JP3156378B2 - ハニカム板の曲げ加工装置 - Google Patents

ハニカム板の曲げ加工装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は平板状のハニカム板を湾
曲状態に曲げるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ハニカム板は蜂の巣状の
コア材の両側に面板を取り付けた積層構造の板材であっ
て、無垢の板材に比して軽量でありながら高強度である
といった性質を有していることから、従来より各種分野
で広く用いられている。
【0003】ところで、平板状の金属製ハニカム板をた
とえば円筒形状の容器の壁体として用いる場合、既に曲
げ加工された面板間にコア材をセットし、一体にろう付
けして湾曲板を作成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、無垢の金属平板
の曲げ加工に用いられるベンディングローラを用いてハ
ニカム板を曲げ加工しようとした場合、曲げ加工の際に
ハニカム板に局所的な集中荷重が加わるのでコア材に剪
断力が作用してしまい、それによってコア材が座屈して
潰れてしまうことがあり、このため、従来においてはハ
ニカム板をあまり大きな曲率にまでは精度良く曲げるこ
とができないものであった。
【0005】本発明は上記事情に鑑み、コア材を座屈さ
せることなくハニカム板を精度良く曲げることのできる
有効な装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、平板状のハニカム板を湾曲状態に曲げるための装置
であって、互いに離接する方向に移動自在に対向配置さ
れてそれらの先端部にハニカム板の両端部がそれぞれ固
着されることによりそれらの間にハニカム板が装着され
る一対の高剛性平板からなる加力板と、各加力板の基部
および先端部をそれぞれハニカム板の幅方向に沿う軸線
を中心として相対回転自在に支持するとともにそれら加
力板の互いに離接する方向への移動を案内するための第
1および第2のスライド機構と、前記第2のスライド機
構を介して加力板の先端部をハニカム板を湾曲させる方
向に変位させるための駆動機構とを具備してなり、前記
駆動機構は前記加力板の先端部を前記第1および第2の
スライド機構の移動方向とは直交する方向に変位させる
ものであることを特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の曲げ加工装置に、両端部がハニカム板の両側縁
部に係合させられることによってハニカム板の幅方向に
沿いかつハニカム板の表面に接する状態でハニカム板に
装着される拘束治具と、ハニカム板の長さ方向に間隔を
おいて複数取り付けられる前記拘束治具の自重がハニカ
ム板に加わることを防止するべくそれら拘束治具を支持
する支持機構とにより構成される反り防止装置を付加し
たものである。
【0008】
【作用】請求項1に記載の発明では、加力板の基部を支
持している第1のスライド機構による支持点が支点とな
るとともに、加力板の先端部を支持している第2のスラ
イド機構による支持点が力点となり、その力点が駆動機
構によって曲げ方向に変位させられることでハニカム板
に曲げ力が加えられて湾曲させられ、それに伴い、加力
板は第1、第2のスライド機構により案内されて互いに
接近する方向に変位していく。その際、ハニカム板には
その長さ方向に均等な一定の曲げモーメントが作用する
が、局所的な集中荷重が加わるようなことはないので剪
断力は作用せず、したがって曲げ加工に際してコア材が
座屈してしまうことがない。
【0009】また、請求項2に記載の発明では、拘束治
具がハニカム板の幅方向の変形を拘束することによって
反りが生じることを防止するとともに、支持機構が拘束
治具を支持することによってその自重がハニカム板に加
わることを防止し、もって、拘束治具を取り付けること
に起因して曲げモーメントが変化したり集中荷重が加わ
って剪断力が作用してしまうことを防止する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1ないし図3は本発明の第1実施例である曲げ
加工装置の概略構成を示すものであって、図中符号1は
加工対象物である平板状の金属製ハニカム板、2はその
ハニカム板1に曲げ力を加えるための一対の加力板、3
はそれら加力板2,2をそれぞれ支持する基台、4はハ
ニカム板1の下方において昇降する昇降フレームであ
る。
【0011】まず、昇降フレーム4は、ハニカム板1の
長さ方向に沿う2本の鋼材4a,4aとそれらに直交し
てハニカム板1の幅方向に沿う2本の鋼材4b,4bと
が矩形枠状に組まれてなるものであって、上記基台3,
3相互間に配置されてジャッキ等の駆動機構5により駆
動されることにより床面から反力をとって昇降するよう
にされている。
【0012】上記加力板2は鋼板等の高剛性を有する板
材により形成されたもので、これら加力板2は、それぞ
