用昇降油圧シリンダ22は、上ロール
2を押圧する力は左右でそれぞれ別々に調整可能になっ
ている。 【0014】左右の各上ロール支持フレーム21の両側
には、ウェブcの両側を挟んでガイドするウェブガイド
ロール4が、挿入される矯正部材aを挟んで対峙するよ
うに矯正装置本体1の合計4箇所に昇降自在にそれぞれ
取り付けられている。 【0015】また、各1箇所のウェブガイドロール4に
は、ウェブcの側面に当接する少なくとも2列以上のロ
ール41が矯正部材aの進行方向の前後方向に向けて並
設される。この実施の形態では各1箇所のウェブガイド
ロール4には、矯正部材aの進行方向の前後方向に向け
て2列のロール41が並設されている。 【0016】さらに、各1箇所のウェブガイドロール4
には、前後方向と共に上下方向にも2個のロール41が
並設されている。つまり、この実施の形態では各1箇所
のウェブガイドロール4には、前後方向に2列及び上下
方向に2列の合計で4個のロール41が配置されてい
る。 【0017】ウェブcの両側を直接挟んでガイドする各
ロール41は、垂直軸回りに回転自在となっている。各
ロール41は進行するウェブcとの摩擦によって回転す
るもので、各ロール41を強制的に回転駆動させる駆動
源は備えていない。 【0018】ところで、各1箇所のウェブガイドロール
4に、矯正部材aの進行方向の前後方向に向けて少なく
とも2列以上のロール41が並設されるのは、次の理由
によるものである。 【0019】矯正部材aの中間部分をガイドする場合に
は、上ロール支持フレーム21を挟んで前後に配置され
た前後の2対のウェブガイドロール4で挟んでガイドで
きるため、各1箇所のウェブガイドロール4はロール4
1が1個の場合でも矯正部材aを傾かせることなくガイ
ドすることができる。 【0020】これに対して、矯正部材aの前端側をガイ
ドする場合、最前端が上ロール2で押圧されて矯正され
る際には、当然であるが上ロール2の前方側のウェブガ
イドロール4まで矯正部材aの最前端が到達していな
い。このため。矯正部材aは、上ロール2の前方側の一
対のウェブガイドロール4でガイドされず、上ロール2
の後方側の一対のウェブガイドロール4で挟まれてガイ
ドされているに過ぎない。 【0021】このとき、上ロール2の前方側の一対のウ
ェブガイドロール4が従来のようにそれぞれ1個のロー
ル41からなっている場合には、左右各1個のロール4
1による1点保持で矯正部材aの前端側ウェブcの両側
を挟んでガイドすることになり、左右の上ロール2の押
圧力が左右で異なる場合には矯正部材aの前端側の保持
ガイドは不充分となり、矯正部材aの前端側は押圧力が
強い側に傾き易くなる欠点がある。 【0022】これに対して、矯正部材aの移動方向の前
後方向に2列以上のロール41が左右の各ウェブガイド
ロール4に配置されている場合には、左右の上ロール2
の押圧力が左右で異なる場合でも矯正部材aの前端側は
少なくとも2点以上で保持されることになるため、矯正
部材aが上ロール2により左右で異なる押圧力を受けて
も簡単に傾くことはない。 【0023】同様に、矯正部材aの後端側をガイドする
場合、最後端が上ロール2で押圧されて矯正される際に
は、当然であるが上ロール2の後方側のウェブガイドロ
ール4を矯正部材aの最後端は既に通過済みである。こ
のため。矯正部材aは、上ロール2の後方側の一対のウ
ェブガイドロール4でガイドされず、上ロール2の前方
側の一対のウェブガイドロール4で挟まれてガイドされ
ているに過ぎない。 【0024】このとき、上ロール2の前方側の一対のウ
ェブガイドロール4が従来のようにそれぞれ1個のロー
ル41からなっている場合には、左右各1個のロール4
1による1点保持で矯正部材aの後端側ウェブcの両側
を挟んでガイドすることになり、左右の上ロール2の押
圧力が左右で異なる場合には矯正部材aの後端側の保持
ガイドは不充分となり、矯正部材aの後端側は押圧力が
強い側に傾き易くなる欠点がある。 【0025】これに対して、矯正部材aの移動方向の前
後方向に2列以上のロール41が左右の各ウェブガイド
ロール4に配置されている場合には、左右の上ロール2
の押圧力が左右で異なる場合でも矯正部材aの後端側は
少なくとも2点以上で保持されることになるため、矯正
