JP6753380B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、軽量化を図れるエアバッグ装置に関する。
従来、エアバッグ装置としては、軽量化を図るものとして、折り畳んだエアバッグを連結保持させるリテーナ(バッグ支持材、若しくは、ケースともいう)を、合成樹脂製とするものが知られていた(例えば、引用文献1参照)。このエアバッグ装置では、エアバッグにおける膨張用ガスを流入させるための流入用開口に、合成樹脂製のリングを固着させ、このリングを合成樹脂製のバッグ支持材(リテーナ)に溶着させて、エアバッグをバッグ支持材に連結させていた。エアバッグのリングを溶着させるバッグ支持材の部位は、膨張用ガスをエアバッグに供給するためのインフレーターのガス吐出口を設けた本体部を、下方から挿入させる挿入用開口の周縁としていた。このインフレーターは、バッグ支持材の下方から、ガス吐出口を設けた本体部の上部側を、挿入用開口を経て、エアバッグの流入用開口内に挿入させて、配設されていた。そして、このインフレーターも、バッグ支持材への固着部位となる本体部の外周面から突出するフランジ部に、合成樹脂製のリングを固着させ、このリングをバッグ支持材の下面側における挿入用開口の周縁に溶着させて、バッグ支持材に連結されていた。
特許第3118974号公報
しかし、従来のエアバッグ装置では、バッグ支持材(リテーナ、若しくは、ケース)に、板金等の金属材料を使用することなく、合成樹脂材料を使用していることから、軽量化を図れるものの、エアバッグの流入用開口からの膨張用ガスの漏れを防止しつつ、エアバッグをバッグ支持材に連結するために、エアバッグの流入用開口の周縁に、予め、合成樹脂製のリングを固着し、そして、そのリングを、合成樹脂製のバッグ支持材の上面側におけるインフレーターの本体部を挿入させる挿入用開口の周縁に対して、溶着させていることから、簡便に、軽量化を図れる合成樹脂製のバッグ支持材に対して、シール性を確保しつつエアバッグを連結する点に、改善の余地があった。
本発明は、上記の課題を解決するものであり、軽量化を図れる合成樹脂製のバッグ支持材に対し、簡便に、シール性を確保して、エアバッグを連結させることができるエアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係るエアバッグ装置は、膨張用ガスを流入させるための略円形の流入用開口を有して、膨張用ガスを流入させて膨張するエアバッグと、
膨張用ガスを吐出するガス吐出口を略円柱状の本体部の上部外周側に配設させたインフレーターと、
折り畳まれた前記エアバッグにおける前記流入用開口の周縁を含めた底面側を支持し、かつ、前記本体部の上部側を下方から前記流入用開口内に挿入可能な挿入用開口を有して、前記インフレーターと連結される合成樹脂製のバッグ支持材と、
折り畳まれた前記エアバッグを覆い、膨張時の前記エアバッグに押されて開くドア部を有したエアバッグカバーと、
を備えて構成されるエアバッグ装置であって、
前記バッグ支持材が、
折り畳まれた前記エアバッグにおける前記流入用開口の周縁の底面側を支持し、かつ、膨張時の前記エアバッグの前記底面側と連結される支持盤部と、
折り畳まれた前記エアバッグの前記流入用開口に嵌めて前記エアバッグ内に挿入され、かつ、前記流入用開口内に挿入された前記インフレーターの前記本体部の外周側を、前記ガス吐出口から吐出する膨張用ガスを上方側に案内可能な隙間を開けて、覆うように、前記挿入用開口の周縁から前記本体部の上端を越えて、前記エアバッグカバー側の上方へ延びる略円筒状のガス案内筒部と、
を備えて構成され、
前記エアバッグが、折り畳まれた底面側に、前記支持盤部に連結される連結部を備えて構成されていることを特徴とする。
本発明に係るエアバッグ装置では、インフレーターのガス吐出口から膨張用ガスが吐出されれば、その膨張用ガスは、バッグ支持材のガス案内筒部の内周側で、インフレーターの本体部の上端を越えて、エアバッグカバー側に流れ、バッグ支持材のガス案内筒部の内周側におけるインフレーターの本体部の上端とガス案内筒部の上端との間に、貯留されるような状態となり、そして更なる膨張用ガスの吐出により、バッグ支持材のガス案内筒部の上端開口の上方におけるエアバッグの部位を押し上げる。そして、押し上げられたエアバッグの部位により、エアバッグカバーのドア部が開き、開いたドア部の開口部位から、押し上げられたエアバッグの部位が突出し、エアバッグが、折りを解消して、膨張を完了させることとなる。
