JPH1071910A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JPH1071910A
JPH1071910A JP8230799A JP23079996A JPH1071910A JP H1071910 A JPH1071910 A JP H1071910A JP 8230799 A JP8230799 A JP 8230799A JP 23079996 A JP23079996 A JP 23079996A JP H1071910 A JPH1071910 A JP H1071910A
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cover
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Toshiyuki Sugiyama
俊幸 杉山
Michitaka Suzuki
道孝 鈴木
Kazuyoshi Nishijima
和由 西嶋
Kazuhiro Kaneko
和弘 金子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグを迅速円滑に展開する。 【解決手段】 リテーナ15に、上側に膨出するカバー部
15b を設ける。このカバー部15b で、インフレータ12を
覆う。カバー部15b の外周側に、エアバッグ14を折り畳
む。このエアバッグ14を、カバー体21で覆う。カバー体
21には、破断しやすいテアライン36を設ける。テアライ
ン36には、水平横断部36a と、両側一対の周縁部36b と
を設ける。リテーナ15のカバー部15b に、各水平横断部
36a に向けてガスを噴射する一対のガス通気口15f を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスの流入により
膨張展開するエアバッグをカバー体に収納したエアバッ
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動車の運転者を衝突の
衝撃などから保護するために、ステアリングホイールの
ボス部に備えられたエアバッグ装置が知られている。こ
のエアバッグ装置は、例えば、特開平6−312643
号公報に記載されているように、ガスを噴射するインフ
レータと、主としてこのインフレータの乗員側(正面
側)に位置して折り畳まれた袋状のエアバッグと、この
エアバッグを覆うカバー体と、これらインフレータ、エ
アバッグ、およびカバー体などを取り付けたベースプレ
ートとを備えている。そして、このエアバッグ装置は、
車両の衝突を検出すると、すなわち、車両の所定以上の
急激な減速を検知すると、インフレータからガスを噴射
し、エアバッグの膨張の圧力によりカバー体を所定のテ
アラインで破断して扉状に展開させ、カバー体からエア
バッグを突出させた上、乗員の前方に膨張展開させるよ
うになっている。
【0003】また、この種のエアバッグ装置において、
ホーンなどのスイッチの操作性を向上するために、エア
バッグ装置のカバー体を押動することにより、スイッチ
を作動させる構成が知られている。
【0004】例えば、特開平6−312643号公報記
載の構成は、エアバッグ装置(エアバッグモジュール)
全体をホーンプレートおよびスプリングで支持し、カバ
ー体を押動することにより、エアバッグ装置全体を押し
下げ、ホーンプレートに設けた可動接点をステアリング
ホイール本体側に設けた固定接点に接触させて回路を閉
じ、ホーンを吹鳴させるようになっている。
【0005】また、例えば、特開平7−40838号公
報記載の構成では、カバー体の裏面に膜状のスイッチを
取り付けるとともに、この膜状のスイッチの裏面を剛性
パネルによって覆い、カバー体を押動した際に、このカ
バー体を介して膜状のスイッチ(メンブレンスイッチ)
を押動し、回路を閉じるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成におい
ては、ガスの噴射時に、カバー体を迅速に破断し、エア
バッグを円滑に膨張展開することが望まれている。この
点、特開平6−312643号公報記載のように、エア
バッグを、主としてこのインフレータの乗員側に位置し
て折り畳んで収納する構成では、ガスの噴射時には、幾
重にも折り重ねられたエアバッグ内にガスを供給し、こ
のエアバッグの膨張の圧力により、カバー体の中央部を
内側から押圧することになるが、カバー体の中央部は、
