JPH106992A - 列車位置検出方法 - Google Patents

列車位置検出方法

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JPH106992A
JPH106992A JP16273896A JP16273896A JPH106992A JP H106992 A JPH106992 A JP H106992A JP 16273896 A JP16273896 A JP 16273896A JP 16273896 A JP16273896 A JP 16273896A JP H106992 A JPH106992 A JP H106992A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基地局における移動局の電界強度から、列車
位置を確認する確認システムにおいて、正確に列車位置
を判別する。 【解決手段】 基地局6は、列車2に搭載された移動局
4の受信電界強度を計測し、中央装置12に通知する。
中央装置12は、それらの電界値から最も強度の高い基
地局を検出し、その基地局の近傍に列車が位置している
と判断し、表示装置10に表示させる。一方、複数の基
地局からの電界値が同一となった場合、それらの基地局
に対しポーリング信号を送出し、その応答信号の強度を
比較する。そして、その応答信号の強度が最も大きい基
地局を検出し、その基地局近傍に列車が位置していると
して列車位置を特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列車無線システム
を用いて列車の位置を検出する列車位置検出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】列車の無線システムは、各列車に移動局
を搭載し、複数の基地局を線路に沿って設置し、移動局
から発信される信号を移動局、すなわち列車に最も近い
位置にある基地局で受信し、またその基地局から列車に
向けて送信し、移動中の列車と中央指令室等との間での
通信を行う。
【0003】この無線システムを用いた列車位置検出装
置としては、列車から発信された電波の電界強度を基地
局で計測し、その計測値を指令室の列車無線中央装置に
送信し、列車無線中央装置において送信されてきた電界
強度から最も強度の大きい基地局を選択し、その基地局
の近傍に列車が位置していると判断していた。
【0004】また、特開平1−194526号公報に
は、駅固有の音波発生装置を設置し、その音波に対応す
る情報を車上無線装置により基地局に送信し列車位置を
判定する列車位置検知システムが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の列車無線システムを用いた列車位置検出は、各
基地局が受信した電界の強度に基づいて列車位置を判断
しているため、列車からの電波を受信した基地局での受
信強度が複数の基地局で同一電界値を示した場合、基地
局を一つに特定することができず、中央制御装置に近い
基地局を無条件に列車に最も近い基地局であると判断し
ていた。そのため、検出された列車位置と、実際の列車
の位置との間に誤差が発生する問題があった。
【0006】また特開平1−194526号に開示され
ている列車位置検知システムは、駅固有の音波を発生す
る音波発生装置等を新たに用意し、設置しなければなら
ず、列車無線システムとは別に設備を設けなければなら
ないという問題があった。
【0007】また、列車の運行に遅れが生じた場合、遅
れが生じた列車の移動局との連絡に際して従来は時刻表
に基づいて列車位置の推定を行い、推定に基づいて列車
の近傍に位置する基地局が含まれるゾーンを指定して通
信を行うようにしていたため、実際に列車が存在する位
置と異なるゾーンを指定し、空呼出しとなることがあっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、移動局からの電波の電界値を検出し、最大
値を検出した基地局の付近に移動局、すなわち列車が存
在していると判断するようにした列車位置検出システム
において、複数の基地局で同一の電界強度が検出された
場合、中央制御装置はそれら最大値を示した同一電界値
の基地局に対しポーリング信号を送出し、ポーリング信
号に対して移動局からの応答信号の電界値の比較を行な
い、これらから最も電界強度の大きい基地局を選択する
こととして列車位置検出方法を構成した。これにより、
実際に移動局の存在する基地局を絞り込み、列車無線シ
ステムを用いて列車の位置を正確に判定することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の列車位置検出方法
の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明の実施の一形態を示すブロ
ック図である。
【0011】図1に示す列車無線システムは、各列車2
に搭載されている移動局4と、線路に沿って設置された
複数の基地局6と、指令卓8と、表示部10と、中央装
置12等から構成されている。表示部10は、表示機能
の他、入力信号を処理する信号処理部22、列車の位置
を管理する位置管理部23、表示内容を適宜制御する表
示制御部24等から構成されている。中央装置12は、
通話制御部17と、SV/RC制御部18等から構成さ
れている。
【0012】基地局6は、ゾーン14毎に分割してあ
り、中央装置12からの指示は各ゾーン14を基準とし
て行なうようになっている。移動局4は、各列車にそれ
ぞれ搭載され、基地局6を介して指令卓8との間で通信
を行なう。通常の無線通信中において、基地局6が移動
局4からの送信電波を受けると受信電界強度を計測し中
央装置12に計測した自局の電界値を送る。具体的に
は、中央装置12から複数の基地局6を介して、複数の
ゾーン14内の移動局4へ下り信号でポーリングし、ポ
ーリング信号を受信した移動局4は、自局の列車番号、
移動局搭載位置情報、走行、その他の情報をポーリング
応答信号として基地局6へ上り信号で送信する。基地局
6は応答信号の受信電界強度を計測し、中央装置12に
自局での受信電界強度の値を通知する。中央装置12
は、送られた電界値の中から最も電界値の大きい基地局
4の近くに列車2が存在していると判断し、結果を表示
部10へ送る。表示部10では、該当列車番号をその基
地局6の位置に表示する。
【0013】一方、複数の基地局6において計測した受
信電界強度が同一の値となった場合、中央装置12は同
一の電界値を通知した基地局6に対してポーリング信号
