JPH1074353A - 駆動装置の移動機構 - Google Patents

駆動装置の移動機構

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JPH1074353A
JPH1074353A JP9171560A JP17156097A JPH1074353A JP H1074353 A JPH1074353 A JP H1074353A JP 9171560 A JP9171560 A JP 9171560A JP 17156097 A JP17156097 A JP 17156097A JP H1074353 A JPH1074353 A JP H1074353A
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清司 森川
Yoshifumi Nakayama
善史 中山
Atsushi Togashi
淳 富樫
Hiroshi Akiyama
秋山  浩
Nobuo Ishida
信夫 石田
Tomomichi Kimura
知道 木村
Tatsuya Yanagisawa
達也 柳沢
Takashi Ota
孝 太田
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    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/30Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records wherein the playing unit is moved according to the location of the selected record
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納するCDの枚数の増加と、オートチェン
ジャの大型化の抑制とを両立させる。 【解決手段】 駆動装置4は、一直線状に配列されたC
Dのうちの選択された一のCDを装着した状態で、エレ
ベーションレバー6によりCDの配列方向と直交する第
二の直線に沿って移動する。このエレベーションレバー
6は、両端部間において上記第一の直線の方向に略く字
形状に連続し、上記駆動装置4を上記第一の直線方向に
案内させる少なくとも一のガイド溝6aを備える。そし
て、このガイド溝6aを上記第二の直線に沿った所定範
囲内において相対移動させることにより、上記駆動装置
4を上記一のCDの配置位置に移動可能である。特に、
駆動装置4が、前記ガイド溝6aの略く字形状の頂部を
越えて相対移動する場合、上記頂部に至るまでの前記ガ
イド溝6aの移動方向と上記頂部を越えた後の前記ガイ
ド溝6aの移動方向とは互いに逆方向となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚、収納配列
される光ディスク等の記録媒体の中から、希望する記録
媒体を適宜選択し、駆動装置によって記録又は再生する
オートチェンジャに関し、特に、選択希望する記録媒体
の収納位置に応じて駆動装置を移動させる、駆動装置の
移動機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、いわゆるコンパクトディスク
(CD)を複数枚、収納しておき、これら複数枚のCD
から所望の1枚のCDを選択して再生する再生装置が知
られている。図12は、このような再生装置(オートチ
ェンジャ)の1例を示している。以下に、この図12に
示す構造に基づいて、従来のオートチェンジャ(CDオ
ートチェンジャ)について、簡単に説明する。図12に
示すオートチェンジャは、複数枚(図示の例の場合、6
枚)のCD101を収納するための収納部103と、こ
の収納部103に収納されたCD101のうちから希望
の1枚のCD101を選択して再生(演奏)する駆動装
置104と、を備えている。
【0003】より詳細に説明すると、上記収納部103
は、上記駆動装置104に向けて引き出し可能に構成さ
れるマガジンを収納自在である。このマガジンは、その
ケーシング内に上下方向に亙ってそれぞれ一定間隔に配
列されたトレイ102を備え、これらトレイ102上に
それぞれ1枚ずつCD101を載置自在としている。こ
れら各トレイ102は、不可避的な製造誤差を除き、極
力水平な状態で設けられている。又、各トレイ102
は、図示しないトレイ引き出し機構により上記駆動装置
104に向けて引き出し可能に設けられる。又、上記駆
動装置104は、上記収納部103に隣接して設けら
れ、選択されたCD101を装着して再生するものであ
る。このために上記駆動装置104は、CD101を載
置し回転させるためのターンテーブル105と、このタ
ーンテーブル105上に載置されたCD101を固定
(クランプ)するクランパ106とを、図12(a)に
示すように、所定の間隔をあけた状態で設けている。こ
の所定の間隔は、これらターンテーブル105とクラン
パ106との間に、CD101載置したトレイ102が
入り込み自在な間隔である。
【0004】上記収納部103にCD101を収納した
状態を図12(a)に示す。この状態から所望のCD1
01を選択して再生する場合、図示しない選択スイッチ
等を操作して上記所望のCD101を上記トレイ102
ごと駆動装置104設置位置に引き出す。すなわち、図
12(b)に示すように、上記操作スイッチ等の操作に
基づく指令により1枚のCD101が選択されると、駆
動装置104は、選択されたCD101を載置したトレ
イ102の高さに対応する位置まで、複数のCD101
の配列方向(図示の例の場合、上下方向)に移動する。
次いで、図示しないトレイ引き出し機構により、選択さ
れたCD101を載置したトレイ102を再生位置(上
記ターンテーブル105とクランパ106との間位置)
まで引き出す。そして、図12(c)に示すように、タ
ーンテーブル105及びクランパ106が協働して、C
D101をトレイ102から離間させた状態で挟持す
る。この状態において、駆動装置104を構成するモー
タ(図示せず)を作動させ、CD101を載置したター
ンテーブル105を回転させる。これにより、図示しな
いピックアップがCD101の情報を読み取る(再生す
る)ことができる。
【0005】尚、図12(a)に示す状態から同図
(b)に示す状態に、上記駆動装置104を移動させる
ための構成は、例えば図13(a)(b)に示すとおり
である。すなわち、ターンテーブル105が取り付けら
