JP2828538B2 - マガジン式ディスクプレーヤ - Google Patents

マガジン式ディスクプレーヤ

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JP2828538B2
JP2828538B2 JP4032695A JP3269592A JP2828538B2 JP 2828538 B2 JP2828538 B2 JP 2828538B2 JP 4032695 A JP4032695 A JP 4032695A JP 3269592 A JP3269592 A JP 3269592A JP 2828538 B2 JP2828538 B2 JP 2828538B2
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JP
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tray
disk
magazine
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disc player
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時夫 鈴木
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ARUPAIN KK
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスクな
どのディスクを再生するディスクプレーヤに係り、特に
マガジンからディスクを引き出してディスクの記憶情報
を再生するマガジン式ディスクプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のディスクチェンジャと称さ
れるマガジン式ディスクプレーヤを示す概略構成説明
図、図8は従来のマガジン式ディスクプレーヤの改良例
を示す概略構成説明図、図9は図8の改良例の問題点を
説明するための部分拡大図である。図7に示すように、
従来のディスクチェンジャは、マガジンに収納された6
枚や8枚など数の多いディスクDの中から1枚を選択し
て、この選択した1枚のディスクDの全体を再生ユニッ
ト側に引き出し、クランパにクランプしてスピンドルモ
ータMtにより回転させて、ディスクDの記録情報をピ
ックアップPにより再生して音楽などの演奏が試聴でき
るように構成されている。
【0003】しかし、この種のディスクチェンジャで
は、上記のようにマガジンに収納されたディスクDを完
全にマガジンから引き出して再生ユニットに装填する構
成であるため、左右方向(図7中紙面左右方向)の寸法
Waが少なくともディスク2枚分以上必要であり、装置
を小型化する上での障害となっている。よって、ディス
クチェンジャの占有面積が広くなり、例えば車両のトラ
ンクルーム等の装置の設置空間の利用効率が低下する。
このような課題を解決するために、図8に示すようにデ
ィスクDを、マガジンからほぼ半分だけ再生ユニット側
に引き出してクランプし、ディスクがほぼ半分だけマガ
ジン内に入り込んだ状態で再生を行う改良例が考えられ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この改良例では、ディ
スクDの略半分のみをマガジンから引き出しているた
め、左右方向の寸法Wbを従来より小さくすることがで
きる。しかしながら、この改良例では、図9に示すよう
にマガジン内のトレイTに載置されていたディスクDを
上下のトレイT,Tの間で回転させることになり、トレ
イTとディスクDとの接触を防ぐためにトレイTとトレ
イTとの間隙Hcを従来より大きく設定しなくてはなら
ない。このため、マガジンが大型化すると共に装置の上
下方向寸法Hbが、従来寸法Haより大きくなり、小型
化に十分対応しきれない。
【0005】本発明は上記の課題を解決するものであ
り、装置の小型化に対応することができ、装置が設置さ
れる空間の利用効率を低下させることのないマガジン式
ディスクプレーヤを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクを回
転させる回転機構ならびにディスクに対向するピックア
ップを備えたディスク再生ユニットと、ディスクが載置
されたトレイを複数個収納したマガジンとを有し、1つ
のトレイをマガジンから引き出した状態にてディスクに
記録された情報を再生するマガジン式ディスクプレーヤ
であって、前記トレイは、その上面にトレイの外側面を
切欠くことなく設けられたディスク載置用の上溝が形成
され、下面にはトレイの引き出し方向の前端から連続す
る再生中のディスクの一部が進入可能な下溝が形成さ
れ、かつディスクのクランプ部に対応する領域にて上溝
と下溝とが貫通されていることを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】上記手段では、マガジン内に収納された複数の
