JP3453478B2 - 情報記録ディスクの収納容器 - Google Patents

情報記録ディスクの収納容器

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JP3453478B2 JP17854896A JP17854896A JP3453478B2 JP 3453478 B2 JP3453478 B2 JP 3453478B2 JP 17854896 A JP17854896 A JP 17854896A JP 17854896 A JP17854896 A JP 17854896A JP 3453478 B2 JP3453478 B2 JP 3453478B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の光ディスクなど
の情報記録ディスクを選択して記録又は再生駆動するオ
ートチェンジャなどに用いられるディスク収納用マガジ
ンの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のコンパクトディスクなどの
情報記録ディスクを収納したマガジンを載置し、マガジ
ン内のディスクの中から希望するディスクを選択して引
き出し駆動装置によって再生するCDチェンジャが知ら
れている。図7は、従来のCDチェンジャに用いられる
マガジンの一例を示した外観構造図であり、同図に示す
ように、マガジンの筐体107内部には、同一の平板形
状からなる複数のトレイ102が、同じく筐体107内
に対応して形成されたスライドガイド108によって保
持され、所定間隔で互いに平行に配置される。また、筐
体107は一側面に開口部を有し、各トレイは対応する
スライドガイド108に沿って開口部から引き出し又は
収納可能に構成されている。
【0003】また、図8は、トレイ107を上面から見
た図であり、トレイ107には、載置するCD101の
外径に対応する大きさを有し、その中央に開けられた所
定の大きさの開口孔と共に、リング状凹部領域からなる
載置部110が形成され、CD101(図中一点鎖線)
の外周部分を載置して支持するように形成されている。
【0004】また、図9は、CD101が各トレイ10
7に載置されたマガジンの内部構造を示す概略断面図で
あり、各トレイ102には、フック109がそれぞれ形
成されていて、マガジンを図示しないCDチェンジャに
載置することによって、CDチェンジャの駆動装置が有
する図示しないトレイ引き出し機構が、選択されたトレ
イのフックに係合し、図中矢印Aの方向に沿って適宜引
き出し又は収納することにより、複数のCDを連続再生
することができる。
【0005】図7のマガジンを装着したCDチェンジャ
の、トレイ引き出しから再生までの動作の一例を図10
に示す。図10(a)においてCDチェンジャは、マガ
ジンを収納する収納部103と、収納部103に隣接
し、希望するディスクを載置して再生する駆動装置が設
けられた駆動部104を有する。また、駆動装置は、デ
ィスクを載置し回転させるためのターンテーブル105
及びクランパ106が所定の間隔となるように設けられ
ている。
【0006】ここで、図10(b)に示すように、指令
により一つのトレイが選択されると、駆動装置は、選択
されたトレイの高さに対応するまで位置までディスクの
配列方向に沿って移動した後、図示しないトレイ引き出
し機構により、選択されたトレイが再生位置まで引き出
される。さらに、図10(c)に示すように、ターンテ
ーブル105及びクランパ106が協働して、ディスク
をトレイから離間させた状態で挟持し、ディスクを回転
させることによって、図示しないピックアップがディス
クの情報を読み取ることができる。
【0007】なお、このようなCDチェンジャは、自動
車内などの比較的限られた狭い空間内において用いられ
る場合もあり、その大きさをできるだけコンパクトにす
るために、例えば図10に示すように、駆動部104は
収納部103と接近して配置させているので、ディスク
が再生位置の上方において、クランプされている場合
に、クランプされているディスク及び引き出されたトレ
イの一部が、収納部103内に空間配置された状態とな
る。
【0008】また、再生が終了すると、ターンテーブル
105及びクランパ106がディスクから離間し、ディ
スクが再びトレイ上に載置されて、共に収納部103に
戻される。
【0009】このように、従来のCDチェンジャにおい
ては、狭い空間内においても用いられるように以上のよ
うな内部構造でコンパクトに形成され、マガジンに載置
されたCDを再生駆動する場合に、選択されたトレイを
ディスクと共に、収納部から引き出され、かつディスク
の一部が収納部の空間内に残された状態から、ターンテ
ーブルがディスクをトレイから垂直上方に離間させて、