れたシャーシ107の両側に、それぞれピン108を突
設しており、この1対のピン108を、オートチェンジ
ャを構成するケーシング112の互いに対向する1対の
側面に上下方向(図13の上下方向)に亙って形成され
た溝109と、ケーシング112の両側面に当接する状
態で左右方向(図13の左右方向)に亙る移動自在に設
けられた1対のスライド板111に形成した斜め溝11
0とに係合させている。上記1対のスライド板111
は、図示しない駆動手段によって互いに同期して移動す
る。従って、駆動装置104をCD101の配列方向に
沿って昇降させたい場合は、上記駆動手段によって、1
対のスライド板111を同時に水平方向に移動させる。
これにより、1対のピン108は斜め溝110に沿って
移動するが、これら各ピン108は溝109にも係合し
ているため、上記スライド板111の移動に伴って溝1
09に沿って昇降する。尚、図示しない制御器により、
所望のCD101を載置したトレイ102の位置で駆動
装置104が停止するよう、上記駆動手段が制御されて
いる。
【0006】図示の従来のCDオートチェンジャは、以
上のように構成され作用するため、1対のスライド板1
11を、水平方向に同期して移動させることにより、上
記ピン108を介して駆動装置104をCD101の配
列方向に沿って移動させ、所望位置で停止させることが
できる。この後、前述したように図示しないトレイ引き
出し機構により、所望のCD101を載置したトレイ1
02を駆動装置104設置位置まで引き出し、当該CD
101をクランプして再生動作に入る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オートチェ
ンジャに収納可能なCD101の枚数を多くすれば、そ
れだけCD101の入れ換え作業を省略でき、利用者の
利便性が向上する。収納可能なCD101の枚数を増加
させる場合、収納部103及びマガジンの容積を増大さ
せて設置するトレイ102の個数を増加させることが考
えられる。しかしながら、このように構成した場合、C
D101の配列方向の長さが増える分、駆動装置104
の移動量を増大させなければならない。従って、1対の
スライド板111に形成する斜め溝110の長さも長く
しなければならず、その結果、1対のスライド板111
の水平方向の長さ及び移動量(移動距離)が増大してし
まう。すなわち、CDオートチェンジャ自体が大型化し
てしまう。このため、オートチェンジャの設置スペース
を確保するための制約が多くなってしまう。特に、車載
用のオートチェンジャの場合、その設置スペースには限
りがあるため、上記大型化は設置スペースの確保を著し
く困難にしてしまう。
【0008】本発明は上述のような事情に鑑みて創案さ
れたもので、オートチェンジャに収納する記録媒体の枚
数の増加と、オートチェンジャの大型化の抑制とを両立
させた駆動装置の移動機構を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る駆動装置の
移動機構は、請求項1に記載したように、一直線上に配
列された複数の記録媒体のうちの選択された一の記録媒
体を装着して駆動する駆動装置を、上記記録媒体の配列
方向に移動させる、駆動装置の移動機構に関する。この
ような本発明に係る駆動装置の移動機構においては、上
記駆動装置を上記配列方向に移動させる移動手段と、こ
の移動手段を、上記配列方向と同方向の第一の直線に直
交する第二の直線方向に移動させる駆動手段と、を備え
ている。更に、上記移動手段は、両端部間において上記
第一の直線の方向に略く字形状に連続し上記駆動装置と
係合してこの駆動装置を上記第一の直線方向に案内させ
る少なくとも一のガイドを備え、このガイドを上記第二
の直線に沿った所定範囲内において移動させることによ
り、このガイドと上記駆動装置との係合位置に応じて上
記駆動装置を上記選択された一の記録媒体の配置位置に
移動可能としている。
【0010】尚、上記移動手段は、請求項2に記載した
ように、前記ガイドと係合する前記駆動装置の係合部
が、前記ガイドの略く字形状の頂部を越えて相対移動す
る場合に、上記頂部に至るまでの前記ガイドの移動方向
と上記頂部を越えた後の前記ガイドの移動方向とが互い
に逆方向となるように構成することができる。
【0011】本発明に係る駆動装置の移動機構は、上述
のように構成されるため、移動手段が上記第二の直線に
沿って移動することにより、この移動手段に係合する駆
動装置は、略く字形状のガイドに案内されつつ上記第一
の直線方向に移動する。特に、請求項2に記載した発明
においては、上記駆動装置を記録媒体の配列方向に亙っ
て移動させる場合、この配列方向一端から中間位置まで
の移動方向と、該中間位置から上記配列方向他端までの
移動方向とは、逆になる。このため、上記第二の直線に
沿う移動手段の移動距離を小さくできる。この結果、記
録媒体の収納枚数を増加させた場合でも、駆動装置を移
動させるための移動手段の移動距離を増大させることが
ない。言い換えれば、オートチェンジャに収納する記録
媒体の枚数の増加と、オートチェンジャの大型化の抑制
とを両立させることができる。しかも、本発明に係る駆
動装置の移動機構は、簡易に構成できるため、製造コス
トの高騰を招来することもない。
【0012】更に、請求項3に記載したように、前記ガ
イドに、その頂部から連続して分岐し、前記駆動装置の
前記係合部が係合可能な領域を有する待機部を設けるこ
ともできる。又、請求項4に記載したように、前記待機
部並びに前記ガイドに対応して設けられた切替手段を備
えることもできる。この切替手段は、前記係合部を前記
略く字形状の頂部を越えて前記ガイドに沿って移動させ
る際に、上記係合部を上記待機部内に一時的に誘導する
機能を有する。又、請求項5に記載したように、前記ガ
イドを複数設け、これら各ガイドにそれぞれ前記係合部
を係合させるとともに、前記待機部に、上記係合部の誘
導方向を揃えて各ガイドの所望方向に移動させるリセッ
ト領域を設けた構成とすることもできる。
【0013】尚、上述したような各構成において、具体
的には、以下のような各構成を採用できる。先ず、請求
項6に記載したように、前記移動手段を平板により構成
し、前記ガイドを、この平板に形成されたガイド溝と
し、このガイド溝に係合する前記駆動装置の係合部を、
係合ピンとすることができる。更に、請求項7に記載し
たように、前記待機部を、前記ガイド溝の頂部から連続
して分岐し、前記係合ピンが係合可能な領域を有する待
機溝とすることができる。又、請求項8に記載したよう
に、前記切替手段を以下のように構成できる。すなわ
