JPH098815A - 無線lanシステム - Google Patents

無線lanシステム

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Publication number
JPH098815A
JPH098815A JP7157411A JP15741195A JPH098815A JP H098815 A JPH098815 A JP H098815A JP 7157411 A JP7157411 A JP 7157411A JP 15741195 A JP15741195 A JP 15741195A JP H098815 A JPH098815 A JP H098815A
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JP
Japan
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terminal
base station
transmission
wireless
data
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7157411A
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English (en)
Inventor
Masatsugu Takahashi
昌嗣 高橋
Hideki Kochii
秀樹 小知井
Fumihisa Shimono
文久 下野
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 隠れ端末からの送信による無線区間の衝突を
防止し、通信効率を向上させる。 【構成】 基地局端末2はタイマ部24が一定時間を計
数する毎に制御部26の制御で電波送受信部27からビ
ーコンを送信する。無線端末1は電波送受信部16がビ
ーコンを受信すると、受信電波レベル測定部11でその
ビーコンのレベルを測定する。制御部15は測定結果を
基に自局が隠れ端末エリア内に設置されていると判断す
ると、電波送受信部16から基地局端末2に隠れ端末エ
リアに設置されていることを通知し、アクセス方式切替
部14を制御してTDMA方式制御部13の制御で基地
局端末2との間のデータ通信を行う。基地局端末2は無
線端末1からの通知を受信すると、通知内容を隠れ端末
登録部25に登録し、登録完了をTDMA方式制御部2
2の制御で無線端末1に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線LANシステムに関
し、特に複数の無線端末と1つの基地局端末との間で無
線にてデータの送受信を行う無線LAN(ローカルエリ
アネットワーク)システムのアクセス方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無線LANシステムにお
いては、送信を行う無線端末が送信前に他の無線端末と
基地局端末との間でデータの送受信が行われているかど
うかを検出し、他の無線端末と基地局端末との間でデー
タの送受信が行われていないと判断した時に基地局端末
に対してデータの送信を行うというCSMA(Carr
ier Sense Multiple Acces
s:キャリア検知多重アクセス)方式で、複数の無線端
末と基地局端末との間におけるデータの送受信を行う方
法がある。
【0003】この方法の場合には、基地局端末及び他の
無線端末各々からの送信信号を共に受信できる位置にあ
る無線端末だけでなく、基地局端末からの送信信号を受
信することはできるが、他の無線端末からの送信信号を
受信することができない位置にある無線端末が存在す
る。ここで、基地局端末からの送信信号を受信すること
はできるが、他の無線端末からの送信信号を受信するこ
とができない位置にある無線端末を隠れ端末という。
【0004】隠れ端末が存在する場合には、他の無線端
末が基地局端末とデータの送受信を行っていても、その
データの送受信を検知することができないために隠れ端
末から基地局端末にデータの送信が行われることがあ
る。すると、その隠れ端末からの送信によって他の無線
端末と基地局端末との間で行われているデータの送受信
が妨げられることになる。
【0005】これを防ぐため、特開平5−260051
号公報に開示された技術では、データパケットを送信す
る前にチャネルトーンの状態からメッセージチャネルの
状態を判断した後、パケットデータの送信を行うことで
送信の衝突を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の無線L
ANシステムでは、データパケットを送信する前にチャ
ネルトーンの状態からメッセージチャネルの空き状態を
判断した後、パケットデータの送信を行うことで送信の
衝突を防止している。
【0007】すなわち、メッセージチャネルが空いてい
ると判断した場合にはチャネルトーン上りを送信し、そ
のチャネルトーン上りに応答して中央局から送られてく
るチャネルトーン下りを受信した後にメッセージチャネ