しかる後に、クランパと協働してディスクをクランプし
て再生していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】近年、情報の多様化に
より、ディスクチェンジャなどにおいても、多量の情報
を再生可能にするために、多数のディスクをマガジン内
に同時収納し、かつトレイどうしが近接する狭い空間内
においても、安定してディスク交換できるようなコンパ
クトなものが望まれている。
【0011】ところが、ディスクの収納数を増やして、
しかも従来と同等もしくはそれ以下の大きさのディスク
チェンジャを実現しようとすると、枚数を増やした分さ
らにトレイの間隔を狭く設定してマガジンの高さ寸法を
できるだけ小さくすることにより、ディスクチェンジャ
の高さを低くしたり、再生時において選択したディスク
に対応するトレイを、収納部からできるだけ引き出さな
い状態でディスク再生するように駆動装置を設置するこ
とにより、ディスクチェンジャの奥行寸法を小さくした
りする必要があり、このようなマガジンからディスクが
載置されたトレイを選択して引き出し、ディスクをトレ
イから離間して再生する場合に、引き出し中のディスク
と直上のトレイとの間隔が狭くなり、例えばディスクの
搬送途中に外部からの衝撃や、振動等がチェンジャに加
えられると、ディスクが、直上のトレイにぶつかり易く
なり、安定して再生位置まで搬送できなくなる場合があ
る。
【0012】また、ディスクが再生位置まで搬送され
て、ディスクテーブルがディスクを下方から押し上げ
て、ディスクをトレイ上から離間させた後クランパと共
にクランプ保持した場合でも、クランプされたディスク
の一部は、マガジンの収納部内において、直上のトレイ
との間隔が極めて狭くなり、ディスクの反りなどがある
場合に直上のトレイとぶつかってしまって、ディスクを
損傷したり、安定して再生ができなくなってしまうとい
った問題がある。
【0013】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
のであり、積層配列して収納された複数のトレイの一つ
引き出されるとき、該トレイ及び該トレイに隣り合う
少なくとも一つのトレイとの間隔を広げることができる
情報記録ディスクの収納容器を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
情報記録ディスクを積層配列して収納可能な情報記録デ
ィスクの収納容器において、前記情報記録ディスクを載
置可能な複数のトレイと、前記複数のトレイを移動可能
に支持する複数の支持部と、を備え、前記各トレイは、
前記各支持部と対向する面に凹部を有し、前記各支持部
は、前記各トレイと対向する面に凸部を有し、前記各ト
レイが収納されているときは、前記凹部と前記凸部とが
遊嵌した状態にあり、前記各トレイが収納されている状
態から一のトレイが引き出されるときに、前記一のトレ
イにおける遊嵌状態が解除されて、前記一のトレイと前
記一のトレイに隣り合う少なくとも一つのトレイとの間
隔が広げられることを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明は以上のように構成したので、積層配列
された複数のトレイの一つが引き出されるとき、該トレ
イ及び該トレイに隣り合う少なくとも一つのトレイとの
間隔を広げることができる。
【0016】よって、再生される情報記録ディスクが載
置されたトレイを引き出しているとき及び再生位置に位
置付けられた情報記録ディスクを駆動するときに、外部
からの衝撃や振動等による情報記録ディスクの位置のず
れ及び情報記録ディスクの反り等によって情報記録ディ
スクが載置されたトレイの直上のトレイに情報記録ディ
スクが衝突することを防止することができ、情報記録デ
ィスクの引き出し動作及び駆動を従来と比較して安定し
て行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態を図1
乃至図6に基づいて以下に説明する。図1は、本発明の
一実施形態における、情報記録ディスクの収納容器を示
すマガジンを上面側から表した概略構造図である。同図
に示すように、マガジンは、一側面側に開口部1aが形
成された筐体1の内部に、開口部1aから収納する複数
のトレイ2がほぼ平行且つ等間隔に配置可能に構成され
る。
【0018】トレイ2は、例えば光ディスクなどの、情
報が記録された、又は、情報を記録するディスク6を載
置するための載置部7、8を有し、樹脂成形等によって
同一の平板形状に形成される。筐体1内部の両側面側に
は、複数のトレイ2を、それぞれ所定の間隔でほぼ平行
に支持する複数の支持部3が形成されている。筐体1内
の各支持部3は、筐体1内の両側面部分に水平な支持面
が一対に形成されていて、各支持部3は、図2に示す様