隆起するように弾性的に変形しやすいため、テアライン
に力が加わりにくく、テアラインの破断の迅速化が困難
になる問題を有している。
【0007】また、エアバッグ装置のカバー体を押動し
てスイッチを作動させる構成においては、エアバッグ
は、カバー体の内側の所定の容積に収容可能に折り畳ま
れるが、常に一定の状態に折り畳まれるものではないた
め、エアバッグを折り畳んだ状態での硬さ、すなわち、
カバー体を押動した際のエアバッグの変形量および変形
に要する力が一定ではなく、スイッチのストロークにば
らつきが生じるなどして、操作感の向上が困難である問
題を有している。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、カバー体を迅速に破断してエアバッグを円滑に展
開でき、スイッチを設ける場合にはこのスイッチの操作
感を良好にできるエアバッグ装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のエアバッ
グ装置は、ガスの流入により膨張展開するエアバッグ
と、このエアバッグを覆う被覆部を備えたカバー体と、
前記被覆部を両側方向に横断する第1の破断部、および
この第1の破断部の両端部に連結された両側一対の第2
の破断部を設けた破断可能な破断部と、前記エアバッグ
内にガスを供給するガス供給部を設けたインフレータ
と、前記エアバッグが取り付けられる取付部材と、前記
エアバッグの内側に位置し、前記第2の破断部の方向に
向けてガスを案内するガス案内部を設けた対向部材とを
具備したものである。
【0010】そして、この構成では、インフレータが供
給するガスは、対向部材のガス案内部により破断部の両
側一対の第2の破断部方向に案内され、エアバッグはこ
れら第2の破断部の部分に力を集中させながら膨張展開
する。
【0011】請求項2記載のエアバッグ装置は、請求項
1記載のエアバッグ装置において、対向部材は、インフ
レータを覆いかつ被覆部に対向する対向部を備えたもの
である。
【0012】そして、この構成では、カバー体の被覆部
を押動した際の力を対向部材の対向部が受け止めるた
め、収納されたカバー体の折り畳み状態にかかわらず、
被覆部とエアバッグとの間、あるいはエアバッグ装置を
支持する状態で設けるスイッチの操作感が安定する。ま
た、対向部材は、エアバッグの内側に位置して設けられ
ているため、エアバッグが膨張展開する際の制限となる
こともない。
【0013】請求項3記載のエアバッグ装置は、請求項
2記載のエアバッグ装置において、被覆部には、面状の
スイッチが備えられたものである。
【0014】そして、この構成では、カバー体の被覆部
を押動することにより、このスイッチが操作される。そ
して、カバー体の被覆部を押動した際の力は、対向部材
の対向部が受け止めるため、収納されたカバー体の折り
畳み状態にかかわらず、スイッチが一定の操作感で作動
する。
【0015】請求項4記載のエアバッグ装置は、請求項
1ないし3いずれか記載のエアバッグ装置において、対
向部材は、エアバッグを取付部材に取り付けるリテーナ
に一体に設けられたものである。
【0016】そして、この構成では、部品点数の削減が
可能になるとともに、対向部材がエアバッグの内側に容
易に配置され、組み立てが容易になり、さらに、対向部
材が強固に支持される。
【0017】請求項5記載のエアバッグ装置は、請求項
1ないし4いずれか記載のエアバッグ装置において、エ
アバッグは、インフレータを覆う対向部材の外周側に位
置して折り畳まれたものである。
【0018】そして、この構成では、インフレータと被
覆部との間に位置するエアバッグの基布の層が少なくな
るので、エアバッグは、ガスが供給された状態で、迅速
に被覆部側に力を加えて破断させる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエアバッグ装置の
一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0020】図2において、1は自動車のステアリング
ホイールで、このステアリングホイール1は、ステアリ
ングホイール本体2と、このステアリングホイール本体
2の乗員側に装着されたエアバッグ装置(エアバッグモ
ジュール)4となどから構成されている。なお、ステア
リングホイール1は通常傾斜した状態で備えられるもの
であるが、以下、エアバッグ装置4の正面側である乗員
側を上側、エアバッグ装置4の底面側となる車体側を下
側として説明する。
【0021】そして、ステアリングホイール本体2は、