部材aが上ロール2により左右で異なる押圧力を受けて
も簡単に傾くことはない。 【0026】左右の一方側のウェブガイドロール4の後
部側には、これを矯正部材aに向けて進退動させるウェ
ブガイド出入用油圧シリンダ42が配置されている。ま
た、これと対峙する他方側のウェブガイドロール4の後
部側には、これを矯正部材aに向けて手動で進退動させ
るウェブガイド出入用手動型調節装置43が配置されて
いる。 【0027】ウェブガイド出入用手動型調節装置43
は、矯正装置本体1に取り付けられた支持盤43a、先
端に2列のロール41が連結され支持盤43aの貫通螺
子孔に螺入して貫通した螺子棒43b、螺子棒43bの
後端に取り付けられたハンドル43cから構成されてい
る。 【0028】ウェブガイド出入用手動型調節装置43
は、ハンドル43cを回すことによって螺子棒42bが
螺子運動によって矯正部材aに向けて進退動し、その先
端の2列のロール41を矯正部材aのウェブcに向けて
移動させる構造になっている。 【0029】中央の下ロール3は、回転円周側面の最上
面側が下からフランジbの中央側を押圧して上側の左右
の上ロール2と協動して上下から挟圧して溶接歪みを矯
正するものである。下ロール3は矯正装置本体1の下部
中央に昇降可能に取り付けられている。 【0030】下ロール3は略水平軸回りに回転するもの
で、下ロール3はその回転円周側面が矯正部材aの挿入
方向に平行に取り付けられている。つまり下ロール3の
回転軸は矯正部材aの挿入方向に対して直交方向に取り
付けられている。下ロール3の一側方には下ロール3を
回転駆動させる減速電動機31が設置されている。 【0031】また、減速電動機31の駆動回転軸と下ロ
ール3の回転軸とを連結する回転伝動軸31aが設けら
れている。回転伝動軸31aの両端側は屈曲可能になっ
ていて、昇降する下ロール3に対して回転伝動軸31a
は追従可能になっている。 【0032】また、下ロール3の下側には、下ロール3
を昇降する下ロール押圧用昇降油圧シリンダ32が配置
されている。下ロール押圧用昇降油圧シリンダ32は、
下ロール3を上昇させることによって、下ロール3の回
転円周側面の最上面でフランジb面を下側から押圧させ
る構造になっている。 【0033】左右の各上ロール支持フレーム21の両側
でしかもウェブガイドロール4の両外側には、フランジ
ガイドロール33が挿入される矯正部材aを挟んで対峙
するように矯正装置本体1にそれぞれ取り付けられてい
る。フランジガイドロール33は、矯正部材aのフラン
ジbの側端を押圧して、矯正装置本体1に対する矯正部
材aの取り付け位置を調節する装置である。 【0034】フランジガイドロール33は、矯正装置本
体1に取り付けられた支持盤33a、支持盤33aの貫
通螺子孔に螺入して貫通した螺子棒33b、螺子棒33
bの先端に取り付けられフランジbの側端を押圧ガイド
するロール33c、螺子棒33bの後端に取り付けられ
たハンドル33dから構成されている。フランジガイド
ロール33は、ハンドル33dを回すことによって螺子
棒33bが螺子運動によって矯正部材aに向けて進退動
し、その先端のロール33cを矯正部材aのフランジb
に向けて移動させる構造になっている。 【0035】搬入コンベア5は、矯正部材aを矯正装置
本体1に搬入するコンベアで例えばロールコンベアから
構成されている。搬入コンベア5は昇降自在になってお
り、矯正装置本体1に搬入する矯正部材aの高さを調整
して、常に水平な状態で矯正部材aを矯正装置本体1に
搬入できる構造になっている。 【0036】昇降自在な搬入コンベア5は、平行に配置
された2本の支持桁51、2本の支持桁51を支える複
数の支柱52、2本の支持桁51間にコンベア5の長さ
方向に適当間隔で配置された複数の搬送ロール53と昇
降ロール54、複数の各昇降ロール54を昇降させる昇
降ロール昇降用油圧シリンダ55、複数の各搬送ロール
53を回転させる減速電動機56などから構成されてい
る。搬送ロール53と昇降ロール54は端部を除いて交
互に配置されている。 【0037】搬送ロール53はその両端が支持桁51上
に取り付けられた軸受けに軸支されている。各搬送ロー
ル53は両端部を除く中間部分は太径になっている。各