このエアバッグの膨張時には、バッグ支持材のガス案内筒部が、エアバッグの流入用開口に嵌められてエアバッグ内に挿入されていることから、エアバッグの流入用開口の内周側がガス案内筒部に塞がれた状態となり、膨張用ガスの漏れが防止され、そして、折り畳まれたエアバッグの底面側の連結部がバッグ支持材の支持盤部に連結されて、流入用開口が支持盤部からの離隔を抑制されていることから、エアバッグの流入用開口が支持盤部から離れるようにずれても、流入用開口自体は、ガス案内筒部に塞がれた状態を維持しつつ、ガス案内筒部の外周側でずれるだけであり、膨張用ガスの漏れが抑制される。さらに、ガス案内筒部は、流入用開口に挿入されたインフレーターの本体部より、エアバッグカバー側へ長い長さ寸法を有して、配設されており、流入用開口がガス案内筒部から外れる事態を招かないことから、膨張用ガスの漏れを確実に抑制できて、エアバッグの流入用開口の安定したシール性を、容易に、確保可能となる。
すなわち、本発明に係るエアバッグ装置では、流入用開口にバッグ支持材のガス案内筒部を嵌めることによって、エアバッグのシール性を確保し、そして、折り畳まれたエアバッグの底面側を、単に、バッグ支持材の支持盤部から離れないように、支持盤部に連結させるだけでよく、この連結状態は、流入用開口の周縁全周をシール性を確保しつつ支持盤部に連結させるのではなく、エアバッグの底面側を部分的に連結させればよいことから、所定の連結片を支持盤部に係止させたり、所定の紐やベルト等で支持盤部側を包む等して、簡便に、連結させることができる。
また、ガス案内筒部が、流入用開口に挿入されたインフレーターの本体部より長く配設されて、本体部の外周側を覆っており、ガス吐出口から吐出される直噴状態の膨張用ガスは、ガス案内筒部の内周面に当たることとなって、直接、エアバッグに当たらないことから、エアバッグの耐熱性を向上させることもできる。
したがって、本発明に係るエアバッグ装置では、軽量化を図れる合成樹脂製のバッグ支持材に対し、簡便に、シール性を確保して、エアバッグを連結させることができ、さらに、エアバッグの耐熱性も向上させることができる。
そして、本発明に係るエアバッグ装置では、前記バッグ支持材が、前記支持盤部に、曲げ剛性を高める補強用リブを配設させて、構成されていることが望ましい。
このような構成では、バッグ支持材の支持盤部が、補強用リブにより、曲げ剛性を高めることができて、折り畳まれたエアバッグの底面側の支持を安定させることができ、エアバッグを円滑に展開膨張させることができる。
さらに、本発明に係るエアバッグ装置では、前記エアバッグの前記連結部が、元部側を、折り畳まれた前記エアバッグの底面側の前記流入用開口の周縁に結合させ、先端側を、前記流入用開口の周囲の複数個所で、前記支持盤部側に連結させる構成としていることが望ましい。
このような構成では、膨張用ガスを流入させたエアバッグが、流入用開口を支持盤部から離れるようにガス案内筒部の外周側でずれ移動させると、流入用開口の周囲の複数の先端側を支持盤部に連結させた連結部が、元部側の流入用開口の周縁自体を引っ張って、流入用開口の周縁に、支持盤部から離れたり接近している部位を生じさせて、流入用開口の周縁の周長を長くさせようとし、実質的に、流入用開口の内周側を引っ張って絞ることとなり、その結果、流入用開口の周縁は、一層、ガス案内筒部に圧接させる状態となる。すなわち、上記のような構成では、ガス案内筒部を嵌めていた流入用開口の周縁が、連結部に引っ張られて、一層、ガス案内筒部の外周側に圧接される状態となって、流入用開口のシール性を向上させることができる。
この場合、本発明に係るエアバッグ装置では、前記インフレーターが、前記本体部の外周面にフランジ部を突設させて構成され、
前記バッグ支持材への前記インフレーターの連結が、前記挿入用開口の周囲で前記支持盤部から下方に突出する複数のねじ部材を前記フランジ部に貫通させ、かつ、前記各ねじ部材にナットを締結することにより、行われる構成として、
前記エアバッグの前記連結部が、先端側を前記フランジ部を貫通した前記ねじ部材に係止させるとともに、前記ナットの締結により、前記インフレーターの前記フランジ部と共締めされて、前記支持盤部側に連結される構成としていることが望ましい。
このような構成では、エアバッグの連結部を、支持盤部に連結させる際、インフレーターを支持盤部に連結させる各ねじ部材に係止させ、ついで、それらのねじ部材をインフレーターのフランジ部に貫通させて、各ねじ材にナットを締結すれば、エアバッグの連結部の支持盤部への連結作業を完了させ、かつ、インフレーターの支持盤部への連結作業も完了させることができる。そのため、バッグ支持部の支持盤部へのエアバッグやインフレーターの連結構造に関し、連結手段としてのねじ部材を共用できることから、簡便に構成することができ、また、バッグ支持部の支持盤部へのエアバッグやインフレーターの連結作業も効率的に行うことができて、エアバッグ装置の組付作業を簡便に行える。