円環状をなすリム部5と、このリム部5の内側に位置す
るボス部6と、これらリム部5およびボス部6を連結し
た複数、本実施の形態では4本のスポーク部7とから構
成されている。また、ボス部6の車体側となる下部に
は、図示しないステアリングシャフトに嵌着されるボス
が設けられているとともに、このボスに、ボスプレート
が溶接などして一体に取り付けられている。そして、こ
のボスプレートに、スポーク部7の芯金が接続され、こ
のスポーク部7の芯金に、リム部5の芯金が接続されて
いる。さらに、これらリム部5の芯金の外周部と、スポ
ーク部7の芯金のリム部5側の部分の外周部とには、軟
質の発泡ポリウレタン樹脂などからなる表皮部8が形成
されている。また、ボスプレートの上側には、スイッチ
としてのホーンスイッチ機構を構成するホーンプレート
が上下方向に弾性的に進退可能に設けられ、このホーン
プレートに、エアバッグ装置4が取り付けられて支持さ
れている。
【0022】そして、このエアバッグ装置4は、図1な
いし図3に示すように、取付部材としてのベースプレー
ト11に、インフレータ12およびエアバッグ14を取り付
け、さらに、このベースプレート11に、リテーナ15、お
よびカバー体21を取り付けて構成されている。
【0023】そして、ベースプレート11は、鋼板を折り
曲げて、平面略矩形状をなす上板部11a と、この上板部
11a の周縁部から下方に向かう略四角筒状の周壁部11b
とが形成されている。また、この上板部11a には、中央
部に円孔状をなすインフレータ取付孔11c が形成されて
いるとともに、このインフレータ取付孔11c の周囲に位
置して、複数のボルト通孔11d が形成されている。さら
に、周壁部11b には、両側一対のブラケット取付部11f
が形成され、このブラケット取付部11f の内側にナット
11g が一体に取り付けられているとともに、周壁部11b
には、所定間隔で複数のリベット通孔11h が穿孔されて
いる。さらに、前後の周壁部11b には、リベット通孔11
h 同士と交互に位置して、係止孔11i が形成されてい
る。そして、このベースプレート11は、ブラケット取付
部11f のナット11g に螺合するボルトにより、ステアリ
ングホイール本体2側に設けた両側一対のホーンプレー
トに固定されるようになっている。
【0024】また、インフレータ12は、略円柱状のイン
フレータ本体12a を備え、このインフレータ本体12a の
上側部に、ガスを噴射するガス供給部としてのガス噴射
口12b が所定の間隔で放射状に形成されている。そし
て、このインフレータ本体12aからは、外周側に向かう
取付用のフランジ部12c が突設され、このフランジ部12
c に、複数のボルト通孔12d が形成されている。さら
に、インフレータ本体12aの内部には、インフレータ本
体12a の下側から導出されたリード線12e に接続された
起動部(点火器、スクイブ)が設けられているととも
に、この起動部の周囲を取り囲むようにして、薬剤ペレ
ットが充填されており、起動部に電気エネルギを与える
ことにより、薬剤ペレットの反応を開始させ、瞬時に大
量の不活性ガス、例えば窒素ガスを発生させ、ガス噴射
口12b から噴出するようになっている。
【0025】一方、エアバッグ14は、織布などから構成
される2枚の同じ外形の円形の基布14a ,14b を上下に
重ねて外周を縫合するなどして袋状に形成されている。
また、エアバッグ14の下面中央部には、インフレータ12
の上半部が挿入される円孔状の開口部14c が設けられ、
この開口部14c の周囲に位置して、複数のボルト通孔14
d が形成されているとともに、開口部14c から離間した
位置に、図示しない脱気口が形成されている。さらに、
開口部14c および脱気口には、それぞれ円環状の補強布
14g が重ねられ、一体的に縫合して強化されている。
【0026】また、リテーナ15には、環状をなすプレー
ト部15a と、このプレート部15a の内周の縁部から上側
にカップ状に膨出した対向部材としてのカバー部15b と
が形成されている。そして、このプレート部15a は、平
面の外形は角部を丸めた矩形状で、内側が円形に開口さ
れているとともに、このプレート部15a の平面状の部分
には、図示しない複数の通孔が等間隔に形成され、これ
ら通孔に、それぞれ上側からスタッドボルト24が挿入さ
れ、下方に垂下された状態で、かしめ、溶接などにより
一体的に固着されている。さらに、各スタッドボルト24