ち、前記係合ピンが前記ガイド溝内に位置している場合
に、前記移動手段が移動することによって上記係合ピン
と係合して該係合ピンを上記待機溝内に誘導制御し、こ
の係合ピンが上記待機溝内に位置している場合に、上記
移動手段が、上記係合ピンを上記待機溝に対応する上記
ガイド溝の頂部に接近させるように移動することによ
り、該係合ピンが、このガイド溝内に入り、該ガイド溝
に沿つて移動自在とする。
【0014】又、前記切替手段は、請求項9に記載した
ように構成することも可能である。すなわち、前記ガイ
ド溝の頂部に隣接して設けられた、前記第一の直線方向
に亙る第一の係止位置と第二の係止位置との範囲におい
て回動可能に構成される切替アームと、前記待機溝に隣
接する所定位置において一端部近傍を弾性保持される回
動可能な制御アームと、この制御アームの上記一端部近
傍に取り付けられ、上記切替アームの一端部近傍と遊嵌
自在に係合する制御レバーと、を備える。そして、上記
切替アームは、前記係合ピンが上記ガイド溝内に位置し
ている場合に、上記移動手段が移動することにより、上
記係合ピンに押されて回動し、上記第一の係止位置又は
第二の係止位置に係止して上記係合ピンを上記待機溝内
に誘導し、 上記制御アームは、上記係合ピンが上記待
機溝内に位置している場合に、上記移動手段が、上記係
合ピンを上記待機溝に対応する上記ガイド溝の頂部に接
近させるように移動することにより、上記係合ピンに押
されて回動し、上記制御レバーと協働して、上記切替ア
ームを第一の係止位置又は第二の係止位置に係止させて
上記係合ピンを上記頂部を境とする上記ガイド溝の一半
部と他半部とのいずれかの側に誘導する。
【0015】更に、上述の構成に加え、請求項10に記
載したように、前記制御アームは、前記係合ピンに当接
するカムを有しており、前記頂部に隣接し、前記待機溝
が有する切替領域において上記係合ピンが上記カムに当
接する場合に、上記制御アームは、上記移動手段が上記
係合ピンを上記待機溝に対応する上記頂部に接近させる
ように移動することにより、上記係合ピンに押されて回
動し、上記制御アームに架設される上記制御レバーと協
働して、上記切替アームを上記第一の係止位置又は第二
の係止位置に係止させる構成とすることができる。又、
請求項11に記載したように、前記駆動装置の係合部が
前記ガイドの略く字形状の頂部を越えて該ガイドと相対
的に移動する場合に、この係合部が上記頂部近傍にある
ことを検知する検知手段を設けることもできる。そし
て、この検知手段により前記ガイドの移動方向を変える
ように構成することができる。
【0016】尚、上述したガイド及びこのガイドの具体
的構成であるガイド溝は、各移動手段及びこの移動手段
の具体的構成である各平板に、任意の個数(段数)、設
けることができる。このようなガイド(ガイド溝)の段
数は、駆動装置の安定な移動等を勘案して設計的に定め
る。又、ガイド(ガイド溝)の一部に、別形状のガイド
部分が設けられている構成であっても良い。要は、上記
移動手段(平板)が、前記駆動装置の係合部(係合ピ
ン)が前記ガイドの略く字形状の頂部を越えて相対移動
する場合に、上記頂部に至るまでの前記ガイドの移動方
向と上記頂部を越えた後の前記ガイドの移動方向とが互
いに逆方向となるものであれば良い。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態例
を、図l〜図11に基づいて説明する。図1〜図4は、
それぞれ本発明の実施の一形態例における、車載用マガ
ジン式コンパクトディスクオートチェンジャ(以下、C
Dチェンジャと称する。)の駆動装置の移動機構の主要
部を示しており、図1は平面図、図2は正面図、図3は
底面図、図4は左側面である。
【0018】CDチェンジャの筐体1の前側面(図1の
下面)及び後側面(図1の上面)には、上下方向(図2
の上下方向)に沿った移動溝3が、上記前側面にlつ、
後側面に2つ、それぞれ形成されており、筐体1内部に
設けられた駆動装置4の前後両側面に、これら各移動溝
3に対応して固設された係合ピン5を係合させている。
上記係合ピン5が、特許請求の範囲に記載した係合部を
なす。又、筐体1内部には、駆動装置4に隣接する空間
から成る収納部2を設けている。この収納部2の構造
は、前述した従来構造のものと同様であり、記録媒体で
あるCD(図示省略)を載置自在とした、上下方向に亙
って一定の間隔に配列された複数のトレイ23を備えた
マガジン22(図5)を装着自在としている。又、収納
されたマガジン22からトレイ23を駆動装置4の方向
に引き出せるよう、図示しない周知のトレイ引き出し機
構を設けている。
【0019】上記マガジン22は、図5に示すように構
成されている。この図5は、収納部2に収納されるマガ
ジン22の内部構造を、図2の収納部2に対応して表し
たものである。この図5から明らかなように、マガジン
22内部は、上下方向に亙って所定の等間隔に、それぞ
れ水平支持された状態で複数(図5の例では12枚)の
トレイ23が設けられている。そして、上記トレイ引き
出し機構により、一のトレイ23を駆動装置4(図1)
に向けて図5の矢印A方向に引き出し可能に構成されて
いる。勿論、引き出されたトレイ23は、上記矢印Aと
は逆方向に移動し、上記マガジン22に収納可能であ
る。各トレイ23に、それぞれCDを載置自在であるこ
とは言うまでもない。上記トレイ23の配列方向(すな
わち、CDの配列方向)が、特許請求の範囲に記載した
第一の直線に相当する。又、この配列方向に直交する、
上記矢印A方向と同方向が、特許請求の範囲に記載した
第二の直線に相当する。
【0020】一方、上記駆動装置4は、再生部4aとク
ランプ部4bとを備え、再生部4aを構成するシャーシ
等の前側面及び後側面に、上記係合ピン5を固設してい
る。又、再生部4aは、図示しないピックアップと、C
Dを載置し回転させるためのターンテーブルと、このタ
ーンテーブルを回転軸を介して回転させるスピンドルモ
ータとを備えている。又、クランプ部4bは、上記ター
ンテーブルとほぼ同軸に設けられた図示しないクランパ
を備えている。このクランパは、CDの非再生時に、再
生部4aのターンテーブルとの間にCDが入り込み自在
となるよう、所定の間隙を設けた状態で、上記再生部4
aに対して、ほぼ平行に設けられ、且つ、CDの再生時
には上記ターンテーブルに向けて相対移動してこのCD
をクランプ自在である。
【0021】尚、駆動装置4の再生部4aとクランプ部
4bとは、昇降可能とするとともに互いに水平状態を維
持するために、図4に示すような構造で筐体1に取り付