に、各トレイ2の載置部7、8に対し垂直な方向に沿っ
て等間隔で形成され、対応するトレイ2の底面の一部で
ある摺動面2aを支持する支持面3aと、支持面3aに
連続して形成された凸部3bを備える。
【0019】図2は、マガジンの筐体1内において、ト
レイ2が、対応する支持面3aによって、対応する収納
位置に収納される状態を、1枚のトレイ2を用いて示し
た断面構造図であり、マガジンは、筐体1内のその他の
支持面3aにも図示しないトレイ2が収納されて構成さ
れる。
【0020】また、トレイ2の底面には、支持面3aと
当接する部分に連続して、所定の高さを有する凹部2b
が形成されている。図2に示す様に、トレイが筐体1内
の収納位置に位置する場合は、凸部3bが凹部2b内に
位置するが、凸部3bの頂部が凹部2bと離間する。し
たがって、トレイ2は、支持部の支持面3aによって、
ほぼ水平状態に支持される。また、トレイ2は収納位置
にある場合には、図1に示すように、筐体1に取り付け
られた弾性保持部材5に係合し、所定の力で脱着可能に
弾性保持されている。
【0021】本発明の一実施形態におけるマガジンは以
上のように構成され、記録(又は再生)する記録(又は
再生)装置に装着することで、装置が有する駆動装置に
よってトレイが適宜引き出し選択されて、トレイに載置
されたディスクの記録(又は再生)動作が行われる。
【0022】図3は、本発明の一実施形態におけるマガ
ジンを用いるディスク再生装置の内部主要構造の一例
を、装置の上面側から示したものである。同図に示すよ
うに、ディスク再生装置の筐体9の内部には、マガジン
を収納する所定空間からなる収納部11が設けられてい
て、筐体9の正面側に設けられた図示しないマガジン挿
入口から、矢印Dの方向に挿入することにより、マガジ
ンを筐体内に収納することができる。また、収納部11
に隣接して、ディスクを再生駆動するための駆動装置1
0が設けられている。
【0023】駆動装置10は、再生部10a及びクラン
プ部10bを備え、再生部10aは、クランプ部10b
の下方において、係合部材20、21を介して、クラン
プ部10bと略平行に配置される。また、係合部材2
0、21は水平方向にそれぞれ移動させることにより、
再生部10aを垂直方向即ちクランプ部10bと相対す
る方向に接近又は離間させることができるように形成さ
れる。また、再生部10aにはスピンドルモータ12が
設けられていて、スピンドルモータ12の回転軸に、デ
ィスクを載置するためのターンテーブル13が、再生部
10aの上面側において、回転軸と一体に回転可能に形
成されている。
【0024】また、クランプ部10bの下面側には、タ
ーンテーブル13の回転軸とほぼ同軸、かつ、ターンテ
ーブル13と相対するように、クランパ14が設けられ
ている。さらに、クランプ部10bには、トレイ2のフ
ック4と係合させるためのフック15が設けられてい
て、引き出しレバー16に係合している。
【0025】引き出しレバー16はさらに、クランプ部
10bに設けられた回動カム17や、複数のギアなどを
介して同じくクランプ部10bに固定されたモータ18
と係合し、モータ18の駆動力をフック15に伝達し、
フック15を水平方向に移動させると共に、図示しない
エレベーション機構に係合し、再生部10aを後述する
所定のタイミングで、垂直方向に移動させてクランプ部
10bとの距離を変化させることができる。
【0026】駆動装置10の再生部10a及びクランプ
部10bは、以上の様に構成され、マガジンが収納部1
1に収納されていない場合は、駆動装置10は、再生部
10aのターンテーブル13とクランプ部10bのクラ
ンパ14が所定の間隔で保持したまま、筐体9に固定さ
れた図示しないローディングモータによって、垂直方向
に移動し、垂直方向の所定の待機位置に配置される。
【0027】次に、ディスクが各トレイに装着されたマ
ガジンを、ディスク再生装置に収納して、駆動装置がデ
ィスクを選択して再生動作する様子を説明する。図4
は、図3のディスク再生装置にマガジンを収納した状態
を示す。図4において、装置の指令により、複数のトレ
イの中から希望するトレイが選択されると、筐体9に固
定された図示しないローディングモータが駆動し、駆動
装置10を、選択するトレイ2の高さに対応する位置ま
で垂直移動させる。このとき、駆動装置10のクランプ
部10bに設けられたフック15が、選択したトレイ2
のフック4に係合する。
【0028】次に、モータ18が回転して、その駆動力
をクランプ部10bに設けられた複数のギアなどを介し
て、回動カム17に伝達すると、回動カム17に係合す
る引き出しレバー16が、軸16aを中心に回動し、フ
ック15に一体に設けられたピン15aに係合し、当接
しながら摺動することにより、フック15を所定の力で
引っ張ると、トレイ2が弾性保持部材5から引き離され