ルでパケットデータ送信を行っているので、チャネルト
ーン上り送信時の衝突防止を図ることができず、しかも
パケットデータを送信する毎にチャネルトーンの送受を
行うために通信効率の低下を招いてしまう。
【0008】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、隠れ端末からの送信による無線区間の衝突を防止
することができ、通信効率を向上させることができる無
線LANシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による無線LAN
システムは、複数の無線端末と基地局端末との間で無線
にてデータの送受信を行う無線LANシステムであっ
て、前記基地局端末との間で前記データの送受信を時分
割で行う時分割多重アクセス方式により前記データの送
受信を行う第1の送受信手段と、前記基地局端末との間
で前記データの送受信を他の端末装置と前記基地局端末
との間で前記データの送受信が行われていないことを確
認して行うキャリア検知多重アクセス方式により前記デ
ータの送受信を行う第2の送受信手段と、前記基地局端
末からの送信信号の受信レベルを基に前記第1及び第2
の送受信手段のうちのいずれを使用するかを決定する決
定手段と、前記決定手段で前記第1の送受信手段を使用
すると決定した時にその旨を前記基地局端末に通知する
通知手段とを前記複数の無線端末各々に備え、前記通知
手段から前記第1の送受信手段の使用が通知された無線
端末との間で前記時分割多重アクセス方式により前記デ
ータの送受信を行う第3の送受信手段と、前記通知手段
から前記第1の送受信手段の使用が通知されない無線端
末との間で前記キャリア検知多重アクセス方式により前
記データの送受信を行う第4の送受信手段とを前記基地
局端末に備えている。
【0010】本発明による他の無線LANシステムは、
上記の構成のほかに、前記通知手段から前記第1の送受
信手段の使用が通知された無線端末の識別情報を格納す
る格納手段と、前記格納手段に格納された前記識別情報
を基に前記第3及び第4の送受信手段の切替制御を行う
制御手段とを前記基地局端末に具備している。
【0011】
【作用】複数の無線端末と基地局端末との間で無線にて
データの送受信を行う無線LANシステムにおいて、無
線端末と基地局端末との間でのデータの送受信を時分割
で行うTDMA方式によりデータの送受信を行うTDM
A方式制御部と、無線端末と基地局端末との間でのデー
タの送受信を他の端末装置と基地局端末との間でのデー
タの送受信が行われていないことを確認して行うCSM
A方式によりデータの送受信を行うCSMA方式制御部
とを複数の無線端末及び基地局端末各々に設ける。
【0012】基地局端末からの送信信号の受信レベルを
受信電波レベル測定部で測定し、その測定結果を基にT
DMA方式制御部を使用すると制御部で決定した時にそ
の旨を基地局端末に通知し、制御部からTDMA方式制
御部の使用が通知された無線端末との間でTDMA方式
によりデータの送受信を行い、制御部からTDMA方式
制御部の使用が通知されない無線端末との間でCSMA
方式によりデータの送受信を行う。
【0013】これによって、隠れ端末からの送信による
無線区間の衝突を防止することができ、通信効率を向上
させることができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、本発明の一実施例による無
線LAN(ローカルエリアネットワーク)システムは無
線端末1と基地局端末2とから構成され、無線端末1と
基地局端末2とは無線を介して互いにデータの送受信を
行っている。ここで、図1においては無線端末1を1つ
だけ図示しているが、基地局端末2との間では無線端末
1と同様の構成の複数の無線端末とデータの送受信を行
っているものとする。
【0016】無線端末1は受信電波レベル測定部11
と、CSMA(Carrier Sense Mult
iple Access:キャリア検知多重アクセス)
方式制御部12と、TDMA(Time Divisi
on Multiple Access:時分割多重ア
クセス)方式制御部13と、アクセス方式切替部14
と、制御部15と、電波送受信部16と、アンテナ17
とから構成されている。
【0017】基地局端末2はCSMA方式制御部21
と、TDMA方式制御部22と、アクセス方式切替部2
3と、タイマ部24と、隠れ端末登録部25と、制御部
26と、電波送受信部27と、アンテナ28とから構成
されている。
【0018】基地局端末2においてはタイマ部24が予
め設定された一定時間毎に時間が経過したことを制御部
26に通知すると、制御部26の制御で電波送受信部2
7からビーコン[基地局端末ID(識別情報)、送信電
波レベル、送受信可能な電波レベル、時間等からなる制
御データ]が送信される。
【0019】無線端末1においては電波送受信部16が
基地局端末2からのビーコンを受信すると、受信電波レ
ベル測定部11でそのビーコンのレベルを測定する。制
御部15は受信電波レベル測定部11で測定されたビー