本発明に係る一実施形態の助手席用のエアバッグ装置の車両搭載状態を示す車両の前後方向に沿った概略縦断面図である。 実施形態のエアバッグ装置における前後方向に沿った拡大概略縦断面図である。 実施形態のエアバッグ装置における前後方向に沿った拡大概略縦断面図であり、エアバッグの連結部のバッグ支持材への連結部位を示す。 実施形態のエアバッグ装置における左右方向に沿った拡大概略縦断面図である。 実施形態のエアバッグ装置の概略底面図である。 実施形態のバッグ支持材の斜視図である。 実施形態のバッグ支持材の底面図である。 実施形態のエアバッグのバッグ本体に連結部を結合させる状態を説明する図である。 実施形態のエアバッグをバッグ支持材に連結させる状態を説明する概略底面図である。 実施形態のエアバッグ装置を順に組み立てる状態を説明する図である。 実施形態のエアバッグ装置を順に組み立てる状態を説明する図であり、図10の後を示す。 実施形態のエアバッグ装置の作動時の状態を説明する概略縦断面図である。 実施形態のエアバッグ装置の作動時の状態を説明する概略縦断面図であり、図12の後を示す。 実施形態のエアバッグの流入用開口が実質的に絞られる状態を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態のエアバッグ装置Mは、図1に示すように、助手席前方のインストルメントパネル(インパネ)1の上面2側に搭載される助手席用エアバッグ装置Mである。このエアバッグ装置Mは、図1〜4に示すように、エアバッグ10、バッグ支持材20、インフレーター40、及び、インパネ1の一部から構成されるエアバッグカバー50、を備えて構成されている。
なお、本明細書において、前後・上下・左右の方向は、特に断らない限り、車両Vの前後・上下・左右の方向と略一致するものである。
エアバッグ10は、図1〜4,8に示すように、膨張用ガスを流入させて、助手席に着座した乗員Pを保護可能に膨張するバッグ本体11と、バッグ本体11をバッグ支持材20に連結させる連結部15と、を備えて構成されている。バッグ本体11は、膨張用ガスを流入させるための円形の流入用開口12を備えている。
連結部15は、元部15a側を、バッグ本体11の外表面側の流入用開口12の周縁13に、縫合されて、結合させている。連結部15は、バッグ本体11と同様に、ポリアミド等の糸から織られた可撓性を有した布材から形成され、流入用開口12の周縁13に縫合される元部15aの中央部16と、中央部16の前後の左右の縁側から前後方向に延びて、流入用開口12の周囲を囲むように配設される4つの連結片17と、を備えて構成されている(図8参照)。各連結片17には、連結部15の先端15b側となる先端部位に、バッグ支持材20から下方に突出する後述するねじ部材37に係止させる係止孔17aが、配設されている(図9,10参照)。中央部16には、流入用開口12と同形の円形の開口16aが形成され、その周縁16bを、縫合部16cを設けて、バッグ本体11の流入用開口12の周縁13に結合させている。
連結部15は、平らに展開させた状態で、略H字状としており、中央部16を略長方形状として、中央部16から4つの連結片17が、中央部16の開口16aの接線となるような配置位置として、前後方向に沿って延びるように配設されている。
また、各連結片17は、流入用開口12にバッグ支持材20の後述するガス案内筒部30を嵌合させた状態で、バッグ支持材20の後述する支持盤部21の前後の縁21bを包むように、折り曲げて(図10参照)、バッグ支持材20から下方に突出するねじ部材37に、係止孔17aを嵌めて、ねじ部材37に結合させる。その結合時、連結部15が、流入用開口12の周縁13を、支持盤部21に接触可能な位置に配置させるように、中央部16から突出する各連結片17の係止孔17aまでの長さ寸法L1(図8参照)が、設定されている。
バッグ支持材20は、適宜、ガラス繊維等の補強材を入れたポリアミド等の合成樹脂から形成されて、図6,7に示すように、略長方形板状の支持盤部21と、円筒状のガス案内筒部30と、を備えて構成されている。支持盤部21は、中央に、インフレーター40の後述する本体部41を下方から挿入させるための円形の挿入用開口28が形成され、ガス案内筒部30は、支持盤部21の上面21a側における挿入用開口28の縁から上方に延びるように、形成されている。
