JPS60205851A - ダブルカセツトテ−プレコ−ダ - Google Patents
ダブルカセツトテ−プレコ−ダInfo
- Publication number
- JPS60205851A JPS60205851A JP6169184A JP6169184A JPS60205851A JP S60205851 A JPS60205851 A JP S60205851A JP 6169184 A JP6169184 A JP 6169184A JP 6169184 A JP6169184 A JP 6169184A JP S60205851 A JPS60205851 A JP S60205851A
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- JP
- Japan
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- cassette
- gear
- substrate
- guide
- grooves
- Prior art date
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 31
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract description 5
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 2
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば留守番電話用テープレコーダとして使
用することができるタプルカセットテープレコーダに関
するものである。
用することができるタプルカセットテープレコーダに関
するものである。
例えば、留守番電話用テープレコーダとしてダブルカセ
ットテープレコーダがある。この種のテープレコーダは
、相手から電話がかかってきた場合に、予め記録されて
いるメツセージを再生して相手に送るための再生用カセ
ットテープと、相手からのメツセージを記録する記録用
カセットテープとを用いるダブルカセットテープレコー
ダになっている。従来一般に用いられているこの種のダ
ブルカセットテープレコーダは二つのカセッ1−を横方
向に並列的に装填する形式のものであった。
ットテープレコーダがある。この種のテープレコーダは
、相手から電話がかかってきた場合に、予め記録されて
いるメツセージを再生して相手に送るための再生用カセ
ットテープと、相手からのメツセージを記録する記録用
カセットテープとを用いるダブルカセットテープレコー
ダになっている。従来一般に用いられているこの種のダ
ブルカセットテープレコーダは二つのカセッ1−を横方
向に並列的に装填する形式のものであった。
しかし、この形式のものによれば、テープレコーダを2
台併設したのと実質的に同一であって、設置面積が大き
くなるという問題点があった。そこで、磁気ヘッド、ピ
ンチローラ、キャプスタン等を1組だけ設け、再生用カ
セットと記録用カセットとを重ね合わせて装填するよう
にし、これら重ね合わせられたカセットを一体的にカセ
ットの厚さ方向に移動させることによって再生と記録と
を選択的に行わせるようにしたものも提案されている。
台併設したのと実質的に同一であって、設置面積が大き
くなるという問題点があった。そこで、磁気ヘッド、ピ
ンチローラ、キャプスタン等を1組だけ設け、再生用カ
セットと記録用カセットとを重ね合わせて装填するよう
にし、これら重ね合わせられたカセットを一体的にカセ
ットの厚さ方向に移動させることによって再生と記録と
を選択的に行わせるようにしたものも提案されている。
特開昭57−24150号公報記載のものはその一つで
ある。しかし、上記従来のカセットを重ね合わせる形式
のテープレコーダによれば、再生と記録とを選択的に行
わせるためには二つのカセットを重ね合わせた状態で一
体的に移動させる必要があるから、二つのカセットが移
動する空間を必要とし、そのためにテープレコーダの寸
法が大きくなり、設置面積を十分に小さくすることはで
きなかった。
ある。しかし、上記従来のカセットを重ね合わせる形式
のテープレコーダによれば、再生と記録とを選択的に行
わせるためには二つのカセットを重ね合わせた状態で一
体的に移動させる必要があるから、二つのカセットが移
動する空間を必要とし、そのためにテープレコーダの寸
法が大きくなり、設置面積を十分に小さくすることはで
きなかった。
本発明の目的は、全体の寸法を小さくして設置面積を小
さくすることが可能であり、かつ、構成も比較的簡単な
ダブルカセントテープレコーダを提供することにある。
さくすることが可能であり、かつ、構成も比較的簡単な
ダブルカセントテープレコーダを提供することにある。
本発明の特徴は、記録用カセットと再生用力セントを2
段に重ねる形式のテープレコーダにおいて、磁気ヘッド
やピンチローラを備えたヘッド基板が移動して記録と再
生を選択的に行うようにしたことにある。
段に重ねる形式のテープレコーダにおいて、磁気ヘッド
やピンチローラを備えたヘッド基板が移動して記録と再
生を選択的に行うようにしたことにある。
以下、留守番電話用テープレコーダとして構成された図
示の実施例を参照しながら本発明を説明する。
示の実施例を参照しながら本発明を説明する。
第1図乃至第5図において、シャーシ1上にはその前が
わにおいて左右(第1図では上下)一対のガイド壁12
.12が固定されている。ガイド壁12.12はそれぞ
れ手前の方と奥の方に同形のガイド溝13.14を有し
てい゛る。これらのガイド溝13.14はそれぞれ手前
がわの略水平方向の溝部13a 、 14aと、これら
の溝部13a 、14aから奥方に枝分かれした上がわ
の溝部13b 、14b及び下がわの溝部13c’ 、
14cとによって構成されている。シャーシ1上には
ヘッド基板2が前後方向及び上下方向に移動可能に乗せ
られている。ヘッド基板2の左右両端面には2本ずつピ
ン2a、2aが面積されており、これらのピン2a、
2aは上記ガイド溝13.14にそれぞれ嵌められてい
る。ヘッド基板2は、同ヘッド基板2とシャーシ1との
間に掛けられたばね15の弾力により下方に向かって移
動するように付勢されると共に前方に向かって移動する
ように付勢され、通常は、この付勢力により上記ピン2
a、2aがガイド溝13.14の手前がわの溝部13a
、 14aまで移動した態様をとるようになっている
。ヘッド基板2には磁気ヘッド16.17やピンチロー
ラ18が設けられている。シャーシlとヘッド基板2の
間には摺動板3が適宜の案内手段により前後方向に摺動
可能に設けられている。摺動板3には一対のガイド軸3