けられている。先ず、再生部4aは、水平支持機構19
を介して上記筐体1に支持されている。すなわち、この
水平支持機構19は、それぞれ両端に固定ピン30が設
けられた2つの腕体31の中央部同士を回動軸32によ
って互いに回動自在に構成し、各腕体31の一端(図4
の右端)の固定ピン30を、それぞれ筺体1の固定孔3
3及び再生部4aの固定孔(図示省略)に係合させると
ともに、各腕体31の他端(図4の左端)の固定ピン3
0を、それぞれ筺体1及び再生部4aの水平方向(図4
の左右方向)に形成された水平溝34に摺動可能に係合
させている。このような水平支持機構19により、再生
部4aを、水平状態を維持したまま垂直方向に移動可能
に支持する。次に、上記クランプ部4bは、上記再生部
4a の一部に係合させており、図4に示すように、筺体
1に形成された上下方向の溝20に係合するフック21
を備えることにより、水平状態を維持したまま昇降可能
に支持される。尚、これら再生部4a及びクランプ部4
bを、水平状態を維持したまま昇降可能に支持する手段
としては、図示の例の他にも従来から知られた種々の構
成を採用できる。
【0022】又、上記筐体1の前側面及び後側面のそれ
ぞれ外側には、例えば金属平板等をプレス加工して成る
1対のエレベーションレバー6が、互いにほぼ平行に設
置されている。このエレベーションレバー6が特許請求
の範囲に記載した平板である。すなわち、上記エレベー
ションレバー6は、特許請求の範囲に記載した移動手段
をなす。それぞれのエレベーションレバー6は、図2、
図6、図7に示すように、水平方向に亙るスライド溝1
8を有し、筐体1に固設されたピン17を、このスライ
ド溝18に沿う摺動自在に係合している。尚、このピン
17は、上記エレベーションレバー6が摺動時において
も当該ピン17から容易に外れることがないよう、例え
ば図11に示すように、スライド溝18の幅Dよりも大
きな径Lを有する頭部17aを設けている。このような
形状を有するピン17を上記エレベーションレバー6の
スライド溝18に係合させるには、スライド溝18の一
端部(図2の右端部)に設けられた大径孔部18aを介
してピン17を挿入することで行う。
【0023】尚、図11は、ピン17とスライド溝18
との係合状態の断面を示している。本形態例の場合、ス
ライド溝18はプレス抜き加工等により形成されるの
で、矢印F方向にプレス抜きして形成した場合、その壁
面は、同図に示すように、だれ面、破断面、ばり等を生
じることがあり、ピン17の軸部17bが壁面を摺動す
る場合に、摩擦による動作音が生じたり、円滑に移動が
できない恐れがある。従って、同図に示すように、ピン
17の頭部17a側にエレベーションレバー6のだれ面
側を配置させることにより、エレベーションレバー6と
ピン17の軸部17bとを円滑に相対摺動させることが
でき、移動時の動作音の発生を抑制できる。更に、ピン
17の頭部17aに連続して形成される軸部17bの断
面形状を、同図(a)に示す様に、僅かにテーパ状とす
ることにより、摩擦の生じやすい破断面や、ばり等から
離間させて、円滑な摺動と静粛性とを得られるようにす
る。或は、同図(b)に示す様に、ピン17の軸部17
bに段差17cを設けても、同様の効果を得られる。
【0024】更に、上記エレベーションレバー6には、
図2に示すような略く字形のガイド溝6aが、筺体1の
ぞれぞれの移動溝3に対応して形成されている。各ガイ
ド溝6aには、移動溝3に係合した係合ピン5が挿通さ
れている。1対のエレベーションレバー6に形成された
それぞれのガイド溝6aには、その頂部から連続して分
岐した待機溝6bが水平方向に形成されている。そし
て、各待機溝6bに対応して、制御アーム12、弾性保
持部材13、切替アーム14、制御レバー15を備えた
切替手段がそれぞれ設けられている。
【0025】尚、1対のエレベーションレバー6は、図
3に示すように、筺体1の底面に設けられた回動軸7a
を回動支点とする回動レバー7により、互いに同時に且
つ図3の左右方向に亙って互いに逆方向に移動可能に構
成される。従って、それぞれのエレベーションレバー6
に設けられる上記ガイド溝6aの頂部は、互いに逆方向
を向く。更に、1対のエレベーションレバー6のうちの
一方(図3の下方)のエレベーションレバー6には、図
3の左右方向に亙るラック部6cが形成され、筐体1に
取り付けられたギア11のピニオン部11aに歯合す
る。又、ギア11のギア部11bは、筐体1に回転自在
に設けられたギア10の小径ギア部10aに歯合すると
ともに、その大径ギア部10bが筺体1に固定されたロ
ーディングモータ8の出力軸に固定したピニオン9に歯
合している。これらラック部6c、ギア10、11、ロ
ーディングモータ8等が、特許請求の範囲に記載した駆
動手段をなす。
【0026】本形態例における駆動装置の移動機構は、
以上のように構成されるため、ローディングモータ8の
駆動力を、ピニオン9、ギア10、11を介して伝達す
ることにより、1対のエレベーションレバー6を同時に
互いに水平な逆方向に移動させられる。この1対のエレ
ベーションレバー6の互いに逆方向の移動により、再生
部4aに設けられた係合ピン5がガイド溝6aの傾斜に
沿って押され、このガイド溝6a及び前記移動溝3に沿
って移動する。すなわち、この係合ピン5が固設される
再生部4a及びクランプ部4bを共に水平且つ所定の間
隔を維持した状態で昇降させられる。
【0027】ここで、係合ピン5がガイド溝6aの頂部
を通過して移動する場合は、係合ピン5は、この頂部か
ら連続して分岐される待機溝6b内の切替領域におい
て、上記頂部に対応して設けられた切替手段(詳細は後
述する)に係合することにより、この切替手段が、係合
ピン5をガイド溝6aの一半部(図2の下半部)と他半
部(図2の上半部)との何れかへ誘導するように形成さ
れている。尚、上記切替領域とは、ガイド溝6aから待
機溝6bに移動する係合ピン5が、制御アーム12に設
けられた後述するカム40と当接し、且つ、カム40を
乗り越えない範囲における待機溝6b内の入り口付近の
領域を表す。又、上記待機溝6bが、特許請求の範囲に
記載した待機部をなす。
【0028】上記切替手段が、待機溝6b内の切替領域
において係合ピン5と係合した場合は、図示しない制御
装置がこれを検知し、ローディングモータ8を逆回転さ
せ、エレベーションレバー6を、それまでとは逆方向に
移動させる。これにより、上記頂部を通過した係合ピン
5は、この頂部を通過する以前に移動してきたガイド溝
6aの半部(例えば、上記一半部)とは異なる半部(例