て、クランプ部10bに形成された水平溝10cに沿っ
た図4中矢印Eの方向へ移動開始し、図5に示すよう
に、選択されたトレイ2がディスクと共に、開口部1a
から引き出し開始される。図5においては、選択された
トレイ2のみ示されているが、各支持部3には、図示し
ないトレイ2がディスクと共に、それぞれ収納位置に収
納されているものとする。
【0029】開口部1aから引き出し開始したトレイ2
は、摺動面2aによって支持面3a上を開口部1a方向
に摺動することにより、図5に示す様に、底面の凹部2
bが凸部3bから外された後、一旦、凹部2bと連続し
て形成される摺動面2aの一部が凸部3bに乗り上げ、
さらに、凸部3bを乗り越えた後、引き続き摺動面2a
が支持面3a上を摺動することにより、図6に示す様
に、トレイ2を、駆動装置10の再生部10aとクラン
プ部10bの間のディスククランプ位置まで移動する。
図6においては、選択されたトレイ2及び直上のトレイ
2のみ示されているが、その他の支持面3a上にも、図
示しないトレイ2がディスクと共に、それぞれ収納位置
に収納されているものとする。
【0030】ここでディスククランプ位置とは、各トレ
イが駆動装置に引き出された場合に、各トレイに載置さ
れたディスクの中心がスピンドルモータ12の回転軸と
ほぼ一致する位置、すなわち、ディスクを再生する再生
位置をいう。また、選択されたトレイの引き出し動作に
連動して、図6に示す様に、選択されたトレイの直上の
トレイも選択されたトレイが引き出されると同時に開口
部より、凹部2bと連続して形成される摺動面2aの一
部が凸部3bに乗り上げられる位置まで引き出されて、
停止する。尚、この停止位置が本発明における引き出し
位置に相当する。
【0031】したがって、選択されたトレイが、凹部2
bと連続して形成される摺動面2aの一部を凸部3bに
乗り上げた場合も、直上のトレイも同様に動作して摺動
面2aの一部を凸部3bに乗り上げるので、選択された
トレイと直上のトレイの間隔は、収納位置での互いの間
隔よりも狭くなることはなく、トレイ移動中に、外部か
らの衝撃や、振動等を受けた場合にも、選択されたトレ
イ上に載置されるディスクが、直上のトレイにぶつかり
にくいので、選択されたトレイ及びディスクの引き出し
動作が安定する。
【0032】次に、選択されたトレイ2が再生位置まで
移動した後、回動カム17がさらに回動することによ
り、係合部材20,21に係合する上下動レバー19を
動作させて、係合部材20,21をさらに水平方向に移
動させることにより、再生部10aを、垂直上方向、即
ちクランプ部10bに接近する方向に所定距離だけ移動
させる。
【0033】このことにより、再生位置に位置するトレ
イ2上のディスク6は、再生部10aのターンテーブル
13によって、下方から押し上げられてトレイ2から離
間し、次いで、クランプ部10bのクランパ14が下方
に移動して、ターンテーブル13及びディスクと係合す
ることにより、ターンテーブル13上に載置されたディ
スクが再生位置において挟持される。
【0034】このとき、挟持されたディスクの外周部の
一部はマガジンの筐体内の空間に存在するが、先に述べ
た様に、ディスクの直上のトレイは、摺動面2aの一部
を凸部3bに乗り上げた状態で、引き出し位置に水平に
引き出されたトレイに対し、互いに収納位置にある場合
の間隔よりも広い間隔を維持しているので、ディスク
が、ターンテーブル13によって直上のトレイに接近す
る方向で押し上げられて再生位置に位置する場合でも、
直上のトレイとの互いの間隔は充分広く確保される。し
たがって、ディスクに反りがあった場合でも、直上のト
レイにぶつかることがなく、再生位置での駆動が安定す
る。
【0035】また、再生が終了した場合には、以上の動
作を逆に行うことにより、選択されたディスク及び、デ
ィスクに対応するトレイ及び直上のトレイがマガジンの
筐体内の収納位置に収納されるので、各トレイ及びディ
スクの収納時においても、外部からの衝撃や、振動等が
加えられても、収納動作が安定する。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
再生される情報記録ディスクが載置されたトレイが引き
出されているとき及び再生位置に位置付けられた情報記
録ディスクを駆動するときに、外部からの衝撃や振動等
による情報記録ディスクの位置のずれ及び情報記録ディ
スクの反り等によって情報記録ディスクが載置されたト
レイの直上のトレイに情報記録ディスクが衝突すること
を防止することができ、情報記録ディスクの引き出し動
作及び駆動を安定して行うことができる。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における、情報記録ディス
クの収納容器を示すマガジンを上面側から表した概略構
造図である。