a、 3aが面積され、これらのガイド軸3a、3aに
は、ヘッド基板2に設けられたガイド孔2d。
わにおいて左右(第1図では上下)一対のガイド壁12
.12が固定されている。ガイド壁12.12はそれぞ
れ手前の方と奥の方に同形のガイド溝13.14を有し
てい゛る。これらのガイド溝13.14はそれぞれ手前
がわの略水平方向の溝部13a 、 14aと、これら
の溝部13a 、14aから奥方に枝分かれした上がわ
の溝部13b 、14b及び下がわの溝部13c’ 、
14cとによって構成されている。シャーシ1上には
ヘッド基板2が前後方向及び上下方向に移動可能に乗せ
られている。ヘッド基板2の左右両端面には2本ずつピ
ン2a、2aが面積されており、これらのピン2a、
2aは上記ガイド溝13.14にそれぞれ嵌められてい
る。ヘッド基板2は、同ヘッド基板2とシャーシ1との
間に掛けられたばね15の弾力により下方に向かって移
動するように付勢されると共に前方に向かって移動する
ように付勢され、通常は、この付勢力により上記ピン2
a、2aがガイド溝13.14の手前がわの溝部13a
、 14aまで移動した態様をとるようになっている
。ヘッド基板2には磁気ヘッド16.17やピンチロー
ラ18が設けられている。シャーシlとヘッド基板2の
間には摺動板3が適宜の案内手段により前後方向に摺動
可能に設けられている。摺動板3には一対のガイド軸3
a、 3aが面積され、これらのガイド軸3a、3aに
は、ヘッド基板2に設けられたガイド孔2d。
2dが嵌められ、ガイド軸3a、3aによってヘッド基
板2は上下方向の移動が案内されるようになっている。
板2は上下方向の移動が案内されるようになっている。
第5図に示されているように、摺動板3の前端部には折
曲部3bが形成され、この折曲部3bには、軸I9を中
心に回動可能なベルクランク状のアシストレバー4の一
腕端部のピン4aが当たるようになっている。アシスト
レバー4はばね20によりピン4aが摺動板3の折曲部
3bから離間する向きに回動付勢されているが、アシス
トレバー4の他方の腕端部に面積されたピン4bがアシ
ストカム5の外周のカム縁に当たることによって上記付
勢力による回動が規制されるようになっている。そして
、アシストカム5が回転するとそのカム縁によりピン4
わが押されてアシストレバー4が反時計方向に回動させ
られ、ピン4aにより摺動板3の折曲部3bが後方に押
され、もって、ヘッド基板2が後方に移動させられるに
うになっている。アシストカム5はギヤ21と一体に軸
22を中心に回転可能に設けられている。ギヤ21は駆
動源6のピニオン23とかみ合うようになっているが、
ギヤ21には欠歯部21aが2個所に形成され、これら
の欠歯部ではギヤ21とピニオン23とがかみ合うこと
ができないようになっている。ギヤ21の上面には2個
所にピン26.26が面積され、ピニオン23が欠歯部
21a 、21aの一つに対向しているときは上記ピン
26.26の一つにばね27の一腕が当たり、このばね
27の弾力によりギヤ21は第5図において時計方向に
回動付勢され、この付勢力でギヤ21が回動させられる
ことによりギヤ21とピニオン23がかみ合い得るよう
になっている。ギヤ21の下面がわにはピン21bが面
積されている。ピン21bには軸24を中心に水平面内
において回動可能に設けられた制御杆9の一端部が当た
るようになっている。制御杆9はばね25により図にお
いて時計方向に回動付勢されている。
曲部3bが形成され、この折曲部3bには、軸I9を中
心に回動可能なベルクランク状のアシストレバー4の一
腕端部のピン4aが当たるようになっている。アシスト
レバー4はばね20によりピン4aが摺動板3の折曲部
3bから離間する向きに回動付勢されているが、アシス
トレバー4の他方の腕端部に面積されたピン4bがアシ
ストカム5の外周のカム縁に当たることによって上記付
勢力による回動が規制されるようになっている。そして
、アシストカム5が回転するとそのカム縁によりピン4
わが押されてアシストレバー4が反時計方向に回動させ
られ、ピン4aにより摺動板3の折曲部3bが後方に押
され、もって、ヘッド基板2が後方に移動させられるに
うになっている。アシストカム5はギヤ21と一体に軸
22を中心に回転可能に設けられている。ギヤ21は駆
動源6のピニオン23とかみ合うようになっているが、
ギヤ21には欠歯部21aが2個所に形成され、これら
の欠歯部ではギヤ21とピニオン23とがかみ合うこと
ができないようになっている。ギヤ21の上面には2個
所にピン26.26が面積され、ピニオン23が欠歯部
21a 、21aの一つに対向しているときは上記ピン
26.26の一つにばね27の一腕が当たり、このばね
27の弾力によりギヤ21は第5図において時計方向に
回動付勢され、この付勢力でギヤ21が回動させられる
ことによりギヤ21とピニオン23がかみ合い得るよう
になっている。ギヤ21の下面がわにはピン21bが面
積されている。ピン21bには軸24を中心に水平面内
において回動可能に設けられた制御杆9の一端部が当た
るようになっている。制御杆9はばね25により図にお
いて時計方向に回動付勢されている。
ギヤ21の下面がわには上記ピン21bの面積位置と同
一の半径上に別のピン21c 、21dが近接して面積
されている。このピン21c 、 2Ldの間隔は制御
杆9の一端部が入り得る程度の間隔になっており、また
、制御杆9の一端部がピン21cに当たっているときは
もとより、制御杆9の一端部がピン21dに当たってい
るときもピニオン23がギヤ21の欠歯部21aに対向
し、かつ、ばね27によってギヤ21が回動付勢される
ようになっている。制御杆9の他方の腕端部にはピン2
8が面積されている。ビン28には、ソレノイド8によ
って前後方向の位置が制御される制御部材29が当たっ
ている。ソレノイド28が励磁されない通常の状態では
制御杆9がばね25の付勢力により回動して制御杆9の
一腕部がギヤ21のピン21b 、 21c 、 21
dの回動通路上に進出し、ばね27によるギヤ21の回
動付勢力に抗してギヤ21の回動を阻止するようになっ
ている。また、ソレノイド8が励磁されると制御部材2
9が吸引されて1i17御杆9をばね25による付勢力
に抗して回動させ、制御杆29の一腕端部をビン21b
、21c 、21dの回動通路から逃がすことによっ
てギヤ21をばね27の付勢力により回動させ、ギヤ2
1をピニオン23にかみ合わせるようになっている。
一の半径上に別のピン21c 、21dが近接して面積
されている。このピン21c 、 2Ldの間隔は制御
杆9の一端部が入り得る程度の間隔になっており、また
、制御杆9の一端部がピン21cに当たっているときは
もとより、制御杆9の一端部がピン21dに当たってい
るときもピニオン23がギヤ21の欠歯部21aに対向