には、それぞれナット25が螺合されるようになってい
る。
【0027】一方、カバー部15b は、プレート部15a か
ら一体に延設され、あるいは別体で形成して固着され、
プレート部15a から上側に延設された円筒部15c と、こ
の円筒部15c の上側に延設され上方に径小となる截頭円
錐状の截頭円錐部15d と、この截頭円錐部15d の上面を
閉塞する対向部としての平面状の上板部15e とが形成さ
れている。そして、このカバー部15b の円筒部15c の内
側に、インフレータ12のインフレータ本体12a の上半部
が収容されるとともに、截頭円錐部15d の傾斜面には、
スリット状をなすガス案内部としての両側一対のガス挿
通口15f が形成されている。
【0028】そして、カバー体(エアバッグカバー)21
は、軟質の熱可塑性エラストマーなどの合成樹脂にて、
射出成形などして下面を開口した略箱状に一体に形成さ
れ、ステアリングホイール本体2のボス部6およびスポ
ーク部7の一部を覆う被覆部31と、この被覆部31の裏面
から下側に突設された略角筒状をなす取付片部32とを有
している。
【0029】そして、このカバー体21の被覆部31の表面
(上面)は、略中央部に、ホーンスイッチの押動操作部
となる円形の平面部31a を有し、この平面部31a から前
後左右に緩やかな曲面を描いて各スポーク部7を覆う表
皮部8に連続するように形成されている。
【0030】また、このカバー体21の被覆部31の裏面
(下面)は、取付片部32の内側に位置し、平面略H字状
をなして連続する溝として凹設され、被覆部31の他の部
分より脆弱な、破断部(破断予定部)としてのテアライ
ン36が形成されている。すなわち、このテアライン36
は、両側方向を長手方向する第1の破断部としての水平
横断部36a と、この水平横断部36a の両端部に連設され
て取付片部32の内側に沿って前後に伸びる第2の破断部
としての両側一対の周縁部36b とを備え、エアバッグ14
の膨張時に、被覆部31がこのテアライン36に沿って開裂
し、前後に展開する前後一対の扉片部37a ,37b が形成
されるようになっている。なお、このテアライン36の水
平横断部36a は、被覆部31の平面部31a を緩やかに迂回
するように、車両に対する後側(乗員に対する手前側)
に湾曲して形成されている。また、各周縁部36b の端末
部36c は、先端部が周縁部36b と平行になるように略J
字状に反転して形成され、扉片部37a ,37b の形成時
に、テアライン36以外の部分に破断が伝播することを防
止するようになっている。またなお、被覆部31のテアラ
イン36以外の一般板厚は約4mmであるのに対し、溝の深
さは約3.5mm、幅は1mmで、溝の底部すなわち上端部
は半径0.5mmの半円をなし、テアライン36は、全長に
わたり略一定の断面形状をなす溝として形成されてい
る。
【0031】一方、カバー体21の取付片部32は、ベース
プレート11の周壁部11b の外側に嵌合する略角筒状をな
し、この取付片部32の前後左右の各面には、周壁部11b
のリベット通孔11h に連通するリベット通孔32a が所定
間隔で複数(例えば2個あるいは3個)形成されている
とともに、両側の面には、両側のブラケット取付部11f
に嵌合する取付部用切欠部32b がそれぞれ形成されてい
る。さらに、前後の取付片部32には、リベット通孔32a
に隣接して、図示しない係止突部が内側に突設されてい
る。
【0032】次に、このエアバッグ装置4の組み立て工
程を説明する。
【0033】まず、エアバッグ14をベースプレート11に
取り付けるために、カバー部15b を形成したリテーナ15
を、開口部14c からエアバッグ14の内側に挿入し、エア
バッグ14のボルト通孔14d にそれぞれスタッドボルト24
を挿入する。すると、エアバッグ14の開口部14c とリテ
ーナ15のプレート部15a 内周側の縁部とが位置合わせさ
れる。続いて、リテーナ15の一対のガス挿通口15f がそ
れぞれ両側(左右)に位置するようにして、エアバッグ
14から突出したスタッドボルト24を、上側からベースプ
レート11のボルト通孔11d に挿入し、ベースプレート11
のインフレータ取付孔11c を、エアバッグ14の開口部14
c に位置合わせする。
【0034】続いて、エアバッグ14をリテーナ15のカバ
ー部15b の外周部にいわば花弁状に巻き付けるようにし
て、エアバッグ14をベースプレート11の上板部11a の外
周形状内の円環状の空間内に収まるように折り畳む。折