【図2】マガジンの筐体内において、トレイが、対応す
る支持面によって、対応する収納位置に収納される状態
を示した断面構造図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるマガジンを用いる
ディスク再生装置の内部主要構造の一例を、装置の上面
側から示した構造図である。
【図4】本発明の一実施形態におけるマガジンが、ディ
スク再生装置に収納された状態を示す構造図である。
【図5】本発明の一実施形態におけるマガジン内の選択
されたトレイが開口部から引き出されて、トレイの摺動
面が支持部の凸部に乗り上げた状態を示す断面構造図で
ある。
【図6】本発明の一実施形態におけるマガジン内の選択
されたトレイが開口部からディスククランプ位置まで引
き出されると共に、選択されたトレイの直上のトレイが
同じく開口部から引き出されて、トレイの摺動面が支持
部の凸部に乗り上げた状態を示す断面構造図である。
【図7】従来のCDチェンジャに用いられるマガジンの
一例を示した外観構造図である。
【図8】従来のマガジンのトレイを上面から見た図であ
る。
【図9】従来のマガジンの各トレイにCDが載置された
状態を示すマガジンの概略構造断面図である。
【図10】従来のマガジンを装着したCDチェンジャ
の、トレイ引き出しから再生までの動作の一例を示す図
である。
【符号の説明】
1・・・・・・筐体 1a・・・・・開口部 2・・・・・・トレイ 2a・・・・・摺動面 2b・・・・・凹部 3・・・・・・支持部 3a・・・・・支持面 3b・・・・・凸部 4・・・・・・フック 5・・・・・・弾性保持部材 6・・・・・・ディスク 7・・・・・・載置部 8・・・・・・載置部 9・・・・・・筐体 10・・・・・駆動装置 10a・・・・再生部 10b・・・・クランプ部 10c・・・・水平溝 11・・・・・収納部 12・・・・・スピンドルモータ 13・・・・・ターンテーブル 14・・・・・クランパ 15・・・・・フック 15a・・・・ピン 16・・・・・引き出しレバー 16a・・・・軸 17・・・・・回動カム 18・・・・・モータ 19・・・・・上下動レバー 20・・・・・係合部材 21・・・・・係合部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森川 清司 埼玉県川越市山田字西町25番地1 パイ オニア株式会社 川越工場内 (72)発明者 石田 信夫 埼玉県川越市山田字西町25番地1 パイ オニア株式会社 川越工場内 (72)発明者 富樫 淳 埼玉県川越市山田字西町25番地1 パイ オニア株式会社 川越工場内 (72)発明者 秋山 浩 埼玉県川越市山田字西町25番地1 パイ オニア株式会社 川越工場内 (56)参考文献 特開 平6−68580(JP,A) 特開 平6−259867(JP,A) 特開 昭63−293756(JP,A) 特開 平9−91834(JP,A) 実開 平5−96936(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/023 601 G11B 17/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録ディスクを積層配列して収納可
    能な情報記録ディスクの収納容器において、前記情報記録ディスクを載置可能な複数のトレイと、 前記複数のトレイを移動可能に支持する複数の支持部
    と、を備え、 前記各トレイは、前記各支持部と対向する面に凹部を有
    し、 前記各支持部は、前記各トレイと対向する面に凸部を有
    し、 前記各トレイが収納されているときは、前記凹部と前記
    凸部とが遊嵌した状態にあり、前記各トレイが収納されている状態から一のトレイが引
    き出されるときに、前記一のトレイにおける遊嵌状態が
    解除されて、前記一のトレイと前記一のトレイに隣り合
    う少なくとも一つのトレイとの間隔が広げられることを
    特徴とする情報記録ディスクの収納容器。
  2. 【請求項2】 前記凹部は、前記各トレイにおけるトレ
    イの引き出し方向の前端部に形成され、 前記凸部は、前記各支持部における前記トレイの引き出
    し方向の前端部に形成されていることを特徴とする情報
    記録ディスクの収納容器。
  3. 【請求項3】 前記一のトレイが引き出されると同時に
    前記一のトレイの直上に位置する直上のトレイも引き出
    され、前記直上のトレイの遊嵌状態が解除されて前記一
    のトレイとの間隔が広げられることを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の情報記録ディスクの収納容器。
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