し、かつ、ばね27によってギヤ21が回動付勢される
ようになっている。制御杆9の他方の腕端部にはピン2
8が面積されている。ビン28には、ソレノイド8によ
って前後方向の位置が制御される制御部材29が当たっ
ている。ソレノイド28が励磁されない通常の状態では
制御杆9がばね25の付勢力により回動して制御杆9の
一腕部がギヤ21のピン21b 、 21c 、 21
dの回動通路上に進出し、ばね27によるギヤ21の回
動付勢力に抗してギヤ21の回動を阻止するようになっ
ている。また、ソレノイド8が励磁されると制御部材2
9が吸引されて1i17御杆9をばね25による付勢力
に抗して回動させ、制御杆29の一腕端部をビン21b
、21c 、21dの回動通路から逃がすことによっ
てギヤ21をばね27の付勢力により回動させ、ギヤ2
1をピニオン23にかみ合わせるようになっている。
第5図乃至第7図において、シャーシlの前端部にはガ
イド板7が軸30を中心に垂直面内において回動可能に
設けられている。ガイド板7の一腕端部7aはヘッド基
板2の下方に位置している。ガイド板7はばね31によ
り第6図において反時計方向、即ち、ガイド板7の一腕
端部7aがヘッド基板2を押し上げる向きに回動付勢さ
れている。しかし、ばね3Iによるヘッド基板2を押し
上げる向きの付勢力は、ばね15によるヘッド基板2を
押し下げる向きの付勢力よりも小さく、従って、ヘッド
基板2は通常は押し下げられる向きに付勢されている。
イド板7が軸30を中心に垂直面内において回動可能に
設けられている。ガイド板7の一腕端部7aはヘッド基
板2の下方に位置している。ガイド板7はばね31によ
り第6図において反時計方向、即ち、ガイド板7の一腕
端部7aがヘッド基板2を押し上げる向きに回動付勢さ
れている。しかし、ばね3Iによるヘッド基板2を押し
上げる向きの付勢力は、ばね15によるヘッド基板2を
押し下げる向きの付勢力よりも小さく、従って、ヘッド
基板2は通常は押し下げられる向きに付勢されている。
ガイド板7は奥方において垂直方向の折曲部7dと前方
において傾斜した折曲部7cとを有している。折曲部7
dは、前記制御部材29から一体に延びたガイド杆10
によって言かれている。ガイド杆10の前端部は折曲部
10aになっている。第6図のようにガイド板7がばね
31の付勢力によって回動させられているときはガイド
板7の折曲部7dによってガイド板10が持ち上げられ
てガイド杆10の折曲部10aがガイド板7の折曲部7
cと対向するようになっている。これに対して第7図の
ようにガイド板7がばね31の付勢力に抗しヘッド基板
2により押し回されると、ガイド板7の折曲部7dによ
りガイド杆10が押し下げられ、ガイド杆10の折曲部
10aがガイド板7の折曲部7cの下方に移動するよう
になっている。
において傾斜した折曲部7cとを有している。折曲部7
dは、前記制御部材29から一体に延びたガイド杆10
によって言かれている。ガイド杆10の前端部は折曲部
10aになっている。第6図のようにガイド板7がばね
31の付勢力によって回動させられているときはガイド
板7の折曲部7dによってガイド板10が持ち上げられ
てガイド杆10の折曲部10aがガイド板7の折曲部7
cと対向するようになっている。これに対して第7図の
ようにガイド板7がばね31の付勢力に抗しヘッド基板
2により押し回されると、ガイド板7の折曲部7dによ
りガイド杆10が押し下げられ、ガイド杆10の折曲部
10aがガイド板7の折曲部7cの下方に移動するよう
になっている。
前記ソレノイド8は図示されない制御回路によって制御
されるようになっており、後に説明するように、各動作
モードの切り換え時に励磁時間が制御されて所定のモー
ドに切り換えられるようになっている。
されるようになっており、後に説明するように、各動作
モードの切り換え時に励磁時間が制御されて所定のモー
ドに切り換えられるようになっている。
第2図及び第3図において、Aは相手方のメソ七−ジを
記録するための記録用カセットテープ、Bは予め記録し
たメソセージを相手方に送るための再生用カセットテー
プである。これらのカセットテープは、まず、再生用カ
セットテープBを装填したあと、これに重ね合わせて記
録用カセットテープAを装填するようになっている。こ
の場合、カセットテープには厚肉部と薄肉部があるため
、栄に二つのカセットを重ね合わせるだけでは所定の位
置に位置決めすることはできず、所定の保持機構を必要
とする。第1図、第8図乃至第11図において符号11
は上記保持機構を示す。保持機構11は、カセット受は
部材32と、開光は部材を軸支する軸受部材33と、上
記光は部材32を回動付勢するクリックばね34からな
り、第1図に示されているように、シャーシ1の奥端部
に設けられている。
記録するための記録用カセットテープ、Bは予め記録し
たメソセージを相手方に送るための再生用カセットテー
プである。これらのカセットテープは、まず、再生用カ
セットテープBを装填したあと、これに重ね合わせて記
録用カセットテープAを装填するようになっている。こ
の場合、カセットテープには厚肉部と薄肉部があるため
、栄に二つのカセットを重ね合わせるだけでは所定の位
置に位置決めすることはできず、所定の保持機構を必要
とする。第1図、第8図乃至第11図において符号11
は上記保持機構を示す。保持機構11は、カセット受は
部材32と、開光は部材を軸支する軸受部材33と、上
記光は部材32を回動付勢するクリックばね34からな
り、第1図に示されているように、シャーシ1の奥端部
に設けられている。
カセット受は部材32はその軸32aが軸受部材33に
よって垂直面内において回動可能に軸支されている。カ
セット受は部材32は、再生用カセットBを装填したと
きその下面後端縁部を受ける作用腕部32bと、再生用
カセッI−Bの後端上縁部と記録用カセットAの後端下
縁部との間に介入すべき押さえ部32cを有している。
よって垂直面内において回動可能に軸支されている。カ
セット受は部材32は、再生用カセットBを装填したと
きその下面後端縁部を受ける作用腕部32bと、再生用
カセッI−Bの後端上縁部と記録用カセットAの後端下
縁部との間に介入すべき押さえ部32cを有している。
そして、カセットテープを装填しない通常の状態では、
第9図に示されているように、カセット受は部材32が
クリックばね34により時計方向に回動付勢され、その
作用腕部32bが再生用力セラ)Bの装愼通臨上に進出
するようになっている。また、上記の状態から再生用カ
セットBを所定位置まで押し下げて装填するとカセット
受は部材32はその作用腕部32bがカセットBに押さ
れて反時計方向に回動するようになっている。第10図
に示されているようにカセットBが位置決め部材35.