搬送ロール53は減速電動機56の駆動力で矯正部材a
を前方の矯正装置本体1に向けて搬送する方向に回転す
る。減速電動機56からの駆動力は動力伝達チェーンな
どを通じて各搬送ロール53に伝達される。 【0038】昇降ロール54はその両端が両支持アーム
54aの先端側面に回転自在に軸支されている。両支持
アーム54aは水平に近い角度で両支持アーム54aの
基端が作動回転軸54bに固設されていて、この作動回
転軸54bが回転するとその回転角度に応じて両支持ア
ーム54aは水平状から上下方向に傾動し、その先端の
昇降ロール54を昇降させる。 【0039】作動回転軸54bはその両端が支持桁51
上に取り付けられた軸受けに軸支されている。作動回転
軸54bはその中央寄りの両側に下向きに作動アーム5
4cが取り付けられており、両作動アーム54cの上端
は作動回転軸54bに固設されている。両作動アーム5
4cの下端内側面は、前後方向に延設された棒状の作動
杆54dの両側面に回転可能にピン連結されている。 【0040】作動杆54dの一端は昇降ロール昇降用油
圧シリンダ55のピストンロッド55aの先端に連結さ
れている。昇降ロール昇降用油圧シリンダ55は左右の
支柱間に横設された横桁の中央上面に支持された軸受け
に上下向きに回転自在に軸支されている。 【0041】昇降ロール昇降用油圧シリンダ55のピス
トンロッド55aが前後方向に伸縮することで、作動杆
54dは前後方向に移動し、作動杆54dが前後方向に
移動することで、作動アーム54cは作動回転軸54b
を中心としてその下端側が前後方向に移動し、作動回転
軸54bを回転させて支持アーム54aの先端側の昇降
ロール54を昇降させる機構になっている。 【0042】搬出コンベア6は、矯正部材aを矯正装置
本体1から搬出するコンベアで例えばロールコンベアか
ら構成されている。搬出コンベア6は昇降自在になって
おり、矯正装置本体1から搬出する矯正部材aの高さを
調整して、常に水平な状態で矯正部材aを矯正装置本体
1から搬出できる構造になっている。 【0043】昇降自在な搬出コンベア6は、平行に配置
された2本の支持桁61、2本の支持桁61を支える複
数の支柱62、2本の支持桁61間にコンベア6の長さ
方向に適当間隔で配置された複数の搬送ロール63と昇
降ロール64、複数の各昇降ロール64を昇降させる昇
降ロール昇降用油圧シリンダ65、複数の各搬送ロール
63を回転させる減速電動機66などから構成されてい
る。搬送ロール63と昇降ロール64は端部を除いて交
互に配置されている。 【0044】搬送ロール63はその両端が支持桁61上
に取り付けられた軸受けに軸支されている。各搬送ロー
ル63は両端部を除く中間部分は太径になっている。各
搬送ロール63は減速電動機66の駆動力で矯正部材a
を前方の矯正装置本体1に向けて搬送する方向に回転す
る。減速電動機66からの駆動力は動力伝達チェーンな
どを通じて各搬送ロール63に伝達される。 【0045】昇降ロール64はその両端が両支持アーム
64aの先端側面に回転自在に軸支されている。両支持
アーム64aは水平に近い角度で両支持アーム64aの
基端が作動回転軸64bに固設されていて、この作動回
転軸64bが回転するとその回転角度に応じて両支持ア
ーム64aは水平状から上下方向に傾動し、その先端の
昇降ロール64を昇降させる。 【0046】作動回転軸64bはその両端が支持桁61
上に取り付けられた軸受けに軸支されている。作動回転
軸64bはその中央寄りの両側に下向きに作動アーム6
4cが取り付けられており、両作動アーム64cの上端
は作動回転軸64bに固設されている。両作動アーム6
4cの下端内側面は、前後方向に延設された棒状の作動
杆64dの両側面に回転可能にピン連結されている。 【0047】作動杆64dの一端は昇降ロール昇降用油
圧シリンダ65のピストンロッド65aの先端に連結さ
れている。昇降ロール昇降用油圧シリンダ65は左右の
支柱間に横設された横桁の中央上面に支持された軸受け
に上下向きに回転自在に軸支されている。 【0048】昇降ロール昇降用油圧シリンダ65のピス
トンロッド65aが前後方向に伸縮することで、作動杆
64dは前後方向に移動し、作動杆64dが前後方向に