トレイの上面の上溝内にそれぞれディスクが載置されて
る。ディスクの記録情報を再生する場合には、選択され
たトレイが必要最小限の距離(ディスクがクランプさ
れ、駆動手段により回転可能な状態になる距離)だけ引
き出される。その後、ディスクは載置されていたトレイ
の上溝から持ち上げられ、上溝から浮上した位置でクラ
ンプされる。このとき、ディスクは載置されていたトレ
イの上溝とディスクの上側にあるトレイの下溝との間の
空間領域内部にて回転させられる。これにより、トレイ
とトレイの間隙を大きく開ける必要がなくなり、マガジ
ン及び装置全体の上下方向の寸法を小さく設定すること
ができる。またトレイの引出し方向前方には、切り欠か
れていない部分が残されているため、トレイの剛性を高
く維持でき、またこの残されている部分にトレイ引出し
用のフックなどを形成することが可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明によるマガジン式ディスクプレーヤを
示す概略平面図、図2は図1におけるII−II線断面
図、図3はトレイを示す平面図、図4はトレイを示す底
面図、図5は図3におけるV−V線断面図、図6は再生
動作を説明するための概略断面図である。図1におい
て、符号1はマガジン式ディスクプレーヤの筺体を示し
ており、この筺体1内にはディスクDを回転させるスピ
ンドルモータ2と、ディスクD上にレーザ光を集光させ
るレンズLを有しディスクDに対向するように配置され
たピックアップPとを備えたディスク再生ユニット3と
が設けられている。符号MはディスクDが載置されるト
レイTを複数個収納するマガジンであり、このマガジン
Mは筺体1に対して収脱自在となっている。
【0009】前記再生ユニット3は、例えば上下方向
へ、即ちマガジンM内のディスクDの配列方向へ移動で
きるように構成され、マガジンMから選択されて引出さ
れたディスクDを再生する位置へ移動するようになって
いる。前記スピンドルモータ2にはディスクDに回転力
を伝達するターンテーブル4が取付けられている。この
ターンテーブル4に対向する位置にはクランパ5が配置
されている。そして、ターンテーブル4とクランパ5と
により、マガジンMから引き出されたディスクDが前記
トレイTから浮上させられた状態でクランプされる。そ
の後、ディスクDが前記スピンドルモータ2により回転
させられる。図中符号6はピックアップ駆動モータであ
り、この駆動モータ6の回転が動力伝達ギア群7を介し
て移動スクリュー7aに伝達され、ピックアップPがデ
ィスクDの半径方向に沿って設けられたガイド軸8上を
摺動する。
【0010】図3及び図4に示すように、前記トレイT
の上面にはディスクDとほぼ同径の円形状であってディ
スクDが載置できる上溝9が形成されている。この上溝
9はトレイTの上面内に形成されトレイTの外側面を切
欠くことなく設けられている。この結果、トレイTの引
き出し方向前端(図3及び図4における下方端)には連
結部12が残されており、この連結部12に、トレイ引
き出しのためのフック状の突出部13が形成されてい
る。この突出部13が図示しない引き出し機構により保
持されかつ引き出されることにより、選択されたトレイ
TがマガジンMから引き出される。トレイTの下面には
その引き出し方向の前端(前記連結部12の裏側)に開
口する切欠き部10aが形成されている。同じくトレイ
Tの下面にはディスクDの径とほぼ同等の半径でなる円
弧状に形成され、再生中のディスクDの一部が進入可能
な下溝10が、前記切欠き部10aと連続して形成され
ている。前記上溝9と下溝10は、ディスクDのクラン
プ部である中心孔に対応する貫通孔11により連通され
ている。そして、このトレイTの上溝9にディスクDが
記録面を上に向けた状態で載置されている。
【0011】上記のような上溝9及び下溝10を設けた
ことにより、図6にて示すように引き出されたトレイT
の上溝9と、その上側のトレイTの下溝10とにより形
成された空間領域に再生中のディスクDが位置できるよ
うになり、前記図9にて示したように上下の2個のトレ
イTの間に間隙Hcを設ける必要がなくなり、マガジン
Mの高さ寸法Hmを小さくすることができる。この結
果、装置の小型化に対応することができ、装置が設置さ
れる空間の利用効率を低下させることがなくなる。
【0012】また、本実施例では、トレイTの引出し方
向前端に、前記連結部12が残されているため、トレイ
T全体の剛性を高くでき、トレイTにたわみ等が発生し
なくなる。仮に、この連結部12がなければトレイTの
引出し方向前端がディスクDの直径よりも大きな寸法に
切り欠かれた状態となり、トレイTの剛性が低下し、樹
脂によってトレイTが形成される場合は、成形時の歪み
やたわみが発生しやすくなる。また、トレイTの引出し
方向前端に大きな切欠き部が形成されている場合には、
引出し機構により引出すためのフックなどをトレイTの
左右側辺に設けなくてはならなくなる。この場合、トレ