36に当たった状態ではクリックばね34が思案点を越
えてカセット受は部材32は今度は反時計方向に回動付
勢され、その押さえ部32cがカセソ)Bの後端上縁部
を下方に押し付けるようになっている。上記押さえ部3
2cの上下方向の寸法は、カセットの厚肉部と薄肉部と
の段差の2倍の寸法になっていて、第11図に示されて
いるように、カセットBが押さえ部32cで押さえられ
ている状態で記録用カセソ)Aを重ねるようにして装填
すると、カセットAの厚肉部がカセットBの厚肉部に重
なり1.かつ、カセットAの薄肉部が上記押さえ部22
cに重なることによってカセットAがカセットBと平行
をなすような所定の態様で装填されるようになっている
。
第9図に示されているように、カセット受は部材32が
クリックばね34により時計方向に回動付勢され、その
作用腕部32bが再生用力セラ)Bの装愼通臨上に進出
するようになっている。また、上記の状態から再生用カ
セットBを所定位置まで押し下げて装填するとカセット
受は部材32はその作用腕部32bがカセットBに押さ
れて反時計方向に回動するようになっている。第10図
に示されているようにカセットBが位置決め部材35.
36に当たった状態ではクリックばね34が思案点を越
えてカセット受は部材32は今度は反時計方向に回動付
勢され、その押さえ部32cがカセソ)Bの後端上縁部
を下方に押し付けるようになっている。上記押さえ部3
2cの上下方向の寸法は、カセットの厚肉部と薄肉部と
の段差の2倍の寸法になっていて、第11図に示されて
いるように、カセットBが押さえ部32cで押さえられ
ている状態で記録用カセソ)Aを重ねるようにして装填
すると、カセットAの厚肉部がカセットBの厚肉部に重
なり1.かつ、カセットAの薄肉部が上記押さえ部22
cに重なることによってカセットAがカセットBと平行
をなすような所定の態様で装填されるようになっている
。
第2図において、既に述べたガイド壁12に形成された
ガイド溝14の上がわの溝14bの側部には検知スイッ
チ41の接片が位置していて、ヘッド基板2のピン2a
が上がわの溝14bに侵入してきたときば上記接片がピ
ン2aに押されて上記スイッチ41がオンになるように
なっている。また、上記ガイド溝14の下がわの溝14
cの側部には検知スイッチ42の接片が位置していて、
ヘッド基板2のピン2aが下がわの溝14cに侵入して
きたときは上記接片がピン2aに押されて上記スイッチ
42がオンになるようになっている。
ガイド溝14の上がわの溝14bの側部には検知スイッ
チ41の接片が位置していて、ヘッド基板2のピン2a
が上がわの溝14bに侵入してきたときば上記接片がピ
ン2aに押されて上記スイッチ41がオンになるように
なっている。また、上記ガイド溝14の下がわの溝14
cの側部には検知スイッチ42の接片が位置していて、
ヘッド基板2のピン2aが下がわの溝14cに侵入して
きたときは上記接片がピン2aに押されて上記スイッチ
42がオンになるようになっている。
次に上記実施例の動作を説明する。いま、第8図乃至第
11図について説明した通り、再生用カセッ)Bを装填
したのちこれに重ねて記録用カセットAを装填した状態
にあるものとする。そして、通常の状態ではアシストレ
バー4のピン4bがアシストカム5の近心カム縁に当た
ってアシストレバー4は第5図において時計方向に回動
し、ヘッド基板2は手前がわに移動して磁気ヘッド16
.17はカセットテープから離間し、ピンチローラ18
はキャプスタン軸から離間した状態になっている。また
、ヘッド基板2が上記のように手前がわに移動すること
により、ヘッド基板2のピン2aがガイド′a13.1
4の手前がわの溝部13a 、14aに嵌まった状態に
なり、ヘッド16.17及びピンチローラ18が二つの
カセッ)A、Bの中間部に対向して位置するようになっ
ている。
11図について説明した通り、再生用カセッ)Bを装填
したのちこれに重ねて記録用カセットAを装填した状態
にあるものとする。そして、通常の状態ではアシストレ
バー4のピン4bがアシストカム5の近心カム縁に当た
ってアシストレバー4は第5図において時計方向に回動
し、ヘッド基板2は手前がわに移動して磁気ヘッド16
.17はカセットテープから離間し、ピンチローラ18
はキャプスタン軸から離間した状態になっている。また
、ヘッド基板2が上記のように手前がわに移動すること
により、ヘッド基板2のピン2aがガイド′a13.1
4の手前がわの溝部13a 、14aに嵌まった状態に
なり、ヘッド16.17及びピンチローラ18が二つの
カセッ)A、Bの中間部に対向して位置するようになっ
ている。
上記の如き態様において、いま、電話がかかってきたと
する。まず、図示されない制御回路から短い信号が出力
され、この信号によりソレノイド8が瞬間的に励磁され
る。ソレノイド8の励磁により制御部材29がソレノイ
ド8に吸引され、ピン28が制御部材29に押されて制
御杆9がばね25の弾力に抗して第5図において反時計
方向に回動させられ、制御杆9の一腕端部がギヤ21の
ピン21bから逃げる。ギヤ21はそのピン26がばね
27の弾力によって押されることにより欠歯部21aの
範囲で回動させられ、よって、ギヤ21はピニオン23
とかみ合い、ギヤ21は駆動源6によりビニオン23を
介して第5図において時計方向に回転駆動される。上記
ソレノイド8の励磁によりガイド杆10が後方に引かれ
、その折曲部10aがガイド板7の折曲部7cを引っ掛
けてガイド板7をばね31の弾力に抗して回動させよう
とするが、ソレノイド8の励磁は瞬時であるため、ガイ
ド杆10はガイド板7の折曲部7cに瞬時触れるだけで
現状に復帰する。上記ギヤ21の回転駆動によりアシス
トカム5も一体に回転駆動され、そのカム縁がピン4b
を押してアシストレバー4を第5図において反時計方向
に回動させ、アシストレバー4のピン4aが摺動板3の
折曲部3bを押して摺動板3を後方に摺動させる。この
摺動板3の摺動と共にピン3as 3aが後方に移動し
、このピン3a、3aに嵌まっているヘッド基板2が後
方に移動させられる。このヘッド基板2の移動と共にピ