り畳みの方法は、例えば、エアバッグ14をベースプレー
ト11の上板部11a と平行に広げた状態から、所定の複数
の箇所を保持し、例えば、等間隔で円周上の4点をつま
み、これらつまんだ点同士の間の部分を、中心に位置す
るリテーナ15のカバー部15b 側に向かって波状に折り畳
み、続いて、保持した各部分をリテーナ15のカバー部15
b の周囲に巻き付ける。この状態で、エアバッグ14は、
カバー部15b の上板部15e 上には1層または3層のみ基
布14a を位置させ、他の部分は、カバー部15b の周囲に
波状にコンパクトに折り畳む。
【0035】そして、折り畳んだエアバッグ14の上側か
らカバー体21を被せ、ベースプレート11の周壁部11b を
カバー体21の取付片部32の内側に嵌め込み、エアバッグ
14をカバー体21の内側に収納する。また、この状態で、
カバー体21の取付片部32から突設した図示しない係止突
部を、ベースプレート11の周壁部11b の係止孔11i に係
合して位置決めおよび仮固定を行う。そして、この状態
で、必要に応じて補助プレート(バックアッププレー
ト)38を適宜使用し、カバー体21の取付片部32の外側か
ら、リベット通孔32a にリベットRを挿入し、ベースプ
レート11の周壁部11b のリベット通孔11h に挿通してか
しめることにより、ベースプレート11に、カバー体21の
取付片部32が固定される。
【0036】さらに、ベースプレート11の裏面側から、
インフレータ12のインフレータ本体12a を、インフレー
タ取付孔11c を介してエアバッグ14の開口部14c に挿入
し、カバー部15b 内に配置するとともに、ベースプレー
ト11の下側に突出したスタッドボルト24をフランジ部12
c のボルト通孔12d に挿入し、ナット25にて締め付け固
定することにより、リテーナ15とインフレータ12のフラ
ンジ部12c との間にベースプレート11とエアバッグ14と
が挟持して固定され、図3に示すように、エアバッグ装
置4が組み立てられる。
【0037】そして、このエアバッグ装置4は、ベース
プレート11のブラケット取付部11fを、ステアリングホ
イール本体2のホーンプレートにボルトにて固定して、
ステアリングホイール本体2に取り付けられる。
【0038】そして、カバー体21の被覆部31の平面部31
a を指などにて押圧すると、この平面部31a の裏面が1
枚あるいは3枚のエアバッグ14の基布14a ,14b を介し
てカバー部15b の上板部15e に下面を支持されているた
め、エアバッグ装置4全体が下方に移動して、ホーンプ
レート側とボスプレート側とに設けた相対向する接点が
接触し、ホーンが吹鳴されるようになっている。
【0039】また、自動車が衝突した際などには、図示
しない衝突診断ユニットからの信号によりインフレータ
12の点火器が起動され、充填した推進薬を反応させるこ
とにより、インフレータ12の周面に形成されたガス噴射
口12b から窒素ガスなどの不活性ガスが急速に噴射され
る。すると、このガスは、リテーナ15のカバー部15bの
截頭円錐部15d の傾斜面に形成した両側一対のガス挿通
口15f を介して、エアバッグ14の内部に供給される。
【0040】この状態で、エアバッグ14は、リテーナ15
のカバー部15b の外周側に位置して主要部が折り畳ま
れ、すなわち、このカバー部15b の近傍から取付片部32
の近傍にかけて波状に折り畳まれた折畳部14h が形成さ
れており、この折畳部14h の上下の基布14a ,14b はガ
スにより膨張展開するが、リテーナ15の上側には、略平
面状をなす1層または3層の基布14a ,14b が存在する
のみで、折畳部14h が存在しない。そこで、エアバッグ
14は、外周部が急速に膨張しやすい一方、中央部は、外
周側の膨張により張力を受けるとともに、折畳部14h の
ような伸びしろが存在しないため、インフレータ12の真
上よりも周縁部においてエアバッグ14の膨張が促進され
る。
【0041】さらに、この状態で、インフレータ12のガ
ス噴射口12b から噴射されたガスは、リテーナ15のカバ
ー部15b で案内され、截頭円錐部15d の傾斜面に形成し
た両側一対のガス挿通口15f から、テアライン36の各周
縁部36b に向けて放射される。
【0042】このようにして、本実施の形態では、エア
バッグ14の膨張の圧力により、カバー体21の被覆部31の
テアライン36のうち、まず、両側の周縁部36b が破断さ
れ、この破断は、各端末部36c に向けて伝播すると同時