コンのレベルを基に自局が他の無線端末(図示せず)及
び基地局端末2各々からの送信信号を共に受信できる基
地局端末エリア内に設置されているか、あるいは基地局
端末2からの送信信号を受信することはできるが、他の
無線端末からの送信信号を受信することができない隠れ
端末エリア内に設置されているのかを判断する。
【0020】制御部15は自局が基地局端末エリア内に
設置されていると判断すると、アクセス方式切替部14
を制御してCSMA方式制御部12に接続し、基地局端
末2との間のデータ通信をCSMA方式制御部12の制
御で行う。
【0021】一方、制御部15は自局が隠れ端末エリア
内に設置されていると判断すると、電波送受信部16か
ら基地局端末2に制御データ[無線端末ID(識別情
報)からなる]を送り、自局が隠れ端末エリアに設置さ
れていることを基地局端末2に通知する。その後に、制
御部15はアクセス方式切替部14を制御してTDMA
方式制御部13に接続し、基地局端末2との間のデータ
通信をTDMA方式制御部13の制御で行う。
【0022】基地局端末2においては電波送受信部27
で自局が隠れ端末エリアに設置されていることを示す無
線端末1からの通知を受信すると、制御部26で無線端
末1からの通知の内容を解読し、その通知の内容の無線
端末ID等を隠れ端末登録部25に登録する。
【0023】制御部26は無線端末1の無線端末IDを
隠れ端末登録部25に登録すると、アクセス方式切替部
23を制御してTDMA方式制御部22に接続し、無線
端末1との間のデータ通信をTDMA方式制御部13の
制御で行うよう切替えるとともに、登録が完了したこと
をTDMA方式制御部13の制御で電波送受信部27か
ら無線端末1に通知する。
【0024】これによって、無線端末1が基地局端末エ
リアに位置する場合には、その無線端末1と基地局端末
2との間のデータ通信が、無線端末1のCSMA方式制
御部12及び基地局端末2のCSMA方式制御部21各
々の制御によるCSMA方式によって行われる。
【0025】また、無線端末1が隠れ端末エリアに位置
する場合には、その無線端末1と基地局端末2との間の
データ通信が、無線端末1のTDMA方式制御部13及
び基地局端末2のTDMA方式制御部22各々の制御に
よるTDMA方式によって行われる。したがって、隠れ
端末エリアに位置する無線端末1と基地局端末2との間
のデータ通信が無線区間で衝突が起こらないTDMA方
式によって行われるので、隠れ端末からの送信による無
線区間での衝突を防止することができる。
【0026】図2(a)は本発明の一実施例によるサー
ビスエリアを示す図であり、図2(b)は従来例による
サービスエリアを示す図である。これらの図2(a),
(b)を用いて無線端末と基地局端末との間の送受信可
能範囲について説明する。
【0027】従来、無線LANシステムで採用される代
表的なアクセス方式としてCSMA方式がある。このC
SMA方式では送信の際、使用するチャネルをセンス
し、チャネルの空き状態を判断し、チャネルが空き状態
であると判断した時に送信を行っている。
【0028】しかしながら、CSMA方式において隠れ
端末である無線端末では他の無線端末の送信を受信する
ことができないので、その時点でチャネルをセンスして
も空き状態と判断して送信を行ってしまうため、無線空
間で衝突が発生してしまう。
【0029】すなわち、図2(b)に示すように、基地
局端末BSのサービスエリア(半径r)内に無線端末T
1〜T3が存在する場合、無線端末T1,T2は基地局
端末BS及び無線端末T1〜T3の送信を受信すること
ができる。
【0030】これに対し、無線端末T3は基地局端末B
Sの送信を受信することはできるが、無線端末T1の送
信を受信することができない。そのため、無線端末T3
は無線端末T1が基地局端末BSとの間でチャネルを使
用していても、それを検出することができず、チャネル
を空き状態と判断して送信を行ってしまう。
【0031】これに対し、本発明の一実施例では基地局
端末BSを中心として半径r/2のエリアを基地局端末
エリアaとし、基地局端末BSを中心とした半径rのエ
リアのうち無線端末T1を中心とした半径rのエリアと
の重なり部分を除いたエリアを隠れ端末エリアbとす
る。
【0032】基地局端末BSは一定時間毎にビーコンを
送信しており、サービスエリア(基地局端末BSを中心
とした半径rのエリア)内の各無線端末T1〜T3は送
信動作を開始する前にそのビーコンを受信してその受信
電波レベルを測定する。
【0033】各無線端末T1〜T3は測定したビーコン
の受信電波レベルに基づいて、自局が基地局端末エリア
a内に設置されているのか、あるいは隠れ端末エリアb
内に設置されているのかを判断する。
【0034】基地局端末エリアa内に設置されていると
判断した無線端末T1,T2は基地局端末BSとのデー
タ通信にCSMA方式を使用する。これに対し、隠れ端
末エリアb内に設置されていると判断した無線端末T3
は基地局端末BSとのデータ通信にTDMA方式を使用
することをCSMA方式を使用して基地局端末BSに通
知し、自局のアクセス方式をCSMA方式からTDMA