移動することで、作動アーム64cは作動回転軸64b
を中心としてその下端側が前後方向に移動し、作動回転
軸64bを回転させて支持アーム64aの先端側の昇降
ロール64を昇降させる機構になっている。 【0049】次に、上記発明の実施の形態の構成に基づ
く作用について以下説明する。矯正部材aをクレーンで
吊って搬入コンベア5の搬送ロール53上に載せた後、
減速電動機56の駆動力によって各搬送ロール53を同
一方向に回転させる。各搬送ロール53の回転により、
各搬送ロール53で支持された矯正部材aを前方に向か
って移動させる。 【0050】矯正部材aの前端側を矯正装置本体1に挿
入させ後、フランジガイド33のハンドル33cを回し
て、矯正部材aのフランジbの側端を両側から押圧して
幅方向に移動させながら微調整して、矯正部材aを左右
の上ロール2と下ロール3の間の正しい位置にセットす
る。 【0051】また、矯正部材aの矯正装置本体1への挿
入に先立ち、手動側のウェブガイドロール4を中央の矯
正部材aに向かって移動させておく。この移動は手動側
の上ロール支持フレーム21の後部に設けられたウェブ
ガイド出入用手動型調節装置43のハンドル43cの操
作によって行われる。このとき、手動側のウェブガイド
ロール4のロール41の先端が矯正ウェブcの板厚の半
分の位置になるようにハンドル43cで微調整する。 【0052】その後、矯正部材aの前端側を手前側のウ
ェブガイドロール4と上ロール2との間に挿入させると
共に、上ロール2の最下面基準に矯正部材aのフランジ
bの板厚を合わせるために、搬入コンベア5の昇降ロー
ル54を昇降ロール昇降用油圧シリンダ55を駆動させ
て昇降させ、矯正部材aが水平な状態で搬入コンベア5
から矯正装置本体1に挿入されるように調整する。この
ため、矯正部材aが傾いて矯正装置本体1に挿入される
ことに起因するトラブル、ロール41がウェブcの最下
端側を挟持できないことによるウェブcの芯ずれの増大
を防ぐことができる。 【0053】そして、ウェブガイド出入用油圧シリンダ
42を駆動させて手前側のウェブガイドロール4を矯正
部材aの前端側のウェブcの側面に向けて移動させる。
移動したウェブガイドロール4の2列のロール41の先
端はウェブcの側面に当接して押圧する。矯正部材aの
前端側のウェブcの両側面は、2列のロール41によっ
て両側から挟圧されて保持される。つまり2点で保持さ
れる。 【0054】このとき、矯正部材aの進行方向の前後方
向に位置する両ウェブガイドロール4のロール41の最
下端は、矯正部材aが水平に挿入されるために、矯正部
材aが傾いて挿入される場合に比べて、矯正部材aのウ
ェブcの最下端側の同一高さ部分を挟圧して保持するこ
とが可能となる。このため、2列のロール41の最下端
が可能な限りウェブcの最下端近傍にくるように、両側
のウェブガイドロール4の高さを微調整しておく。 【0055】この後、下ロール押圧用昇降油圧シリンダ
32を駆動させて、下ロール3を上向きに上昇させる。
上昇する下ロール3の回転円周側面の最上面が矯正部材
aのフランジbの下面側を上向きに押圧する。 【0056】また、これに合わせて左右の上ロール2の
最下面で矯正部材aのフランジb上面を下向きに押圧さ
せる。このとき、矯正部材aのフランジbの歪みの状態
によって、左右の上ロール2による押圧力を左右で異な
る大きさにする。フランジbの歪み変形が大きい側を押
圧する上ロール2は高い圧力で押圧する。 【0057】その後、減速電動機31を駆動させると、
減速電動機31の回転駆動力は回転伝動軸31aを通じ
て伝達されて下ロール3を回転させる。回転する下ロー
ル3の回転円周側面の最上面はフランジbの下面を上向
きに押圧する。一方、左右の上ロール2は異なる圧力
で、回転円周側面の最下面の前面がフランジbの上面を
下向きに押圧する。また、下ロール3の回転によって矯
正部材aが移動すると、フランジbの上面を押圧する上
ロール2は摩擦によって移動方向に回転する。 【0058】このように、矯正部材aの移動方向の前後
方向に2列以上のロール41が左右の各ウェブガイドロ
ール4に配置されているので、左右の上ロール2の押圧
力が左右で異なる場合でも矯正部材aの前端側は少なく