ン2a、2aも移動することになるが、ばね15の弾力
によりヘッド基板2が下方に移動するように付勢されて
いるため、ピン2a、2aはガイド溝13.14の下が
わの溝部13c 、 14cにガイドされつつ落ち込み
、こうして磁気ヘッド16.17は下がわのカセットB
のテープに接触し、かつ、ピンチローラ18はカセット
Bのテープをキャプスタン軸に押しつける。こうしてギ
ヤ21が略半回転してアシストレバー4のピン4bがア
シストカム5の最大径部に当たってヘッド基板2が限界
位置まで押されると、ピン2aが検知スイッチ42の接
片に当たって同スイッチ42をオンにし、これによって
リール台やキャプスタン軸が駆動されると共に再生用増
幅回路等に給電されて、カセットテープBに予め記録さ
れたメツセージが再生されて相手方に伝えられる。
する。まず、図示されない制御回路から短い信号が出力
され、この信号によりソレノイド8が瞬間的に励磁され
る。ソレノイド8の励磁により制御部材29がソレノイ
ド8に吸引され、ピン28が制御部材29に押されて制
御杆9がばね25の弾力に抗して第5図において反時計
方向に回動させられ、制御杆9の一腕端部がギヤ21の
ピン21bから逃げる。ギヤ21はそのピン26がばね
27の弾力によって押されることにより欠歯部21aの
範囲で回動させられ、よって、ギヤ21はピニオン23
とかみ合い、ギヤ21は駆動源6によりビニオン23を
介して第5図において時計方向に回転駆動される。上記
ソレノイド8の励磁によりガイド杆10が後方に引かれ
、その折曲部10aがガイド板7の折曲部7cを引っ掛
けてガイド板7をばね31の弾力に抗して回動させよう
とするが、ソレノイド8の励磁は瞬時であるため、ガイ
ド杆10はガイド板7の折曲部7cに瞬時触れるだけで
現状に復帰する。上記ギヤ21の回転駆動によりアシス
トカム5も一体に回転駆動され、そのカム縁がピン4b
を押してアシストレバー4を第5図において反時計方向
に回動させ、アシストレバー4のピン4aが摺動板3の
折曲部3bを押して摺動板3を後方に摺動させる。この
摺動板3の摺動と共にピン3as 3aが後方に移動し
、このピン3a、3aに嵌まっているヘッド基板2が後
方に移動させられる。このヘッド基板2の移動と共にピ
ン2a、2aも移動することになるが、ばね15の弾力
によりヘッド基板2が下方に移動するように付勢されて
いるため、ピン2a、2aはガイド溝13.14の下が
わの溝部13c 、 14cにガイドされつつ落ち込み
、こうして磁気ヘッド16.17は下がわのカセットB
のテープに接触し、かつ、ピンチローラ18はカセット
Bのテープをキャプスタン軸に押しつける。こうしてギ
ヤ21が略半回転してアシストレバー4のピン4bがア
シストカム5の最大径部に当たってヘッド基板2が限界
位置まで押されると、ピン2aが検知スイッチ42の接
片に当たって同スイッチ42をオンにし、これによって
リール台やキャプスタン軸が駆動されると共に再生用増
幅回路等に給電されて、カセットテープBに予め記録さ
れたメツセージが再生されて相手方に伝えられる。
アシストレバー4のピン4bがアシストカム5の最大径
部に当たった状態では、ギヤ21の欠歯部21aがピニ
オン23と対向すると共に、ばね25の弾力により復帰
した制御杆9の一腕端部にギヤ21のピン2]cが当た
り、ギヤ21の回転が阻止され、上記カセットBの再生
動作がff(u持されることになる。なお、この状態で
はギヤ21の二つのピン26.26の一つがばね274
こ押されてギヤ21が第5図において時計方向に回動付
勢されるが、上記のように制御杆9によってギヤ21の
回動が阻止される。
部に当たった状態では、ギヤ21の欠歯部21aがピニ
オン23と対向すると共に、ばね25の弾力により復帰
した制御杆9の一腕端部にギヤ21のピン2]cが当た
り、ギヤ21の回転が阻止され、上記カセットBの再生
動作がff(u持されることになる。なお、この状態で
はギヤ21の二つのピン26.26の一つがばね274
こ押されてギヤ21が第5図において時計方向に回動付
勢されるが、上記のように制御杆9によってギヤ21の
回動が阻止される。
再生用カセットBの再生が終了すると、制御回+73か
ら中間の長さの信号が出力され、ソレノイド8に印加さ
れる。これによりソレノイド8が励磁され、前述の通り
制御杆9が回動させられてその一腕端部がギヤ21のピ
ン21cの回動1ffl路から逃げ、ばね27の付勢力
によりギヤ21が回動する。ソレノイド8の励磁時間は
制御杆9の一腕端部の位置をギヤ21のピン21c及び
これに近接しでいる別のピン21dが通過するに必要な
時間に設定されており、これによりピニオン23とギヤ
21とが再びかみ合ってギヤ21が回転駆動される。ギ
ヤ21は略半回転するとその欠歯部21aがピニオン2
3と対向して回転駆動が停止し、原位置に復帰する。ギ
ヤ21と共にアシストカム5も回転して同アシストカム
5及びアシストレバー4も原位置に復帰し、ヘッド基板
2も第6図に示されているような原位置に復帰する。こ
の復帰動作の初期においてスイッチ42がオフになるの
で再生動作はその時点で停止する。続いて制御回路から
長い信号が出力されてソレノイド8が比較的長い時間励
磁される。ソレノイド8の励磁によりガイド杆10が引
っ張られてその折曲部10aがガイド板7の折曲部7C
を後方に押し、ガイド板7を第6図において時計方向に
回動させる。
ら中間の長さの信号が出力され、ソレノイド8に印加さ
れる。これによりソレノイド8が励磁され、前述の通り
制御杆9が回動させられてその一腕端部がギヤ21のピ
ン21cの回動1ffl路から逃げ、ばね27の付勢力
によりギヤ21が回動する。ソレノイド8の励磁時間は
制御杆9の一腕端部の位置をギヤ21のピン21c及び
これに近接しでいる別のピン21dが通過するに必要な
時間に設定されており、これによりピニオン23とギヤ
21とが再びかみ合ってギヤ21が回転駆動される。ギ
ヤ21は略半回転するとその欠歯部21aがピニオン2
3と対向して回転駆動が停止し、原位置に復帰する。ギ
ヤ21と共にアシストカム5も回転して同アシストカム