また、支持盤部21は、略長方形板状の本体板部22と、本体板部22の外周縁に鍔状に立ち上る周縁部23と、を備え、さらに、本体板部22の上面側には、本体板部22の曲げ剛性を高めるための補強用リブ25が突設されている。補強用リブ25は、ガス案内筒部30の周囲を略正四角筒状に囲うように配設される四角枠状リブ25aと、四角枠状リブ25aから放射状に延びる複数の放射状リブ25bと、ガス案内筒部30を同心的に囲む複数の円弧状リブ25cと、の三種類から構成され、相互に交差するように配設されている。
さらに、支持盤部21には、周縁部23の前後の部位から、前後方向の外方に突設される係止フック24が、左右方向に3個ずつ並設されている。各係止フック24は、エアバッグカバー50の後述する側壁部56の対応する係止孔62に挿入されて、側壁部56を係止する。
また、支持盤部21の左右には、周縁部23から左右方向の外方に延びる連結片部26が形成されている。連結片部26は、エアバッグカバー50の側壁部56の取付座64と連結される部位であり(図4参照)、取付座64と連結させるためのねじ65を挿通させる挿通孔26aを備えている。
さらに、支持盤部21の四角枠状リブ25aの内側におけるガス案内筒部30との間の本体板部22には、挿入用開口28の周囲で均等に配置されて、下方へ突出する金属製の複数(実施形態では4個)のねじ部材37が、配設されている。これらのねじ部材37は、エアバッグ10の連結部15における各連結片17を係止して、エアバッグ10を支持盤部21に連結させる部位となるとともに、インフレーター40を連結する部位となる。なお、各ねじ部材37は、実施形態の場合、頭部37aを本体板部22の上面側に固着させて、ねじ棒部37bを本体板部22の下方に突設させている。
ガス案内筒部30は、支持盤部21の本体板部22における挿入用開口28の縁から上方に延びる円筒状として、エアバッグ10の流入用開口12に嵌入可能の外径寸法DGと、挿入用開口28から挿入したインフレーター40の本体部41の外周面41cとの間に、所定の隙間S1(膨張用ガスGを上方へ案内可能な隙間S1、図2参照)を空ける内径寸法dGとしている。すなわち、ガス案内筒部30の外周面32側の外径寸法DGは、ガス案内筒部30を流入用開口12に嵌めることができるように、流入用開口12の内径寸法dB(図8参照)と同等、若しくは、若干、大きく設定されている。また、ガス案内筒部30の内周面31側の内径寸法dGは、挿入用開口28の開口径と一致しており、インフレーター40の本体部41の外径寸法DI(図2参照)より、隙間S1の二倍分、大きく設定されている。
さらに、ガス案内筒部30における上端33までの支持盤部21からの突出高さH1(図6参照)は、支持盤部21に連結させたインフレーター40の本体部41の上端面41bを上端33が超える高さ寸法としている。
インフレーター40は、図2〜4に示すように、エアバッグ10に膨張用ガスを供給する円柱状の本体部41と、本体部41の外周面に配設される略四角板状(略四角環状)のフランジ部43と、を備えて構成されている。インフレーター40は、本体部41のフランジ部43より上方の上部41aの外周面41c側に、周方向に沿った放射状に、複数のガス吐出口42を開口させて構成されている。各ガス吐出口42から吐出される膨張用ガスは、それぞれ、円柱状の本体部41の軸直交方向に沿って吐出される。そして、吐出された膨張用ガスは、既述したように、バッグ支持材20のガス案内筒部30が、本体部41のガス吐出口42を配設させた上部41aの外周側を、隙間S1を空けて覆っていることから、ガス案内筒部30の上端33の開口34側に向かうように、流れを変えられる。
インフレーター40のフランジ部43には、四隅に、各ねじ部材37を貫通させる貫通孔44が形成されている。インフレーター40は、本体部41を挿入用開口28を経てエアバッグ10の流入用開口12内に挿入させた状態で、各貫通孔44にバッグ支持材20から下方に延びるねじ部材37を貫通させ、各ねじ部材37にナット38を締結させることにより、バッグ支持材20の支持盤部21に連結されることとなる。