えば、上記他半部)に沿って移動する。ここで、複数の
係合ピン5がそれぞれ対応する待機溝6bから上記頂部
に移動する際に、例えば外部からの予期しない衝撃等に
起因して、切替手段が複数の係合ピン5を同時に円滑に
誘導できない場合が考えられる。このような場合は、ロ
ーディングモータ8の負荷が増すので、その負荷の増大
を検知し、ローディングモータ8を逆回転させて各係合
ピン5を、切替手段に係合させながら一旦待機溝6bの
リセット領域に形成された係止位置に係止するまで移動
させる。これにより、それぞれの係合ピン5の誘導方向
を強制的に揃えて、各係合ピン5を対応する各ガイド溝
6aの所望方向に円滑に誘導し移動させる。
【0029】尚、上記リセット領域とは、ガイド溝6a
から待機溝6bに移動する係合ピン5が、後述する制御
アーム12に設けられたカム40(図8)を乗り越えた
後に、このカム40から離間する際に位置する待機溝6
bの深部の領域であり、リセット領域の最深部は、係合
ピン5が係止する係止位置24とされる。係合ピン5が
待機溝6bの奥のリセット領域の停止位置24を越えて
移動することはなく、エレベーションレバー6は、所定
範囲の移動動作により、係合ピン5をガイド溝6aに沿
って摺動させることができる。
【0030】前記各トレイ23にそれぞれCDを載置し
たマガジン22を、図2に示すCDチェンジャの収納部
2に挿入した状態で、希望するCDを選択すると、前記
制御器の指令によりローディングモータ8が駆動し、そ
の駆動力が、ピニオン9、ギア10を介してラック部1
1に伝達される。この結果、1対のエレベーションレバ
ー6が同時に互いに逆方向に水平移動し、駆動装置4
を、選択したCDを載置したトレイ23が位置する高さ
まで一旦移動させる。尚、この際に、駆動装置4が有す
る係合ピン5が上記頂部を通過する場合は、この頂部に
達した後に、ローディングモータ8を逆回転させ、1対
のエレベーションレバー6をそれまでとは逆方向に移動
させ、切替手段の作用を介して係合ピン5を引き続き移
動させる。
【0031】このようにして、駆動装置4が、選択した
CDを載置したトレイ23に対応する高さ位置まで移動
した後は、駆動装置4が有する図示しないフックによ
り、当該トレイ23をマガジン22から再生部4aとク
ランプ部4bとの間位置に水平に引き出す。次いで、ロ
ーディングモータ8を更に駆動して、再生部4aを少し
上方の再生位置まで移動させることにより、再生部4a
の図示しないターンテーブルにCDを載置させた状態で
CDをトレイ23から離間させる。この際、図示しない
動作切替手段にローディングモータ8の駆動力が伝達さ
れ、クランプ部4bが、再生部4aとの間隔を縮める方
向に相対移動し、CDをターンテーブルと共に再生位置
で挟持する。そして、再生部4aのスピンドルモータを
駆動して上記ターンテーブルを回転させるとともに、こ
のターンテーブル上のCDに記録した情報をピックアッ
プによって読み取り、再生する。尚、本形態例において
は、特許請求の範囲に記載したガイドとして、ガイド溝
6a を採用しているが、上記ガイドとしては、エレベー
ションレバー6の内側面に形成した凹溝等、他の構成も
採用できる。
【0032】図6は、駆動装置4の取り得る各位置を、
この駆動装置4に設けた係合ピン5の位置を表すことで
示している。すなわち、係合ピン5が待機溝6b内のリ
セット領域にある場合、この係合ピン5は図中aに位置
する。又、駆動装置4がマガジン22の排出位置に位置
する場合、係合ピン5はbに位置する。c、d、e、
f、g、h、i、j、k、l、m、nは、それぞれ、駆
動装置4が12枚目、11枚目、10枚目、9枚目、8
枚目、7枚目、6枚目、5枚目、4枚目、3枚目、2枚
目、1枚目の各トレイ23に対応する位置に位置する場
合の係合ピン5の位置を示している。ちなみに、図2に
おいては、マガジン22が収納部2から排出される排出
位置にある状態における係合ピン5の位置を示してい
る。又、CDチェンジャにマガジン22が挿入されてい
ない状態の場合は、係合ピン5が、図6に示す8枚目の
トレイ23に対応する位置gに位置する。そして、収納
部2にマガジン22が挿入された場合、駆動装置4は、
上記位置gにある係合ピン5を、ローディングモータ8
の駆動により、一旦、12枚目のトレイ23に対応する
位置cまで移動させ、12枚目のトレイ23を引き出し
てCDの有無を検出した後、順次、11枚目から1枚目
まで同様の動作を繰り返して、各トレイ23内のCDの
有無を検出して、図示しない記憶装置に記憶する。この
後、係合ピン5は、図6に示す1枚目のトレイ23に対
応する位置nで待機する。CDチェンジャは、この待機
状態から、指令により、駆動装置4を適宜昇降させ、選
択されたCDを再生する。
【0033】次に、切替手段の構造及びその動作につい
て詳述する。図7は、エレベーションレバー6に設けら
れた切替手段の一例を示したものである。同図に示すよ
うに、切替手段は、回動軸l2aを回動支点とする制御
アーム12の一端側(図7の左端側)が、1対の弾性保
持部材13によって弾性保持されている。この弾性保持
部材13として、本形態例では引っ張りばねを採用して
いるが、弾性を有する他の部材を採用しても良い。この
ように、1対の弾性保持部材13により、制御アーム1
2はエレベーションレバー6に対し所定の回動位置に設
けられる。制御アーム12の一端測には軸12bが設け
られ、この軸12bに制御レバー15の一端(図7の左
端)が連結されている。この制御レバー15は、上記制
御アーム12に設けられた1対のストッパ12cとの係
止範囲内において回動可能である。制御アーム12の他
端部(図7の右端部)には、図8に示すような壁形状を
有するカム40がこの制御アーム12と一体に設けられ
ている。このカム40がガイド溝6a内を移動する係合
ピン5に当接し押されて、係合ピン5上を摺動すること
により、上記制御アーム12が回動する。
【0034】更に、回動軸12aと待機溝6bとを結ぶ
直線の延長方向には、回動軸14aが設けられており、
この回動軸14aに切替アーム14が所定角度の範囲内
で回動可能に設けられている。同図に示すように、切替
アーム14の一端部(図7の右端部)には制御レバー1
5の他端部(図7の右端部)が遊嵌している。そして、
制御アーム12が、上記カム40と係合ピン5との当接
により、回動軸12aを回動支点として回動すると、何
れかのストッパl2cが制御レバー15に係合してこの
係合レバー15を押す。その結果、制御レバー15は、
軸12bを回動支点として所定角度分、回動することに
