JPH1075260A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH1075260A
JPH1075260A JP8228600A JP22860096A JPH1075260A JP H1075260 A JPH1075260 A JP H1075260A JP 8228600 A JP8228600 A JP 8228600A JP 22860096 A JP22860096 A JP 22860096A JP H1075260 A JPH1075260 A JP H1075260A
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Tadayuki Yasumoto
格之 安本
Masakazu Ishibashi
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールをコンピュータ通信網から自動的
に受け取ることができる通信端末装置を提供すること。 【解決手段】 電子メールの受信動作を開始させる時刻
または時間間隔毎を設定するための設定キー5aを設け
る。CPU1は、設定キー5aにより設定された時刻ま
たは時間間隔毎にプロバイダ対するダイヤルアップやロ
グイン手順を行わせ、プロバイダに電子メールが届いて
いれば、それを自動的に受信する。また、CPU1は、
操作部5の受信キー5bがONされた場合にも、プロバ
イダに対するダイヤルアップやログイン手順を開始さ
せ、電子メールの自動受信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、インター
ネット等のコンピュータ通信網に接続可能な通信端末装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等のコンピュータ
通信網が普及しつつある。このコンピュータ通信網を利
用すれば、最寄りの契約プロバイダ(コンピュータ通信
網への接続業者)までの通信費用を負担するだけで、日
本国内はもとより海外の通信端末と通信することができ
る。このため、コンピュータ通信網を用いた通信が急速
に発展しつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、コンピュー
タ通信網を利用して電子メールを送信した場合には、一
般に電子メールが送信されたことが積極的に受信側に通
知されない。つまり、コンピュータ通信網を利用するユ
ーザは、通信端末をコンピュータ通信網に接続すること
によって、初めて電子メールの受信があったことを知る
ことができる。従って、送信側がコンピュータ通信網へ
電子メールを送信しても、受信側では自分宛に電子メー
ルの送信があったことを知ることができない。このた
め、コンピュータ通信網の利用者は、適当な時期(例え
ば、毎日定時など)に自ら通信端末をコンピュータ通信
網へ接続し、電子メールが届いているか否かを確認しな
ければならず、その操作が煩雑なものとなっていた。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、電子メールをコンピュ
ータ通信網から自動的に受け取ることができる通信端末
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明においては、コンピュータ
通信網から電子メールを受信するメール受信手段と、時
間を計測するための時計手段と、時刻または時間間隔を
設定するための設定手段と、前記時計手段による時間の
計測に基づき、前記設定手段により設定された時刻また
は時間間隔毎に、前記メール受信手段を起動させる制御
手段とを備えた。
【0006】請求項2に記載の発明においては、コンピ
ュータ通信網から電子メールを受信するメール受信手段
と、前記メール受信手段を起動させるための操作キーと
を備えた。
【0007】請求項3に記載の発明においては、請求項
1または請求項2に記載の発明において、前記メール受
信手段による電子メールの受信後、電子メールを受信し
た旨を示す受信通知書を、電子メールの送信相手に対し
て送信する受信通知手段を備えた。
【0008】従って、請求項1に記載の発明によれば、
設定手段により設定された時間または時間間隔毎に、コ
ンピュータ通信網から電子メールが自動的に受信され
る。請求項2に記載の発明によれば、操作キーを操作す
るだけで、後は自動的に電子メールを受信することがで
きる。
【0009】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または請求項2に記載の発明の作用に加えて、電子メー
ルを受信した旨を示す受信通知書が、電子メールの送信
相手に対して送信される。受信通知書を受信した電子メ
ールの送信者は、電子メールが届いたことを確実に確認