エアバッグカバー50は、図2〜4に示すように、折り畳まれてバッグ支持材20の支持盤部21上に配置されたエアバッグ10(折畳体18)の上方や側方を覆うように、インパネ1の上面2側に配設されるとともに、インパネ1の一部から構成されている。エアバッグカバー50は、折り畳まれたエアバッグ10の上方側を覆う天井壁部51を備えるとともに、天井壁部51に、膨張するエアバッグ10に押されて前後両側に開くドア部52,53を配設させている。各ドア部52,53は、周囲に、上方から見て略H字状の薄肉の破断予定部54を配設させて構成され、膨張するエアバッグ10に押されて破断予定部54が破断されれば、それぞれ、前後方向の端部側に配置されたヒンジ部52a,53aを回転中心として、前後両側に開くこととなる。
また、エアバッグカバー50は、天井壁部51のドア部52,53の周縁に略四角筒形状として、下方に延びる側壁部56を備えて構成されている。側壁部56には、前後方向で対向する前側部57と後側部58とに、バッグ支持材20の係止フック24を挿入させる係止孔62が配設され、左右方向で対向する左側部59と右側部60とに、バッグ支持材20の連結片部26を連結させるねじ65を挿通させる挿通孔64aを設けた取付座64が配設されている。
さらに、実施形態のエアバッグ装置Sでは、車両Vの図示しないインパネリンホースにエアバッグ装置Sを連結するための連結ブラケット70を、前部側の2本のねじ部材37を使用して、バッグ支持材20に連結させている。連結ブラケット70は、図5,11に示すように、インフレーター40のフランジ部43の前部側下面に当接する支持座71を備えるとともに、支持座71の左右両縁から下方に延びる取付脚部72,72を備え、各取付脚部72の下端に、図示しないインパネリンホースから延びる所定の取付ブラケットに対して、ボルト止めされて連結される取付座73、を配設させて構成されている。支持座71の左右には、前部側のねじ部材37を貫通させる貫通孔71a,71aが形成され、各貫通孔71aにねじ部材37を貫通させて、支持座71の下面側から、各ねじ部材37にナット38を締結させれば、バッグ支持材20に対して、インフレーター40とともに、連結ブラケット70を取り付けることができる。
実施形態のエアバッグ装置Mの組み立てについて説明する。なお、予め、バッグ本体11の流入用開口12の周縁13には、連結部15を結合させて、エアバッグ10を形成しておく。そして、まず、エアバッグ10を、バッグ支持材20の支持盤部21上に配置可能な略直方体形状となるように、折り畳み、そして、折り畳みを完了させたならば、折り崩れ防止のために、エアバッグ10の膨張時に破断可能な図示しないラッピングシートにより、連結部15を露出させた状態でバッグ本体11を包む。
ついで、図10のA,Bに示すように、折り畳んだエアバッグ10の流入用開口12にバッグ支持材20のガス案内筒部30を嵌めて、さらに、支持盤部21の上面21aに折り畳んだエアバッグ10(折畳体18)の底面18aを当てるように、ガス案内筒部30をエアバッグ10内に挿入する。
なお、この時、折畳体18には、ガス案内筒部30の上端33に、折畳部位18bが押し上げられて、流入用開口12の内周側におけるガス案内筒部30内には、エアバッグ10の折り畳まれた部位が存在しない空間(凹部)18c(図2,3参照)が形成される。勿論、ガス案内筒部30をエアバッグ10内に挿入し難い場合には、エアバッグ10の折畳時、予め、挿入用の空間(空間18cの容積より小さくともよい)を設けておいてもよい。
その後、図10のB,図11のAに示すように、エアバッグ10の連結部15における各連結片17を、係止孔17aに対応するねじ部材37を挿入させて、ねじ部材37に係止させる。ついで、図11のA,Bに示すように、インフレーター40のフランジ部43の各貫通孔44に、対応するねじ部材37を貫通させつつ、インフレーター40の本体部41を、バッグ支持材20の挿入用開口28に挿入させ、ガス案内筒部30の内周側に配置させつつ、フランジ部43を、適宜、連結片17を介在させて、バッグ支持材20の支持盤部21に当てる。
なお、この時、連結ブラケット70の支持座71を、インフレーター40のフランジ部43の前部側下面に当てておき、各貫通孔71aにねじ部材37を貫通させておく。
そして、各ねじ部材37にナット38を締結すれば、バッグ支持材20に対して、エアバッグ10,インフレーター40、さらに、連結ブラケット70を連結固定することができて、エアバッグ10、バッグ支持材20、インフレーター40、及び、連結ブラケット70からなるエアバッグ組付体80を組み立てることができる。
その後、エアバッグ組付体80をエアバッグカバー50の側壁部56内に挿入させつつ、バッグ支持材20の支持盤部21から延びる各係止フック24を、各側壁部56の係止孔62内に挿入させるとともに、支持盤部21から延びる左右の連結片部26をエアバッグカバー50の取付座64に当てて、挿通孔26a,64aにねじ65を挿通させ、ねじ65にナット66を締結させれば、エアバッグカバー50とバッグ支持材20とを連結させることができて、エアバッグ装置Mを組み立てることができる。