れ第1および第2のスライド機構6,7により支持され
かつそれらに案内されることによって互いに離接する方
向すなわちハニカム板1の長さ方向に移動自在に対向配
置され、それら加力板2,2の間にハニカム板1が装着
されるようになっている。
【0013】上記第1のスライド機構6は、基台3上に
ハニカム板1の長さ方向に沿うように設けられたガイド
レール6aと、そのガイドレール6aに沿って移動自在
とされているとともに上下方向の変位は拘束されるスラ
イド部材6bを有している。そして、加力板2の基部の
下面側には、ハニカム板1の幅方向(スライド部材6b
の移動方向に直交する水平方向)に沿う軸8が軸受9に
より支持されて設けられ、その軸8が軸受6cによりス
ライド部材6bに対して相対回転自在に連結されること
によって、加力板2の基部が第1のスライド機構6を介
して基台3に対してスライド自在に連結されたものとな
っている。
【0014】また、上記第2のスライド機構7は、上記
昇降フレーム4を構成している鋼材4a,4a上にそれ
ぞれハニカム板1の長さ方向に沿うように平行に設けら
れたガイドレール7a,7aと、それらのガイドレール
7a,7aに沿って移動自在とされているスライド部材
7b,7bと、それらスライド部材7b,7bを連結固
定している横架材7cを有している。そして、加力板2
の先端部の下面側には、上記軸8と平行とされている軸
10が軸受11により支持されて設けられ、その軸10
が軸受7dにより横架材7cに対して相対回転自在に連
結されることによって、加力板2の先端部が第2のスラ
イド機構7を介して昇降フレーム4に対してスライド自
在に連結されたものとなっている。これにより、昇降フ
レーム4が駆動機構5により昇降すると、加力板2の先
端部は昇降フレーム4および第2のスライド機構7とと
もに昇降するようになっている。
【0015】上記構成の装置により平板状のハニカム板
1を湾曲させるべく曲げ加工を行なうには、まず、図1
および図2に示す如く加力板2,2相互間にハニカム板
1を装着する。この際、ハニカム板1の両端部には予め
鋼板等の高剛性を有する補強板12,12を溶接して取
り付けておき、それらの補強板12,12を加力板2,
2の先端部に多数のボルト、ナットを用いて締結するよ
うになす。
【0016】次いで、駆動機構5を作動させて昇降フレ
ーム4を徐々に上昇させる。これにより、昇降フレーム
4および第2のスライド機構7,7を介して加力板2,
2の先端部は押し上げられていくが、加力板2,2の基
端部は第1のスライド機構6,6により上方への変位は
拘束されているので、加力板2,2はその先端側が持ち
上げられて傾斜状態となり、かつ、加力板2,2は第
1、第2のスライド機構6,7により互いに接近する方
向にスライドすることになり、これによって、図4に示
すようにハニカム板1は上に凸に状態に湾曲させられる
ことになる。そのようにしてハニカム板1を所望の曲率
となるまで塑性変形させて湾曲させたら、ハニカム板1
を補強板12,12ごと加力板2,2から取り外し、補
強板12,12をハニカム板1から切断除去すれば作業
が完了する。
【0017】このように、ハニカム板1を加力板2,2
間に装着して加力板2,2をハニカム板1の長さ方向の
スライドを許容しつつ傾斜状態としてハニカム板1に曲
げ力を加えることにより、ハニカム板1にはその全長に
わたって均等な一定の曲げモーメントが作用するととも
に、ハニカム板1には局所的な集中荷重が加わることが
ないので剪断力が作用することはなく、このため、従来
一般のベンディングローラによる場合のようにハニカム
板1を形成しているコア材が座屈して潰れてしまうよう
なことが防止され、その結果、ハニカム板1を大きな曲
率にまで精度良く湾曲させることが可能である。
【0018】ところで、上記の曲げ加工装置によりハニ
カム板1を曲げた場合、ハニカム板1の剛性や曲率によ
っては、図5に誇張して示しているように鞍形にわずか
に反ってしまうことがある。これは、曲げ加工の際にお
けるハニカム板1の幅方向の変形が下面側(内面側)で
は伸び、上面側(外面側)では縮むことに起因するもの
である。このような現象は無垢の板材を曲げた場合にも
生じるが、ハニカム板1においてはより顕著に生じる。
【0019】そこで、そのような反りが生じることを確
実に防止するべく、たとえば図6ないし図8に示すよう
な拘束治具20を用いと良い。その拘束治具20は、H
型鋼等の鋼材21の両端部にスペーサブロック22,2
2を介してサポートブロック23,23をボルト、ナッ
トにより締結した構成のものであり、図7および図8に
示しているようにハニカム板1の下面(湾曲後に内面側
となる表面)に鋼材21を接触させた状態でサポートブ
ロック23,23をハニカム板1の両側縁部に係止する
ことによってハニカム板1の幅方向に延在するように取
り付けられるものである。符号24はハニカム板1の幅
寸法に応じてスペーサブロック22に対する取り付け位
置が調節される押さえ板である。そして、このような拘