より、切替アーム14の回動位置を、所定角度の回動範
囲内における一方の最大回動位置(第一の係止位置)か
ら他方の最大回動位置(第二の係止位置)に切り替る。
尚、係合ピン5が待機溝6bの奥のリセット領域に位置
する場合は、制御アーム12は弾性保持部材13によっ
て、初期の保持位置に戻される。
【0035】図8は、切替アーム14が最大回動位置に
達した状態を示している。図8(a)は、切替アーム1
4が一方の最大回動位置Pに達した場合を示し、係合ピ
ン5をガイド溝6aの他半部及び待機溝6bへ誘導自在
で、且つ、ガイド溝6aの一半部への移動を阻止した状
態である。一方、図8(b)は、切替ア−ム14が他方
の最大回動位置Qに達した場合を示し、係合ピン5をガ
イド溝6aの一半部及び待機溝6bへ誘導自在で、且
つ、ガイド溝6aの他半部への移動を阻止した状態であ
る。
【0036】このように、係合ピン5が待機溝6b内に
位置する場合に、この係合ピン5とカム40との当接に
基づく制御アーム12、制御レバー15の回動により、
上記切替アーム14は、制御レバー15に押されて回動
し、図8(a)又は図8(b)の状態とされる。又、ガ
イド溝6aを移動する係合ピン5によって切替アーム1
4が直接押された場合においても、この切替アーム14
は、図8(a)又は図8(b)の状態とされる。本形態
例における切替手段は、以上の様に構成され、それぞれ
の係合ピン5に対応してエレベーションレバー6に設け
られている,
【0037】次に、駆動手段を構成するローディングモ
ータ8の駆動力によって1対のエレベーションレバー6
が移動することにより、ガイド溝6aの一半部若しくは
他半部に係合する係合ピン5が移動して、ガイド溝6a
の頂部及び待機溝6bに係合する場合の切替手段の動作
について詳述する。
【0038】図9は、係合ピン5が、ガイド溝6aの頂
部よりも下側、例えば12枚目のトレイ23に対応する
位置から、該頂部よりも上側、例えば1枚目のトレイ2
3に対応する位置に移動する場合における、切替手段の
動作状態を順次表している。先ず、図9(a)に示すよ
うに、係合ピン5がガイド溝6aの一半部を頂部に向け
て移動すると、係合ピン5は、切替アーム14の側壁を
押しながら摺動することにより、切替アーム14を図8
(b)の状態とした後、図9(b)に示すように、切替
アーム14の側壁に沿って摺動しながら待機溝6b内に
誘導される。
【0039】次に、係合ピン5は、待機溝6b内におい
て、制御アーム12のカム40を押しながら待機溝6b
内を更に移動することにより、制御アーム12を回動さ
せる。この制御アーム12の回動により、制御レバー1
5が、切替アーム14を図8(a)の状態に切替える。
この際、係合ピン5は、待機溝6b内の切替領域におい
て移動方向を反転するのでカム40の頂部40aを乗り
越えることはない(図9(c))。従って、制御レバー
12は、弾性保持部材13によって、初期の保持位置に
戻され、移動方向を反転した係合ピン5は、切替アーム
14の側壁に沿つて摺動し、図9(d)に示すように、
ガイド溝6aの他半部を移動し、1枚目のトレイ23に
対応する位置まで進む。
【0040】このように、1対のエレベーションレバー
6に設けられたそれぞれの切替手段は、それぞれに対応
する係合ピン5と係合し、上述した切替動作過程を同時
に行うことにより、各係合ピン5を、ガイド溝6aの頂
部よりも下半部側、例えば12枚目のトレイ23に対応
する位置から、頂部よりも上半部側、例えばl枚目のト
レイ23に対応する位置に、円滑に移動させる。これに
より、選択されたCDを載置した卜レイ23に対応する
位置に駆動装置4を移動させることができる。上記切替
手段を構成する制御アーム12(カム40)、切替アー
ム14、制御レバー15等に関する説明から明らかなよ
うに、これら各部材12、14、15、40等は、係合
ピン15の、ガイド溝15の頂部を越える移動を円滑に
行わせる。すなわち、これら各部材12、14、15、
40等が合わさって、特許請求の範囲に記載した検知手
段としての機能を有する。尚、ローディングモータ8に
よって駆動される1対のエレベーションレバー6の水平
方向の移動範囲は、係合ピン5を、図6の位置bから待
機溝6b内のリセット領域の係止位置24まで移動させ
る範囲である。
【0041】尚、図9では、係合ピン5が、ガイド溝6
aの頂部よりも下半部側、例えば12枚目のトレイ23
に対応する位置から、該頂部よりも上半部側、例えば1
枚目のトレイ23に対応する位置に移動する場合につい
て述べたが、係合ピン5が、逆方向から頂部を通過する
場合も、係合ピン5が、待機溝6b内の切替領域におい
て反転移動することにより、同様の切替動作がなされる
ので、ここでは説明を省略する。
【0042】次に、1対のエレベーションレバー6に設
けられた各切替手段がそれぞれ対応する係合ピン5と当
接している際に、例えば外部からの予期しない衝撃等を
受けることにより、各係合ピン5が各ガイド溝6aのそ
れぞれ異なる位置で係合した場合に、これを是正する動
作について説明する。図10は、当該是正動作を示して
おり、図10(a)及び図10(b)は、1対のエレベ
ーションレバー6に設けられた複数の係合ピン5が、ぞ
れぞれ対応するガイド溝6a内の異なる位置で係合した
状態を示し、図10(c)及び図10(d)は、各係合
ピン5が、一旦、待機溝6bのリセット領域の係止位置
24に係止するまで移動した後、再び対応する各ガイド
溝6a内に同方向で移動する状態を示す。
【0043】複数の係合ピン5のうち、一の係合ピン5
が、ガイド溝6a内(図10(a))に、他の係合ピン
5が待機溝6b内(図10(b))に、それぞれ同時に
係合した場合、ローディングモータ8は、各係合ピン5
をガイド溝6aの頂部から遠ざかる方向に移動させるこ
とができない。すなわち、図10(a)においては、係
合ピン5は上方に移動する力が加えられ、図10(b)
においては、係合ピン5は下方に移動する力が加えられ
る。従って、駆動装置4は停止状態を保ち、ローディン
グモータ8に負荷がかかる。この結果、図示しない制御
器は、これを検知し、ローディングモータ8を反転駆動
させる。この結果、各係合ピン5は、図10(a)にお
いては、矢印Cの方向に沿ってガイド溝6a内を移動
し、図10(b)においては、矢印Dの方向に沿ってガ
イド溝6a内を移動する。このため、各係合ピン5は、
全て待機溝6b内に誘導される。
【0044】次に、各係合ピン5は、待機溝6b内にお
いて、制御アーム12のカム40を押しながら待機溝6
b内を更に移動し、カム40の頂部4Oaを乗り越え