イTの左右両側に前記フックを引っ張る引出し機構を配
置する必要が生じ、図1の紙面左右方向の機器寸法が大
きくなる。またトレイTを左右均等に引き出さなくては
ならないため、左右の引出し機構を同期して駆動しなく
てはならず、装置構造が大がかりなものとなる。
【0013】次に上記構成のマガジン式ディスクプレー
ヤの動作について図6をも参照して説明する。マガジン
Mが収納されたディスクプレーヤに図示しない制御部か
ら、ディスクDの選択情報が入力されると、図示しない
引き出し機構が前記トレイTの前方に設けられた突出部
13を保持して適宜位置までトレイTを引き出す。次
に、この引き出されたトレイTの位置に前記再生ユニッ
ト3が移動する。そして、前記クランパ5が上昇してデ
ィスクDをトレイTの上溝9から浮上させ、このクラン
パ5と前記ターンテーブル4とによりディスクDをクラ
ンプする。このとき、前記ディスクDの一部(図6中
(イ)の部分)は、載置されていたトレイTの上溝9か
ら持ち上げられ、その上側に位置するトレイTの下溝1
0内に進入する。この状態で再生信号が入力されると前
記スピンドルモータ2が回転してディスクDが上溝9及
び下溝10により形成された空間領域に位置したまま回
転され、ピックアップPが駆動モータ6によりディスク
Dの半径方向に駆動されてディスクDの記録情報が再生
される。
【0014】このように、上記構成の実施例によれば、
ディスクDを再生する際に、ディスクDの一部が上側の
トレイTの下溝10と下側のトレイTの上溝9とにより
形成された空間領域に進入するようにしたので、マガジ
ンMの高さ方向の寸法を従来より薄く設定することがで
き、装置を小型化することができる。そして、装置が設
置される空間の利用効率を低下させることがなくなる。
なお、マガジンMに収納されるトレイT及びディスクD
の枚数は何枚であってもよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、装置の
小型化に対応することができ、装置が設置される空間の
省スペース化ができるマガジン式ディスクプレーヤを提
供することができる。また、トレイに上溝と下溝とが形
成されているが、その引出し方向前端に切り欠かれてい
ない部分が残されているため、トレイ全体の剛性は高く
なり、また樹脂成形時の歪み等も生じなくなる。さらに
トレイの前端に引出用のフックを設けることも可能にな
り、引出し機構の構成を簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマガジン式ディスクプレーヤを示
す概略平面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】トレイを示す平面図である。
【図4】トレイを示す底面図である。
【図5】図3におけるV−V線断面図である。
【図6】ディスク再生動作を説明するための概略断面図
である。
【図7】従来のディスクチェンジャを示す概略構成説明
図である。
【図8】従来のディスクチェンジャの改良例を示す概略
構成説明図である。
【図9】従来のディスクチェンジャの改良例の問題点を
説明するための部分拡大図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 スピンドルモータ 3 ディスク再生ユニット 4 ターンテーブル 5 クランパ 6 ピックアップ駆動モータ 7 伝達ギア群 8 ガイド軸 9 上溝 10 下溝 11 貫通孔 12 連結部 13 突出部 M マガジン D ディスク T トレイ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを回転させる回転機構ならびに
    ディスクに対向するピックアップを備えたディスク再生
    ユニットと、ディスクが載置されたトレイを複数個収納
    したマガジンとを有し、1つのトレイをマガジンから引
    き出した状態にてディスクに記録された情報を再生する
    マガジン式ディスクプレーヤであって、前記トレイは、
    その上面にトレイの外側面を切欠くことなく設けられた
    ディスク載置用の上溝が形成され、下面にはトレイの引
    き出し方向の前端から連続する再生中のディスクの一部
    が進入可能な下溝が形成され、かつディスクのクランプ
    部に対応する領域にて上溝と下溝とが貫通されているこ
    とを特徴とするマガジン式ディスクプレーヤ。
JP4032695A 1992-01-22 1992-01-22 マガジン式ディスクプレーヤ Expired - Lifetime JP2828538B2 (ja)

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JP2003217251A (ja) * 2002-01-21 2003-07-31 Asahi Kasei Corp 光ディスク用トレー成形品

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