5及びアシストレバー4も原位置に復帰し、ヘッド基板
2も第6図に示されているような原位置に復帰する。こ
の復帰動作の初期においてスイッチ42がオフになるの
で再生動作はその時点で停止する。続いて制御回路から
長い信号が出力されてソレノイド8が比較的長い時間励
磁される。ソレノイド8の励磁によりガイド杆10が引
っ張られてその折曲部10aがガイド板7の折曲部7C
を後方に押し、ガイド板7を第6図において時計方向に
回動させる。
このガイド板7の回動によりその一腕端部7aがヘッド
基板2をばね15の弾力に抗して押し上げる。
基板2をばね15の弾力に抗して押し上げる。
一方、ソレノイド8の励磁により、前述の場合と同様に
、制御杆9がギヤ21のピン21bから逃げてギヤ21
がピニオン23とかみ合い、ギヤ21と共にアシストカ
ム5が回転させられる。アシストカム5の回転によりア
シストレバー4が回動させられ、これによりヘッド基板
2が後方に押される。ここで、ソレノイド8は比較的長
い時間励磁されていてその間ヘッド基板2は上記の通り
押し上げられた状態になっているから、その状態でヘッ
ド基板2は後方に押されることになり、よって、ヘッド
基板2のピン2a、’2aはガイド溝13.14の上が
わの溝部13b 、 14bの方に向かって押し上げら
れることになる。こうしてヘッド基板2は後方に押され
つつ上方に押し上げられ、よって、磁気ヘッド16.1
7は上がわのカセットAのテープに接触し、ピンチロー
ラ18はカセットAのテープをキャプスタン軸に押しつ
ける。また、上記ピン2a、2aが上記溝部13b 、
14bに進入することによりスイッチ41がオンにな
り、リール台やキャプスタン軸が駆動されると共に記録
用増幅回路等に給電され、相手方からのメソセージをカ
セットAに記録する。なお、ギヤ21は前述の再生の場
合と同様に略半回転するとその欠歯部21aがピニオン
23と対向すると共にその時点ではソレノイド8が消磁
されているため、原位置に復帰した制御杆9の一腕端部
にギヤ21のピン21cが当たってギヤ21の回転が阻
止され、記録動作が維持されることになる。以上の動作
から明らかな通り、記録モードに切り換える場合のソレ
ノイド8の励磁は、少なくともヘッド基板2のピン2a
が、ガイド:a13.14の手前がわの溝部13a11
4aから上がわの溝部13b 、14bに枝分かれした
位置まで移動する間は行われている必要があるというこ
とになる。
、制御杆9がギヤ21のピン21bから逃げてギヤ21
がピニオン23とかみ合い、ギヤ21と共にアシストカ
ム5が回転させられる。アシストカム5の回転によりア
シストレバー4が回動させられ、これによりヘッド基板
2が後方に押される。ここで、ソレノイド8は比較的長
い時間励磁されていてその間ヘッド基板2は上記の通り
押し上げられた状態になっているから、その状態でヘッ
ド基板2は後方に押されることになり、よって、ヘッド
基板2のピン2a、’2aはガイド溝13.14の上が
わの溝部13b 、 14bの方に向かって押し上げら
れることになる。こうしてヘッド基板2は後方に押され
つつ上方に押し上げられ、よって、磁気ヘッド16.1
7は上がわのカセットAのテープに接触し、ピンチロー
ラ18はカセットAのテープをキャプスタン軸に押しつ
ける。また、上記ピン2a、2aが上記溝部13b 、
14bに進入することによりスイッチ41がオンにな
り、リール台やキャプスタン軸が駆動されると共に記録
用増幅回路等に給電され、相手方からのメソセージをカ
セットAに記録する。なお、ギヤ21は前述の再生の場
合と同様に略半回転するとその欠歯部21aがピニオン
23と対向すると共にその時点ではソレノイド8が消磁
されているため、原位置に復帰した制御杆9の一腕端部
にギヤ21のピン21cが当たってギヤ21の回転が阻
止され、記録動作が維持されることになる。以上の動作
から明らかな通り、記録モードに切り換える場合のソレ
ノイド8の励磁は、少なくともヘッド基板2のピン2a
が、ガイド:a13.14の手前がわの溝部13a11
4aから上がわの溝部13b 、14bに枝分かれした
位置まで移動する間は行われている必要があるというこ
とになる。
記録動作が終了すると制御回路から中間の長さの信号が
出力され、これによりソレノイド8が励磁され、前述の
通りギヤ21、アシストカム5が略半回転してヘッド基
板2は原位置に復帰して一連の動作を終わる。また、ヘ
ッド基板2の復帰によりスイッチ41がオフとなる。
出力され、これによりソレノイド8が励磁され、前述の
通りギヤ21、アシストカム5が略半回転してヘッド基
板2は原位置に復帰して一連の動作を終わる。また、ヘ
ッド基板2の復帰によりスイッチ41がオフとなる。
なお、テープに記録さた内容を迅速にサーチするために
キューモード又はレビューモードを使用することがある
。上記実施例では、へ・ノド基板2が最も押し込まれた
状態、即ち、ギヤ21のピン21cが制御杆9の一腕端
部に当たっている状態において制御回路からの短い信号
によりソレノイド8が瞬間的に励磁されることにより行
われるようになっている。即ち、制御杆9にギヤ21の
ピン21cが当たっている状態でソレノイド8が瞬間的
に励磁されると、制御杆9の一腕端部がピン21cから
一瞬間だけ逃げてギヤ21の僅かな回転を許容したあと
直ちにソレノイド8及び制御杆9が復帰し、ギヤ21の
ピン21dが制御杆9の一腕端部に当たってギヤ210
回転が阻止される。このギヤ21の僅かな回転は欠歯部
21aの範囲内で行われるからギヤ21はピニオン23
にかみ合うことはできない。
キューモード又はレビューモードを使用することがある
。上記実施例では、へ・ノド基板2が最も押し込まれた
状態、即ち、ギヤ21のピン21cが制御杆9の一腕端
部に当たっている状態において制御回路からの短い信号
によりソレノイド8が瞬間的に励磁されることにより行
われるようになっている。即ち、制御杆9にギヤ21の
ピン21cが当たっている状態でソレノイド8が瞬間的
に励磁されると、制御杆9の一腕端部がピン21cから
一瞬間だけ逃げてギヤ21の僅かな回転を許容したあと