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態について図面を用いて説明する。なお、本実施形態
では、イメージデータを電子メールとして送信するとと
もに、受信した電子メールをイメージデータとして印字
するものとし、コンピュータ通信網としてインターネッ
トを使用するものとする。
【0011】図1に示すように、通信端末装置TはG3
及びG4ファクシミリ通信機能に加え、インターネット
と通信するための機能を備えている。CPU1は、バス
13を介して通信端末装置Tの各部を制御するととも
に、後述する符号化処理、復号化処理、画像変換処理、
バイナリ・テキスト変換処理、メール編集処理、通信手
順処理などのためのソフトウェアを実行する。
【0012】読取部2は、CCD(Charge Coupled Dev
ice)等によって原稿上の画像を読み取って、白黒2値
のイメージデータを出力する。記録部3は、電子写真方
式等のプリンタを備え、他のG3またはG4ファクシミ
リ装置やインターネットから受信したイメージデータを
記録紙上に記録する。
【0013】LCD(Liquid Crystal Display)等より
なる表示部4は、通信端末装置Tの動作状態やイメージ
データの表示を行う。操作部5は、通信端末装置Tを操
作するのに必要なテンキー、短縮ダイヤルキー、ワンタ
ッチダイヤルキー、各種のファンクションキー等を備え
ている。操作部5はさらに、設定手段としての設定キー
5a、受信キー5b及び選択キー5c等の操作キーを備
えている。設定キー5aは、時刻設定(例えば、午前9
時)または時間間隔設定(例えば、1時間)を行うため
のものである。この設定キー5aにより設定された時刻
または時間間隔毎に、電子メールを受信するための動作
が開始されるようになっている。受信キー5bは、電子
メールを受信するための動作を任意な時間に開始させる
ためのものである。選択キー5cは、受信通知書を送信
する際、電子メール通信で行うかあるいはファクシミリ
通信で行うかを選択するためのものである。
【0014】ROM(Read Only Memory)6は、通信端
末装置Tの動作に必要なソフトウェアを記憶している。
RAM(Random Access Memory)7は、SRAM(Stat
ic Random Access Memory)またはフラッシュメモリ
(フラッシュEEPROM;Flash Electrically Erasa
ble Programmable Read Only Memory)等で構成され、
ソフトウェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶
するほか、後述する各種のテーブルT1,T2,T3
(図3参照)を記憶している。本実施形態では、CPU
1、ROM6及びRAM7により制御手段が構成されて
いる。
【0015】イメージメモリ8は、DRAM(Dynamic
Ramdom Access Memory)等で構成され、送信すべきイメ
ージデータや受信したイメージデータを一時的に記憶す
る。DSU(データ回線終端装置;Digital Service Un
it)9は、デジタル回線L1に接続されている。デジタ
ル回線L1上を伝送されるデータは、ベースバンド伝送
方式に従って伝送される。このため、DSU9は、デジ
タル信号としての送信データを電圧の変化に変換してデ
ジタル回線L1上に送出するとともに、デジタル回線L
1上の電圧変化を受信データとしてデジタル信号に変換
する。また、DSU9は、各種のファクシミリ制御信号
を発生、検出する機能も備えている。
【0016】モデム10は、送受信データの変調及び復
調を行うものであり、従来のFAXモデム機能の他にデ
ータモデム機能を備えている。NCU(Network Contro
l Unit)11は、アナログ回線L2の閉結及び開放を行
うとともに、相手先のファックス番号に対応したダイヤ
ルパルスの送出及び着信を検出する機能等を備えてい
る。本実施形態では、CPU1、ROM6、RAM7、
DSU9、モデム10、及びNCU11により、メール
受信手段及び受信通知手段が構成されている。
【0017】時計手段としてのタイマ12は、時間を計
測するために設けられている。図2は、本実施形態にお
ける通信端末装置T内のデータの流れを模式的に示した
ものである。なお、同図において、符号化復号化部2
1、画像変換部22、バイナリ・テキスト変換部23、
メール編集部24、オートダイヤラ25は、CPU1が
ROM6に記憶されたソフトウェアに基づいて実行する
機能を示すものである。
【0018】符号化復号化部21は、イメージデータを
MH(Modified Huffman)方式、MR(Modified REA
D)方式、MMR(Modified MR)方式等の符号化方式に