に、水平横断部36a に同様に伝播し、全体として略H字
状に開裂し、前後一対の扉片部37a ,37b が形成され
る。さらに、これら扉片部37a ,37b が前後に回動し
て、エアバッグ14の突出口が形成され、この突出口から
エアバッグ14が突出して、乗員の前側に膨張展開し、衝
突の衝撃を緩和するようになっている。
【0043】そこで、本実施の形態によれば、従来のよ
うに、テアライン36を、水平横断部36a 、周縁部36b 、
端末部36c と順次破断させる構成に比べて、カバー体21
の隆起変形量を抑制し、テアライン36を迅速に破断でき
るとともに、扉片部37a ,37b を迅速に大きく開口させ
ることができる。そこで、エアバッグ14の正面側への突
出を抑制し、放射方向に迅速円滑に広い面積で展開さ
せ、すなわちエアバッグ14の展開性能を向上して、乗員
に加わる衝撃を効果的に緩和することができる。
【0044】また、リテーナ15にカバー部15b を設け、
1枚または3枚の基布14a ,14b を介してカバー体21の
被覆部31の下面側を支持したため、この被覆部31の押動
した際に、エアバッグ14による不規則な変形を抑制し、
ホーンスイッチの操作性、作動信頼性を向上することが
できる。
【0045】そして、カバー部15b は、リテーナ15に一
体的に設けたため、部品点数や組み立て工数の増加など
を抑制し、製造コストを低減することができる。
【0046】なお、上記の実施の形態では、エアバッグ
装置4の全体をホーンスイッチ機構で上下動可能に支持
したが、ホーンスイッチ機構は、種々の構成を採ること
ができ、例えば、エアバッグ装置とは独立してスポーク
部に設けてもよく、また、面状(膜状、薄板状)のホー
ンスイッチを用いて、カバー体と一体的に設け、あるい
は、カバー体と収納したエアバッグとの間に設けること
もできる。
【0047】例えば、図4に示すように、カバー体21の
被覆部31の平面部31a の下面側に位置して、面状スイッ
チとしてのメンブレンスイッチ50を取り付けたバックア
ッププレート51を配置することもできる。すなわち、メ
ンブレンスイッチ50は、弾性的に変形可能なあるいは可
撓性を有する平面楕円状の(薄)膜状すなわちシート
状、板状、面状をなすスイッチ本体を備えている。そし
て、スイッチ本体は、互いに重ね合わされた一対のポリ
エステル樹脂フィルム体であるポリエチレンテレフタレ
ート(PET)樹脂などからなるシートを備え、これら
シートの相対向する面には、銅箔などの導電膜が貼着な
どして形成されている。さらに、これら導電膜同士の間
には、シリコーンラバーなどの圧縮変形可能なスペーサ
がドット状に一定の間隔で配列され、力が加わっていな
い状態で導電膜同士が離間し、スイッチ本体を押圧した
状態で、導電膜同士が接触してスイッチ(回路)が閉成
されるようになっている。また、これら導電膜には、そ
れぞれ端子部を介してリード線52が接続され、このリー
ド線52を、ワイヤハーネスなどを介してクロックスプリ
ング装置などのケーブル用リール装置あるいはスリップ
リング装置などに接続することにより、メンブレンスイ
ッチ50が車体側に設けたホーン装置の回路に接続される
ようになっている。
【0048】また、バックアッププレート51は、平面略
楕円状をなすスイッチ保持部51a と、このスイッチ保持
部51a から延設された延設部51b とが、合成樹脂などに
より一体に形成されている。また、このバックアッププ
レート51の硬度は、カバー体21の被覆部31の硬度と同じ
か、あるいは被覆部31の硬度より大きくなるように形成
されている。そして、スイッチ保持部51a の上面には、
保持リブが突設され、この保持リブによりスイッチ本体
を嵌合保持するとともに、延設部51b は、リード線52と
ともに取付片部32に沿って垂下され、ベースプレート11
に固定されている。
【0049】さらに、カバー体21の前側の扉片部37a の
裏面側には、薄肉で、かつ、下方に向かって複数の突起
を突設したスイッチ配設部55が形成されている。
【0050】そして、メンブレンスイッチ50を取り付け
たバックアッププレート51のスイッチ保持部51a は、カ
バー体21の平面部31a と、リテーナ15の上板部15e 上の
1枚程度のエアバッグ14上との間に位置するとともに、
バックアッププレート51の延設部51b は、ベースプレー
ト11の周壁部11b とカバー体21の取付壁部32との間に挟
持して固定されている。
【0051】そして、この図4の構成では、カバー体21
の被覆部31を指などにて押圧すると、被覆部31が下方に