束治具20…を図9および図10に示すようにハニカム
板1の長さ方向に所定間隔をおいて複数(図示例のもの
では8つ)取り付け、その状態で曲げ加工を行なうこと
により、鋼材21の剛性によってハニカム板1の幅方向
の変形が拘束されて図5に示したような反りが生じるこ
とが有効に防止される。
【0020】以上で本発明の第1実施例の曲げ加工装置
と、それに適用して好適な拘束治具について説明した
が、次に、図11および図12を参照して本発明の第2
実施例を説明する。この第2実施例の装置は、上記第1
実施例の曲げ加工装置に対し、上記の拘束治具20を吊
り下げる形態で支持する構成の反り防止装置30を付加
した構成のものである。
【0021】すなわち、上述したように、第1実施例の
曲げ加工装置では上記の拘束治具20を用いることによ
ってハニカム板1の反りを有効に防止できるのである
が、図9および図10に示したように拘束治具20…を
ハニカム板1に対して単に装着することでは、それら拘
束治具20…の自重がハニカム板1に加わることになる
ので、拘束治具20の自重が特に大きいような場合には
曲げ加工の際にハニカム板1に作用する曲げモーメント
が変化して長さ方向で不均等になったり、ハニカム板1
に剪断力が作用してしまって曲げ精度に影響が及ぶ懸念
もある。そこで、本第2実施例の装置では拘束治具20
…を支持機構31により支持する形態の反り防止装置3
0を付加し、拘束治具20…によってハニカム板1の反
りを防止するのみならず、それら拘束治具20…の自重
がハニカム板1に加わることを防止してより高精度の加
工を行なうようにしたのである。
【0022】本第2実施例における反り防止装置30
は、既に説明したように、拘束治具20と、その拘束治
具20…のそれぞれを吊り下げる形態で支持することに
よりその自重をキャンセルするための支持機構31から
なる。支持機構31は、前記昇降フレーム4の周囲に立
設された支柱32aおよびそれらの上端相互間に架け渡
された横架材32bからなるフレーム32と、そのフレ
ーム32の上部の両側位置においてハニカム板1の長さ
方向に沿って設けられたそれぞれ対のチャンネル部材3
3,33に所定間隔をおいて取り付けられている多数の
バネ部材34…とから構成され、各バネ部材34…の一
端に拘束部材20…の一端が連結バー35…を介して連
結されるようになっている。
【0023】上記のバネ部材34は、ぜんまい(発条)
状のもので、図11に実線で示しているように曲げ加工
開始前においては伸びた状態となっているが、ハニカム
板1が湾曲していくにつれて自身の弾性力により自ずと
巻取られていくようになっている。そして、それらバネ
部材34の弾性力により拘束治具20は常に上方に引き
上げられるような力を受けるようになっており、かつ、
バネ部材34の弾性力は拘束治具20の自重をキャンセ
ルし得るように設定されている。これによって、ハニカ
ム板1に装着された拘束治具20…の自重がハニカム板
1に加わることがなく、その結果、ハニカム板1に作用
する曲げモーメントが変化したりハニカム板1に剪断力
が作用してしまうことがなく、より高精度の曲げ加工が
実現される。
【0024】なお、本第2実施例においては、バネ部材
34の一端と連結バー35との連結は、連結バー35に
形成されている連結孔にピン(図示略)を通すことでな
されるが、連結バー35には所定間隔で多数の連結孔が
形成されていて、ハニカム板1が湾曲して拘束部材20
が上方に変位していくにつれて連結バー35に対するバ
ネ部材34の連結位置を漸次下方の連結孔の位置に切り
替えていくようにしている。これにより、曲げ加工が進
行してバネ部材34が巻取られていくにつれて連結バー
35の上部はチャンネル部材33,33間を通過して図
中に鎖線で示す如くフレーム32の上方に突出すること
になる。
【0025】以上で本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記各実施例に限定されるものではなく、適宜の変
形、応用が可能である。たとえば、上記実施例では、ハ
ニカム板1の両端部に予め補強板12を溶接しておき、
その補強板12を加力板2に対して締結するようにした
が、補強板12を省略してハニカム板1を加力板2に対
して直接的に溶接しても良い。その場合は加力板2が補
強板を兼ねることになり、その場合の作業手順として
は、加工するべきハニカム板1の両端部に加力板2,2
を溶接し、各加力板2,2を軸8,10によって第1、
第2のスライド機構6,7に対してそれぞれ取り付けて
加工を行ない、加工後はハニカム板1を加力板2,2ご
と取り外した後、ハニカム板1と加力板2,2とを切り
離す、という手順を採用すると良い。また、拘束治具2
0を用いる場合には、ハニカム板1の寸法や曲率に応じ
てその使用数や取り付け位置を適宜調節すれば良い。さ
らに、第2実施例の装置においては、拘束治具20を支
持する支持機構31にぜんまい状のバネ部材34を用い