よって符号化または復号化する。以下、これらの符号化
方式によって符号化されたイメージデータを「G3形式
のイメージデータ」と呼ぶ。イメージメモリ8は、この
G3形式のイメージデータを記憶する。
【0019】画像変換部22は、送信時には、G3形式
のイメージデータをコンピュータで使用される一般的な
画像フォーマットであるTIFF(Tag Image File For
mat)に変換し、受信時にはTIFFからG3形式のイ
メージデータに変換する。ここで、TIFFとは、米国
Aldus社(現在、Adobe Systemsに吸収合併)が提案した
画像ファイルの標準フォーマットであり、標準のデータ
形式を規定するのではなく、画像データの属性をTAG
(タグ)情報として規定している点が特徴である。この
ため、TIFF形式の場合には、画像ファイルの冒頭の
数百バイトに記述されている標準化されたタグ情報を読
むことによってデータの形式を認識することができる。
【0020】また、TIFFは、白黒2値だけでなく、
白黒多値、フルカラー等を扱う様々なClassが定義され
ている。そのなかの1つであるClass Fは、G3形式の
イメージデータを容易に扱えるように定義されたクラス
である。これにより、G3形式のイメージデータの先頭
に、Class FのTIFFヘッダ情報を付加すること等の
簡単な変更によってTIFFに変換することができる。
以下、Class FのTIFFヘッダ情報が付加されたG3
形式のイメージデータを「TIFFイメージデータ」と
呼ぶ。
【0021】バイナリ・テキスト変換部23は、送信時
にはバイナリデータをテキストデータに変換し、受信時
にはテキストデータをバイナリデータに変換する。イン
ターネットにはバイナリデータの電子メールを扱うこと
ができないコンピュータが存在しているため、相手先に
確実に電子メールが届くように、TIFFイメージデー
タ等のバイナリデータを送信する場合には、一旦テキス
トデータに変換する必要がある。インターネットで扱う
テキストデータは、IETF(Internet Engineering T
ask Force)が発行するドキュメントであるRFC(Req
uest For Comments)822において、7ビットのコー
ドとして規定されている。
【0022】そこで、バイナリ・テキスト変換部23
は、MIME(Multipurpose Internet Mail Extension
s)のbase64等を利用してデータの変換を行う。
このbase64によると6ビットのバイナリデータは
64のキャラクタ(大文字、小文字のアルファベット、
数字、+、/)及びパディング用(=)の1つに置き換
えられ、テキストデータに変換することができる。な
お、MIMEはRFC1521(MIMEヘッダの定
義)、RFC1522、RFC1590で規定されてい
る。
【0023】メール編集部24は、送信時にはテキスト
データに変換されたTIFFイメージデータにメールヘ
ッダ情報を付加して電子メール形式に編集し、受信時に
は電子メール形式のデータからメールヘッダ情報を取り
除き、テキストデータに変換されたTIFFイメージデ
ータだけを取り出す。インターネットの電子メールには
所定のヘッダ情報を付加することが規定されているた
め、送信時には相手先テーブルT1、利用者テーブルT
2内のデータ等に基づき、TIFFイメージデータの先
頭に、「From:」(差出人),「To:」(宛先),「Subj
ect:」(標題),「Cc:」(複写配布),「Date:」(日
付)等の情報を追加する。
【0024】オートダイヤラ25は、RAM7内の相手
先テーブルT1、プロバイダテーブルT3から読み出さ
れた電話番号へ発呼すべく、DSU9,モデム10また
はNCU11へ相手先の電話番号データを送る。
【0025】次に、RAM7に記憶されている各テーブ
ルT1、T2、T3について、図3を用いて説明する。
図3(a)に示すように、相手先テーブルT1には、短
縮番号またはワンタッチダイヤルキー毎に、相手先名
称、インターネットe−mailアドレス、ファクシミ
リ番号及びファクシミリ種別(G3またはG4)のデー
タが登録されている。
【0026】図3(b)に示すように、利用者(発信
者)テーブルT2には、通信端末装置Tのユーザ名、イ
ンターネットにログインするためのユーザID、パスワ
ード、インターネットe−mailアドレス、プロバイ
ダ種別のデータが登録されている。なお、事業所等にお
いて、複数の利用者が1台の通信端末装置を共用する場
合、上記の各データを利用者毎に登録しておき、送信時
には利用者に応じてデータを選択することも可能であ
る。
【0027】図3(c)に示すように、プロバイダテー
ブルT3には、インターネットに接続するときに使用す
るプロバイダの電話番号、回線種別(アナログまたはデ