湾曲して弾性変形し、裏面に設けた突起が、バックアッ
ププレート51および1枚のエアバッグ14の基布14a を介
してカバー部15b の上板部15e に下面を支持されたメン
ブレンスイッチ50の上面を押圧して厚さ寸法を圧縮する
ように変形させ、相対向する導電膜が互いに接触した状
態で、回路が閉じ、ホーンが吹鳴されるようになってい
る。
【0052】また、インフレータ12からガスが噴射され
た際には、このガスは、リテーナ15のガス挿通口15f か
らテアライン36の両側の周縁部36b に向かって案内さ
れ、図1などに示す第1の実施の形態と同様に、カバー
体21を開裂させる。そして、図4に二点鎖線で示すよう
に、これら扉片部37a ,37b が前後に回動するととも
に、メンブレンスイッチ50を取り付けたバックアッププ
レート51が前側に回動して、エアバッグ14の突出口が形
成され、この突出口からエアバッグ14が突出して、乗員
の前側に膨張展開し、衝突の衝撃を緩和するようになっ
ている。
【0053】そして、本実施の形態によれば、第1の実
施の形態の効果に加え、メンブレンスイッチ50およびバ
ックアッププレート51を設けた場合においても、カバー
体21の被覆部31が破断する際に、この被覆部31の水平横
断部36a を設けた中央部の隆起変形を抑制できるため、
被覆部31を迅速に破断でき、展開性能を向上できるのみ
ならず、この被覆部31の下側に沿って配置されるメンブ
レンスイッチ50にも過大な力が加わることを抑制でき
る。そこで、ホーンスイッチの操作力を受け止めやすく
するために、バックアッププレート51を硬めのエラスト
マー樹脂を用いて形成した場合でも、扉片部37a ,37b
の形成を円滑に行うことができる。また、メンブレンス
イッチ50およびバックアッププレート51を変形させる力
を抑制できるため、メンブレンスイッチ50への影響を低
減できるとともに、メンブレンスイッチ50とバックアッ
ププレート51との取り付け構造などに関しても、格別の
工夫を要することなく、製造を容易にして、製造コスト
を低減することができる。
【0054】なお、上記の実施の形態では、カバー部15
b はバックアッププレート51を介してメンブレンスイッ
チ50を支持したが、このようなバックアッププレート51
を設けずに、エアバッグ14を介してカバー部15b にメン
ブレンスイッチ50の下面を支持させることもできる。
【0055】また、カバー部のガス挿通口15f も、スリ
ット状に形成する他、インフレータ12のガス噴射口12b
と同様の円孔を、側方に位置を偏らせて形成することも
できる。
【0056】また、例えば、これらガス挿通口15f は、
単に孔部を穿設する他、図5に示すように、孔部を形成
するために切り抜く部分を内側に切り起こして、ガスを
案内する偏向板15g を一体に形成することもできる。
【0057】また、上記の実施の形態では、エアバッグ
14をベースプレート11に固定するリテーナ15にカバー部
15b を一体に形成したが、対向部材はリテーナ15とは別
体に形成することもでき、あるいは、対向部材としての
カバー部を、リテーナ以外のインフレータ、ベースプレ
ートなど他の部材と一体に形成して部品点数の削減、製
造コストの低減を図ることがてきる。
【0058】また、エアバッグ14の折り畳み方法も、花
弁状に折り畳むほか、インフレータ12を覆うカバー部15
b 上にエアバッグ14の基布を複数枚重ねて、1列あるい
は2列に折り畳むこともできる。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載のエアバッグ装置によれ
ば、インフレータが供給するガスを、対向部材のガス案
内部により破断部の両側一対の第2の破断部方向に案内
し、エアバッグをこれら第2の破断部の部分に力を集中
させながら膨張展開させることにより、被覆部の変形を
抑制しつつ、被覆部を迅速に破断し、エアバッグを円滑
に膨張展開させることができる。
【0060】請求項2記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1記載の効果に加え、対向部材に、インフレータ
を覆いかつ被覆部に対向する対向部を備えたため、カバ
ー体の被覆部を押動した際の力を対向部材の対向部で受
け止め、収納されたカバー体の折り畳み状態にかかわら
ず、被覆部とエアバッグとの間、あるいはエアバッグ装
置を支持する状態で設けるスイッチの操作感を安定させ
ることができる。また、対向部材は、エアバッグの内側