直ちにソレノイド8及び制御杆9が復帰し、ギヤ21の
ピン21dが制御杆9の一腕端部に当たってギヤ210
回転が阻止される。このギヤ21の僅かな回転は欠歯部
21aの範囲内で行われるからギヤ21はピニオン23
にかみ合うことはできない。
しかし、ギヤ21の僅かな回転によりアシストカム5も
僅かに回転し、アシストレバー4がばね20の付勢力に
より僅かに回動してヘッド基板2も僅かに手前がわに移
動するから、磁気ヘッドはテープに軽く接触した状態に
なる。この状態でリール台が高速で回転駆動されてテー
プが高速で輸送されるから、テープに記録された信号が
高速で再生され、これによって必要な記録部分を迅速に
サーチすることができる。キューモード又はレビューモ
ードから原位置に復帰させるときは中間の長さの信号に
よりソレノイド8を励磁すればよい。
僅かに回転し、アシストレバー4がばね20の付勢力に
より僅かに回動してヘッド基板2も僅かに手前がわに移
動するから、磁気ヘッドはテープに軽く接触した状態に
なる。この状態でリール台が高速で回転駆動されてテー
プが高速で輸送されるから、テープに記録された信号が
高速で再生され、これによって必要な記録部分を迅速に
サーチすることができる。キューモード又はレビューモ
ードから原位置に復帰させるときは中間の長さの信号に
よりソレノイド8を励磁すればよい。
ところで、ガイド杆lOはガイド板7の折曲部7dを貫
いているので、カセットテープBを再生するためにヘッ
ド基板2が引き下げられて同ヘッド基板2によりガイド
板7が押し下げられ°ているときは、第7図に示されて
いるようにガイド板7の折曲部7dによりガイド杆10
が押し下げられてその折曲部10aがガイド板7の折曲
部7cの下位に移動することになり、この状態で例えば
ストップやキュー或いはレビュー動作を行わせるために
ソレノイド8が励磁されてガイド杆10が吸引されても
、ガイド杆10の折曲部10aがガイド板7の折曲部7
cに当接することはなく、ガイド板7に不必要な力がか
かることはない。
いているので、カセットテープBを再生するためにヘッ
ド基板2が引き下げられて同ヘッド基板2によりガイド
板7が押し下げられ°ているときは、第7図に示されて
いるようにガイド板7の折曲部7dによりガイド杆10
が押し下げられてその折曲部10aがガイド板7の折曲
部7cの下位に移動することになり、この状態で例えば
ストップやキュー或いはレビュー動作を行わせるために
ソレノイド8が励磁されてガイド杆10が吸引されても
、ガイド杆10の折曲部10aがガイド板7の折曲部7
cに当接することはなく、ガイド板7に不必要な力がか
かることはない。
本発明によれば、記録用カセットと再生用カセフトを2
段に重ねる形式のテープレコーダにおいて、従来のよう
にカセットテープを2段重ねの状態で移動させるのでは
なく、磁気ヘッドやピンチローラを備えたヘッド基板を
移動させて記録と再生を選択的に行うようにしたから、
記録と再生を切り換えるために必要な部材の移動空間が
少なくて済み、全体の寸法を小さくして設置面積を少な
くすることが可能なダブルカセットテープレコーダを提
供することができる。また、従来のように2段重ねのカ
セットテープを所定の位置を保ったまま移動させるには
複雑な位置決め機構等を必要とするが、本発明はヘッド
基板を移動させることにより記録と再生を切り換えるよ
うにしたから、比較的構成が簡単になるという特長があ
る。
段に重ねる形式のテープレコーダにおいて、従来のよう
にカセットテープを2段重ねの状態で移動させるのでは
なく、磁気ヘッドやピンチローラを備えたヘッド基板を
移動させて記録と再生を選択的に行うようにしたから、
記録と再生を切り換えるために必要な部材の移動空間が
少なくて済み、全体の寸法を小さくして設置面積を少な
くすることが可能なダブルカセットテープレコーダを提
供することができる。また、従来のように2段重ねのカ
セットテープを所定の位置を保ったまま移動させるには
複雑な位置決め機構等を必要とするが、本発明はヘッド
基板を移動させることにより記録と再生を切り換えるよ
うにしたから、比較的構成が簡単になるという特長があ
る。
第1図は本発明の実施例を示す平面図、第2図は同上側
面図、第3図は同上斜面図、第4図は同上実施例のヘッ
ド基板とガイド溝の部分を示す分解斜面図、第5図は上
記実施例の要部の構成を示す斜面図、第6図は上記実施
例のヘッド基板の上下方向のガイド機構部を示す側面図
、第7図は同上ガイド機構部の別の作動態様を第6図に
準じて示す側面図、第8図は上記実施例に用いられてい
るカセット保持機構の部分の斜面図、第9図は同上保持
機構の側面図、第10図は同上保持機構の別の作動態様
を第9図に準じて示す側面図、第11図は同上保持機構
のさらに別の作動態様を第9図に準じて示す側面図であ
る。 A・・記録用カセット、 B・・再生用カセット、2・
・ヘッド基板、4・・アシストレバー、 5・・アシス
トカム、 13.14・・ガイド溝、 16.17・・
磁気ヘッド、 18・・ピンチローラ。 (ほか1名) ル」
面図、第3図は同上斜面図、第4図は同上実施例のヘッ
ド基板とガイド溝の部分を示す分解斜面図、第5図は上
記実施例の要部の構成を示す斜面図、第6図は上記実施
例のヘッド基板の上下方向のガイド機構部を示す側面図
、第7図は同上ガイド機構部の別の作動態様を第6図に
準じて示す側面図、第8図は上記実施例に用いられてい
るカセット保持機構の部分の斜面図、第9図は同上保持
機構の側面図、第10図は同上保持機構の別の作動態様
を第9図に準じて示す側面図、第11図は同上保持機構
のさらに別の作動態様を第9図に準じて示す側面図であ
る。 A・・記録用カセット、 B・・再生用カセット、2・
・ヘッド基板、4・・アシストレバー、 5・・アシス
トカム、 13.14・・ガイド溝、 16.17・・
磁気ヘッド、 18・・ピンチローラ。 (ほか1名) ル」
Claims (1)
- 記録用カセットと再生用カセットを2段に重ねる形式の
テープレコーダにおいて、磁気ヘッドやピンチローラを
備えたヘッド基板が移動して記録と再生を選択的に行う