ジタル回線)、プロバイダ名称、プロバイダ種別のデー
タが登録されている。プロバイダ種別は利用者テーブル
T2のプロバイダ種別と対応しており、プロバイダ毎に
異なるログイン手順を識別するためのものである。1つ
のプロバイダが複数の電話回線を有している場合や、ユ
ーザが複数のプロバイダを利用する場合等、上記の各デ
ータを電話番号毎に登録しておき、送信時に必要なデー
タを選択することも可能である。
【0028】次に、インターネットへ電子メールを送信
する手順について説明する。通信プロトコルはOSI
(Open Systems Interconnection;開放型システム間相
互接続)参照モデルの各層において次のものを使用す
る。
【0029】
【表1】 ここで、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)
について説明する。SMTPは、TCP/IPのアプリ
ケーション・プロトコルの1つで、テキスト形式の電子
メールを送信するためのプロトコルである。このSMT
Pによれば、メールを確実に能率的に伝送することがで
きる。
【0030】次に、ログイン手順について説明する。通
信端末装置Tは、図4に示すように、プロバイダのコン
ピュータ(以下、サーバという)との回線が設定される
と、例えば、PAP(Password Authentication Protoc
ol)に従って、ユーザIDとパスワードをプロバイダか
ら「ACK」(Acknowledge;肯定応答)または「NA
K」(Negative Acknowledge;否定応答)を受信するま
で送信し続ける。「NAK」を受信すると、プロトコル
で設定されている回数リトライし、そのすべてが「NA
K」であれば回線を一旦開放した後、リダイアルする。
「ACK」を受信すると、サーバへのログインが完了す
る。
【0031】サーバへのログイン完了後、図5に示すよ
うに、SMTPにより電子メールを送信する。すなわ
ち、まず、通信端末装置Tはサーバに対してSMTPの
接続要求をする。サーバは接続可能であれば、応答コー
ド「220」(サーバの準備完了)を通信端末装置Tへ
返す。さらに、通信端末装置Tが「HELO」コマンド
で自分自身のドメイン名を送信し、サーバが通信端末装
置Tのドメイン名を認識できれば、応答コード「25
0」(リクエストされたコマンドを正常に終了)とサー
バのドメイン名とを返す。この後、通信端末装置Tがメ
ールの送信を行い、送信が完了すると、「QUIT」コ
マンドを送信する。これに応じて、サーバが応答コード
「221」(コネクションのクローズ(QUITに対す
る応答))を返すと、SMTPが終了する。電子メール
の送信完了後、通信端末装置Tは、サーバからログオフ
して、回線を開放する。
【0032】次に、POP(Post Office Protocol)に
ついて説明する。前記のSMTPは電子メールを送信す
るためのプロトコルであるが、このPOPはサーバから
電子メールを読み出すためのプロトコルである。POP
の基本的な通信手順は、大きく3つのフェーズに分ける
ことができる。最初はサーバに接続してユーザの確認を
行うフェーズ、次にメールボックスの読み出しを行うフ
ェーズ、最後にメールボックスの状態を更新するフェー
ズである。ここで、メールボックスの状態とは、メール
の受信数や各メールの読み出し状態(既読/未読)等の
情報である。
【0033】次に、本実施形態の通信端末装置Tの動作
について、図6及び図7のフローチャートに基づいて説
明する。この動作はROM6内に記憶されたソフトウェ
アに基づいて、CPU1により実行される。なお、設定
キー5aによる時刻や時間間隔毎の設定は、複数の利用
者がそれぞれ行うことができる。すなわち、設定キー5
aによる設定に際して、各利用者は例えば、自身のユー
ザID及び利用するプロバイダ名を併せて入力する。こ
れにより、各利用者によって設定された時刻または時間
間隔毎に、その設定に対応するプロバイダに対して発呼
が行われるとともに、設定に対応するユーザ宛の電子メ
ールの取り出しが行われる。また、受信キー5bの入力
と併せて例えば、ユーザIDやプロバイダ名を入力す
る。これにより、入力されたプロバイダに対して発呼が
行われるとともに、入力されたユーザ宛の電子メールの
取り出しが行われる。
【0034】図6に示すように、まず、設定キー5aに
より時刻設定または時間間隔設定がなされているか否か
が判断される(S1)。設定キー5aによる設定がない
場合には、受信キー5bがONされたか否かが判断され
る(S2)。受信キー5bがONでない場合はS1に戻
り、ONされた場合にはS8に移行する。設定キー5a
による設定がある場合には、その設定が時刻設定か否か
が判断される(S3)。時刻設定の場合には、タイマ1
2による時間の計測に基づき、設定時刻になったか否か