その後、連結ブラケット70を利用して、エアバッグ装置Mを、車両Vの所定のインパネリンホースから延びる取付ブラケットに連結させ、インフレーター40にエアバッグ装置Mの作動用の図示しない制御装置から延びる作動信号入力用のリード線を結線し、インパネ1を車両Vに組み付ければ、助手席用エアバッグ装置Mを車両Vに搭載することができる。
エアバッグ装置Mの車両Vへの搭載後、作動信号がインフレーター40に入力されて、インフレーター40のガス吐出口42から膨張用ガスGが吐出されれば、膨張用ガスGを流入させたエアバッグ10は、図示しないラッピングシートを破断するとともに、エアバッグカバー50のドア部52,53を押し開いて、エアバッグ10が、ドア部52,53を開かせたエアバッグ10の開口部位51aから、後方側へ突出しつつ、展開膨張することとなる(図1の二点鎖線や図12,13参照)。
そして、実施形態のエアバッグ装置Mでは、図12,13,14に示すように、インフレーター40のガス吐出口42から膨張用ガスGが吐出されれば、その膨張用ガスGは、バッグ支持材20のガス案内筒部30の内周(内周面31)側で、インフレーター40の本体部41の上端(上端面)41bを越えて、エアバッグカバー50側に流れ、バッグ支持材20のガス案内筒部30の内周面31側におけるインフレーター40の本体部41の上端面41bとガス案内筒部30の上端33との間の空間(ガス貯留部)35に、貯留されるような状態となり、そして更なる膨張用ガスGの吐出により、バッグ支持材20のガス案内筒部30における上端33の開口34の上方に位置するエアバッグ10の折畳部位18bを押し上げる(図12参照)。そして、押し上げられたエアバッグ10の折畳部位18bにより、エアバッグカバー50のドア部52,53が開き、開いたドア部52,53の開口部位51aから、押し上げられたエアバッグ10の折畳部位18bが突出し(図13参照)、エアバッグ10が、全体の折りを解消しつつ展開して、図1の二点鎖線や図13の実線に示すように、膨張を完了させることとなる。
このエアバッグ10の膨張時には、バッグ支持材20のガス案内筒部30が、エアバッグ10の流入用開口12に嵌められてエアバッグ10内に挿入されていることから、エアバッグ10の流入用開口12の内周側がガス案内筒部30に塞がれた状態となり、膨張用ガスGの漏れが防止され、そして、折り畳まれたエアバッグ10としての折畳体18の底面18a側の連結部15がねじ部材37を利用してバッグ支持材20の支持盤部21に連結されて、流入用開口12が支持盤部21からの離隔を抑制されていることから、エアバッグ10の流入用開口12が支持盤部21から離れるようにずれても、流入用開口12自体は、ガス案内筒部30に塞がれた状態を維持しつつ、ガス案内筒部30の外周(外周面32)側でずれるだけであり、膨張用ガスGの漏れが抑制される。さらに、ガス案内筒部30は、流入用開口12に挿入されたインフレーター40の本体部41より、エアバッグカバー50側へ長い長さ寸法を有するように、支持盤部21から高い突出高さH1として、配設されており、流入用開口12がガス案内筒部30から外れる事態を招かないことから、膨張用ガスGの漏れを確実に抑制できて、エアバッグ10の流入用開口12の安定したシール性を、容易に、確保可能となる。
すなわち、実施形態のエアバッグ装置Mでは、流入用開口12にバッグ支持材20のガス案内筒部30を嵌めることによって、エアバッグ10のシール性を確保し、そして、折り畳まれたエアバッグ10の底面18a側を、単に、バッグ支持材20の支持盤部21から離れないように、支持盤部21に連結させるだけでよく、この連結状態は、流入用開口12の周縁13の全周をシール性を確保しつつ支持盤部21に連結させるのではなく、エアバッグ10の底面18a側を部分的に連結させればよいことから、所定の連結片17を支持盤部21に係止させたり、あるいは、所定の紐やベルト等で支持盤部21側を包む等して、簡便に、連結させることができる。
また、ガス案内筒部30が、流入用開口12に挿入されたインフレーター40の本体部41より長く配設されて、本体部41の外周面41c側を覆っており、ガス吐出口42から吐出される直噴状態の膨張用ガスGは、ガス案内筒部30の内周面31に当たることとなって、直接、エアバッグ10に当たらないことから、エアバッグ10の耐熱性を向上させることもできる。