るようにしたが、他の形態の弾性部材を用いることもで
きるし、あるいは、拘束治具20の自重をキャンセルで
きるものであればたとえばカウンターウエイトの如き支
持機構を採用しても良い。
【0026】さらになお、上記実施例では、水平に配置
したハニカム板に対して上向きの曲げ力を加えることに
より上に凸となるように湾曲させるようにしたが、装置
全体の天地を逆にした形態として下向きの曲げ力を加え
ることによりハニカム板を下に凸になるように湾曲させ
たり、あるいは、装置全体を立てた形態で設けてハニカ
ム板を側方に湾曲させるように構成することも可能であ
る。
【0027】
【発明の効果】以上で説明したように、請求項1に記載
の発明の曲げ加工装置は、一対の加力板間にハニカム板
を固着し、各加力板の基部および先端部をそれぞれ第1
および第2のスライド機構により互いに離接する方向に
スライド可能かつハニカム板の幅方向に沿う軸線を中心
として相対回転自在に支持するとともに、第2のスライ
ド機構を介して加力板の先端部をハニカム板を湾曲させ
る方向に変位させるべく加力板の先端部を第1および第
2のスライド機構の移動方向とは直交する方向に変位さ
せるための駆動機構を具備した構成であるので、ハニカ
ム板にはその全長にわたって均等な曲げモーメントが作
用するとともに、集中荷重が加わることがないので剪断
力が作用することはなく、このためコア材が座屈して潰
れてしまうようなことが防止され、その結果、ハニカム
板を精度良くしかも大きく湾曲させることが可能である
という優れた効果を奏する。
【0028】また、請求項2に記載の発明の曲げ加工装
置は、両端部がハニカム板の両側縁部に係合してその幅
方向の変形を拘束する拘束治具と、その拘束治具の自重
がハニカム板に加わることを防止するための支持機構と
からなる反り防止装置を備えた構成であるので、曲げ加
工に際して生じる懸念のあるハニカム板の反りを確実に
防止できのみならず、拘束治具を取り付けることに起因
してハニカム板に作用する曲げモーメントが不均等にな
ったり剪断力が作用してしまうといった事態を防止で
き、より高精度の曲げ加工を実現できるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である曲げ加工装置の正面
図である。
【図2】同装置の平面図である。
【図3】同装置の側面図である。
【図4】同装置により曲げ加工を行なった状態を示す正
面図である。
【図5】同装置により曲げられたハニカム板の反りの状
態を誇張して示した斜視図である。
【図6】同装置において用いる拘束治具の斜視図であ
る。
【図7】同拘束治具の正面図である。
【図8】同拘束治具の側面図である。
【図9】同拘束治具を上記装置に適用して曲げ加工を行
なう場合の例を示す正面図である。
【図10】同拘束治具を上記装置に適用して曲げ加工を
行なった状態を示す正面図である。
【図11】本発明の第2実施例である曲げ加工装置の正
面図である。
【図12】同装置の側面図である。
【符号の説明】
1 ハニカム板 2 加力板 4 昇降フレーム 5 駆動機構 6 第1のスライド機構 7 第2のスライド機構 20 拘束治具 30 反り防止装置 31 支持機構。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状のハニカム板を湾曲状態に曲げる
    ための装置であって、互いに離接する方向に移動自在に
    対向配置されてそれらの先端部にハニカム板の両端部が
    それぞれ固着されることによりそれらの間にハニカム板
    が装着される一対の高剛性平板からなる加力板と、各加
    力板の基部および先端部をそれぞれハニカム板の幅方向
    に沿う軸線を中心として相対回転自在に支持するととも
    にそれら加力板の互いに離接する方向への移動を案内す
    るための第1および第2のスライド機構と、前記第2の
    スライド機構を介して加力板の先端部をハニカム板を湾
    曲させる方向に変位させるための駆動機構とを具備して
    なり、前記駆動機構は前記加力板の先端部を前記第1お
    よび第2のスライド機構の移動方向とは直交する方向に
    変位させるものであることを特徴とするハニカム板の曲
    げ加工装置。
  2. 【請求項2】 両端部がハニカム板の両側縁部に係合さ
    せられることによってハニカム板の幅方向に沿いかつハ
    ニカム板の表面に接する状態でハニカム板に装着される
    拘束治具と、ハニカム板の長さ方向に間隔をおいて複数
    取り付けられる前記拘束治具の自重がハニカム板に加わ
    ることを防止するべくそれら拘束治具を支持する支持機
    構とにより構成される反り防止装置が備えられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のハニカム板の曲げ加工
    装置。
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