が判断される(S4)。設定時刻になった場合には、図
7のS8に移行する。設定時刻になっていない場合に
は、受信キー5bがONされたか否かが判断される(S
5)。受信キー5bがONされていない場合にはS4に
戻り、ONされた場合には図7のS8に移行する。
【0035】前記S3において、時刻設定でない場合に
は、時間間隔設定であると判断されて、設定時間経過し
たか否かが判断される(S6)。設定時間経過した場合
には、図7のS8に移行する。設定時間経過していない
場合には、受信キー5bがONされたか否かが判断され
る(S7)。受信キー5bがONされていない場合には
S6に戻り、ONされた場合には図7のS8に移行す
る。
【0036】そして、図7のS8においては、プロバイ
ダテーブルT3を参照することによって、発呼を行うべ
きプロバイダ及びその種別(アナログ/デジタル回線)
が判断される。ここで、プロバイダがアナログ回線であ
れば、モデム10が設定され(S9)、デジタル回線で
あれば、DSU9が設定される(S10)。そして、選
択されたプロバイダの電話番号へ発呼され(S11)、
応答が待たれる(S12)。
【0037】プロバイダとの電話回線が設定されると、
前述したPAPに従ってログインがなされた後(S1
3)、前記POPに従ってプロバイダに受信メールが届
いているか否かが判断される(S14)。プロバイダに
電子メールがない場合には、回線が開放された後(S1
5)、処理が終了される。プロバイダに電子メールがあ
る場合には、図8のS16に移行する。
【0038】図8のS16では、プロバイダにある電子
メールが受信され、記録部3で記録紙上に記録される
(S17)。この記録に際しては、受信された電子メー
ルがG3形式のイメージデータに変換されて記録され
る。
【0039】その後、受信通知書を電子メールで送信す
るように操作部5の選択キー5cが設定されているか否
かが判断され(S18)、設定されている場合は、受信
通知書が電子メールで送信され(S19)、送信完了
後、回線が開放され(S20)、処理が終了される。
【0040】受信通知書を電子メールで送信する設定が
されていない場合は、回線が開放された後(S21)、
送信側からの電子メール中のヘッダ情報「From:」に記
載されているインターネットe−mailアドレスと相
手先テーブルT1とに基づき、相手先のファクシミリ種
別(G3/G4)が判断される(S22)。そして、G
3であればモデム10が設定され(S23)、G4であ
ればDSU9が設定された後(S24)、相手先のファ
クシミリ番号に発呼される(S25)。
【0041】相手のファクシミリ装置が応答して回線が
設定されると(S26)、G3またはG4手順で図9に
示すような受信通知書が送信され(S27)、送信完了
後、回線が開放される(S28)。この受信通知書に
は、電子メールを受信したことが記載されている。
【0042】以上のように、本実施形態では次のような
作用、効果を得ることができる。 (1)設定キー5aにより設定された時刻または時間間
隔毎に自動的にダイヤルアップやログイン等が行われ
る。そして、プロバイダに電子メールが届いていれば、
その電子メールをコンピュータ通信網から自動的に受け
取ることができる。このため、プロバイダへのダイヤル
アップやログイン等の手間を省くことができ、電子メー
ルを簡単かつ確実に受け取ることができる。
【0043】(2)電子メールの受信動作の起動を、時
刻で設定するか時間間隔で設定するかを利用者の所望に
応じて任意に決定できるので、便利である。特に、時刻
設定を夜間等の通信費用が安い時間帯に設定すれば、通
信費用を低減することができる。
【0044】(3)操作部5に設けられた受信キー5b
をONするだけで、電子メールの受信動作を開始させる
ことができる。このため、設定した時刻または時間間隔
以外でもこの受信キー5bをONすれば、後はプロバイ
ダへのダイヤルアップやログイン等を自動的行うことが
でき電子メールを簡単な操作で受信することができる。
【0045】(4)送信した電子メールが受信側で受信
されると、受信した旨を示す受信通知書が自動的に電子
メールまたはファクシミリ通信で電子メールの送信側に
送信される。このため、電子メールの受信者は電子メー
ルを受信したことを送信者に対して確実に知らせること
ができ、電子メールの送信者は電子メールが相手に届い
たか否かを確実に確認できる。
【0046】(5)受信通知書の送信形態を電子メール
にするのかファクシミリ通信にするのかを、利用者の所
望に応じて任意に設定できるので便利である。なお、上
記実施形態は以下のように変更してもよく、その場合で
も少なくとも前記実施形態と同様の作用、効果を得るこ
とができる。
【0047】(a)電子メールのデータ形式としてTI
FF形式に代えてBMP(Bitmap)形式、JPEG(Jo