したがって、実施形態のエアバッグ装置Mでは、軽量化を図れる合成樹脂製のバッグ支持材20に対し、簡便に、シール性を確保して、エアバッグ10を連結させることができ、さらに、エアバッグ10の耐熱性も向上させることができる。
そして、実施形態のエアバッグ装置Mでは、バッグ支持材20が、支持盤部21に、曲げ剛性を高める補強用リブ25を配設させて、構成されている(図6,7参照)。
そのため、実施形態では、バッグ支持材20の支持盤部21が、補強用リブ25により、曲げ剛性を高めることができて、折り畳まれたエアバッグ10の底面18a側の支持を安定させることができて、エアバッグ10を円滑に展開膨張させることができる。
さらに、実施形態のエアバッグ装置Mでは、エアバッグ10の連結部15が、元部15a側を、折り畳まれたエアバッグ10の底面18a側の流入用開口12の周縁13に結合させ、先端15b側を、流入用開口12の周囲の複数個所(実施形態では4箇所)で、支持盤部21側に連結させている。
そのため、実施形態では、図14に示すように、膨張用ガスGを流入させたエアバッグ10が、流入用開口12を支持盤部21から離れるようにガス案内筒部30の外周面32側でずれ移動させると、流入用開口12の周囲の複数(4箇所)の先端15b側を支持盤部21に連結させた連結部15が、元部15a側の流入用開口12の周縁13自体を引っ張って、流入用開口12の周縁13に、支持盤部21から離れた離隔部13aや支持盤部21に接近している近接部13bを生じさせて、流入用開口12の周縁13の周長を長くさせようとし、実質的に、流入用開口12の内周側を引っ張って絞ることとなり、その結果、流入用開口12の周縁13は、一層、ガス案内筒部30の外周面32に圧接させる状態となる。すなわち、上記のような構成では、ガス案内筒部30を嵌めていた流入用開口12の周縁13が、連結部15に引っ張られて、一層、ガス案内筒部30の外周面32側に圧接される状態となって、流入用開口12のシール性を向上させることができる。
さらに、実施形態では、インフレーター40が、本体部41の外周面41cにフランジ部43を突設させて構成され、バッグ支持材20へのインフレーター40の連結が、挿入用開口28の周囲で支持盤部21から下方に突出する複数(実施形態では4個)のねじ部材37をフランジ部43に貫通させ、かつ、各ねじ部材37にナット38を締結することにより、行われる構成として、エアバッグ10の連結部15が、先端15b側を、フランジ部43を貫通したねじ部材37に係止させるとともに、ナット38の締結により、インフレーター40のフランジ部43と共締めされて、支持盤部21側に連結される構成としている。
そのため、実施形態では、エアバッグ10の連結部15を、支持盤部21に連結させる際、インフレーター40を支持盤部21に連結させる各ねじ部材37に係止させ、ついで、それらのねじ部材37をインフレーター40のフランジ部43に貫通させて、各ねじ部材37にナット38を締結すれば、エアバッグ10の連結部15の支持盤部21への連結作業を完了させ、かつ、インフレーター40の支持盤部21への連結作業も完了させることができる。そのため、バッグ支持材20の支持盤部21へのエアバッグ10やインフレーター40の連結構造に関し、連結手段としてのねじ部材37を共用できることから、簡便に構成することができ、また、バッグ支持材20の支持盤部21へのエアバッグ10やインフレーター40の連結作業も効率的に行うことができて、エアバッグ装置Mの組付作業を簡便に行える。
なお、上記の点を考慮しなければ、元部15a側を流入用開口12の周縁13に結合させた連結部15の先端15bを、別途、支持盤部21の下面側から下方に突出する連結部材27(図9のCの二点鎖線参照)に、連結させてもよい。
ちなみに、連結部15における流入用開口12を囲むように配設される複数の先端15b側を、支持盤部21に連結する場合には、支持盤部21が上面21a側で折り畳まれたエアバッグ10を支持することから、上面21a側でなく、下面側に、先端15b側を連結させる連結手段(先端15b側に係止孔17aや取付孔を設けて、係止孔17aを係止したり、あるいは、ボルト(ねじ部材37等)止めする等の手段)を設けることが望ましい。あるいは、連結部15の先端15b側を、支持盤部21の下面側を包むベルト状や紐状に形成して、挿入用開口28の両側で、支持盤部21を包んで、エアバッグ10をバッグ支持材20に連結する構成としてもよい。