方式に切替える。
【0035】基地局端末BSではデータ通信にTDMA
方式を使用することを通知してきた無線端末T3の無線
端末ID(サービスエリア内の無線端末で設定されるユ
ニークな番号)を登録し、登録したことをTDMA方式
を使用して無線端末T3に通知する。
【0036】これによって、基地局端末エリアa内に設
置されている無線端末T1,T2は基地局端末BSとの
通信にCSMA方式を使用し、隠れ端末エリアb内に設
置されている無線端末T3は基地局端末BSとの通信に
TDMA方式を使用するので、隠れ端末からの送信によ
る無線区間での衝突を防止することができ、サービスエ
リア内の通信効率の向上を図ることができる。
【0037】図3は図2(a)の基地局端末エリアa内
に設置された無線端末T1,T2のデータ送受信動作の
シーケンスを示す図であり、図4は図2(a)の隠れ端
末エリアb内に設置された無線端末T3のデータ送受信
動作のシーケンスを示す図である。これら図1〜図4を
用いて本発明の一実施例によるデータ送受信動作につい
て説明する。
【0038】基地局端末2の制御部26はタイマ部24
から一定時間毎に時間が経過したことが通知されると、
電波送受信部27からビーコンを送信する(図3ステッ
プS1)。
【0039】基地局端末エリアa内に設置された無線端
末1では電波送受信部16が基地局端末2からのビーコ
ンを受信すると(図3ステップS11)、受信電波レベ
ル測定部11でそのビーコンのレベルを測定する(図3
ステップS12)。
【0040】制御部15は受信電波レベル測定部11で
測定されたビーコンのレベルを基に自局が基地局端末エ
リアa内に設置されているか否かを判断する(図3ステ
ップS13)。
【0041】制御部15は自局が基地局端末エリアa内
に設置されていると判断すると、アクセス方式切替部1
4を制御してCSMA方式制御部12に接続し、基地局
端末2との間のデータ通信をCSMA方式制御部12の
制御で行う(図3ステップS14)。基地局端末2でも
CSMA方式制御部21の制御で無線端末1とのデータ
通信が行われる(図3ステップS2)。
【0042】一方、制御部15は自局が基地局端末エリ
アa内に設置されていないと判断すると、つまり自局が
隠れ端末エリアb内に設置されていると判断すると、電
波送受信部16から基地局端末2に制御データを送り、
自局が隠れ端末エリアbに設置されていることを基地局
端末2に通知する(図4ステップS15)。
【0043】その後に、制御部15はアクセス方式切替
部14を制御してTDMA方式制御部13に接続し、基
地局端末2との間のデータ通信をCSMA方式制御部1
2の制御からTDMA方式制御部13の制御に切替える
(図4ステップS16)。
【0044】基地局端末2においては電波送受信部27
で自局が隠れ端末エリアbに設置されていることを示す
無線端末1からの通知を受信すると、制御部26で無線
端末1からの通知の内容を解読し、その通知内の無線端
末1の無線端末ID等を隠れ端末登録部25に登録する
(図4ステップS3)。
【0045】制御部26は無線端末1の無線端末IDを
隠れ端末登録部25に登録すると、アクセス方式切替部
23を制御してCSMA方式制御部21の制御からTD
MA方式制御部22の制御に切替え、登録が完了したこ
とを電波送受信部27から無線端末1に通知する(図4
ステップS4)。
【0046】無線端末1は基地局端末2から登録完了の
通知を受信すると、基地局端末2とのデータ通信をTD
MA方式制御部13の制御によってTDMA方式で行う
(図4ステップS17)。基地局端末2では無線端末1
との間のデータ通信をTDMA方式制御部22の制御に
よってTDMA方式で行う(図4ステップS5)。
【0047】これによって、無線端末1が基地局端末エ
リアaに位置する場合には、その無線端末1と基地局端
末2との間のデータ通信が、無線端末1のCSMA方式
制御部12及び基地局端末2のCSMA方式制御部21
各々の制御によるCSMA方式によって行われる。
【0048】また、無線端末1が隠れ端末エリアbに位
置する場合には、その無線端末1と基地局端末2との間
のデータ通信が、無線端末1のTDMA方式制御部13
及び基地局端末2のTDMA方式制御部22各々の制御
によるTDMA方式によって行われる。したがって、隠
れ端末エリアbに位置する無線端末1と基地局端末2と
の間のデータ通信が無線区間で衝突が起こらないTDM
A方式によって行われるので、隠れ端末からの送信によ
る無線区間での衝突を防止することができる。
【0049】このように、複数の無線端末1(T1〜T
3)と基地局端末2(BS)との間で無線にてデータの
送受信を行う無線LANシステムにおいて、無線端末1
と基地局端末2との間でのデータの送受信を時分割で行
うTDMA方式によりデータの送受信を行うTDMA方
式制御部13,22と、無線端末1と基地局端末2との
間でのデータの送受信を他の端末装置と基地局端末2と
の間でのデータの送受信が行われていないことを確認し
て行うCSMA方式によりデータの送受信を行うCSM
A方式制御部12,21とを設け、基地局端末2からの