に位置して設けられているため、エアバッグが膨張展開
する際の制限となることもない。
【0061】請求項3記載のエアバッグ装置によれば、
請求項2記載の効果に加え、被覆部に、面状のスイッチ
を備えたため、カバー体の被覆部を押動することによ
り、このスイッチを操作できるとともに、カバー体の被
覆部を押動した際の力は、対向部材の対向部が受け止め
るため、収納されたカバー体の折り畳み状態にかかわら
ず、スイッチが一定の操作感で作動し、スイッチの操作
感を向上することができる。
【0062】請求項4記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1ないし3いずれか記載の効果に加え、対向部材
を、エアバッグを取付部材に取り付けるリテーナに一体
に設けたため、部品点数を削減できるとともに、対向部
材をエアバッグの内側に容易に配置でき、組み立てを容
易にして、製造コストを低減でき、さらに、対向部材を
強固に支持することができる。
【0063】請求項5記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1ないし4いずれか記載の効果に加え、エアバッ
グを、インフレータを覆う対向部材の外周側に位置して
折り畳んだため、インフレータと被覆部との間に位置す
るエアバッグの基布の層が少なくなり、エアバッグは、
ガスが供給された状態で、迅速に被覆部側に力を加えて
破断させることができ、エアバッグを円滑に膨張展開さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアバッグ装置の一実施の形態を示す
分解斜視図である。
【図2】同上エアバッグ装置を装着したステアリングホ
イールの平面図である。
【図3】同上エアバッグ装置の図2のI−I断面図であ
る。
【図4】本発明の他の実施の形態を示すエアバッグ装置
の図2のII−II位置の断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示すエアバッグ装置
の一部の断面図である。
【符号の説明】
4 エアバッグ装置 11 取付部材としてのベースプレート 12 インフレータ 12b ガス供給部としてのガス噴射口 14 エアバッグ 15 リテーナ 15b 対向部材としてのカバー部 15e 対向部としての上板部 15f ガス案内部としてのガス挿通口 21 カバー体 31 被覆部 36 破断部としてのテアライン 36a 第1の破断部としての水平横断部 36b 第2の破断部としての周縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 和弘 静岡県富士市青島町218番地 日本プラス ト株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスの流入により膨張展開するエアバッ
    グと、 このエアバッグを覆う被覆部を備えたカバー体と、 前記被覆部を両側方向に横断する第1の破断部、および
    この第1の破断部の両端部に連結された両側一対の第2
    の破断部を設けた破断可能な破断部と、 前記エアバッグ内にガスを供給するガス供給部を設けた
    インフレータと、 前記エアバッグが取り付けられる取付部材と、 前記エアバッグの内側に位置し、前記第2の破断部の方
    向に向けてガスを案内するガス案内部を設けた対向部材
    とを具備したことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 対向部材は、インフレータを覆いかつ被
    覆部に対向する対向部を備えたことを特徴とする請求項
    1記載のエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 被覆部には、面状のスイッチが備えられ
    たことを特徴とする請求項2記載のエアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 対向部材は、エアバッグを取付部材に取
    り付けるリテーナに一体に設けられたことを特徴とする
    請求項1ないし3いずれか記載のエアバッグ装置。
  5. 【請求項5】 エアバッグは、インフレータを覆う対向
    部材の外周側に位置して折り畳まれたことを特徴とする
    請求項1ないし4いずれか記載のエアバッグ装置。
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