また、流入用開口12の内周側が、ずれ移動しても、ガス案内筒部30の外周面32側への圧接状態を維持して、シール性を確保できれば、連結部15の元部15a側は、流入用開口12の周縁13から離れたエアバッグ10の底面18aの部位、あるいは、底面18a近傍の底面18aから立ち上るように配設される折畳体18の側面18d(図10参照)側に結合させてもよい。すなわち、連結部15は、エアバッグ10の底面18a側が支持盤部21の上面21aから離れ難ければ、折り畳まれたエアバッグ(バッグ本体11、折畳体18)10における底面18a自体でなくとも、底面18a近傍の側面18d側に結合されていてもよい。
さらに、実施形態のエアバッグ装置Mとしては、助手席用のものを例示したが、折り畳まれたエアバッグの流入用開口の内周側に、インフレーターの本体部を挿入させる構造とし、そして、折り畳まれたエアバッグの底面側を支持してエアバッグと連結され、かつ、インフレーターの本体部を挿入させる挿入用開口を有してインフレーターを連結保持するバッグ支持材を備えている構成のエアバッグ装置であれば、本発明は、助手席用に限定されず、運転席用、膝保護用等のエアバッグ装置に適用できる。
10…エアバッグ、12…流入用開口、13…(開口)周縁、15…連結部、15a…元部、15b…先端、17a…係止孔、18…折畳体、18a…底面、20…バッグ支持材、21…支持盤部、21a…上面、25…補強用リブ、28…挿入用開口、30…ガス案内筒部、31…内周面、32…外周面、37…ねじ部材、40…インフレーター、41…本体部、41a…上部、41b…(上端)上端面、41c…外周面、42…ガス吐出口、43…フランジ部、44…貫通孔、50…エアバッグカバー、52…(前)ドア部、53…(後)ドア部、
G…膨張用ガス、M…(助手席用)エアバッグ装置。

Claims (4)

  1. 膨張用ガスを流入させるための略円形の流入用開口を有して、膨張用ガスを流入させて膨張するエアバッグと、
    膨張用ガスを吐出するガス吐出口を略円柱状の本体部の上部外周側に配設させたインフレーターと、
    折り畳まれた前記エアバッグにおける前記流入用開口の周縁を含めた底面側を支持し、かつ、前記本体部の上部側を下方から前記流入用開口内に挿入可能な挿入用開口を有して、前記インフレーターと連結される合成樹脂製のバッグ支持材と、
    折り畳まれた前記エアバッグを覆い、膨張時の前記エアバッグに押されて開くドア部を有したエアバッグカバーと、
    を備えて構成されるエアバッグ装置であって、
    前記バッグ支持材が、
    折り畳まれた前記エアバッグにおける前記流入用開口の周縁の底面側を支持し、かつ、膨張時の前記エアバッグの前記底面側と連結される支持盤部と、
    折り畳まれた前記エアバッグの前記流入用開口に嵌めて前記エアバッグ内に挿入され、かつ、前記流入用開口内に挿入された前記インフレーターの前記本体部の外周側を、前記ガス吐出口から吐出する膨張用ガスを上方側に案内可能な隙間を開けて、覆うように、前記挿入用開口の周縁から前記本体部の上端を越えて、前記エアバッグカバー側の上方へ延びる略円筒状のガス案内筒部と、
    を備えて構成され、
    前記エアバッグが、折り畳まれた底面側に、前記支持盤部に連結される連結部を備えて構成されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記バッグ支持材が、前記支持盤部に、曲げ剛性を高める補強用リブを配設させて、構成されていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグの前記連結部が、元部側を、折り畳まれた前記エアバッグの底面側の前記流入用開口の周縁に結合させ、先端側を、前記流入用開口の周囲の複数個所で、前記支持盤部側に連結させる構成としていることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記インフレーターが、前記本体部の外周面にフランジ部を突設させて構成され、
    前記バッグ支持材への前記インフレーターの連結が、前記挿入用開口の周囲で前記支持盤部から下方に突出する複数のねじ部材を前記フランジ部に貫通させ、かつ、前記各ねじ部材にナットを締結することにより、行われる構成として、
    前記エアバッグの前記連結部が、先端側を前記フランジ部を貫通した前記ねじ部材に係止させるとともに、前記ナットの締結により、前記インフレーターの前記フランジ部と共締めされて、前記支持盤部側に連結される構成としていることを特徴とする請求項3に記載のエアバッグ装置。
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