を送出する。ポーリング信号は、中央装置12から最も
遠い基地局6に最初に送信し、順次近づける。
【0014】中央装置12は、最初の基地局6から受信
電界強度を受けるとその値を保持し、次の基地局6にポ
ーリング信号を送出する。その基地局6から受信電界強
度を受けるとその値を保持しその応答電界値を前者と比
較し、大きい方を残す。これらの処理を同一受信電界を
受けた基地局に対して全て行う。これにより、最も強度
の強い基地局6を検出し、実際の移動局4が存在する基
地局6を識別する。
【0015】このようにして通常の通信において同一の
受信電界値となった基地局6の全てにポーリング信号を
送出し、その応答信号の電界強度を比較し、最も電界強
度の大きい基地局6を検出したなら、その基地局6の付
近に列車2が存在していると判断する。
【0016】列車2の位置がポーリング信号送出によっ
て確認されたなら、指令卓16の表示部10では、中央
装置12のSV/RC制御部18から信号処理部22へ
ポーリング応答信号の基地局番号と受信電界値が送ら
れ、位置管理部23で列車2の以前の基地局番号とポー
リング応答信号の基地局番号を比較が行われる。この値
が異なっていた場合には表示制御部24に対し位置の変
化が発生したことを伝え、表示の更新を行う。
【0017】このように、複数の基地局6において移動
機4からの電波の電界強度が等しくなった場合でも、列
車無線システムを用いて列車2の位置を基地局6を単位
として正確に判別することができる。
【0018】図2に本発明にかかる列車位置確認動作の
一例のフローチャートを示す。
【0019】まず、基地局6が、移動局4からの電波の
電界強度を検出し(F−1)、その値を中央装置12に
送信する。中央装置12では、各基地局6における電界
強度を比較し(F−2)、そのうちの最大値を選択し、
最大値を示した基地局6が複数か否か判別する(F−
3)。最大値を示す基地局6が単数のときは、その最大
値の基地局6の近傍に列車2が位置していると判断し
(F−4)、基地局を表示装置に表示する(F−5)。
【0020】一方、最大値を示す基地局6が複数存在す
るときは、それら最大値を示した基地局6に対して中央
装置12から遠い側から順次ポーリング信号を送信し
(F−6)、移動局4からの応答信号の電界強度を検出
する(F−7)。応答信号の内から最大の電界強度を示
した基地局6を選択し(F−8)、最大値を示した基地
局6の近傍に列車2が位置していると判断する。更に、
その判断結果と表示部10に表示されている内容と異な
っている場合には、表示部10の表示内容を新たに求め
られた基地局6に変更する。
【0021】尚、無線通信する列車は、一便に限らず複
数の列車が同時に走行している場合も同様にして処理す
ることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、列車に搭載されている移動局
からの電界強度を検出し、最大電界強度を示した移動局
が複数存在した場合には、これら移動局に対してポーリ
ング信号を発し、各移動局からの応答信号の強度を検出
して最大強度を検出するようにしたので、正確に列車位
置を検出し、中央装置においてその列車位置を表示させ
ることができる。
【0023】又、これにより列車無線を利用する場合に
確実なゾーンの選択呼出しができ、列車が位置していな
いゾーンに呼出しを行う空呼出しを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置検出方法を実施する装置の構成図
である。
【図2】動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 列車 4 移動局 6 基地局 10 表示部 12 中央装置 16 指令卓 17 通話制御部 18 SV/RC制御部 22 信号処理部 23 位置管理部 24 表示制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各列車に搭載された移動局と、該移動局
    に対応する複数の基地局と、指令卓と、前記基地局を複
    数のゾーンに分割したゾーン構成により集中制御する列
    車無線中央装置とから構成される列車無線システムにお
    いて、 運用中に前記中央装置から運行中の複数の移動局に対し
    て授受されるポーリング信号を使用して、前記移動局の
    位置を検出することを特徴とする列車位置検出方法。
  2. 【請求項2】 前記移動局からの電波の受信電界強度が
    複数の基地局において同一の値となった場合、同一の電
    界強度となった基地局にポーリング信号を送信し、移動
    局からのポーリングの応答電界強度を検出し、応答の電
    界強度が最大となった基地局の近傍に列車が位置してい
    ると判断することとしたことを特徴とする請求項1に記
    載の列車位置検出方法。
  3. 【請求項3】 前記移動局からの電波の受信電界強度が
    複数の基地局において同一の値となった場合、電界強度
    が同一となった前記基地局のうち前記中央装置に対し最
    も遠い基地局を順次選択し、該選択した基地局にポーリ
    ング信号を該選択順に発信して該基地局における応答電
    界強度を検出し、検出された各電界値を比較して最大の
    電界強度を計測した基地局の近傍に列車が位置している
    と判断することとしたことを特徴とする請求項2に記載
    の列車位置検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103010265A (zh) * 2012-11-28 2013-04-03 北京交通大学 适用于cbtc系统的静止列车定位方法
CN106428122A (zh) * 2016-09-26 2017-02-22 北京交通大学 基于车地无线通信设备信号强度的列车定位方法

Cited By (3)

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CN103010265A (zh) * 2012-11-28 2013-04-03 北京交通大学 适用于cbtc系统的静止列车定位方法
CN103010265B (zh) * 2012-11-28 2015-08-05 北京交通大学 适用于cbtc系统的静止列车定位方法
CN106428122A (zh) * 2016-09-26 2017-02-22 北京交通大学 基于车地无线通信设备信号强度的列车定位方法

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