とも2点以上で保持されることになるため、矯正部材a
のフランジbの前端側が上ロール2により左右で異なる
押圧力を受けてもウェブcが簡単に傾くことはない。 【0059】また、上ロール2によって押圧されてフラ
ンジbが矯正される場合、フランジbが溶接されている
ウェブcの最下端側はフランジbの矯正変形方向と同じ
方向に曲がって、ウェブcは芯ずれを起こすことになる
が、各ウェブガイドロール4の各ロール41はウェブc
の最下端を挟圧して保持するために、ウェブcの角度の
倒れを可及的に小さくしてその芯ずれを可能な限り小さ
くすることができる。 【0060】また、矯正部材aの後端側が矯正装置本体
1から搬出される際、矯正部材aの移動方向の前後方向
に2列のロール41が左右の各ウェブガイドロール4に
配置されているので、左右の上ロール2の押圧力が左右
で異なる場合でも矯正部材aの後端側は少なくとも2点
以上で保持されることになるため、矯正部材aのフラン
ジbの後端側が上ロール2により左右で異なる押圧力を
受けてもウェブcが簡単に傾くことはない。 【0061】矯正装置本体1で矯正された矯正部材aは
反対側から搬出コンベア6上に搬出される。このとき、
搬出コンベア6の昇降ロール64は、矯正装置本体1の
上ロール2の回転円周側面の最下面よりフランジbの板
厚分だけ低くなるようにその高さが事前に調整されてい
るので、矯正部材aは矯正装置本体1から水平状態で搬
出される。このため、矯正部材aが傾いて矯正装置本体
1から搬出されることに起因するトラブル、ロール41
の最下端がウェブcの最下端側を挟持できないことによ
るウェブcの角度の倒れを可及的に小さくしてその芯ず
れの増大を防ぐことができる。 【0062】なお、この発明は上記発明の実施の形態に
限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない
範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。 【0063】 【発明の効果】以上の記載より明らかなように、この発
明に係る溶接形鋼角度矯正装置によれば、矯正部材のウ
ェブの最下端側を挟持して保持ガイドするウェブガイド
ロールに少なくとも2列以上のロールを並設し、昇降す
る搬入コンベア及び搬出コンベアによって矯正部材を水
平状態で矯正装置本体に挿入及び搬出することにより、
左右の上ロールの押圧力が左右で異なる場合でも矯正部
材の前端側及び後端側は少なくとも2点以上で保持され
ることになるため、矯正部材のフランジの前端側及び後
端側が上ロールにより左右で異なる押圧力を受けてもウ
ェブが簡単に傾くのを防ぐことができ、しかも、矯正部
材は矯正装置本体に対して水平状態で搬出入されるの
で、ロールの最下端が矯正部材のウェブの最下端側を挟
持でき、これによりウェブの角度の倒れを可及的に小さ
くでき、矯正部材のウェブの芯ずれを小さくすることが
できる。このように、矯正部材のウェブの角度の倒れを
可及的に小さくすることができるので、多くのガス、酸
素及び冷却水が必要で修正にも多大の時間とコストが掛
かる従来のガスバーナーによる過熱急冷方法によるウェ
ブの角度倒れの矯正作業を不要にでき、作業時間の短縮
及び作業コストの低減を図ることができる等、極めて新
規的有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施の形態を示す溶接形鋼角度矯正
装置の全体側面図である。 【図2】この発明の実施の形態を示す溶接形鋼角度矯正
装置の全体平面図である。 【図3】この発明の実施の形態を示す矯正装置本体の正
断面図である。 【図4】この発明の実施の形態を示す矯正装置本体の側
断面図である。 【図5】この発明の実施の形態を示す矯正装置本体の平
断面図である。 【図6】この発明の実施の形態を示すウェブガイドロー
ルの平面図である。 【図7】この発明の実施の形態を示すウェブガイドロー
ルの側断面図である。 【図8】この発明の実施の形態を示すフランジガイドロ
ールの側断面図である。 【図9】この発明の実施の形態を示す搬入コンベアの端
部側断面図である。 【図10】この発明の実施の形態を示す搬入コンベアの
端部平断面図である。 【図11】この発明の実施の形態を示す搬入コンベアの