ようにしたことを特徴とするダブルカセットテープレコ
ーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6169184A JPS60205851A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | ダブルカセツトテ−プレコ−ダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6169184A JPS60205851A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | ダブルカセツトテ−プレコ−ダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60205851A true JPS60205851A (ja) | 1985-10-17 |
JPH0319634B2 JPH0319634B2 (ja) | 1991-03-15 |
Family
ID=13178527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6169184A Granted JPS60205851A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | ダブルカセツトテ−プレコ−ダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60205851A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995009420A1 (fr) * | 1993-09-30 | 1995-04-06 | Sony Corporation | Appareil de transfert et appareil d'enregistrement et/ou de reproduction |
EP0817184A2 (en) * | 1996-07-04 | 1998-01-07 | Pioneer Electronic Corporation | Device for carrying a disc player in an automatic disc changer |
EP0932150A2 (en) * | 1998-01-26 | 1999-07-28 | Hewlett-Packard Company | Pin-in-Track lift system |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5487510A (en) * | 1977-12-24 | 1979-07-12 | Tokyo Rokuon Kougiyou Kk | Composite tape selecting and operating device |
-
1984
- 1984-03-29 JP JP6169184A patent/JPS60205851A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5487510A (en) * | 1977-12-24 | 1979-07-12 | Tokyo Rokuon Kougiyou Kk | Composite tape selecting and operating device |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995009420A1 (fr) * | 1993-09-30 | 1995-04-06 | Sony Corporation | Appareil de transfert et appareil d'enregistrement et/ou de reproduction |
US5859827A (en) * | 1993-09-30 | 1999-01-12 | Sony Corporation | Movement apparatus and recording/reproducing apparatus |
US5859832A (en) * | 1993-09-30 | 1999-01-12 | Sony Corporation | Recording and/or reproducing apparatus with disc stocker and transport |
US5872765A (en) * | 1993-09-30 | 1999-02-16 | Sony Corporation | Disc loading device |
EP0817184A2 (en) * | 1996-07-04 | 1998-01-07 | Pioneer Electronic Corporation | Device for carrying a disc player in an automatic disc changer |
EP0817184A3 (en) * | 1996-07-04 | 1998-01-28 | Pioneer Electronic Corporation | Device for carrying a disc player in an automatic disc changer |
EP0932150A2 (en) * | 1998-01-26 | 1999-07-28 | Hewlett-Packard Company | Pin-in-Track lift system |
EP0932150A3 (en) * | 1998-01-26 | 2000-11-22 | Hewlett-Packard Company | Pin-in-Track lift system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0319634B2 (ja) | 1991-03-15 |
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