て、待機溝6b内のリセット領域内に進み、リセット領
域の最深部である係止位置24において係止する。この
際、制御アーム12は、図10(c)に示すように、弾
性保持部材13によつて、初期の保持位置に戻される。
係合ピン5がリセット領域内に位置すると、上記制御器
がこれを検知し、ローディングモータ8を反転駆動させ
ることにより、係合ピン5の移動方向を反転させる。こ
の際、係合ピン5は、再び制御アーム12のカム40を
押しながら待機溝6b内をガイド溝6aの頂部に向かっ
て移動するので、制御アーム12が図10(d)の矢印
Bの方向に回動させられる。これに伴って、各制御レバ
ー15が同方向に回動し、対応する各切替アーム14を
切替えて、一方の係止位置(図10(d))の状態に揃
える。
【0045】以上により、各係合ピン5は、ガイド溝6
a内を図10(d)の矢印E方向に沿って下降すること
により、ガイド溝6a内を円滑に移動する。尚、本形態
例において、係合ピン5を矢印E方向に沿って移動させ
ることにより、マガジン22の排出位置まで移動させる
ことができるので、不測の事態が生じた場合にマガジン
22がCDチェンジャ内から取り出し不能となることは
ない。
【0046】尚、図10(d)では、弾性を有する線材
製の制御レバ−15を採用したため、制御アーム12
は、制御レバー15をたわませながら回動することによ
って、切替アーム14を各係止位置まで回動させている
が、制御レバー15は、剛性を有する部材で構成しても
良く、制御アーム12の形状や大きさは、1対のストッ
パ12cの間隔、切替アーム14の形状や大きさ、等に
応じて適宜設定する。要は、切替アーム14を各係止位
置まで回動可能とすれば良い。又、制御レバー15が弾
性を有する線材で構成された場合に、制御レバー15を
ストッパ12cに係止させてたわませることによって切
替アーム14を回動させる際に、例えば、エレベーショ
ンレバー6上に突起等の係止部材を設け、切替アーム1
4を突起に係止することで切替アーム14の各係止位置
を確保するようにしても良い。
【0047】
【発明の効果】本発明に係る駆動装置の移動機構は、上
述のように構成され作用するため、オートチェンジャが
収納する記録媒体の数を増やしても、スライド手段の移
動範囲を増大させることなく駆動装置を所望の記録媒体
に対応する位置に移動させることができる。すなわち、
記録媒体の収納枚数を増大させられるにも拘らず、駆動
装置の移動機構、ひいてはオートチェンジャ自体が大型
化することを防止できる。従って、設置スペースの確保
が容易になる。しかも、簡易な構成であるため製造コス
トの高騰を招来することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態例の主要部の概略を示す
平面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく底面図である。
【図4】同じく側面図である。
【図5】オートチェンジャの収納部に収納されるマガジ
ンの内部構造を示す正面図である。
【図6】エレベーションレバーに係合する係合ピンの各
位置を示す図である。
【図7】エレベーションレバーに設けられた切替手段の
一例を示す図である。
【図8】切替手段の切替アームが、制御レバーを介して
係止位置にそれぞれ係止する状態を示す図である。
【図9】切替手段の動作状態を順次示す図である。
【図10】複数の係合ピンのガイド溝への係合位置が異
なった場合にこれを是正する状態を示す図である。
【図11】ピンとスライド溝との係合状態のそれぞれ2
例を示す断面図である。
【図12】従来のCDオ−トチェンジャの概略構造図で
ある。
【図13】従来の駆動装置の移動機構を示しており、
(A)は側面図、(B)は分解斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・・筐体 2・・・・・収納部 3・・・・・移動溝 4・・・・・駆動装置 4a・・・・再生部 4b・・・・クランプ部 5・・・・・係合ピン 6・・・・・エレベーションレバー 6a・・・・ガイド溝 6b・・・・待機溝 6c・・・・ラック部 7・・・・・回動レバー 7a・・・・回動軸 8・・・・・ローディングモータ 9・・・・・ピニオン 10・・・・ギア 11・・・・ギア 12・・・・制御アーム 12a・・・回動軸 12b・・・軸 12c・・・ストッパ 13・・・・弾性保持部材 14・・・・切替アーム 14a・・・回動軸 15・・・・制御レバー 17・・・・ピン 18・・・・スライド溝 19・・・・水平支持機構 20・・・・溝 21・・・・フック 22・・・・マガジン 23・・・・トレイ 24・・・・係止位置 b・・・・駆動装置がマガジンの排出位置に位置する場
合の係合ピンの位置 c・・・・駆動装置が12枚目のトレイに対応する垂直
方向の位置に位置する場合の係合ピンの泣置 d・・・・駆動装置が11枚目のトレイに対応する垂直
方向の位置に位置する場合の係合ピンの位置 e・・・・駆動装置が10枚目のトレイに対応する垂直
方向の位置に位置する場合の係合ピンの位置 f・・・・駆動装置が9枚目のトレイに対応する垂直方
向の位置に位置する場合の係合ピンの位置 g・・・・駆動装置が8枚目のトレイに対応する垂直方
向の位置に位置する場合の係合ピンの位置 h・・・・駆動装置が7枚目のトレイに対応する垂直方
向の位置に位置する場合の係合ピンの位置 i・・・・駆動装置が6枚目のトレイに対応する垂直方
向の位置に位置する場合の係合ピンの位置 j・・・・駆動装置が5枚目のトレイに対応する垂直方
向の位置に位置する場合の係合ピンの位置 k・・・・駆動装置が4枚目のトレイに対応する垂直方
向の位置に位置する場合の係合ピンの位置 l・・・・駆動装置が3枚目のトレイに対応する垂直方
向の位置に位置する場合の係合ピンの位置 m・・・・駆動装置が2枚目のトレイに対応する垂直方
向の位置に位置する場合の係合ピンの位置 n・・・・駆動装置が1枚目のトレイに対応する垂直方
向の位置に位置する場合の係合ピンの位置 o・・・・係合ピンが待機溝内の切替領域に位置する場
合の係合ピンの位置 a・・・・係合ピンが待機溝内のリセット領域の係止位