搬送ロールの正断面図である。 【図12】この発明の実施の形態を示す搬入コンベアの
昇降ロールの正断面図である。 【図13】この発明の実施の形態を示す搬出コンベアの
端部側断面図である。 【図14】この発明の実施の形態を示す搬出コンベアの
端部平断面図である。 【図15】この発明の実施の形態を示す搬出コンベアの
搬送ロールの正断面図である。 【図16】この発明の実施の形態を示す搬出コンベアの
昇降ロールの正断面図である。 【図17】(A)はこの発明の場合のウェブの角度の倒
れを示す説明図である。(B)は従来の場合のウェブの
角度の倒れを示す説明図である。 【図18】(A)はこの発明の場合の矯正部材の前端側
の傾きを示す説明図である。(B)は従来の場合の矯正
部材の前端側の傾きを示す説明図である。 【図19】(A)はこの発明の場合の矯正部材の水平状
態での搬入を示す説明図である。(B)は従来の場合の
矯正部材の傾斜状態での搬入を示す説明図である。 【符号の説明】 1 矯正装置本体 2 上ロール 21 上ロール支持フレーム 22 上ロール押圧用昇降油圧シリンダ 3 下ロール 31 減速電動機 31a 回転伝動軸 32 下ロール押圧用昇降油圧シリンダ 33 フランジガイドローラ 33a 支持盤 33b 螺子棒 33c ロール 33d ハンドル 4 ウェブガイドロール 41 ロール 42 ウェブガイド出入用油圧シリンダ 43 ウェブガイド出入用手動型調節装置 43a 支持盤 43b 螺子棒 43c ハンドル 5 搬入コンベア 51 支持桁 52 支柱 53 搬送ロール 54 昇降ロール 54a 支持アーム 54b 作動回転軸 54c 作動アーム 54d 作動杆 55 昇降ロール昇降用油圧シリンダ 55a ピストンロッド 56 減速電動機 6 搬出コンベア 61 支持桁 62 支柱 63 搬送ロール 64 昇降ロール 64a 支持アーム 64b 作動回転軸 64c 作動アーム 64d 作動杆 65 昇降ロール昇降用油圧シリンダ 65a ピストンロッド 66 減速電動機 a 矯正部材 b フランジ c ウェブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−126334(JP,A) 特開 平11−226645(JP,A) 実開 昭58−33113(JP,U) 実開 昭57−20016(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 3/05

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 矯正部材の搬入方向に対して左右の上ロ
    ール支持フレームの矯正部材を挟んで対峙する先端側に
    それぞれ支持される左右の上ロールと下ロールの間に矯
    正部材を挿入し、下ロールの液圧シリンダにて昇降加圧
    し矯正部材の歪み矯正を行う矯正装置本体と、該矯正装
    置本体の前後に配置された矯正部材の搬入コンベア及び
    搬出コンベアとを備えた装置であって、矯正部材の搬入
    方向に対して前後方向となる各上ロールの前後両側に、
    矯正部材のウェブの最下端側を左右両側から挟持して保
    持ガイドする各ウェブガイドロールを矯正部材のウェブ
    を挟んでそれぞれ対峙して矯正部材のウェブに対して進
    退自在及び昇降自在に配置すると共に、矯正部材の前端
    側及び後端側を少なくとも2点以上で保持すべく各ウェ
    ブガイドロールを構成するロールを各上ロールの前後両
    側に矯正部材の搬入方向に対して前後方向に少なくとも
    2列以上並設し、搬入コンベア及び搬出コンベアを昇降
    自在に設け、搬入コンベアから矯正部材を水平状態で矯
    正装置本体に搬入させ、矯正装置本体から矯正部材を水
    平状態で搬出コンベアに搬出させるようにして、各ウェ
    ブガイドロールの各ロールの最下端が矯正部材のウェブ
    の最下端側を挟持でき、矯正部材のウェブの角度の倒れ
    を可及的に小さくすることを特徴とする溶接形鋼角度矯
    正装置。
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