int Photograhic Experts Group)形式、GIF形式、
EPS形式、IFF形式或いはPICT形式等を用いて
もよい。
【0048】(b)設定時刻または時間間隔毎に、プロ
バイダテーブルT3に登録されている全てのプロバイダ
に順次ダイヤルアップすること。このようにすれば、プ
ロバイダテーブルT3に届いている全ての電子メールを
自動的に受信することができる。
【0049】(c)図8のS19において、受信通知書
を電子メールで送信する際に、それ以外に送信すべき電
子メールがあるときには、併せて受信通知書以外のメー
ルの送信を行うようにすること。
【0050】(d)図8のS17において、受信した電
子メールを記録紙に記録する代わりに表示部4に表示す
ること。 (e)インターネット以外のコンピュータ通信網を利用
すること。
【0051】(f)通信端末装置Tとして、ファクシミ
リ通信機能を備えていない通常のパソコン等で具体化す
ること。さらに、前記実施形態より把握される請求項以
外の技術的思想について、以下にそれらの効果と共に記
載する。
【0052】(1)受信通知手段は、受信通知書を回線
交換方式で送信するものである請求項3に記載の通信端
末装置。このように構成すれば、電子メールを受信した
ことを直ちに送信者に知らせることができる。
【0053】(2)前記回線交換方式は、公衆回線網に
よるG3またはG4ファクシミリ通信である上記(1)
に記載の通信端末装置。このようにしても、電子メール
を受信したことを直ちに送信者に知らせることができ
る。
【0054】(3)前記受信通知手段は、受信通知書を
電子メールで送信するものである請求項3に記載の通信
端末装置。このように構成すれば、プロバイダから電子
メールを受け取った後に、そのプロバイダとの回線を保
持した状態で受信通知書の送信を連続して行うことがで
きる。
【0055】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、電子メールをコンピュータ通信網から自動的
に受け取ることができる。
【0056】請求項2に記載の発明によれば、電子メー
ルを簡単な操作で受信することができる。請求項3に記
載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の発
明の効果に加えて、電子メールの受信者は電子メールを
受信したことを送信者に対して確実に知らせることがで
き、電子メールの送信者は電子メールが相手に届いたこ
とを確実に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態における通信端末装置のブロック
構成図。
【図2】 同じく、通信端末装置内のデータの流れを示
す模式図。
【図3】 同じく、通信端末装置に記憶される各テーブ
ルを示す説明図。
【図4】 同じく、サーバへのログイン手順を示す説明
図。
【図5】 同じく、サーバへ電子メールを送信する手順
を示す説明図。
【図6】 同じく、通信端末装置Tの動作を示すフロー
チャート。
【図7】 同じく、通信端末装置Tの動作を示すフロー
チャート。
【図8】 同じく、通信端末装置Tの動作を示すフロー
チャート。
【図9】 同じく、受信通知書を示す説明図。
【符号の説明】
1…メール受信手段、制御手段、受信通知手段を構成す
るCPU、6…メール受信手段、制御手段、受信通知手
段を構成するROM、7…メール受信手段、制御手段、
受信通知手段を構成するRAM、9…メール受信手段、
受信通知手段を構成するDSU、10…メール受信手
段、受信通知手段を構成するモデム、11…メール受信
手段、受信通知手段を構成するNCU、12…設定手段
としてのタイマ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ通信網から電子メールを受
    信するメール受信手段と、時間を計測するための時計手
    段と、時刻または時間間隔を設定するための設定手段
    と、前記時計手段による時間の計測に基づき、前記設定
    手段により設定された時刻または時間間隔毎に、前記メ
    ール受信手段を起動させる制御手段とを備えた通信端末
    装置。
  2. 【請求項2】 コンピュータ通信網から電子メールを受
    信するメール受信手段と、前記メール受信手段を起動さ
    せるための操作キーとを備えた通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記メール受信手段による電子メールの
    受信後、電子メールを受信した旨を示す受信通知書を、
    電子メールの送信相手に対して送信する受信通知手段を
    備えた請求項1または請求項2に記載の通信端末装置。
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