送信信号の受信レベルを受信電波レベル測定部11で測
定し、その測定結果を基にTDMA方式制御部13を使
用すると制御部15で決定した時にその旨を基地局端末
2に通知し、制御部15からTDMA方式制御部13の
使用が通知された無線端末1との間でTDMA方式によ
りデータの送受信を行い、制御部15からTDMA方式
制御部13の使用が通知されない無線端末1との間でC
SMA方式によりデータの送受信を行うことによって、
隠れ端末からの送信による無線区間の衝突を防止するこ
とができ、通信効率を向上させることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の無線端末と基地局端末との間で無線にてデータの送
受信を行う無線LANシステムにおいて、基地局端末と
の間でデータの送受信を時分割で行う時分割多重アクセ
ス方式によりデータの送受信を行う第1の送受信手段
と、基地局端末との間で前記データの送受信を他の端末
装置と前記基地局端末との間で前記データの送受信が行
われていないことを確認して行うキャリア検知多重アク
セス方式により前記データの送受信を行う第2の送受信
手段を複数の無線端末と基地局端末とに夫々設け、基地
局端末からの送信信号の受信レベルを基に第1の送受信
手段を使用すると決定した時にその旨を基地局端末に通
知し、第1の送受信手段の使用が通知された無線端末と
の間で時分割多重アクセス方式によりデータの送受信を
行い、第1の送受信手段の使用が通知されない無線端末
との間でキャリア検知多重アクセス方式によりデータの
送受信を行うことによって、隠れ端末からの送信による
無線区間の衝突を防止することができ、通信効率を向上
させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】(a)は本発明の一実施例によるサービスエリ
アを示す図、(b)は従来例によるサービスエリアを示
す図である。
【図3】図2(a)の基地局端末エリア内に設置された
無線端末のデータ送受信動作のシーケンスを示す図であ
る。
【図4】図2(a)の隠れ端末エリア内に設置された無
線端末のデータ送受信動作のシーケンスを示す図であ
る。
【符号の説明】
1,T1〜T3 無線端末 2,BS 基地局端末 11 受信電波レベル測定部 12,21 CSMA方式制御部 13,22 TDMA方式制御部 14,23 アクセス方式切替部 15,26 制御部 16,27 電波送受信部 17,28 アンテナ 24 タイマ部 25 隠れ端末登録部 a 基地局端末エリア b 隠れ端末エリア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線端末と基地局端末との間で無
    線にてデータの送受信を行う無線LANシステムであっ
    て、 前記基地局端末との間で前記データの送受信を時分割で
    行う時分割多重アクセス方式により前記データの送受信
    を行う第1の送受信手段と、前記基地局端末との間で前
    記データの送受信を他の端末装置と前記基地局端末との
    間で前記データの送受信が行われていないことを確認し
    て行うキャリア検知多重アクセス方式により前記データ
    の送受信を行う第2の送受信手段と、前記基地局端末か
    らの送信信号の受信レベルを基に前記第1及び第2の送
    受信手段のうちのいずれを使用するかを決定する決定手
    段と、前記決定手段で前記第1の送受信手段を使用する
    と決定した時にその旨を前記基地局端末に通知する通知
    手段とを前記複数の無線端末各々に有し、 前記通知手段から前記第1の送受信手段の使用が通知さ
    れた無線端末との間で前記時分割多重アクセス方式によ
    り前記データの送受信を行う第3の送受信手段と、前記
    通知手段から前記第1の送受信手段の使用が通知されな
    い無線端末との間で前記キャリア検知多重アクセス方式
    により前記データの送受信を行う第4の送受信手段とを
    前記基地局端末に有することを特徴とする無線LANシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記通知手段から前記第1の送受信手段
    の使用が通知された無線端末の識別情報を格納する格納
    手段と、前記格納手段に格納された前記識別情報を基に
    前記第3及び第4の送受信手段の切替制御を行う制御手
    段とを前記基地局端末に含むことを特徴とする請求項1
    記載の無線LANシステム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、予め設定された所定時
    間毎に前記第3及び第4の送受信手段の切替制御を行う
    よう構成したことを特徴とする請求項2記載の無線LA
    Nシステム。
JP7157411A 1995-06-23 1995-06-23 無線lanシステム Withdrawn JPH098815A (ja)

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