置に位置する場合の係合ピンの位置 40・・・・カム 40a・・・頂部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 浩 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 石田 信夫 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 木村 知道 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 柳沢 達也 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 太田 孝 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一直線上に配列された複数の記録媒体の
    うちの選択された一の記録媒体を装着して駆動する駆動
    装置を、上記記録媒体の配列方向に移動させる、駆動装
    置の移動機構であって、 上記駆動装置を上記配列方向に移動させる移動手段と、
    この移動手段を、上記配列方向と同方向の第一の直線に
    直交する第二の直線方向に移動させる駆動手段と、を備
    え、 上記移動手段は、両端部間において上記第一の直線の方
    向に略く字形状に連続し上記駆動装置と係合してこの駆
    動装置を上記第一の直線方向に案内させる少なくとも一
    のガイドを備え、このガイドを上記第二の直線に沿った
    所定範囲内において移動させることにより、このガイド
    と上記駆動装置との係合位置に応じて上記駆動装置を上
    記選択された一の記録媒体の配置位置に移動可能とした
    ことを特徴とする、駆動装置の移動機構。
  2. 【請求項2】 前記ガイドと係合する前記駆動装置の係
    合部が、前記ガイドの略く字形状の頂部を越えて相対移
    動する場合に、上記頂部に至るまでの前記ガイドの移動
    方向と上記頂部を越えた後の前記ガイドの移動方向とが
    互いに逆方向であることを特徴とする、請求項1に記載
    の駆動装置の移動機構。
  3. 【請求項3】 前記ガイドは、その頂部から連続して分
    岐し前記駆動装置の前記係合部が係合可能な領域を有す
    る待機部を備えていることを特徴とする、請求項1乃至
    請求項2のいずれかに記載の駆動装置の移動機構。
  4. 【請求項4】 前記待機部並びに前記ガイドに対応して
    設けられた切替手段を具備し、この切替手段は、前記係
    合部を前記略く字形状の頂部を越えて前記ガイドに沿っ
    て移動させる際に、上記係合部を上記待機部内に一時的
    に誘導するようにしたものであることを特徴とする請求
    項3に記載の駆動装置の移動機構。
  5. 【請求項5】 前記ガイドを複数設けるとともに、これ
    ら各ガイドに、それぞれ前記係合部が係合しており、且
    つ、前記待機部には、上記係合部の誘導方向を揃えて各
    ガイドの所望方向に移動させるリセット領域を設けたこ
    とを特徴とする、請求項3乃至請求項4のいずれかに記
    載の駆動装置の移動機構。
  6. 【請求項6】 前記移動手段は平板により構成され、前
    記ガイドは、この平板に形成されたガイド溝であり、こ
    のガイド溝に係合する前記駆動装置の係合部は、係合ピ
    ンであることを特徴とする、請求項1乃至請求項5のい
    ずれかに記載の駆動装置の移動機構。
  7. 【請求項7】 前記待機部は、前記ガイド溝の頂部から
    連続して分岐し、前記係合ピンが係合可能な領域を有す
    る待機溝であることを特徴とする、請求項6に記載の駆
    動装置の移動機構。
  8. 【請求項8】 前記切替手段は、前記係合ピンが前記ガ
    イド溝内に位置している場合に、前記移動手段が移動す
    ることによって上記係合ピンと係合して該係合ピンを上
    記待機溝内に誘導制御し、この係合ピンが上記待機溝内
    に位置している場合に、上記移動手段が、上記係合ピン
    を上記待機溝に対応する上記ガイド溝の頂部に接近させ
    るように移動することにより、該係合ピンが、このガイ
    ド溝内に入り、該ガイド溝に沿つて移動自在とするもの
    であることを特徴とする請求項7に記載の駆動装置の移
    動機構。
  9. 【請求項9】 前記切替手段は、前記ガイド溝の頂部に
    隣接して設けられた、前記第一の直線方向に亙る第一の
    係止位置と第二の係止位置との範囲において回動可能に
    構成される切替アームと、前記待機溝に隣接する所定位
    置において、一端部近傍を弾性保持される回動可能な制
    御アームと、この制御アームの上記一端部近傍に取り付
    けられ、上記切替アームの一端部近傍と遊嵌自在に係合
    する制御レバーと、を備え、 上記切替アームは、前記係合ピンが上記ガイド溝内に位
    置している場合に、上記移動手段が移動することによ
    り、上記係合ピンに押されて回動し、上記第一の係止位
    置又は第二の係止位置に係止して上記係合ピンを上記待
    機溝内に誘導し、 上記制御アームは、上記係合ピンが上記待機溝内に位置
    している場合に、上記移動手段が、上記係合ピンを上記
    待機溝に対応する上記ガイド溝の頂部に接近させるよう
    に移動することにより、上記係合ピンに押されて回動
    し、上記制御レバーと協働して、上記切替アームを第一
    の係止位置又は第二の係止位置に係止させて上記係合ピ
    ンを上記頂部を境とする上記ガイド溝の一半部と他半部
    とのいずれかの側に誘導するものであることを特徴とす
    る請求項8に記載の駆動装置の移動機構。
  10. 【請求項10】 前記制御アームは、前記係合ピンに当
    接するカムを有しており、前記頂部に隣接し、前記待機
    溝が有する切替領域において上記係合ピンが上記カムに
    当接する場合に、上記制御アームは、上記移動手段が上
    記係合ピンを上記待機溝に対応する上記頂部に接近させ
    るように移動することにより、上記係合ピンに押されて
    回動し、上記制御アームに架設される上記制御レバーと
    協働して、上記切替アームを上記第一の係止位置又は第
    二の係止位置に係止させることを特徴とする請求項9に
    記載の駆動装置の移動機構。
  11. 【請求項11】 前記駆動装置の係合部が前記ガイドの
    略く字形状の頂部を越えて該ガイドと相対的に移動する
    場合に、この係合部が上記頂部近傍にあることを検知す
    る検知手段を有し、この検知手段により前記ガイドの移
    動方向を変えることを特徴とする、請求項2に記載の駆
    動装置の移動機構。
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